福島第1核燃料容器が強度不足「規格通りでも十分な強度が確保されない可能性」

福島第1核燃料容器が強度不足か 規制委が調査
2015年12月4日 18時57分 東京新聞

 東京電力福島第1原発で保管している使用済み核燃料の金属容器が強度不足の可能性があることが4日、分かった。原子力規制委員会は、容器の使用を続けても問題がないか、調査に乗り出した。同日の規制委の会合で議題になった。
 規制委によると、容器を製造したのは神戸製鋼所日本原子力発電東海第2原発(茨城県)でも同様の容器を使っている可能性があり、規制委が調査する。
 強度不足の可能性があるのは、使用済み燃料を収容する容器内の格子状の金属プレート。容器は日本機械学会の規格に基づいて製造されたが、規格通りでも十分な強度が確保されない可能性があることが判明したという。



廃炉「ふげん」で水漏れ(福井県敦賀市)

廃炉「ふげん」で水漏れ=発電機、放射能漏れなし-原子力機構
2015年12月4日 時事ドットコム

 日本原子力研究開発機構は4日、廃炉作業中の新型転換炉「ふげん」(福井県敦賀市)のタービン建屋で、非常用ディーゼル発電機から約800リットルの水が漏れたと発表した。放射性物質は含まれていないという。
 原子力機構によると、巡回中の当直員が1日午後10時半ごろ、発電機のエンジンと冷却水を排水する銅管の接合部で水漏れを見つけた。
 当直員が接合部のボルトを締め直すと、ボルトが折れて床に約800リットル(ドラム缶4本分)の水が漏れた。水漏れは翌2日午前4時半ごろ止まったという。
 発電機は1975年に設置された。原子力機構は水漏れやボルトが折れた原因を調べている。(2015/12/04-19:05)




原発解体(内容全て文字起こし)
2009年10月放送
福井県敦賀市にある原子力発電所「ふげん」
去年から解体が行なわれています。
原発は内部が汚染されているため、放置すると安全上問題があり、
管理コストがかかるとして国はすべて解体する方針です。
解体は放射線物質を絶対に外に漏らさずにすすめるとしています。
本当に周囲に影響を与えず安全に解体できるのか。
私たちは取材を始めました。


「もんじゅと敦賀原発」小出裕章ジャーナル6/9ラジオフォーラム(内容書き出し)
もともとは科学技術庁傘下でしたし、今は文部科学省の傘下にあるのですが、
言ってみれば国営のものです。
で、その動力炉核燃料開発事業団が手がけたいわゆる発電用の原子炉というのは、
"ふげん"という原子炉と"もんじゅ"という原子炉の二つなのですが、
"ふげん"はもう、とうの昔に「こんなものは役に立たない」と言って廃炉になって無くしてしまいましたし、
"もんじゅ"はつくってはみたけれども、
未だに1kwhの発電も出来ないまま1兆円を超えるお金を捨ててしまったという、
本当にどうしようもないものなのです。




高速実験炉「常陽」、審査申請へ(茨城県)

高速実験炉「常陽」、審査申請へ
16年度、もんじゅの前段階施設


2015年12月1日 18時07分 共同通信

 日本原子力研究開発機構は1日、高速実験炉「常陽」(茨城県)の再稼働に向け、2016年度に原子力規制委員会に審査を申請する方針を明らかにした。07年に原子炉内でトラブルが発生し長期停止していたが、今年6月までに復旧作業が完了した。

 常陽は、発電しながら消費した以上のプルトニウムを生み出す高速増殖炉の開発で、原型炉もんじゅの前段階に位置付けられた施設。プルトニウムを増やす「増殖」の研究は既に終了し、今後は放射性廃棄物の減量化などの研究を行う予定だ。




2012年
たねまきJ「使用済み核燃料の処理・再処理&そのまま埋める」小出裕章氏(内容書き出し・参考あり)5/10
水野:「全ての使用済み核燃料は再処理するんだ」というのが国策だったんですよね。
小出:そうです。
水野:で、実際できたんですか?
小出:実際は何にも出来ていない
水野:何にも出来てない。
小出:
はい、高速増殖炉の実験炉「常陽」も潰れてしまいましたし、
原型炉として造った「もんじゅ」も1kW/hの発電もできないまま潰れてしまっているのです。
再処理工場自身も、作ってはみたものの、トラブル続きで、結局動くこともできないということになってしまっていて、
これまで原子力を進めてきた人達が描いた夢が全く実現ができないまま巨額の国費を捨ててしまったのです。


「忘れてた!!9680件の点検手続き…もんじゅの安全性」堤未果 x 武田邦彦 11/28(内容書き出し)
武田邦彦:
そうですね、もんじゅは非常に隠蔽体質が、非常に強いんですね。
もともとフランスに同じタイプの炉が、フェニックスというのがあってですね、
それを少し大きくしてすスーパーフェニックスとしたんですね。
ちょうどいまの日本の原発よりも少し大きい奴をつくろうとして、
建設を全部してから止めたんですよ。
それは何故か?といいますと、
もんじゅはまだ技術が完成していないので、少しごまかさないとダメなんですよ。
堤未果:ごまかす!
武田邦彦:
そう、誤魔化さないとできない状態にあるんですよ。
そうすると、その誤魔化しと現実との間を背負う人たちが自殺しちゃうという、
ずーっとね、もんじゅの常陽というのがあったんですけどね、
その時代から常陽をもんじゅを通じて、そういう事が続いていたんですね。
えっと、普通の軽水炉と違う方法で電力をつくるんですけれども、
そういうもので電力をつくってもいいか?とか、
核燃料サイクルが成立するか?という問題とですね、
もうひとつは今あなたが指摘したような9600個の手続き間違いがあると。
そういったものよりか、もっと本質的な問題が、いっぱいあったと。
これに対して一回組織も考え方もやりなおさないとですね、
この問題をまともに原子力として適切かどうか?という議論のテーブルにのらないものなんですよ、まだ。

国がさらにバックアップ「核燃料サイクルは進める」林幹雄経済産業相

「核燃サイクル推進変わらず」経産相が工場視察
2015年11月29日 日曜日 河北新報

 林幹雄経済産業相は28日、青森県六ケ所村を訪れ、原発から出る使用済み核燃料の再利用を目指す「核燃料サイクル」について「進めることに変わりはない」と述べ、推進の考えを強調した。日本原燃の使用済み核燃料再処理工場などを視察後、記者団に答えた。
 核燃料サイクルをめぐっては、原子力規制委員会が高速増殖炉「もんじゅ」の運営主体見直しを文部科学省に勧告。六ケ所村の再処理工場は完工延期が繰り返されている。林氏はこうした動きを「管理体制の指摘や新規制基準対応のため」とし、サイクル政策の方向性への影響を否定した。
 再処理事業の主体となる認可法人の新設など経産省が進める体制見直しについては「(事業の委託先となる)原燃を国がさらにバックアップするため」と説明。政府の関与が強まることで、原燃の地域振興策が後退しないかとの懸念には「そういうことがないようにする」と話した。
 林氏はプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料工場の建設現場、高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センターなども視察した。





青森県六ヶ所村
たねまきJ「六ヶ所村再処理工場 ・恐るべき再処理の実態」小出裕章氏(内容書き出し・参考あり)7/19
六ヶ所村再処理工場
・目的は長崎原爆のプルトニウムを取り出すこと
・使用済み燃料棒からプルトニウムを取り出す方法
・33京ベクレルはクリプトン85だけの数字
・国も認める「一切捕捉しないで全量を放出する」ワケ

たねまきJ「六ヶ所村再処理工場 ・再処理による世界汚染」小出裕章氏(内容書き出し)7/26より一部抜粋
六ヶ所村再処理工場について
・クリプトン85
・イギリスの再処理工場
・冷却できずに大事故になる可能性は?
・再処理工場は濃度規制がない

たとえばイギリスのウインズケイル再処理工場では、これまでの運転の間に、広島原爆400発分に相当するセシウム137をアイリッシュ海という海に流しました。
平常運転です。
事故でも何でもなくて。

イギリスのウインズケイル再処理工場の周辺では、子どもの白血病が増えているという事が統計的に明らかになっています。

放射能を薄めて捨てるという事が、再処理工場の場合には出来ないことになりました。
そこでどうしたか?というと、再処理工場に関しては濃度規制を外してしまうという事にしました。




<六ヶ所村>薄める水がない上に原子力発電所の何百倍何千倍それ以上の量を出すわけですから、 どうなるか?というと、再処理工場に関しては濃度規制を撤廃してしまった。小出裕章氏12/13(文字起こし&音声)

「燃料棒からプルトニウム・ウラン・その他の核種に分ける方法&再処理に使う硝酸の行方」小出裕章氏12/13・21(文字起こし&音声)


核燃料サイクル
cicle.gif

核燃料サイクル実現のためには高速増殖炉(もんじゅ)が必要だ

8完 もんじゅ 日本原子力研究開発機構「約束したことが実行できていない。長年染み付いた悪さ処を解消すべく…」11/10おしどりマコさん講演・南相馬(文字起こし)
11月2日にJAEA(国立研究開発法人日本原子力研究開発機構)の偉い人(理事長 児玉敏雄)を呼び出して、ちゃんとしろよっていう、資料を出したんですけど。
それがひどすぎて面白かったですね。
「こういう理由でダメだったんです」というのが出てきたんですけど、
「潜在する根本的な課題と その対策」とか、いろいろ出してきたんですけど。

約束したことが実行できていない」とか、
同じようなミスを繰り返す」とか、
指示待ち体質」とか、
発電炉に対する経験不足」って、全然ダメなんじゃないか、っていう。

Plan(計画)Do(実行)Check(評価)Act(改善)のPDCAのサイクル
CAを全くやっていない」と言ってましたね。


その一番最後のまとめが、それもまたビックリするもので、
長年染み付いた悪さ処を解消すべく




林幹雄経済産業相
imgres_2015113008422923b.jpg
(はやし もとお、1947年1月3日 - )
日本の政治家。自由民主党所属の衆議院議員(8期)、経済産業大臣(第21代)・内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)

政策・主張
・日本国憲法の改正に賛成。
・集団的自衛権の行使を禁じた内閣法制局の憲法解釈の見直しに賛成。
・日本の核武装について「将来にわたって検討すべきでない」としている。
・女性宮家の創設に反対。
・日本の環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)参加に反対。
・原子力規制委員会の新基準を満たした原子力発電所の再稼働に賛成。
・選択的夫婦別姓制度の導入に反対

政治資金
・道路特定財源が資金源であり、道路特定財源の一般財源化に反対している道路運送経営研究会から献金を受けていた。
・林が代表を務める「自民党千葉県第10選挙区支部」が西松建設のダミーの政治団体「新政治問題研究会」「未来産業研究会」から、計100万円の献金を受けていた。
・林への献金について、作家の宮崎学が西松建設元社長の国沢幹雄を政治資金規正法違反容疑で東京地検に告発したが、国沢に対しては起訴猶予処分(不起訴)が下った。
・1998年から2000年までの3年間、鈴木宗男が代表を務める自由民主党北海道第13選挙区支部及び鈴木の資金管理団体である「21世紀政策研究会」から、150万円の献金を受け取っていた


8完 もんじゅ 日本原子力研究開発機構「約束したことが実行できていない。長年染み付いた悪さ処を解消すべく…」11/10おしどりマコさん講演・南相馬(文字起こし)



FFTV<おしどりマコさん講演>
深刻化する福島の子どもたちの甲状腺がん
(南相馬20ミリ撤回訴訟支援連続セミナー)
2015年11月10日


あと、もんじゅだけいいですか?

文字起こし部分のYoutube →https://youtu.be/-j-gbbxZuKY?t=1h31m17s

原子力規制庁をずっと取材していて、本当になんていうんでしょうね、「規制してないじゃん」みたいになっててダメなんですよね。
ダメだ、力が無くなっていくわ〜みたいに。

2015111081

もう、2013年の安倍政権、自民党が衆議院と参議院で第1党になってから、本当に雰囲気が変わって、
東京電力も原子力規制庁も。
で、原子力規制庁って民主政権の時にできたので、すごい目の敵にされていたんですよ。
だから「規制庁を潰すか人事を入れ替える」っていうことになって、2013年の後半に本当に経産省とか資源エネルギー庁とか規制庁の人事が入れ替わって、本当に変わってからダメになってきたんだよね。

でも、なんかそれでも最近面白かったのがもんじゅの。
もんじゅが今「ダメだダメだ」ってね、なんか怒られてますけど、

11月2日にJAEA(国立研究開発法人日本原子力研究開発機構)の偉い人(理事長 児玉敏雄)を呼び出して、ちゃんとしろよっていう、資料を出したんですけど。
それがひどすぎて面白かったですね。

(↓クリックするとpdf が開きます)
もんじゅマネジメントの課題と対策


6枚目ぐらいのまとめを出してください。
「こういう理由でダメだったんです」というのが出てきたんですけど、

「潜在する根本的な課題と その対策」とか、いろいろ出してきたんですけど。
もんじゅマネジメントの課題と対策62
約束したことが実行できていない」とか、
同じようなミスを繰り返す」とか、
指示待ち体質」とか、
発電炉に対する経験不足」って、全然ダメなんじゃないか、っていう。

「わぁ〜っ!よく”もんじゅ”の反省点にこれを出してきたな」っていう…。
なんか聞いてて、読み上げるのを聞いている時に「えぇっ!」みたいな感じでしたよね。

「約束したとが実行できていない」って、そもそもダメな人間とかね。

ケン:PDCA不調を訴えられたりとかね。

PDCA(plan-do-check-act)
事業活動における生産管理や品質管理などの管理業務を円滑に進める手法の一つ。
Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の 4 段階



Plan(計画)Do(実行)Check(評価)Act(改善)のPDCAのサイクルが「CAを全くやっていない」と言ってましたね。


その一番最後のまとめが、それもまたビックリするもので、

もんじゅまとめ

まとめとして、
長年染み付いた悪さ処を解消すべく

すごいな、こんな文章初めて見た!!
これじゃあ、もんじゅ 怒られるわ、っていう状況になっています。
これがJAEA(国立研究開発法人日本原子力研究開発機構)が書いてきた資料で、すごい読んでいて面白かったので、ちょっとこれだけご紹介しました。


おわり



南相馬・避難20ミリシーベルト基準撤回訴訟支援の会
11/10 講師はおしどりマコさん!:南相馬・避難20ミリ撤回訴訟支援の会連続セミナー(3)~深刻化する福島の子どもたちの甲状腺がん







続きを読む

<もんじゅ勧告>馳浩文科相「忙しいから」と、田中委員長からの直接受け取りを拒否! 原子力規制委員会松浦総務課長11/12会見(文字起こし)結果どうなったか追記しました

もんじゅ運営主体変更勧告、文科相が直接受け取り拒否
産経新聞 2015.11.13 08:00

afr1511120040-n1.jpg
【新閣僚に聞く】インタビューに応じる、馳浩文科相 =14日、東京都千代田区(荻窪佳撮影)

 安全上の不備が続く日本原子力研究開発機構の高速増殖炉原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)について、原子力規制委員会は、所管する馳浩文部科学相に対し、13日に直接面会して変更主体を求める勧告文を渡すことを打診したが、文科相側が拒否したことが12日、分かった。原子力規制庁が明らかにした。代わりに文科省の局長が受け取る。

 規制庁によると、13日の規制委の定例会で勧告の文言を決定した後、規制委の田中俊一委員長が直接、馳文科相に手渡すことを打診。文科相側が、同日は都合が悪いことを告げたため、規制庁が「翌週でも時間があるときに」と面会を要請したが、「研究開発局長がそちらに出向く」と回答し、直接の受け取りを拒否した。副大臣や政務官との面会も断られたという。

 勧告権の行使は、平成24年9月の規制委発足以来初めてのことで、名宛人は「主務官庁の長」である文科相になる。田中委員長は馳文科相に直接会って、趣旨を説明することで、「本気の改革」(規制庁幹部)を求める意向だった。

 勧告は、原子力機構がもんじゅの運営主体としてふさわしくないと判断。文科相に対し、半年をめどに別の運営主体を明示できなければ、廃炉を含めて在り方を見直すよう要請する




”もんじゅ”設置許可取り消し?「原子力機構の児玉理事長のお考えを思う存分聞いた上で判断するのが礼儀」田中俊一委員長10/28原子力規制委員会記者会見(文字起こし)追記あり
追記部分→児玉敏雄理事長聴取11/2〜異例の勧告へ11/4





原子力規制委員会 定例ブリーフィング(平成27年11月12日)

文字起こし部分 https://youtu.be/_CGLiAPqdFA?t=4m58s
松浦総務課長
松浦総務課長

原子力規制委員会について議題といたしまして、5つございます。
1番目でございますけれども「もんじゅに関する文部科学大臣に対する勧告について」ということで、
前回の委員会におきまして、委員長(田中俊一)から勧告文についての指示が事務方に降りております。
その文案、勧告の文案につきまして、えー、事務方の方で取りまとめましたので、それを委員会にお諮りするというものでございます。

https://youtu.be/_CGLiAPqdFA?t=11m21s
産経新聞:
もんじゅの件ですが、勧告の段取りといいますか、その文面を当日の規制委員会で決定して、文科省への手渡し段取りというのは決まってますでしょうか?

松浦総務課長:
はい、文科省、の、段取り、と、段取りにつきましては、えー、まだ仮置きでございますけども、金曜日の17時半にですね、文科省の田中局長、が、こちらにぃーー、いらっしゃいまして、そこで施行する予定でございます。

産経新聞:こちらのお渡し相手の方はどなたになるんですか?

松浦総務課長:次長を予定しております。

産経新聞:次長がやるということですね、わかりました。


https://youtu.be/_CGLiAPqdFA?t=17m4s
毎日新聞:
もんじゅは委員長から別途文科大臣への説明というのはどうなっているんでしょうか?

松浦総務課長:
20151112
あのーー、我々の方から文科省の事務方に対してですね、あの、委員長が文科省に往訪して、え…文科大臣に施行したいという申し出を、ま、先週からしているところでございますけれども、文科省事務方からの返答として、えーー、「文科大臣の都合がつかない」ということで、「田中局長にいらっしゃってもらって施行する」こういう段取りになってございます。

毎日新聞:
改めて別の日を設けてやるということではなくて、そもそも、「やらない」ということなんですか?

松浦総務課長:
はい、それにつきましても、まぁ、当然文科大臣はお忙しいので、明日ではなくてもですね、例えば「来週」とかというお話も申し上げましたけれども、文科省としては「田中局長がいらっしゃって、そ、明日受け取りたい」ということでございますので、えー、我々としても、もぅ〜、文科省の意向としてですね、え、それはあのー、お…「致し方ない」ということで、えーー、田中局長には明日いらしていただくということでございます。

毎日新聞:あの、確認ですけれども、だから「やらない」ということでよろしいですね?

松浦総務課長:「やらない」ということです。


ーー:
すみません、今の件で確認なんですけど、
あくまでも向こうの局長は「代理として受け取る」という形になるんですかね?

松浦総務課長:
201511122
あの…、法的効果まではわかりませんが、あの、あくまでも我々、あの、名宛人はですね、文科大臣ですので、文科大臣の使者なのか代理なのかわかりませんが、あのーーー、その両、方かもしれませんが、ということで…事務方が受け取ると言っています。

日本テレビ:
文科省側の説明としては「大臣の都合がつかない」と、こういう説明ということでよろしいんでしょうか?

松浦総務課長:そういうことです。

日本テレビ:
「時間を合わせることができない」と。
「来週も時間を作れない」と。

松浦総務課長:
あの、正確に申し上げますと、
明日はですね、大臣は「午後はいらっしゃらない」というふうに伺っています。
で、来週以降につきまして、え、わたし、からですね、文科省の事務方の方に「来週以降でもご都合は?」という話をしたところ、文科省としてはですね、ま、「明日に田中局長が受け取りに行く」ということで、えーーー、…そういうことで行いたい、ということでしたので、「我々としては、ま、そういうことにした」ということでございます。

日本テレビ:
あの、これは事案の大きさからして、やはり文科大臣というところが非常に大きい部分があると思うんですけれども、そのあたりも松浦総務課長の方から話をしていらしゃる?

松浦総務課長:当然しております。

日本テレビ」その上で文科省側は「局長が」っていうこと?

松浦総務課長:
201511123
そうですね。
文科省の判断としてですね、あの、「局長が受け取りに」あの、「来ていただける」ということですので、我々としても、次長が、そういう意味では交付すると、いうことで、え、明日、お渡しするということでございます。

日本テレビ:わかりました。

毎日新聞:
委員長の場合には、「勧告の中身について説明したい」と、確か話だったと思いますが、
次長が局長に交付する時っていうのは、同様の趣旨説明みたいなものはあるんでしょうか?
それとも単に施行するだけなんでしょうか?

松浦総務課長:
あのーー、明日(11月13日)、ま、5時半に予定しておりますけれども、ま、ただ渡すということはありませんので、ま、なんらかの説明をすると思います。
ま、その詳しい、どういう、詳しさで説明するか?というのは、これから相談していきたいと思います。







これは規制庁と文科省、「事務方同士で仕組んだな」と私は思った。以下想像

事務方同士の会話(想像

規制庁;もんじゅの勧告だけど、大臣受け取りに来れる?
文科省:あの新米大臣か。
規制庁:田中委員長が「勧告の内容を説明する」って言ってるが、
文科省:説明なんかされたら迷惑なんだよな。無知な新米大臣が何を言うかわからないしな。
規制庁:ま、直接合わせない方がいいかもな。
文科省:大臣なんか腰掛けだから信用できないし、実態は何も知らないから、この件は外してもらおう。
規制庁:もんじゅは大切だからな、守らないと。
文科省:もんじゅ勧告は重大な問題だから、なおさら大臣本人が受け取らないほうがいい。
規制庁:そうだな。重要度は下げた方がいい。
文科省:軽い勧告という印象操作も兼ねて、こちらは局長が受け取りに行く。「大臣は忙しい」ということで。
規制長:ま、時間が合わないっていうことで。
文科省:そうしてくれよ、金曜なら大臣は本当に忙しいんだ。明日局長が取りに行くよ。
規制庁:そうすれば、こちらは田中委員長には引いてもらって「次長から渡す」ことにできるな。
文科省:ま、そのうちマスコミも忘れてうやむやになっていくだろう。




規制庁と文科省の事務方同士のやり取りの中で、こんなシナリオがあったんじゃないか?って、
松浦総務課長の表情は話し方を見ていて、思っちゃったわたしです。( 艸`*)





ー追記ー
朝はこんな感じ(↑の文章 「大臣は直接受け取らない」)でしたが、帰ってきたらなんと、忙しすぎる馳浩文科相がご自身で田中委員長から受け取ったという。

「私の空手チョップ恐れているのか」 馳文科相、事務方と一悶着 「拒否」一転、直接受け取り
産経新聞 2015年11月13日

afr1511130032-p1.jpg
田中俊一原子力規制委員長(左)から勧告の文書を手渡される馳浩文部科学相=13日午後、東京都千代田区の文部科学省(三尾郁恵撮影)

馳浩文部科学相は13日の閣議後会見で、高速増殖炉「もんじゅ」に関する原子力規制委員会による勧告文の直接受け取り拒否について、「事務方が私の日程を配慮した」と強調し、内部で一悶着(もんちゃく)あったことを明らかにした。結局、馳氏は「これ以上重要な日程はない」と述べ、一転して勧告文を直接受け取ることを決めた。

規制委によると、勧告は規制委始まって以来の重要案件のため、田中俊一委員長が直接、馳氏に手渡すことを打診。ところが、文科省側は「日程の都合が合わない」と回答し、代わりに同省の局長が規制委に出向くことを告げた。

馳氏はこの日早朝、その事実を知り、「事務方が私の日程に配慮した。これ(勧告)以上に重要な日程はあるのかといったら、事務方は真っ青になった」と暴露。馳氏はプロレスラー出身であることから、「私が威圧的で、空手チョップを恐れているのか。重要性を考えてほしいと事務方にお願いした」と一幕を明らかにした。

馳氏は早速、事務方に13日のスケジュール案を複数つくらせた上で、規制委との面会日程をねじ込んだ。当初は地元の石川県で政務日程が入っていたという。

困ったのは規制委側で、文科省の局長に対し、原子力規制庁の次長が対応する当初の予定を変更。田中委員長が急遽(きゅうきょ)、文科省に勧告文を持参することを決め、文科相側の突然の変更に合わせる形になった。




ネットでいろいろ出てきていたから、馳 浩(はせ ひろし、旧姓:川辺、1961年5月5日 - )文科省大臣は慌てたのだろうか???

やっぱり、私の想像通り、規制庁と文科省の事務方同士で勝手にごにょごにょ裏で相談して決めちゃったんだろうな。と、私は確信を持った。







<大丈夫か?川内原発>モニタリングポストの測定ができない〜初歩的な設計ミス〜1号機に続き2号機もフル稼働




川内原発、モニタリングポストに設計ミス=電力不足で停止も-検査報告
時事ドットコム 2015年11月6日

東京電力福島第1原発事故を受けた原子力発電所の安全対策強化でも不備が見つかった。
環境省の放射線監視交付金事業で鹿児島県が九州電力川内原発の30キロ圏内に25台設置したモニタリングポストは、地震などによる電源停止を避け太陽光発電と蓄電池で自立して24時間観測する予定だったが、会計検査院は設計ミスで発電量が消費電力を下回り、稼働できない時間帯が生じていたと指摘した。
 
検査院が、公表されている日射量データベースの隣接5地点の日々の観測データから発電量を試算したところ、25台全てで稼働に必要な電力を確保できない期間が生じていた
観測不能時間は合わせて年間3400~3800時間に上り、1カ所では最長で月の3分の1停止していた。(2015/11/06-12:01)




川内原発周辺の放射線測定装置 断続的に測定できず
NHK 2015年11月6日 12時58分

鹿児島県にある川内原子力発電所の事故に備え、県が原発周辺の25か所に設置している太陽光発電を使った放射線測定装置=モニタリングポストが、十分に電力が得られず、断続的に放射線量を測定できない状態になっていたことが、会計検査院の調べで分かりました。

川内原発周辺の放射線測定装置1

会計検査院によりますと、問題が指摘されたのは鹿児島県が国から6900万円余りの補助金を受けて、平成24年度に川内原発の30キロ圏内の25か所に設置した放射線測定装置=モニタリングポストです。

川内原発周辺の放射線測定装置2

装置は太陽光発電を使い、24時間、空気中の放射線量を測定する仕組みになっていましたが、天気が悪いときや、木の陰になる場所では、十分に電力が得られず、断続的に測定できない状態になっていたということです。

川内原発周辺の放射線測定装置3

測定ができなかった時間は、25か所の合計で昨年度1年間に3816時間に上り、中には、1か月の3分の1近くの期間、測定ができていない場所もあったということです。

会計検査院は鹿児島県が装置を業者に発注した際、機器を十分にチェックしなかったことが原因だとしています。指摘を受けて鹿児島県は、ことし8月までに太陽光発電以外の電力も使えるようにし、24時間の測定に支障がないよう対策を取ったとしています。

川内原発周辺の放射線測定装置4

鹿児島県原子力安全対策課は「指摘を受けたのは県が設置した67か所ある装置のうち、補助的な装置と位置づけていたもので、放射線測定自体に支障はなかったと考えている。ただ、指摘は事実であり、十分に反省し、今後の教訓にしたい」と話しています。



6900万円で25台=モニタリングポスト1台いくら?
なんと!! 1台のお値段276万円

こんな多額な税金を使ってもモニタリングポストの設定すらもできない中、1号機に続き2号機もフル稼働><。

川内原発2号機 フル稼働状態に
NHK 2015年11月1日 12時32分

川内原発2号機 フル稼働状態に1

先月15日に再稼働した鹿児島県にある川内原子力発電所2号機は1日、原子炉の出力が100%に引き上げられフル稼働の状態になりました。2号機は今月中旬に国の最終的な検査を受け、問題がなければ1号機に続いて営業運転に入る計画です。
去年、国内の原発で初めて新しい規制基準の審査に合格した川内原発では、ことし8月に1号機が再稼働したのに続き、2号機も先月15日に再稼働しました。

川内原発2号機 フル稼働状態に2

その後、設備や機器に異常がないかを確認しながら徐々に出力を上げる調整運転が行われ、1日午前11時25分に原子炉の出力が100%に引き上げられ、フル稼働の状態になりました。
このあとは、設備の中の水質や温度や圧力の点検が行われ、問題がなければ今月中旬に国の最終的な検査を受け、営業運転に入る計画です。
2号機が営業運転に入れば、新しい規制基準の基では同じ川内原発の1号機に続いて国内の原発で2基目になります。

川内原発2号機 フル稼働状態に3

2号機は原発事故の半年後に定期検査に入って以来、およそ4年1か月ぶりに再稼働したことから、九州電力は異常がないか確認しながら慎重に作業を進めるとしています。




川内原発2号機 17日にも営業運転へ
NHK 2015年11月2日 21時01分

川内原発2号機 17日にも営業運転へ1

先月15日に再稼働した鹿児島県にある川内原子力発電所2号機について九州電力は、今月16日から国の最終的な検査を受け、問題がなければ翌17日に営業運転に入る計画を公表しました。

川内原発2号機 17日にも営業運転へ2

2号機が営業運転に入れば、新しい規制基準の下では、同じ川内原発の1号機に続いて国内の原発で2基目になります。
去年、国内の原発で初めて新しい規制基準の審査に合格した川内原発では、ことし8月に1号機が再稼働したのに続き、2号機も先月15日に再稼働しました。

川内原発2号機 17日にも営業運転へ3

そして、2号機は、1日、原子炉の出力が100%まで引き上げられて、フル稼働の状態になり、引き続き、設備の点検が行われています。

この2号機について、九州電力は、今月16日から国の最終的な検査を受け、問題がなければ、翌17日に営業運転に入るとする計画を、2日、原子力規制委員会に報告しました。2号機が営業運転に入れば、原発事故のあとにつくられた新しい規制基準のもとでは、同じ川内原発の1号機に続いて国内の原発で2基目になります。

2号機は、原発事故の半年後に定期検査に入って以来、およそ4年1か月ぶりに再稼働したことから、九州電力では、異常がないかを確認しながら、今後の作業を慎重に進めるとしています。






NHKがやっと認めた「南極の氷は増えていた」〜武田邦彦先生が何年も前からNHK誤報道を指摘〜



武田邦彦先生がもう何年も前からおっしゃっていた「温暖化で南極の氷は増える」ということ。
やっとNHKが「南極の氷が増えていた」ことを認めた。

武田:
今度は南極の氷があたたかくなると融けるって言うんですよ、NHKがね。
おかしいなと思ってIPCC読んだら、やっぱり、「温かくなったら増える」と書いてある。



なぜ今なんだろう?


2015年11月

NASA「南極の氷 実は増えていた」
NHK 2015年11月5日 9時27分

温暖化の影響でとけて減少してきたとされている南極の氷について、NASA=アメリカ航空宇宙局は、実際には増えていたとする研究結果を公表し、今後議論を呼びそうです。

南極の氷1

南極の氷を巡っては世界各国の科学者で作る国連のIPCCが、おととし、温暖化の影響でとけて失われ、海面が上昇していると発表していました。

温暖化2

しかし、NASAが衛星を使って南極を観測して分析したところ、1992年以降、西部では氷が減少していたものの、東部などでは増加していて、南極全体では氷は増えていたということです。また、増加の要因は、1万年前から降雪が増え続け、それが圧縮されて氷となったとしています。

温暖化3

こうした結果から、NASAは、海面の上昇は南極の氷がとけたためではなく、別の場所で想定以上に氷がとけていたなど別の要因があったと指摘しています。

温暖化4

ただ、南極の氷の増加のペースは、1992年から2001年にかけては毎年1120億トンだったものの、2003年から2008年にかけては毎年820億トンに落ちているということです。

温暖化5

このためNASAでは、南極の氷は減少に転じる可能性もあると指摘していますが、南極の氷は増えていたという今回の研究結果は、今後科学者などの間で議論を呼びそうです。



このニュースを聞いて、私は以前書き起こした武田先生のブログを思い出す。

2009年

2年前(現在だと6年前)の武田邦彦氏が語っていた事。(内容全て書き出し)

NHKが地球温暖化のウソ報道を繰り返す理由
NHKがあるとね誤報が続くから。
北極の氷が融けたら海水面が上がるってNHKが報道するから、そんな事はあるはずないと思って。
だけど一応確認しようと思ってIPCCとか読むと、「関係ない」と書いてある。
それから今度は南極の氷があたたかくなると融けるって言うんですよ、NHKがね。
おかしいなと思ってIPCC読んだら、やっぱり、「温かくなったら増える」と書いてある。

NHKの地球温暖化報道のウソ
この前神奈川県で小学校と中学校の先生相手に環境の講演しまして、1時間半ぐらい講演しまして終わってですね質問の時間にある先生が手を上げたんです。
「私は小学校6年の先生だ。最近は正しい事を児童に教える事が出来ない」って言うんですよ。
何故出来ないかっていると、たとえば、ここにいる皆さんはあまりご存じないかもしれませんが、

地球が温暖化すると南極の氷が増えるんですよね、減るんじゃなくて
温暖化すると南極の氷は増えるんです。
これは科学的にもそうだしIPCCという国連の機関も、ちゃんと報告書に「温暖化すると南極の氷は増える」と書いてある。

小学校の先生がそれを勉強して「温暖化が進むと南極の氷は増えるんですよ」と児童に説明すると、たちまち父兄からワッと反撃が来て教えられないって言うんです。
何故かって言ったら父兄はですね、NHKが正しいと思っているんですね。
ですからね「違う事を教えちゃ困る」って言うんです。

「先生どうしましょうか、私は正しい事を児童に教えようとしているんですけれども現実は教えられないんです」と、
「どうやったらいいんでしょうか」と質問されるんで、
今日はもう長くは話しませんがちょっと24の瞳の話しなんかして、
「どんな時でも小学校の先生は自動に正しい事を教えるというのはやっぱり冒険もあるし不利もあるけれども頑張って下さいね」というようなことを言ったんです。



2012年10月

報道が決して国民に伝えないもの(2)IPCCの正式報告「温暖化で南極の氷は増える」 武田邦彦氏(音声書き出し)より一部抜粋

最近、温暖化報道が再開されたようです。
これは「環境税」の後押しのためにやっていると考えられますし、
また消費税のアップは報道に適応しないということの後押しでもあるでしょう。

その中で、報道が決して国民に伝えないものが「IPCCの正式報告」です。
報道はIPCCの報告に基づいていると言いながら、政府に具合の悪い情報は決して報道せず、
かえって真逆の報道をします。その例を最新のIPCCの正式報告書から示します。

この文章は驚くべき事にIPCCの正式報告のもので、気象庁が翻訳しています。
以前は環境省が誤訳していました。
でも決して日本では報道されません。
IPCCが温暖化で南極の氷が増えるといっていると国民に思わせたくないからです。

そもそも南極の氷は温暖化したら増えるというのが正式な見方なんだと、
これは私の見方ではなく、私の見方もそうですが、
正式な物理学で考えてもそうだし、
IPCCもそう報告している。

それを環境省がですね、嘘の、誤訳をしてですね、そしてNHKがそれに習ったという事で、
日本の国内だけは全く逆の印象で、子どもたちにもですね、

IPCCの報告を日本に伝えてますと言いながら、反対の事を伝えるという事ですからね。
これは相当悪質だと私は思うんですよ。

「温暖化したら南極の氷が増える」という文章をですね、「減る」と訳して…

環境省は誤訳がばれて、数年前に修正していますが、まだNHKなどは修正していません



2012年11月

6「温暖化と原発そして日本の自立」武田邦彦&岩上安身11/11(内容書き出し)より一部抜粋

その時にサッチャーが言ったのは、
「原子力よりか怖いものをつくれば、原子力はできる」って言ったんです。

ー略ー

みんなが「温暖化怖い、温暖化怖い」
「だからもう原発でいいや」と。
これはもう作戦通り。
それからもうひとつIPCCをつくる時に、
「みなさん仲間から外れちゃいけませんよ」
「温暖化が科学的に嘘だとわかっても、外れちゃいけませんよ」
だからクライメイトゲート事件という、地球温暖化のインチキ事件はイギリスの大学…




6「避難計画を作るエネルギー政策に対して今後とも推進しろなんてどうして言えるのか?」田中原子力規制委員長vs桜井南相馬市長(文字起こし)

原子力規制委・田中委員長vs南相馬市・桜井市長(2015.10.29)

https://youtu.be/1NnPsOTgrXM?t=50m26s
南相馬市・桜井市長:
ありがたいといえばありがたいんですが、少なくても国も県も機能しなかったんですよ、福島の震災の場合は。



規制委・田中委員長:
いや、現実にはそうです。


南相馬市・桜井市長:
桜井5

で、機能しなかった最大の原因は、「10km圏外は避難計画を作っちゃいけない」と言われて指導を受けてきたんです、旧原町時代は。
それは「住民に不安を与えないために」と。

でも現実的には10kmとか20kmとか30kmとか線引きしたところで関係ないんです、起こっちゃえば。
住民はすぐに逃げ出します。
我々としては経験値を踏まえて、ましてや病院も30km圏内に入院患者を置いていけないと言われましたから、国が。
みな30km圏外の33kmにある厚生病院まで入院患者をゼロにしろと言われましたから。

これによってバタバタと死にました。
6ヶ月間で250人死んだんですから、ここは。

それぐらいの医療拠点だったんですよね。
介護もそうです。

ですから、こういう住民の命を預かる立場からすれば、原発という問題について言えば、もう危ないレベルとして考えているんです。
住民も全くそうです。
その時に「危なくないんだ」とどこまで言えるのか?

避難計画を作らなきゃいけないようなエネルギー政策に対して今後とも推進しろなんていう事をどうして言えるのか?というのがよくわからないんです。
教えていただきたい。




規制委・田中委員長:
田中5

いやー、それはですね、私どもはそういう事故が起こらないようにという事を、福島の事故とかを踏まえて規制していく立場で、それをどうするか。
「原発を使うのか使わないのか」っていうのは、住民とか事業者とか国とかの判断でやっていただく事で、これは私の方から申し上げて、私の立場から「使うべきだとか使わないべきだ」とかっていう議論をするような状況にはないので、そこはこれ以上議論をしても多分何も起こってこないという事をご承知おきいただきたい。



https://youtu.be/1NnPsOTgrXM?t=52m46s
南相馬市・桜井市長:
はい、それについてはありがとうございます。
例えば官房長官の「委員会が(OKを)出したから大丈夫なんだ」
委員会では「安全性については判断しない」ということですよね?

これに対してどこが、我々は根拠としてじゃあ、この原発の問題を考えていったらいいんですか?



規制委・田中委員長:
いやあの、その「安全性について判断しない」っていうことなんか言ってませんよ。
あの、「福島の事故のような過酷な事故が起こるような可能性があるんだったら、私は原子力発電はやめるべきだと、使うべきではない」ということを国会でも再三申し上げました。
総理の目の前で申し上げています。

ですからそういうことが起こらないレベルまでの規制ですよ。
そのためにごにょごにょぐらいごにょごにょです。
多分事業者は大変な、「ここまで●でなんでそんなことを」っていう抵抗がすごいですよ。
でもやっぱり、それはやっぱり「福島で事故を起こしてしまったでしょ」っていうことで、我々としてはそういうつもりでやっています。

「でもやっぱり心配だから嫌だよね」っていうことでやめるかどうか、っていうことは、我々はそこまでは判断しないっていうことなんです。
ですから、「規制」っていう名前だからってそういうことっていうことなんです。
ぜひそこはご理解、正確にご理解いただきたい。

あのどうも、言葉を端折っていろいろ報道されますので、そういうことが、市長がおっしゃるような理解が一般的だというこのも知った上で今もうしあげています。
ただ直接今目の前におられるので、そういうことを聞かれたので。



続きを読む

4「イチエフの安全についてはある程度責任を持って確保してまいります」田中原子力規制委員長vs桜井南相馬市長(文字起こし)

原子力規制委・田中委員長vs南相馬市・桜井市長(2015.10.29)


https://youtu.be/1NnPsOTgrXM?t=37m48s
南相馬市・桜井市長:
桜井4

委員長がおっしゃっていただいていることを、我々は理解しないとか理解できないとかいう問題では全くなくて、正直言って「ここまで南相馬市は回復している」という自負心もあります。
それは職員が自らここに残って頑張った。
その間ストレスを抱えてリタイアしたり、今、休職せざるを得ない職員たちがいる中でも、職員全体としてみれば、市民を支えるために頑張ってきています。
ですから、市民と同時に職員のケアをしなければいけないのも事実なんです。
で、この際、国の支援が無かったとは言いませんが、震災で厳しい時に、自衛隊でさえ避難して行った時にですよ、3月14日。
3月15日の、14日の3号機の爆発。
ここは我々は残したんですよ。
自衛隊が入ってきて「避難指示」ということを言われても。
それはなぜか?って言ったら、市民を守らなければいけないし、あの時避難できない市民もいっぱいいたので、我々としては市民を守ることを優先させた。
これはある意味私が職員に強要を指示したというのもありますけれども、ただそれによって本当に多くの市民が帰ってくるようになったとは言え、あれ以降ストレスを抱えている職員が非常にいるのは事実なんですね。

ですからこういう中で今再生していかなければいけない。
復興していかなければいけない。
ましてや一番の課題である20km圏内を帰れるようにしていかなければいけない。
そういう課題に対して、いま何を市民にメッセージとして出したら彼らが安心して帰れるかということを常日頃考えて彼らと対話し続けているんですよ。

で、楢葉はこれから医療機間ようやくするところとか、郵便がこれからとかという話が出ていますが、我々としてはもうすでにそのことは、去年の4月23日時点で改良規制ないにもかかわらず、医療機関は必要だということに対して診療をそこで開始したりとか、今年の9月にわれわれも中小機構の支援を受けて、直接仮店舗というか、購買できるものを作ったりしているんですね。

でも解決できないのは、やっぱり除染の問題。
先程言った廃棄物の、ああいう黒い袋が積んである問題。
ここで農業ができるのか?とか、
生活再建できるのか?という不安がある、これの最大の原因が放射性物質、原発事故なんですよ。


ここを明確に不安を払拭するものを住民に語り続けなければ、多分帰還というのは多くなっていかないと思うんです。
ですから規制委員会としても、委員長としても、国に対しては「こうあるべきだ」というものを、放射線の問題一つを取っても出して欲しいし、除染についていま環境相も非常に中間貯蔵の問題とかやっていますけれども、これに対しても道筋が見えないような、悩み続けなければいけない現場の人たち、また、●村なんかは搬出搬入のルートになっているわけですよ。
飯舘の問題もそうだし、相馬の問題もそうだし、うちの問題もそういうルートの中に入れられているわけですので、こういうことに対するストレスがこれからますます大きくなってくるんですよね。
「それでも大丈夫なんだよ」ということを言っていかなければいけない。
それはどういう風にしたら言えるのか?っていうのは、われわれは常日頃自問自答しながら、住民に対してどう言ったらいいんだろう?という問題があるので、



規制委・田中委員長:
田中4

除染の方の問題については、わたしの方で色々、ま、何か申し上げる立場にないし、なかなか難しいところがあるんですが、イチエフ(福島第一原発)の安全の確保についてはその、ある程度責任を持って確保してまいります。
で、その一環として今日もこういう形で、私が、あの、いろいろ持ち場とか説明しているのは十分承知しているんだけれども、私の口からきちんと説明した方がいいでしょうということでお伺いしています。
で、そのことで十分納得していただけるかどうか?ということについては、これはなかなか人の納得は簡単なものではない
ので。

ただはっきり言えるのは当初からいろいろ非常に懸念、われわれも懸念してきたことについては相当きちっとコントロールできるようになってきています。
今日の新聞に出る水の問題も、今全部出ていて「これぐらいですよ」という話ですから、こういうことも多分、少し表的に感覚的に捉えていただければ、幾らか安心になるかなというのでこんなものを作ってきました。
そういうことで今努力をしています。

でも、そういう意味でぜひイチエフは、今は住民の帰還を妨げるような状況ではなくなっ…。
絶対ないか?といえば、まぁ。
たとえば再臨界の問題とか、いろいろ議論されているけれども、それはありません。
これはありません、物理的にないということは私が保証します。


で、そういうことは言えるんですけれども、できない、
なんでもそうなんですけれども、全く●ということを保証しろと言われてもこれはなかなかないんで、そこのところはちょっと勘弁願いたいと思いますけれども、そうとう「イチエフは帰ってくるのを妨げるような状況ではなくなっているよ。だから帰っても外の方に、こっちの方まで影響するようなことはないよ」という事はぜひお伝えいただいて、出していただきたいというふうに思います。

除染の方の問題、運ぶルートの問題は私自身も非常に懸念しています。
今後どうなるかという事について。



ーーー

除染で使ったマスクや手袋を投棄 コンビニ店頭のごみ箱に


<除染廃棄物流出>飯舘村の除染袋川に流出 240袋→293袋→395袋








続きを読む

女川原発外部電源喪失も速やかに地元に連絡せず


<東北電>女川外部電源喪失 連絡遅れ陳謝
河北新報 2015年10月29日 木曜日

 東北電力女川原発1号機(宮城県女川町、石巻市)で9月下旬、外部電源が失われ非常用発電機が作動した問題で、東北電の原田宏哉社長は28日、周辺自治体への連絡が遅れたことについて「社会的にどう受け止められるかの感度が鈍かった。地域に迷惑を掛け申し訳ない」と陳謝した。

 原田社長は定例記者会見で「東京電力福島第1原発事故以降、電源喪失や冷却設備の停止は地域の一大関心事になった」と説明。同様の事態が発生した場合には「速やかに発表していきたい」と述べた。

 連絡が遅れた周辺自治体は原発から30キロ圏内にある緊急時防護措置区域(UPZ)の登米市など5市町。東北電は法令や安全協定に定めがないことを理由に挙げていたが、地元からは改善を求める声が出ていた。
 国や立地自治体にはトラブル発生直後に自主的に連絡していた。




<女川原発>地元連絡は停電発生9日後
河北新報 2015年10月14日水曜日

 東北電力女川原発1号機(宮城県女川町、石巻市)の外部電源が2日間で2度停電したことが明らかになった13日、立地自治体や周辺自治体からは、安全対策の徹底や迅速な情報伝達を求める声が上がった。
 女川町は発生当日に東北電から連絡を受けた。担当者は「安全措置が欠落したヒューマンエラーに起因する。重く受け止め、改善してほしい」と指摘した。
 石巻市によると、市への連絡は発生9日後の今月8日。担当者は「非常用電源が入ることは簡単な事象ではない。早く連絡をもらわないと市民を守れない」と東北電に改善を求めた。
 東北電は、国にも発生当日に連絡したが「法令で報告が義務付けられているトラブルではない」として13日まで公表しなかった。
 4月に東北電と安全協定を結んだ女川原発30キロ圏内の登米市や美里町など5市町への連絡も13日になった。美里町の担当者は「東北電が情報を隠せば町は何もできない。迅速な情報提供を期待する」と話した。
          ◇         ◇         ◇
 東北電力は13日、東北電力女川原子力発電所1号機(宮城県女川町、石巻市)で9月下旬、外部電源が失われ非常用発電機が作動するトラブルが立て続けに2度発生したと発表した。




河北抄 港北新報
 何度も聞かされてきた言い訳のような気がする。女川原発(宮城県女川町、石巻市)の1号機で停電が起き、使用済み核燃料プールの冷却ポンプが約35分間停止したのに、東北電力から地元への報告は後日。「法令や安全協定で義務付けられていなかった」という理由。
 その通りだとしても、ちょっと想像してほしい。福島第1原発事故で電源喪失がどれほど危機的な結果をもたらしたのか。燃料プールも冷却は欠かせない。
 ポンプの停止は先月29日だった。東北電力はその日に女川町と石巻市、宮城県へ連絡したが、それは「停電で原発の放水口で測っている放射能データを送れなくなった件」(広報・地域交流部)。
 ポンプの停止は30日にさらに詳しく報告する際に伝えたという。だが、報告の優先順位を間違っているのではないか。
 大事だったのはポンプの停止と非常用電源の作動。原発30キロ圏の自治体も含めてスピーディーに伝えるのが正解だったはず。法律や協定に従うのは最低限の役割であり、それを超える仕事ができなければ全くもって地元は安心できない。(2015・10・15)




「社会的にどう受け止められるかの感度が鈍かった」と東北電原田宏哉社長が陳謝したが
「社会の受け止め方の感度」????
そうじゃない。
地元住民の安全を真っ先に考えるという、ごく当たり前のことが全くこの社長の頭の中には無い!


志賀原発→船→青森県六ケ所村 低レベル廃棄物ドラム缶480本搬出

低レベル廃棄物搬出 志賀原発
北國新聞社 10月17日(土)2時48分配信

 北陸電力は16日、志賀原発から出る低レベル放射性廃棄物を青森県六ケ所村にある日本原燃の埋設センターに向けて搬出した。ドラム缶480本(輸送容器60個)分を船で海上輸送し、18日に青森に到着する予定である。

 搬出には石川県、志賀町の職員が立ち会い、輸送容器の数量が事前連絡通りであることなどを確認した。七尾市、羽咋市、中能登町の職員が同行した。

北國新聞社
最終更新:10月17日(土)2時48分



志賀原子力発電所
低レベル放射性廃棄物の輸送について

平成27年10月16日 北陸電力株式会社

 本日(10月16日)、志賀原子力発電所の低レベル放射性廃棄物※
を、下記のとおり搬
出しましたので、お知らせいたします。
1.搬出日時  :平成27年10月16日 16時30分(輸送船離岸)
2.輸送品の数量:ドラム缶480本(輸送容器60個)
3.搬出先施設名:日本原燃株式会社 低レベル放射性廃棄物埋設センター
         (青森県上北郡六ヶ所村)
 なお、搬出にあたっては、石川県および志賀町の立会いを受け、輸送車両の線量当量
率、輸送容器の数量等を確認していただきました。
 また、その際、隣接市町が立会いに同行されました。
以 上 




志賀原子力発電所
低レベル放射性廃棄物の輸送先到着について

平成27年10月19日 北陸電力株式会社

 昨日(10月18日)、志賀原子力発電所の低レベル放射性廃棄物※
が、下記のとおり輸送
先の低レベル放射性廃棄物埋設センターに到着しましたので、お知らせいたします。
1.到着日時  :平成27年10月18日 15時46分
2.輸送品の数量:ドラム缶480本(輸送容器60個)
3.搬出先施設名:日本原燃株式会社 低レベル放射性廃棄物埋設センター
         (青森県上北郡六ヶ所村)
 今後、日本原燃株式会社において受入れ検査が実施され、埋設処分される予定です。
以 上
※ 低レベル放射性廃棄物
 原子力発電所で発生する放射性物質の濃度の低い廃棄物。
(輸送する廃棄物は、発電所で発生した金属やプラスチック、フィルタ類などの固体状
の廃棄物を種類毎に分別し、ドラム缶に収納した後、セメント系充てん材(モルタル)
 で固めたもの。)


MOX燃料で中央構造線の真上にある愛媛県伊方原発3号機再稼働に地元が同意

伊方1


伊方原発3号機 愛媛県知事が再稼働に同意
NHK 2015年10月26日 17時41分


四国電力伊方原子力発電所3号機について、愛媛県の中村知事は26日午前、再稼働に同意することを四国電力の佐伯勇人社長に伝えました。地元の伊方町も再稼働に同意し、原発の新しい規制基準の下で再稼働に県と立地自治体が同意したのは、川内原発のある鹿児島県に続いて2か所目です。

中村知事は26日午前9時半から愛媛県庁で四国電力の佐伯勇人社長と会い、伊方原発3号機の再稼働を了解すると伝え、県として再稼働に同意しました。

伊方2

中村知事が「国の考えや四国電力の取り組み、地元の理解をもとに非常に重い判断をした。今後、四国電力には安全対策に引き続き万全を期すよう求める」と述べたのに対して、佐伯社長は「再稼働に向けて、今後、安全対策などをしっかりと対応していきたい」と答えていました。

伊方3

このあと、中村知事は記者会見を開き、「出力、コスト、安定供給の3つの要件を満たす代替エネルギーはなく、現状では、安全対策を施したうえで原発に向き合っていかざるをえない」と述べたうえで、県としての責任について「同意する以上は、訓練や安全対策、それに万が一のときに責任を担うことになる」と述べました。

伊方4

中村知事は、午後には経済産業省を訪れ、林大臣に再稼働に同意したことを報告したうえで、十分な情報公開と説明に努めることなどを求める文書を手渡しました。これに対し、林大臣は「原発は終わりのない問題であり、今後も国民や地元に誠意をもって粘り強く理解を求めていく」と答えていました。


26日は、地元の伊方町でも、山下和彦町長が四国電力の柿木一高原子力本部長に、再稼働に同意することを正式に伝えました。

伊方5

伊方6

原発事故後に作られた新しい規制基準の下で再稼働に県と立地自治体が同意したのは、川内原発がある鹿児島県に続いて2か所目です。

伊方原発3号機の再稼働の時期は、原子力規制委員会による認可や新しい設備の検査などが残っているため、早くて来年の春以降になる見通しです。


経済産業相「国は責任を持って対応」
四国電力伊方原子力発電所3号機の再稼働に同意した愛媛県の中村知事が26日に経済産業省を訪れ、報告を受けた林経済産業大臣は「国民や地元に対して誠意をもって粘り強く理解を求めていかなければならない」と述べ、再稼働にあたっては国として責任を持って地元説明などの対応に当たる考えを示しました。

愛媛県の中村知事は26日午後、林経済産業大臣と会談し、四国電力伊方原発3号機の再稼働に同意したことを報告しました。そのうえで、中村知事は、原発の再稼働の必要性や安全性について国が前面に立って国民への十分な情報公開と説明に努めること、広域避難道路を優先的に整備することへの支援など、8項目の要請をまとめた文書を林大臣に手渡しました。
これに対して、林大臣は「知事の英断に本当に感謝を申し上げたい」と述べました。そのうえで、「国民や地元に対して誠意をもって粘り強く理解を求めていかなければならない」と述べ、再稼働にあたっては国として責任を持って地元説明などの対応に当たる考えを示しました。


四国電力「1日も早い再稼働を目指す」
中村知事から再稼働の同意の報告を受けたあと、四国電力の佐伯勇人社長が記者会見しました。
佐伯社長は「きょうの了解で大きく一歩前進したと思う。県民のみなさまにより一層安心していただけるよう、さらなる安全性・信頼性の向上を目指して不断の努力を重ねたい。今後の国による工事計画の認可や、使用前検査などについて計画的にしっかりと取り組み、1日も早い再稼働を目指したい」と述べました。
一方で、再稼働の時期については、「工事計画などの審査が続いていて、具体的に申し上げられる状況ではない」と述べ、明言しませんでした。


官房長官「知事の理解極めて重要」
伊方9

菅官房長官は午前の記者会見で、「再稼働にあたって、知事の理解を得られたということは極めて重要だ。引き続き認可や検査など法令上の手続きに基づいて、四国電力が安全確保を最優先に対応することが極めて大事だ。原子力規制委員会の手続きが厳格に、円滑に進められることを政府としては期待したい」と述べました。

そのうえで、菅官房長官は、「政府として、省エネルギー、再生可能エネルギーの推進に最善を尽くすなかで、原発については、できるだけ最小化しようという基本方針がある。それに基づき、世界で一番厳しいと言われる基準に合格した原発については再稼働を進めていくという考え方は変わらない」と述べました。


県庁前では抗議集会
伊方7

松山市の愛媛県庁前では、朝から伊方原発3号機の再稼働に反対するグループのメンバーら30人あまりが集まり、抗議集会を開きました。参加者は、「知事は再稼働を認めるな」などと書かれた紙を手に持ち、声をあげながら知事の再稼働同意に対し反対の意思を示していました。

伊方8

「伊方原発をとめる会」の和田宰事務局次長は、「中村知事は、再稼働を認めるかどうかを白紙に戻して考えるとこれまで話してきたが、本当にそうだったのか。反対派の意見を十分に取り入れたのか疑問に思う」と話していました。





愛媛・伊方原発:再稼働、愛媛知事「総合的に判断」 安全対策改めて要請
毎日新聞 2015年10月26日 東京夕刊

伊方中村
 
四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)は再稼働に向けて大きく前進した。焦点となっていた地元同意手続きで、同県の中村時広知事が26日、「総合的に判断した」として再稼働容認を表明。一方、県庁周辺では反原発団体のメンバーらが「再稼働ありきで手続きが進められた」などと怒りの声を上げ、伊方町の住民からは賛否の意見が聞かれた。【伝田賢史、伊藤遥】

同日午前、中村知事は四電の佐伯勇人社長と県庁知事応接室で面会した。午前9時半ごろに中村知事が入室すると、直立不動で待っていた佐伯社長は緊張した面持ちで二礼。カメラのフラッシュがたかれる中、2人は硬い表情のまま着席した。

中村知事は表情を崩さないまま「国の考え方や四国電力の取り組み姿勢、地元の議論などの状況を総合的に判断し、愛媛県知事として事前協議を了解することとした」と表明。佐伯社長は「(要請された)9項目については、確実に順守・実行していきます」と答え、面会は10分程度で終了した。

中村知事は続く記者会見で、パネルを使いながら同意に至る経緯を説明。視線を落とすことなく「国や四国電力には、考えられる限りの要請を全てぶつけた」などと語った。記者から「過酷事故が発生した場合は進退をかけるのか」と質問されると「当然です」と即答した。

 ◇反原発団体、県庁前で声

松山市の愛媛県庁前では、反原発団体などの約40人が午前8時ごろから約1時間半、「中村知事は再稼働を認めるな」などと声を張り上げた。

「伊方原発をとめる会」の和田宰(つかさ)・事務局次長(63)=松山市=は「知事は(判断について)『白紙』と言い続けたが、実際には『再稼働に同意しない』という選択肢はなかった」と憤った。「原発さよなら四国ネットワーク」の小倉正さん(54)=同=は「再稼働に反対する県民の声は聞かれず、内容についての真剣な議論は行われなかった」と悔しさをにじませた。高知市を午前5時に出発し駆けつけた「グリーン市民ネットワーク高知」の外京(げきょう)ゆりさん(66)は「もし知事が同意しても反対行動を続けたい」と話した。【黒川優】

 ◇町民賛否割れ

伊方町の山下和彦町長は町役場に四国電力の柿木一高・原子力本部長(副社長)を呼び、事故防止の徹底を求めたうえで了解書を手渡した。柿木本部長は「安全確保に不断の努力を重ねる」と話した。山下町長は記者団に「苦渋の決断。福島第1原発のような事故が起きないよう、四電を指導していく」と話した。

知事同意に伊方町民の賛否は分かれた。民宿を経営する女性(72)は「町には働くところがなく、(再稼働同意は)若者に朗報だ。事故を起こさないよう運転してほしい」と話した。一方、主婦の磯崎光子さん(70)は「再稼働同意は残念だ」と声を落とした。【渕脇直樹】

==============

 ■解説

 ◇同意プロセス「住民不在」

四国電力が原子力規制委員会に、伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の安全審査を申請してから2年3カ月。7月の新基準合格後、3カ月あまりで終わった地元同意プロセスは、残念ながら「住民不在、結論ありき」だった。今後、再稼働の手続きが進む他の原発のモデルにしてはならない。東京電力福島第1原発事故後も愛媛県の中村時広知事は「代替エネルギーがなく原発と向き合っていかざるを得ない。条件を整えた上での再稼働は必要」と述べ、山下和彦・伊方町長も「町と原発は共存共栄」との考えを変えなかった。

両トップは再稼働の是非を判断するに当たり、住民代表らによる委員会をそれぞれ設置し、その意見を判断の前提とした。しかし、再稼働に理解を示す姿勢が、委員会や議会に影響したことは否めない。知事は四電に想定する揺れの大きさ650ガルを上回る1000ガル対応の安全対策を求めたが、同意を暗黙の前提としていたとみるのが自然だろう。

住民理解を得る努力も乏しかった。原発5〜30キロ圏の6市町が県に求めた説明会に参加できたのは一握りの団体代表ら。山下町長に至っては、住民説明会を開かないまま同意した。知事主導で1000人規模の説明会を開いた九州電力川内原発(鹿児島県)の例とは、比べものにならない。

中村知事は「長い目で見て脱原発を目指すべきだ」という立場だ。山下町長は原発維持を掲げつつ、原発に大きく依存した地域振興策の見直しに着手。それらを「空手形」としないため、両トップは道筋と実績を本気で示す必要がある。【渕脇直樹】






<伊方原子力発電所>中央構造線活断層で震度5強〜愛媛県伊方町震度4

愛媛県伊方原子力発電所3号機 原子力規制委員会の審査合格!「使用済み核燃料から取り出したプルトニウムを混ぜたMOX燃料を一部使う」



鹿児島県の川内原発に続いて愛媛県の伊方原発となると…
福島原発事故の影響で関東以北の食材が汚染されている今、九州四国の食材は日本人にとって大切です。
これ以上国土を汚してはいけない。
そんなこと当たり前なのに。

中央構造線の上に建つ伊方原発再稼働に同意した愛媛県中村知事や伊方町山下町長、四国電力佐伯社長、菅官房長官など、それぞれもっともらしく発言しているけれど、日本国土が取り返しのつかない汚染を受ける(つまり、国土を無くす)確率が高くなる原発再稼働をしていくこの人たちがとても不思議で…
どうしても納得できない気持ちでテレビのニュースを見ていました。

火山活動は現在日本中で活発になってきている。
昨日もアフガン北部でマグニチュード7.5の大地震があった。
まさにその日に再稼働に同意している。
最近日本では鳥取県中部で地震が頻発している。
今までにない異常気象に大型台風、大自然の脅威が迫っている最中、原子力発電所など稼働している場合じゃない!!!

ばっかじゃないの


「日本にヒトが生存できなくなるぞ」と、わたしは思っている。










横須賀原子力空母「原子炉の過酷な訓練」に「放射性物質排出」〜追記あり

【神奈川】
横須賀入港前のGW「原子炉の過酷な訓練」 航海日誌に放射性物質排出?も記述

2015年9月29日 東京新聞

PK2015092902100055_size0.jpg
市民の会が入手した航海日誌の一部=横須賀市で

米海軍横須賀基地(横須賀市)に配備されていた原子力空母「ジョージ・ワシントン(GW)」が2011年、原子炉の急停止、急再稼働の訓練を入港前日に行っていたことが、横須賀市の市民団体「原子力空母の横須賀母港問題を考える市民の会」が入手した航海日誌から分かった。放射性物質を含む冷却水や気体を、日本の排他的経済水域の200カイリ(約370キロメートル)内で排出していることをうかがわせる記述もあったという。
 
市民の会は「過酷な訓練で原子炉事故の危険性を増大させる」としている。横須賀基地には10月2日、GWの後継として原子力空母「ロナルド・レーガン」が配備される予定。
 
日誌は米国の情報公開制度に基づいて入手。市民の会によると、訓練は2011年4月18~19日の二日間に計三回行われ、それぞれ急停止、急再稼働を一時間前後の短時間のうちに行っていた。GWは翌20日、横須賀基地に入った。
 
冷却水の排出について、市民の会は米海軍の資料などから「原子炉補助室の過剰液体廃棄物処理タンクの船外への排出作業を開始」などと判読し、放射性物質を含んだ冷却水を艦外に排出したとしている。
 
市民の会は「米軍は日本の沖合12カイリ(約22キロメートル)以遠の外洋での排出を否定していないが、物質の濃度や分量、排出頻度などは不明で、明らかにするべきだ」と指摘している。 (加藤寛太)




原子力空母の横須賀母港問題を考える市民の会

横須賀

2015年
G・ワシントンからロナルド・レーガンに原子力空母交代へ


2014年1月15日,在日米海軍と外務省は,横須賀基地を母港としている原子力空母ジョージ・ワシントンを、2015年後半に変視力空母ロナルド・レーガンへ交代させると発表しました。

G・ワシントンからR・レーガンへのバトンタッチは,単なる原子力空母の交代ではありません。
原発ゼロが大きな争点となっている日本で、横須賀だけはその例外として、原子力空母が居続ける、という新たな提案です。

黙っていたらこの町は、この先ずっと、原子力艦事故に怯えながら暮らす街になってしまいます。
今こそ横須賀視聴・市議会は,原子力空母母港を継続していいのか、安全対策は十分なのかなどについて、市民の意見を問う機会を設けるべきです。

2度に渡って、原子力空母母港の是非を問う住民投票の直接請求に取り組んできた私たちは、今回「1万人市民アンケート」を実施します。
この街の重要なことは市民が決める。
そのためのアンケートです、ご協力ください。

(※アンケートは締め切りました。)


レーガン被ばく問題
f原子力空母レーガンは、トモダチ作戦で福島原発事故直後の重大な放射能被ばくを受け、多数の乗組員が被ばくして癌等の重大な病気になり、現在200名以上が東京電力を相手取って米国で裁判を起こしています。
現在の放射能レベルは大丈夫なのでしょうか。
米海軍は今こそ横須賀市民に同感の被ばくの実態と現在の放射能レベル等を明らかにすべきです。

安全審査なしで配備
原発は日本政府の厳しい安全審査を受けています。それでも事故は起きました。
原子力空母は、その安全神座すら受けていない、全くのノーチェック状態です。

3・11原子力空母は
星条旗新聞は「(横須賀にいた原子力空母の)水位は6フィーと(183cm)下がり、揺れは非常に強くて船を埠頭岸壁から話すほどだった」と乗組員の証言を伝えています。
大規模地震が基地を直撃すれば、原子力空母の原子炉も決して安全ではありません。

高濃度の燃料棒
原発の核燃料のウラン235の濃縮度は3〜5%。
これに対して、原子力空母の核燃料ウラン235の濃縮度は約95%で、原爆並みの高さです。

爆弾やジェット燃料も
原発周辺には,爆発物貯蔵庫や燃料タンクを作ることはできません。
しかし原子力空母は、艦内の至近距離に、大量の爆弾やジェット燃料を積んでいます。

25年分の死の灰
原発の燃料交換は1年に1回。溜まる死の灰は最大1年分です。
原子力空母の燃料交換は25年に1回。溜まる死の灰は最大25年分です。

動かなかった非常用冷却装置
米海軍は、原子力空母には電力に頼らず原子炉を冷却できる能力があるといいます。
非常用復水器(冷却装置)と呼ばれるものですが、福島原発1号機にも同様の装置がありましたが、メルトダウンを食い止めることはできませんでした。

原発の原子炉と米海軍の原子炉は兄弟
原子力空母は2期の原子炉を積んでいます。
原子炉に核燃料を装填し、核分裂反応による熱で作った水蒸気でタービンを回して航行します。

原子力発電用の加圧水型軽水炉(福島第一原発は沸騰水型・川内原発と同じ)は、海軍の原子炉が原型です。
両者の原理は同じもの、つまり、原子力発電の原子炉と海軍原子炉は「兄弟」の関係です。

横須賀1

原子力空母が地震・津波に襲われたら
・津波で乗り上げ、海水の取水不能
・冷却施設の電源喪失
・館内の非常用施設の機能喪失
     ↓
水素爆発、メルトダウン・水蒸気爆発による格納容器等の破壊
艦外への放射性物質の放出
横須賀湾内で原子炉が稼働中ないし停止後の想定です。
原子炉停止後も、崩壊熱の冷却が必要です。

横須賀2

空母原子力事故発生で…三浦半島の全域致死被害申告に
横須賀3

時代遅れの二重基準と5マイクロシーベルトと100マイクロシーベルト
横須賀5

原子力災害対策指針の改定で、原発周辺で毎時5マイクロシーベルト(通常の約100倍)が検知された場合、周辺5km以内の住民は即時避難すべきと決定されました。
原子力艦防災マニュアルでは、横須賀基地周辺で、100マイクロシーベルト(通常の約2000倍)が検知された場合に、原子力空母から3km以内の住民の屋内退避が定められているだけです。
このままでは、原子力空母が原子炉事故を起こしたとき、避難が遅れ、被ばくが拡大する恐れがあります。


横津ks7
横津ks8

「横須賀には原子炉が2基ある」小出裕章氏・松田美由紀氏5/26(動画・書き出し)
横須賀に原子力発電所が、何の審査も受けないままあるんだぞという事を
常に忘れないでいて欲しいと思います。

「原発の輸出について・横須賀」小出裕章ジャーナル2/9ラジオフォーラム

トモダチ作戦米兵2名が骨膜肉腫と白血病で死亡〜3月13日に三陸沖に到着〜OPTV(文字起こし)

停泊中の原子力空母ジョージ・ワシントン(GW)横須賀出港した訳


追記

原子力艦、避難線量下げる 毎時5マイクロシーベルト超、原発と同じ
2015年11月20日 東京新聞夕刊

 政府は20日、米軍空母などの原子力艦で事故が起きた際に周辺住民が避難を始める放射線量の判断基準を、原発事故と同じ毎時5マイクロシーベルト超に引き下げた。

 国の災害対策マニュアルも改めた。自治体は今後、新基準で住民に避難指示や避難勧告を出す。従来の原子力艦事故の避難判断基準は、毎時100マイクロシーベルト超で原発事故の20倍だった。

 国内で原子力空母や原子力潜水艦が入港する米海軍基地があるのは神奈川県横須賀市、長崎県佐世保市、沖縄県うるま市の三市。

 基準引き下げは10月に河野太郎防災担当相が指示し内閣府が手続きを進めていた。原発事故による屋内退避の範囲が半径30キロ圏内となっていることを踏まえ、原子力空母の事故では半径3キロ圏内とされる範囲の見直しも今後、検討する。
 河野氏は記者会見で「横須賀市など関係自治体から聞き取りをし、専門的な見地から議論してほしい」と述べた。




都内・千葉も避難対象に? 原子力艦の事故時「範囲」見直しか
2015年11月22日 東京新聞朝刊

PK2015112202100051_size0.jpg

 米海軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)などに配備されている原子力艦で事故が起きた際の国のマニュアルを検証する政府の作業委員会が今月発足し、議論が始まった。早速、周辺住民が避難を始める放射線量の判断基準の引き下げを決定。今後は、避難範囲を見直すかどうかが焦点となる。基地問題に携わる専門家は「原発事故並みの30キロに拡大すべきだ」として、東京都内や千葉県内でも避難計画の策定が必要だと訴える。 (加藤寛太)

 「知りませんでした」。作業委員会が発足した11月初旬。横須賀基地から30キロ圏内に位置する東京都大田区や千葉県木更津市、富津市の担当者は、いずれもマニュアルの検討作業が始まっていることを知らなかった。作業委は6日の初会合で原子力艦で事故が起きた際の避難判断基準について従来の毎時100マイクロシーベルトから、原子力災害対策指針と同じ毎時5マイクロシーベルトに引き下げることを決定。政府は20日、正式に基準を変更した。

 これからの作業委の議論で焦点になるのが、原発事故と原子力艦の事故の避難範囲の違いだ。

 東京電力福島第一原発事故を受け、国の原子力規制委員会は原子力災害対策指針をまとめ、原発から30キロ圏内を緊急時防護措置準備区域(UPZ)とし、自治体に避難計画の策定を求めた。だが、2004年に国の中央防災会議が策定した原子力艦の事故のマニュアルは、「半径3キロ以内は屋内退避」などとなっている。

 作業委の事務局を務める内閣府の担当者は「原発指針がマニュアルにどう影響を与えるかを今後、検証する。単純にマニュアルを指針に合わせるということではない」と説明する。

 しかし、避難範囲が仮に30キロに拡大されれば、大田区などに加え、百万人以上の人口を抱える横浜市や川崎市も避難計画が必要となる。UPZの人口が96万人で最も多い東海第二原発(茨城県)で同県内の市町村は、避難場所の確保の難しさなどから計画はいまだ策定できておらず、横浜市などで計画を作ろうとすれば難航は必至だ。

 お膝元の横須賀市はより深刻だ。原子力災害対策指針は原発から半径5キロ圏内を予防的防護措置準備区域(PAZ)と定め、事故が起きたら、ただちに避難を開始したり、住民にあらかじめ安定ヨウ素剤を配布したりすることが決められた。稼働している九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県)のPAZの人口は約4千9百人。一方、横須賀市は20万人を超え、40倍以上だ。

 「そもそも首都圏という人口過密地帯で原子炉を稼働させること自体が間違っている」。横須賀市で原子力空母の配備に反対してきた呉東(ごとう)正彦弁護士は話す。

 10月に横須賀基地に配備された原子力空母「ロナルド・レーガン」は動力として加圧水型原子炉二基を搭載熱出力は二基の合計で120万キロワットと想定され、福島第一原発1号機(同138万キロワット)に近い。

 「政府の責任で横須賀への配備を認めた以上、原発と同様の基準で対策を取るのは当然で、大変でも先延ばしは許されない。国が基準を変えれば30キロ圏内の自治体も万一を想定した準備を進め、住民が原子力艦の是非を考えるきっかけにもなる」と指摘する。

 <原子力艦災害対策マニュアル検証作業委員会> 原子力災害対策指針と原子力艦マニュアルとの間で、事故時の避難判断基準や避難範囲に食い違いが生じており、設置された。日本原子力研究開発機構の本間俊充・安全研究センター長や原子力安全技術センターの下吉拓治参事ら有識者5人と内閣府、警察庁、原子力規制委員会事務局の原子力規制庁など関係省庁の担当者ら12人-の計17人の委員で構成している。







<もんじゅ>管理能力が欠落している!ヤバい日本原子力研究開発機構「需要な誤り3000件と800件の不備」


少なくとも3000件 安全上の分類の誤り

高速増殖炉もんじゅ 安全上の重要度分類に誤り
NHK 2015年9月3日 16時02分

福井県にある高速増殖炉もんじゅで、設備や機器の安全上の重要度を決める分類の誤りが少なくともおよそ3000件あることが国の検査で分かりました。中には重要度が高い設備や機器を低く分類する誤りも含まれているということで、原子力規制庁などが詳しく調べています。

もんじゅ1

日本原子力研究開発機構の高速増殖炉もんじゅでは、大量の機器の点検漏れが見つかり、おととし、原子力規制委員会が事実上、試験運転を禁ずる命令を出しています。

もんじゅ2

こうしたなか、年4回行われている国の保安検査で、設備や機器の安全上の重要度を決める分類の誤りが少なくともおよそ3000件あることが分かりました。

もんじゅ3

分類は3段階に分かれていますが、原子力規制庁によりますと、重要度が高い設備や機器を低く分類する誤りも含まれているということで、必要な検査が行われなかった可能性もあるとして詳しく調べています。

分類の誤りは分かっているだけで、ナトリウム漏れ事故を受けた改造工事に伴って、新たな許認可が出された平成19年から続いているということで、この間、国も見過ごしていたことになります。

もんじゅ4

もんじゅの青砥紀身所長は、「指摘を踏まえ、検査に真摯(しんし)に対応したい」と述べました。また、原子力規制庁の宮脇豊安全管理調査官は、「これから内容を聞き取ってどのような問題があるか確認したい」と述べました。

もんじゅ5

原子力機構は来年3月までの試験運転再開を目指していますが、禁止命令の解除の時期は見通せない状況です。




他にも…
新たに800件の書類が適切に保管されていない

「もんじゅ」書類の不適切な管理800件
2015年08月05日 (水) NHKかぶんブログ

大量の点検漏れなどが相次いでいる福井県の高速増殖炉「もんじゅ」で、国の保安検査の結果、修理などを依頼する書類が適切に保管されていないケースが800件見つかりました。原子力規制委員会は、改善策の策定後も規定違反が続いており、「憂慮すべき事態だ」として監視を強めるとしています。

日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」は、大量の点検漏れなどが相次いでいるため、原子力規制委員会が、機構に保守管理の改善策を去年12月に提出させ、監視を続けています。

これについて、ことし6月に行った国の保安検査の結果がまとまり、5日の委員会に報告されました。

それによりますと、故障などが発生した際に修理などを依頼するための書類が、担当の部署に届けられていないなど、手順どおり管理されていなかったケースが、新たに800件見つかったということです。

実際には、手順にないコンピューターで管理するリストに基づいて修理などが行われており、安全上の問題はなかったということですが、規制委員会は、これまでと共通の問題点があるとして、保安規定違反と認定しました。
このほか、10年間の保存義務がある記録の一部を紛失していたケースも見つかり、規制委員会は、改善策の策定後も違反が続いており、「憂慮すべき事態だ」として監視を強めるとしています。




CODwEjkWwAAC9P0.jpg


2013年

夢の原子炉『もんじゅ』真の姿5/17田坂広志氏(内容書き出し)
およそ1万か所の点検漏れのあったもんじゅ。
「禁止命令」
去年9月保安院の抜き打ち検査
「点検をした」と嘘の報告
もんじゅは停止していても年間200億円の予算を費やす。
これまでに投入された国費は1兆円近い。

田坂:
これは、私はよく申し上げるんですが、
よく「原発の安全性を保つためには基準を厳しくして技術的にしっかり対応すれば良いんだ」
という方が多いんですが、実はそれだけではないんですね。

これをいくら頑張ってみても、それを品質管理したり確認する組織とか人がいい加減だった時には、
俗に、人為的組織的制度的文化的安全性と言いますけれども、
こちらがいい加減だと原子力全体の安全性は非常に低いものになる。


これまで世界で起こってきた原発事故のほとんどが、むしろこちらの要因なんですね。
その事を考えると、今回の原研機構の、
島崎さんが「これほどのいい加減な組織をよく許してきた」というふうな言い方をされていましたけれども、
これは国民の実感でもあると思いますね



「もんじゅと敦賀原発」小出裕章ジャーナル6/9ラジオフォーラム(内容書き出し)
今西:
せんだてから大きなニュースとして伝えられているなかで、
やはり福井県敦賀市にある日本原子力研究開発機構の高速増殖炉もんじゅで、
重要な機器に点検漏れが1万点も見つかったと言うニュースが伝えられていますけれども、
1万点のそういう機器、部品なんかが、
点検時期が過ぎていたにもかかわらずそのまま放置されていたということが、
原子力規制委員会の調査で分かったという事なんですが、
1万点も期限が切れてたという事で、
こんなものを放っておいて、もし運転再開したらエライ事になるなと思うんですが、
小出さん、その辺いかがお感じになりましたでしょうか?


小出:
もちろん私もそう思います。
ただし、なにか日本原子力開発機構だけがサボっていたというふうに報道されているようですが、
いったいこれまで国の規制機関は何をしていたのか?と、
私はむしろそちら側が不安です。



原子力規制委員会がもんじゅを停止命令?田中委員長答弁(文字起こし)
田中俊一 原子力規制委員会委員長:
えぇっと、日本原子力機構、研究開発機構が所有しているもんじゅについては、
昨年の秋に、ん、立ち入り保安検査の結果、点検不備という事象がみつかりまして、
その後詳細に調べたところ、1万件近い、あのー、う、
保安検査、あー、をしていないという事実がわかりました。
その後そういった事実が発生したという事で、
えー、あの、き、せいちょうとして、規制委員会としては、
その状況を正確に把握するために調査を進めてまいりました。
で、今お尋ねの件ですけれども、まだ調査結果を取りまとめ中ですので、
ぎゅうえん時点で、そのー、どういった対処をするかという事について、
本委員会では決定した事実はございません。





もんじゅって、優秀な人材がどんなに頑張っても、
とてもとても、きちんと管理できないほどに複雑なのかな?





<伊方原子力発電所>中央構造線活断層で震度5強〜愛媛県伊方町震度4




伊方原子力発電所
20110708141807.jpg


大分県 震度5強
震度5強
震度5強


伊方原子力発電所 震度4
伊方原発

CJu6qf6UsAAKG8y.jpg

中央構造線
5922758839_fde51ed755_b.jpg

愛媛・伊方原子力発電所 被害の情報なし
NHK 2015年7月13日 3時29分

四国電力と原子力規制庁によりますと、震度4を観測した愛媛県伊方町にある運転を停止している伊方原子力発電所では、これまでのところ被害の情報は入っていないということです。周辺の放射線量を測るモニタリングポストの値にも変化はないということです。




愛媛県伊方原子力発電所3号機 原子力規制委員会の審査合格!「使用済み核燃料から取り出したプルトニウムを混ぜたMOX燃料を一部使う」
2015年5月20日
愛媛県にある伊方原子力発電所3号機について原子力規制委員会は、再稼働の前提となる審査に事実上合格したことを示す審査書の案を全会一致で取りまとめました。
3_2015052113213518a.png

原子力規制委員会の田中俊一委員長
「最初は審査に合格するのが早いのではないかと思ったが、震源となる活断層の長さや想定される津波の高さの評価などに時間がかかったと思う」と審査を振り返りました。




5922760475_e59090f813_b.jpg

伊方原発工事計画の補正書を提出 3号機で四国電
東京新聞 2015年7月7日 17時30分
 
四国電力は7日、伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の再稼働に必要な設備や機器の詳細設計を定めた「工事計画」について、項目の追加や修正を加えた補正書の一部を原子力規制委員会に提出したと発表した。
 
提出したのは、事故時の対応拠点として3月に完成した緊急時対策所や、使用済み燃料ピットの水位計など約400設備の詳細設計。
 
四国電によると、規制委による審査の過程で、耐震設計の目安とする地震の揺れ「基準地震動」を引き上げたことに伴う設備の耐震評価の補正などは、今回の提出分に含まれていない。
 
補正書の残りの部分について四国電は「早ければ秋ごろの提出を目指す」と説明した。
(共同)



20111205-ikata-ncp-d.png




伊方原発2、3号機、取り換えたばかりの弁3個が折れたり外れたりのトラブル
伊方原発:
定期検査中の2、3号機でトラブル 海水ポンプ異常 /愛媛
毎日新聞 2012年04月11日 地方版







<次の原発事故への備え>事故収束作業員の被ばく線量限度100ミリシーベルトから250ミリシーベルトに引き上げます




250ミリシーベルトは必要」 事故時線量上限で規制委長
東京新聞 2015年7月8日 12時44分
 
原子力規制委員会は8日、原発で重大事故が起きた際に収束作業に当たる作業員らの被ばく線量限度を現行の100ミリシーベルトから250ミリシーベルトに引き上げる法令の改正案について、意見公募を踏まえて取りまとめた。田中俊一委員長は「250ミリシーベルトは非常事態に対応するため必要な値。これだけ被ばくしてもいいということではない」と強調した。
 
事務局の原子力規制庁が5月から6月にかけて行った国民への意見公募では「線量の上限設定は撤回すべきだ」「作業を強要されるのではないか」などの声が寄せられた。
(共同)




<川内原発再稼働>
結局「過酷事故が起こったら見捨てます」…という内容〜原子力防災及び避難計画について政府交渉6/29(文字起こし)







川内原発燃料装填〜住民の命より再稼働優先〜6/29川内原発避難計画に関する政府交渉(一部文字起こし)





「その時の状況によるということでしかお答えできない」

満田:
ただ、UPZ(5km〜30km)はさっき喜多さんがおっしゃったように1週間以内、あるいは500マイクロシーベルト/h.
つまり、490マイクロシーベルト/hでも最大1週間は避難しないということもあり得るわけですよね。
つまり被曝しちゃっているんじゃないですか?


2

内閣府原子力防災 喜多 充:
ええ、ですからここについてはちょっと、わたしの方からは答えることは難しいというのはですね、
えーっと、いまの指針の考え方で言いますと、規制庁の方からもありましたように、
えー、避難位置時点ですとか、避難というか、屋内退避が主たるものでございまして、
その人の内部被曝のさらにそのうちの甲状腺への被曝を下げるための手法ということですので、
え…それをごにょごにょするということですのでこれは被曝後ということで、被曝後という形になっています

何時間までに服用できるか?ということについては、ちょっと私の方では。
その時の状況によるということでしかお答えできないということです。






「屋内避難をすれば防護はできる」

満田:
原子力災害対策指針において、30km以遠にはヨウ素剤の「準備は不要」としていますが、
その根拠は何でしょうか?


山本要
原子力規制庁原子力災害対策・核物質防護課 山本要:
このことについては原子力規制庁の方からお答えしたいと思います。
えーっと、UPZの外(30km圏外)に於きましてはね、
プルーム通過時の防護措置が必要となる事態になる恐れがある場合にはですね、
え、放射性物質が到達する前に、ま、予防的なですね、えー、屋内避難をですね、実施すると。
いうことがですね、基本でございまして、
ま、仮にですね、福島第一原発事故のですね、匹敵する、ま、放射性物質の放出を想定したとしてもですね、
屋内避難によって、ま、充分にプルームの影響をですね、低減できる
ものと、ま、考えているところでございます。



複数の声:ええっ〜〜

原子力規制庁原子力災害対策・核物質防護課 山本要:
安定ヨウ素剤は服用するタイミングによって、その効果は大きく異なりますけれども、
プルーム通過時の防護措置が必要な範囲、タイミングを緊急時に正確に把握することはできないこと。
またプルームの到達を観測してから、安定ヨウ素剤の服用を指示しても充分な効果が得られるものではなく
ま、屋内退避と併用しても、ま、効果的に実施可能な防護措置とは言えない
と。
ま、このためですね、UPZの外(30km圏外)におけるですね、プルーム通過時の防護措置として、安定ヨウ素剤の服用を求めておらず、
UPZ外の地方公共団体がそのために安定ヨウ素剤を備蓄する必要はないと、このように整理させていただいたところでございます。

山本要1


満田:
ちなみに、原子力安全委員会が行った評価によれば、
福島原発事故において、IAEAの安定ヨウ素剤服用の基準である50mSv/週の範囲は、50kmにも及んだと考えられる。
というふうに記述されているんです。
それでも「屋内退避をしさえすれば充分だ」と判断されているんでしょうか?

山本:
ですから、今日一番最初に申し上げましたとおり、
防護措置の中には主たるものと従たるものがあり、
その中の、主たるですね、防護措置の一つとして
屋内退避をすればですね、防護措置が、防護ができると,
そう考えるところでございます。



2015年6月29日  UPLAN
【鹿児島県民の死を占う政府交渉】川内原発避難計画に関する政府交渉


そこに住む人々の命を虫けらほどにも思っていないということが、はっきりとわかる政府交渉です。
「川内原発避難計画に関する政府交渉6月29日」
すべて文字起こししています。もう少し待っててね〜♥


ーーー

東京新聞 2015年7月7日
IMG_0932.jpg




ーーー

<川内原発と放射能汚染>「川内原発で事故があった場合はこういうふうに流れる。つまり日本は終わる」広瀬隆氏4/18鹿児島(文字起こし)

福島の場合は事故が起こりまして、今のような大変なことが起こっているんですけれども、
あれでも、実を言うと8割の放射能は太平洋に行ったんです。

今の台風の進路と同じような方向に8割。
残り2割ぐらいが今内陸に降り積もって、今そのようになっている訳です。
お分かりですね、その深い意味は。

hirose川内30

だから、川内原発で事故があった場合は、その比ではありません。
そしてこういうふうに流れる、全体としては。

日本が終わるんです、これ。
川内原発で事故があったらもう終わるんです。
この事が分かっていない。

「川内原発における放射性物質流出事故における海洋拡散シュミレーション」というのを発表してくれました。
これを見るとぞっとしますが、これが九州です。
ここに川内原発がある。

hirose川内32

これが海洋汚染。
大体3ヶ月でここまで汚染が起こるというシュミレーション。

だってここから黒潮があがるんですからね。
これが黒潮がガーッって上がっていくんですから。
千葉県あたりまで。
こちはね、対馬暖流がダーッって上がっていく訳。
日本海も全滅です。

川内原発は「日本全土の陸でも海でも命を預かっている」という事を、本当に真剣に訴えて下さい。









川内原発7日から核燃料装荷〜1日40本、4日間で157体〜「保安院と変わらない」原子力規制委員会の川内原発審査

川内周辺6議会「再稼働説明会を」 九電は応じず
東京新聞 2015年6月26日 朝刊

九州電力川内(せんだい)原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働を前に、九電に説明会を求める動きが鹿児島県内の市町議会で広がっている。これまでに陳情を採択するなどして意思表明をした議会は六つ。今後も増える可能性があるが、九電は開催要請に応じていない。
 
今年三月、再稼働に反対する市民団体が、原発の周辺市町村の住民に九電への説明会要請を呼び掛け、三十一市町村で賛同した人たちが議会に陳情した。
 
三月議会では、原発から三十キロ圏内の出水(いずみ)市と、それより少し外側の伊佐市、約九十キロ南東の肝付(きもつき)町、海を隔てた南種子(みなみたね)町や屋久島町の計五市町議会が、陳情採択や議員提案の議決の形で説明会を求めた。
 
六月にも三十キロ圏内の日置(ひおき)市議会が陳情を採択。これらの他に五つの議会で審議が続いている。いずれも審議の中で、議員から「事業者が住民の不安を除くために説明を尽くすのは当然だ」などの声が上がった。
 
九電の担当者は本紙の取材に「求めがあれば個人宅や会合で話をしてきており、当社主催で説明会を開く予定はない」と回答。ある議会関係者は「九電からは『説明会を開くと再稼働反対の人が多く来るので、進行が大変になる』と聞いた」と明かした。
 
川内原発では現在、原子力規制委員会が現地での保安検査中で、七月には原子炉に核燃料が装てんされる見通し。九電は検査を終えた八月中旬にも、まず1号機から再稼働させる考えを示している。




川内原発、8月中旬にも再稼働 7日に燃料
産経ニュース 2015.7.3 16:35

原子力規制委員会は3日、九州電力川内(せんだい)原発1号機(鹿児島県)について、2号機の共用部分も含み、燃料装荷前に必要な検査を終えた。九電は7日に炉心に燃料を装荷することを規制委に伝達。1カ月以上かけて規制委の検査を受けた後、早ければ8月中旬にも再稼働する。

九電は、燃料棒(長さ約4メートル)を束ねた「燃料集合体」を7日から1日約40本ずつ、4日間で計157体入れる予定。規制委は10日に燃料が適切に配置されているかなどを確認する。

燃料には、未使用のものやすでに前の運転で使っているものもある。燃料装荷が終われば、核分裂反応を抑えるホウ酸水を原子炉に入れ、原子炉格納容器から水の漏洩(ろうえい)がないかなど規制委の残りの検査を受ける。

昨年9月に審査合格を果たした川内1号機は、3月末から使用前検査に入ったが、九電の準備不足などの影響を受け、検査工程は大幅に遅れていた。



IMG_0917.jpg


「保安院と変わらない」 原子力規制委員会の川内原発審査
東京新聞 こちら特報部 2015年7月3日

川内原発迫る再稼働
2013年9月以来、原発稼働ゼロが続いてきたが、九州電力は7日から再稼働に向け、川内原発1号機(鹿児島県薩摩川内市)に核燃料を入れ始める。これまで避難経路や火山噴火予測の不備が批判されてきた同原発だが、原子力規制委員会による各種の審査にも疑問符が付けられている。住民団体などからは「福島原発事故以前の旧原子力安全・保安院時代と変わらない」という憤りの声が聞こえる。(榊原崇仁、三沢典丈)

規制委審査 残る疑念
「このまま再稼働に突き進んでよいのか。見過ごしている欠陥は数多い」 市民団体「再稼働阻止全国ネットワーク」の木村雅英さんはそう語る。
再稼働には、原子力規制委員会が設けた新規制基準に基づく3つの審査を通過することが求められる。
 
3つとは原子炉の基本設計や方針などを見る「原子炉設置変更許可」、原子炉の詳細設計を扱う「工事計画認可」、さらに運転管理ルールに関する「保安規定認可」。
川内原発1号機の場合、規制委が原子炉設置変更許可を認めた際「新基準の適合第一号」と脚光を浴びたが、それで審査が終わったわけではない。

九電に配慮?情報隠しも
IMG_0918.jpg
公開された川内原発の工事計画認可申請書。「黒枠白抜き」で非公開にした部分が目立つ
 
なかでも、木村さんは工事計画認可を問題視する。  
九電が提出した工事計画認可申請書は規制委がホームページ上で「公開」している。
敷地の図面や配管図、耐震に関する計算の結果などが詳細に書かれているが、黒枠の中を白塗りして非公開にしている部分があちこちにある。
 
どの部分を非公開にするかは、九電が商業機密などの理由から決めている。市民団体「たんぽぽ舎」副代表の山崎久隆さんは「九電の都合のよいように情報が隠された。これでは認可が妥当なのか否か、第三者が検証できない」と憤る。
 
「核分裂を止める制御棒が地震時に正常に動くかという問題がある。その検証には、制御棒を差し込む配管が地震でどれだけ変形するかというデータを見なくてはならない。だが、申請書では非公開だ」
 
規制委設置法は「情報公開を徹底し、透明性を確保しなければならない」と定め、同法に関する国会決議も「推進側の論理に影響されることなく、安全確保を第一に」としている。
しかしそれが尊重されているとは到底言いがたい。
 
九電は配管などが地震の揺れで変形して機能が喪失しないか解析し、申請書に「問題な
いレベル」とみなせる数値を示している。
  
これについても、木村さんは「規制委は計算過程を記した資料を九電から受け取っていないと言う。つまり、九電の解析をうのみにしただけ。審査に値しない」と訴えた。だ
が、原子力規制庁の担当者は「計算は事業者(電力会社)の責任で適切に実施する。役所が全てチェックするわけではない」と受け流した。
 
問題は申請書の審査にとどまらない。
原子炉等規制法は、事業者が原発に関連する工事に着手する前に、規制委からその工事計画の認可を得なければならないと定めている。
 
だが、規制委は13年6月、認可前の工事を容認する方針を示した。
前身の原子力安全・保安院時代、福島原発事故後に緊急安全対策を指示、事業者が対策を始めていた点に配慮したという。
だが「本当の狙いは再稼働準備を急ぐためでは」との疑念は消えない。 

老朽化・火山対策・・・電力側の都合追認
重なる「保安院体質」


ほかにも、規制委の姿勢には批判が少なくない。
例えば、高経年(老朽)化問題がある。原子炉等規制法は運転開始から30年を超えた原発について、事業者に「高経年化技術評価書」と、それに基づく保全計画の策定を義務付けている。
いずれも認可を受けなければならない。

川内原発1号機の運転開始は1984年7月。
九電は13年12月、評価書などの認可を申請したが、認可は現在もおりていない。
すでに30年を経過し、九電は今月上旬にも補正申請するが、認可は再稼働後になる可能性すらある。

この間題について、規制庁の担当者は「法的には高経年化対策の手続きが終了していなくても、再稼働は可能だ」と話す。
規制法に基づく実用炉規則には認可を得ていない場合でも、稼働を禁じるとは書かれていないためだ。
だが、禁じることは言わずもがなだ。

住民団体「川内原発30キロ圏住民ネットワーク」代表の高木章次さんは「老朽原発にはより厳しい安全確認が求められるのに、規制は再稼働優先で手抜きをしようとしている」と憤慨する。
法律で求められる認可抜きに再稼働することは、規制の根本的な枠組みすら否定することに等しい

火山の噴火予測や避難計画のずさんさは、これまでも再三指摘されてきた。
規制委は「火山影響評価ガイド」で、電力会社による監視で巨大噴火の前兆を把握するとしている。
しかし、火山の専門家たちは巨大噴火の予兆を捉えるのは困難と忠告してきた。
それでも、規制委は川内原発について「原発を運転する数十年のうちに起きる可能性は低い」という九電の主張を追認。1、2号機の保安規定を認可した。

避難計画については、新規制基準で原発から30キロ圏の自治体に避難計画の策定を求めている。
この圏内には九市町、計約21万人の住民が暮らす。
各自治体は計画こそ作ったが、津波の影響を受けそうな海岸沿いの道が唯一の避難路とされるなど、実効性には疑問が多い。
しかし、規制委は自治体側に「お任せ」の姿勢だ。

安倍首相は「世界で最も厳しい審査基準」と新規制基準を持ち上げる。
だが、この間の川内原発の審査を見る限り、審査を実施している規制委の姿勢は、福島原発事故を防げなかった旧保安院とさして変わりがないことが透けてくる。

「官僚が人選 当然の結果」
九州大の吉岡斉教授(原子力政策)は「規制委の審査は、保安院より劣る部分さえある」と批判する。

福島原発事故前、保安院は原発の重大事故対策が有効か否かを評価するため、事業者が用いた事故解析コード(計算ソフト)とは別のコードを使い、独自に炉心溶融に至るまでの時間などを計算していた。

「どの解析コードを使うかで、炉心が溶け始めるまでの時間が倍も追うケースがあった。だが、こうした二重チェックは、規制委になってから実施されていない。解析結果の詳細さえ、明らかにしていない
吉岡教授は「米国の原子力規制委は独立性が極めて高い。だが、日本の場合は名ばかりの独立機関で、委員の人選は官僚の支配下にある。実際、現在の委員を選んだ官僚は、旧保安院や旧原子力安全委員会の出身者ばかりだ。そのうえ、安倍政権は再稼働推進を最優先している。規制委が旧保安院と変わらない組織になることは目に見えていた」とため息を漏らす。

住民ネットワークの高木さんはこう抗議した。「再稼働を急げば、ミスは必ず生まれる。いいかげんな審査を容認する姿勢は、暴挙としか言いようがない」

IMG_0919.jpg


<デスクメモ>
「アイデア」ものと感心した。原子力規制庁の白抜き資料である。
黒塗り資料は珍しくない。だが、隠す部分が白い資料には黒塗りのような怪しさがない。
黒を白と言いくるめるとはこのことか。これも役人の仕事のうちなのだろう。
「税を払ったら、いくらも残らない」。あるニュースの断片を思い出す。(牧)

九州電力川内原発の書類不備〜不備だらけの書類を作成するような会社が原子力を管理できるのか?!

まるで東京電力の汚染水の垂れ流しみたいだ。
次から次へと出てくる書類不備。
まともに書類も作ることができないような会社が、原子力発電所なんかを動かしてもいいものなのだろうか?

嘘を書いてごまかそうとしなければ、普通に事実を書いていくならば書類の不備なんて無いはずだと思うんだけど…。
こんなふうに責任感のない会社が原子力を持っているなんて、本当に危ない。


川内1号機、書類不備で検査やり直し 夏の再稼働は絶望的に
産経新聞 6月8日(月)7時55分配信

 原子力規制委員会が、再稼働の最終段階となる使用前検査を実施している九州電力川内(せんだい)原発1号機(鹿児島県)について、書類の不備や誤記が多数見つかったため、すでに終えた一部検査を8日からやり直すことを決めたことが7日、分かった。九電は再稼働の時期を当初の7月上旬から8月中旬に変更しているが、規制委からの指摘が相次いでおり、電力需要が高まる夏の再稼働が絶望的な状況になってきた。

 規制委によると、検査の中で見つかった九電側の書類の不備や誤記は「単純な記入ミスではなく、はっきりとした事実確認が必要」として、すでに実施済みの品質管理の検査について、やり直しを進めるという。

 具体的には、非常用電源設備につなぐ燃料配管の口径が、九電が示した資料の値と、メーカーが施工した際の元記録の値で違っているなどしたという。

 川内原発は昨年9月に新規制基準に適合しているとして合格。1号機の機器や設備の詳細な設計を書類で確認する工事計画は3月に認可され、運転管理体制を確認する保安規定変更は5月27日に認可され、一連の審査は終了した。

 機器や設備の性能などを現場で確認する使用前検査は3月末に始まり、2カ月以上たっても、全体の3割しか終えていない。九電側の準備不足で検査が中断したり、検査日が延長になったりした。このため、九電は検査計画を2度変更。再稼働の時期は3月の当初計画で「7月上旬」としていたが、5月11日に「7月下旬」、6月1日に「8月中旬」と繰り下げてきた。

 九電によると、検査に携わる人数は、当初の約200人から約420人に倍増させたものの、計画に追いつかない状態だという。

 計画では、6月10日から2号機の検査も始まる。1、2号機の共用設備の検査を6月中旬とし、1号機の炉心への燃料装荷を7月上旬と想定している。

 検査の遅れについて、規制委の田中俊一委員長は「九電もそれなりに全力を傾けてやっていると思うが、いろいろな不備が出てくる。それも検査の一つで仕方がない」と話した。(原子力取材班)






5月にも!

川内原発:再稼働7月下旬に 使用前検査遅れ
毎日新聞 2015年05月12日 07時30分

九州電力は11日、川内(せんだい)原発1号機(鹿児島県)の再稼働時期を7月中旬から同下旬以降に延期する方針を固めた。原子力規制委員会による使用前検査が九電の書類不備で遅れているため。検査工程はまだ多くが未定で、進捗(しんちょく)によってはさらに遅れる可能性もある。フル稼働には起動から半月程度かかり、夏場の電力需要ピークに間に合うかどうかは微妙だ。

 九電はこの日、規制委の指摘を受けて見直した使用前検査の工程表を規制委に提出した。核燃料装荷までに行う検査工程はこれまで大半が未定だったが、今回は全ての工程を固め、期間を1週間延ばした。ただ核燃料装荷後に行う検査や、非常用ディーゼル発電機など1、2号機の共用設備の検査工程は今回も未定のままだった。

 一方、四国電力は11日、4月に規制委に提出した伊方原発3号機(愛媛県)の原子炉設置変更許可申請の補正書に誤字などがあったとして再提出した。規制委は月内に審査の「合格証」となる審査書案をまとめる。合格すれば川内1、2号機、関西電力高浜原発3、4号機(福井県)に次ぎ3カ所目になる。

【酒造唯、鳥井真平】




3月にも!

川内原発、再稼働さらに遅れ 補正書提出
産経ニュース 2015.3.10 17:38

 九州電力は10日、審査に合格した川内(せんだい)原発1号機(鹿児島県)の工事計画認可に関する補正書を原子力規制委員会に再提出するとともに、2号機の補正書などの提出を延期することを明らかにした。2号機の補正書には1号機との共用部分が記載されるため、川内原発の再稼働はさらに遅れる見通しとなった。

 九電によると、先月に1号機の補正書を提出したが、精査したところ誤字・脱字が見つかったり、表現を修正したりする必要があったという。このため2号機の補正書と両号機に関する保安規定変更認可の補正書の準備に影響し、今月末の提出予定を来月中に延期することになった。

 再稼働には、規制委による工事計画と保安規定変更の認可が必要。その後、1~2カ月の使用前検査を実施する。




2月

川内原発再稼働、夏以降か 書類提出大幅遅れ
産経ニュース 2015.2.5 12:46

 九州電力は5日、川内(せんだい)原発1、2号機(鹿児島県)に関する審査会合の中で、認可手続きに必要な書類を今月の最終週に提出する意向を示した。昨年末までとしていた提出がさらに遅れることになり、再稼働は夏以降にずれ込む公算が大きくなった。

 九電は昨年9月に事実上の合格を果たし、設備や機器の詳細な設計を示した「工事計画」と運転管理体制を確認する「保安規定変更」の認可審査に移行。しかし原子力規制委員会から書類の不備を指摘され、数回やり直しを命じられていた。

 書類は2基で約4万ページと多く、九電の幹部は「データの再解析が必要な所があり、一部を直すと全体の体裁を直すのに時間がかかっている」と話す。

 認可審査が終われば、機器の設置状況などを現場で確認する「使用前検査」を1~2カ月実施し、再稼働に至る。

 審査を担当する規制委の更田豊志委員長代理は「許認可を急ぐ必要はなく、規制委の指示は伝え終わっており、きちんと補正をしてもらえばよい」と話している。




去年の11月

川内原発、再稼働ずれ込みも 九電「書類修正の必要」
日本ん経済新聞 2014/11/27 18:56

 九州電力は27日、川内原子力発電所(鹿児島県)の安全対策の詳細設計を記した「工事計画」の書類を12月の第2週以降に原子力規制委員会に再提出する方針を明らかにした。10月に書類を一度提出したが、規制委の指摘を踏まえて修正する必要があると判断した。規制委の認可手続きが遅れ、今冬中とみられてきた再稼働時期がさらにずれ込む可能性がある。

 工事計画の書類提出は1号機が12月第2週、2号機が12月下旬となる見通し。九電からの書類提出を受けて規制委が最終的な認可手続きに入る。年内に認可を受けるのは難しくなってきた。

 川内原発は工事計画の認可を受けた後、現地で設備を点検する「使用前検査」の手続きを済ませるまで再稼働できない。この検査にも1~2カ月以上かかる見込み。今後の手続きがすべて順調に進んだとしても再稼働は2月以降になりそうだ。

<川内原発を再稼動するな!>口永良部島爆発的噴火〜やっぱり事前予知はできなかった!!

鹿児島・口永良部島で爆発的噴火 海岸まで火砕流
NHK 2015年5月29日 10時08分
噴火


29日午前10時前、鹿児島県の口永良部島の新岳で爆発的な噴火が発生し、火砕流が新岳の南西側から北西側にかけての海岸まで到達したのが確認されました。気象庁は口永良部島に「噴火警報」を発表し、噴火警戒レベルをレベル5に引き上げ、島の住民の避難が必要だとして厳重な警戒を呼びかけています。

気象庁の観測によりますと29日午前9時59分ごろ、口永良部島のほぼ中央部にある新岳で爆発的な噴火が起き、噴煙が火口からおよそ9000メートルの高さまで上がり、火口の周辺に噴石が飛散しているのが確認されました。

また、噴火に伴って火砕流が発生し、新岳の南西側から、北西側の向江浜地区にかけての海岸まで到達したのが確認されました。
火砕流の到達が確認された地域の大部分は、去年8月の噴火のあと、立ち入りが規制されている場所に当たります。

気象庁は午前10時7分に口永良部島に噴火警報を発表し、噴火警戒レベルをレベル3の「入山規制」からレベル5の「避難」に引き上げ、火砕流の到達が予想される地域の住民に対して自治体の避難などの指示に従って厳重な警戒を呼びかけています。

気象庁が噴火警報を発表したのは、平成19年12月に噴火警戒レベルが導入されてから今回が初めてです。
噴火予知連「去年より規模大きい」

今回の噴火について、東京大学名誉教授で火山噴火予知連絡会の藤井敏嗣会長は「最初に爆発的な噴火で噴煙が立ち上がり、すぐに噴煙の根元から火砕流が発生して海岸に向かって流れたのが見えた。マグマ水蒸気爆発が起きて一部の噴煙が崩れ、火砕流が西側の海岸に向かって流れたという状況だと思う。去年8月2日に起きた噴火と似ているが、もう少し規模が大きいと思う。この1回の噴火でだけで終わるのか噴火が継続するのか、注意して見ていく必要がある」と話しています。

マグマが直接関与と考えられる
鹿児島県の口永良部島に詳しい火山学が専門の京都大学の石原和弘名誉教授は、「映像からは黒い噴煙が勢いよく上がっているのが確認でき、噴火直後の噴煙の幅も少なくとも2キロ程度はあるように見える。去年の口永良部島の噴火と比べてはるかに規模が大きく、昭和41年や昭和6年の噴火に匹敵するとみられる。噴煙の色や規模から、今回の噴火はマグマが直接関与していると考えられる。住民の方は山からできるだけ離れ、自治体からの指示に従って行動して欲しい」と話しています。

口永良部島 約80世帯130人余りが居住
口永良部島は鹿児島県の屋久島の西北西、およそ15キロにある周囲の長さが50キロほどの島で、78世帯、113人が住んでいます。
新岳では昭和8年から9年にかけて断続的に噴火が発生し、住民8人が亡くなるなど大きな被害が出ました。また、昭和41年の噴火では噴煙が火口から高さ5キロの高さまで上がったほか、直径1メートルの大きな噴石が火口から北北東に3キロまで飛びました。
その後、昭和55年以降、噴火は起きていませんでしたが、去年8月に34年ぶりに噴火があり、山頂の火口から数百メートルの範囲に大きな噴石が飛んだほか、低温の火砕流の痕跡などが確認されました。
放出される二酸化硫黄の量は、去年8月の噴火以降増える傾向にあり、1日あたりの放出量は、ことし2月は400トンから2700トン、3月20日の調査では3700トンなどと多い状態が続いていました。
3月と4月に行なわれた気象庁の現地観測では、火口の西側付近が熱くなる異常が見られました。また3月24日以降は、夜間に高温のガスなどが噴煙や雲に映って赤く見える「火映現象」が観測されました。
口永良部島で「火映現象」が確認されたのは、平成16年の観測開始以来初めてで、その後の上空からの観測では、去年8月に噴火した新岳の火口周辺で、温度の上昇が確認されたということです。
火山性地震も時々発生していて、ことし1月24日には一時的に増加したほか、島内で揺れを感じる規模の地震が起きたほか、今月23日には震度3の揺れを観測する地震が起きました。
また、去年12月ごろから島の一部が僅かに膨張していることを示すと考えられる地殻変動が続いていたということです。
火山噴火予知連絡会は、ことし2月、「口永良部島では火山活動が活発な状態が継続し火山ガスや地殻変動の観測から今後、活動がさらに高まり、マグマ噴火に至る可能性があることを示す変化も見られ、活動の推移を注意深く見守る必要がある」という検討結果をまとめていました。




川内原発1、2号機再稼働へ認可完了…全国で初
読売新聞 2015年05月27日 12時47分
 
原子力規制委員会は27日の定例会合で、九州電力川内せんだい原子力発電所1、2号機(鹿児島県、89万キロ・ワット)の運転や事故時の人員体制を記した「保安規定」を認可した。

これにより、川内原発は全国の原発で初めて、再稼働に必要なすべての許認可を規制委から受けた。今後、設備の現地検査などが順調に進めば、1号機は7月下旬、2号機は9月下旬にも再稼働する。

再稼働には、安全対策の基本方針である「設置変更許可」のほか、追加設備の詳細設計を記した「工事計画」、運転管理や事故時の人員配置についての「保安規定」――の三つの許認可が必要だ。最も重要な設置変更許可は、安全対策が新規制基準を満たしていることを示す「審査書」に基づき、昨年9月に出された。

川内原発は三つの許認可がそろい、残る手続きは、規制委の検査官が設備を点検する「使用前検査」と、保安規定どおりに運転管理体制ができているか確認する「保安検査」のみとなった。




口永良部島と川内原発の位置
口永良部島



「神の国日本」というのが本当ならば、
日本の神様が「再稼動はしてはいけない」と、怒っているようだ。




口永良部島噴火、川内原発再稼働に影響与えない=九州電力
ロイター 5月29日(金)11時26分配信

[東京 29日 ロイター] -
九州電力の広報担当者は、口永良部島が29日午前に噴火したことに関連し、川内原発再稼働には影響を与えないとの認識を示した。「川内原発の審査の過程では、口永良部島は川内原発への影響がないことは審査で確認されている」(同担当者)という。

また、東大地震研究所の中田節也教授も、口永良部島で最大の噴火があったとしても、川内原発には影響ないとの見解を示した。

気象庁は、鹿児島県の口永良部島で29日午前9時59分ごろ、爆発的噴火が発生したと発表。噴火警戒レベルを入山規制を意味する3から、避難を必要とする最高の5に引き上げた。






続きを読む

愛媛県伊方原子力発電所3号機 原子力規制委員会の審査合格!「使用済み核燃料から取り出したプルトニウムを混ぜたMOX燃料を一部使う」

伊方原発 事実上合格の審査書案取りまとめ
NHK 2015年5月20日 16時55分

1_201505211321328bc.png

愛媛県にある伊方原子力発電所3号機について原子力規制委員会は、再稼働の前提となる審査に事実上合格したことを示す審査書の案を全会一致で取りまとめました。

2_20150521132134d7a.png

全国の原発で3か所目になりますが、検査や地元の同意などが必要で、四国電力の目指す再稼働は早くてこの冬以降になるとみられます。

原子力規制委員会の田中俊一委員長は会見で、
「最初は審査に合格するのが早いのではないかと思ったが、震源となる活断層の長さや想定される津波の高さの評価などに時間がかかったと思う」と審査を振り返りました。
そのうえで、「規制基準は新たな設備の設置とそれを使う人間の力量を含めて要求している。そうしたことを行ったうえで、さらに安全性を高める取り組みを積極的に行うことが原則だ」と述べ、四国電力に今後も安全性を高める取り組みを継続するよう求めました。


伊方原発3号機の安全対策を審査してきた原子力規制委員会は20日の会合で、「新たな規制基準に適合している」として事実上合格したことを示す審査書の案を全会一致で取りまとめました。

3_2015052113213518a.png

この中では、想定される地震の最大の揺れの強さを引き上げ、これに耐えられる緊急時の対応拠点を新たに設けるなどした対策を適切だと評価しています。また使用済み核燃料から取り出したプルトニウムを混ぜたMOX燃料を一部使うことも想定され、重大事故が起きた場合でもメルトダウンなどを防ぐ対策が有効だと判断されました。

4_20150521132137886.png

一方、今回は1号機と2号機を運転しない前提で審査が行われ、これら2基の申請があった場合、複数の原子炉で同時に事故が起きた時の体制など3号機の一部の審査をやり直す必要があります。

5_20150521132138d12.png

会合で田中俊一委員長は「今後、設備の詳しい設計の認可などの段階に入るが引き続き、きちんと審査に取り組みたい」と述べました。

審査書案が取りまとめられたのは鹿児島県の川内原発、福井県の高浜原発に続いて3か所目で、規制委員会は、21日から30日間、一般からの意見募集を行ったうえで審査書を正式に決定します。

6_201505211325024b1.png

ただ、耐震補強の工事がこの秋まで予定されているほか、今後、詳しい設備の設計の認可や検査それに地元の同意が必要なため、四国電力が目指す伊方原発の再稼働は、早くてこの冬以降になるとみられます。

7_201505211325000af.png

愛媛県知事 審査は最終段階と認識
愛媛県の中村時広知事は、「審査書案が原子力規制委員会から示されたことは、審査が最終段階に進んだものと認識している。今後は、県の伊方原発環境安全管理委員会の原子力専門部会で、判断の根拠を含めて国から説明を受け、県として安全性の確認を行ってまいりたい」というコメントを出しました。

伊方町長 国からの要請受け意見集約へ
伊方町の山下和彦町長は、「審査書案が了承されたことにより安全審査は近く終結を迎えるものと受け止めている。再稼働に対する地元同意については審査の正式決定を経て国から要請があったのち町議会や町環境監視委員会の意見を集約して判断する」というコメントを出しました。

四国電力 今後も最善の努力尽くす
四国電力は、「今後も、原子力規制委員会による審査に真摯(しんし)に対応し、速やかに新規制基準に適合しているとの評価をいただけるように最善の努力を尽くしてまいります」というコメントを出しました。





「あなたが石橋信者だからそんなことを言っているだけだよ! (米谷仁の方を見て)もうアウトだよ!」田中俊一原子力規制庁会見(文字起こし)


専門家の異論を門前払い…原子力規制委員長の「妄言」が話題
2015年5月19日 日刊ゲンダイ

f71706232f89bbb2e7d4300b0550c14c20150518130430632_262_262.jpg
原子力規制委員会の田中俊一委員長(C)日刊ゲンダイ

「異論」を唱える学者は宗教家なのか!?――。原子力規制委員会の田中俊一委員長の「妄言」が問題になっている。

仰天発言が飛び出したのは4月28日の会見。記者が、原子力規制委や九電が鹿児島の川内原発の「基準値地震動」(想定される最大の揺れの強さ)を過小評価している――と地震学者の石橋克彦・神戸大名誉教授が指摘していることについて質問したところ、田中委員長がムッとした表情でこう切り捨てた。

石橋さんが言っているだけであって、あなた(記者)が『石橋信者』だから、そんなことを言っている

専門家の異議をハナから「宗教扱い」とはアキれたご仁だ。「基準値地震動」は、鹿児島地裁が川内原発の再稼働を「容認」する判断基準にもなった。そんな重要な「指標」に専門家が疑義を唱えているのである。

田中委員長も学者のハシクレなら、きちんとデータを示し、科学的な根拠を示して反論すればいい。まるで異論を“邪教”扱いにして門前払いし、寄せ付けないとは学者の風上にも置けない人物である。

鹿児島地裁に再稼働差し止めを申し立てた原告弁護団の内山成樹弁護士はこう言った。

「(規制委や九電は)最大地震動が原発のところに来たら、もう諦めるという考え方なのでしょう。許せませんよ」

いやはや、こんな組織が日本の原子力行政を左右しているのかと思うと恐ろしい。トップである田中委員長の現状認識こそ「神懸かって」きているんじゃないか。
(取材協力=ジャーナリスト・横田一)




原子力規制委員会 定例記者会見 (平成27年4月28日)
フリージャーナリスト横田一氏の質問



ー田中俊一委員長の言葉は正確に文字起こしー

記者:
石橋克彦教授(日本の地球科学者。神戸大学名誉教授。専門は歴史地震、地震テクトニクス)が
「1月に原子力規制委員会に異議申し立ての主張をしたんだけれども、3ヶ月経ってもまだ、なんの回答もない。
田中委員長は非常にお忙しくて、まだお読みになっていないのか?理解していないのか?わからないが」
とおっしゃっていたんですが、石橋教授の異議申し立て、主張に対してどうお考えになっているのか?

1
田中委員長ではなく、原子力規制庁総務課庁米谷仁が答える

記者:委員長はお読みになっていないんでしょうか?

田中委員長:はい、拝見していません

記者:
昨日石橋教授は
島崎委員という地震学者の方がいたけれども、思い込みで南海トラフ巨大地震のリスクを過小評価したんではないか?という疑問も提示されているんですが、それについてはいかがですか?

田中委員長:
まあ、島崎サーーーーーーンがいろいろご判断されてきたことに対して、私から何か申し上げるだけの私は知識も何もありませんし、あの、石橋先生は石橋先生のご持論があるんでしょうけれども、
まあ、島崎委員に、当時の委員は、それ、それなりに、あの、判断されたと思いますし、
そのいろんな議論はみんな公開されているから、分かるはずなんじゃないの?

規制庁の総務課庁の米谷仁:今整理していて、いずれ委員会で議論になるからそこまでお待ちいただきたい。

記者:
昨日石橋教授は鹿児島地裁の仮処分却下に関して、
直下地震留萌支庁南部地震に関して、これも過小評価しているんじゃないか?
仮処分の決定は観測地点のデータをもとに検討しているんですが、シミュレーションすれば、その値の1.5倍から2倍になると指摘していて、
シミュレーションするんは当然のことだと指摘しているが、その点についてはいかがか?

田中委員長:
あの、石橋さんのことも、その裁判所の決定のことについても、私はコメントする立場にないし、あの・・・何も言うことはありません。
あの…個人がどういう主張をされようが。


記者:
仮処分の根幹的な部分で、直下地震のリスクの評価が小さすぎると。
原告側の弁護士が、原発地震想定の

原子力規制庁:すみません、個別のことなので改めて広報室を通して、

記者:
いや、じゃ、一点だけ。
シミュレーションの手法を考慮しない今回の鹿児島地裁の決定というのは、
最新の知見を駆使したものと言えないとお感じにならない、
シミュレーションした結果も考慮するべきだとお考えにならないのですか?

総務課庁の米谷仁が答える。「委員長が先ほど申した通り、コメントする立場にない」

記者:
留萌市庁南部地震の件で確認したいのですが、
鹿児島地裁の却下についてはコメントできないということだが、
九電が地震についてリスク評価して、それを追認したというのが原子力規制庁なので、
その姿勢を今お聞きしている
ので、
この留萌市庁南部地震の観測点が最大だとご覧になっているのか、
シミュレーションすると1.5倍から2倍に、ちょっとずれたところに最大があるだろうというふうに考えてる二つの考え方があるんですが、委員長はどちらを取られるんですか?


規制庁:個別の話なので担当課の方に問いあわせいただけますか?

記者:川内原発の再稼動の根幹的な問題で

田中委員長:
我々の審査の結果を、一応裁判の方はそのそのそういうふうに判断しただけであって、
あのー、また別の方はまた違ったことを言っているし
いちいちそんなことに付き合っている暇はないですね


記者:留萌市庁南部地震の…

2
田中委員長:
そんな、だって、シミュレーションやるのが正しいなんていうのは、あの、公知の事実でもなんでもなくて、石橋さんが言っているだけで、
あなたが石橋信者だからそんなことを言っているだけだよ!

(米谷仁の方を見て)もうアウトだよ!


記者:地域地盤環境研究所のシミュレーションの(マイクの音声切られる)

規制庁:見解の相違になっていますのでこれ以上の質問はお控えください。





ーーー


こうやって、自分に都合の悪い意見には「いちいちそんなことを聞いている暇はない」と耳を貸さず、
記者を「信者」呼ばわりして、まるで真実の報告ではない宗教の次元だとする。

原発の再稼動は、こんなふうに進められている。



ーーー

神戸大学名誉教授・石橋克彦氏、元GE原発技術者・佐藤暁氏 外国特派員協会記者会見
2015年4月27日








<川内原発仮処分>住民側の申し立てを却下した鹿児島地裁の裁判長の名前は”前田郁勝”


川内原発の再稼働、差し止め認めず…鹿児島地裁
読売新聞 4月22日(水)10時12分配信

九州電力川内(せんだい)原子力発電所1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)を巡り、鹿児島、熊本、宮崎3県の12人が再稼働差し止めを求めた仮処分について、鹿児島地裁(前田郁勝裁判長)は22日、12人の申し立てを却下した。

14日に福井地裁が出した関西電力高浜原発3、4号機(福井県)の運転差し止めを命じる決定と逆の判断が示された。

鹿児島地裁では川内原発の運転差し止め訴訟が審理されており、原告団の一部が昨年5月、「訴訟の判決を待つのでは遅すぎる」と、決定後、すぐに効力が生じる仮処分を申し立てた。仮処分の審尋は4回開かれた。

争点は、原発の耐震設計の基本になる基準地震動や、桜島を含む姶良(あいら)カルデラなどの火山対策、避難計画の妥当性など。九電側は「国の安全審査に合格しており、基準地震動の想定や火山対策に問題はない」と主張。申立人側は、「九電の想定は不十分だ」などと反論していた。

川内原発は昨年9月、国の安全審査で「合格第1号」となった。地元同意手続きも完了し、今年3月から「使用前検査」が行われている。九電は同原発1号機について、7月の再稼働、8月の営業運転開始を目指している。



鹿児島地裁 前田郁勝(いくまさ)裁判長
鹿児島地裁前田郁勝裁判長

IMG_0058.jpg

前田郁勝裁判長の却下理由
●川内原発1号機、2号機の運転差し止めを命ずる仮処分命令の申し立てを却下する。
●原子力規制委員会が策定した新規制基準は、最新の科学的知見などに照らし、不合理な点は認められない。
●九州電力は新規制基準に従って基準地震動を定め、耐震設計を行っていると認められるから、規制委の適合性判断に不合理な点は認められない。
●九電は福島第一原発事故を踏まえた重大事故対策をしており、耐震安全性を確保していると評価できる。
●火山噴火に対する九電の評価も、火山学の知見により一定程度裏付けられている。
●地元自治体の避難計画は、一応の合理性、実効性を備えているものと認められる。





川内原発:再稼働差し止めめぐり 22日に「仮処分」判断
毎日新聞 2015年04月20日 22時48分(最終更新 04月21日 03時53分)

20150421k0000m020142000p_size8.jpg

 ◇鹿児島地裁 主な争点に基準地震動

 鹿児島、熊本、宮崎県の住民12人が九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働差し止めを求めた仮処分申請で、鹿児島地裁(前田郁勝裁判長)が22日、決定を出す。福井地裁は14日に関西電力高浜原発3、4号機の再稼働を認めない仮処分決定を出しており、判断が注目される。

 川内原発は、2014年9月に原子力規制委員会の適合性審査に全国で初めて合格し、「地元同意」手続きも終了。九電は7月上旬に1号機の再稼働を目指しており、既に使用前検査が始まっている。仮に差し止めの決定が出れば、ただちに効力が生じ、決定の取り消しなどがない限り再稼働できなくなる。

 主な争点は、福井地裁と同様、耐震設計の基準となる基準地震動(想定する最大の地震の揺れ)が適切かどうか。南九州はカルデラ(火山活動でできた広大な陥没地形)が集中し、火砕流を伴う巨大噴火の危険性についても争われている。

 九電は規制委への審査申請後、川内原発の基準地震動を540ガル(ガルは揺れの大きさを示す加速度の単位)から620ガルへと引き上げた。しかし、住民側は「基準地震動は過去の地震の平均像で想定されており過小。再稼働の安全性は確保されていない」として、住民の生命や身体に危険が及ぶ人格権侵害の恐れを指摘。九電側は「地質調査や地域特性を考慮しており、十分な余裕が含まれている」としている。

 巨大噴火の危険性については、住民側が予測は困難で火砕流で施設が破壊される危険性があると主張し、九電側は「原発運用中の巨大噴火の恐れは極めて低い」と否定している。周辺自治体が策定した避難計画も争点で、住民側は高齢者ら要援護者への対応が不十分などとして実効性がないと訴える。九電側は要援護者にも配慮されているとしている。

 東京電力福島第1原発事故後に原発の運転差し止めを命じた司法判断は、関西電力大飯原発3、4号機に対する14年5月の福井地裁判決と、今月14日の福井地裁仮処分決定のみ。いずれも同じ裁判長が担当した。他は大飯原発3、4号機の運転差し止め仮処分申し立てを13年4月に大阪地裁が却下(住民側即時抗告も大阪高裁が却下)するなどしている。【杣谷健太、土田暁彦】




高浜原発 「再稼働認めない」仮処分決定

<原子力規制委員長田中発言>事実誤認は田中委員長の方。決定の内容を真摯に受け止めるべきだ





おまけ 和歌山県知事
「再稼働差し止め仮処分おかしい」自動車引き合いに…

和歌山県知事:高浜原発の福井地裁決定「判断がおかしい」
毎日新聞 2015年04月20日 23時12分(最終更新 04月21日 07時23分)

20150421k0000m040128000p_size5.jpg
仁坂吉伸・和歌山県知事

福井地裁が関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の再稼働を差し止めた仮処分決定について、和歌山県の仁坂吉伸知事は20日、定例記者会見で「大飯も高浜も判断がおかしい」と疑問を呈した。

 仁坂知事は「生存権のリスクをゼロにしろと言うのなら(より死亡事故の確率が高い)自動車の差し止め請求ができてしまう。なぜ原発だけ絶対になるのか」と話し「原発のリスクをあんなに極大化するなら、別のリスクはもっとある。電気代がかさんで企業が倒れたら誰が責任をとってくれるのか」と述べた。

 仁坂知事は元経済産業省官僚。科学技術庁に出向して原発行政を担当していたこともある。【稲生陽】






続きを読む

<原子力規制委員長田中発言>事実誤認は田中委員長の方。決定の内容を真摯に受け止めるべきだ

再稼働差し止め「事実誤認多い」 規制委員長“反論”
TBS4月15日(水)18時58分

高浜原発の再稼働を認めない福井地裁の仮処分決定について、原子力規制委員会の田中委員長は「事実誤認が多い」と指摘し、規制基準を見直す考えはないことを明らかにしました。
 
「非常に重要なところの事実誤認がいくつかあるなと思っている」(原子力規制委員会 田中俊一委員長)

福井地裁は14日、原子力規制委員会の適合性審査に合格している高浜原発3・4号機について、再稼働を認めない仮処分決定を出しました。

これについて、規制委員会の田中委員長は、決定の理由に書かれた「地震の揺れの想定」や一部の設備の「耐震性」などに事実誤認があると指摘しました。
その上で、福井地裁が新たな規制基準を「緩やかにすぎ、合理性を欠く」と批判したことについては、「世界で最も厳しいレベルにあり、理解されず残念」と話し、現時点で見直す考えはないことを明らかにしました。(15日22:59)





元原子力安全委員会事務局参与・原子力市民委員会
滝谷紘一さんのメッセージ

みなさま(拡散希望)

高浜原発運転差止仮処分判決について、15日の原子力規制委員会の定例記者会見において、田中俊一規制委員長は「この裁判の判決文を読む限りにおいては、事実誤認、誤ったことがいっぱい書いてあります」と述べ、その具体例の一つとして「耐震重要度分類で給水設備はBだと書いてありますけれども、これはSクラスです。」と述べました。この発言について事実関係を調べたところ、判決要旨にある使用済み核燃料プールの「給水設備」は判決本文中での「冷却設備」を指しており、これはBクラスで正しいことがわかりました。従って事実誤認ではありません。

以下は、調べた内容です。
◆田中発言での「給水設備」は、判決文の理由の要旨「4.使用済み核燃料」の文末にある「使用済み核燃料プールの給水設備の耐震性もBクラスである。」に関することです。

4月15日の規制委員長記者会見録がHPに掲載されましたので、関連部分2箇所をコピペしますと、
○田中委員長
私も細かいことを全部調べているわけではありませんが、耐震重要度分類で給水設備はBだと書いてありますけれども、これはSクラスです。

〇田中委員長
(略)プールの水がなくなるというのは非常に重要なことですから、そうならないようにということで、プール自体も、プールに給水するところも、あるいはプールの水を監視する水位計等も、みんな耐震上はSクラスにしています。

◆従来の耐震設計審査指針及び新規制基準規則の第4条(地震による損傷の防止)では、
①「使用済み燃料を貯蔵するための設備」(←上記のプール)はSクラス
②「使用済み燃料を冷却するための施設」はBクラス


なお、冷却水供給の水源である燃料取替用水タンクはSクラスですが、判決文要旨での「給水設備」は、本文では「冷却設備」として記述されているので②に該当し、Bクラスは正しい。従って、田中委員長の発言にある「給水設備はSクラス」というのは、事実誤認です。
また、田中発言の「プールに給水するところ」が燃料取替用水タンクを指すのであれば、それはSクラスで正しい。(このタンクはECCSの水源にもなっているので、Sクラスです。)
Sクラスの燃料取替用水タンクと使用済み燃料プールがBクラスの冷却設備でつながっていることになります。


◆田中委員長の発言は、判決本文をよく読まずに給水設備を燃料取替用水タンクに矮小化した「すり替え批判」です。「地震が設計基準動を超えるものであればもちろん、超えるものでなくても使用済燃料プールの冷却設備が損壊する具体的可能性がある」との判決文は妥当です。

滝谷紘一(原子力市民委員会メンバー)





2015年4月21日東京新聞朝刊 こちら特報部
IMG_0054_2015042210461829a.jpg
(文字起こし)

関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の再稼働差し止めを命じた福井地裁の仮処分決定について、、原子力規制委員会の田中俊一委員長が「事実誤認が幾つかある」と発言した。
これに対して、申し立てた住民側からは「事実誤認は田中委員長の方。決定の内容を真摯に受け止めるべきだ」という反発の声が上がっている(上田千秋)

規制委員長こそ事実誤認
論点すり替え 突然、非常電源に言及


決定が出たのは14日。
地裁は規制いいインが定めた新規制基準について「緩やかに過ぎ、合理性がない」と指摘し、基準に適合したとしても原発の安全性は確保されず、再稼働は認められないと結論づけた。

翌15日に開かれた会見で田中委員長は、3、4号機の使用済み核燃料を貯蔵するプールの給水設備について、裁判女の決定が耐震性が低いBクラスだとしてことについて
「Bだと書いてあるが、これは(最高の)Sクラス」と指摘。

外部電源が絶たれると、原発の冷却機能が不安定になるとの記述については
「SBO(全電源喪失)を防ぐということで、非常用発電機や電源車、バッテリーと、いろいろな要求をしている」と述べた。

これに対し、仮処分を申し立てた弁護団の河合弘之共同代表は
「全体を読めば、給水設備のくだりが冷却設備を意味していることは明らかだ。事実誤認ではない」と反論する。

ちなみに新基準にはBクラスの施設として「使用済み燃料を冷却するための施設」が挙げられ、関電の口頭弁論調書にも「使用済み燃料ピット冷却設備は、耐震クラスとしてはB」と記載されている。

「いろいろな要求」(田中委員長)についても「原子力規制を監視する市民の会」(東京)の阪上武代表は
原告の主張も裁判所の決定も、通常時の電源について論じている。ところが田中委員長は突然、非常時の電源のことを話し出した」と、論点のすり替えではないかといぶかる。

15日の会見では、決定が「地震の平均像を基礎として、原発の基準地震動を策定することに合理性は見出し難い」とした点にも質問が及んだ。

規制庁の担当者は「基準地震動は地震の平均像ではない。最大級の地震を考えている」と答えたが、阪上代表は「原告も地裁もその点は理解している。問題は(規制庁が参考にする)入倉レシピと呼ばれる手法が標準的な方法論について記したものであること。最大級の地震時に、どれくらい揺れるかは導き出せない」と不満を隠さない。

規制委の前身・旧原子力安全委員会事務局で技術参与を務めた滝谷紘一氏は
「会見では、一般に発言者は担当者らの調べた内容を話す。そうだとすれば、田中委員長の発言からは、規制委全体として地裁決定のミスを探そうとしている印象を受ける」と推測する。

今回の決定では、2005年以降、4原発が5回にわたって基準地震動を超える地震に見舞われたことに触れ、
「想定を超える地震が来ないという根拠は乏しい」と強調。
使用済み核燃料についても「堅固な施設で閉じ込めていない」と関電の姿勢を批判した。

田中委員長は従来、新規制基準に適合しても、絶対に安全とは言えないと繰り返し述べている。
その発言について、河合氏は「過酷事故が起きた時に、責任を逃れるための言い訳」
評して、こう付け加えた。

「国民が期待しているのは『これで通るなら、さすがに安全だろう』というわかりやすい基準だ。今回の地裁の決定が、そういった根源的なテーマを突きつけていることを規制委は認識するべきだろう」



高浜原発 「再稼働認めない」仮処分決定

続きを読む

高浜原発 「再稼働認めない」仮処分決定

高浜原発 再稼働認めない仮処分決定
NHK 2015年 4月14日

高浜1

福井地方裁判所は高浜原子力発電所3号機と4号機について「再稼動を認めない」仮処分の決定を下しました。
「国の新しい規制基準は緩やかすぎて原発の安全性は確保されていない」という判断です。

異議申し立てなどによる審議で決定が覆らなければ再稼動できなくなり、
関西電力は異議を申し立てる方針です。

高浜2

午後2時過ぎの福井裁判所前です。
「司法が再稼動を止める」などと書かれた旗が掲げられました。
高浜原発の再稼動を認めない仮処分の決定に、集まった人たちからは歓声が起きました。

住民側の弁護士;全面勝訴です。考え得る最高の内容です。

高浜原発3号機と4号機は、今年の2月、全国の原発で二番目に原子力規制委員会から「新しい規制基準に適合している」と認められました。

福井県などの住民9人は、「安全性に問題がある」として福井地方裁判所に仮処分を申し立て、再稼働させないよう求めました。
これに対して、関西電力は、「福島の原発事故も踏まえて対策をとった」と反論しました。
そして今日、福井地方裁判所の樋口英明裁判長は、関西電力に再稼動を認めない仮処分の決定を出しました。

今回の仮処分の決定とはどういうものなのでしょうか?こちらで説明します。
高浜3

住民側が申し立てた、今回の仮処分。
関西電力が11月に再稼動を目指す計画を示す中で行われました。

この「仮処分」といいますのは、
正式な裁判をしていると時間がかかって間に合わない、緊急の場合などに使われる手続きです。

そして決定がでればすぐに直ちに効力が生じます。
このため関西電力は、今の時点では高浜原発を再稼動できなくなりました。

ただ、仮処分の決定には異議申し立てなどができます。
高浜4
そして最高裁判所まで争うことができます。
その過程で決定が覆れば仮処分の効力は失われます。
逆に取り消されなければ決定の効力は続きます。

そして正式な裁判が起こされれば、改めて司法の判断が示されることになります。


今日の決定では原発の安全性を守る想定や、規制基準について厳しく批判するものでした。
その一つが基準地震動。
想定される最大の揺れの強さのことです。

決定では、平成17年以降10年足らずの間に全国の4つの原発で5回にわたり想定を上回る地震が起きたことを挙げ、各原発は当時の最新の科学技術に基づき想定したにもかかわらず結論を誤った。
高浜原発では起きないというのは、楽観的な見通しにすぎない、と指摘しました。

そして原子力規制委員会の新しい規制基準について触れ、「『基準地震動』を見直して耐震工事をすることや、使用済み核燃料プールなどの耐震性を引き上げることなどの対策をとらなければ、高浜原発3号機と4号機のぜい弱性は解消できない。それなのに、これらの点をいずれも規制の対象としておらず、合理性がない」という判断を示しました。

さらに決定では重大な事故が起こった時の対策を新たに決定付けた原子力規制委員会の新しい規制基準にも触れました。
深刻な災害を引き起こす恐れが万が一にもないと言えるような厳格なものにすべきだが、新しい規制基準は緩やかすぎ、適合しても高浜原発の安全性は確保されていないとして、合理性を欠いてていると判断しました。


この決定に、申し立てた住民側は、
住民側代表の弁護士
高浜5
司法が原発の再稼働を止めたきょうという日は、日本の脱原発を前進させる歴史的な一歩であるとともに司法の歴史でも、住民の人格権、ひいては子どもの未来を守るという司法の本懐を果たした輝かしい日であり、大きな喜びとともに大きな責任を感じている。
この決定の最大の特徴は、国の新規制基準の不備を厳しく指摘し、その無効性を明らかに宣言したことであります。これを機に日本中の原発を廃炉に追い込まねばならない。

一方関西電力は、再稼動に向けたプロセスへの影響を最小限にとどめるべく全力を尽くすとして、
異議を申し立てる方針です。

関西電力側の弁護士
高浜6
到底承服できる決定ではないと。
十分な安全性を確保しているということで、えーっと、科学的な、あるいは専門的・技術的な知見に基づいて十分な主張・立証をしているつもりですので、引き続き、裁判所に理解を求めたいというふうに思います。


原発の地元高浜町の野瀬豊町長は「決定は同意の判断には大きく影響はしない」という考えを示しました。

高浜7
司法の判断は司法の判断で重いことは認識しておりますが、
わたくしはわたくしでやるべき事、自分のフィールドといいますか、いろんな責任を持たされたフィールドで判断していくと、進めていくということには変わりはないです。

政府は、
菅房長官
高浜8
独立した原子力規制委員会が、えー、ま、専門的見地からですね、十分に時間をかけてですね、新規制基準に、えー、適合するという判断をしたものであってですね、政府としてはその判断をそんちょ、尊重して、再稼動を進めていく方針には変わりありません。

そのうえで、菅官房長官は「国は本件の当事者ではなく、あくまで仮処分であり、当事者である事業者の今後の対応を国としては注視していきたい」と述べました。
また、菅官房長官は、記者団が「ほかの原子力発電所の再稼働やエネルギー政策への影響はないか」と質問したのに対し、「そこはないと思う。そこは『粛々と』進めていきたい。法令に基づいてということだ」と述べました。


今回の仮処分はすぐに効力が生じるもので、関西電力の異議申し立てなどによって改めて審理が行われ、決定が覆らなければ、高浜原発は再稼働できなくなりました。
異議申し立てなどによる審理は福井地裁で行われ、決定が覆れば、仮処分の効力は失われます。
福島の原発事故後に起こされた裁判では、14日の決定と同じ樋口英明裁判長が去年、大飯原子力発電所3号機と4号機の再稼働を認めない判決を言い渡し、現在、名古屋高等裁判所金沢支部で審理が行われています。


地震の専門家「誤った理解」
地震による揺れの予測について詳しい日本地震学会の元会長で、京都大学名誉教授の入倉孝次郎さんは「原発の基準地震動は地震の平均像ではなく、個別の敷地の不確かさも考慮して設定されており、決定で『実績や理論の面で信頼性を失っている』としているのは誤った理解だ。一方で、決定の中で原発に外部から電力を供給する送電線なども安全上重要であり、ふさわしい耐震性が求められると指摘しているのはそのとおりだと思う」と話しました。
そのうえで、「原発の安全性を検討するには地震の揺れだけでなく福島で見られたような津波による被害や火山、人為ミスなどさまざまな面を総合的に考慮する必要があるが、今回の決定ではこうした点については科学的な見地で正確な分析がされていない」と話しています。



決定文要旨

決定文


<大飯に続け!>高浜原発運転差し止め判決日決定&関電と樋口裁判長

<大飯原発>運転差し止めを命じた福井地裁の判決要旨・他いろいろ



続きを読む

<大飯に続け!>高浜原発運転差し止め判決日決定&関電と樋口裁判長


大飯原発3.4号機 高浜原発3.4号機
運転差し止め仮処分の申し立て
高浜原発仮処分決定日 4月14日 午後2時

「福井地裁に集いましょう」
高浜1 高浜2

<大飯原発>運転差し止めを命じた福井地裁の判決要旨・他いろいろ
大飯原発の差し止めを命じた樋口裁判長は4月1日移動になりました。
樋口英明裁判長移動
福井地裁→名古屋家裁


初の運転禁止仮処分? 高浜原発の今後
週間朝日 更新 2015/4/ 2 07:00

原発再稼働1番手とされる関西電力高浜原発3、4号機。その雲行きが怪しくなってきた。昨年12月、地元住民らが関電を相手取り、大飯原発3、4号機と高浜原発3、4号機の再稼働差し止めの仮処分を福井地裁に申請。このうち高浜原発については今春にも決定が出る見込みだが、仮処分が認められる可能性が濃厚だという。元判事で2006年に志賀原発の運転差し止め判決を出した井戸謙一弁護士が解説する。

「関電は高浜原発3、4号機を止めるべきだという申し立て側の主張にまともな反論ができていない。前回の審尋で関電が専門家の意見書を出すと言ったのに、裁判長がその機会を与えなかった。その流れからすると、申し立てが認められないとは考えにくい」

担当裁判長は昨年5月に大飯原発3、4号機の運転差し止め判決を出した樋口英明判事(62)。

このときは「人格権を侵害される具体的な危険がある」と踏み込んだ判決内容で再稼働を否定した。

今回の仮処分申し立ては、3月11日に結審、まもなく決定を出す見通しだ。

樋口判事は3月末に定期異動するとされるが、関係者によると、その場合でも裁判所法28条に従って高裁から特別な辞令を得て、異動後も決定を言い渡すことができるという。

もし仮処分が認められれば、関電が取る方法は三つ。ひとつは保全異議や執行停止の申し立て。あるいは本訴への持ち込み。最終手段として決定を無視し、強引に再稼働させることもできるが、簡単ではない。

「保全異議の決定だけでもおそらく1年はかかる。無理やり原発を動かせば、裁判所は関電に億単位の間接強制金を課すでしょう。そんなことをしたら社長が株主から責任を追及されかねない」(申し立て弁護団の内山成樹弁護士)

形勢不利と見た関電は「合理的な理由がないまま審理が終結したのは不当」(関電広報部)として裁判官忌避を申し立てた。だが、福井地裁はすぐさま却下3月20日には名古屋高裁金沢支部へ即時抗告したが、申し立て弁護団によると、認められる可能性は低いという。原発の運転差し止めの仮処分が認められれば国内では初となる。元経産官僚の古賀茂明氏が言う。

「仮処分が出て高浜原発が止まったらそれが先例になり、全国の原発で同様の申し立てや訴訟が相次ぐ。再稼働に何の迷いもない政府や経産省にしてみれば、そうした先例を絶対に許したくない。時間をかけて最高裁まで争うでしょう

※週刊朝日 2015年4月10日号




関電側「樋口裁判長を担当から外せ」

関電側、裁判官忌避訴え 福井地裁
 高浜差し止め 月内にも判断 

中日新聞 福井発 2015年3月12日

県内や京都府などの住民ら九人が、関西電力高浜原発3、4号機(高浜町)と大飯原発3、4号機(おおい町)の運転差し止めを求めた仮処分申し立ての第二回審尋が11日、福井地裁であり、高浜原発に関する申し立ては結審した。関電側の代理人は、樋口英明裁判長ら裁判官三人を担当から変えるよう忌避を申し立てた大飯原発3、4号機については5月20日に第三回審尋が開かれる。

住民側の弁護士によると、樋口裁判長は原子力規制委員会が高浜原発3、4号機が新規制基準に適合している、と判断したことを理由に「機は熟した。決定を出す」と述べた。今後、裁判所は忌避の是非を検討した上で、高浜原発分については、早ければ三月中にも決定を出すとみられる。樋口裁判長は昨年五月、大飯原発3、4号機の運転差し止め訴訟で、住民側勝訴の判決を言い渡しており、住民側はこの判決を引用して、原発の危険性を訴えていた。一方、関電側は原発の安全性を訴えるとともに、同判決の問題点を指摘。実質的には昨年五月の判決の是非が争点だった。

関電側はこの日の審尋で、使用済み核燃料プールの安全性を主張する専門家の意見書を提出する意向を伝えていたが、認められなかった。関電側の担当者は「高浜3、4号機の安全性について、議論が尽くされないまま終結したことは遺憾。裁判所には専門的知見などを踏まえた公正な判断をいただきたい」と話した。




2015/03/11 に公開
【iwj-fukui1中継】http://www.ustream.tv/recorded/59765882 3/11 福井地裁 関西電力 樋口英明裁判長(大飯原発運転差し止めの判決)の「忌避」申立て 大飯原発3,4号機・高浜原発3,4号機 運転差止め仮処分の申し立て 第2回審尋後の記者会見 河合弘之弁護士 http://adieunpp.com/ 大飯原発差し止め訴訟 福井から原発を止める裁判の会

ーー
樋口裁判長は「裁判所法28条に従って高裁から特別な辞令を得て、異動後も決定を言い渡すことができる」らいいので、4月14日の判決は大いに期待できると思います。
福井地裁前に当日集まれる方は是非!!
ーー

裁判官の人事異動おまけ

裁判官検索
樋口英明

樋口裁判長


例えば最高裁判所判事
岡部喜代子(おかべきよこ)

裁判官検索
岡部喜代子
退官したのにその後突然最高裁になってる!なんで?


<大飯原発>運転差し止めを命じた福井地裁の判決要旨・他いろいろ


「40年以上の原発廃炉」その先の不透明な部分 3/17吉田照美 飛べ!サルバドール(文字起こし)

吉田照美 飛べ!サルバドール 2015年3月17日放送

パーソナリティ:吉田照美
アシスタント:室照美
サルバトラー:パトリック ハーラン(パックン)

文字起こし部分のYoutube〜https://youtu.be/_iy498HIqTY?t=16m40s

パックン:
メインのニュースは原発の廃炉の動きですね。
これ、廃炉はもちろん僕は大賛成なんですけど、
去年の12月の経産省の発表した報告書を見ると、
「廃炉を進めましょう、円滑にやりましょう」と言っています。
その精神に沿っているんだけど、「新しいのも作りましょう」みたいなことを言ってましたよね。

吉田:そうなんだよな〜。

パックン:結局この先はどうするつもりなのか?

吉田:
本当。
だって色々他のエネルギーとか、
石炭とか石油と比べたって、ウランはさ、早く無くなっちゃうんだよ。

パックン:そうなんです。

吉田:
そしたらおかしくない?今の考え方。
ね、石油とか石炭の方が長持ちするんだからさ。
ウランのが短いんだったら、しかも危険度が高いって言うんだったら、
もう一回考え直したほうがいいんじゃないか、って思うんだけどね。

パックン:
っていうか、あの〜。ま、どうせ乗り換えるなら、
原発事故があってからまだ4年ですよ。
しかもまだ記憶に新しいですよ。

吉田:終わってないんだもの。

パックン:終わってない。片付けできてないし、動いているし。

吉田:
収束がいつになるかもわからない状況でさ、
なんでそんなに前のめりになれるのかが俺にはわからない。

パックン:
そうなんです。
例えば代替エネルギーは、「初期コストが高い」と、結構懸念されますけど、
一回導入したら、それは永遠に使えるものですよ。
永遠に電気料金から取れるもの
なので、
少しずつ、ま、ちょっと消費者の皆さんの負担になるんですけど、
ちょっと上げて、それを100年200年、1000年規模で返すと見れば、
その初期コストは大したことないと。

吉田:そう思うんだよね。

パックン:
なんか、乗り換える方向が古い原子力発電所から新しいのに乗り換えるんじゃなくて、
もっと代替エネルギーに風力とか水力とかそっちの方に出していったほうがいい。

吉田:
アメリカだって原発はもう切り替えてるんでしょ?
原発じゃないんでしょ?もう。

パックン:減らしてますよね。

吉田:
ね。
それなのになんで日本はさ、「減らそう」どころかまた「どんどんやろう」っていう動きがよくわかんない。

パックン:
その答えは簡単ですけど、
アメリカの場合はフラッキング法で大量の石油がとれるようになったからでもあるんです。
だから代替エネルギーにも力を入れているんですけど、
今は本当に天然ガスとフラッキングによるシェールオイルガスブームのおかげで、
原子力からは卒業できそうです。

吉田:そうだよね。

パックン:
でも、心配は心配ですよ、どっちも。
唯一みんなが「いいね」って言えるのは代替エネルギー

吉田:
そう思うよ。
だって国民全体にアンケートを取ればさ、もう、そうだと思うからね。

パックン:
そうなんですよ。
これにおいても政府はなんか、民意に沿ってじゃなくて、民意に反して動いている

吉田:動いているっていうのが理解できないし。

室:やっぱり海外に売りたいから、ここで動かし続けなきゃいけないっていうんじゃないですか?

吉田:海外で事故があったら日本がいろいろ費用をね、大損害を日本が持つんでしょ?これ。

パックン:え、

吉田:そういう話らしよ。

パックン:そうなんですか?

吉田:そういうふうに伝わってるよ。

パックン:向こうの事故の保険は日本が負担するんですか?

吉田:「日本が」っていうことだよ。

パックン:っわ〜っ!

吉田:
そんな馬鹿な話し無いと思うけどね。
俺は「待てば廃炉の日和あり」を信じたいね。



関電と日本原電 廃炉を決定・届け出
NHK 2015年3月17日 18時59分

関電と日本原電 廃炉を決定・届け出
関西電力と日本原子力発電は、運転開始から40年以上たつ老朽化した3基の原発の廃炉を17日開いた取締役会で正式に決定し、経済産業大臣に届け出ました。原発事故後に福島第一原子力発電所以外で原発の廃炉が決まるのはこれが初めてとなります。
このうち関西電力は、17日午前に開いた取締役会で福井県にある美浜原発1号機と2号機の廃炉を正式に決定しました。
そして八木誠社長が、福井県庁を訪れて西川知事に対し、廃炉を判断した理由について「安全対策にかかる費用や運転ができる期間などを総合的に判断した結果、廃炉とすることに決めた」と説明しました。
日本原子力発電も、同じく福井県にある敦賀原発1号機の廃炉を17日の取締役会で正式に決定し、濱田康男社長が福井県庁を訪れ、西川知事に報告しました。
両社は、電気事業法に基づき経済産業大臣に廃炉を届け出て、3基の原発は来月27日付けで法的に廃炉となる予定です。
4年前に起きた原発事故のあとに福島第一原発以外で原発の廃炉が決まるのは、これが初めてとなります。
また、▽九州電力は玄海原発1号機を、▽中国電力は島根原発1号機を廃炉にすることを、18日開く取締役会でそれぞれ決めることにしています。
原発を再稼働させる場合には安全対策に多額の費用がかかりますが、各社は、廃炉を決定する5基の原発の発電規模が比較的小さいことから、多額の費用をかけて運転を継続しても経営上の利点は少ないと考えているものとみられます。

NHK動画文字起こし

廃炉1
原子力発電の重要な節目となる決定です。
関西電力美浜原発の1号機と2号機。
それに、日本原子力発電の敦賀原発1号機。
運転再開から40年以上が経つ3基の原発の廃炉が正式に決まりました。
老朽化した原発が選別される時代に。
ただその先には不透明な部分もあります。


廃炉が決まった3基の原発がある福井県。
夕方日本原電の濱田康男社長が県庁を訪れ、西川知事に敦賀原発1号機の廃炉を報告しました。

廃炉2
日本原電 濱田社長:
本日、運転停止することを取締役会で決定し、電気事業法に基づく廃止の届け出を行うことにいたしました。

これに対し福井県の西川知事は、
廃炉3
廃炉工程の全体の流れをですね、明確にしていただいて、
えー、地域の理解を深めてほしい。

福井県の美浜町役場には関西電力の副社長が訪れ、
町長に、美浜原発の1号機と2号機の廃炉を伝えました。

廃炉4
関西電力 豊松副社長:
廃止ということにつきましては、私共についても断腸の思いでございます。
廃炉5
美浜町 山口町長:
継続的な雇用の確保は、これはあのー、おーー、最も重要なことでございますんで、
最大限の努力を、おーー、お願い申し上げたい。








<女川原子力発電所>信じられない!!点検記録不備がナント4,000件超も確認

第5回「原子力のあり方に関する有識者会議」の開催結果について
東北電力 平成27年 2月24日

社長挨拶:
ー略ー
さて、このように全社体制で原子力の安全への取組みを進めている中で、今般、大変残念な事象が発生いたしました。それは、本日のご報告テーマ「女川原子力発電所の点検記録不備問題」であります。
女川原子力発電所では地震後の設備健全性を確認するため、特別な点検をこれまで継続的に実施してきたところですが、昨年9月の保安検査におきまして、2号機の点検記録に一部不備があるとの指摘を受けました。その後、私どもで記録の全数を調査したところ、4,000件を超える大量の記録不備が確認されました。

ー略ー

私が特に危惧しているのは、今回の特別点検には、当社のみならず協力会社など多くの関係者が関与しているにもかかわらず、国の保安検査を受けるまで、当社自らが問題に気づき、直すことができなかった点であります。業務遂行にあたって品質保証という視点が弱かった可能性があり、このことを重く受け止め、深く反省しているところです。

ー略ー

今回のような問題に対して、当社自らが気づき、直す行動を強化し、教訓を風化させないための留意点などについて、先生方から忌憚のないご意見、アドバイスを頂戴したいと存じますので、よろしくお願いいたします。



2014年10月29日
<東北電力>点検さえまともにできない「女川原発2号機 記録管理15件の不備発覚」

昨年10月に15件の記録不備が発覚し、ニュースになったけど、
ナントナント記録不備が4000件を超えたという驚き!!!



で、で、有識者たちのアドバイスって…どんな!?

【出席委員の方々の主なご発言】
・東北電力は「気づく」「話す」「直す」との方針のもとで企業倫理・法令遵守、安全文化に関する取り組みを行っているが、今回の件では「話す」ことが不足していたのではないかと思われるので「話す」を深化させる取り組みが必要である。また、突発業務に適切に対応するという観点では、対応する者が、プロの技術者としての経験を生かし、慢心することなく、新たにスタンダード(基準)を作り上げていくという意識で対応することが必要である。

・再発防止対策の検討にあたっては、一般的に「遠慮」や「前例主義」という要因から「話す」ことの難しさがあるということを認識しておく必要がある。

・再発防止対策の実施にあたっては、その目的や趣旨を現場の方の認識として浸透させることが重要である。意識の浸透を行う仕組みとしては教育を活用することが考えられる。社内には「あのような人になりたい」と思わせる人材がいるはずであり、教育を通じてその人の思いを社内に浸透させることで、仕事への喜びを日常的に感じられるようになれば現場が強くなるはずである。

・再発防止対策を進めていく上で、「課題を掘り下げていく」という現場の方への動機付けとコミュニケーションの促進が非常に重要である。この場での経営層の問題意識を現場までしっかりと浸透させてほしい。

・どんな現場であっても、多くの人が関わっている場合には「ルール」を徹底することは大変なことである。このため、チェック機能を強化していくことも必要である。

・再発防止対策を策定する過程の中で、このような場を設け意見を取り入れようとする東北電力の企業姿勢は大事である。

・原子力においては、高い安全性を確保することはもとより、品質保証にしっかりと対応し、社会に対する説明責任を果たすということも仕事の本質の一つである。こうした意識をしっかりと持って仕事にあたることがプロの技術者としての責任であることを強く意識してほしい。



識者の方々のご意見についてどう思いますか?
点検記録って、機械を扱う者として基本の基本だと思うんですが…。
きちんと点検して、その都度記録していけば4000件を超える不備など出ないのではないでしょうか?
点検もしていないのに点検したことを装ったりするから不備が出てくるのだと思います。
または、点検がうまくいかないのに、いかにもうまくいったかのようにごまかそうとするから不備になるのでは?
嘘をつこうとするから不備になるんじゃないかな?
点検しなければならないものは真面目に正直にきちんと点検すればいいのだと思います。
点検した人が責任を持ってありのままを記録する。
点検の結果が思わしくないものだとしても、正直に記録する。
それだけのことじゃないでしょうか?
「話すことやコミュニケーションが不足している」というのとは違うのではないでしょうか?
やらなければならないことはきちんと責任を持って、ごまかさないでやるという、
当たり前の仕事をしていれば、このような不備はなくなると思います!

点検記録の不備って、隠蔽体質から起こってくるものとしか思えない。

こんなふうに基本のできていない体質の会社と、
「このような場を設け意見を取り入れようとする東北電力の企業姿勢は大事」
などと発言する有識者の会議に時間を費やしているような原子力発電は、
ますます信用おけない危険極まりない発電機だと、あらためて私は確信しました。


「原子力のあり方に関する有識者会議」の委員
≪委 員≫(五十音順)
浅利 靖 (あさり やすし)氏(北里大学医学部救命救急医学教授)
新野 良子 (あらの よしこ)氏(株式会社新野屋専務取締役)
北村 正晴 (きたむら まさはる)氏(東北大学名誉教授)
高橋 正典 (たかはし まさのり)氏(株式会社高政代表取締役社長/女川町商工会会長)
中村 葉志生(なかむら はしお)氏(株式会社ハリーアンドカンパニー代表取締役)
橋爪 秀利 (はしづめ ひでとし)氏(東北大学大学院工学研究科教授)
横山 速一 (よこやま はやいち)氏(一般財団法人電力中央研究所常務理事)
※ 橋爪委員は欠席
≪当 社≫
海輪 誠 (取締役社長)
安倍 宣昭 (取締役副社長)
矢萩 保雄 (取締役副社長)
井上 茂 (取締役副社長)
原田 宏哉 (取締役副社長)
向田 吉広 (常務取締役)
渡部 孝男 (常務取締役)
長谷川 登 (常務取締役)
笹川 稔郎 (常務取締役)ほか






汚染水を太平洋に流す準備その1〜福島第1原発事故による営業損害の賠償・風評被害営業損害打ち切り〜


これから先もっと賠償が必要になるのでは?
何考えてるんだ!
大地を汚して、汚して、汚して汚して…
そして海を汚して、汚して、汚して汚して…
これからもますます大地も海も大気も汚して、汚して、汚して汚して…

国と東電の「賠償終了」素案撤回求め、県商工会連合会が意見書
(福島15/01/21)

FNNLocal

福島第1原発事故による営業損害の賠償の支払いを、
2016年2月で終了するとした国­と東京電力の素案の撤回を求めて、
福島県商工会連合会が、意見書を提出した。

東電賠償1
21日は、県商工会連合会の轡田倉治会長などが、東京電力の本店を訪れ、
賠償の継続を­求める意見書を手渡した。

轡田会長は
東電賠償2
「われわれ、2万3,000人の会員全てが、冗談じゃないよと。そ
の(賠償­打ち切りの)根拠がわからないということ」と話した。

東電賠償3
国と東京電力は、避難区域の営業損害と、それ以外の地域の風評被害の賠償について、
2­016年2月で支払いを終えるとした素案を、県内の各商工会に示していた。

東京電力福島復興本社の新妻常正副代表は
東電賠償4
「あくまでも案として、私どもはお示しさせて­いただいたわけでございますので、
今後、いろいろなご意見等を承りながら、決定してま­いりたい」と話した。

現在の賠償制度を整理した。

東電賠償5
避難区域の事業者には、事故前の平均の売り上げを基準に、
事故発生から2015年2月­までの4年分の売り上げが、一括して支払われている。
これは、避難先などで営業を再開して収益がある場合でも、全額賠償される。

東電賠償6
一方、避難区域外の事業者は、
風評被害による減収分が賠償の対象となっていて、期限は­決まっていなかった。

東電賠償7
国と東京電力の素案では、これまでと同様の賠償は2016年2月で終了し、
それ以降に­ついては、営業の回復状態をふまえて、個別で対応するとしている。





本当は「風評」じゃないんだけど、
今の日本語は風評=実害が現実ということで、
これから海へ汚染水を流すという時期に、賠償打ち切りという東電の高ピシャなご意見は

許せません!


これが事実です↓東京電力が太平洋を汚している
<魚介類食べるな危険!>
福島第一原発から汚染水を薄めて太平洋へ!原子力規制委員会が許可

サブドレン」と呼ばれる建屋周辺の井戸から、汚染された地下水をくみ上げ­て、
基準値以下に浄化し(薄めて)、海に放出する




いろいろな放射性物質の半減期
原子力発電環境整備機構より
81










川内原発再稼働ー原発5km圏に防護服など配備

原発5キロ圏防護服など配備へ
読売新聞 鹿児島 2015年01月16日

◆県が年度内 要援護者らの被曝対策

九州電力川内原子力発電所(薩摩川内市)の事故に備え、県は今年度中に、原発から5キロ圏内で暮らす要援護者と付添人、要援護者らが避難に使うバスの運転手の被曝ひばく対策として、放射線の線量計、防護服などの防護資機材を配備することを決めた。約2000万円の予算で要援護者と付添人は約300人分、運転手は約80人分を用意する。

要援護者とは、体の弱い高齢者や入院患者のこと。事故時に長距離を一気に避難できない人は、放射線の防護措置を施した5か所の屋内退避施設へ一時的に入る。その後、30キロ圏外の医療機関などへ本格的に避難することになっている。

要援護者に配備する資機材は各屋内退避施設に保管し、30キロ圏外へと退避するまでの過程で使ってもらう。避難輸送のバスは民間会社の車両を活用することを想定し、現在、県とバス会社との間で協議中。その中で、資機材の保管場所も話し合うことになる。






原発10キロ圏に退避施設検討
読売新聞 鹿児島 2015年01月10日


国補助拡大 県がいちき串木野に

県は、いちき串木野市に九州電力川内原子力発電所(薩摩川内市)の事故に備えた屋内退避施設を整備するかどうか検討を始めた。屋内退避施設を整備する際の補助対象地域を「おおむね5キロ圏」から「おおむね10キロ圏」に国が拡大することを受けた取り組みだ。

屋内退避施設は事故の際、すぐには遠くへ逃げられない高齢者、入院患者といった要援護者を、一時的に避難させて安全を確保する。政府は2012年度から、「おおむね5キロ圏」内について、補助事業を開始。病院や介護施設などを改修し、放射性物質除去フィルターや二重の窓などを備える費用を全額負担してきた。

国は今回、補助対象地域を拡大することを決定。今年度補正予算案に関連費約90億円を計上した。施設の改修費だけでなく、施設の新設にも適用することになり、申請を受けて補助する。

いちき串木野市は、川内原発から最短で約5・5キロ圏に位置し、立地自治体の薩摩川内市以外で最も近くにある。県は今後、いちき串木野市と協議しながら整備の是非を判断するが、県原子力安全対策課は「施設が増えれば、防災対策の向上につながる」としている。






続きを読む

<もう騙されない>東京電力記者会見の今・原発再稼働・アンダーコントロール・2号機の謎 おしどり・木野龍逸12/31報道するラジオ(文字起こし)

報道するラジオ年末特番『もう、だまされないぞ!2014』
2014年12月31日

ジャーナリスト 木野龍逸
夫婦漫才師 おしどり


文字起こし部分のYoutube→http://youtu.be/tKn3AelBRBg?t=1m26s

水野:
木野龍逸さん、おしどりケンさんマコさんは、
もうずーっと、東日本大震災から3年9ヶ月ですね。
東電、そして原子力規制委員会、福島県の会見、そして情報発信をウオッチし続けて下さっております。
そんなお三人にいろんなことを聞いていこうと思います。


情報を出さない東京電力
3:08
水野:本当のところ、最近の東京電力の会見に出ている人ってどのくらいいはるんですか?

マコ:
もう、激減しました。
10人以下で質問する人もほとんどいないというのが多くて、
で、この間衆議院議員選挙が終わりまして、
大きい選挙が終わった後って、東京電力は嫌な大きいニュースを出してくるんですけど、
この間12月の衆議院選挙が終わった後出てきたニュースは、
2011年の3月4月事故直後に現場にいた作業員の方達が、
手書きのメモだったりホワイトボードに書いたいろんな数値、
プラントの圧力とか温度とか、
今まで発表されていないものが選挙の翌日にまとめて出しまして、



水野:選挙の翌日ですか?

ケン:ビックリしました、ね。

マコ:
それでよくよく聞いたら、今まで国会事故報告書であったり、政府事故報告書であったり、
原発事故のまとめは出てきているんですけど、

水野:出てますよね、

マコ:そこに提出されていないものもあるんですって。

水野:エッ!提出されていないものが、あれ、事故報告書って出てたんですか?

マコ:そうです、新たにまた数値が出てきて、

ケン:結構な量がありましたよ、僕コピーしに行ったんですけど。

マコ:それを、インターネットに公開でもなく、記者会見で配布するのでもなく、

水野:ヘッ?

マコ:
東京電力のビルの中に図書室みたいな情報公開コーナーっていうのがあるんですけど、
そこに置いておきますので、欲しい人は見に来てください。
コピーしに来てください。



水野:東京電力の図書室まで行かなきゃ見られませんの?インターネットで見られませんの?!

マコ:
膨大な量があるんですけれども見られなくて、それでビックリして、
私たちはその翌日浅草で舞台があったんですけど、早起きして、
東京電力の図書室みたいなところに一番乗りで行って、ずっとコピーし続けたんですけど、

水野:何枚ぐらいあるんですか?

ケン:その時に出たのは、その新しいものは1枚なんですよ、DVD1枚なんですけど、

マコ:DVDなので、紙の量にしたら膨大な量なんですね。

水野:えーーっ

マコ:で、ビックリするのが、他にどのメディアも来なかったということです。

水野:あら、それが一番ビックリしますね。

ケン:それから来ているかもしれませんけれども、僕らが行っている間は会わなかったね、誰にも。

マコ:
2時間ぐらい誰もその情報を取りに来なかった、っていうのが一番驚きました。
焦って行ったんですけど、ね。

平野:中身はどうだったんですか?

マコ:
中身はやっぱり事故直後の1号機から4号機、5号機、6号機までの使用済み燃料プールの温度だったり、
炉の圧力であったり、
今その膨大な量はエクセルに打ち込んでグラフにしているんですけど、


水野:そこまでやってはんのやな

平野:だけど本来これは事故直後に出しておかなければダメなものですね。

水野:で、今まで出さなかった訳というのは会見では言ったんですか?

マコ:「整理をするのに手間取っていた」と。

水野:「整理」って、あんた…

木野:
基本的には出すものは自分たちで選んで出して、
要するに「必要がない」って自分たちで思えば出さないみたいな、ということがありますね。

水野:
これはいまだに、
「全部を出さなければいけない」というような、何か法律とか、何か縛りは無いんですか?

マコ:無いんです。出てこない情報はたくさんあります。今現在進行形でも。

木野:自分たちで出すものを選んで出している状態なんで。

水野:
「出せ」っていうんじゃなくて、「自分たちが今これを出したいです」から出すっていうペースは、
今もずっと変わっていないままなんですか?

木野:変わっていないですね。

マコ:変わってないですね。

水野:
そこで例えば会見で出してきたら、
「なんで今まで出さないんだー!」って言って、記者たちが怒号を上げるような姿は、

マコ:
もう、今はないですね、ほぼ。
ちょっと前まではあったんですけど、今は無くなったよね。

ケン:なくなった。

水野:
あら、無くなりましたの。
じゃ、今回も「あ、そうですか、出たんですか」っていうので、
シーンとして終わっているんですか。

マコ:
そうですね、2〜3質問が出て、
「これは初めて出てきた情報ですか?」
「初めてです」
というやりとりはあったんですけど、なんかそれぐらいで。
すごく突っ込んでいた記者さんが、その情報を取りに来られるかなと思っていたんですけど、
来られなかったんで、あれ?っていう感じだったよね。

平野:
関心が薄くなるのは東電側の思惑通りかもわかりませんね。
そもそもテレビ映像、第一に吉田所長がいた時のやりとりを全部出していないですよね。

マコ:出してない。

平野:一番大事なところをね。

マコ:
そうです。4月11日までしか出ていません。
それ以降も随時整理がつき次第出していくということで、記者会見でことあるごとに、
「なんでその後半を出さないんだ」って言っているんですけど、
「まだ準備中です」ということで、
見たがる記者ももうほぼ居ないんですよ。

水野:
見たがる記者が、そういう意味でも「情報をきちんと出せ」って言わないと、
余計に出さない状況が続いてしまうかもしれませんよね。

ケン:
そうなんですよ。
なんか最初は、質問したら答えもなんとか調べて返ってくる時もあったんですけど、
今は質問してもね、「答えません」みたいな答えが返ってくる時がありますよ。

マコ:
そうなんです。
今まで、過去に東京電力が出していない情報で、
規制庁にも追求されていないことは、新たに記者会見で出さないということになりました。


水野:んーーーー!「出さない」という答弁がまかり通っているんですか!?

マコ:はい。

水野:木野さんはどう感じていますか?最近の状況を。

木野:
事故直後も確かにひどかったんですけれども、
一時期少し前向きになって、でもまた元に戻ったというか、
それよりちょっとひどくなったかな、と。

マコ:ひどくなった

水野:なんで今、そんなひどくなっているというのはなんでなんでしょう?

木野:確かに関心が薄くなったり、そういうのがあると思います。

水野:国民世論ですかね?

木野:
で、東電にしてみれば当然新しい情報は出さないほうが、自分たちには都合がいいですから。
事故の原因も、もちろんわかっていないこともいっぱいありますけれども、
分からないことは分からないままにしたほうが、彼らも都合がいいですし、
そこにあえて自分たちから火をつける必要はないわけですよね。
それに対して誰も何も言わないと、やっぱりやりますね。

水野:
なるほど。
今そんなふうに情報が出てこない状況になっている中で、
今日はずっとウオッチして下さっているこの3人の言葉はものすごく重たいと思います。



http://youtu.be/tKn3AelBRBg?t=12m27s

騙されないで〜原発再稼働

水野:
それぞれちょっと伺っていいですか?
木野さんは国民が今どんなことに騙されている、
あるいは木野さん自身も騙されたと思ってらっしゃるか。どうですか?

木野:
もうなんか、ありとあらゆる事が、というふうにしか言えないんですけど、
その中でも、再稼動に関してはやっぱり「ちょっとどうなのかな」というのはありますね。

水野:今年(2014年)はもう、原発再稼働に向けて大きく動き出した一年でしたよね。

木野:
やってくるだろうなとは思っていたんですけれども、
ここまで巻き返しが速いかなと、ちょっとビックリしましたけど。

水野:もう来年(2015年)の春に川内原発再稼働へということで、

木野:動かしたいみたいな話をしてますね。

水野:
着々と進んでいるようですね。
で、その後も「高浜原発、四国の伊方原発と続くんじゃないか」という話ですよね。

木野:話はしてますね。

水野:
聞こえてくるというのは、やっぱり取材していてそういう歩みの速さっていうのは、
着実に進んでいると感じられますか?

木野:
と、思いますね。
で、結局その裏に、さっきもお話がありましたけど、
「日本の規制は世界一安全」とかですね、
「安全」と言ったかと思えば、規制委員会の方では「安全と言った覚えはない」みたいな。
あちこちで違う話をしつつ、
その規制基準に対しても、例えば新潟県の泉田知事は、
避難計画に対して何も考えていない。そこが抜けたようなものは何の意味もない、
みたいな言い方もしていますし、その辺を含めてきちんと整理ができてないし、
いい加減なことをなんか言われ続けているなっていうのはずっと感じますね。


水野:避難計画は川内原発についても多々疑問が呈されていますが、

木野:もう全然ですよね。

水野:それ(避難計画)と再稼動の判断は別、

木野:別ですから、「私たちには関係ない」って言ってますからね。


騙されないで〜アンダーコントロール

水野:
ああ。
さぁ、おしどりケンさんマコさんはどんなことを騙されているって感じますか?

マコ:
そうですね、私もいっぱいあるんですけど、
さっきリスナーの方がおっしゃっていたアンダーコントロール。
あれはね、盛り上がったんですよ記者会見が。

ケン:次の日ね

水野:東電の記者会見?

マコ:
そうです。
ブエノスアイレスでのIOC総会で安倍総理が発言された翌日に、月曜日に東京電力の記者会見がありまして、
もう、記者は総ツッコミですよ。
なんでか?というと、東京電力が海の海水をずっと測定しているんですけど、毎日。
でも汚染水が、敷地内から汚染水が流れ出ていれば、
海のセシウムや全ベータという各種の値は上がるんですね。

水野:それはそうでしょ

マコ:
上昇しているので、汚染水はコントロールされていないでしょ?
というふうに、総ツッコミだったんです。
で、東京電力の回答が面白くって、
東京電力といたしましても、総理のご発言のご趣旨を国に確認いたしました
って言ったんです。
だから東京電力もビックリして、「なんでそんなこと言ったんですか?」

水野:アンダーコントロール、エッ!そんなこと聞いてないよ、みたいな

マコ:
で、「問い合わせた」っていうんですよ。
それで問い合わせた結果、
東京電力としても、影響は少ないと考えているので、趣旨とは離れていないと考えています

「汚染水が出ていない」とはとてもじゃないけど言えないんですよね。
毎日海水を自分で測っているので、東京電力が。
汚染水が出ているっていう証拠は東京電力自身が日々出し続けているので、
ということで困っていました。
だから、ま、本当にアンダーコントロール、ブロックはされていないんですよね。


平野:
これはいまだに1日350トンをどんどん出ているわけですよね。
処理に困って。
もう今は海に放出してもいいんじゃないかという話も出てますよね。

マコ:
出てます。
本当にもう、今年の夏ぐらいからまた私が、
ちなみに原発事故の後エクセルを覚えて、グラフにしていっているんですけど、
今年の夏以降各地の海水の測定というのを、トリチウムとかいろんな核種の測定結果が急上昇していて、
汚染水がかなりの量出ているか、濃いまま出てるかになっているんですね。

にもかかわらず、去年まで原子力規制庁の方で、
汚染水対策ワーキンググループというのがあったんですけど、
それが今はもう無いので、規制する担当部署が無いんですよ。

水野:規制する担当部署が無いの?!

マコ:無いんです。

ケン:勝手にそんなね、コロコロコロコロ変えてね。

マコ:
一応監視評価検討会で見ていると言ってるんですけど、
この間規制庁に、この汚染水の海水の放射能濃度が上がっているというのはどこで見ているんですか?
「まあ、中で見ているところがあるでしょう」って言われて、
だったので、もうかなり驚いてしまって。
汚染水が海に、多分今年の夏以降、ちょっと量がたくさん流れ込んでいるっていう状況なんですね。
測定点から見ても。
でもそれを報道するところも調べるところもないというのがまず一点と、


2号機が一番多く放射性物質を放出した理由

マコ:
再稼動がどんどん進んでいく中で、1個ビックリしたことが、
今年の夏に、未確認未解明事項というのを54件ぐらいあるんですけれど、
原発事故の、

水野:そんなにあるんですか、未確認未解明

マコ:
そのうち10件がすごく重要で研究課題として取り上げられていて、
そのうち4つが、「大体こんな事じゃないかな」って今年の夏に出てきたんですよ。
ま、少ないけれど、54のうちの4なので。
その中の一つに、1号機2号機3号機のうち、
「なぜ2号機が爆発していないのにたくさん放射性物質を放出したのか?」
1と3は大きく爆発しましたけど、
2号機は爆発していないのにたくさん出したんですよ。
で、それがなんでなのか?
それでちょっと遠く、1km離れたところで中性子線をたくさん観測したんですけれど、
それもなぜなのか?ということのヒントになることが出てきて、
それはこのあいだ12月にNHKで少しやってたんですけど、
燃料棒が露出して熱くなると原子炉の中に水を入れて冷やすんですけど、
いったん熱くなった燃料棒に水をかけてしまうと、
水ジルコニウム反応というのが起こって、
よりエネルギーと熱を放出してよりメルトダウンが進行するっていう事が分かったんです、今年の夏。
それが今年の8月に出てきて、ビックリしてわたしは。
これはもう重要な情報じゃないかと思って、ブワーって記事書いたんですよ。

ケン:大騒ぎでしたよね。

マコ:
一人で大騒ぎしてたんです。
で、なぜ重要か?というと、
燃料棒が露出すると水をかけて冷やすということが再稼動の新基準の中に盛り込まれているので、
シビアアクシデント対策として。
世界の原子力業界がひっくり返ることだったんですよ。
それでびっくりして東京電力にこの情報を出してきたので、
これはシビアアクシデントの止める冷やす閉じ込めるっていうんですけど、
「それがダメだった」っていうことですよねって驚いて言うと、
「これは業界の大発見じゃないですか」って言うと東京電力は、
「ですよね」って言われたんですよ。

平野:「ですよね」って言ったんですか

ケン:会見が終わってからね。

マコ:
そうそうそう。
結局2号機は爆発しなかったので、
原子炉の中の圧力が高くなってしまって、水が入れられなくなったんですよ。
なので、水を入れていたら原子炉の中の圧力が高くなって、
いったん水がまた抜けて、気体もちょっとずつ抜けて、
また燃料棒が露出してしまったから水を入れるっていうのを3回繰り返したんです。
なので他の号機と比べて3回水ジルコニウム反応を起こして、3回メルトダウンが進んだ

っていうのが今年の8月に出てきたんです。

水野:
でも、それをやったらダメだということがわかったのに、
それをやるという方向で安全基準は出来ているんですね。

マコ:
もうそれより先に基準ができていたので、
それが反映されていないんです。

水野:そうなんだ。
それに気づかず私たちは新しい年を迎えようとしているわけですね。

マコ:そうです、そうです。


水野:
ここからは、京都大学の小出先生のお話を聞いていただこうと思います。
お三人にはまたそのあとお話を伺います。


<高浜のプルサーマル・40年期間延長・高温ガス炉・福島第一原発>
小出裕章氏12/31報道するラジオ年末特番(文字起こし)





続きを読む

<今頃なぜ?>古舘伊知郎さんの2012年311決意表明と長渕剛さんの言葉の動画凍結されました

本メールはFC2動画 DMCA 侵害申し立てによってアップロードした動画が凍結されたユーザー様に送信される、自動送信メールです。

きーこ 様

いつもFC2動画をご利用いただき、誠にありがとうございます。
こちらはFC2事務局です。

貴殿がアップロードされた動画に関しまして
株式会社テレビ朝日より、配信停止とファイル削除依頼が届きましたので
該当の動画を凍結致しました。

20120312YGK2unWC
201203129rLvBNWB




ーー

ということで、FC2動画が凍結されました。
1年9ヶ月以上経ってからです。
20120312YGK2unWC
201203129rLvBNWB
指定されている動画がなんの動画なのか?自分でもわからないので検索してみたところ、
上記の二つの動画であることが判明しました。

2012年3月11日
20120312YGK2unWC
古舘伊知郎決意のコメント311(音声のみ)
報道SPエンディングで古舘伊知郎決意表明3/11(動画・音声・内容書き出し)

201203129rLvBNWB
報道SPオープニング・古舘伊知郎&長渕剛(音声のみ)
報道SPエンディングで古舘伊知郎決意表明3/11(動画・音声・内容書き出し)

どちらも同じブログ内での動画になりますが、
動画というものはこうして次々消されてしまうんだってことを知ったことも、
「文字に残しておこう」と思った動機の一つでもあります。

私としては、書き出した文章が本当にその通りなのかどうか?
その証拠にするために動画をブログに貼り付けていたに過ぎないので凍結されてしまうことは問題ないのですが
今この時期にこの動画を凍結する意味を考えてしまいました。
当然動画の元は私の手元にあるので、凍結されても復活は可能です。
私一人では拡散できないので、皆様、どんどんこの動画を保存しておいて欲しいと思い復活させました。
とても大切な内容なんだと思いますのでよろしくお願い致します。

今頃になってなぜなのか???


突然凍結された二つの音声


古舘報道spvol1 投稿者 j817




311古舘no2 投稿者 j817



ーーー文字起こしーーー

古舘:
こんばんは
世の中には今、ツルンツルンの言葉が飛び交っています。
この番組もそうです。

「復興、復興」という言葉です。

「きれい事を言うな」と言いたいです。
被災地の現場は、まだ、生活の再建のめども立たない方が、多くいらっしゃいます。

「あの震災から1年」という言葉を使います。
果たして、通常の一年間という形で、被災地を捉える事が出来るのでしょうか、違和感を感じます。

かく言う私も行くたびか被災地を歩かせてもらいました。
時に同情した事もあります。
深い共感を覚えた事もあります。
自分のできる限りの寄付を3つの県庁に届けさせてもらった事もあります。

しかし一方で、被災地を人ごとのようにとらえて過ごしていた時間も多々ありました。
だからこそ、きょうという日を「メモリアル」とは捉えたくありません。

いま、わたくしは、岩手県大船渡、
列車も通らなくなった、乗降客も消えてしまった三陸の駅に、
テレビ朝日の小川彩佳アナウンサーと歌手、長渕剛さんと、共に立っています。

長渕さん、長渕さんは震災後いち早くラジオで、復興支援番組で力を尽くされました。
泥まみれで作業に徹する自衛隊のところへ、慰問にも出かけられました。

そのほかさまざまな支援活動もされている。
今後もそうだと思いますが、いま、どんなお心持ですか?

長渕:
そうですね、僕はね、日本国に裏切られたと思っています。
もっとね、ちゃんとやってくれると思って信じていました。
だけども現実は惨憺たるものでした。
被災者の方々に寄り添う言葉なんていうものは、僕はあんまり感じた事がありません。
だから、怒りでいっぱいです。

聞こえてくる言葉と言ったら、
産業や経営の立場からの議論や、そういう話ばっかりで、

僕が本当に聞きたいのは、「命を見つめる言葉」
そして、「本当の心の言葉」
これを、この言葉をね、欲しいだけなんです。そういうふうに痛感しています。

古舘:
そうですか。
今日、番組の最後に、メッセージを込めた長渕さんの歌を歌っていただきます。
そしてこれからの2時間半、報道ステーションのスタッフが各地で取材を進めました。
その中の一つに、長渕剛さんとわたくしで、いくつかの場所を歩かせて歩かせてもらいました。
小川さん、ここで皆さんにお知らせしなくてはいけない事がありますね。

小川:
はい、
これからご覧いただきます映像には、津波など様々な場面に災害の記録が含まれます。
御気分を悪くされたりですとか、ストレスをお感じになる方もいらっしゃるかもしれませんので、
体調がすぐれない方、また特に小さなお子さんのいらっしゃるご家庭の方は充分にご注意ください。

古舘:
この番組、テレビをご覧のいま、皆様方に、その心に、響く事が出来るでしょうか。
まずはご覧ください。


ーー


小川さん、歌の間いったん雨が上がりましたね。
そしてまた、今降りだしました。
でも、冷たいこの夜風の中に何となく、温かみを感じてしまうんですね、どうしてでしょう。

この番組を、およそ2時間半にわたってお届けをしてまいりました。
いま、テレビをご覧のみなさま、
わたくしは二つの、この番組に対する事で後悔する事があります。


一つ目は、牧場の主の方になんとか無理を言ってでも、
あの「牛の墓場」を撮影して、皆様にお届けするべきだったと、今考えています。

わたしたちは物を食らって生きています。
しかし、その生き物が育てられていく現場、
そしてその現場で、今、大変悲惨な事が起きていると、

それをテレビは避けずに、直視して、
みなさんに「見て下さい!」と、私は言う勇気を持つべきだと、いま、後悔しています。


そして、二つ目の後悔は原発に関してです。

報道ステーションではスペシャル番組として、
去年の12月28日の夜、原発の検証の番組をお送りしました。

「津波で原発が壊れたのではなく、それ以前の地震によって、一部第一原発のどこかが損壊していたのではないか」
という事を、その追求をしました。

今回、このスペシャル番組で、その追求をする事はできませんでした。


「原子力ムラ」というムラが存在します。
都会は、こことは違って、まばゆいばかりの光があふれています。
そして、もう一つ考える事は、
地域で、おもな産業ではなかなか暮らすことが難しいという時に、
その地域を分断してまでも、積極的に原発を誘致した。
そういう部分があったとも考えています。

その根本を、徹底的に議論しなくてはいけないのでしょうか。
わたしはそれを強く感じます。

そうしないと、今、生活の場を根こそぎ奪われてしまった福島の方々に申し訳が立ちません。

わたしは日々の報道ステーションの中で、それを追及していきます。

もし圧力がかかって、番組が切られても、わたしはそれはそれで本望です。

また、明日の夜9時54分に皆さまにお会いしたいです。
おやすみなさい。

<佐賀玄海町>原発再稼動と選挙〜国の将来を、決定を左右する大きな論点〜12/9NEWS23(内容書き出し)

2014年12月9日 NEWS23 TBS を見ていて、アッ!と思いました。
慌てて途中から録画したので、途中からの内容の書き出しになります。

原発と共に生きてきた町「畑失えば生きる価値ない」

原発に対して賛成でも反対でもなかった青木さん。
しかし、福島の原発事故の被害を知り、原発の稼働に反対するようになった。

IMG_0004_2014121019580278a.jpg
青木さん:
農家が畑を失う”作り場”を失って避難生活になれば、
もう生きる気はなか。生きている価値はなかですね。


IMG_0005_20141210195804745.jpg
九州電力への再稼働中止要請 佐賀・玄海町2日
原発再稼働に不安を持つ住民の声を真摯に聞いてください。

総選挙公示日の2日。
原発に反対する団体は、九州電力に再稼働中止の要望書を提出した。
その中には青木さんの姿もあった。
ただ30人ほどが集まった中で玄海町の町民は青木さん一人。
発言には町民としての遠慮も垣間見えた。

青木さん:
危険な、この原子力発電の事を一から考え直していただけないかということが、
私のひとつの願いでございます。
ま、九電さんにこういうことを言うのは申し訳ございませんが、


IMG_0006_201412101958056f7.jpg
玄海町には原発の誘致で巨額の交付金がもたらされてきた。
豪華な町民会館やスポーツ施設、保育園や温泉施設など、
交付金によってもたらされた恩恵は小さくない。

IMG_0007_201412101958079be.jpg
ここにあるのが玄海町で建設が進められている、小中一貫の公立学校です。
総費用48億円のうちおよそ7割は原発関係の交付金で賄われています。


原発選挙区での戦い 第一声で候補者たちは…

IMG_0008_20141210195808718.jpg
原発で潤い、同時に不安を持つ玄海町。
この地区を含む佐賀2区には今回3人の候補者が立候補している。

IMG_0009_2014121020003179c.jpg
自民党から出馬したのは、佐賀県知事を辞職した古川康候補
県知事としてプルサーマル実施を受け入れ、国の原発政策に積極的に協力してきた。
出陣式には玄海町の町長も駆けつけていた。

IMG_0010_20141210200032c89.jpg
玄海町 岸本英雄町長:
激励をしたいなと思って、
玄海町こぞってみんなきています。

Q:再稼動については焦点の一つになっていますが、どのような主張を期待されますか?

玄海町 岸本英雄町長:
いや、それはもう一番古川候補がわかっていることですし、
これまでも一緒にやらせていただいたし、
(再稼動を)計画通りに進めていただきたいなと思っております。

しかし、出陣式の演説では、

IMG_0019_20141210200838da5.jpg
古川康候補 自民党:
他党のみなさんは、「アベノミクスの根本が間違っていた」という主張をなされておりますけれども、
私はそうは思いません。

出陣式での演説内容(2日)
アベノミクス・経済 3分半
農林水産業対策   2分
人口減少対策    2分半
高齢者福祉の充実  1分
御礼•その他     8分

演説の中心はアベノミクスの成果について、農振水産省の支援、人口減少対策などは訴えたが、
最後まで原発の言葉は出てこなかった。

一方民主党の前職大串候補も

IMG_0020_201412102008395f5.jpg
大串博志候補 民主党:
安倍政権がやってきたアベノミクス。
本当に私たちが住むこのカシマの地でウラシオの地で、シオザワの地で、タラの地で、
生活良くなりましたか?

出陣式での演説内容(2日)
選挙実施への批判  3分
アベノミクス批判  3分半
集団的自衛権問題  2分半
地元の声を聞くこと 2分
御礼・その他    2分


アベノミクスと集団的自衛権の問題を中心に安倍政権を強く批判したが、
原発再稼働問題に触れることはなかった。

Q:市民の方々は何に関心がありますか?

大串博志候補 民主党:
「アベノミクスで本当に生活が良くなっているのか?」ということに関しては
「いや違う」ということをみなさんおっしゃっているんで、
声が、これからもそういうことに関して大いに疑問を持っていらしゃると思います。


IMG_0021_20141210200840e9e.jpg
御厨さとみ候補 共産党:
私はここ佐賀県から原発ゼロの日本を目指します。

街頭での演説内容(2日)
アベノミクス批判  1分
非正規雇用問題   1分
高齢者の社会保障  30秒
消費税増税反対   30秒
原発ゼロ      30秒

取材班の前で唯一再稼動問題に触れたのは共産党の御厨候補。
しかしその順番は5番目で、時間はわずか30秒だった。

原発再稼働が注目される選挙区で、なぜ候補者たちはこの問題を大きくアピールしないのか?

IMG_0022.jpg

実は再稼動問題について自民民主はどちらも、いわば条件を満たせば道を開くという公約を掲げている。

IMG_0011_2014121020003435b.jpg
地元の世論調査でいずれも47%が再稼働に反対する中、
自民民主の両候補者にとっては、再稼動問題は触れにくい争点となっているのだ。

IMG_0012.jpg
自民党支持者
一市民として子供のことを考えると、その辺は(再稼動は)慎重にしていただきたいというふうに思います。

IMG_0013_20141210200037e98.jpg
民主党支持者
できれば再稼動は反対です。

また、世論調査からは別の一面も見えてくる。
IMG_0014_20141210200506fc7.jpg
再稼動に賛成という人が大幅に増えてきているのだ。


根強い再稼働反対の声
急増する賛成派 なぜ?


玄海原発から20km圏内に位置する唐津市の商店街でその理由の一端が見えた。

Q:一番大事な争点はなんですか?

生花店:えー?経済よね。

Q:どうですか?商売は。

IMG_0015_2014121020050762f.jpg
生花店:
商売も唐津はね不景気よ。全然。
都会は(景気が)上がった上がったと言いよるけどさ、

IMG_0016_20141210200509bd1.jpg
海産物店:
やっぱり唐津は大きな産業がないからね、
やっぱり原発が動かないといけないのかもしれませんね。

Q:そうですか?

海産物店:そういうのもちょっと感じる。お金が回らない。

Q:そうですか、

海産物店:はい。

唐津は原発関連の事業者や公務員などが多く、「全体に消費が落ちている」と地元の商工会幹部は話す。
創業130年のこの蒲鉾店では、さらに電気料金の値上がりと消費税増税で三重苦の状態だという。

IMG_0017.jpg
ふじ川蒲鉾 藤川節子さん:
(原発に)不安はありますけれども、こういう商売している人にとってはやっぱり…ですよね。フフッ。
原発が動くことによって潤うという方もいらっしゃるし、難しいです。

原発停止による地域経済の停滞が陰を落とす、佐賀に。
それでも玄海町の農家青木一さんは「再稼動問題は重要な争点だ」と話す。

青木さん:
原発のありがたさということを、こうなんか、
勘違いしたありがたさを(人々は)持ってあるとなかとじゃないですか。
とにかく(候補者たちには)声を上げてもらわんといかんですね。


福島の事故から3年9ヶ月。
有権者は原発問題をどう判断するのだろうか?


膳場貴子:
各党の原発に関する公約をこちらにまとめました。
IMG_0018_20141210200512399.jpg
まず自民党は
安全性の確保を大前提としたうえで、重要なベースロード電源と位置づけ、活用するとしています。

一方民主党は原発の再稼動について、
責任ある避難計画がなければ再稼動すべきでないとしています。

そして他の各党もこのように原発に関しては公約で触れていますが、
目の前の再稼動を認めない姿勢を明確にしているのは、
共産、生活、社民、改革の4党です。

岸井さん、VTRにあった玄海原発の地元ですけれども、
候補によっては原発、そして再稼働の姿勢を前面に出していない。
ちょっと意外に感じました。


岸井成格:
そうですね。
この原発問題というのは全国の原発がある自治体では、
なかなか再稼動を含めて大きな争点になっていないんですよね。
例えば先週安倍総理が新潟の柏崎市で演説したんですけれども、
その際も原発については全く触れてない
です。
で、民主党も、今お話があったように
自民党との違いがなかなか、詰めると分かり難いところがあるんですよね。


膳場貴子:
ただ玄海原発は九州では川内原発の次に再稼動に進むとみられている、
まさにその問題に直面しているわけですよね。

岸井成格:
と思います。
ですからね、地元経済が今ありましたように低迷が続いているので、
「再稼動で景気が良くなるんじゃないか」という期待もあるんでしょうね。
それから与野党の幹部から言いますと、
「原発っていうのは地元では全く票にならない」という声も聞くんですよ。
しかしこれは、国の将来を、決定を左右する大きな論点だということを、ぜひ忘れないで欲しいなと思います。





<住民の質問に対する壇上からの答>川内原子力発電所再稼働 鹿児島県日置市住民説明会10/29(文字起こし)


2014/10/29 【鹿児島】「説明した、という『アリバイ作り』でしかない」!?
怒号と紛糾のなかで行われた川内原発再稼働に関する住民説明会


エネルギー基本計画等について【20分】(説明者:経済産業省資源エネルギー庁)
原子力防災計画【30分】
川内地域の緊急時対応について(説明者:内閣府)
川内原発に係る避難計画について(説明者:県)
川内原子力発電所の安全確保に向けた取組みについて【20分】(説明者:九州電力)
収録日時 2014年10月29日(水) 19:00~
配信日時 2014年10月30日(木) 21:00〜
場所 伊集院文化会館(鹿児島県日置市)


ーーー

先ほど午後7時から川内原発再稼働に関わる住民説明会が、伊集院文化会館にて始まったんですが、
開始早々、住民が説明会の進行方法に関して抗議の声をあげまして
なかなか説明会が始められそうにありません。
「質疑応答はまとめて最後の方にする」という市側の手法に抗議を唱えた市民が前に出て、
市の担当者と意見を交わしています。
客席からは、抗議の声というよりは批判の声、糾弾の声が止むことはありません。

21

冨吉宏治 県原子力安全対策課主幹:
市民の方のご意見で説明会のやり方を変えるというのはお受けを致しかねます。
質問については説明の終了後にお受けをさせていただくということで、
説明を始めさせていただきたいと思います。

女性司会者:
エネルギー政策について、
経済産業省資源エネルギー庁総合政策課長松尾剛彦(まつおたけひこ)、そして原子力立地核燃料リサイクル産業課長小澤典明(おざわのりあき)よりご説明をしていただきたいと思います。

壇上

質疑応答
http://youtu.be/o8_njoYPUkE?t=1h25m8s

http://youtu.be/o8_njoYPUkE?t=1h28m57s

質問者1:
九州電力に聞きます。
鹿島の海岸が原発が止まって以来大変変わりました。
そのことをご存知ですか?山元(やまもと)さん。
鹿島の海岸は原発が動いているときは真っ白でした。
今は黒くなって、海藻もあり、稚貝も増えています。
で、おたくの広報は僕がその質問をしたら、「地球温暖化で磯やけしている。だから・・だ」って言って。
しかし事実から言えば、温排水が排出されたということが証明されたわけです。
だから、それがない限り再稼働なんてありえない!

山元1
九州電力 山元春義:
川内原子力発電所は運転開始の前から周辺の海域の内部調査を開始しておりまして、
それから定期的に春夏秋冬、定期的に、環境サンプリングといいますか、
周辺を、ゴニョゴニョサンプリング資料をとってきっちり評価をしております。
合わせて発電所から出ます温排水の●の評価をずっと続けてきております。
ですから30年以上・・になります。
この結果は定期的に鹿児島県にもでありますが、学識者に報告し、
その評価結果をみなさまに定期的にまた報告しております。
えー、いま川内の1号機は3年間止まっておりますが、
それでもずっと定期的に状況は把握していますので、
今後とも、いわゆる川内原子力発電所において環境に影響がないということが非常に大事ですので、
変化のないことを今後も継続して、エーー、きっちり評価しますので、
えーー、
ー会場から異論の声多数ー


<原発の自然破壊>
原発が止まり、そして海が蘇る4/12報道特集「原発の長期間停止 海の生態系に劇的変化」
文字起こし



会場:ふざけんな!答えろ!

質問者2:
答えになってないですよね。
だって●が獲れるようになったんですよ、原発止めたら。
●が獲れるよう になって漁民はお祝いしたんですよ。

ー大きな拍手で質問の声かき消されるー

原子力規制委員会の委員長はなんて言いましたか?
「安全ということは申し上げません」と言ったんですよ。
そして原子力規制庁の職員も言いました。なんて言いました?
「100%安全とは言えない」
どうしても動かすならば、安全でなければ運転できないでしょ?

ー大きな拍手で聞こえないー

さて、私の母は5kmのところに住んでいます。
91歳です。
「残れ」って言われたんですよね。
「事故があったら家に残れ」
妹は62歳。
行ったことのない鹿児島に、農業していますから軽トラを運転して逃げるのに
私たち夫婦は平佐町に住んでいて、川内駅のそばなんです。これも「鹿児島に、風下に逃げなさい」
さて、私の娘は知的障害児です。これまで私はずっと●を続けてまいりました。
薩摩川内市の20km離れた入来町・薩来園という施設に入っております。
3台車を準備してくれました。避難用の車を準備してくれたんです。
だけど、薩摩川内市長は昨日(再稼働賛成陳情の)強行採決を しましたよね、議会で。
そんなのは 知らずに、強行したんですよね、避難計画なしで、
それでもう、九電なんて知らんぷりでしょ。
避難計画をやっていない。何を言えるか!
国も避難計画に責任を持たない。
何が言えるか!
障害者の差別 をするな!
 …障害者を、お年寄りを大事にすることが、健康な人を大事にすることなんです。
再稼動するには、全ての住民が避難計画に納得しなければ稼動はできません!
稼動するならそういう練った議論をして、そして強行するなんてとんでも無いことです。
本当にみなさん、私たちの気持ちを汲んで欲しい。
嘘を言わないで本当の事を言いながら、ぜひすべての人々が
「ここに住んで良かった、生きて良かった」って できるようにすべきじゃありませんか。
福島の原発の教訓は、必ず事故は起きるっていうことなんです。
起きたら逃げるしかないんです、1秒でも早く。

森下泰:
まず5km圏内の要支援者の方ですけれども、
先ほど申し上げましたけれども、まず自治体の方で、支援の申し出をされた方につきましては、
避難計画ということを個人個人で作るようなことを進めています。
で、先ほどのお年寄りの方とか弱者の方につきましては、
原子力規制委員会の方も、優先的にまず避難ということでやっていますので、
それから20km圏のところにある施設のことでございますけれども、
まずは原子力規制庁からの説明でもあったと思いますけれども、
福島の事故後、自然災害だとかそういうもに対する不足だったものの基準を改めてですね、
福島の前よりも、まずは事故を起こさないということを徹底的にやってきているということ。
それから、これは安全審査の方で確定してございますけれども、
あのー、今川内の原発で過酷事故があった場合ですけれども、
それも審査の中で福島の事故に比べて放出量は2000分の1というぐらいの放出量であると、
もし出てしまった場合、そういうことを申しております。
そういうことを勘案しまして、20km圏内におきましては、まず原子力規制委員会の方から屋内退避と。
むやみに、あの、行き先も決まらないままですね、飛び出す方がよっぽどリスクが高まるっていうことで、
まずは屋内退避をしてくださいということを、国もしっかり指示を出しますので、
まずはそれを受け止めてください。

1:38:16
質問:
現在、「原発は動いたら事故を起こす」という前提でこういう話をしたんですよね。
じゃあ、まだ説明がされていないところがあります。
テロに対してはどうするんですか?
あそこを標的にしろって言って、もし原発にロケットじゃなくても飛行機が突っ込んだらどうするんですか?
それの説明は何もないでしょ?

それと事故が起きたら九州電力は憲法25条違反になりますからね。
憲法25条というのは「国民は健康で文化的な生活を営む権利がある」
国はこれを補助するべきであるというんですね。
ということは事故が起きたら国は憲法違反をするわけですから、
憲法25条を守るということを私ははっきりしてもらいたい。


山元春義 九電:
テロに対する考え方でございますが、今回の新規制基準でも故意による大型航空機が衝突したり、
その色々な建物に対して発電所を大規模損害、壊すという行為があったらどうするんだというのは
やはり●になっておりまして、それに対する九電の体制、それから手順、機材の配備状況、
それから特に大型の空冷の発電機の給電の仕方、それからあの、燃料の供給の仕方、
あるいは●ポンプの使い方とか、
どういうふうにしてそれを●するか など、いろんな訓練をしております。
またこのテロ防止対策に対しましては色々やっていますが公開することはできませんので、
えー、えー、機動隊、あるいは海上保安庁の方が24時間警備をしていただいている
テロについて、えーゴニョゴニョやっていますので、テロについては十分やっていると思っております。


1:42:24
質問:
前回の説明会で、もう本当に怖くなりました。
話しをしている内容は「危ない危ない、事故が起きる」
で、今日聞いてますます怖くなりました。
「被曝をする」
そうなんですか?
世界一の規制基準ということでしたが、避難計画なんか全然入っていない。
だから、それを入れてちゃんとやり直すべきだと思います。
川内市には高校生もたくさんいますけれども「どこに避難するの?」と聞いても全く知りません。
「お家の人に聞いてきて」
全然知りませんでした。
それから避難先の施設の方も、自分のところが避難先になっていることを知らない。
そこの●の方も知らない。
ですので、ちゃんともう一度住民説明会をしっかりとやり直してください。
鹿児島県全員が避難訓練をやるくらいの●をやり直してください。

そして質問ですが、九電の方、経済産業省の方、県の方、
私たちの命を守って●、子供達、若い子供達、それから若い方、
そういう人たちの命とか健康をどう思っているんですか?
それから美味しい食べ物ができるところが汚染されてしまって、
鹿児島県の農作物が売れなくなってしまう。
こういう自然をどのように思っているのか?


山元2
山元春義 九電:
私も同感でございまして、国の皆さんと私も安全の確保が一番でございます。
今回もいろんな安全対策を致しましたが、
九電の姿勢といたしましてはこの設計の中で、設計の強化がされておりますが、
こちらをしっかり守って、えー、重大事故に致さないようにするというように取り組んでおりますので、
よろしくお願いいたします。


1:45:32
質問:
新聞に説明会に申し込んだ人がメールが来なかったということが書いてありました。
実は私の女房が来たくて申し込みました。
女房はFAXで申し込みました。
私はメールで申し込みました。
●のうちに申し込んだんですが、13日の説明会が月曜日の開催で、
それで木曜日になってうちの女房に入場券が届きました。
私には届かなかったのでとても心配になりまして、
鹿児島県の原子力防災なんとかという、募集されたところへ電話を入れました。
そしたら、「●市の会場の場合は今日発送します」と言われました。
もう女房に着いているんですよ。
それでますます心配になって、●市は遅れています。「発送が遅れています」と言われました。
なんで遅れているのか?もうついているんだから、女房に。
そうしたら、電話を切られました、一方的に。
それで、もう一度かけ直しました。
そうしたら、山口という人がお出になられました。
「今電話を切ったのは誰だ?」というふうに聞きましたら、
「カワモトという人が電話を切った」と。
「あなたのところはこういう失礼なことをするんですか?」
そして、とにかく私に入場券が届かないからとても心配なので、
申し込みを受け付けているのかどうか調べて欲しい。
今すぐできないのならば「調べて折り返して連絡します」そういうふうなことはできないのか?
と聞きました。
「それはできません」という。
その人は山口という人です。
それで鹿児島県の総務部の方に電話をしまして、「こういう状態になっているんだ」と。
加藤という人が対応されて、
「入場券がつかなくて心配なんです」と話をしました。
それで、明日を除いたら土日ですね。それは困ったなということで、
なんとかしてくださいというふうにしました。
で、その日は何にも連絡はありませんでした。
次の日の午後になって電話をしましたら、
電話を受けた人は山本という人が出ました。
それで「あなたのメールは受けておりません」
じゃあ、「なんで受けていないのを連絡しないのか?」というふうに聞きましたら黙っている。
とにかく、メールを発信したことをプリントアウトしてなおかつFAXしました。
そうしたらハガキ届いたということでなんとか入場券を手に入れることができました。
ところがこのハガキを持って会場に行ったところ、
「あなたのとの列34はありません」という。
まず、問い合わせの電話をプツッと切るようなそんな失礼な対応がされました。
これは質問ではありません。
質問しないのはなぜか?
一番違和感を感じるのは500ベクレルを越したら逃げなさい。
これは異常だと思います。
これは津波にのまれたら逃げなさいと言っているのと同じですよ。
すべての自然災害については被害を受ける前に逃げなさいというのが前提です。
今言われていることは予報が外れてもいいじゃないか。
避難指示は外れてもいいじゃないか。
空振りでもいいじゃないか。
ところが避難計画は500以上、これ下限ですよ。
1000かもしれない、2000かもしれない。
「とにかく500になるまで辛抱しなさい」
それから、わたしは5km圏外に住んでいますけれども、
「川内の人が逃げるのを我慢して見ていなさい」
一番被曝で影響を受けるのは要介護者ではなく、私は妊婦さんだと思います。
妊娠初期のX線による被害というのは大人の比ではありません。
ところが、大人も老人も妊婦さんもみんな500。
それが下限ですよ、上限じゃないですよ。
それで質問です。
壇上におすわりの方には奥さんが妊娠するとしのような方は見当たりませんけれども、
お孫さんなり、身内の人が妊娠がわかった。
やっと分かったというような人が身内にいて、
川内の人が逃げています。
私もお父さん、おじいちゃん、逃げたい。
そういったときに、
「いや、500ベクレルまで我慢して」
そういうことが言える人が、壇上におすわりの中でいらっしゃるか、手をあげてください。
「障害者はいいじゃないか」
そういうことを言える人がいたら手をあげてください。

ー誰も手を挙げないー

<避難について>
森下
森下泰 鹿児島県:
今500ベクレルとおっしゃったのは500マイクロシーベルト/hのことを指しておられると思いますけれども、
まず、規制委員会の方でそのような答えを出している背景といいますか、
科学的根拠の方について述べさせてもらいますけれども、
福島の事故の時も、あの、オーー、の、あの、調査結果ということになりますけれども、
ひとつはこの500マイクロシーベルト/hというのは、5kmを超えた範囲では福島の時でも起きていないということ。
ただ、5km圏内の人はということです。
ですから委員会の指針としましては、まず5km圏内については放出前から逃げるということになっていますので、
いまの関係については、まずそうなる前に逃げる手順になっているということをご理解ください。

それからこの500マイクロシーベルト/hという数字もですね、
ICRPの国際基準では1000マイクロ/hで同じ処置をとるということになっていますけれども、
日本の原子力規制委員会では500マイクロシーベルト/1時間という、
より低い値でアクションを開始するということになっているということ。
それから、これは非常に大事なところなんですけれども、
5kmから先の方々の住民の方々につきましては、
先ほど申し上げましたような、福島の事故のことも考えて
「まず屋内退避をしてください」ということ。
それから段階的な、これが一番大事なところでございまして、
自治体の方で、県町市で避難先、それから避難手段、それから避難経路等を確かめてから、
あの、「慌てて逃げないように」
行き先を決めずに逃げたために、福島の時には帰ってリスクが高まった方がある。
そういうことがあったことを非常に反省しておりますので、
慌てず落ち着いて、あのーー、モニタリングの結果をのところを、
これは国際基準よりも早く移動するようにしておりますので、
国の指示に従っていただいて、落ち着いて段階的に避難をしていただくと。
それをしっかりとお願いしたいというふうに考えております。


<申し込みの手続きについて>
冨吉 鹿児島県原子力安全対策課:
ともかく不快な思いをさせたことにお詫びを申し上げます。
皆が当課の職員でございます。
事情を聞いた上でやってまいりたいとおもいます。
それからメールで、セキュリティーの関係で、県庁の方でセキュリティーの
サーバーが一定のものをちょっと弾いてしまうということがあったようでございまして、
またその点につきましてもご迷惑をおかけしました。
申し訳ありませんでした。


1:58:18

質問:
いくら立派なご説明をいただきましても福島の事故はまだ収束しておりません。
汚染水は流れ続け、最終処分場の決定もまだしておりません。
そのような中で原発の再稼動をするということは間違っています。
このまま原発は廃炉に持っていくべきです。
県の方も国の方も肩書きがあります。
その肩書きを取ってしまえば、我々と同じ国民です。
朝起きてご飯を食べて寝る。
人々の日常があります。
そのことを主軸として物事を考えていただきたいと思います。
再稼動はせず、廃炉としていくべきだと思っています。

女性司会者:えー、ご意見としてということでよろしいでしょうか。


1:58:03
質問:送配電分離をするべき。再稼動はしないでください。

松尾
松尾剛彦:
送配電分離、これはシステム改革ということで、まず、法規的な運営をしていくということで、
かなり、東京なら東京、九州なら九州、大阪なら大阪ではなくて、
日本全国でネットワークを有効しながら電力の安全な供給をしていきたい。
(略)

2:01:44

2:02:39
質問:
(略)このまま行くとかどうすることになると思うんですが、
九州電力の社長にちょっとお伺いしたいんですが、

山元3
九州電力山元副社長:
質問は、30km圏に何か補償をするか?ということですか?

質問:そうです

山元:その(30圏)補償については考えておりません。

質問:
30圏内の我々が犠牲になってしまうのはあんまりだと思うんです。
そこらへんのことは人間として考えてもらいたいです。



山元:
先ほど説明もありましたけれども、電力の安定というのは非常に大きい問題でありまして、
弱者の方もおられます、中小企業の方もおられまして、
やはり、安価で安定した電気を(会場ざわめく)
ということで今日本は環境問題から
原子力発電所にはPAZの方も UPZの方もおられます。
その外の方もおられます。
たくさんの方の雇用をもって、原子力は運転できると思っていますので、
えーー、20km、30kmということは申し上げませんということでございます。


質問:
仮にですよ、30km圏内は電気料を無料にする。
10万世帯で一月に1万円として10億円。
先ほど、日本経済は100億円1日に損失していると言ったんですから、
そこを考えてみればこれは必要経費なんだから、
それくらいのことをしないとみなさんの心は変わらないですよ。


2:07:16

質問:
九州電力発行のパンフレットが出ているんです。
それの7ページに
原子力発電は天然ウランを持ってきて原料にする。
天然ウラン235が0.7%を3%〜5%にするというんですけど、
ウラン238は99.3%
その放射能の半減期でウラン238はなんと!45億年という半減期がある。
そんな天然ウランを無理に採掘して持ってきて、
45億年もの半減期がある、そういうのを作ること自体がおかしい。

そして経済産業省資源エネルギー庁発行のパンフレットには、
原子力の燃料によって何が起こっているか
ウラン238はプルトニウムに変わる。
プルトニウムの半減期は4000年。猛毒。
再稼動してもですよ、あと12年か13年。
廃炉にするのに40年から50年。
放射能は10万年。
その後の膨大な管理費と廃炉の費用はどうなるんですか?
国がやったら国の税金ですよ。
わざわざ放射能を持ってきてどうなるんですか。


松尾2
松尾剛彦:
今のお話は放射性廃棄物のお話かと思います。
最終処分にかかりますコストにつきましては、
これは原子力発電によりましてできた電気、これをご利用いただいている皆様が、
あー、発電の代価ということで、これは皆様だけじゃなくて、
東京の方でも、それから大阪の方でもそのほかの業者みなさんからご負担いただきまして

これで最終処分のためのコストを積み立てをいたしております。
(会場ざわめく)


2:11:21
質問:
100%安全でないものを動かすのに避難計画が出来上がっていない。
検討してみましたけれど、6月に日吉市の方で説明した時は、
「これは不完全なものです。全く完全なものではありません」
という説明で終わってしまいました。
これは事実です。
そのあと「いつできるんですか?」と関係自治体にお尋ねしても、
「完成期日はありません」
僕はもう涙が出ます。
いったいあなた方は苛酷事故が起きた時に
オフサイトセンターに詰まれるんですか?
東京で黙って見てるんですか?
私は住んでいるところは30km圏内です。
川内から21万人の人が逃げてくる。

2時間で1年以上の被曝をさせるっていうじゃないですか。
僕の子供はそれをさせられるんですよ。
ヨウ素剤は配られるんですか?
ヨウ素剤は1回しか服用できないんです。
1回服用したら24時間しかもたないんです。

県の方、いったい何時間したら避難させてくれるんですか?
この前避難計画の時に新聞報道もありましたよね。
最大29時間、その29時間の始動の時間はいつですか?と聞きました。
「わかりません」
事故が起こった、 地震ですか、●ですか、テロですか?
想定していないんですよ!
想定していないで避難しても29時間です。
崖崩れが起こったり、津波で道路が陥没したり、東の●の海岸線をちょっとは見てください。
そんな中で本当に実効性のある避難ができるんですか?
まず「100%安全じゃない」と、あなた方みんながおっしゃっているんだから、
せめて、最低、避難経路だけは100%のものを作ってくださいよ。



四反田
四反田昭二 鹿児島県原子力安全対策課課長:
今のご質問、わかりました。
えーー、あの、今おっしゃったなかで、あのぉーーー、
避難時間の、おー、シミュレーションの話をされたのかなというふうに思いながら聞いておりました。
え、ま、今回の鹿児島県でやりましたのは、
あのー、県全体の、避難計画の、そのシミュレーション、というのを行いました。
ま、それは、あの、実際その、いわゆる〜、なんて言いますかね、
その、避難車両を、の、その渋滞、等によってどのくらい時間がかかるか?
そういうのを知るために、えー、ま、全国の、お、慌ててしたわけでございます。
あのー、いわゆる、そのー、なんですかね、そのぉー、
事故で、どういう事故でというか、そういう事の方を想定したものじゃないものですから、
ま、今のような、そういう話のようなことになったということでございます。
あの、避難計画につきましては、
確かに、えー、エーーーー、…それぞれの市で状況がそれぞれ違います。
あの、たとえばPAZのある薩摩川内市につきましては、
その、避難車両を識別するような避難車両のシールを作ったりだとか、
ま、屋内退避していただくように、しております。

そのー、避難計画、防災計画というものは、
一度作成したら終了というか完璧とか、100点満点というそういう性格のものではないと思っております。
ま、計画を作成して、実際に防災訓練等を行って、それを踏まえて改善点をいろいろ
あのー、私たちも、あのー、改善点を抽出いたします。
それを新しく作りました計画を、見直しをして、えーー、訓練をすると。
ま、そういうプロセスを継続的に行うということが必要であるというふうに、いー、
そういうことがこの避難計画、防災計画の実効性を上げていくというふうに考えているところであります。
そういうことで、あのー、県としましては今後も●をし、●と提携をしていくというふうに、
実効性のあるものにしていきたいというふうに考えているところであります。


森下2
森下 内閣府 政策統括官:
まず事故が起こった時に状況を黙って見ているのか、ということを言われましたけれども、
違います!
私は事故があった時にはちゃんと事故対応の役割が決まっていまして、(会場騒然)
オフサイトセンターにも、薩摩川内市にも仲間がいまして、
ちゃんと駆けつけられるような態勢を組んでおります。
その点についてはまず申し上げておきたいと思います。
その上で、さきほど「防災対策を100%求める」とおっしゃいましたけど、
「これで完璧だ」と思うと進歩がなくなってしまうんです!

もうそれ以上は (会場騒然)
原発 (会場騒然)
「完璧に終わりはないんだ」ということで・・
ですから、あの、(会場騒然で聞き取れない)
そのためには訓練が、訓練をしてそれを評価をして改善をしていくと、
これをしっかりやります。
以上です。

2:18:59

質問:
福島第一原発事故の後、私たちは
「自然を侮ってはいけない」「科学を過信してはいけない」ということを学んだんです
私は、伊藤知事が強行しようとしているので、県の担当者に言いたいんですけど、
この間の説明会を踏まえて、やっぱり規制庁がやった説明会というのは
「住民の安全を守る」という点からすると、非常に不十分な審査基準です。
この問題の大前提は「住民の安全」「人間の安全」を守るのが大前提です。
実際にやっていることは「発電への安全」じゃないですか!
発電所が爆発しないようにどうなっているかということが、この基準になっているんじゃないですか?
「人間の安全」というならば、避難の問題というのは最も大事な問題です。
それは、福島の事故が物語っているのは、
いまだに汚染水は垂れ流されている。
降り注いだ放射能は除染できていない。
そして、人々の生活の補償賠償はされていない。
「こういう問題が起こった時に川内では大丈夫ですよ」という安全の確保ができないならば、
再稼動に向けて進んではならないということだと思います。
この肝心要の説明会が、今日これだけのことで「もう済んだ、澄んだ」で済まされませんよ。
そういう観点からもう一回「人間の安全」という問題は全く解決されていない。
このまま、その問題を無為無策のまま再稼働へ進むような罪作りなことはやめてください。

1
冨吉宏治 県原子力安全対策課主幹:
今のご質問に回答するのは私はちょっと非常に難しいと思います。
そういうお声があるということを●させていただいて、持ち帰らせていただければ、
伝えさせていただくということで。


2:22:50
質問:
私は今日いずみ市から2時間かけてここにきました。
出水(いずみ)市民の多くの人から、公民館単位で説明会をして欲しいという声を今日は伝えに来ました。
21日の原子力安全委員会等検討委員会で規制庁の担当者が
「住民に理解を求めるため機会を与えられたら説明していく」と述べ、
要請があれば応じる考えを示したので、
県は県民の声に従い、要請してください。
避難計画の説明会は市民の意見を聞く交流会を開いてほしい。
東日本新聞が今年5月に実施した世論調査では、
鹿児島県民の約6割が再稼動に対して反対、どちらかといえば反対というのですから、
県国、事業者もそれくらいの努力はして当たり前なのです。
私は9月に出水の●から避難所の●まで行きましたが、ここは土石流警戒区域でした。
途中の道路も健常者が移動するのも困難で、大きな土石流の跡があり、
以前何ヶ月も閉鎖になっていた道です。
今年4月の災害対策基本法の改定で、「避難施設を危険区域にしてはならない」ということが決まりました。
でも、避難計画では津波や土砂災害の危険区域に一時集合所や避難所が設定されており、
違法な状況になっております。

●市長は「こういうことは法に反しているので見直しをする。このことは出水市にも伝えるようにする」
また「再稼動については避難計画の問題がクリアされてからだと思っている」と
21日の申し入れの時に話されました。
出水市の施設設定を見直すと担当者に21日に確認しました。
その時に「避難先の●市の避難所が危険区域というのは初めて聞いた」と担当者が驚いたことには、
私はさらに驚きました。
薩摩川内市の状況も一緒でした。
21日の申し入れの時に対応した薩摩川内市職員は
「このままでは違法状態にある。見直す」と述べ、
「避難先である、南薩摩などの避難施設が危険区域にあるかどうかは確認できていない」
「改正しないと市民は安全ではない」とも発言しました。
他にもSPEEDIを使わない。
たぶんこれを決めたのは避難経路の一極集中を避けるためなのか、
スクリーニングのこと、コンピューターシステムのこと、
保安規定や工事規定が先送りされていること、
住民の被曝を前提として、避難時に要援護者を閉じ込めて切り捨てること。
地元同意の問題。
複合災害を一切考慮していないことなど、聞いてほしいことがいっぱいあります。
是非、何回でも何日でもそういう場を設けてください。
長くなりますので、そういう場を設けるかどうかの一点のお答えをください。
私の知り合いは仕事などで、4日ぐらい前に葉書が来たっていけないんです。遠いんです。
避難計画は市民の命がかかっています。
私の子供の命もかかっています。
最後に一言。
私は今壇上に上がっていらっしゃる方々に対して、憤りを通り越して、哀れみを感じた仕方ないのです
そこまで福島事故の経験を無視して、
事故が起こったらご自分たちの子や孫に対する命の未来を断とうとしているのです。
そして今のこの姿を、あなたたちの子供さんやお孫さんがご覧になった時に、きっと恥ずかしくて
「あれが自分のお父さん」「あれが自分のおじいさん」って言えないでしょう!
以上です。


2
冨吉:
先ほど問題と同じになってしまいます。
ま、さらに説明会、それから公開討論会等をというご要望ですけれども、
これを私が、公聴会というご要望ですけど、
この場で、ま、お答えすることはできません。
決めることもできませんので、持ち帰らせていただいて検討させていただきたいと思います。



2:29:45
5

質問:
避難計画のことですけれども、避難計画は例えば地域によっては変更になる場合もあるんじゃないかと、
学校が休みの時ならいいけれど、ある時に避難者を受け入れられるのか?
それから九電に聞きたいんですけど、
この川内原発で作った電気はこの30km圏内でどのくらい使っているのか?
できた頃の話を聞きますと、なんか他所に送っているというような話を聞いたんですけど、

6
森下:
薩摩町に20kmから30kmありますけど、
避難にあたってはですね、今日ご説明しましたように、
線量の高いところとか、そういう、あのーあの、天候と雨、放射性物質が落ちるとか、
そういうことを考慮して、あのー避難の方角とか経路とかを決めるということで計画をしていますので、
●していくということです。

会場:全然答えになっていないじゃないか!

7
山元 九州電力:
現在九州電力は本州から電力を買ってこちらに配っております。
えーー、原発が動けば、えー、原発が動けば、
おそらく、佐賀と鹿児島の原発が動けば、四割ぐらいは九州で賄えるというふうに、えーー、
電気の安定供給に寄与するのであります。
ま、非常に、九州電力としては電気が足りません。
(会場ざわめく)
弱者の人も病院も、電気が必要なんで、
そういうことでございますので、原発が動けば30km圏内の方々はもちろん、
もっと外の方が、電気を供給することができますので、よろしくお願いいたします。


2:33:47

質問:
百次町から来ました。
私の団地は186世帯。
そこに永利小学校の小学生が84人通っています。
一番心配なのは、もし大事故が起きたら、
この84人の小学生の命を助けることができるだろうか?
お母さんたちは心配しています。
メルトダウンは、九電の発表によると、19分で、過酷事故の場合はメルトダウンになって、
1時間半で建屋から放射能が流出するというふうに、九電自身が言われています。

社長に後でもう一度そこを確認したいんですが、
1時間半で子供達を救出して、無事に避難道路を通って、逃げることができるか?
と思っている人が、ここにはおそらくおられないと思います。
絶対無理です。
そういう原発をなぜ動かすのか?
これも山元副社長に答えてもらいたいと思います。

それから、山元さん、松尾さん、森下さん、
3人揃って福島の教訓、あるいは反省という言葉を使いました。

今だに12万5000人の福島県民は、放射能のせいで故郷に帰ることができていません!
家族がバラバラにされているのは5割を超えています。
そして、6割以上の被災者が、心や体に変調をきたしているというふうに、
福島県の、県の当局がとったアンケートで答えています。
これが、福島の反省であり、福島の教訓ではないでしょうか?
本当に私たち国民のことを考える政府や電力会社や県当局であるならば、
再稼働など絶対にできないと思います。


それから冨吉さんに答えていただきたい。
避難計画の最高責任者は伊藤県知事です。
なぜ伊藤さんは今日ここに来ていないんですか?

伊藤県知事がここにお見えになって、
「県民の皆さん、ご心配をおかけしています」こう発言するべきではないでしょうか?
そして、こういう会を開くということであれば、
即座に答えられるように、責任を持って開くべきじゃないですか?
伊藤知事は本当に県民のことを考えるならば、今日ここに来てちゃんと回答するべきなのに、
なぜ来ないのか?
お答えをいただきたい。
そして、伊藤知事がこの半径30km以内の同意が必要なのは、
なんと、「薩摩川内市と県だけが同意をすればいいんだ」と、とんでもありませんよ!
日置市、いちき串木野市は議会の中で「同意の自治体に入れろ」といっているじゃないですか。
なんで入れないのか?
川内原発の再稼動は絶対認めない。


8
冨吉:
ご指名を頂きましたので、お答えしたいと思いますけれども、
避難計画の説明でなぜ伊藤知事が来ていないのか?ということですが、
県の業務というのは非常に多岐にわたっております。
(会場どよめく)
ですから難しということで、●の記事を見ましてでかけています。
ですから今日は県の●というものがここに来てご説明をしているという

あと、●というのは、知事の方はこれまでに考えると、
これまでにしてきたところです。
ま、説明会に知事に説明して欲しいというお声があったということは、
持ち帰ってお伝えをするようには、します。


9
山元 九州電力:
非常に専門的なことになりましたが、
これは九電が規制委員会に審査を受けまして、非常に厳しい。
当社は4ページにあるように、「事故が起こらないように中でプラントを維持できる」としていますが、
国の方は、規制委員会は「そうではない」と
「それでも事故が起こったらどうするんだ」という質問を出されております。
この部分で一番厳しい状況を出せということになりまして、
九州電力は福島の事故を反省しまして、たくさんの設備を準備しております。
ところが今回は、●が出てしまって、評価を出したんですけれども、
その中で規制委員会には報告をしております。
九電の川内1、2号機の事故について、先ほどご質問がありました通り、
もしも福島の事故の、関係はいいんだけど、
電源も水も、設計しているもの全部が動かないんだと。
そうした時にタイヤのついたものをたくさん準備していますが、
そういうものだけで事故を防げるのか、どういう評価になるのかということを国から求められています。
これにつきまして、その結果として、7日間を想定しているのも、
国の方からも5.6テラベクレルという数値もありますが、
そういう条件で、発電所にあるもの全部ダメで、タイヤのついたものそういうもので、
九電の56名の職員がいわゆる事故対策をとるということで、
これが規制庁の発表ですが、
5.6テラベクレルです。
で、福島の事故で出たのは、1万テラベクレルです。
ですから、2千分の1ぐらいの放射能が出るとしています。
以上でございます。


10

女性司会者:
会場内で挙手をされても指名できなかたみなさんには大変申し訳ありません。
●な事は十分承知しておりますが、
これをもちまして住民説明会を終了させていただきます。
皆さんのご理解をどうぞよろしくお願い申し上げます。


冨吉:
本日の説明会は県の判断でこれで終了とさせていただきます。
県の判断でこれにて終了とさせていただきます。
本日はどうもありがとうございました。

12




原子力規制委員会
鹿児島県で開催された住民説明会における原子力規制庁の説明の映像を公開しました。


鹿児島県で開催された下記住民説明会における原子力規制庁の説明の映像Youtubeリンクがあります。

10月9日 薩摩川内市
10月10日 日置市
10月14日 阿久根市
10月15日 さつま町
10月20日 いちき串木野市


東京電力姉川常務「30km圏の地域防災計画が定まっていない、すなわち御理解をいただいていない場合”再稼動の条件が十分ではない”というふうに我々事業者としては認識しています」11/6衆議院 菅直人元首相質疑応答文字起こし


原発再稼働「30キロ圏自治体理解必要」 東電常務 衆院委で明言
東京新聞 2014年11月7日 朝刊

PK2014110702100045_size0.jpg

東京電力の姉川尚史(たかふみ)常務は六日の衆院原子力問題調査特別委員会で、原発の再稼働の際に同意が必要な「地元」の範囲について「原発の三十キロ圏内の自治体の理解がなければ、再稼働させるには十分ではない」と述べた。電力会社幹部が再稼働の条件として立地自治体以外の「理解」に言及するのは異例だ。今後、全国にある原発の再稼働手続きに影響を与える可能性がある。 (宮尾幹成)
 
再稼働への「地元」の同意に関し、法律に明文規定はない。電力会社は従来、原発が立地する道県や市町村と安全協定を結び、両者の同意を事実上の条件としてきた。東京電力福島第一原発事故を受け、原発事故に備えた避難計画を含む地域防災計画の策定を義務付けられる自治体の範囲が、半径八~十キロ圏から三十キロ圏に拡大されたが、電力各社は「地元」の範囲を広げるのには消極的だ。
 
姉川氏は東電の原子力部門トップの原子力・立地本部長や、原発の安全対策などに取り組む「原子力改革特別タスクフォース」の事務局長を務めている。六日の発言は、民主党の菅直人元首相の質問に対する答弁。
 
菅氏は、本紙の取材に「電力会社が三十キロ圏内の自治体の了解がなければ再稼働できないと言ったのは、私が知る限り初めてだ」と指摘。「現状では三十キロ圏内の自治体の了解がないまま、電力会社の裁量で再稼働が進みかねない。電力会社幹部が国会で発言した意味は非常に大きい」と話した。
 
東電は柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市、刈羽村)の再稼働に向け、新規制基準への適合性審査を原子力規制委員会に申請しているが、新潟県の泉田裕彦知事は「福島の事故の検証と総括なくして再稼働はありえない」と慎重な姿勢だ。原発の三十キロ圏内には、柏崎市と刈羽村を含めて九市町村がある。
 
原発再稼働に関しては、鹿児島県にある九州電力川内(せんだい)原発で手続きが進んでいる。九州電力は「地元」の範囲を明らかにせず、伊藤祐一郎知事は同意が必要な自治体を県と立地自治体の薩摩川内市のみと説明している。
 
しかし、三十キロ圏内にある日置、いちき串木野の両市議会は「地元」に両市を加えるよう県に求める意見書を可決。姶良(あいら)市議会も再稼働反対と廃炉を求める意見書を可決している。



11072 11071



新聞に書いてある11月6日の衆議院を早速チェク!してみました。
菅直人氏の追求は、姉川常務に限らずとても興味深く大切な内容だと思いましたので、
全部文字起こししました。
是非、みんなでこの答弁を読み、再稼動に関する認識を共有していきたいと思っています。

2014年11月6日 衆議院 原子力問題調査特別委員会

菅直人(民主党・無所属クラブ)
田中俊一(原子力規制委員会委員長)
姉川尚文(参考人 東京電力株式会社常務執行役)
山際大志郎(経済産業省副大臣)

3:16~文字起こし
菅直人:
現在川内原発の再稼動について色々と規制委員会を中心に議論が進められています。
報道では何かもう決定されたかのように、あるいは合格したというような報道がなされているわけですが、
どうも事実関係とは違う報道ではないかと思っております。
そこで皆様のお手元に、これは規制委員会自身が出されている審査の進め方についての資料でありますが、
現在川内原発については、確か9月10日に設置変更許可、この許可がなされて、
これに引き続いて工事計画認可、さらには保安規定認可、さらには起動前検査、起動後検査、
これらが全部合格というか承認されたのちに最終的な決定になると。
ですからまだこの中で言えば、一番最初の設置変更許可が出された段階で、
そのあとのことはまだこれからだと、今検討実施それの審査が進められていると、
こういう風に理解を私はしているんですが、
委員長、そういう理解でまちがいないでしょうか?


1106田中
田中俊一(原子力規制委員会委員長):あのー、ご指摘の通り間違いありません。

菅:
このふたつめの工事計画認可というのはですね、
数万ページに及ぶ文章だということを聞いいておりまして、
そういったこと、あるいはその後のいろいろなことを考えるとですね、
まだ相当の、審査に時間がかかるんだと思いますが、
見通しについてお伺いします、委員長。


田中:
えっとぉ〜、あの、ご指摘のようにまさにあのぉ〜、
1号機2号機それぞれ1万ページを超えるような工事認可書類でございます。
ですからあの、審査には今あのー、んー、職員が、あの、ん・・営々努力して、おるわけですけれども、
相当期間はかかると思いますが、いま、いつの時点でそれが終わるかどうかということについては、
まだ、明確にお答えするのは難しい段階でございます。


菅:
そうして報道の責任を委員長に申し上げるのは筋違いかと思いますが、
少なくても私が目にするいろんな報道では、
あたかももう「審査は終わりました」と。
規制委員会の方についてはもう「合格したんです」という報道がなされていますので、
少なくとも規制委員会として、そういう報道を目にされた時には、
それが正確でないとすれば規制委員会からも
「それは正確ではありません」ということをきちんと言っていただきたいと、そのことをお願い申しております。

そこでですね、今日は実は九州電力の社長に参考人としておいでいただきたいとお願いしたんですが、
それが叶わなかった中で、
ま、だからというわけではありませんが、東京電力はもちろん事故を起こしただけではなくて、
原子力事業者としての立場があります。
そこでこの原子力事業者たる電力会社というものが、どういう責任と権限を法律上課せられているのか?
ということについて少しお聞きをしたいと思います。
現在、原子炉等規制法と原子力災害対策特別措置法に原発再稼働に対する規定がいくつかあります。
まず原子炉等規制法では「原子力規制委員会の審査に合格したでなければ原発を使用してはならない」
つまりは、規制委員会に合格をすることが一つの条件になっております。
他方、原子力災害対策特別措置法では「原子力規制委員会が原子力災害対策指針を定める」として、
その指針に従って地元自治体や地域住民の安全な避難とか、
帰還ができる地域防災計画を作ることになっています。

そこでまず、あえてですね、原子力事業者である東電、
今日は常務においでいただいていますが、
電力会社は、この原子力災害対策指針に基づく防災計画、避難とかそういうものを含んだ防災計画について、
どのような責任を負っているのか?
法律的にどのような責任を負っていると理解されていますか?


1106姉川
姉川(東京電力常務執行役):
ご回答いたします。
えー、電力会社は減災法におきまして、自治体の方が定めます地域防災計画、
ここの中に原子力事業者が何をすべきかということが定められております。
それと調整する、調合する形で我々自身が原子力防災として定めております事業者の原子力防災業務計画、
その中に、緊急時のモニタリング、住民の方の汚染の有無の測定、
そういったことに協力することが明記されております。
そういったことを円滑に、定めに従って実行していくことが我々の責務だと考えているところでございます。


菅:
今、「協力」と言った言葉を使われました。
ということは事業者は自らの、いわば工場と言いましょうか、
施設である原発が事故を起こしたときに、
周辺住民が安全に逃げられるか?
あるいは安全に帰ってこれるか?ということについて、最終的な責任を負っているわけではない

つまり「協力はする」と。
「最終的な責任は事業者は負っていない」そういう理解でいいんですか?
法律的にですよ。
気持ちを聞いているんではありません、法律的にです。


姉川:
お答えいたします。
「法律的に」の理解でございますが、
当社のような原子力事業者は、えー、
「自分たちの防災業務計画を作るということが責務」というふうになっています。
「義務」でございます。
それを、県、及び立地市村、我々では市村なんですが、
そちらの方が定める地域防災計画と整合させるという義務がございます。
そのように我々は理解しております。


菅:
あの、「正確」にですね、私は聞いているつもりなんです。
ですから、皆さん方が防災計画を作るとか、
あるいはそれが地域防災計画との整合性を取るとか、そういうことは、ま、当然でしょう。
その上でですね、地域住民ですよ。
サイトの中の職員のことは当然電力事業者がやられるでしょう。
「サイトの外の地域住民の皆さんが安全に避難をし、あるいは安全に帰還できるか」ということについて、
最終的な責任を負っておられるのか?
それとも最終的な責任は無くて協力をするという責任だけで、最終的な責任は負っていないのか?
どちらなのかをはっきりお答えください。
「法律的に」ですね。


姉川:
ご回答いたします。
えー、「防災業務計画」におきましては先ほどお答えした通りでございますが、
えー、原子力の事故、おー、が、発生した場合においては、
えー、これ、えー、の、おー、事故の収束、それから周辺の拡大防止という観点においては、
えー、防災、え、原子力減災法において、に、おきまして
その事業者の役割として明記されていると私は認識しておりまして、
その点で、我々の義務が発生していると、責任が発生していると認識しております。


菅:
あの・・、ちゃんと質問しているので、ちゃんと答えてください。
今言われたのは「事故が起きた時の収束とか拡大防止」
それは収束のためにですね、ま、福島の場合は水を入れるとかベントをするとか、
それは事業者の責任だということはよくわかります。
いろいろ努力されました。
あるいは拡大防止のために新規制基準では、
いろんな放射性物質が外へ流れるのを水をかけて少しでも抑制しようというのがあるというのは聞いております。
私が聞いているのは、そうではなくて、
周辺に住んでいる皆さん。
それは間接的にはもちろん放射能が出るのを防げば悪い影響も少なくなることは確かですが、
周辺に住んでおられる皆さんの安全な避難がちゃんと確保できるかどうか?そういうことの責任。
あるいは安全に、そう遠くない時期に帰ってくることができるかどうか?
その責任をきちんと事業者が負っておられるのか?
「いやいやそこまでは負っていません」というのか?
そのことをはっきり、法律に基づいての認識をお聞きしているんです。


姉川:
え、お答えが、あのー、お、的確じゃなくて申し訳ありませんでした。
えー、避難」については、えー、我々の認識、法律の理解は、
えー、地方自治体の方が責務を負っていると思っております。

ま、先ほどから申し上げたのは、
「それに対して我々が最大限の貢献をする、協力をする」という観点でお答えをしてしまいました。


菅:
もう一度確認します。
今「自治体が」と言いましたけれども、
少なくとも「原子力事業者である電力会社が最終的な責任を負っているわけではない」と、
「負っていない」
そういう意味ですね?
今「自治体が」と言われたのは。
はっきり答えてください。


姉川:
ご回答いたします。
ご質問の範囲が「住民の方の避難そしてその後の帰還を的確に行う責任、義務」ということでしたので、
それについては自治体さんが法律上も責務を負うというふうになっているというのが私の理解でございます。

菅:事業者としては「ない」ということですね?

姉川:ま、「事業者の一義的な責任ではない」と思っております。

菅:
まさにそうなんですよ。
「事業者の一義的責任ではない」んです。
そこでお聞きします。
規制法でですね、「規制委員会のいろんな手続き審査に合格した後でなくては原発を使用してはならない」
という規定は、これは委員長にお聞きしたほうがいいんでしょうかね?
「合格すれば電力会社は独自の判断で再稼動できる」という意味なのか、
それとも今の話のように、幾つかの条件、ま、少なくとも二つですね。
いわゆる、新規性基準に基づく判断はよく委員長が言われるように規制委員会がやるけれども、
もう一つ、避難の問題とかについてはですね、
もう一つのそうした条件。
ですからここの炉規制法でいうのはあくまでも、必要条件、
いくつかの条件の中で必要条件として、合格しなければ、
合格したのちでなければ原発を使用してはならないと書かれているのか、
いや「もう合格したら後は事業者の判断なんでやってもいい」という理解なのか?
委員長の見解を伺います。


田中:
えっと•••、まずあの、我々が、あ、俗に言う審査、適合審査というのはよく防護は5段階あると。
で、5つ目がいわゆる住民の、ひ、防災避難計画でございます。
で、その4段階までは私どもがやります。
それで5段階のいわゆる住民の避難防災、あ、防災避難計画については、
これは、国の定めでは、あのー、県、あるいは地方、当該地方自治体が行うことになっております。
で、そういったものがきちっとできた上でないと、ん、現実的には、その、
稼働という段階には入らないと認識しております。
これはあのー、えーっと、私も再三申し上げておりますけれども、
「私どもは再稼動については申し上げる立場にはない」ということで、
結局事業者だけではなくて、そこの地域の住民の方々を中心とした、そういった関係者のご理解が、
ご同意が得られなければ稼動はできないだろうと、
「出来ない筈である」というふうに思っている
ところで、
そういうふうにお答えしているところでございます。


菅:
もう一度重ねてお聞きします。
「実質的に」という表現はやや曖昧です。
それは「法律に基づいてどう判断するか」です。
ですから、今の委員長の発言は、
「4層まで、4段階までは規制委員会がみる」と。
「しかし避難とかそういうものについては自分たちは判断しない」と。
しかしその部分についてもきちんと、
なんらかの「これで大丈夫だ」という決定がなければ再稼動はできないというのが全体の体系だと、
5層目についてもなんらかの決定がなければ「これで大丈夫だ」とか「これでOKだ」と
それがなければ稼動できない。
これが全体の法体系だと、そういう理解ですか?


田中:
えっとー、住民の防災避難計画についての、あのー、ま、法の定めっていうんすか、
それはあのー、地方自治体が責任を持って策定する、ということになっていますので、
そのことが法の定めであろうかと思います。


菅:
いや、ですから聞いているんです。
ですから「その部分が法の定め」ということは、
そこがきちんとなっているというなんらかの決定とか手続きがなされない限りは、
この「炉規制法の方は、あくまで必要条件の一つであって十分条件ではない」と、
そういう理解、全体の法の理解はそれでいいわけですね?


田中:えっとー、ん、その通りだと思います。


菅:
ということはですね、その部分は一体誰が決めるんでしょうか?
先ほど東電の常務は「自治体」と言われましたけれど、
「自治体が決める」ということは、
自治体がある意味では承認もできるけれども拒否権も持つということになります。
そういう「拒否権」を自治体が持っている、
あるいは決めることができるという法律を私は知りません
が、
どなたか知っている人いますか?

経産省でもどこでもいいですよ。

ー誰も手を挙げないー

菅:答えられないことないでしょ?

ー全員無言ー

菅:答えられないの?

ー無言ー

菅:答えられないというのはどういうことなの?

議長:副大臣、答え、山際経産副大臣

1106山際
山際大志郎(経産副大臣):
あの、いまのご質問に対しての直接のお答えにはならないかもしれませんけれど、

菅:直接じゃなければ聞きたくありません。

山際:えぇ

菅:直接答えられないのならば、

山際:え・・・、参考人ですか?はい。

菅:時間が

議長:いえ、あの私設参考人の要求が今日はございません。

菅:経産省は来てます。

議長:でも、政府、あのー、参考人として議事会で承認してませんので、

菅:じゃ、いいですよ。

議長:こ、ここにおられる方々だけです。

1106無言

菅:はい。

山際:
あの、避難地域防災計画については、
え、これは地方自治体が定めなければいけないというふうに義務付けられておりますので、
えー、「定めなくてもいいんだ」ということはないと思います。
ですから、地方自治体が作るということでございます。

菅:
全く答えになっていません。
私は地方自治体が作ることを否定しているのではございません。
地方自治体が作ることになっているんです。
そのなっている自治体が、最終的にこれで大丈夫と判断するのか、
いや、これではダメだと判断するのか、
そこ(地方自治体)に判断の権限を与えているんですか?と言っているんです。
答えられますか?


山際:
あの、法令上のという話でございますので、
その地方自治体が作った、この、お、地域防災計画
それが、えー、どのようなものであるか?ということを、法令上審査をするということにはなっておりません。


菅:
まさにその通りで、審査をすることになっていないということは、
それを最終的に決める手続きがない」ということじゃないですか。
現実に、川内原発の周辺では30km圏の自治体の中でも、
確かに市議会で薩摩川内市の方で再稼動に賛成する決議も出ています。
しかし、他のいちき串木野市のように、場合によったら廃炉まで求めている決議も出ているんです。
これは同じ30km圏の自治体で。
そうすると、今のお話ですと、
自治体が「ダメだ」と言った時に、
それを「いや、自治体がたとえ言おうともやれるんだ」と言える法律はないということですよね?

そうすると、東電の常務には気の毒ですがもうひとつお聞きします。
最後に事実行動として再稼動するかどうか?
ま、簡単に言うと制御棒を抜いて反応を始めるかどうかという、
それがスイッチなのかレバーなのか知りませんが、それは事業者がやることになります。
その時に今のような問題が曖昧なままでやることができるんですか?
それとも何か政府からの明確な手続きに基づく命令とか指示とかがなければやれないということなんですか?
どうですか?


姉川:
ご回答いたします。
法律についての理解は先ほどお答え致しましたけれど、
我々事業者が制御棒を抜いて稼動するという準備のためにはですね、
えー、地域防災計画が定まっていることが必要ですし、
我々の事業者、防災業務計画はそれに整合するものでなければなりませんし、
これを定めるにあたっては、ガイドラインが規制委員会も定めておりますので、
それに従ったものになっている必要があります。
したがって、えーえー、それに即した防災計画が地域と我々でできていれば、
えーー、「できていれば」という条件ですが、
えー、防災についての一定の対応ができているんではないかと、私は理解しております。


菅:
そうすると、30km圏のある自治体がですね、
「それは困る」と。
「とても安全に逃げられる条件がない」と、
「だからそれは困る」と言えば稼動できないという理解ですね?
今の話は。


姉川:
えー、現在法律で定めている、地域防災計画の義務があるのは、
立地している県と立地されている地方自治体と理解しておりまして、
その三者の地域防災計画が定まっていることが条件だと私は理解しております。


菅:
その理解はちょっとおかしいんじゃないですか?
つまり、原子力災害指針を出されているのは原子力規制委員会ですよ。
そこで「おおむね30km」というEPZを指示して、
そういう自治体にも地域防災計画を作るようにという指示が出てるんですよ。
指示が出ているのは立地自治と立地県だけじゃありませんよ。
今のは判断が、もともとも根っこが間違っているんじゃありませんか?

姉川:
失礼いたしました。
私の回答を訂正いたします。
あのー、地域防災計画は30km圏の元でございます。


菅:
ということは先ほどのことと重ねて言うと、
30km圏の自治体が「これでいい」と言わないとスイッチは押せない、と、そういう理解でいいんですね?


姉川:
えーー、わか、はい。
えー、地域防災計画が定まっていない、すなわち御理解をいただいていないということであれば、
ま、我々事業者としては、あの、おーーー、「条件が十分ではない」と、
「再稼動の条件が十分ではない」というふうに認識しております。



菅:
大変重要な返答を事業者からいただきました。
つまり何故こういうことをずっと言うか?というとですね、
一部にですね、規制委員長もよくお分かりでしょうけれど、
規制委員会が合格を出したら、あとは電気事業者なり原子力事業者が自由に、
あとはそれは任されたんだというような言い方を時々する、
役所の説明が時々あるんですね。
「それは本当に言えるの?」っていうと、
「いや、それはちょっと国会では言えません」と言ってだいたい撤回しますが、

ですから私は逆に、そういうふうに
「最後の最後に電力事業者が、原子力事業者が判断した」というふうになるのではないかと心配したわけですが、
少なくとも今の東電常務の認識、原子力事業者の認識はですね、
そういった「30km圏の自治体がきちんと了解したということがない限りはやらない」
ということを言われたので、
これは大変大きなひとつの、この問題での大きな発言として受け止めておきたいと思います。
以上で終わります。



この委員会の続きがありました。30分後の文字起こしはこちらです↓
衆議院 原子力問題調査特別委員会委員長吉野正芳君(よしの まさよし)自民のやりたい放題
11/6(文字起こし)






ーおまけー
このブログに出てくる東京電力の姉川尚史さん

<後半>「敷地境界で線量が上がったでしょ、その時に警告しましたか?世の中に」新潟県泉田知事×東京電力廣瀬社長7/5(文字起こし)
2013年7月5日
この時は姉川尚史副常務
泉田知事に説明しているのは姉川さん。
今改めて読み直すと結構すごいことを言っています。

姉川副常務:
これは東京で線量が上がった時なんですが、
1ページめの最後の3月20日、3号機の11時過ぎ。
これはベントを行う努力をしているんですが、ここで圧が抜けておりません。
それから周辺でモニタリングしているんですが、モニタリングの線量は上がっておりません。
全く開かなかったとも言えないんですが、
あの、有意なベントが再開したという手ごたえが得られておりません。
従って我々はこれは3月20日のものが東京に回ったのではないと思っています。

えー、じゃあ、どこから来たのか?というのがありますが、
我々はそれは2号機だと思っておりまして、
これもご存じの通り2号機はウェットウエルベントが出来なかったために、
格納容器から直で蒸気流に乗って外に出ております


約、1号3号になりますと100倍以上のヨウ素が出ております。
これは3月15日以降も、量こそは減りましたが、コンスタントに継続して出ていたと思われます。
それが、この…・あの、東京に上がった時にはここにグラフにちょっと書かせていただきましたが、
これ、ちょうどですね、福島の方から気流が東京を通過中に降雨がありました。
そのためその降雨によってヨウ素が落ちた。
ちょうどその降雨の量と、線量が上がっている、
それも含めて我々はこれは2号機から継続的に出ていたものが
東京を通過中に降雨のために落ちたものだというふうに解釈しております。

泉田知事:
つまり、ペットボトルを配る直前に、大量の放射性物質が飛散して、
我々新潟に居て、北からだんだん放射性物質が南下しているのは、
それぞれのポストの発表数値で認識していました。

姉川副常務:はい、で、

泉田知事:上がった時に警告しましたか?世の中に。

姉川副常務:
え・・・・・・えっとですね、それは申し訳ありませんが、
わたし、今、記憶しておりませんので、確認させて下さい。

泉田知事:
してないはずなんですよ。
警告が一切無しに直接ですね、水道施設からヨウ素が出るという事なんですよ。
だから、一体情報伝達ってどういう責任者で、どういう過程でやったんですか?

姉川副常務:
あの、ま、その点については、全般としてですね、当社の情報伝達が非常に稚拙だったという事は、
肝に銘じて反省しておりますので、
あの、その時のことについて改めて弁解を申し上げるつもりはございません。



2014年8月は姉川原子力立地本部本部長の肩書き。
<凍土壁ありき!?>そもそも「流れる水は凍らせる事はできない」というのは学会の常識だ8/19報道ステーション文字起こし

凍らない凍土壁に関して
「今しばらくはですね、凍結ーーに、努力を注いでみたいと思っています」と発言しています。


で、2014年11月6日は姉川常務執行役



<川内原発説明会やらせ疑惑>「ちゃんとした住民説明会をやってください」10/24政府交渉(文字起こし)



2014年10月24日 政府交渉


文字起こし部分→http://youtu.be/RzFqlOcj2QQ?t=1h36m12s
1:33:38
質問:今日ここで説明があったように、
核燃料の搬出先。
これは規制庁としても聞いておりませんと。
で、九電の社内文書、それは私たちも見ておりません。
だけども「搬出する」と言っているのでOKになるのかな、という、
そのことを是非地元の方にね、正直に説明していただけませんか?

質問:
県が設定してその場に出向いて説明してきたというのは誤解なんですよ。
だけどぼくらは、鹿児島から来ましたけれども、
5回の説明会は、つまり鹿児島県が主導
権を取っているから、ものすごく不十分なわけです。
ということはお聞きになっているかどうかわかりませんけれども、
だから、
規制委員会が直接ね、公聴会を開いたらいいんじゃないか?って言ったんだけど、
「地元からこなかったから声はかけていない」というような姿勢ではなくって、
きっちり、規制庁の責任として、直接住民の前に出てきて喋ればいいんです。
それでしかも基本設計の部分だけではなくて、
しかも今審査をされている工事計画と保安規定計画についても本当に62ガルに基準地震動を上げて基本工事はされているのか?聞きたいわけですよ。
九電は「しなくていい」と言っていますけれども、その根拠なんかも全然わからない。
こんなんじゃ、なんで基準地震動を出したのかわかりませんよ、僕らからしたら。
そういうことを聞きたい。
それから巨大噴火が起こった時に●●規定に書かせると言っているけど、何が書かれているかわからない。
不安がいっぱいある中で基本計画の説明は終わりました、ってこれはとんでもない話です。
だから言っているんです。

22

規制庁:
我々としてはその、当然我々が規制した側につきましては、
その、皆さんに分かりやすく説明したいという、そ、そ、そういう思いが、それは・・
具体的な方法としましては、


質問:なんで県にお伺いをたてるの?


規制庁:
具体的な方法につきましては、その色々な、その、透明性を高めて、皆さんにも、いろいろしていただくということと、後できるだけわかりやすくして、資料をですね、そういうのを公開したり、ごにょごにょ住民の方に説明

質問:そういうのをやってください。ちゃんとした住民説明会をやってください。

規制庁:
いや、我々としては、その、公聴会を、その、「やらせてもらう」という提案はしたんですけど、
ま、我々だけでできることと、その、自治体の・・・いろんなありますので、

質問:
今日佐賀から来たんですけど、
2005年プルサーマルが玄海で始まった時には、あの年に、2005年に3回やりましたね。

規制庁:はい。

質問:
国も主催したし、県も主催したし、九電もやりましたし。
だからできるんじゃないですか?
なんでやらないんですか?
それからもう一つ、
今回の説明会はね、5回やったけど、あの中でもいろんなヤラセや仕込みみたいなことが言われていますよね。
報道にもなりましたよね。
ご存知ないですか?
報道にもなりましたよね、大手テレビ局でも。
あ、そのことご存知ないんですか。
「大量に動員があったんじゃないか」とか、
「どこかの会社が丸抱えでバスで連れて行ったんではないか」とか、
そんなことが指摘されているんです。
で、3年半前、玄海原発は皆さんご承知だと思いますけど、
古川康知事がやらせメールを指示して、で、やらせをやりましたよね。
そのことへの反省はどうなんですか?
あれは直接は県と九電だということだけじゃ済まされないんじゃないでしょうか?
あの番組自体は経産省の説明番組でした。
あそこでやらせが発覚して九電の社長はやめました。
古川康知事は未だに居座っていますが、それだけ大事だったんですよ。
その反省を踏まえて、しかもそのことも含めての規制庁が新たに発足したにもかかわらず、
なんでまた今回ね、やらせとか仕込みが疑われるようなことをやっているんですよ。
一方的なやり方で。
それをなんで自らね、もっと公明正大にやろうとしないんですか?
なんか隠しているんですか?

23

規制庁:あのーちょっと、やらせかどうかというのは我々も

質問:
そういう指摘が市民からされてメディアでも取り上げられているんです。
それをね、積極的に一つ一つまず調査しないといけないんじゃないですか?

規制庁:
あの、ちょっと、我々としては、あの、けん、県が、その色々な、その、募集をかけて、
要するに、その、参加者を募ったんですけど、
で、その場に、我々はその、皆さんに分かりやすく説明をするために、
あの、う、う、伺ったんですけど、
あのー、ま、そこでやらせを集めたとか、そういう話は聞いていませんので、
あのー、そ、それについて、あのー、我々が、どうするかとか、


質問:
鹿児島県庁にも市民団体から何件も要請書・要望書、
「この件について調べろ」ということも言っていますが、
直ちに確認して、一つ一つ調べてください。

規制庁:
あのー、ちょっと待って、
我々としてはそういう、その、あの、調べる

質問:国の責任において調べてください。

質問:調べてください、いいですね?

規制庁:我々は、そのー、あのー、ですから、その

質問:
そういう疑惑があったら、誰がそれを調べるんですか?
誰が指導するんですか?

誰も調べないんですか?
そういう疑惑が指摘されているんですよ。

24

規制庁:
ぎわ、疑惑というのがちょ、ちょっとよくわからないんですけど、
具体的にそれはどういう、あの、疑惑なのかがわからないんですけど。
それ、我々としてはそのー、あの、県が募集をした、あの、住民の方に対して、
そのー、分かりやすい説明を、あのー、させてもらいましたので、
それについていろいろご指摘もありまして、
あの、ま、その中に、やらせがどういうものなのかわからないんですけれども、
厳しい意見を、かなりあの、いただいてます。
それについて、我々は一つ一つ答えて、
今度追加の説明資料も作成しようと思っています。
だからその、やらせが、そういうのも含めてやらせなのか?というのはちょっとわからないんですけど、
本当にやらせだったら、そういう厳しい質問というのはないと思うんですけど、
何がやらせかというのは、ちょっとよくわからないので、

2011年7月
九州電力玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)2、3号機の運転再開を巡る「やらせメール」問題
九電社長の記者会見(内容書き出し・例文あり)7/14

たねまきJ「九電やらせメール・福一3号機・これからの原子力」小出裕章氏(
内容書き出し・参考あり)7/7





<川内原発再稼働>「もう完全にスケジュールは組まれているわけです」10/24政府交渉

<九電>川内原発の地震動を引き上げたけれども工事の必要はない!

続きを読む

<九電>川内原発の地震動を引き上げたけれども工事の必要はない!

<川内原発再稼働>「もう完全にスケジュールは組まれているわけです」10/24政府交渉
の続き

文字起こし部分の動画→http://youtu.be/NlbLW9dDD38?t=55m29s


反原発・かごしまネット 杉原さん:
僕らは再稼動を阻止するために仮処分申請の裁判も起こしているんですけれども、
その審議の中で九電側が言ったことはですね、
620ガルに地震動は上げたけれど、そのことに伴って工事は必要ない」ということを言っています。

なぜ「必要がない」ということを言えるか?というと、
工事計画に基づく事前の折衝をやっているわけですけれども、
そこの中で「今の強度のまま乗り切れるんだ」ということを九電側は確信を持っている。
ということを言っているので、
ものすごく、おっしゃった通りにへんちくりんなことが行われている。

強い地震を想定しているんだけど、
今のまま。
「耐震強度を強化しなくても大丈夫だ」というようなことを九電は言い始めています。

なので、そこの部分はものすごくおかしいので秘密にやるなと言わなければならない。


安全審査優先>
川内原発だけが厳しく想定“620ガル”まで引き上げ(←東日本大震災は2933ガルだけど)
&30圏内避難問題3/13ニュース7(内容書き出し)




<大飯に続け>川内原子力発電所1・2号機の再稼働の差止裁判差止仮処分第3回審尋


<大飯に続け>川内原子力発電所1・2号機の再稼働の差止裁判差止仮処分第3回審尋

九州電力
川内原子力発電所再稼働差止仮処分第3回審尋について
平成26年10月24日 九州電力株式会社 

本日13時30分から、鹿児島地方裁判所において、標記訴訟の第3回審尋が行われました。

本件は、川内原子力発電所1・2号機の再稼働の差止を求めて、平成26年5月30日に申立てがされたものです。
 
これまで、当社は、答弁書等を提出し、申立ての却下を求めるとともに、川内原子力発電所は、地震・津波等に対する原子炉施設の安全性を確保していること及び福島第一原子力発電所事故を受け一層の安全対策を講じたこと等の主張を行いました。
 
今回、当社は、川内原子力発電所において策定した基準地震動がその評価方法を含めて妥当なものであること、さらに基準地震動策定における余裕に加え、十分な耐震安全上の余裕が確保されており、仮に基準地震動を超過する地震動が発生したとしても、川内原子力発電所の耐震安全性に直接影響を与えるものではないことを主張しました。
 
あわせて、万が一、事故が発生したとしても、十分な安全確保対策が講じられていることから、放射性物質の大量放出事故に至る現実的危険性がないこと等を改めて主張しました。

今後とも、訴訟において、当社の主張を十分に尽くし、原子力発電の安全性等についてご理解いただけるよう、引き続き努力してまいります。

以上




川内原発訴訟原告、再稼働停止仮処分申し立て
読売新聞 2014年05月30日
特集 エネルギー
 
再稼働に向けた安全審査が続く九州電力川内原子力発電所1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)を巡り、運転差し止めを求めて係争中の原告住民が30日、九州電力を相手取り、再稼働しないよう求める仮処分を鹿児島地裁に申し立てた。

申し立てたのは、鹿児島、熊本、宮崎3県の23人。申立書では、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の運転差し止めを命じた21日の福井地裁判決が、基準地震動(想定される地震による最大の揺れ)について、「科学的根拠に基づく想定は本来的に不可能」とした点を指摘。「判決はすべての原発にあてはまる。川内原発の耐震安全性が不十分であることは明確だ」と主張している。

川内原発を巡る運転差し止め訴訟は2012年5月、3県の住民らが鹿児島地裁に起こした。原告は2242人。弁護団は「川内原発は再稼働に向けて待ったなしの状態で、訴訟の結果を待つのでは遅すぎる」と述べた。


第1回審尋 2014/07/30 - 14時から
第2回審尋 2014/09/12 - 13時30分


川内原発差し止め 仮処分申請で・・3回目の審尋 鹿児島地裁 
「しんぶん赤旗」2014年10月26日より転載

鹿児島県薩摩川内(さつませんだい)市の九州電力川内原発1、2号機の運転差し止めを求める「原発なくそう!九州川内訴訟」の原告のうち23人が、九電に対し再稼働しないよう求めた仮処分申請で10月24日、3回目の審尋が鹿児島地裁(前田郁勝裁判長)でありました。審尋後、住民側弁護団は会見を開き、次回の11月28日で終結する可能性が高いと話しました。

審尋は非公開で行われました。住民側によると、「原子炉施設の機器や配管の耐震安全性は保障されていない」と指摘したといいます。九電側が主張する「耐震安全上の余裕が確保されている」との主張に対し、住民側は「機器や配管の余裕の根拠が薄い」と訴えたと話しました。




ーーー

大飯原発運転差し止めの判決に続いて欲しいと強く願っています。

大飯原発運転差し止め判決
<大飯原発>
運転差し止めを命じた福井地裁の判決要旨・他いろいろ


<大飯原発再稼働差し止め判決>
「新幹線の事故と原発の事故」澤昭裕氏・小出裕章氏5/29そもそも総研(内容書き出し)





川内原発再稼働26年10月住民説明会資料より〜規制庁の誰かが作った「質問と回答」〜

川内原発再稼働の住民説明会資料の質問への回答という書類がありました。
それを読んでみました。
(改行やアンダーライン●→質問:など、見にくい資料だったので読みやすいように少々手を加えました。文章に関しては一切手をつけていません)
これが優秀な日本という国の中で選ばれた原子力を規制する立場の人が書いた文章か?と思うと、
突っ込みどころ満載で、あまりにも適当で、いい加減に感じた。
しかも、この適当な答えを書いた人の名前も責任者の名前もなく、責任の所在もなく、
後半に私が気になったところをダラダラと書き出してみました。


新規制基準適合性に係る審査結果の説明資料
平成26年10月 川内原子力発電所に係る新規制基準適合性審査結果に関する住民説明会資料


九州電力川内原子力発電所設置変更に関する審査 ご質問への回答(QA集)

質問1:福島第一原発事故の教訓は、どのように反映されたのですか?
○原子力規制委員会では、福島第一原子力発電所の事故の教訓を踏まえ、新たな規制基準を策定しました。
○事故の教訓として、具体的には、地震・津波といった共通の要因によって安全機能が一斉に失われないよう、地震や津波をはじめ自然現象等の想定と対策を大幅に引き上げました。
○また、事故の進展を食い止めることが出来なかったという教訓を踏まえ、重大事故の発生防止にとどまらず、万一重大事故が発生してしまった場合に、事故の拡大を防ぐ対策や影響緩和の対策などを新たに要求しました。
○こうした新規制基準については、既設の原子炉にも適用することとしています。

質問2:日本の新規制基準は本当に「世界最高」の水準なのですか?
○原子力規制委員会では、東京電力福島原子力発電所事故調査委員会(国会事故調)などでの指摘を踏まえ、国際機関や諸外国の規制基準も確認しながら、我が国の自然条件の厳しさ等も考え合わせて、世界で最も厳しい水準の規制基準を策定しました。
○例えば、地震や地すべりなど様々な津波の発生要因を想定して過去最大を上回る津波高さを想定していること、全ての既存の発電所に例外なく新しい基準を適用することなどは、海外と比べても厳しい要求であると考えています。

質問3:福島第一原発事故の原因究明が終わらないまま、審査をして良いのですか?
○原子力規制委員会としては、福島第一原子力発電所事故について、放射性物質が放出されてしまうまでにどのようなことが起きたか、基本的な事項を整理し、これを踏まえ、新規制基準を制定しました。

質問4:川内原子力発電所の安全は保証されたのですか?
○今回、原子力規制委員会は、新しい規制基準に基づいて、地震・津波といった自然現象の想定や、事故に対応するための設備や手順等を厳しく審査し、川内原子力発電所については、法律に基づいて、運転に当たり求めてきたレベルの安全性が確保されることを確認しました。
しかし、安全に絶対はありません。安全の追及には終わりはなく、より一層の安全を追求するため、当委員会が行う定期的な現場検査(保安検査)など様々な機会を通じて、事業者には努力を継続するよう促しつつ、当委員会としても不断の努力をしていきます。

質問5:川内原子力発電所の安全性はどのくらい高まったのですか?
○原子力規制委員会では、福島第一原子力発電所事故のように、放射性物質が大量に放出される事故が発生することの無いよう、非常に高いレベルの基準を策定しました。
○川内原子力発電所については、この基準を満たしており、電源が一斉に喪失し、原子炉の冷却水が急激に減少するといった厳しい事故が発生したとしても、放射性物質であるセシウム137の放出量は約5.6テラベクレル(福島第一原子力発電所事故と比べて3桁低いレベル)になると評価されています。
○もちろん、これを上回る事故が発生しないとは言えませんが、その可能性は極めて低く抑えられるものと考えています。

質問6:具体的な設備や手順について審査が不足しているのではないですか?
また、審査では施設(ハード)の確認に偏っていて、事故対応の体制(ソフト)についてきちんと確認されていないのではないですか?

○今回の審査では、設備の設計などのハード面だけではなく、事故時の指揮命令系統や手順、体制が整備されているか、要員の力量管理や訓練がなされるか、本店や他事業者等の発電所外部からの支援体制及び役割分担が明らかになっているか、対策の実現可能性があるかといった、ソフト面についてもしっかり確認してきました。
○本日説明している審査書(設置変更許可申請に対する審査書)では、基本的な設計方針等について確認した結果を記していますが、引き続き、施設等の詳細設計に関する工事計画や事故対応の体制などソフト面に関する保安規定について審査していきます。また、訓練の状況等、実際に適切に運用されるかについて、定期的な現場検査(保安検査)で継続的に確認していきます。

質問7:審査では専門家の意見をもっと聴くべきではないですか?
○原子力規制委員会は、独立した立場で、科学的・技術的見地から審査し、自ら責任を持って判断をすることが役割です。
○審査は、規制委員及び規制庁職員に加え、専門的な独立行政法人(※)がこれまで蓄積した専門的知見等を活用して進めてきており、また、必要に応じ、外部専門家の意見を聴取してきています。
○なお、規制基準等は、専門家を交えた検討チームにより議論を行い、意見を踏まえたものとなっています。
今年3月1日に、専門機関であるJNES(独立行政法人 原子力安全基盤機構)が、原子力規制委員会に統合されました。

質問8:自然現象の「想定」は十分ですか? 最近の異常気象も踏まえ、巨大台風や土石流などに対応できますか?
事業者は、国内外の基準や文献等に基づき、安全機能に影響を及ぼし得る自然現象を網羅的に抽出しており、また、それら自然現象の組合せについても網羅的に検討していることを確認しています
○発生確率が十分小さい事象であっても、影響が大きいと考えられるものに対しては、大規模損壊が発生した場合における体制の整備を要求しており、消火活動の実施や、炉心や格納容器の損傷による周辺環境への影響を緩和するための対策を講じることを確認しています。

質問9:専門家には反対意見もあるようですが、川内原子力発電所の火山対策は十分ですか? 巨大噴火のリスクをどのように審査したのですか。
○川内原子力発電所の火山対策については、周辺の火山で、例えば 9月27日の御嶽山での噴火よりもはるかに大きい規模の噴火が起こると想定しても、火砕流が敷地に到達しないこと、また、火山灰が積もっても原子炉の安全性を損わないことを確認しました。
○火山灰対策としては、敷地全域に最大15cmの火山灰が、湿った状態で堆積することを想定しても、建屋等に問題が生じないことや、フィルタの詰まりなどによって必要な機能が損なわれないことを確認しています。
○また、仮に発生すると九州全域に壊滅的被害をもたらすような巨大噴火についても、過去の噴火履歴や地下のマグマの状況等を総合的に検討した結果、川内1・2号機の運用期間中に火砕流等の影響が及ぶ可能性は十分小さいと判断しています。
○その上で、状況に変化がないことを継続的に確認するために、火山活動のモニタリングを行うこととしており、状況に変化が生じた場合には、早い段階で原子炉の運転を停止させるなど、必要な措置を講じていきます。

質問10:航空機が墜落したり、人工衛星が落下しても大丈夫ですか?
○航空機衝突については、最近20年間の航空機墜落の実例(民間航空機並びに自衛隊機及び米軍機)を対象に評価されています。その結果、原子炉施設に航空機が衝突する確率は 10-7 回/炉・年(1千万炉年に1回)を超えないため、設計上考慮する必要がないとしています。また、人工衛星についても同様に衝突確率を評価し、設計上考慮する必要がないとしています。
○しかしながら審査では、万が一、航空機が故意に衝突するなどして、大規模損壊が発生した場合にも備えて、体制や資機材が整備される方針を確認しています。(例えば、通常の指揮命令系統が機能しない場合も考慮し、代行者をあらかじめ複数定めて体制を維持することや、個別訓練等を実施することを確認しています。)

質問11:重大事故が起きれば、十分な電源や作業者の食糧などが必要です。
どれくらいの期間、自力で対応できるのですか?

○川内原子力発電所については、重大事故が発生した場合でも、事故発生後 7 日間は、発電所内の燃料や予備品などにより、事故収束対応ができること、また、必要な飲料水や食料等を備蓄すること、さらに6日以内に外部から支援を受けられる体制を整備する方針であることを確認しています。
○また、発電所外部からの支援体制として、本店対策本部において必要な資機材を輸送する体制を整備するとともに、外部からの支援として、あらかじめ計画を定め、他の事業者等からの技術的な支援を受けられるようにすることを確認しています。

質問12:52名の人員で重大事故対応が可能ですか?
緊急時に発電所員が現場から逃げ出すこともあり得るのではないですか?

重大事故が発生した場合に、必要な作業に応じた人員を現実的に積み上げているかを審査し、52 名で対応が可能であることを確認しています。
○また、緊急時対策本部要員として非常召集可能な要員約 260 名が、10発電所周辺の複数ルートのうち、通行可能なルートから参集することを確認しています。
○事故発生時でも、緊急時対策所や中央制御室では放射線防護措置がとられるなど、対処要員に過度な被ばくが無いよう対策がとられていることも確認しています。

質問13:緊急時対策所は狭くて人が入りきれないのではないですか?
○川内原子力発電所の緊急時対策所は、重大事故に対処するために、周辺線量率等の監視や情報通信等の必要な機能を有しており、事故対処の要員100名を収容できる設計とすることを確認しています。

質問14:フィルタ付きベントなどの設置に猶予期間がありますが、安全上問題はないのですか?
○昨年7月に施行した新規制基準では、重大事故を起こさないための対策に加えて、大規模自然災害やテロを含めて様々な事象によって、万一重大事故が起きた場合の対策として必要な機能をすべて備えていることを求めています。
○施行後5年までに実現を求めている施設は、これらの必要な機能を満たした上で、その信頼性をさらに向上させるための対策です。

質問16:欧州で取り入れられている最新技術(コアキャッチャー、格納容器の二重化等)が、日本では取り入れられておらず不十分ではないですか?
○新規制基準では、「個別の設備・機器」の設置を求めるのではなく、重大事故の発生防止対策や拡大防止対策等のために「必要な機能」を求めています。必要な機能についての要求を満たすのであれば、ご指摘の設備に限らず、他の方法でも問題ありません。
○例えば、コアキャッチャーに相当するものとして、川内原子力発電所では深さ1.3mの水で溶けた核燃料を受け止めることを確認しています。
○なお、ご指摘の欧州の基準は、新設の原子炉に関するものであり、欧州でも既に運転を開始している原子炉に対し、ご指摘のあった技術の導入は義務付けられていません。

質問17:川内原子力発電所の老朽化は大丈夫ですか?
運転開始後 30 年を経過する原子力発電所については、10 年ごとに、蒸気発生器を含む機器等の劣化評価及び長期保守管理方針を含めた保安規定変更認可を行い、その後の遵守を義務付けています。
○川内原子力発電所についても、この制度に基づき、適切に評価・対策を実施することになります。

質問18:地域の防災計画や避難計画について十分議論されたのですか?
事故のときには、避難に必要な情報がきちんと提供されるのでしょうか。

○原子力防災については本日説明する審査の対象ではありませんが、鹿児島県、薩摩川内市を始めとする関係市町は、緊急時の対応体制、避難や一時移転を行う場合の避難先・避難経路を地区ごとに定めた、地域防災計画・避難計画を作成しています。なお、こういった緊急時の計画は、米国やフランスといった諸外国でも、州政府や地方自治体が作成することとなっています。
○避難計画を含む川内地域の緊急時対応については、国の関係省庁、鹿児島県、関係市町が参加したワーキングチームで確認し、9月12日に開催された第4回原子力防災会議(議長:総理大臣)に報告され、了承されました。
○この「川内地域の緊急時対応」の中では、①緊急時の情報伝達体制、②要援護者を含む住民の避難・屋内退避の実施手順、③必要な輸送手段の確保策、④避難経路や避難先、⑤避難経路の道路が通行できない場合の対応策などが、具体的に記載されています。
〇今後も、防災訓練の実施などを通じて、継続的に実効性を高めていくこととしています。




この文章をまとめた責任者の名前がどこにも書かれていないことは非常に問題だと思います。

今回の川内原子力発電所に係る新規制基準適合性審査結果に関する住民説明会資料には、どこにも規制庁の書類を作った人、それをチェックした人の名前が記載されていません。
責任者はどこにいるのでしょうか?
誰が責任を取るのでしょうか?


質問5の答えセシウムの放出量
事故が発生したとしてもセシウムは福島事故が出した量より3桁少ない5.6テラベクレルと評価。
テラってなんだっけ?調べてみたら
テラ=兆

で、2012年の記事。東京電力の試算です。

大気放出は90万テラベクレル 原発事故の放射性物質 
東電試算、事象ごと量も

47News 2012/05/24 20:34

東京電力は24日、福島第1原発事故で大気中に放出された放射性物質の総放出量が昨年3月だけで90万テラベクレル(テラは1兆)に上るとの試算を明らかにした。
旧ソ連のチェルノブイリ原発事故では520万テラベクレルが放出されたと推定されている。
 
東電は、原発周辺のモニタリングポストで測定した線量値や文部科学省の土壌汚染データなどを基に放出量を推定した。これまでに経済産業省原子力安全・保安院や原子力安全委員会が公表した放出量より多い。
 
東電が試算したのは、東日本大震災で事故が発生した翌日の3月12日から31日までの放出量。原子炉格納容器から放射性物質を含む蒸気を外部に排出するベントや建屋の水素爆発など事象ごとの量も公表した。
 
東電のデータによると、12日に1号機建屋が爆発した際には4600テラベクレルが、14日に3号機建屋が爆発した際は1060テラベクレルが大気中に出た。
 
放出量がピークだったのは15、16日で、東電は1~3号機の原子炉格納容器が高温で劣化し、容器上部から蒸気とともに大量の放射性物質が漏れたと推定している。
 (2012年5月24日、共同通信)



「セシウム137の放出量は約5.6テラベクレル」とはどのような計算方法なのかよくわからないけど、
何を根拠にこの数字が出されたのだろうか?
福島第一の1号機でも4600テラベクレルを爆発した日だけで出しているのだから、
ものすごい過小評価のように思えてしまうのですが・・・

先日小出先生が
1兆1000億ベクレルのセシウムというものは、 一般の皆さんが1年間にこれ以上取り込んではいけないという量に比べるなら、 多分1000万人分位の量になる」とおしゃっていました。
テラ=兆なので、みなさん計算してみましょう〜。



質問10の答え航空機の衝突
「原子炉施設に航空機が衝突する確率は 10-7 回/炉・年(1千万炉年に1回)を超えない」から
「設計上考慮する必要がない」と言っている。

たしか原発事故も「1000年に1度」と言われていた。

1979年3月28日スリーマイル島原子力発電事故
7年後
1986年4月26日チェルノブイリ原子力発電事故
25年後
2011年3月11日福島第一原子力発電事故

32年の間に3回も事故が起こることを「1000年に1度」と言うんだろうか?

だからこの、航空機が衝突する確率なんて、何をどう考えて作り出したのか?
全く信用できない。
しかも、安倍政権によって、今後テロの可能性がぐっと高まる事になるのは避けられない。

質問14でこう答えている
「大規模自然災害やテロを含めて様々な事象によって、万一重大事故が起きた場合の対策として必要な機能をすべて備えている」
必要な機能はすべて備えている・・・「すべて」
本当だろうか?
「全て備えている」のだから「想定外はない」ということで良いのですよね?


質問12の答え緊急対策本部要員の招集
重大事故が発生した場合
「緊急時対策本部要員として非常召集可能な要員約 260 名が、10発電所周辺の複数ルートのうち、通行可能なルートから参集することを確認」
「確認した」という。
招集可能な260名の要員が住民たちが皆原発から反対方向へ逃げている中、
原発に向かって参集することが確認されたという。
どうやって確認したのだろう?
一台の車がやっと通れるような細い道に対向車がずーっと続いている中、逆走して原発へ行くことができるのか?
崖が崩れたり道路が壊れていることはないのか?
交通事故で通行出来なくなっていたりしないのか?
事故を直接見て、原発と反対側へ率先して逃げてしまうような要員はいないのだろうか?
・・・でも確認できたらしい。


質問7原子力規制委員会に加わった専門家
「今年3月1日に、専門機関であるJNES(独立行政法人 原子力安全基盤機構)が、原子力規制委員会に統合されました」
「原子力安全基盤機構」ってなんだっけ?


原子力安全基盤機構 (13-02-01-34)
<概要>
独立行政法人原子力安全基盤機構(JNES)は、平成15年(2003年)10月1日に設立された。JNESは、規制行政庁である経済産業省原子力安全・保安院とともに、原子力安全に関する専門家集団として、原子力エネルギーの潜在的な危険性から国民の安全を確保することを使命とする組織である。

原子力安全・保安院の西山英彦審議官
imgres.jpg
今どうしているんだろう?


ああ。これじゃあ、福島原発事故前の保安院時代に戻ったということになっちゃう・・・!?
自民党になってから、みんなめちゃくちゃにごちゃごちゃに過去に戻されていく。


質問2世界で最も厳しい規制基準
「我が国の自然条件の厳しさ等も考え合わせて、世界で最も厳しい水準の規制基準を策定しました」
御嶽山の火山の予知もできないような国で、どこが世界で最も厳しいと言えるのか?
地震の想定も川内原発はたったの620ガルしかありません。

安全審査優先>
川内原発だけが厳しく想定“620ガル”まで引き上げ(←東日本大震災は2933ガルだけど)
&30圏内避難問題3/13ニュース7(内容書き出し)


世界どころか、日本国内でかつて起きた地震よりも過小想定というのはどういうことかな?


質問4安全性は確保された
「安全性が確保されることを確認しました」と書いた直後に
「しかし、安全に絶対はありません」と逃げ道をしっかり用意している。
絶対の安全がないのに人間が制御できない原子力というものを動かしてもいいものなのか?
万が一にでも危険があるのならば「安全は確認されていない」というのが正しい答えではないだろうか?


質問8自然現象の想定は全て九州電力に丸投げでひどすぎる回答だ。
文献などから自然現象を網羅的に抽出して・・・
「網羅的に抽出」っていう日本語、なんか変じゃないでしょうか?
現在は過去にはない異常気象がどんどん続けて起こっています。
過去の現象だけでは説明がつかない自然災害も起こっていることは普通に想像できます。
だって、今までは大きな竜巻は日本では起こらなかったし、
「竜巻注意報」を気象庁が発表することなんて考えられなかったことですから。
九電の学校の宿題みたいな過去の文献引っ張り出しての報告で
「自然現象の想定が十分だ」とはとても言えないと思う。

質問9火山
田中委員長も何度も言っている。
「川内1・2号機の運用期間中に火砕流等の影響が及ぶ可能性は十分小さいと判断しています」
川内1・2号機をこれから何年間運用するつもりなのか知らないが、
火山の予知も、地震の予知も、竜巻の予知も、何も正確にできない中、
未来がわかるというのだろうか?
どこの預言者に聞いたんだろう?
「敷地全域に最大15cmの火山灰が、湿った状態で堆積することを想定しても、建屋等に問題が生じないことや、フィルタの詰まりなどによって必要な機能が損なわれないことを確認しています」
どうやって確認したんだろう?
コンピューター上のシュミレーションかな?
きちんと地球と話し合ってほしい。
「自然を破壊して、放射能で汚してもいいですか?汚されたくなかったら噴火しないでね」って。
そういう確認が取れているのかな?

質問17老朽原発
「運転開始後 30 年を経過する原子力発電所については、10 年ごとに、・・・」
いつの間にか30年を超えた原発も稼働することになってしまっている><。


九州電力川内原発
51

1号機→昭和59年7月4日→1984年 30歳
2号機→昭和60年11月28日→1985年 29歳

どちらももう廃炉になるお年頃。
「10年ごとに」ということだから、こんなボロい機械を最低10年は動かす気なんだろうか?
冷蔵庫も掃除機も30年使えてますか?
あ、うちの扇風機は30年ぐらい使っています。
いつ発火するか怖いなぁと思いながら、使っていますw。
このように年月の経っている機械が、
しかも放射能を帯びている鋼鉄の物体が動かすことなく3年半以上置かれていたら、
どんなことが起きる可能性があるのだろうか?
管と管の接続部が腐っていたりしないのかな?






<川内原発再稼働>「もう完全にスケジュールは組まれているわけです」10/24政府交渉


<川内原発再稼働>「もう完全にスケジュールは組まれているわけです」10/24政府交渉

2014年10月24日

【反原発・かごしまネット/避難計画を考える緊急署名の会(いちき串木野市) /玄海原発プルサーマルと全基を止める裁判の会/美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪­の会/グリーン・アクション/グリーンピース・ジャパン/福島老朽原発を考える会/F­oE Japan/原子力規制を監視する市民の会他】

55

反原発・かごしまネット 杉原さん

2:20〜
今日の鹿児島南の新聞の1面トップ
見出し「川内原発再稼動鹿児島県議会来月初め判断」
かいつまんで言いますと、我々が予測していた12月定例県議会でやるだろうと
11月27日招集ですけれども、
そういうスケジュールでは全くなくて、11月初めに県議会はOKを出すと。
そういう感じになってきています。

それとの関係で、経済産業大臣がその議会が始まる前に、もう一回現地入りをして、
もう一回というのは小渕優子大臣が書簡を出しているんですけど、
そうじゃなくて今度は宮沢さんが直接来るだろうと。
「大丈夫ですよ」と「国が責任を持つからやりなさい」そういう情勢になっているわけです。

なので鹿児島はいきなり正念場が来たと、そういう感じで非常に緊迫した状況に入っています。

それでかいつまんでご報告申しますと、
9月10日に審査書が出来て、
それ以降国が前面に立つという姿勢が極めて鮮明になってきているということだと思います。

12日に原子力防災会議が開かれまして、
安倍首相が避難計画について「合理的であるから了承する」という発言をしました。
同じ日に9月12日に小渕優子大臣の書簡が伊藤知事に寄せられまして、
それに何が書いてあるか?というと、
一つ目は「川内原発は安全である」「安全性を確認した」
二つ目は「再稼動は政府が責任を持ってやる」
三つ目は「万一の事故の時にも政府が責任を持って対処する」

要するに、知事側としては自治体に押し付けられても困るから国側もちゃんとなんか言ってくれということで、
「そういうものを表明してくれ」と言ったのでその書簡が出てきたのですけれども、
それにしても「国が全部やります」と言ったわけです。
大見得を切ったわけです。

で、伊藤知事はものすごく大喜びで、
これはこうやって国が責任を持ってくれるって言ったじゃないですか、っていう感じですけれどもね。

同じ時期に内閣府から5人の職員、国の役人が鹿児島市と薩摩川内市に派遣されてきています。
内閣府といっていますけれども、元々は経済産業省の原発推進役人が内閣の辞令をもらって入ってきている。
推進側が避難計画をチェックする側に入ってきている。
そういう体制も組まれています。

それで再稼動に向けては「住民説明会を5カ所で開く」と伊藤知事は言っていますので、
この5箇所は10月9日から20日までにすべて終わりました。
ただし、規制庁側が1時間喋って、住民側が30分質問で打ち切り。
しかも「規制庁が審議した中身についてのみの質問に限ります」といったわけですけれども、
そこで手を上げて質問したのは、ほとんどが慎重派、反対派、懸念派の人であり、
審査で検討した中身についての質問だけではなく、
「なぜ今再稼動が必要なのか?その理由を答えてくれ」とか
「原発の使用済み核燃料はどうするんだ?」とか、
根本的な質問をしたわけですけれども、
これらはすべて「ずれていますからやめてください」
「その質問はちょっとやめてください」
というふうに司会が、ものすごく強引な司会をやって、封殺をして、
最後には30分の質問が少しずつ延びましたけれども、
結局は「もう時間がありません」で打ち切り。
終わりとなるわけです。
それで、5会場すべてで怒涛と野次の中で終わったんです。
それが事実です。

ですけれども伊藤知事は「住民の理解は進んだ」というふうに総括をしています。

この住民説明会の最後が20日ですけれども、
それが終わらない時に、10月20日の同じ日の午前中に
薩摩川内市議会の原発特別委員会が開かれました。
審査した中身はなにか?というと、薩摩川内市に出されている陳情書の採択ですね。
再稼動に同意賛成陳情は1件
再稼動反対陳情は10件ですけれども、
結局は再稼動反対陳情は賛成少数で否決。
再稼動賛成陳情は賛成多数で採決ということをやったんですね。

さっき言った通りこの日は最後の住民説明会は終わっていないんです。
住民説明会が終わって採決するんならまだいいんですけど、
そんなこと関係なしにね、国がOKと言ったら、よし、手続きを早く進めてしまえ。
という感じで進んでいます。

で、特別委員会で採決されましたので、
今度は議会の本会議で採決しなければなりませんので、
その臨時本会議は10月28日というのが決まりました。

なのでおそらくその日のうちに、議会構成からいうと必ず採決されます。
議会がOKといえば、岩切秀雄市長は
「住民代表の議会もウンと言っているんだから私も同意します」と言うんです。
そうすると立地自治体の議会と首長が「うん」と言ってしまったら、
今度は県議会が自分たちで「条件が整う」ということになります。
県議会の特別委員会は10月27、28に開かれます。
ただしこの日は「採決する」とは言っていません。
27日には資源エネルギー庁の役人と規制庁の役人が説明に行きます。
28日は陳情書についての審査をすることになっています。
で、28日中には川内のことは採決しないと言われているので、
もう一回県議会特別委員会の臨時委員会を開くはずです。

そういうのが終わったらば、11月の初めに本会議を招集するという段取りになっているんです。
もう完全にスケジュールは組まれているわけです。
こういう状況で非常に緊迫しているということで、
私の報告に変えたいと思います。


薩摩川内市:「再稼働」陳情採択 周辺自治体に不満の声も
毎日新聞 2014年10月20日 22時20分

九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働を求める陳情が20日、薩摩川内市議会特別委員会で採択された。本会議で採択後、岩切秀雄市長も再稼働に同意する見通しだ。伊藤祐一郎知事は再稼働に必要な地元同意の範囲を県と同市に限定しているが、事故が起きれば被害が広範囲に及ぶのは必至。「地元」が限定されたまま再稼働の手続きが進んでいることに、周辺自治体からは不満の声が上がった。

薩摩川内市に隣接するいちき串木野市議会は先月末、地元同意の範囲に同市を加えるように求める意見書を可決し、県に送付している。しかし、約2週間経過した現在も伊藤知事からなんら反応がない。下迫田良信議長は「薩摩川内市議会の判断に対して言うことはない」としつつ、「約5キロ先に川内原発があるのに意見を聞かないのは問題だ。知事には大きな不満がある」と憤る。

原発の再稼働に関して、政府は同意が必要な地元の範囲を明確にしていない。しかし、福島第1原発事故を受け、政府は防災重点区域を原発30キロ圏に拡大した。再稼働にあたっては経済的な原発依存の大きい立地自治体だけでなく、周辺自治体の意向も無視できない状況となっている。

同じく薩摩川内市に隣接する姶良市議会は今年7月、再稼働反対と廃炉を求める意見書を全会一致で可決している。湯之原一郎議長はこの日の薩摩川内市議会の動きを受け、「私たちの意見を聞く場面があってもいいと思う」と県への不満を口にした。

一方、薩摩川内市議会特別委の陳情採決では、再稼働に反対する市民らと市職員がもみ合いになるなど混乱もあった。

議会事務局は傍聴人を30人に限定し、委員会室に入れなかった反対派約20人が「全員入れないのはおかしい」と怒り、委員会室前の通路をふさぐ市職員ともみ合いになった。反対派が鍵のかかった特別委室の扉をたたき、「再稼働反対」と叫ぶ中、委員会室では陳情が粛々と採択された。

採決後、橋口博文・特別委員長は報道陣に「長い時間をかけて議論は尽くしたと思う」と述べた。だが、傍聴していた同市城上町の森永明子さん(43)は「採決は拙速。もっと住民の声を聞いてほしい」と嘆いた。【杣谷健太、土田暁彦、津島史人】



<川内原発再稼働>住民の意見を聞かない地元説明会10/18報道特集(内容書き出し)


やることが早すぎて
普通に自分の仕事をして毎日の生活をこなしているとついていけない。
小さい子供がいて夫婦で働いていたら、なおさらついていけない。
考える余裕も与えない作戦なんだろうけど、
きたない


原発が爆発しても立地自治体にはちゃんと補償が入る。
家に帰れなくたって、国がそれだけの補償をしてくれる。
でも立地自治体の隣の自治体は?そこに住む人は?
原発のお金ももらえないし、事故ったら自主避難と言われる。
補償はできるだけ削られる。下手すれば何ももらえない。
生きている間はもう帰れない汚染なのに、見えないことをいいことに
汚れていたって、「帰れるよ」「帰ったほうがいいよ」と言われる。
日本全国いろんな意味で被害だけを受けるけれど、最悪なのは、お隣自治体の人たちだ。

つくって儲かる、事故って儲かる原子力企業やゼネコンと
建てさせて潤う、動かして潤う、爆発しても補償金が入る立地自治体はどこか似ている気がする。


川内原発再稼働26年10月住民説明会資料より
〜規制庁の誰かが作った「質問と回答」〜



<超自分勝手>恣意的な川内原発住民説明会〜アンケートの罠〜

鹿児島県 川内原発住民説明会アンケート
印無ければ「理解」扱い

しんぶん赤旗 2014年10月24日(金)

「県民だましは 認められない」 まつざき県議

鹿児島県は22日、九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働にむけた新規制基準適合性審査結果についての住民説明会で参加者に実施したアンケートの結果を発表しました。このなかで、「理解できなかった項目」に印をつけなければ「その項目について『理解できた』」と読み替え、「住民説明会参加者は、国の説明をおおむね理解した」とする、極めて恣意(しい)的な解釈をしていることが明らかになりました。

このアンケートは、9日から20日にかけて川内原発から30キロ圏内の4市1町で開かれた住民説明会の会場で回収されたもの。2538人の参加者のうち1937人から回答が寄せられたといいます。

「Q(質問)3」で、「説明のうち、理解できなかった項目はどれですか」(複数選択可)とたずね、1、地震対策、2、津波対策、3、火山対策など12項目があがっています。

県は、項目ごとに総回答者(1937人)のうち何%が印をつけたかを「選択率」として計算。最高37%から最低23%、平均29%として、「3割の方が理解できなかった、しかし、残りの7割の方が理解できた」「説明は、おおむね理解していただいたものと考えている」と説明しました。

日本共産党の、まつざき真琴県議は、「このアンケートのやり方、解釈は、県民をだます、ひきょうとしかいいようのないものです。絶対に認められない」と話しています。



「Q(質問)3」では12項目全部に印をつけないといけなかったのですね。
日本人で全てにチェックする人ってどのくらいいるでしょうか?




福井県と高浜町やる気満々「原発5キロ圏にヨウ素剤配布」



まず高浜31日から ヨウ素剤配布 
原発5キロ圏の7953人に

中日新聞 福井発2014年10月22日

県は二十一日、関西電力高浜原発(高浜町)から放射性物質が飛散する事故の発生に備え、甲状腺被ばくを防ぐ「安定ヨウ素剤」の住民配布を三十一日から、同町で始めると発表した。同原発から、おおむね五キロ圏の三歳以上の町民七千九百五十三人(三千百十六世帯)が対象。十二月十七日まで計十三回、配布の機会を設ける。安定ヨウ素剤の事前配布は県内で初めて。 (西尾述志)

PK2014102202100110_size0.jpg

東京電力福島第一原発事故で、備蓄したヨウ素剤を活用できなかった教訓から、原発から五キロ圏の住民に事前配布することになった。高浜3、4号機は、再稼働に向けた新規制基準の適合審査で九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県)に次ぐ二番手に位置し、最終局面を迎えつつある。

配布は高浜町と共同で行う。旧音海(おとみ)小中学校体育館を皮切りに、旧日引小、青郷小、高浜小の各体育館、内浦公民館、中央体育館の六カ所で、計十三回にわたり配る。時間はいずれも午後七~八時半。対象者はどの会場に出向いてもよく、家族の代理出席もできる。

甲状腺被ばくを防ぐ「安定ヨウ素剤」。県と高浜町は容器に入れて配る予定=県庁で

PK2014102202100111_size0.jpg

会場では、まず医師が安定ヨウ素剤の効能や服用方法を説明。問診票を基に保健師、薬剤師、医師の問診を受けた対象者の三~十二歳に一丸、十三歳以上は二丸を渡す。アレルギー症状が出るなど「不適」と判断した人には配らない。

三歳未満は、一丸でも適量を超えるため配布の対象外。事故時は優先的に避難させ、避難所などで薬剤師が調製した液状のヨウ素剤を服用してもらう方針。

関電の大飯、美浜両原発と日本原子力発電敦賀原発の五キロ圏となるおおい町、小浜市、美浜町、敦賀市の住民計約二千二百人への配布日程も現在、調整を進めている。

PK2014102202100112_size0.jpg

安定ヨウ素剤 
医師の処方箋が必要な医薬品の丸剤。原発事故時に放出される「放射性ヨウ素」による内部被ばくを防ぐ。事前に飲む必要があり、効果は24時間。嘔吐(おうと)や下痢、頭痛などの副作用がでることもある。有効期限は製造後3年。これまでに九州電力川内原発、四国電力伊方原発(愛媛県)、九電玄海原発(佐賀県)の5キロ圏の住民に事前配布が行われている。




配布はたったの5km圏内
これについても異議ありだけど、そもそも
こんなものを持たされて原発動かすってなんか変じゃね(;^_^?



<川内原発再稼働>住民の意見を聞かない地元説明会10/18報道特集(内容書き出し)

久しぶりのUPになってしまいました。

ブログの更新がないことでご心配のメールやコメントなど、ありがとうございます。
涙が出ました。
自分の生活が少し忙しくなってしまって、なかなか書けませんでした。
私はとっても元気です。
ブログをお休みしている間も、気になった出来事は取り置きしていますので、
順次UPしていけると思います。



ーーー

2014年10月18日 報道特集

【川内原発】火山地域の原発、再稼働へ 投稿者 suisinjya

巨大噴火のリスクは?
”火山地帯”の原発再稼働へ


IMG_0001.jpg
鹿児島県にある九州電力川内原発の再稼動に向けた動きが加速しています。
もしそういうことになれば福島の事故後にできた新しい基準での初めての再稼働となります。
川内原発の周辺には火山やカルデラが多く不安の声も聞かれますが、
住民への説明は十分に尽くされているのでしょうか?

ナレーション:
先月27日、長野県と岐阜県の県境にある御岳山で起きた噴火。
死者56人、行方不明者7人と、戦後最悪の火山災害となった。
その突然の噴火は余地の難しさを改めて私たちに突きつけた。
多くの活火山を抱える日本列島ではこのような噴火の危険が常に存在する。

3年前、新燃岳が噴火した南九州の霧島連山。
地下のマグマだまりは再び噴火前のレベルまで膨張しているとみられる。
8月には噴火以降初めての火山性微動も観測された。

九州は有数の火山地帯だ。
破局的噴火とも呼ばれる巨大噴火によって出来た大きな陥没地形、カルデラが各地に点在する。
IMG_0003.jpg

そのカルデラが周辺に5カ所ある九州電力川内原発で今再稼働に向けての動きが進んでいる。
IMG_0004.jpg

金平:
後ろに見えるのが川内原発の1号機2号機です。
で、思ったより敷地が広いという感じがします。
今稼働はしていませんけれども、福島の過酷事故の後に出来た新しい規制基準に適合したという事で、
国が再稼働にGoサインを出した訳ですけれども、
地元の住民の反応というのは、
「本当に再稼働して良いのかどうなのか?」という事に関して判断が分かれています。


ナレーション:
九州電力川内原発。
2011年3月11日、東京電力福島第一原発の事故が発生して以降、
1号機2号機とも運転停止となっていた。
しかし・・・

2014年9月10日
田中俊一原子力規制委員長:
これで了解するという事でよろしいでしょうか。
ありがとうございました。

ナレーション;
先月10日、国の規制機関原子力規制委員会が再稼働への合格証となる審査書を了承した。
福島第一原発の事故後新たに出来た規制基準に適合するという、初めての判断だった。

IMG_0005.jpg
周辺の住民;
経済面の事もありますし、ん、川内自身やっぱりそこで恩恵を受けてるのもあると思いますから。

IMG_0006.jpg
心配ですよね。
どこまでだったら大丈夫なのかっていうのがありますよね。


ナレーション:
周辺の地域では火山の影響を気にする声が上がっている。
川内原発からおよそ50kmの距離にある姶良カルデラ。
3万年前に巨大噴火を起こした。
その際、500度を超す高温の火砕流が南九州一帯を焼き尽くした。
こうした巨大噴火の懸念に対し原子力規制委員会はこう説明する。

9月10日
IMG_0007.jpg
田中俊一原子力規制委員長:
私どもとしては、川内ぃについては、その、火山の影響っていうものは、
運転期間中には、あのー及ばないだろうと及ばないという判断をしつつ、
絶対という言い方は出来ませんので、じゃあのモニタリングをしながら


安倍総理は原発を再稼働する際の方針をこう話している。

衆院本会議 2014年9月30日
IMG_0008.jpg
安倍晋三:
地元の理解を得る事が重要であり、国も前面に出し、丁寧に説明してまいります。


川内原発の30km圏内5カ所で行う住民説明会が先週始まった。

鹿児島・薩摩川内市 2014年10月9日
女性:
福島の事故が片付いていないのにこうやって説明されますけれども、
市民に対して国民に対して説得力があるのかな?と、

CM

住民の意見を聞かない説明会

ナレーション:
九州電力川内原発の再稼働にむけ30km県内5カ所で行われる住民説明会。
今週水曜日は薩摩町で開催された。
参加するためには住民は事前に予約をしなければならず、座席も指定される。

2014年10月15日
女性司会者:適合性審査結果に関する住民説明会を始めさせて頂きます。

IMG_0010.jpg
IMG_0009.jpg

幕が上がると壇上には鹿児島県の職員、原子力規制庁の担当者が並んでいた。

IMG_0011.jpg

まず規制庁の担当者から火山などの対策が新しい規制基準を満たしている事について説明があった。

そして1時間後。
質疑応答の時間となった。

女性司会者:
お一人様1回1問とさせて頂きます。
また、
原子力発電所の再稼働の是非は本日の説明会の議題ではありませんので


男性住民1:
どこもやっていない。それは何故だ?安全じゃないからだよ。
安全って言えないからだよ。

金平:いま住民による質問、質疑が行われていますけれども非常に緊迫した質疑が続いています。

IMG_0013.jpg

ナレーション:県や町の職員の他に多くの警備員が並んでいた。

男性住民2:
先程の説明で、いろんな電源車とかそういうものが外に配置をされておりますが、
そういうものは全て火砕流の熱で破壊されると思います。
そういった場合に対応できるのか?

IMG_0014.jpg
森田深安全規制管理官 原子力規制庁:
広範囲に火砕流を広げるような噴火の可能性は十分に低いというふうに九州電力は評価をしていて
私どももそれが妥当だと判断したんですが。

規制庁の担当者は
「川内原発の運用中に巨大噴火が発生する可能性は十分小さい
モニタリングによって前兆現象を捉えた場合には原子炉の停止や燃料の搬出などの対応を取る」と説明した。

しかしその後も参加者からは再稼働に対する不安の声が上がった。


女性住民:
福島第一では被曝しながらも作業している方々がいらっしゃると思うと、
今日のような淡々とした「何々は安全です」とか「何々は判断している」とか
「確認されている」というようなことを言われてもとても信じられなくて、

こうした声に対しては、

女性司会者ご意見ではなくご質問をお願いいたします!

男性住民3:
原発にどこまでもこだわろうとする、国の最終的な目的って何なのか?と。
ここを私は少し尋ねたいと思います。
ー会場拍手ー

女性司会者
今日のこの説明会の趣旨とは質問の内容が異なると思うんですけれども。

IMG_0015.jpg
戸ケ崎康課長補佐 原子力規制庁原子力規制企画課:
あの〜、九州電力が、その〜ぉ、原子炉をその さ再稼働するか、
あのま、そういう事については、我々のその規制庁とか規制委員会の立場からは、
ちょっとお答え出来ないという事をご了承いただければと思います。



男性住民4:・・というのが東海にあります。フランスにも

女性司会者:いろいろなお話をありがとうございます。

男性住民4:ここに集まっている人たちはみんなそんな質問を持つと

女性司会者:そうなんですけれども本日は

男性住民4:それをなんとかすれば

女性司会者:反対に対する質問ではなくて、反対を声高に言って頂く場ではないんです!

質疑応答が始まって50分後、幕は下げられ説明会は終了した。

金平:
率直な印象を言いますと、
交流というか情報の交換がきちんとなされていないという印象を受けました。
こういう事で再稼働という手続きがどんどん進んでいくという事については、
つまり情報公開とか住民への知識を「丁寧に説明する」というような、
政府が言っているような方向とは逆向きの事が行われているんじゃないかという懸念を持ちます。



男性住民5:
これが前例となって、これから行われていくところに於いても、
こういう形で進められていく事は非常に問題です。

金平:これで住民説明会は終わったという事になっちゃうでしょ。

女性住民2:いや、とんでもないですね。

金平:とんでもない。

女性住民2:
何にも説明してもらったっていう気持ちにはちっともならなかったので。
安全だという事も全然分からなかったし。


ナレーション:
原発事故発生当日、福島第一原発で働いていた男性が説明会に来ていた。
福島双葉町から鹿児島市に避難している。

福島第一原発で働いていた男性:
「絶対にないよ」と言った事故が起きたからには、
じゃあ、あの爆発は何だったのか?っていうのをね、しっかり結論を出してからじゃなきゃ、
ちょっと乱暴だよね。


一方九州電力は説明会には出席していないが、今後の住民の理解を得るための取り組みを続けたいとしている。


2014年9月30日
IMG_0016.jpg
瓜生道明社長 九州電力:
事業者として丁寧にフェーストゥフェースでお客様に対して今の私どもが取ろうとして、取って、取ってきた安全対策、ソフト面ハード面含めてですね、丁寧にご説明していくぅことぉが、一番大事だろうと思っております。

御岳山の噴火後、原発への火山の噴火を懸念する声が高まっている事に対し、
原子力規制委員会の田中委員長はこう説明している。

2014年10月1日
IMG_0007_201410211920139d9.jpg
田中俊一委員長 原子力規制委員会:
今回の水蒸気えー爆発による噴火(御岳山)と、超巨大、えー、えー噴火と言われているものとは、
その起こる現象が全然違うんだという事。
だからその事を一緒に議論するという方が私は非科学的だと思っています。
「天災事変が何時何時どう起こるか分かりませんから社会的活動を全て止めて下さい」と言うような話には、
なかなか、それはギャップがある、あると言わざるを得ないんです。
そういう・・そういう感覚では我々は仕事はできないという事を申し上げてるんですよ。


ひとたび巨大噴火が起きればどうなるのか?
地元鹿児島大学で火山地質学が専門の井村隆介准教授に聞いた。

IMG_0018.jpg

川内原発から南東におよそ10km。
井村准教授についていくと立ちはだかる壁のような地形が現れた。

IMG_0019.jpg

金平:これはしかし…凄いな

井村准教授 鹿児島大学:
この崖全部がですね、3万年前の姶良カルデラから来た火砕流体積物ということになります。

この地層は巨大噴火の際に発生した火砕流の痕跡なのだと言う。
川内原発からおよそ50kmの距離に位置する姶良カルデラ。
およそ3万年前に巨大噴火を起こした。

金平:これは固いんでしたっけ?
井村:いや、やわらかいです。手で触るとぼろぼろっと崩れます。
ー指でこすると簡単にぼろぼろと崩れるー
金平:あ、本当にもろいんだ。こんなんだ・・・。

この巨大噴火の際、500度を超える火砕流が南九州一帯を焼き尽くしたとみられている。

井村:
川内原発というのは、ま、姶良カルデラから50km位しかないんですけれども、
それ以外のところでも、もっと80kmとか、火砕流が行っているところはいっぱいあるんですね。
これだけ周りにあるんですから、
原発の敷地内も完全にやられたというふうに考えざるを得ない
というふうに思います。


こうした指摘に対し原子力規制庁は
「川内原発の運用中に敷地周辺のカルデラが巨大な噴火をする可能性は十分に小さい
と住民に説明している。


井村:
科学的な見地だけから言えばですね、安全性は全く担保できないと思います。
稼働期間中に起こるという可能性は低いと思いますが、
ですけれども一方で「じゃあどれくらい低いんですか?」と言われた時の議論が、
やっぱりきっちりされていないんじゃないかなとぼくは思うんです。



巨大噴火の前兆現象を捉えるためにモニタリングが行われるというが、
東大地震研究所の中田節也教授はこう指摘する。

IMG_0020.jpg
中田節也教授 東大地震研究所:
「1年前にカルデラ噴火が予測できる」と我々は全く自信がないわけですね。
確率が低いから大丈夫だと言っても”3.11”みたいなことがありますから。


こうした中で九州電力は、早ければこの冬に川内原発の再稼動を目指す考えだ。


鹿児島県の伊藤知事は、
記者:
住民説明会では原発そのものに対する不安の意見が多かったんですけれども、
それに対してはどういうふうに受け止めていますか?

IMG_0021.jpg
伊藤祐一郎知事 鹿児島県:
一般的な課題についてはある程度の理解が進んだという形で理解していいのではないのかなと思いますね。
(火山の影響評価については)
あまりにも時間軸が違う問題が混同しているかなという感じが正直言ってしないでもないです。


伊藤知事は住民説明会の成果を強調。
火山の影響についても規制委員会の見方に信頼を寄せている。
記者会見の直後に、知事に再度取材を試みた。


金平:住民の方がものすごく不安に、かえってね、
ええ、だからその住民の不安が解消されるための住民説明会ですよね?本来は。

伊藤知事:
いやいや。
だからね、それはそうなんですよ、そうなんだけれども、住民だっていろいろ。

金平:いろんな方がいますよね。

伊藤:そう

金平:だからなおさらなんですけれども、

伊藤:いや、これ以上申し上げられません!カメラがいますし。
IMG_0024.jpgIMG_0025.jpg


ナレーション:
川内原発が再稼動されれば、福島第一原発の事故の後に規制基準が新しくなって以降初めての再稼動となる。
御嶽山の噴火を目の当たりにして、原発の火山リスクにあらためて関心が集まる中、
住民の不安は解消されたと言えるだろうか?

巨大噴火は予知できるのか

小林:
取材に当たっているMBC南日本の大久保記者です。
よろしくお願いします。
原子力規制庁の担当者は、巨大噴火の前兆現象を捉えるべくモニタリングをすると説明していました。
しかしそういったことはこれまで可能だったんでしょうか?
予知をするというのは。


大久保:
こちらのフリップをご覧ください。
鹿児島周辺の地図なんですけれども、

IMG_0026.jpg

まずこちら、霧島連山の新燃岳です。
2011年1月に噴火しまして、噴火の規模が御嶽山の100倍規模でしたが
前兆現象は捉えられず直前予知には失敗しました。


次にこちらの口永良部島ですけれども、
今年8月に噴火しましたが、やはり事前予知に失敗しています。


そもそも原子力規制委員会が合格判断をした川内原発の審査ですけれども、
火山学者がその委員として入っていません。
巨大噴火の予測の可能性についてはこの2点。
噴火の規模は違いますけれども、多くの火山学者から異論が出されている状況です。

日下部:
住民説明会も全く歯車が合っていないようだったんですけれども、
今この再稼動を巡って求められているものってなんだと思いますか?

大久保:
巨大噴火が起こる可能性は、日本国内で1万年に一回とも言われています。
極めて低頻度ではありますけれども、それはリスクはゼロではない。
明日起こるかもしれないと。
しかもひとたび起こってしまったら、VTRにもありましたけれども、
破局的被害を国内にもたらします。
しかし、国の経済活動上原発再稼働が必要であるということであるならば、そのリスクも含めて、
その二つをきちんと説明した上で、どちらを取るのか?ということを
住民、あるいは国民に改めて問う必要があると思います。
今こそ説明責任が問われているのではないでしょうか?


金平:
ぼくはね、4回目の住民説明会を取材したんですけど、
司会のフリーのアナウンサーの人がこういうことを言っていたんですね。
「今日は議論をする場でも、意見を言う場でもありません。純粋な質問をお願いします」
やっぱり、はじめに再稼動ありきと思いたくないんですけれども、
住民説明会というのは、誰のために、何のためにあるのかな?
ということを思ったということをちょっと付け加えておきたいと思います。

<九電・賠償・除染・他>金子勝「だから世の中を妨害しているのは電力会社だよ、もうはっきりしてるよ」9/26大竹まことのゴールデンラジオ(文字起こし)


大竹まことのゴールデンラジオ

2014年9月26日

慶応義塾大学経済学部 金子勝教授
室井佑月
大竹まこと
http://youtu.be/bNfJtAebP94?t=1m13s

太田:
今日はオープニングで、九州電力が再生可能エネルギーの申請を閉め出すと、
受け付けないという話題を取り上げたんですけれども、

金子:
川内原発が動くという事とも、関連は否定しているんだけれども、
明らかだよね。

だって、川内原発、玄海も安全投資に何千億ってやってるでしょ。
そのお金を総配電網に投資してれば、再生可能エネルギーを受け入れられる訳だから。
もう露骨だと思う。
もっとすごいのは、最近東北電力も「九電がやるならオレもやる」っていう訳です。

大竹:横並びになるもんね。

金子:
横並び
ところが東北電力はもっと酷くて、
東通り原発ってあるじゃないですか。
あそこは10本のF1からF10という断層が通ってるんだけど、
これ活断層なんだよ!
で、原子力規制委員会は、まだ島崎さんがいる頃に「これは活断層」と認定して、
しかも建屋が200m位のところに建ってるんだよ。
そんなところに安全投資してるんだぜ。

女川原発も投資してるけど、
基準時振動を、もう超える被災を受けて、
あちこちいろいろ、ボイラーが壊れたとかいろいろしていて、
問題なのに免震棟をつくるとか、防潮堤をつくるとか、まだやってるわけ。


太田:さらに追加投資しようという、

金子:
3千数百億投資してるんだよ。
その金を、ちゃんと変電施設とかそういうのに投じれば、
あるいはちゃんと、再生エネルギーと接続できるような総配電網に投資してれば、
全然大丈夫じゃない。
九州電力なんて、1787万キロワットも新認可されちゃってるんだよ。
もう原発数基分だよ。


太田:再生可能エネルギーが認められちゃっているって、もう既にっていうことですよね。

大竹:いらないっていうこと?

金子:でも太陽光の場合には、太陽光だけだと不安定だから、

大竹:夜と昼で

金子:そそそ。蓄電しないとダメだけど。

大竹:でも蓄電だって、蓄電池だって、どんどんもっと凄くなってくるよね?

金子:当然。

大竹:車があんな蓄電

室井:だってガソリンスタンドがちょっと変えてきているのって、あれ多分蓄電池のためじゃないの?違うの?

金子:
それもあるけど、アメリカ軍が一番やっている最新のMITがやったやつは
マグネシウムとかの液体の蓄電池っていうのを開発していて、
そこに溜め込むっていうのを今やっていますね。

大竹:へぇ〜〜

金子:
だから次々と蓄電も、
ま、車なんかもリチウム電池の容量と重さで、
なかなか電気自動車が160km以上は無理だとか、いろいろ出てますよね。
多分それも克服されていくと思いますね。
だからそういうのを考えた時に、
だから世の中を妨害しているのは電力会社だよ、もう。
はっきりしてるよ。


室井:
一番私が九電でびっくりしたのって、結構前になるけど、
賛成派と反対派って両方呼んで話し合いの会にアンケート調査とか嘘ついてた。

金子:やらせでしょ

室井:
やらせ問題が発覚して、そういう事があったのに、
そろそろキチンとこの時期にやろうとか思わないんだね。

大竹:
話を蒸し返すようだけど、これは太陽光をみんなでやりましょうと、
そっちのエネルギーをね。
で、民間が自分たちでね、場所を押さえて日を計算して、採算が取れると。
それでこれで申請しますと、
ね、送電網を入れて下さいって言ったら、
ちょっと電気がターパイだから、入れるのをどうか、っていう話になっているんでしょ、これ。
そういう話でしょ、これは。

金子:
そうそう。
今の大竹さんの話でいえば、
投資しちゃっている人がいるんだよ、もう。
民間で土地を契約しちゃったり、
既に建設を始めちゃったりしている訳でしょ。

大竹:それなのに、

金子:損害賠償を起こせばいいと思うんだけどさ、

室井:
本当だよ。
だって、「結婚してくれ」って言ったのに、「やっぱり止めた」って急に言われるようなもんだよね。

金子:
だから、そういうやり方自身も凄く、
川内原発の動きと火山の問題は予知できないといわれるのを無視するわ、
避難計画は無視するわ、
を続けていくうちに、「なんかこのまま強引にやっちゃえば出来そうだな」っていった瞬間に、
もう「接続拒否」「受け入れ拒否」ってなっちゃったわけでしょ。
ちょっとやり方が汚さ過ぎるよ。

大竹:
というかさ、世界を見てて、昨日もNHKで、ニュースで、再放送だと思うけれども、
フランスかどこかの原発かアメリカの原発の廃炉の仕方、廃炉していく最終の方法がまだ分からずに、
それで今いろんなところにためて、それをどこに置くかもわからずに、
しかも今計算している費用の何十倍って、フランスなんかだったかな、
もう全部でこれから16兆位かからないと、それもどういう計算か分からないけど、
「全部出来ない」と。
それでも場所も決まってないと。


金子:
だって使用済み核燃料は10万年だよ。
10万年の経費なんて、計算できないよ、誰も。


大竹:
で、今地下を掘ったりいろんな事をしているんだけど、
その廃炉の全部の費用、フランスで50何基あるのかな、
各国でそれを考えてたら、これ、どう考えてもさ、

金子:あわないよね。

大竹:あの、利益にはあわないじゃん。

金子:
だから未来に、みんなツケをまわしているだけですよ。
「儲けて、自分が死んだ後は知らない」ですよ。

室井:「いま儲けたい」っていう考え方だよね。

金子:そう、バブルと同じ。
で、このまま行くと、例えば日本の原発だとBWRっていう沸騰式、福島原発と同じ形のやつは
東京電力が1基あたり600億しか積んでないです。
まだ積み立て不足の部分もあるし、
それからPWR型っていう加圧水型も300億から400億しか債券なんか積んでないですよね。
そんな金額で廃炉が出来るかどうかも分からないし、
使用済み核燃料が、これから動かしたら出てくる訳じゃないですか。
で、学術会議が「核のゴミは少なくとも30年はその場で保管してくれ」と言い出した訳ですよ。
30年はね、

太田:地上でね。

金子:
それはさ、地元が動かそうっていう時に、
「使用済み核燃料はよそに持っていく」っていう約束で動かしているのよ。
そんなの我がままだろうと、入れるところが無いんだから。
お前達動かしたいんなら自分で保管しな」って言い始めた訳。

それは、正論だと思う。
だからみんな、凄く長い期間かかる問題でも、30年っていう年限でさえ長いじゃないですか。
それはもう、10万年からいえばすごい何万分の1なんだけど、

大竹:
逆な言い方をすると、30年先の事なんか、何十万年でもそうだけど、
「誰も考えてない」っていう話になっちゃうじゃないですか。

金子:考えてない。

室井:30年っていうか、ひょっとしたら3年先の事ですら考えてないかもしれないよ。

大竹:
本当にだけど、政治家とか経営者は「俺の目の黒いうちは」って言ってるほど先見の明があって、
みんなこの国の将来の事を一生懸命考えてやってくれてんじゃないの?

金子:
だって4年後に選挙だもの。最低でも。
もう一方で起こっているのが、福島。
福島の原子力損害賠償紛争審議会の能美会長が腰を上げて、
双葉郡の4市町村を訪問したんですよ。
で、現地の原子力災害本部と担当者は、帰ったら「1年で賠償打ち切り」こればかり言ってたんだ。
だけど、原賠審は個別の地域の事情に応じて、で1年はメドに過ぎないって書いてあるんですよ。
だから、会長自身が行って、個別の事情を聞き始めた訳です。
ところが、昨年の12月末に一回開いたっきり、
この10月にならんとするここまで1回も開いてないし、
現地の聞き取りもやってない訳ですよ。
で、能美会長がいよいよ重い腰を上げたにもかかわらず、
文科省、下村文科相も、安倍首相が議長であるところの日本原子力災害対策本部も
全く開かせようとしてないんです。


3年半も放置していて、ネズミはいるは、町は再建しなければいけない。
商業施設も医療もみんなそろっていない状況でさ、一人でも帰れって。
もう焦っている訳、そこの人たちは。
今帰らないと、歳も取っているし、
「いま帰らないともう永久に帰れないんじゃないか」と。
その焦っている気持ちにつけ込む訳。
でも帰った途端に他の人も賠償打ち切りなんだよ。


室井:え・・・

大竹:帰れたんだから。

金子:
一部の人が帰っちゃえば、全部賠償打ち切りなんだ。
こんな無体な事をやってて

太田:
避難を解除した段階で、一人でも帰ってきたらもうその自治体に住む人の援助っていうのは、
もう1年間で打ち切られちゃう。



金子:そうそう。
田村市の都路地区というのと川内村もそうで、
これは人間のやる事じゃないと思いますよ。
東京電力の電力料金に乗っかるんだから、いずれ。
みんなもこれを認めろって言っている訳。
人権無視の事をやれと。
そんなもん、東電を生き残らせているからこういう事になるわけでしょ、とんでもないですよ。


大竹:
これを電気料金に全部上乗せすると、とんでも…廃炉費用もあって、
とんでもない金額が上乗せされる事になって、

金子:
全部古い会社をみんなぶっつぶして、資産を売ったり、
新しい会社にしてその株を売ったりしてさ、払えるだけ払ってからさ、
それからもう一回「じゃあ、どれだけのお金が出るか」っていうのを、
六ヶ所村の再処理施設もお金が貯まってるし、3.5兆もあるし、
そういうお金をもっと吹き出させなきゃダメ。

大竹:
あのところ今道路が通ったじゃん。
道路が通って、「歩行とバイクが禁止で車で通り抜けるのは大丈夫」みたいなことを言ってるじゃない。
あれ、本当に大丈夫なの?



金子:
いや、だからあれは除染して、ちゃんと車が入ったらそういう除染の装置をくっつければ、
とりあえず物流が無いと、あそこ、どうもなんないじゃない。
だから「とりあえず通す」っていうのは僕は

大竹:
オレが言ってるのは、
あそこでパンクしたりだとか、あそこで事故ったらとか、
それでバイクも人も通っちゃいけないんでしょ。


金子:そうそうそう。

大竹:
そう考えるとさ、パンクとか事故とか想定に入っているよね、当然。
それは大丈夫なの?

金子:
だからだから、
でも実際にあそこを通らないとあそこはもう、

室井:そこまでは考えられないんだと思うよ。

金子:
いや、だけど止めておいたらあそこはほとんどもう、陸の孤島になっちゃいますよ。
だからこれは一定の、もっとさらに除染していかなければいけないけど、

大竹:最低原発の何キロ地点を通るの?あれだって。

金子:
そうそうそう。
だけど、除染の問題で言えばね、
言ってるじゃない。
セシウム回収型焼却炉と森林のむじゅんろとか、
ああいうのをきちんと予算をつけてやっていけばできるんですよ。
結局フレコンバックに詰めていくから満杯になっちゃうんですよ。
本格的な環境技術、先端技術を使えば出来るのに、
これも東京電力救済のためにやっていないんですよ。





<再生可能エネルギー>九州電力「もう受け入れません」5/26大竹まことゴールデンラジオ




日本学術会議報告書、「核のゴミ」保管場所確保を再稼働の条件に
TBS 2014年9月29日
 
原発から出る高レベル放射性廃棄物、いわゆる「核のゴミ」について、日本学術会議は電力会社が保管場所を確保することを原発を再稼働する際の条件にすべきとする報告書をまとめました。

「核のゴミ」について国は地中深くに数万年以上埋めて、最終処分する計画ですが、処分場が決まらないことから、実現には至っていません。これについて、国内の科学者の代表らでつくる日本学術会議は「白紙に戻す覚悟で見直すべき」としていて、各電力会社がそれぞれの管内ごとに保管施設を設け、30年を期限に暫定的に保管すべきとする報告書をまとめました。

報告書では、原発を再稼働する際には、新たに発生する「核のゴミ」の暫定的な保管施設を電力会社の責任で確保することを条件にすべきであるとしています。(29日18:32)




九電の危い体質・転記ミス、嘘、隠ぺい、やらせ・・・
「ストレステスト用 原子炉3基分のデータ全て転記ミス」



<2大報道番組検証>「九州電力川内原子力発電所の設置変更許可決定」NHKニュースWach9と報道ステーション9/10それぞれの報道姿勢(番組内容書き出し)

2014年9月10日
原子力規制委員会が川内原発再稼働にお墨付きの決定をした日。
今の日本で一番見られていると思われる2大ニュース番組。
NHKニュースWach9と報道ステーションは、それぞれどのようにこの件ついて報じたのでしょうか?
311を経験した後もそれ以前と何も変わっていないような番組と、そうじゃない番組。
日本の国民感情を代表しているのはどちらの番組なのか?
国民から受信料を徴収しているNHKなのか、それとも民間のテレビ朝日なのか?
比べてみれば一目瞭然です。


NHKニュースWach9

写真 2-1

井上あさひ:
鹿児島県にある九州電力川内原発について、
原子力規制委員会は安全対策が新しい規制基準に適合している賭する審査書を正式に決定しました。
再稼働に向けた大きな節目になりました。

大越健介:
今後の焦点は、「地元自治体の同意」といった手続きがどのように進むかにうつります。


---

今日午後の原子力規制庁
原子力規制庁の担当者「規制に基づき許可します」

鹿児島県にある川内原子力発電所の再稼働に必要な許認可の一つ「
設置変更許可」の文書が九州電力の役員に手渡されました。

九州電力 中村明上席執行役員:
さらなる安全性・信頼性の向上に向けて、
エー、原子力の安全確保に努めてまいる所存でございます。


原子力規制委員会のこの決定で、川内原発は
福島第一原発の事故をふまえて作られた新しい規制基準の審査に初めて合格した原発となります。

審査を行った原子力規制委員会は、
原子力規制委員会 田中俊一委員長:
川内原子力発電所については、原子力規制委員会として法律に基づいて、
運転にあたり求めてきたレベルの安全性が確保される事を確認したことになります。

一方、委員会が行われた建物の前では、川内原発の再稼働に反対する声が。
九州電力が目指す再稼働。
今後焦点になるのは地元自治体などの同意の手続きです。

"再稼働”地元の同意は

川内原発1号機と2号機の安全対策について審議を進めてきた原子力規制委員会。
今年7月には新基準に適合しているとする審査書の案をまとめました。
その後に一般から寄せられた1万7000通あまりの意見をふまえて、
今日は表現を修正した審査書が示されました。
「地震や火山などへの対策をもっと厳しくするべき」といった意見が多く寄せられましたが。

田中俊一原子力規制委員長:
この審査書を確定させると、これで了承するという事でよろしいでしょうか。
ありがとうございました。
それではあのー、そういうことでこの審査書をー。


結論に変更はないとして、規制委員会は全会一致で審査書を正式に決定しました。
防災などに関する意見には、審査とは別に対応が取られるとしています。


では、今後再稼働に必要な手続きはどう進むのでしょうか?
まず、地元の同意について、
法律の定めはありませんが、九州電力は自主的に結んでいる安全協定に基づいて、
薩摩川内市と鹿児島県から同意を得たいとしています。

薩摩川内市では、

写真 1-1
(再稼働は)なければないほうがいいよね。
事故でもあったら大変だよ、あんた。
いつ事故があるか分からんで。

写真
んー、原発については稼働されてもそんなに問題はないのかなって思ってて、
ま、「それで町が潤って行くのならいいのかな」とは思います。
写真-1

鹿児島県は来月から、原発30km圏内にある5つの市や町で住民説明会を開催する事を決定。
説明会の後、薩摩仙台市議会と市長県議会の意向を確認した上で
知事が再稼働に同意するか判断するとしています


地元の同意の他にも課題はあります。
半径30km圏内の自治体が策定を行っている避難計画について実効性を疑問視する声が上がっているのです。
また、実際に再稼働するまでは、今回決定した審査書以外にも詳しい設備の設計や原発の運用体制について、
規制委員会の認可を受ける人用があります。

地元の同意が得られた場合でも、九州電力が目指す川内原発の再稼働は、早くて12月以降になる見通しです。


---

井上あさひ:続いてはこちらです。
(大越アナのコメントなし)




報道ステーション
写真 1

古舘伊知郎:
さて、次のニュースにいきますが、今度はですね、この映像、今日の事ですけれども、
原子力の規制委員会が、九電の鹿児島の川内原発再稼働へ向けましての新規制基準。
これが正式にクリアーだと、正式に許可を出したその瞬間なんですが、
主に疑問は、これに関して3つあります。


---

避難計画には不安の声も
川内原発新基準で「合格証」

写真 3
田中俊一原子力規制委員長:
原子力規制委員会として、九州電力川内原子力発電所の設置変更許可を決定します。

怒濤が飛び交う中、去年7月に出来た新たな規制基準の審査に、
今日、川内原発が初めて合格という名のお墨付きを得た。

写真 4
菅義偉官房長官:
エネルギー基本計画の基づき、川内原発の再稼働を進める事といたしております。


鹿児島県薩摩仙台市 午後1時過ぎ
写真 1
えー、川内市内の、あの、ま、
産業としては、原発がないとなかなか成り立たないのかなぁ、というところもあるので、
ま、一個人の考えとしては、ま、ま、賛成なんですけど。
写真 2

写真 5
僕も9km以内のところにおるんですよ。
だけど、避難経路と、どこに避難するかはよく知らない。

住民にとって最も重要な事は事故が起きた時の避難計画だ。
しかし、規制委員会の審査対象に避難計画は入っていない。
県は10kmから30km県内の施設管理者に避難計画の策定を丸投げしている。


およそ140人の入所者を抱える特別養護老人ホームの鹿子木さん。
川内原発かrなお距離はわずか13km。

鹿子木努施設長:
7名の職員が120名の入居者をどうやって運ぶかと。
まず職員を、じゃあ、夜間帯に連絡網によって招集しても、
「いや、それは我々の家族を優先する」とのことであれば、
それ以上はとても言えませんしですね。

国は再稼働を前提に、おととい鹿児島県に経産省の職員5人を派遣した。
「交通手段の確保など避難計画を充実させるための役割を果たす」というが、
実際に出来るのか、疑問は残る。

写真 2
伊藤佑一郎鹿児島県知事
昨日伊藤知事は放射線量や風向きに応じて住民の避難先を柔軟に変える計画を明かしたが、
住民への伝達方法など懸念がある。

写真 3
角島栄課長 薩摩川内市防災安全課:
まだ、(新しい計画の)協議というのはないですね。
いつまでに出来るというのはですね、やっぱりその、
いつまでというのはやっぱり言えないですね。

さらに事故時に放射性物質を抑えながら格納容器内の蒸気を逃がす
フィルター付きベントが設置されるのは、2年後の2016年度

また、福島の事故でも最後の砦となった指揮命令の拠点、
免震重要棟の完成は2015年度
いずれも重要な施設が完成していない状態での再稼働の可能性が高い。

さらに大きな問題がある。
火山に関する審査基準の一部が適切でない事を規制委員会は認めていた。
今日もこの点に質問が集中した。

記者:
火山に対する予測であるとか影響に関して、
(火山学者から)非常に大きな批判がございましたけれども、

記者B:
現在の科学の知見をねじ曲げて審査書を出すと。
いわゆる安全神話の復活になるという事は言えないんでしょうか?


写真 4
田中俊一規制委員会委員長:
答える必要がありますか。無さそうだからやめときます。


記者たちが追求しているのはこういう事だ。
川内原発の近くには巨大火山があるのだが、
審査基準では「噴火の前兆は把握できる」としている。
その前提で今回、川内原発の火山についての審査は合格となった。

しかし、火山噴火予知連の会長羅、火山学者の多くが、
「巨大火山の噴火の前兆を捉える事は困難だ」と審査基準に異議を呈した。

その意見を受け規制委員会は、火山の審査基準そのものを今後修正する事も検討している。

記者C:
間違ったガイド(審査基準)をもとに審査をしてしまっていた、という事について、
やっぱりガイドを作る過程のチェック体制とかにいろいろ問題があったんじゃないのかなと、

田中俊一:
いや、あのー、100%、ん、100点だっていうことを申し上げるつもりはなくて、
それは速やかに訂、あのぉー、ん、ん、直して、
きちっとバックフィット(基準の更新)が必要であればそういうふうにしてけばいいと。



審査基準を修正するのならそのまま合格とせず
修正した正しい基準で再審査すべきではないのか。


写真 5
鹿児島大学 井村隆介准教授(火山学が専門):
3.11以降ですよね。3年半前に学べばですね、
「〜かもしれない、あるかもしれない」という立場に立って審査を進めるべきだろう
というふうに僕は思いますけどね。


新たな安全神話なのか、規制委員会は立ち止まるつもりはないようだ。
今月末以降に具体的な工事計画の作成が始まり、
今年の冬にも再稼働の可能性がある。

---

写真

古舘伊知郎:
ちょっと考えられないんですけれどもね、

恵村順一郎:
はい。
規制委員会の許可を得たという事はですね、
設備のハード面が法律の基準に達したという事にすぎないのですから、
答えが出ていない問題というのがとっても多いんですよね。
ひとつはVTRにもありましたけれど、火山のリスクですよね。
あの川内原発は、火砕流が過去に到達したところに出来ていますから、
「そういうところにそもそも原発があっていいのか?」という問題があると思います。
それから避難計画ですね。
多くの自治体とか病院とか、施設でお年寄りなどが沢山入っているようなところで
避難計画が実行されるものが出来ていない。
「それが出来るのか?」という問題がありますよね。
それから、同意を求める自治体の範囲ですけれども、
鹿児島県は「県と地元の薩摩川内市だけでいい」って言っているんですけれども、
300km県内というと他に8市町あるんですよね。

古舘伊知郎:30km圏内

恵村順一郎:あぁ、すみません。30km圏内、失礼しました。

古舘伊知郎:はい。

恵村順一郎:
30km圏内では他に8市町ありますので、「私たちの声も聞いてほしい」という声があるんですよね。
これをどうするのか?
それから再稼働すればさらに増える核のゴミですね。
これをどう処理していくのか?
これも全く決まっていない。
それから福島原発事故の原因ですね。
これがそもそも十分に検討されているとはとても言えないという事ですよね。

原発2基が再稼働しますと、
九州電力というのは、月に200億円赤字が減る訳です。
当面の電力は一方で不足をしていない。
そういう中でいくつかの疑問を突き詰めないままでですね、再稼働を急ぐという事は、
やはりこれは「3.11の前に日本を戻す」という事になるんだろうと思います。


古舘伊知郎:
ま、当の規制委員会の田中委員長が、
「新規制基準=安全基準ではないんだ」ということをおっしゃっていますよね。
そういうような一部の問題が、全体が安全という形で再稼働が進んで行くという事に
疑問を持つところがあるという事ですよね。

恵村順一郎:そうですよね、ええ。

ーーー

追記 緑色の文字の箇所について
この放送の翌日、9月11日木曜日
「朝日新聞・慰安婦問題。検証記事の波紋…吉田証言とは何だったのか」
かなりの時間を割いて放送。

その翌日の9月12日金曜日
「川内原発避難計画了承 バス確保など課題も」のVTRが終わり、
ふるだちさんの辛口のコメントが聞く事が出来ると思っていたら・・・
9月10日に放送したこの緑色の部分について訂正とお詫びのコメントを古舘さんがしました。
その日の文字起こしをしましたので、 あわせてご覧下さい。

「訂正とお詫び」報道ステーション9/12(内容書き出し)&
田中俊一委員長「答える必要ありますか?」9/10記者会見(文字起こし)





ーーー


メインのキャスターが、何もしゃべらないNHK。
やっぱりこんなNHKには受信料は支払わない方がいいんじゃないか、と、私は確信しました。




川内原発関係ブログ
<川内原発再稼働>現政府「政治判断しない」規制委員会「稼働の判断には関与しない」
←再稼働は恐ろしすぎて責任取れないから逃げてるのね。


川内原発再稼働を待ちに待っている人々7/16 田中俊一「安全だという事は私は申し上げません」

川内原発と火山
<川内原発と火山>火山学者が異論 川内原発の調査基準5/30報道ステーション(内容書き出し)

<川内原発と火山>「まず再稼働!それから考えよう」って・・・

<川内原発と火山>
椎名毅議員(結いの党)「破局的噴火はこれから6万年は来ない」と基準に取り込むようお願いしたい。
4/24衆議院原子力問題特別委員会・田中委員長(文字起こし)



2014年6月1日 
川内原発再稼働反対! 0601官邸前・国会前☆大抗議 文字起こしブログ


吉原毅氏「“日本を取り戻す”どころか“日本を失っている”と思います」

水野誠一氏「日本を取り戻さなければいけないのは私たち国民自身。政治家ではないんです」

菅直人元首相「原発事故は今なお続いているという事を、まず確認しようではないですか」

馬渡耕史氏「川内から鹿児島に逃げろ」ということです。川内よりも風下が鹿児島です!

佐藤和良氏「我々だって様々な疾患を抱えています。 鼻血どころじゃないんですよ、実は」

河合弘之弁護士「あの原発事故の恐ろしさを見て『動かしていい』などとまともな人間なら思わないはずだ」

阿部功志氏「東海第二原発は非常に東京からも身近なんだという事を改めて自覚していただきたい」

布原啓史氏「13基の原子炉がメルトダウンして爆発して、放射能を噴き上げている状況を想像して下さい」



危ない!川内原発「鹿児島の皆さん本当の事を知って下さい」 広瀬隆氏
2014年4月18日 文字起こしブログ


<鹿児島2区>広瀬隆さん4/18ありかわ美子候補4/19(文字起こし)
徳田毅前衆院議員の辞職による鹿児島2区衆院議員補選


<川内原発と放射能汚染>
「川内原発で事故があった場合はこういうふうに流れる。つまり日本は終わる」
広瀬隆氏4/18鹿児島(文字起こし)


<川内原発と火山>
「川内原発というのは桜島と霧島を心配しているだけじゃダメなんだ」
広瀬隆氏4/18鹿児島(文字起こし)いろいろ参考資料あり


<川内原発の断層と地質>
「そこに川内原発を建設するとは尋常な神経ではない」 広瀬隆氏4/18鹿児島(文字起こし)


「川内原発に何か起こったときに鹿児島市方面に風が吹くシミュレーション、 一例だけ作ることを文科省が拒否する意味が分からない」4/22山本太郎議員内閣委員会(議事録より)

<川内原発>なぜ事故時の住民避難にSPEEDIを活用しないのか?
~黒木政府参考人と「SPEEDI」の関係~参議院山本太郎議員質疑4/3(文字起こし)


<安全審査優先>
川内原発だけが厳しく想定“620ガル”まで引き上げ(←東日本大震災は2933ガルだけど)
&30圏内避難問題3/13ニュース7(内容書き出し)



<本当に動かす?>
そもそも原発再稼働といっても事故が起きたら即避難できるのだろうか
3/13そもそも総研(内容書き出し)



<凍土壁ありき!?>そもそも「流れる水は凍らせる事はできない」というのは学会の常識だ8/19報道ステーション文字起こし

2014年8月19日
報道ステーション


2014082016.jpg
福島第一原発の坑道などに溜まっている高濃度の汚染水。
これがもうどうにもならない事になっています。
「どうにもならない」と困る訳です。
汚染水ですからね、
何と言っても。

2014082017.jpg

こちらを見ていただくと、今先ほど映っておりましたタービン建屋の方からトレンチがあって、
坑道が海へ近づいていくと。
とにかくこれがあふれて海へ流出しちゃ困るんで、
タービン建屋と、ここのトレンチ坑道の境目のところを氷で凍らせてしまうと。
下に水が来ていても、汚染水があっても、それを凍りにしてしまって壁にしてしまえば、
遮断してこっちからこっちの坑道の汚染水を抜き取る事ができるという計画だったんですが、
これがどうも上手く行かないという事がはっきり分かってきました。


さらにですね、1号機から4号機の周囲をぐるっと覆って、
地下水の問題なども含めて水を遮断しなければならないって言われている凍土壁に関しても同じ原理ですから、
そっちもですね、「どうなんだろう?」という疑問の声がずーっとあがっているんです。

2014082018.jpg
更田豊志原子力規制委員:
場合によっては最悪の選択だって、こちらとしては要求せざるを得ないかもしれない。

2014082019.jpg
角山茂草 会津大学教育研究特別顧問:
もう一度冷静に考えないと、泥縄式でずるずるずるずる行ってしまうような気がして、
もう一度確かに発想を変えないと



今日(8月19日)の規制委員会。
東京電力の汚染水対策に批判が相次いだ。
いわゆる「氷の壁」についてだ。

まず、その「氷の壁」について説明する。
原子炉建屋の横にあるタービン建屋の地下には非常に高濃度の汚染水が溜まっている。
この汚染水は海に流れる恐れがあり、
引き止めるのが喫緊の課題だ。
そのため採用されているのが「氷の壁」だ。

2014082020.jpg

タービン建屋とトレンチが接する汚染水が流れているところに凍結管を入れる。
凍結管に非常に冷たい液体を通し、周囲を流れる汚染水を凍らせて流れを止める。
これが「氷の壁」だ。


20140820201.jpg

この技術は1号機から4号機までの周囲に作ろうとしている凍土壁にも使われる。
ただこの場合は、流れる水を凍らせるのではなく、
土の中の水分を凍結管で凍らせる事になる。

この「氷の壁」は4月から作業を開始した。
しかし3ヶ月経っても十分に凍らなかった。

そこで先月30日からは、氷やドライアイスを投入したが、
配管が詰まるなど問題も発生。
結局1割程度がどうしても凍らず、「氷の壁」にはならなかった。

それでも東京電力は「氷の壁」にこだわる
凍らなかった部分をセメントなどの充填材で塞ぐ新たな対策を行いたいとした。


2014082022.jpg
姉川尚史本部長 東京電力原子力立地本部 :
今しばらくはですね、凍結ーーに、努力を注いでみたいと思っています。

しかし、批判が続出。

2014082023.jpg
渡邊明 福島大学大学院教授:
間詰め材を入れるというだけで、本当に止水できるのかどうかという事もですね、
かなり疑問を持つー。

2014082024.jpg
更田豊志 原子力規制委員:
間詰め材の投入というのは、
これで解決すればいいですけれども、
これで解決しなかったときには後々の対策に対して、今度は逆の効果を及ぼさないかと。

新たな対策をしてでも「氷の壁」に挑戦し続けるのか。

結局今日は結論は出ず、判断は先送りとなった。

もと地盤工学会の会長浅岡氏は、
そもそも「流れる水は凍らせる事はできない」というのは学会の常識だと批判する。

2014082025.jpg
浅岡顕名誉教授 名古屋大学(元地盤工学会会長):
今日も規制委員会を見ていたんですけれども、土木技術者が中に入った議論になっていないんですよね。
一日に2mも水が動くと、1分あたりはほんの1mm、2mmのことですけれども、
これだけの水流があるともう凍りませんので、いや〜、難しいと思いますね。

上が大気の温度で、凍ってないところの(汚染水の)温度は非常に高いですし。


さらに、その後に控える凍土壁の問題。
先ほどCGで説明したように、
凍土壁は流れる水を凍らせるのではなく、
土の中の水分を凍らせるため、ハードルは一段低いとも見られている。
しかし、凍土壁の耐用年数は7年とされる。

浅岡顕名誉教授:
凍土壁が仮にできたとしても7年間で原子炉建屋を止水できるとは、とても…、思えません。
だから、凍土壁に代わる恒久的な地中連続壁など、
そういう対策しか私は無いように思うんですけど。


恒久対策とは何か?
実は事故が起きた2011年当時から専門家や政治家などが主張していた対策で、
コンクリートや鉄の板を使い水を止めるというものだ。
しかし、当時の民主党政権の幹部によると、
鋼鉄製の壁については東電が「費用がかさむ」として先送りされた。

また、去年安倍政権で税金を投入して壁を作る事が決まったが、
凍土方式が選ばれた一因は「費用が安い」という点だった。




古舘:恵村さん、いかがですか?

恵村:
あの、私はトレンチの問題もあるんですけれども、
凍土壁一本やりでですね、このまま突き進んでいっていいのか?
という事を改めて問われていると思うんですね。
この凍土壁の実現性というのは当初から疑問の声があった訳で、
ひとつは、地面を凍らせて水を止めるという工法は昔からあるわけですけれども、
これは小規模なもので短期間に限られていた訳ですけれど、
今回のはもう大規模でですね、長い期間やるわけですよね。
これは前例がない訳ですよね。

古舘:そもそも原発のこういうもの仕様でも何でも無い訳ですからね。

恵村:
それからもうひとつはトレンチのような配管とか、それから地下水の流れがあるようなところで、
本当に上手く効くのかどうか?そこが分からないという事がありますよね。
それなのに国と東電はですね、「凍土壁ありき」で突き進んできたわけですよね。
国費から320億円の税金をつぎ込む以上、研究開発のような名目が無ければならない
という事で、
あえて実験的な手法をですね、選んでいるという面があったと思うんです。
このまま凍土壁一本やりで突き進んでですね、
もし、失敗したらどうなるか、ですよね。

あの、ま、費用の事もありますけれども、
それ以上に貴重な時間ですよね。
なにより時間が失いかねないと思うんです。

今からでも遅くないので、内外の専門家等の意見を改めてよく聞いてですね、
複数の代替案をですね、同時並行的に考えていくと、そういう事が必要だと思います。


古舘:
「失敗は成功の糧になる」と一般論ではいうんですけれども、
ことこの汚染水に関してそんなのはですね、
前から一部専門家で凍土壁云々はどうだろう?と疑問の声があったにもかかわらず、強行して、
これがどうも今「難しい」となってる訳ですよね。
失敗が許されるたぐいの話じゃ、これはありませんからね。


恵村:
あと少し、あと少しって、こんな事をずるずると繰り返していても仕方が無いんですからね。

古舘:
予算の問題は大いにあったかもしれませんけれども、
これは鉄板でガーって四方を囲って、とにかく水を外に出さないとかという、
相当な事を抜本的にやらないと、ここはコントロールできませんよね、現段階では。

恵村:考え方を変えていく必要があると思いますね。

古舘:少なくてもね。



<凍らないけど>「われわれは全く諦めて­おりません」8/20東京電力広瀬社長 に続く




↓2014年8月7日と8月11日の東京電力記者会見の文字起こし
<凍土壁>氷を入れてもドライアイスを入れても「凍らない!」

2014年8月14日 東京電力記者会見の文字起こし
<凍らない凍土壁>
東電「 数字と考察はセットです!」8/14東京電力記者会見・木野さん質問部分文字起こし







安倍首相「世界で最も厳しい安全基準にのっとって」~ヨーロッパの10年ぐらい前にやっと追いついた7/25報道ステーション「原発の世界最高基準 驚きの現実・・・日本は遅れていた」内容書き出し

原発の世界最高基準
驚きの現実・・・日本は遅れていた


原発の”世界最高基準”。驚きの現実・・・日本は遅... 投稿者 kotetsu1111
2014年7月25日放送 報道ステーション




201408311.jpg

古舘
新聞のテレビ欄では何度も「今日この特集を放送をします」と告知していたにもかかわらずですね、
ずーっとなかなかできなくて今日に至ったんですが、
「世界の原発の安全基準についてみてみよう」という事で、
この写真は10万年後の安全という映画でも有名になりました、
フィンランドのオンカロ、最終処分場の方ですね。

201408312.jpg

こちらがあまりにも有名というところもありますけれども、
同じ所に地続きで、オルキオルト原発
これもあるんですね。

201408313.jpg

こちらの原発と日本の原発を比較してみます。

201408314.jpg


欧州の基準からみると
日本の原発は“安全か”


201408315.jpg
安倍総理大臣:
お、世界でも もっとも、お--、へー、厳しい、え、安全基準、に、へ、のっと、のっとってですね・・・


川内原発が審査に合格したその日
総理は「世界で最も厳しい規制基準だ」と胸を張った。
本当なのか?


我々は最新鋭の原発建設が進むフィンランドでその答えを探した。

ヘルシンキから車で3時間あまり走ってきました。
ここから先さらに進んだところにオルキルオト原発があります。

201408316.jpg

深い森を抜けると目的地にたどり着く。
初夏とは思えないような冷たい風が吹きつけていた。
ボスニア湾に面した広大な敷地の一角でオルキオルト3号機の建設が進む


すでに稼働している1,2号機。
201408317.jpg

そして、地中深くに核のゴミを埋める最終処分地オンカロも併せ持っている。
201408318.jpg

2005年着工の3号機は世界最大の原発メーカー、フランスのアレバ等が受注した。
EPRと呼ばれる次世代の原子炉だ。


201408319.jpg
田実万紗子:
まず驚かされるのが原子炉格納容器です。
こちら、ご覧ください。
ドームのようになっているんですが、日本の原発にも似ていると思うんですけど、
実はあのドームの部分は鉄筋コンクリートで二重の構造になっています。


ここには、設計段階から考え抜かれた数々の安全対策があった。


201408320.jpg
TVO(電力会社) パシ・トゥオヒマー広報部長:
あそこは二重のコンクリートがかぶさった二重構造です。
ですから何が起きても突き破られることはありません。
内部で、また外部でなにが起きても影響がないように作っています。


建物の二重構造はテロ対策の一環でもある。
核燃料を燃やす原子炉容器にそれを囲む格納容器。
ここでは原子炉を守る格納容器が二重の構造になっているのだ。

201408321.jpg

9.11のテロのあと、欧米で安全基準が強化され、
航空機の衝突に耐えられる構造が求められるようになった。
2重の格納容器という発想は日本の基準には無い。

福島の事故を受け、日本の新基準で義務付けられたフィルターベント
事故の際、格納容器が破損しないよう圧力を下げる装置で、放射性物質を取り除くフィルターが付いている。
国内での導入は始まったばかりだが、ヨーロッパではすでに標準装備だ。


201408322.jpg
STUK(フィンランド規制当局) キルシ原子炉規制部門チーフ:
重大事故をコントロールする対策は、
スリーマイル島とチェルノブイリの事故後1980年代が終わる頃に定められました。
稼働中の原発にも1990年代に対策を講じています。

201408323.jpg

さらに驚いたのはメルトダウンを想定した対策だ。
格納容器の底にコアキャッチャーという受け皿が用意されている。
コアキャッチャーは事故の際、原子炉容器の底を突き破って溶け落ちた核燃料をまず受け止める。
そして引き延ばすように広げて高温の燃料を冷やし、格納容器の外に漏れ出すのを防ぐのだ。
広げて冷やすとは一体どういう事なのか。

これはフランスで建設中の同じ型の原発で撮影されたコアキャッチャーの映像。

201408324.jpg

超高温に耐える素材でできていて、広さは170平方メートル
核燃料を薄く延ばし熱を逃がしやすくする。
特別な化学材料が用いられ、ここで冷却し封じ込める。

事故が起こるたびその教訓を生かし二重構造やコアキャッチャーなどを取り入れてきたヨーロッパ。
原発の設計基準には
「メルトダウンに至る事象の始まりから12時間は格納容器保護のために人的対応に依存してはならない」
と規定されている。


201408325.jpg
電力会社TVO エサ・マンノラ顧問:
何よりも最優先に考えているのは「安全であること」です。
重大事故が起きた場合、たとえば福島の事故のようなケースでは、
数時間人の手を使わなくてもいいようにとは考えています。


これだけ厳しい基準となれば当然金がかかる。
とんでもないことになっていた。

田実万紗子:
原子炉での重大な事故を想定し、あらゆる対策を施した最新鋭の3号機。
ただ、安全審査が厳しいこともあり何年も工事が遅れてしまっています。

規制東京の容赦ない審査によって、
オルキルオト原発の工事は長期化している。

オルキルオト3号機 
2005年着工
2009年稼働の予定は大幅に遅延

追加措置も指摘され、コストはみるみるうちに膨れ上がった。
その額は当初の3倍規模、1兆円を超すと言われている。
世界をリードしてきた原発メーカーアレバだが、
ドル箱の送電網部門を丸ごと売却する窮地にまで追い込まれてしまった。
当局の要求レベルはそれほど高い。

201408326.jpg
アレバ アレキレス・マランシック執行役員:
安全性を向上させるのに金をかけるのは良い悪いの問題ではない。
安全面での投資をやめれば節約にはなるが、建設はおろか原発は存在できない。



巨大企業をもってしても厳しい安全要求に従うほかない。

201408327.jpg
原子力コンサルタント(元GE技術者) 佐藤暁さん:
日本のこの安全基準とか、それからこれを発電所に導入するっていうこの仕組みがですね、周回遅れ。
追いついたというならばですね、ま、ヨーロッパの10年前ぐらいですか。


世界で最も厳し基準だと自画自賛する政府。
しかし規制委員会の田中委員長は言葉を濁す。

201408328.jpg
原子力規制委員会 田中俊一委員長:
その世界最高水準とか世界最高というのは、
やや政治的というか、ま、言葉の問題なんで、具体的ではないんですよね。



そして、コアキャッチャーなど海外の最新技術については「既存の施設に追加するのは難しい」とした。

記者:
コアキャッチャーですとか二重の格納容器といった設備を今後要求していく、
求めていくという考えはないのでしょうか?

原子力規制委員会 田中俊一委員長:
二重の格納容器とかコアキャッチャーっていうのは設計段階から入っていかないといけないので、
ちょっとそう簡単ではないよね。


だが、諸外国は現実に起こり得る危険に対し、常に高い意識で何重もの工夫を積み重ねてきた。

原子力コンサルタント(元GE技術者) 佐藤暁さん:
基準からですね、本当はもう一回作り直さないといけない位だと思うんです。
ですけれども、もう大分その先に進んできちゃっている訳ですよね。
ここから何をやったらいいのかと、
ヨーロッパ、アメリカと比べて明らかに欠けているところ。
これをきちんと洗い出してみていかなければならないとことだと思いますよね。


201408329.jpg

古舘:
姜さんに伺う前に、一つ、
フィンランドのあそこの地層は18億年前から動いていないと言われる強烈な岩盤で、
前提がちょっと違いすぎるんですけど、
あとどうでしょう?

201408330.jpg
姜尚中 国際政治学者:
やっぱりあの、見ていて思ったのは、結局被害の違いで
人間の命に対する考え方が根本的に違うんじゃないかなと。

古舘:ぁーーーー

姜:
ですからやっぱり「人間の命が安く見積もられている」としか思えないですよね。
ですから、基本的に「事故は起こるものだ」と。
人間がやるものは事故が必ず起きるわけで、
起きるという前提でコアキャッチャーを作ったり、
つまり炉心溶融が起きても核燃料をしっかりと補足してそれを冷やして封じ込めると。
それからまァ、格納容器を2重構造で作ってですね、
まず人間が10数時間何も加えなくてもいい状態にする。

前に東海村でしたか、原発事故が起きた時は
バケツで汚染水を汲みあげてた訳ですよね。
そうすると人がそこで莫大な被ばくを、起きている訳ですから、
ですから結局人間の命というものがやっぱり甘く見られているというかですね、
その根本的な違いがあるんじゃないかと。

ですからこれはもう生命観の問題で、その問題を解決しないと、
やっぱり安倍総理の言ってらっしゃる「アンダーコントロール」にせよ、
あるいは今回の「世界一厳しい基準」にせよ、
これは言葉のあやで実態をくぐりぬけようとしていて、
本人もそう信じ込みたいのかどうか、わからないんですけれども、
ある種「言霊の世界」に自分を追いやっているとしか思えないですよね。


だから、事態をしっかり見なければいけないし、
その上でやっぱり、「採算が合うのか合わないのか」という問題もあって、
原発を進めるという事は採算が合わない。
で、「合わなくてもやる」ということであればですね、今回の様な、フィンランドの様なことになるわけで、
採算も沢山取りたい。
そして進めたい。
これは実は、水と油でどちらかを選ばなければいけないわけで、
私は最終的には、採算が合わないならどうしたらいいか?
やっぱり脱原発を、求めるしかないわけですよね。
ですから資本主義社会においては採算、つまり経済性というのは一番優先される訳ですから、
おのずからそういうふうになっていくのではないかと。


古舘:
さらにもうひとつね、ちょっと穿つ過ぎといわれるかもしれませんが
正確に調べた訳じゃないんですけど、ヨーロッパもずるいなと思うところがあって、
フランスのアレバもそうですけれども、
あれだけの、何兆円とかかってしまうという現実がありながら、
「あれはヨーロッパ向け」の様な気分が一瞬してですね、
「新興国に向かってはもうちょっと割安な原発をどんどん売って儲けているんじゃないんですか?」と、
そこまで原発の事っていうのは考えないと、さっきの命にかかわってくると思っちゃうんですね。


姜:
そうですね。
だからヨーロッパも、ヨーロッパという枠組みの中での一つの価値観と、
しかも西ヨーロッパと東ヨーロッパと違いますけど、
やっぱりそういう西側諸国の高い水準はヨーロッパの外側に行くとやっぱりこう、かなり低く見積もられるし、
そういうダブルスパンがあるんですよね。
そういうものをやっぱり無くしていくならば、おのずから「原発は限界がある」、そうなるわけですよね。
ですからちょっとそこにある種の偽善的なものもそこに付きまとっていますよね。

古舘:繋がってきちゃいますね。


続きを読む

<福島第一原子力発電事故>検察審査会が「東電旧経営陣は起訴すべき」と議決!

❤ いつもここに来て下さっている皆様へ ❤

ブログの更新を長い事お休みしていました。
その事で、私のことを心配して下さったみなさま、本当にありがとうございます。
PC不調により、ブログを書けなくなっていました<(_ _*)>
そろそろ壊れちゃうかな…と思いながら使っていたのですが、
とうとうプツッ!と画面が真っ黒になり、毎日毎日頑張ってくれた私のPCよ安らかに~(-人-)。。。
という事になってしまいました。
心配をおかけしてしまって、本当にごめんなさい。
新しいPCを購入するまで、もうひとつのもっと古いパソコンをなだめつつ…という事になりますので、
UPの頻度が落ちてしまうと思いますが、私は元気です☀


今日はひとつ嬉しいニュースがありました。



福島で告訴したのになぜ東京で検査審査会になるのか?
福島原発告訴団 強制捜査編(動画・文字起こし)

2014年2月5日 福島原発告訴団、団長の武藤類子さん

事故によりおびただしい被害が起き、いまだに過酷な状況が続いているのに、
誰の責任も問われないまま全てが曖昧にされていく。
それではいけないと思っています。
2012年6月12日に福島地方検察庁に福島県民1324人で告訴状を提出しました。

2013年9月11日の北海道新聞です。
「全員不起訴 先に結論」という見出しですが、
始めから捜査に及び腰の当局が捜査をしているふりをして時間を潰し、ついに強制捜査を一度もせずに、
あらかじめ決めてあったかに思える、不起訴を表明していくまでの過程をレポートしたものです。
これが日本の司法なのでしょうか?

私たちが納得できない点は他にもあります。
私たちは福島地検に告訴をしました。
しかし、突然の「移送」という手続きのために結論は東京地検から出されました。
この点についても納得できません。



以前、上記のようなブログを書きましたが、その結果がでました。
そして検察審査会は「起訴すべきだ」という議決をしました。



東電旧経営陣は「起訴すべき」
NHK 2014年07月31日 11時59分

東京電力福島第一原子力発電所の事故をめぐって告訴・告発され、去年9月に不起訴になっていた東京電力の勝俣元会長ら旧経営陣のうち3人について、検察審査会は「起訴すべきだ」という議決をしました。
この議決を受けて検察は、あらためて起訴するかどうか判断することになります。
福島第一原発の事故では、福島県の住民などおよそ14000人のグループがおととし、東京電力の勝俣恒久元会長ら旧経営陣など30人あまりについて、巨大な地震や津波への対策を怠ったのが原因で業務上過失致死傷の疑いがあるとして、告訴・告発しました。
これについて、検察は去年9月「今回の規模の地震や津波を予測するのは困難だった」と結論づけ、全員を不起訴にしました。
一方、納得できないとする住民グループは、刑事責任を求める対象者を東京電力社内で原発事業を担っていた勝俣元会長ら6人に絞り込んで、検察審査会に申し立てていました。
これに対し東京第五検察審査会は勝俣元会長、武藤栄元副社長、武黒一郎元副社長の3人について、31日までに「起訴すべきだ」と議決しました。
理由について検察審査会は「東京電力は政府の『地震調査研究推進本部』が出していた地震や津波の予測を、容易に無視できないと認識していた。予測は不確実さを伴う自然現象に対するもので、原発事業者としてはこれが襲来することを想定して対策を取ることが必要だった」などとしています。
この議決を受けて検察は、あらためて捜査したうえで起訴するかどうか判断することになります。
ただ再捜査の結果検察がふたたび不起訴にしても、「起訴すべき」とした3人については、その後、検察審査会が「起訴すべきだ」という2回目の議決を出した場合、強制的に起訴されます。
また検察審査会は、元常務1人について「不起訴不当」とし、検察はあらためて捜査したうえで起訴するかどうか判断しますが、再び不起訴になった場合は、元常務に対する捜査は終わります。
一方、残りの2人については「不起訴は妥当」だとする議決を出しました。
この事故では、菅元総理大臣ら当時の政府の責任者も別の市民団体から告発され不起訴になりましたが、検察審査会はすでに「不起訴は妥当」だと議決しています。





福島原発告訴団 速報 2014年7月31日木曜日
【速報】 検察審査会、「起訴相当」の議決!
本日7月31日、東京第五検察審査会は、福島原発告訴団が不起訴を不服として申立てていた東電旧経営陣6人のうち、3人について「起訴相当」、1人について「不起訴不当」、2人について「不起訴相当」という議決を出しました。
「起訴相当」と「不起訴不当」議決の出た4人について、検察庁は再捜査を行い、改めて起訴をするかどうかの判断をします。

起訴相当議決
・勝俣 恒久 東京電力株式会社取締役会長(肩書は告訴当時)
・武藤 栄   東京電力株式会社 前・取締役副社長原子力・立地本部長(肩書は告訴当時)
・武黒 一郎  東京電力株式会社 元・取締役副社長原子力・立地本部長(肩書は告訴当時)

不起訴不当議決
・小森 明生  東京電力株式会社 常務取締役 原子力・立地本部副本部長兼福島第一安定化センター所長

申立について詳しくはこちら
http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/2013/10/blog-post_16.html



当時東京電力会長 勝俣恒久
b1251809.jpg

東電勝俣会長にお手紙を届けに行ったら税金の超無駄使いを目撃!


当時東京電力副社長 武藤栄
i320.jpg


武黒フェローこと武黒一郎
takeguro.jpg
福島第1原発事故調査委員会で、質問に答える東京電力の武黒一郎フェロー
=28日午後、参院議員会館


国会事故調5/28菅直人元総理(動画・内容書き出し)前半
より、武黒フェローについての菅直人元総理の証言の一部抜粋


原発については11日の発災直後から、
原子力安全保安院、原子力安全委員会、東電から派遣された武黒一郎フェロー

そういうみなさんからいろいろと話を聞いていましたが、
そういうみなさんの話しの中で、たとえば第一原発のサイトがどうなっているとか、どうなりそうだとか、
こうなった時にはこういう対策を打つべきだとか、
そういう話は残念ながら一切ありませんでした。

海水注入
その時点では東電から来ていた技術担当の武黒一郎フェローから、
「準備に1時間半から2時間はかかる」と説明がありました。
そこでその時間を使って海水注入だけに限らず、いくつかの点について議論をしておこうと。
と言いますのも、この日の15時に1号機が水素爆発を起こしていますけれども、
この水素爆発についてもその前から「こういう事が起こることはないのか?」と私も聞いていましたが、
その時点では「格納容器内には窒素が充てんされているので起きない」という返事でしたが、現実には起きた訳で…

具体名を挙げて恐縮ですが、
直前まで副社長をしていた原子力の専門家である武黒一郎フェロー

6時から6時20分の会合では「準備に後1時間半から2時間は時間がある」という話が前提で話をし始めた訳です。
で、それを20分程度で切り上げて
「じゃあ後はその結果を含めて報告して下さい」と、
私のところにきたのは19時40分に「準備ができました」ということで、
「じゃあやってください」で、その後始まったと。
その時点ではそういうふうに理解していました。
その後いろいろなことが分かってきますと、
武黒一郎フェローフェローはその20分間の会合の後に、
直接吉田所長に電話してそこで「すでに海水が入っている」という事を聞いた訳です。
その事が私には連絡はありません


わたしは二重の意味で大きな問題だと思います。
第一はすでに入っているならば、わたしは当然入れ続ければいいと思っています。
もし再臨界の危険性があるならばホウ酸を後から追加すればいいわけですから
現実にそうしています、その後には。

それを、武黒一郎フェローが判断をして吉田所長に「止めろと」言った。

もう一つは、
武黒一郎フェローさんという方は、確か原子力部長も務められた
原子力のプロ中のプロです。

ですから、水を入れること、海水を入れることがいかに重要であるか
そしてその事は、淡水を海水と入れ替えたことは再臨界とは関係ないということは、
プロであればよく分かっておられる訳です、

その人が何故、
そういう技術的な事を解っている人が、吉田所長に対して「止めろ」と言ったのか?
私には率直に言って全く理解できません。


東電の中で官邸に派遣されていた人(武黒一郎フェロー)が、自分の判断で言ったことについて、
邸の意向、まして私之、当時の総理の意向とは全く違うので、
そこだけはきちんと検証していただきたいと思っています。



武黒フェローという人の罪は重いと私は思っています。

「被害者がいて加害者がいないなんていう事がありますか!」広瀬隆氏6/4
福島原発告訴団「人間の鎖」 (文字起こし)


なんとしてもこれを起訴して、
それで、事故後の犯罪者を放置しておくことは許されないんだから。

被害者がいて加害者がいないなんていう事がありますか!
ね、そんな事はないんです。
だから、これほど明確な犯罪者が無罪になるならば、無法国家である。
どのようにすれば今後この原発犯罪を防止できるのか、
司法としてどうすればいいのか答えろ、って言ったんです。

そうしたらあの男(杉山検事)は何と言ったか
「それは社会が大事故の可能性についての知見を高めるほかにない」と、
我々の責任に転嫁して逃げたんです。
こんなことがありますか?
許されません。
だから、この後みなさんと、まだまだ大変ですけれど、絶対にこの犯罪者を
我々は人間を裁くためにやっているんじゃないです。
だけれどこれからのことも考えて、孫や子どもたちのためを考えて、
絶対にこの犯罪を立証させましょう!




(。◔‸◔。)??
当時東京電力の社長だった清水正孝は?
shi3zu.jpg

会長一人に副社長二人で社長がいない。
この中に清水が入っていないのはなぜ?




始まりはここから↓
福島から日本を変える「福島の1300人が告訴状提出」6/11OurPlanet-TV (動画・内容書き出し)


そして検察は告訴を受理しました↓
検察が捜査!東京&福島地検が刑事告発・告訴を受理8/1会見(内容全て書き出し・動画あり)


受理はしたけれども、きちんとした操作をせずに検察は不起訴にしました↓
福島で告訴したのになぜ東京で検査審査会になるのか?
福島原発告訴団 強制捜査編(動画・文字起こし)







山下俊一もね。




<川内原発再稼働>現政府「政治判断しない」規制委員会「稼働の判断には関与しない」←再稼働は恐ろしすぎて責任取れないから逃げてるのね。

川内原発:政府、政治判断なしで再稼働進める方針
毎日新聞 2014年07月16日 22時04分(最終更新 07月17日 01時43分)

2014071711.jpg
原子力規制委員会が16日、九州電力川内(せんだい)原発1、2号機(鹿児島県)について、新規制基準への適合審査の事実上の「合格証」となる審査書案を了承した。政府は規制委の審査を安全性の根拠に、政治判断なしで原発の再稼働を進める方針だが、規制委の田中俊一委員長は「稼働の判断には関与しない」との姿勢を崩さない。実質的に稼働の判断は電力会社と立地自治体に委ねられることになり、国の責任があいまいなまま、再稼働に向けた手続きが本格化していくことになる。

田中委員長は16日の記者会見で「一定程度、安全性は高まった」と審査に胸を張った一方、「(川内原発を)稼働させるかどうかは、電力会社と住民、政府で判断される」と強調した。

一方、安倍晋三首相は審査書案の提示を受け、「安全という結論が出れば立地自治体の理解をいただきながら再稼働を進めていきたい」と語った。民主党政権時の2012年7月、東京電力福島第1原発事故後に唯一、関西電力大飯原発3、4号機(福井県)が再稼働した際は、野田佳彦首相(当時)が最終的に稼働を政治決断したが、現政権は「政治判断はしない」との方針を崩していない。

「安全」という言葉を巡っても、政府と規制委の認識は食い違う。菅義偉官房長官はこの日の記者会見で「規制委が責任をもって安全かどうかチェックする。その判断に委ねる」と述べたが、田中委員長は「(審査をクリアしても)安全だとは私は言わない。これがゴールではなく、(九電は)ますます努力する必要がある」と言い切った。田中委員長は「安全というとゼロリスクと誤解される。できるだけリスクを下げるための審査をしたということだ」と説明した。

川内原発は今後、意見公募などを踏まえ審査書が完成され、地元同意手続きや設備の使用前検査などを経て、10月にも再稼働する見通しだ。規制委は川内1、2号機を含め12原発19基の審査を続けている。川内原発がモデルケースとなることで、残りの原発の審査も加速するとみられる。【鳥井真平】