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特命リサーチ200X 忍び寄る放射線の恐怖。民生アパートの場合(番組の内容を書き出しました)

特命リサーチ200X 忍び寄る放射線の恐怖!


↑消されていましたw(゜o゜*)wマジ!?新しく探しました↓

特命リサーチ200X 忍び寄る放射線の恐怖! from nocountry on Vimeo.




「しかし、引っ越しのたびにわざわざ放射線を測定しなければならないような世の中にはなって欲しくないね」


この番組の一番最後のセリフです。
高濃度に汚染された汚泥が発見された時、
新築の鉄筋コンクリートのマンションやビルは注意がいるだろうと私は考えました。
コンクリートから放射線が発せられている家に住んでいたら大変だと思ったからです。
だけど、鉄骨も危険だったのですね。

思わず最後まで書き出してしまいました。

原発事故の前に作られた番組なのですが、
今の事と重ね合わせて、いろいろと考えさせられました。
原発事故の前に放送された番組だけに
放射能の恐さに関して正直に検証しているような気がします
セシウム137の恐さに関しても初めて知ったことも多かったと思います

続きを読むに内容を書き出しました。




1984年台湾台北市の中心部に「民生」という名のアパートが完成した。
7階建てのこの新築アパートは台湾ではよく見られるごく普通のアパートで、
完成とともに70世帯以上約300人がここに住むことになった。
当時30歳の呂明珠(リー・ミンツウ)さんもそのうちの一人だった。
彼女は、結婚後、夫と二人仲睦まじく新しい生活をスタートさせていた。

ところがそれから5年後、
リーさんは何故か身体にけだるさを感じることが多くなっていた。
最初は疲れがたまったのかと思い、なるべく体を休めるようにしていたが、
そのうちにだるさに加え、喉に何かが詰まったような感じがし始めたのである。
そしてそれは徐々に悪化し、ついには呼吸困難に陥るまでになってしまった。
夫に連れられ病院に行った彼女は、診察の結果思いもしなかった事実を知ることとなった。

なんと、リーさんの体は甲状腺がんに侵されていたことが明らかになったのである。

そしてさらに驚くべき事実が判明した。
「民生アパート」で甲状腺がんに罹っていたのはリーさんだけではなかったのだ。

1984年に民生アパートが出来て以来、
現在までの16年間に何と14人もの甲状腺がん患者がこのアパートから出ていたのだ。

甲状腺とは喉のすぐ下にある内分泌腺で、体の発育や新陳代謝を促すホルモンを分泌する働きをしている。
そして甲状腺がんは癌の中でも非常にまれにしか発生しない癌で、
日本では全人口に対し年間僅か13,000人で、0.0001%の発生率しかない。

ところが民生アパートではリーさんを含むおよそ300人のうち14人。
何と、4.7%という高い確率で甲状腺がんにかかっていたのである。
それは通常の4万7千倍という事になるのだ。

では、なぜこの民生アパートから甲状腺がんが集中して発生したのか?

現在甲状腺がんの原因は次のようなことが考えられている

甲状腺がんの原因1 遺伝子の異常
良心から譲り受けた甲状腺を作る遺伝子に異常があったために、甲状腺がんが発生するケース。

甲状腺がんの原因2 ヨードの不足
甲状腺はヨードという栄養素を取り込み、新陳代謝に欠かせない成長ホルモンを生成し分泌している。
通常ヨードは卵や昆布などからの食物方摂取することができるが、
このヨードが極度に不足した場合、甲状腺の機能に障害が起こり、
甲状腺にがんが発生することがあるのだ。
実際にドイツではヨードの不足により甲状腺がんになったという症例が数多く報告されている。

では、民生アパートの甲状腺がんの原因は、
これらの遺伝子の異常、あるいはヨードの不足によって引き起こされたものなのだろうか。

しかし、民生アパートで甲状腺がんになった14人の住民の間には全く血縁関係が無いため、
遺伝子の異常によって甲状腺がんが引き起こされたとは考えにくい。
また、彼らの食生活を調べたところ十分なヨードが取れていたことも明らかになった。
よって、ヨードの不足が原因となり甲状腺がんが引き起こされたとも考えにくい。

では、民生アパートの人達が甲状腺がんに侵されてしまった原因は一体何なのか

我々は甲状腺がんに詳しい、名古屋大学理学部の河田昌東博士を訪ねてみた。

河田昌東(名古屋大学理学部助教授):
台湾の民生アパートの人々の甲状腺がんの原因としては、大量の放射能が原因だと考えられます



放射能とはウランやラジウムなどの物質が自発的に放射線を出す性質や現象のことである。
そして、放射線とは放射能物質から名畑れる電磁波や高速粒子のことで、
アルファ線、ベータ線、ガンマ線、エックス線、中性子線の5つがある。

では、どれほどの量の放射線を浴びると人体に影響を及ぼすのか?

放射線の人体の受ける被ばく量はシーベルトという単位であらわされ、
被ばく量250ミリシーベルト以下では人体に対する影響はほとんどない。
そして、この被ばく量が500ミリシーベルトを超えると、白血球が一時的に減少することがあるが、
それも自然に回復するので人体に大きな影響はない。
しかし、1000ミリシーベルトを超えると吐き気や倦怠感といった症状が見られるようになり、
さらに、1500ミリシーベルトを超えると放射線宿酔(しゅくよい)という二日酔いに似た症状が現れ
そして、4000ミリシーベルトの放射線を浴びてしまった場合、細胞が変異したり死滅してしまうため
その後1か月以内に死亡する確率は50%
7000ミリシーベルト以上を浴びてしまうと死亡率はほぼ100%になると言われている。

もし、リーさん達の甲状腺がんの原因が強い放射線だとすれば
民生アパートの住民14人が同じ時期に甲状腺がんにかかってしまったことが説明できる。

では、リーさん達の甲状腺がんは強い放射線によってによって引き起こされたものなのだろうか?
強い放射線が原因となり、甲状腺がんを引き起こすケースには次の二つがあるという。

CASE1 内部被ばく
原子力施設等の爆発事故によって飛び散った放射性物質を体内に吸い込んでしまった場合、
甲状腺に放射性物質が溜まり、その結果、甲状腺がんになる。
この場合、体内に放射性物質が入り込んでいるので、
内部被ばく測定装置によって、その内部被ばくを測定することが出来る。

CASE2 外部被ばく
放射線を放つ物質に近づき、外側から強い放射線を浴びてしまった事で
甲状腺の細胞が傷つき、甲状腺がんが発生してしまうケースである
この場合白血球の染色体を調べ、染色体にどの程度異常が発生しているかを見る事で
被ばく量を推測することが出来る。

そして、1992年、リーさんら甲状腺がんにかかった民生アパートの住民14人の染色体を調べたところ
なんと、全員の染色体に異常が見られたのだ。

我々は実際に民生アパートの住民の染色体を検査した
台北市立仁愛病院の張武修(チャン・ウースイ)博士に話を聞いた。

張武修(チャン・ウースイ)博士:
染色体異常から推測すると最大600ミリシーベルトもの放射線を浴びたと考えられる患者さんもいました。
これは原子力発電所の爆発事故等に居合わせたという事でもない限りあり得ない被ばく量です。

張武修(チャン・ウースイ)博士によれば、なんとリーさん達は
原発事故に巻き込まれてしまった程の極めて強い放射線を浴びていたというのだ。
しかし、調査の結果、この当時原子力施設等の爆発事故は、民生アパートの付近は勿論
台湾のどこにも起きていなかったのである。

では、リーさん達民生アパートの14人が大量に浴びていた放射線は一体どこから放たれていたのだろうか?
そして、なぜ民生アパートの住民だけが原発事故にも匹敵する放射線を浴びてしまったのだろうか?

ーーー

そんなに強い放射線を浴びているのなら、それを発生させる原因が何処かにあるはずじゃないか

それが・・見つからないんです。

近くにこれだけの被害を発生させるような強い放射線を発生させる施設は見当たりません
それになぜ、あのアパートの住民だけが被ばくしたのか

ありえないということか・・

すみません、何か仮説でも考えられれば良かったんですが

もしかしたら二人とも、放射性物質は原子力などの特×な場所にだけあると思いこんでいませんか?

えっ?
違うんですか?
なにか思い当る事でもあるのか?

ええ、放射性物質は意外な場所に存在することがあるんです

意外な場所?


ーーー忍び寄る放射線の恐怖ーーー

放射線物質による被ばく事故は、放射性物資を扱った特殊な場所でのみ発生すると思われている。
しかし、実は放射性物質は身近な場所にも存在し、
我々が気づかない間に細胞を破壊していることもあるのだ



放射能事故ファイル1  ブラジル 
デバイル・アウベス・フェヘイラ(廃品回収業者)さん

1987年9月、ブラジル・ゴイアニア市
悲劇は廃品回収者デバイルのもとに若者たちがある廃品を持ち込んだことから始まった

「100クルザード払おう」
「それじゃ少ないよ」
「しょうがないな、それじゃ120だ。どうした、二人とも顔色悪いぞ」

こうして若者たちから廃品を買い取ったデバイル
そしてその日の夜、仕事を終えた彼がガレージの傍を通ると
奇妙なものが目に入った。
それは、白いシーツに反射する青白い光だった。
その神秘的な光は昼間買い取った金属カプセルから漏れていたのだ。

「これはすごいお宝かもしれない・・」
そこで彼は、さっそく、その金属カプセルを解体してみることにした
すると、カプセルの中から、これまで見たこともない青白く光る粉が出てきたのだ。
その粉がとてもきれいだったことに感動したデバイルは、
この光る粉をいくつにも分け、親せきや近所の人々にも配った。
彼の弟もその一つをもらって家に帰り、娘にプレゼントした。
すると、娘はとても喜び、その後も粉をお守り代わりに持ち歩いて遊んでいたという。

ところがその数日後、
デバイルの家族に不可解な症状が現れ始めた
夜、家に帰る途中、デバイルが雨にぬれた髪にふと手をやると、何と、何本もの毛が抜けていくではないか。
同じ頃彼の妻もここ数日、髪の毛の抜ける量が増えているとに気付いた。
それだけではない。
身体もけだるく、時折気分が悪くなる。
得体のしれない病魔が、少しずつ彼らの体をむしばんでいたのである。
それらはすべて、デバイルがあの金属カプセルを手に入れてからの出来事


そう、それこそが、ブラジル史上最大の放射能事故の始まりだったのだ。


その事に気付いた妻は金属カプセルを抱え家を飛び出した
それは、金属カプセルが持ち込まれてから、わずか9日後のことだった。
カプセルを抱え、意識が遠のきそうになるのをこらえながら、デバイルの妻が駆け込んだ先は
州政府の医療センター

「ドクター」
「誰が通したんだ」
「これが、私の家族を殺そうとしているんです」

こうして病気の正体がついに明らかにされた。
何と、彼らの病状は放射能汚染が原因だったのだ。
実な、金属カプセルの中にあった、あの青白く光る粉の正体こそ
セシウム137と呼ばれる放射性物質だったのである。


セシウム137
それは、わずか100グラムを数日間持っているだけで、死に至ることもある強力な放射能を放つ物質なのだ


そのセシウム137が、あの金属カプセルの中に93グラムも入っていたのだ。
この恐るべき放射能事故が発覚したことによって、州政府当局はすぐさま事態の解決と調査に乗り出した。
その結果、放射能汚染が想像以上に広範囲に及んでいたことが判明したのだ。

デバイルがあの粉を放射線物質とは知らず知り合いに分けていたため
その被ばく者の数はわずか9日間の間に249人にも上っていたのだ。
彼らの多くは一時的に競技場へと隔離され、
放射能に汚染されたデバイルの家等11カ所の区域が立ち入り禁止になった。

そして、特に汚染のひどい家屋は解体され、そのまでも取り除かれたのである。

その後この放射能事故により、デバイルの妻と弟の娘、
そしてデバイルのもとで働いていた従業員2人など、4人が命を失った。
彼らの遺体は厚さ1メートルものコンクリートで厳重に覆われて埋葬されたのである。

では、なぜこれほどにまでも恐ろしい放射性物質
セシウム137が入った金属カプセルが廃品回収業者のもとに持ち込まれたのか?

実は二人の若者が、あの金属カプセルを手に入れた場所は
廃墟となった病院だったのである。

彼らはそこに忍び込み、あの金属カプセルを発見。
その金属カプセルは病院関係者のミスによって放置されたままになっていた
ガン治療用の放射線機器だったのだ。

そうとは知らない二人はそれを価値あるものと思い込み、
廃品回収業者デバイルのもとに持ち込んだのである。

ブラジルでは本来不要になった放射性物質の処理は
政府機関が回収して保管管理することが法律で定められている。
そのため今回のように放射性物質を一般の人が手にするような事は通常はありえない。
しかし事例の場合、病院関係者のミスで放射線治療機器が放置され、
それが何も知らない廃品業者によって解体されたために引き起こされた事故だったのだ。

つまりこの事件はずさんな管理が発端となった放射能事故なのである。


では、放射線を浴びてしまうと、人体にどのような恐ろしい影響があるのか?
ご存知のように、人体には無数の細胞があり形成されている。
そして放射線はこれらの細胞に対してある恐るべき作用を引き起こすのだ。

それは電離作用である
電離作用とは
物質を構成している原子から、その周りをまわっている電子を放射線がはじき飛ばしてしまう事である。
そして、電子を失った原子は不安定な状態になり、細胞の性質を変えてしまうのだ。
さらに、細胞を構成している物質の60~70パーセントは水であるが、
この水に電離作用が起こるとOHラジカルなどの活性酸素が作り出される。
OHラジカルは酸化分解力が強く、人体に有害な作用をもたらすのだ。

その結果、
酵素機能の低下
細胞分裂の遅れ
遺伝子損傷等が引き起こされる

しかし、この放射線も浴びる量が少なければ、細胞自体の修復機能が働き元の状態に戻る。
たとえば、レントゲンなどの僅かな放射線を浴びただけではなんの問題も無い。

ところが、大量の強い放射線を浴びてしまうと
細胞は修復が間に合わず、やがて細胞自体が死滅してしまう。
そしてこれを臓器レベルで見てみると、
放射線が弱く死滅した細胞が少ない場合には、
周囲の細胞分裂によって、新たな細胞が生まれ修復されるため特に障害は怒らない。
しかし、死滅した細胞の数が多くなると、修復が行われなくなり臓器の機能に障害が生じる

そして、この臓器の障害が極端な場合死に至ることがあるのだ。

ブラジルの事例で死亡してしまった人々の場合
大量に強い放射線を浴びたことにより、骨髄の中にある造血細胞が大量に死滅。
その結果白血球が生産されず、細菌感染が引き起こされ、
また、血小板の減少により、出血が止まらなくなり、亡くなってしまったのである。

17:51

さらに調査を進めるとブラジルの事例のような安易に放置された放射性物質の事故が
世界各国で発生していたことが判明した。

中国河北省では、廃棄物として放射性物質が降る井戸に捨てられたことが発端となって、
90人以上の被ばく者を出して、うち3名が死亡している。

また、アフリカのアルジェリアでは
輸送中のトラックから放射性物質が転がり落ち、それを拾ってしまった子どもが被ばくし、命を落とした。
被ばく者2名、死亡者1名。

これらの事例のように放射能事故は原子力発電所等のような特殊な場所だけで起こるのではなく、
このように人為的なミスで放置された放射性物質に、そうとは知らずに近づき、
触れてしまったことが原因となっていることもあるのだ。

そして、さらに調査を進めた結果、
思いもよらないところで被曝してしまっていた放射能事故が発生していたことがわかった。


放射能事故フェイル2 アメリカ

1992年12月、アメリカ、インディアナポリスに住むごく普通の主婦メラニー・スタンウィックさんは
ある日、原子力委員会から突然の連絡を受けた。
その内容というのは
「強い放射能を浴びてしまった疑いがあるので、至急検査を受けに来て下さい」というものだった
しかし、スタンウィックさんはこれまで一度も放射性物質を扱う仕事をした事はなく、
また、放射線治療を受けたこともなかった。
何かの間違いではないかと思いながら病院に向かった彼女は
そこで驚愕の事実を聞かされたのだ。
何と彼女は我々の想像を超えた驚くべき経路で被曝してしまっていたのだ。

なんと、以前彼女がお見舞いに行った入院中の知人から、強い放射線が放たれていたというのである。

これはいったいどういう事なのか?
スタンウィックさんがお見舞いに行った女性は、およそ1か月前の1992年11月に
インディアナ地方がんセンターで癌の治療を受けていた。
彼女が受けた治療はカテーテルというチューブを体内に挿入し、
それを放射線治療機器に接続。
そこから、遠隔操作によって、放射性物質イリジウム192という放射性物質を腸内に入れて
癌細胞に照射するというものであった。
ところが医師は、
この時に使った直径1.5ミリ、長さ3ミリという小さな放射性物質イリジウム192を取り除くことを忘れ
体内に残したまま治療を終えてしまったのである。
そして彼女は体内に残されたイリジウム192によって
16,000シーベルトという非常に強い物放射線を浴びてしまったのである
治療を受けたから5日後の夜、命を落としてしまったのだ。
しかも、イリジウム192を置き忘れたことが分かったのは
死後、実に10日目の事だった。
しかし、なぜこれほど発見が遅れたのか?
実は死亡する1日前にこのイリジウム192の入ったカテーテルが患者の体から抜け落ちていたのだ。
それを看護婦が放射性物質が入っていたものとは知らずに
通常の医療廃棄物として捨てていたのである。
そして、その医療廃棄物を回収したごみ処理場の放射線警報機が鳴ったことから
今回の放射能事故が発覚したのである。

事件発覚後原子力委員会が調査した結果
この医療ミスによって放射能に被ばくしたのは
病院のスタッフ、そしてスタンウィックさんはじめ、お見舞いに来ていた人々、ゴミ処理業者等
総勢21人に及んでいたことが判明したのだ。

このように病院等のずさんな管理や人為的なミスによって
放射性物質が我々の思いもよらない所に存在し、全く気付かないうちに被曝するという事件が
現実に世界各国で起きているのだ。

もちろんこれは日本も例外ではない。

科学技術省原子力安全委員会が発表したデータによれば

1958年 製鉄所でコバルト60が紛失。スクラップ上に送られていた。
1960年 大学からリン35を郵送中、盗難。4日後発見。
1967年 病院でコバルト60が紛失。数時間後排水溝から回収。

1958年から現在までの間に、何と100件を超える放射性物質の紛失流失事故が発生しているのだ。

1990年 大学で放射線装置が紛失。鉄くず業者に売りはらわれていた。
1991年 協同組合で放射線機器が紛失。不燃ごみ処理場へ破棄された。
1991年 薬科大学で放射線機器が紛失。所在不明。



では、冒頭で紹介した事例
甲状腺がんにかかった台湾の民生アパートの住民14人
こうした放射線物質の紛失や流失、または、
放射線を用いた治療での医療ミスによる事故に巻き込まれて被ばくしてしまったのであろうか?

しかし、再び調査を進めてみた結果、甲状腺がんにかかった住民14人を含む
民生アパート全住民の中に誰ひとりとして放射性物質を扱うような仕事には携わってはいなかった。

そして、放射性物質を拾った人もいなかったことが判明した。
また、放射線を用いる治療を受けた者も誰ひとりとしていなかったのである。

つまり、民生アパートに住んでいたリーさん達が
大量の放射線を浴びてしまった原因はどこにも見当たらないのである。

では、いったい彼らは、いつ、どのようにして大量の放射線を浴びてしまったのか?


ーーーー

民生アパートが出来た翌年の1985年に、すでにアパート内で放射線漏れが確認されていたのです。
しかも、この事実が隠ぺいされた可能性がある。


ーーー

大量の放射線を浴び甲状腺がんにかかってしまったリーさん達民生アパートの住民14人
その原因となる放射線はどこから放たれていたのか?
われわれは、民生アパートの放射線を測定した放射能安全促進会理事長
王玉麟(ワン・ウーリン)氏を訪ねた。

するとワン氏は驚くべき事実を語ってくれたのである。

放射能安全促進会理事長 王玉麟(ワン・ウーリン)氏:
民生アパートの住民に甲状腺がんを引き起こした放射線物質がどこにあったのか、
それは、数年前台湾で大きな問題になったある事件がきっかけで突きとめることが出来ました。
その事件とは、放射能を放つ建物の発見でした。

放射能を放つ建物、これはいったいどういう事なのか?

この事件は1992年にあるジャーナリストによって明らかにされた驚愕の事実である。

1983年に建てられた中国商業銀行の社員寮
実はこの建物に使われた鉄筋が、何と、放射能に汚染されていて
その鉄筋から放射線が放たれていたというのだ。

そして、鉄筋が放射能に汚染されていたことが発覚すると
この寮は直ちに取り壊され実際に使用されることはなかったという。
しかもこの事実はスキャンダルになることを恐れた台湾原子力委員会の一部の人間によりもみ消され
公になる事はなく、内密に処理されていたというのだ。

この隠ぺいされた事件の存在を知ったワン氏らは、
民生アパートもまさにこの事件と同様鉄筋から放射線が放たれているのではないかと考え
建物自体の放射能の測定に乗り出した。

すると・・

放射能安全促進会理事長 王玉麟(ワン・ウーリン)氏:
やはり、民生アパートの鉄筋も放射能に汚染されていました。

つまり、リーさん達の民生アパートの住民14人に甲状腺がんを引き起こした放射線は
民生アパートの鉄筋から放たれていたのだ。

調査の結果、民生アパートを汚染した放射能物質はコバルト60であり、
民生アパートが建てられた1984年当時には年間およそ1,000ミリシーベルトの放射線が放たれていた事が判明した。

この数値は国際放射線防護委員会が定めた
一般人の放射線被ばく許容量年間1ミリシーベルトのおよそ1000倍である。

そしてその後放射線安全促進委員会によるさらなる調査から
民生アパートの鉄筋は中国商業銀行の社員寮で使われていた鉄筋と
同じ製鉄所で作られていたことが明らかになったのである

さらにワン氏はこの民生アパートの事件に関して、驚くべき事実を語ってくれた。

放射能安全促進会理事長 王玉麟(ワン・ウーリン)氏:
実は、民生アパートの鉄筋が放射能に汚染されていた事は
1985年の時点で分かっていたのです。
そして、今回の民生アパートの放射能汚染による被害は
その事実を隠したために引き起こされた人災だったのです。

何と、ワン氏によれば民生アパートの放射能汚染事故は隠ぺい工作による人災だったというのだ
この後、驚くべき事実が明らかになる。

1990年放射能安全促進委員会が独自の調査を行ったところ、ある驚愕の事実が判明した
民生アパートが出来た翌年の1985年3月30日
この日二人の放射線測定員がこのアパートを訪れていた。

彼らが向かったのは2階にある歯科医院
開院を控えたこの歯科医院のレントゲン装置の安全点検が目的だった。
通常日本や台湾ではレントゲン装置の設置の際には
専門の業者による安全点検を行わなければならないのである。

そして測定員は早速放射線が漏れていないかを確かめるため
放射線測定器の電源を入れた
すると・・
突然放射線警告のアラームが鳴りだしたのである。
なんと、測定器に極めて強い放射線が計測されているではないか
測定員はレントゲン撮影装置から放射線が漏れていると思い、あわてて撮影装置の電源を切ろうとした。
ところが、レントゲン撮影装置の電源はまだは言っていなかったのである。
電源が入っていなければこの装置から放射線が放たれることはあり得ない

つまり、この強い放射線はレントゲン撮影装置から放たれたものではなかったのだ

では、どこから放射線が放たれているのか
測定いはその原因を突き止めようと建物内の放射線量をくまなく調べてみて
それが、アパートの鉄筋から出ていることを突き止めた

ところが事実を知った彼らはその後不可解な行動に出た。
何と、その対策として、壁の向こうに放射線が付き抜けないようにと、
レントゲン室に遮蔽体を立てる指示。
鉄筋から放射線が放たれているという重大な事実を告げることなく立ち去っていったのである。

もしこの時放射線測定員が放射線が鉄筋から出ていることを住民に告げ、適切な処置を講じていれば
リーさん達14人は甲状腺がんに侵される事はなかったはずである

一体なぜ、放射線測定員はこのような不可解な行動を取ったのか?

実はこの行動は報告を受けた放射線測定会社の社長の指示だったのである
つまりこの社長は民生アパートの1件を秘密裏に処理しようと、彼らに命令を下していたのである。

なぜ、放射線測定会社の社長がこの事実を隠す必要があったのであろうか?

実はこの社長、先の中国商業銀行の寮が放射能に汚染されて事件がまだ、世間に明るみになっていないころに
台湾原子力委員会の所長であり、
放射能汚染に関する責任者だったのである。

中国商業銀行の寮に続き民生アパートにも放射能で汚染された鉄筋が使われている事を知ったこの社長は
中国商業銀行の寮の事件と民生アパートの事件が明るみに出れば自分の責任が問われてしまうと思い、
調査の打ち切りと隠ぺい工作を指示したのだ。

こうして民生アパートが放射能に汚染されている事実が長い間、隠されていたために
放射能による住民への被害はより深刻なものとなったのである。

現在この事件を隠し通そうとしていた関係者たちに対しては
裁判で有罪判決が下されている

しかし、いったいばぜ、民生アパートと中国商業銀行の寮の鉄筋は放射能に汚染されていたのか?

放射能に汚染された物質は何十年経っても汚染が消えないものがあるため
現在世界各国では厳重な管理体制がしかれている
もちろん台湾でも放射能に汚染された物質は指定された場所に廃棄するという事が法律で決められている。

では、なぜ放射能に汚染された鉄筋が出回ってしまったのか?

放射能安全促進会理事長 王玉麟(ワン・ウーリン)氏:
1980年当時、台湾ではまだ、放射能に対する認識が甘く、
今回の事故を引き起こしたほどの放射性物質の量でも法で規制されていなかったのです。

そしてワン氏によれば、鉄筋が放射能に汚染された原因として3つの説が考えられるという

放射能汚染鉄筋の原因
仮説1  鉄筋の製造過程によって、医療用あるいは工業用の放射性物質がで混入した。

仮説2  台湾の原子力発電所では毎年原子炉の補修を行っている。
      その際放射能にお政された鉄くずが違法に民間廃品回収者に販売され
      その鉄くずから鉄筋が作られたという説

仮説3  原子力潜水艦などを廃棄した場合、その鉄くずは放射能に汚染されている危険があるため
      自国で処理されることになっている。しかしそのコストを抑えるために他の国に持ち出してしまうという行為が
      まれに行われていることがある。
      台湾の廃品回収業者がこの汚染された鉄くずを汚染されているとは知らずに海外から輸入してしまい、
      そこから鉄筋が製造されてしまったという説。

このいずれかの理由により放射能に汚染された鉄筋が製造され、
それが民生アパートに使用されたと考えられるというのだ

さらに驚くべきことに
台湾原子力委員会の調査によると
台湾の首都台北には、民生アパートのように放射能で汚染された鉄筋で作られたビルが、何とおよそ140棟。
一般家屋では1500棟もあるという。
そしてその対策として、台湾政府は放射能で汚染されたビルや家屋を買い取り、壊すことを決定した。
しかしその買い取り価格や保証金が莫大な金額となるため
殆どのビルや家屋がいまだ何の対策も取られていないまま放置されているという。

台湾の民生アパートの人達に、甲状腺がんや染色体異常を引き起こした放射線。
その原因は放射能を扱う人々のずさんな管理にあったのである。
つまり、取り扱う人間が、厳重な注意をほどこしてさえいれば
こうした放射線事故は未然に食い止めることが出来たのである。


ーー

「まさか住んでいたアパートから放射線が出ていたとはなぁ」

「そこまでは思いつきませんでした。しかもまだ同じような建物が存在するなんて、怖いですね」

「残念なのはすべての建物が防ごうと思えば防げた人為的なものなんです」

「そうだな。日本が同じ轍を踏まないためにも
放射性物質を扱う人たちに放射線の恐ろしさを再認識してもらう必要性があるようだな」

「いまのところ日本の鉄筋は大丈夫だと言われていますが、万が一の場合がありますからね」

「しかし、引っ越しのためにいちいち放射線を測定しなければいけないような世の中にだけはなって欲しくないね」

ーーーー


なってしまったようです。





動画の予備をもう一つ載せておきます。


特命リサーチ200X 忍び寄る放射線の恐怖! 投稿者 nocountry206



ーーー2012年7月11日追記
すごい!全部の動画が消されています。
http://video.fc2.com/content/20120711JGUeEyHz

こちらでどうぞパソコンに保存しておいてよかったww


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コメント

非公開コメント

No title

いつも更新&書き起こし ありがとうございます^^
がれき処理の受け入れなどを繰り返していると、
数年後には、同じ事態になりかねないので心配です…。

外部被曝でも甲状腺がん!?

いつも書き出しありがとうございます
この記事は特に興味深く拝見しました
コバルト60からの外部被曝でも甲状腺がんが増え、白血病など他のがんがあまり目立たないとすれば(これは今まであまり知られていないことだと思います)、福島など線量の高い場所でも、甲状腺がんを重点的に早期発見するようなしくみを作るとよいのかも知れません。
このような外国の事故のケースを細かく調べなおせば、今後何に一番注意するべきかわかりそうに思いました。

No title

アゲときましたんでぐぐってみてください。しばらくは在ると思います

千葉県柏市の最終処分場の放射能汚染で眠れぬ日々

原発事故以降、私の住んでいる千葉県の柏市は関東の中でもホットスポット(高濃度放射能汚染地帯)として不本意ながら有名になってしまいましたが、こういう記事を見ると他人事には思えません。柏市は何度かテレビの報道でも最終処分場(柏市布施9)の高濃度放射線汚染灰(数十トン)埋め立てた事が取り上げられましたが、隣の地区に住んでる者としては不安でなりません。

No title

長大な書き起こしありがとうございます。

放射能対策のよいまとめにもなっているとおもいます。
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