たねまきJ「文部科学省放射線の副読本について」小出裕章氏(内容書き出し・参考あり)10/19

・文部科学省のエネルギーに関する新しい副読本について。


10月19日水曜日 
京都大学原子炉実験所小出裕章助教授に聞く
Radio News「たねまきジャーナル」
MBSラジオ [MBS1179.com]




<参考>
放射線等に関する副読本の作成について
文部科学省 平成23年10月14日

別添のとおり副読本を作成しましたのでお知らせします。

1.作成目的
東京電力株式会社福島第一原子力発電所の事故により、
放射線や放射性物質、放射能(以下「放射線等」)に対する関心が高まっております。

このような状況においては、国民一人一人が放射線等についての理解を深めることが社会生活上重要であり、
小学校・中学校・高等学校の段階から、子どもたちの発達に応じ、
放射線等について学び、自ら考え、判断する力を育成することが大切であると考えます。

そのため、文部科学省では、
小学校・中学校・高等学校における放射線等に関する指導の一助としていただくために、
放射線等に関する副読本を作成し、以下のとおり掲載しました。

なお、学校、教育委員会等には、印刷物が出来次第、校種別にご送付させていただきます。

2.掲載先

URL
http://www.mext.go.jp/b_menu/shuppan/sonota/detail/1311072.htm
http://radioactivity.mext.go.jp/ja/1311072/index.html
(アクセス集中による閲覧制約を回避するため、2箇所に掲載しています。)


TKY201110140648.jpg TKY201110140632.jpg
副読本 副読本1



画像をクリックすると小学生用の副読本が見られます
他にも下記の種類の副読本があります。

小学校児童用
小学校教師用解説書2巻
中学校生徒用2巻
中学校教師用解説書3巻
高等学校生徒用2巻
高等学校教師用解説書3巻


続きを読むに番組の内容書き出しました









水野:
まず子どもたちへの影響の問題なんですが、
このところ、東京そして今日は神奈川県小田原市の小学校でも、
問題となる値の放射性物質が検出されました。
こうしたときに、やはり、今子供たちにどういう事が起こっているのかをちゃんと科学的に伝えるって、
非常に大切なことかと私は思うのですが
ま、そうした声もあるのでしょう
文部科学省が、エネルギーに関する教育の副読本を、今までのものとは内容を変えて登場させました。
これまでのものは、なんとタイトルが「わくわく原子力ランド」っていうてはったんですってね。

小出:はい

水野:
これは、「大きな地震や津波にも原子炉等の重要な施設は耐えうる」というような内容が書かれていたようで、
さすがにこれは文部科学省が、これを変えました。
その変えた新しい内容。
小出先生もご覧いただいていると聞いているんですが、
まず、これ、小学生のためのもの、中学生のためのものなどございますが、
この小学生のための副読本をご覧になって、ご感想はいかがですか?

小出:えー、ウソは付いていないと。

水野:ウソは付いていない。

小出:しかし、必要なことは書いてないとおもいます。

水野:たとえば一例としてどういうことでしょう。

小出:
これまで、今、水野さんがおっしゃったように
小学校、中学校でも副読本で、原子力はこんなにいい物だと
放射線の障害なんて決して引き起こしませんというそういう教育をしてきたのだと思いますが、
それが事実としてひっくり返ってしまった時に、
それら全てに口をつぐんでですね、何か放射線というものの基礎的な話しだけに後退して、
それでもその、医療上で役に立つですとかですね、
いろんなものが、目に見えるというか、知識が得られるようになるとか、

水野:
研究に役立つとかね、調査や研究に役立つとか、細菌を退治するとか、
そういうメリットについては大きく掲げていますね。

小出:
はい。でも一番、今大切なことは福島第一原子力発電所の事故で、
放射性物質が子どもたちの周りにも飛んできているわけですし、
それでこれから長い間、被ばくをしながら危険を負うという事になっている訳ですから、
その事についてこそ私は書くべきだと思うのですが、
一体どういう人達なのかなと私は思いました。

水野:
原子力発電所という文字が出てきますのは、
この、一番初めに出てきます、それこそ「はじめに」というタイトルのところだけに
福島第一原子力発電所で事故が起こったという事実は書いてあるんですが、
その後、本文に入りますと、原発の文字は一回も出てこなかったように思いますね。

小出:
そうですね。
私もそう思いました。

水野:
たとえば、「事故の時に身を守るにはどうしたらいいか」というページがありますけれども
こんなふうに記述があります。
放射性物質を利用している施設の事故のよって・・・」って書いてます。
これ、多分「原発」の事だと思うんですけど。

小出:ほんとはそうですよね。

水野:「原発」とは書かない

小出:はい。

水野:というようないろいろな工夫がなされているように思いますが、

小出:そうですね。

水野:近藤さんはごらんになりましたか?

近藤:
はい。これはなんちゅうんでしょうかね。
新聞やテレビのニュースでご存じの原発の事故がありましたという前提のもとで、
独立した文書にはなっていないと思いますね。
つまり、教科書なら、副読本なら副読本として、
ここに一つの独立した文書として存在している訳ですから、
なんでこういう風なものを作ったのかという目的意識という物が先に来ないと・・
これ、見た時に、ものすごい違和感がありますよね。
何、何のためにこれを作ったんだ。という、

水野:
ま、一応、
「皆さん疑問や不安を感じている人が多いと思って、放射線について解説説明した副読本を作成しました」と
初めのところに書いてはありますが、
この福島の問題と絡めて、本文の中で、今何が起こっているんだよという事は、全く無いですね。

近藤:
その必要性が、まぁどこからか出てこういうものが作られた訳でしょ。
でもこれ、パッと見た時に、むしろ安心させるって言いますかね、
放射線っていうのは、身の回りにこんなにあるんだよと。


水野:
「普段、自然から受ける放射線がいっぱいあるんだよ」というイメージが強いように思いますね。

近藤:
あります。
だから、危機意識っていうのが非常に希薄で
これを読めばなんか安心する感じすら僕は持つ
んですよ。

水野:私もそういう感じがあるんですが。

近藤:
小出先生が良くおっしゃる、
もともと地球上に存在しないものがあふれ出ている訳でしょ?

小出:そうです。

近藤:
ところがこれを読む限りは、もともとあるもので、
何だか、「別に心配無いんだよ」という、
そういう、全体のトーンになっているような気がして仕方がないんですがね。

小出:
はい。なんか、何としても原子力を進めて行きたいという
下心が見え見えのように私には思えます。

近藤:これは問題ですよね、本当に。

水野:
放射線を、理科というか物理学的に見たらこうだよという話しはあるんでしょうけれども、
社会の中で私達は今放射線というものとどう付き合わなければいけないのか
どういう実態になっているのかという話しがないように思いますね。

小出:そうですね

水野:
それからこれはどうでしょう
「事故がおこった時の心構え」のところで
また、「放射線を使っているところで事故が起こったら」という話しが書かれているんですが、
「国や県からの避難などの指示が出され、この指示に基づいて行動しなさい」って事なんですね。
で、「正確な情報をもとに行動する」というふうに大きく掲げられているんですが、
この「正確な情報」って何なのか?っていうところこそが、今、最大の問題ではなかったのかと思いますが。

小出:
そうですね。
要するに「政府の方が正確な情報を隠した」という事が事実であったわけですから、
子どもたちに「正確な情報を」って言ったところで、子どもたちはどうしたらいいかわからないと思います。

水野:
この副読本を作っているのは文部科学省でして、
で、小出先生が事故直後から、
とにかくSPEEDIの情報を、風向きが大切だから出すようにっておっしゃっていた、
このSPEEDIを司っているのも文部科学省なんですよね。
それって、どう受け止めたらいいんですか?
責任者が子どもたちへの副読本を作っているという仕組みな訳ですね。

小出:そうですね。

水野:あの、
一番子どもに、どう、今伝えるべきだと、小出先生は思われますか?

小出:
事実を伝えたらいいと思います。
ようするに、
「原子力発電所というものは、これまで国が言っていたように安全な物ではなかったし、
事実として放射能をまき散らして、それによって汚染が生じて被曝をみんなが余儀なくされている」

いう事をまず伝えると。
で、そのうえで
「では、如何にしたら被ばくを少なく出来るか」
とかですね、
放射線の基礎的なことに絡めて説明するというのが、私はやり方だと思います。



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正しい「放射線の副読本」をこそ!

監修は小出先生にお願いし、
関西の心ある高校の物理の先生が中心になって、
正しい「放射線の副読本」を
是非作ってもらいたいと思います。

文科省版の「放射線の副読本」の
どこがいけないのか?
何が決定的に足りないのか?
致命的欠陥は何か?
文科省の隠された意図は何か?
等を含め
子供たちに分かりやすく解説された
正しい「放射線の副読本」を
作っていただきたいと
思います。

この副読本は
戦前の天皇制教育と同じく
日本国家による、
子供たちに対する
洗脳=刷り込み工作なのだから、
こうゆう洗脳=刷り込み工作を
手をこまねいて許してしまえば
日本は戦前の「天皇陛下万歳国家」=今の北朝鮮のような国家
になってしまい、
大変な禍根を将来及ぼすことになりかねません!

(現実は我々が手をこまねいている間に
既にこのたびの原発事故という形で
招来してしまったのです!!!)

そういう過去の
太平洋戦争と
この度の原発事故という
二度にわたる大変な禍根を招来してしまったという
反省の上に立って
関西の心ある高校の物理の先生に
これは絶対作ってもらい、
全国の小・中学・高校と
親御さんへ
先生がたの手で頒布してもらいたいと思います。
 
関西の高校の物理の先生なら
小出先生と連絡が取りやすいので
最適ではないかと思います。

「目には目を!」
という訳じゃないけど、
こういう原発マフィア国家日本の
《洗脳=刷り込み工作》を
ひとつひとつ
論破し撃退していくことが
二度目の原発事故を防ぐ
最も効果的な手段ではないかと思うのです。

関西の
心有る高校の物理の先生がた
(もちろん、小中学校の先生でも構いません)
何とぞよろしくお願い申し上げます!!!




No title



放射線ホルミシス第一人者・服部禎男先生と
アセンションのエハン・デラヴィさんの共同講演会の動画です。

「放射能とDNA」
 放射線ホルミシスとDNAの修復能力について詳しく解説。放射能に不安を抱いてる人、疑問を感じてる人は必見です!めちゃめちゃおもしろい~♪
↓↓↓↓
http://www.ustream.tv/recorded/17862990


Re: noboru さま

動画のご紹介ありがとうございます

「放射能は怖くない」という内容ですね、
信じられるのはそれぞれの個人の自由だと思いますが
私は「放射能は怖い」と思っています。

「東京大学工学博士 服部貞夫」とテロップが出ていますが、東京大学ではなく東京工業大学の間違いのようです。
服部氏のことを調べさせていただきました。

服部 禎男 (Sadao Hattori)
電力中央研究所名誉特別顧問。
中部電力に入社後、東京工業大学大学院原子核工学修士、米国オークリッジ原子研究所に留学、動力炉・核燃料開発事業団に在籍、「ふげん」建設電気機械課長として設計、許認可研究活動に携わる。
電力中央研究所原子力部長に就任後、「原子力のリスク削減理論」で東京大学工学博士号を取得した。
小型原子炉を目指すテクノロジーの先駆者である。

バリバリの原子力推進の方でした。
参考にさせていただきました。
ありがとうございます。