選挙の”どさくさ”に紛れて原発作業員250mSvにUP!原子力規制委員会が関係規則を改正12/12金子勝ゴールデンラジオ文字起こし&関係記事

「大竹まこと ゴールデンラジオ」 2014/12/12 大竹紳士交遊録

 出演:金子勝 大竹まこと 室井佑月 太田英明アナウンサー

文字起こし部分のYoutube→http://youtu.be/hOy_QnQVW4I?t=3m41s


金子:今日はね、「どさくさ」がキーワード。

大竹:ん?

金子:
「どさくさ」選挙のどさくさ。
特に原発関連、原子力規制関連はちょっと腹がたつ。

大竹:はい、どういうふうにですか?

金子:
というのはまず、原子力規制委員会が今日ニュースになっているんじゃないかな。
福島原発事故の現場で働いている人の、累積の被曝許容量を
100mSvから250mSvに上げちゃったんだよ。

原発事故直後250mSvだった。
彼ら自身が言っているのは、
「100mSvを超えると優位に癌が出ますよ、発生しますよ」と言っているのに、
今何で!アンダーコントロールなはずなのに、何で2.5倍も上げちゃうんだよ!?
多分ね、東京オリンピックのために「アンダーコントロール」って言ったんだけど、
皮肉にも東京オリンピックのために人手不足になって、こういうことをやってるんじゃないかって。
でも命とかに関わるのに、誰が責任を負うんですか?とは思いますよ。

太田:
これは年間で250mSvということですよね。

室井:
なんかね、大きいニュースがあった時って、必ずよーく隅まで読むと原発のすごいことが載ってるんだよ。
多分だからね、きっと知らない人がまだ多いと思うんだけど、
水棺、水のやつで作るの、あれダメになったじゃない。
だけどあれもなんか大きいニュースがあって一言だけだったから、


大竹:
凍土壁、凍らせて、それがダメだった。
ダメだったから、今度地下のトレンチに入っている水に、

太田:汚染水を抜くことができなかったので、セメントで押さえ込もうと。

大竹:
で、セメントの表面が凸凹するんじゃないかって言われてたのは、その後の話なの?
そうだっけ?

室井:
だからね、ニュースをきちんと隅から読む人とそうじゃない人とで全然違って、
私この間友達とご飯食べに行った時にその話ししたらみんな知らなかったもん。

太田:
金子さん、この250mSvにしたというのは、
100mSvだと作業員の数が足りなくなってしまうので、250mSvにしてとという、
たくさんの方が働けるような状況にしようと。

金子:多分、そう。
だけど、働いている人にとっては、もう優位に250mSvまで働かせるって言ったら、
後どうなっちゃうかわからないわけじゃない。

室井:っていうか、足りないから上げるとかさ、そういうもんでいいの?

金子:それじゃダメでしょ。
それで事故の収集がつかなくなっていることを認めないわけじゃない。


大竹:「なんのための規制値か」っていうのが意味がなくなっちゃう

金子:もう全く無くなっちゃう


ーーー

「皮肉にも東京オリンピックのために人手不足になって」と金子さんはおっしゃっていますが、
もちろんそれもあると思うけど、この話を聞いたとき私は
「日本の原発をどんどん再稼動させるから作業員不足になって」かな?って思いました。

年間250mSv この「年間」というところがとても大事なのです。



騙されていませんか?
「100ミリシーベルト以下は健康被害があるとは証明されていない」
年間100mSvと累積100mSvのトリック

下記新聞記事書き起こし↑
112






原発事故から3年9ヶ月後に250mSvが復活する


原発事故緊急対応の被曝限度、250ミリシーベルト軸に検討 規制委
日本経済新聞 2014年12月10日 19:21

原子力規制委員会は10日、原発事故の発生時に現場で緊急対応する作業員の放射線への被曝(ひばく)限度を、250ミリシーベルトを軸に引き上げる方向で検討に入った。現行の100ミリシーベルトのままでは大規模な事故が起こった場合に十分な対応ができなくなる可能性があるためだ。厚生労働省などとの協議や放射線審議会への諮問を経て正式に決め、関係規則を改正する。

10日の規制委の定例会合で、田中俊一委員長が「福島第1原発事故の時には250ミリシーベルトに一度決めた経緯がある。このあたりをベースに検討したらどうか」と提案。ほかの委員からも異論は出なかった。事前に作業員に十分な放射線教育を実施し、意思確認することなどを条件とする方向だ。

今の日本の規則では原発事故の発生時でも作業員は緊急事態の期間中に累積100ミリシーベルトを超えて被曝してはならない。100ミリシーベルトを超えると、がんにかかって死亡するリスクが少しずつ高まるとされているためだ。

福島第1原発事故では被曝量が100ミリシーベルトを超える作業員が続出。事故対応を続けるのが難しくなり、政府は特例措置として250ミリシーベルトに引き上げた。その後に再び引き下げ、現在は100ミリシーベルトに戻っている。

国際原子力機関(IAEA)の基準では、事故などやむを得ない場合は500ミリシーベルトまでの被曝は容認できる。事故が発生してからあわてて引き上げを検討していては混乱が起こるため、田中委員長が7月に限度の引き上げ検討を表明していた。




過去を振り返ってみよう!

3年前↓


「上限250ミリシーベルト」は来春廃止 原発作業員の被曝線量
日本経済新聞 2011年11月14日 22:16

小宮山洋子厚生労働相は14日、福島第1原子力発電所の事故対応に当たる労働者の被曝(ひばく)上限について、緊急作業として認めている「上限250ミリシーベルト」を来年4月末で廃止する方針を明らかにした。政府が年内実現を目指している冷温停止状態となった段階で東京電力社員の一部(約50人)に「上限250ミリシーベルト」を例外適用する方針も示した。

通常、原発などで働く労働者の被曝線量は「年間50ミリシーベルト」と「5年で100ミリシーベルト」が上限だが、同省は福島第1原発の事故に限って特別に「250ミリシーベルト」に引き上げていた。11月2日から新たに従事する労働者は通常の上限を適用するが、原子炉冷却のためなど緊急作業が生じた場合は上限を250ミリシーベルトとする。

冷温停止状態となった段階で11月1日以前から従事していた労働者も通常の上限(100ミリシーベルト)を適用するため、放射線管理区域で作業できなくなる。通常の上限を超えた労働者は162人いるが、うち東電社員約50人は作業に不可欠のため来年4月末まで例外として作業を認めるという。




続きを読むに恐怖のオマケ↓

続きを読む

騙されていませんか?「100ミリシーベルト以下は健康被害があるとは証明されていない」年間100mSvと累積100mSvのトリック


あなたはどうですか?
騙されていませんか?


112

河北新報 2014年12月8日
被曝と健康被害
「1年に100ミリシーベルトは誤解」井戸健一弁護士


政府は、福島第一原発事故で放出された放射性物質による年間積算線量が20ミリシーベルトを下回った地域の避難指示を解除し、住民の期間を求める政策を着々と進めている。
他方、福島県では小児甲状腺がん患者(疑いを含む)が103人も発見され、福島県や周辺地域で居住している人たちの間では長期低線量被曝に対する不安も根強い。
今わが国では、長期低線量被ばくによる健康被害の危険性をどう見るかが大きな社会問題となっている。

本校は、危険性の有無を述べるのが目的ではない。
その前提たる知識を多くの人が誤解していることを指摘し、前向きな議論を進めるために、その誤解を解くことを目的とするものである。



長期低線量被曝の危険性を軽視する人たちは「100ミリシーベルト以下の被曝では健康被害があるという証明がなされていない」と主張する。
正しくは健康被害があるかどうか「証明されていない」であるのに、健康被害が「ない」かのような言説が広まっている
ことはひとまず置く。
ここで言いたいのは、健康被害が証明されていないとされる被曝量は「年間100ミリシーベルト」ではなく「100ミリシーベルト」、すなわち累積線量(生涯において受ける線量)であるということである。

平成23年11月、内閣官房に「低線量被曝のリスク管理に関するワーキンググループ」が組織された。
同年12月22日付で公表された同グループの報告書では、「国際的な合意に基づく科学的知見によれば、放射線による発がんリスクの増加は、100ミリシーベルト以下の低線量被曝では、他の要因による発がんの影響によって隠れてしまうほど小さく、放射線による発がんリスクの明らかな増加を証明することは難しい」と書かれている。

ところが、健康被害が証明されていないとされる線量について、一部の専門家と呼ばれる人たちが意図的に「年100ミリシーベルト」と述べたため、誤解している人が多い。
新聞記事でも目立つし、裁判官や弁護士、原発反対の運動をしている市民の中にも誤解している人が多いのである。



健康被害が証明されていないとされる被曝量が「年100ミリシーベルト」以下であれば、政府が住民を帰還させようとしている「年20ミリシーベルト」以下の土地で生活しても健康被害のリスクはないという帰結になる。
しかし「累積100ミリシーベルト」であれば、年20ミリシーベルトを下回った土地で5年余りの期間生活すれば、累積100ミリシーベルトに達するのだから、安全性を説明しなければならない。
政府は、その場合の健康被害について、線量率効果(同じ100ミリシーベルトの被曝でも長期間にわたって被曝した場合は短期間で被曝した場合よりも健康影響が小さい)を指摘するが、明確な数値を示しているわけではない。
多くの市民が「年100ミリシーベルト」と誤解していることは政府にとって好都合なのである。

長期低線量被曝は福島だけではなく、日本列島に住む全ての人の問題である。
正しい知識を前提に、この問題を考えていきたい。
(投稿)





「100ミリシーベルト以下」という言葉について、
それは年間なのか?一生涯の累積なのか?
果たして「年間20ミリシーベルト」で帰還してもいいのか?
私たちはしっかりと考えなければいけないと思います。




テーマ : 放射能汚染
ジャンル : 政治・経済

山本太郎「民主党に対していろんな言いたいこと山ほどあるけど民主党のほうがマシだった」12/12菅直人応援演説(文字起こし)

まだ間に合うかな?
この演説聞いて、太郎さんってやっぱりすごいと思った。

とりあえず自民以外で

山本太郎議員の「自民党100人落選キャンペーン」の目的



太郎さん来ましたよ。
あー、お疲れ様でーす。
菅直人:みんなあなたを待ってた。


山本太郎:
みなさんこんばんは、お騒がせして申し訳ございません。
今沖縄から帰ってきました。
菅直人さん、今ものすごい接戦という状況なんですね。
いま菅さんが国会へ戻れないような選挙結果になってしまったら、
比例復活できる人の数が減っちゃうんですよ。
自民がそのまま勝っちゃうんですよ。

今この状態で民主党に対していろんな言いたいこと山ほどあるけど、
皆さんもそう。
でも考えてみて。
自民党に比べて100倍マシだった。
そうでしょ〜、民主党のほうがマシだった。

民主党がやってきたことにもいいことはあった。
貧困問題に一番手を差し伸べたのが民主党。
そうでしょ。
貧困率は発表されていなかった。
貧困率。
どれくらいの人々がどんな状況で生活に苦しんでいるか、っていうことを調べなきゃわからない。
手当てできない。
だから貧困率を出さなきゃいけなかった。
でも日本は1960年台の前半からそれをやってこなかった。
この国には貧困は存在しないことになってしまっていた。

でも現状はどうですか?
自民党で散々雇用破壊が行われて、小泉政権で1000万人以上が失業した。
そのあとに民主党政権が誕生して、すぐに貧困率を調べた。数字を出した。

それによって最近では、
6人から7人に一人が貧困がいて、
単身女性の3人に一人は貧困で、
一人で子供を育てている親の50%以上が貧困で、
そんな状況が白日の下に晒されたんでしょ。

あのまま自民党政権が続けば、
そのままずーっと切り捨ての、切り捨ての政策で、
だれも救われていないですよ。

ただ一つ民主党で残念だったのは、事故が起こってしまった。
原発事故の収束なんて、あの時に変わりたい政治家は一人もいませんよ。
その中でも言いたいことはいっぱいある。
でも、菅直人さんは浜岡を止めたじゃないですか。

こんなことを言ったら本当に失礼だけど、
愚直に、愚直に、脱原発ということを貫いてはるじゃないですか。


もちろん民主党にもいろんなしがらみはあるでしょう。
でもこの方は本当に、そのことをずっと、総理を、
総理を降ろされた後も、…ごめんなさい、降ろされたわけじゃないですね。

22

その後もずっとそれを言い続けてきた。
その人を国会に戻せないような状況だったらダメなんですよね。
力を貸していただきたい。
今日僕がここでメガホンでお話ししている、このことはあんまり重要じゃないんです。
一番重要なことは何か?
もうみなさん散々動かれていると思います。
でももう一度、あと3人、あと5人から約束を取り付けてほしい。
菅直人がこの選挙で国会に戻れないような結果になるならば、
もちろん自民党圧勝ですよ。

この選挙区で誰を落としたい?
自民党の土屋さんでしょう!
この選挙区で勝てる野党候補といえば、菅直人しかいないんですよ。
脱原発の火を絶対に消さないように、週末からは菅直人一本で力を集めましょう。



ー:ありがとう太郎さん。
ー:太郎さんありがとうございます。来てくれてありがとう。
ー:勇気があるやなー、あなたは!
ー:すごいなー。



ーー

あなたの選挙区も調べてみてね

さよなら安倍政権
自民党議員100人落選キャンペーン


テーマ : このままで、いいのか日本
ジャンル : 政治・経済

よくよく考えて欲しいよね。 物事を判断するのに「世間に通用していることが正しい」なんて思わないで、 自分の目で、そういう職業とか、生き方とか、 そういうことも自分の頭の中で、心の中で判断して、 良し悪しは自分で決めなさい、ということを言いたいよね。7/14菅原文太インタビュー(文字起こし)

[自然エネルギー推進会議] 発起人・菅原文太インタビュー
2014/07/14

インタビュアー:香山リカ

香山リカ :今の状況というのはどんな風にご覧になってらっしゃいますか?

111
菅原文太:
それも全部インチキやな。
それはもう明らかでしょ。
あの当時原発がスタートする、始めたお偉いさんたちがまだ元気で、
国民を説得し続けていた時ですら、アメリカから来た政治家と言ってもいいのかもしれない、
原発を推進する側のアメリカの人間が、しきりに言ってたよね、テレビでも。
「アメリカの優れた原発を買いなさい」と「買え」というのをしきりに言っていたのが、
これが印象的に聞いてたんだけど、
それに対して、湯川さんのような何人かの、鈴木さんとか何人かの、
本当にそういうものに左右されない偉い物理学者たちは、
相変わらず「反対」を言っていたけど、ほとんどの人は説得されて、
日本の原発を推進する側は、アメリカから54基も買ったのかな。
ま、全部アメリカじゃないだろうけど、
そういう人間模様で、人たちの様を見ると、
これはもう、「人間の性」と言っていいのかな、
情けないけど、偉い人たちがみんなコロコロコロコロ転んで行く。

それで福島の、あの大きな災害が起きて急にみんな慌て出した。
その慌てる様がまた、みっともないよね。
自己弁護を始めて。

だけどそれが国民に、どうしてこうスッと伝わっていかないのかが、
国民まで、そういう右往左往する様に左右され始めている。
これも情けない。


それであの政治家達、
そしてそういう人たちに賛同している、原発という巨大な利権を生む周囲にたかっている人たち。
が、
慌ててそういう場から逃げ出した人たちもいれば、
さて、図々しく逃げ出さないで、子供騙しの様な理屈で、相変わらずしがみ付いている人達。


そういうのがいろんな形で見えてきているでしょ。
もうそこまで行くとなんかね、情けない〜


香山リカ:
今おっしゃったように、一般の人たちもなんとなく
「ああやっぱり安全なのかな」とか「やっぱり仕方ないのかな」とかというふうに、
だんだんまたね、原発を認める方に、なんかこう、なびいて行ってしまっているような人たちも、
残念ながら一般の人たちにも少なくないと思うんですけれども、
そういう中で、菅原さんのように非常に影響力を持つ方が、
今のように「ちょっと考えてみれば、こんなの間違っているってわかるでしょ」
っていうふうに声を上げて下さりというのは、本当に大切な貴重なことだと思うんですけど、
なかなかね、発言をするってやっぱり勇気がいるっていうかね、


菅原文太:勇気なんかいらないよ

香山リカ:そうですか?

菅原文太:うん

香山リカ:
なかなかね、
みなさん「思ってはいるんだけどいろんな関係があるから言うのはちょっとやめたい」とおっしゃる方も、
特に影響力の強い方の中には多いんですけど。


菅原文太:
それはどうもね、日本人にこう、多いことなのかなぁ。
今、いろんな形で、スポーツを含めてサッカー含めていろんなこう、世界中がワッサワッサしてるじゃない。
良い事も悪い事も含めて、そういう政治的なことも含めて、
単純に強いか弱いかっていうことも、ゴチャゴチャになってね、入り乱れているけど、
やっぱりそういう中から、自分の家族とか子供とか、そういう者たちに悪影響を与えること。
それからそうじゃない、少し過剰だけどまあ、蹴ったりしてやっていることも、
これもね、そんな暇があったらこっちにちょっと、みんな気持ちを移してくれよと言いたくなるけど、まぁね。
だからそういうこともやっぱり整理して、
自分の中で「これは良い事だ、これは止めた方がいい」ということを
本当はね、一人一人が判別してくれるといいんだけど

やっぱり常に人間っていうのは流れに流されてしまうのが、一番困ったことなんでね。
だから峻別できないでしまう。
これは、まーー、本当は毅然と反対したほうがいい
それからこれは、まーー、人によって無理にそこに入りこまなくてもいいという、
そういう区分けがあるはずなんだけど、
それもみんなゴチャゴチャになってしまっているから、
どうも、いつまで経ってもね、ハッキリしない。


それをいい事に政治家たちは、なんとかかんとか誤魔化して、国民を誤魔化して、
自分たちの思う方へ持って行こうとしている
ということじゃないかな。



香山リカ:
そこで菅原さんがこうやって発言をしようと思われて、
それは何かきっかけがありました?
この間実は発起人のお一人の作家の赤川次郎さんに来ていただいてお話をした時に。
赤川さんがおっしゃっていたのは、
「自分は小説家なので、これまでは小説を書くのが仕事と思ってそれを一生懸命やってきた。
しかしやっぱりここ最近の日本の社会を見ていると、
『私は小説家だから社会のことはちょっと発言しません』とは、とても言っていられなくなってきた」と。
そういうことで赤川さんも、ここ数年はいろんな社会の問題に対しても
ご自分で新聞の投書欄に投書でね、お名前を書いてなさったりするぐらい、
原発の問題に関しても、投書されていましたけれど、
「もう、無責任に黙っていられない」ということで仕事を超えて発言することにした、
っていう話をしていただいたんですけど、
菅原さんの場合も「黙っていられない」という気持ちになったんですか?


菅原文太:
ククッ…そうなんだろうね。
原発がああいう事故を起こすまでは、敢えて反対しなかったんだから、
原発っていうのがよく分からないで、そういう科学的なものが、出てきたのかと、
それはもうみんな、「ちゃんとした科学者がタッチしていることだから間違いないんだろう」
ぐらいに思っていてね。
それすらも結局は「そうじゃなかった」という。

だからこれからは、軽々に政治家であるとか、科学者であるとかが「これは良い」と言ったからといって、
その通りに受け取らない
というのはもうね、
俺だけじゃなくて大勢の人が、今そう思っているだろうとは思うけど。

これもだから、それをはっきり発言したり、投書したりして。
何人もいますよね、今、そういう人が。


香山リカ:
でも、残念ながらあまり多くないですよね。
もっと私たちとしてはね、
本当に一般の方たちに影響力のある菅原さんのような役者の方、音楽家の方とか、
そういう方達にもっともっと発言をしてもらったら若い人なんかも耳を傾けるんじゃないかと思うんですけど、
やっぱり皆さん、「私は社会問題は専門じゃないので」とか
「私は音楽家なので音楽だけを」と言って、なかなか発言をしてくださらない方も。
これは日本の一つの傾向かもしれませんけれどね、多いと思うんですけど。


菅原文太:
それはね、映画人だってそうだよね。
全く知らんふりして、「自分は映画だけやっていればいい」というのも大勢いるし、
中にはその中で、意外な人が反対をしたり、ね、それによって干されるかもしれない。
それでも勇気を持ってやっている人も、

香山リカ:やっぱり干されるんですか?

菅原文太:
やっぱりそうじゃないの?
どんな職業でもそれはあるんじゃないかな。
だからみんな用心し過ぎている。
そういう用心させられてしまう人たちがどんな分野にもいるとしたら、その国は間違っているよね


香山リカ:そうですね。

菅原文太:
どんな意見だろうが、どんな主張だろうが、それは自由に行き来しなければ。
それが、思った人の通りに通るのか、なかなか通りにくいのか、これは別問題だから。
でも、人間である以上どんな意見をもって、反対しようが賛成しようが、それは自由なわけだから。

それが閉ざされていくということは、だから、それはもうやっぱり許されざることですよね。
それは断固として「反対」をやっぱるすることだし、

自分は「原発は無い方が良い」と思ったら、そう思った通りの主張をし続けなければ、
別にそれで絞首刑になるわけじゃないしね(笑)。


香山リカ:
でもあれですか、こうやって発言されて周りには、
「菅原さんほどの役者さんが、もうそんなこと言わなくていいじゃないですか」みたいなことを、
親切も含めてそんな風におっしゃる方はいらっしゃいますか?

菅原文太:
それは…、全くないわけじゃないんだろうけれど、
あんまり、まぁ、言われたことはないね。
だから、どうなんだろうね。

香山リカ:
たとえばこの会もね、
細川さん、小泉さんと総理大臣も経験された政治家の方たちが中心になって始めたんですけど、
そのお二人も周りはね「そんな総理大臣までやって、悠々自適な老後を過ごしている方が、
またそんなことを発言しなくてもいいんじゃないですか」っておっしゃる方もいらっしゃいますよね。

菅原文太:
でも、小泉さんなんかは結構言ってるじゃない。
「自分は賛成だったけど、元総理大臣までやった男です。
だけど、「良い悪いは今の段階で決めているんだ、今は反対です」と言っているわけだから、
それで、ま…、小泉さんに文句言いに行く…(笑)

香山リカ:
行く人はいないんですけど、たまにはね、そういうことを発言されている方のいろいろ、ものを読むと、
そういうふうに言っている方もいるみたいですけど、
もちろん菅原さんもそうですし、発起人さんでいらっしゃる方々は皆さんそれぞれの分野で、
映画の世界とか、歌舞伎の世界とか、学問の世界とか、
それぞれで皆さん活躍されている方々なんですけれど、
そういう方たちがあえて、やっぱり原発問題に対しては、
「もうこれはどう言われようと自分の意見を言いたい」という方たちが集まってくださっているんでね。


菅原文太:
俺はもう、今は映画の世界じゃないから。
辞めたから。
それと、…原発だけのことじゃないんだよね。
どんなことであれ、良い事と悪い事が、それは個人によって差異はあるだろうけれども、受け取る。
だけどまぁ、概ね良い事と悪い事というのが基本的にあるんだから、
それは、原発以外のことでもやっぱり言わなきゃダメだよね。
「こういう事はしてはいけない」

俺なんかも若い頃は、こういう事をしてはいけないことをした事もあるけど、(笑)
酒は飲み過ぎちゃいかんけれども、というようなことは若い者がよく年寄りに忠告されるけれど、
俺なんか忠告を無視して飲み過ぎてしまったんだ。
まぁまぁ、それぐらいのことは許される事でも、許されない事もあるからね。

許されない事は、良くない事は「良くない」と、やっぱり言わないと。

それが日本人はどうも「不得意」みたいだね。
外国だって、むしろ進歩しすぎた社会はダメかもしれない。



香山リカ:
でもアメリカなんだkだとハリウッドの俳優さんも「戦争はダメだ」とか、
いろんなところにはっきり「人権を大事に」とか発言されている方もいらっしゃいますよね。

菅原文太:
います、います。
でもやっぱり、どちらかというと、未成熟の社会の若い人たちの方が、
そういうことに対してね、ハッキリ。
言うだけではなく行動まで、過激なところまで行ってしまう国もあるし、
それがいいか悪いかというのはね、こう、一概に良いんだ、悪いんだと言い切れないところもあるけれど、
やっぱり、どんなことであれ正しい事と、自分が確信することには、
はっきり意思を表明すべきだろうと思うけど、
なかなか難しけどね。

でも、原発は良くないことは、ハッキリわかったんだから、
まだわからないでいるんならば、これはよくよく首をひねって考えたりすることもあるだろうけど、
今は原発という、原発と言っていいのか、ウランを
このあいだのテレビの科学者の集まりの中でも、
「みだりにウランを使ってはいかん」ということを言う科学者が大勢いたんですよ。
だからそういう事になると、これはもう、どっちが正しいかなんていうことはわかっていて、
ここまで来ると分かっている話だから。


科学といえどもこういうものを使ってはダメだ。
ここまでは許容されるという事が科学者によって、
だけど科学者によってもね、
それを今まで本来使ってはいけないものを使ってきた科学者も大勢いるんだから、
まあ、難しいところだけど。

香山リカ:
発起人のお名前を見て、私の周りの若い世代の方も、
「あれ、菅原文太さんもいるんですか」って、すごいやはり他の誰よりもみんな注目したり、
「菅原文太さんはどんな意見を持っているんですか?」って、
すごい注目度が高いものがあるなと私も実感しているんですけれども、
特に若い世代の人たちに、原発・自然エネルギー問題に関してメッセージがありましたら、
ぜひお伝えいただけますか。



菅原文太:
あの、よくよく考えて欲しいよね。
物事を判断するのに、「世間に通用していることが正しい」なんて思わないで、
自分の目で、そういう職業とか、生き方とか、
そういうことも自分の頭の中で、心の中で判断して、
良し悪しは自分で決めなさい。
ということを言いたいよね。


香山リカ:原発問題もまさに同じですよね。

菅原文太:
同じだよね。
みんな騙されて、「こんな安いものはない」と言われてきたけど、
「こんな高いものはない」という事がハッキリしてきたじゃないですか。
もう、京都大学のあの先生の本をちょっと読み始めたら、小出先生のね。
なに、廃棄物のね、原子力の。
500万年!
廃炉になるまで5年ならいざ知らず、500万年かかるなんていうことが書いてあってね、
これはもう、数字で表せないような時間と労力と、


香山リカ:その頃の子孫の子孫の子孫の子孫みたいな人たちがどんなに恨むでしょうね。

菅原文太:
それはそうでしょ。
「恨む」なんていう言葉では表せない。
もうこの地球に「オギャー」って生まれてきたことが幸せではなくなるかもしれないでしょ。
不幸を背負ってこれからの赤ちゃん達は生まれてくることになるかもしれない。
だから、

香山リカ:先祖が作った核のゴミを処理するためにってね、事ですよね。

菅原文太:俺のような歳になったらもういいけどね。もうほんとほんと。

香山リカ:
「原発問題も誰々が言うからいいんだ」というふうに考えないで、
ちゃんと自分で見て、考えて、答えをちゃんと若い人でも出して欲しいっていうことですかね。

菅原文太:
今は判断できるような、小出先生のような方が書いたものとか、いろんなものが出ているから、
そういうものを買って、高くないよ、本なんていうものはね、一冊。
そういうものでよくよく判断して、そして自分の意見を決めてくれよ、と言いたいよね。
























2014年11月1日
【沖縄】翁長雄志 うまんちゅ 1万人大集会
菅原文太「これが最も大事です。絶対に戦争をしないこと!」11/1沖縄(文字起こし)

菅原文太・日本人の底力 井戸謙一さん出演文字起こし
其の一
「日本の裁判"制度"というか、裁判"官"のあり方というか、 もうひとつ言えば"裁判"のあり方」
6/30"菅原文太 日本人の底力"井戸謙一(文字起こし)


其の二の1
「緩んでしまったニッポン人」7/7"菅原文太 日本人の底力"井戸謙一(文字起こし)


其の二の2
「日本だけ、報道していないんです」7/7"菅原文太 日本人の底力"井戸謙一(文字起こし)


2013年11月20日
秘密保護法案反対 メディア関係者らによる総決起集会
これがもし通れば「とどめ」になるのかなと思うくらい悪法だと思っています
2013年11/20菅原文太さん(文字起こし)


2013年7月18日 
新宿 井戸川克隆さんの応援演説
菅原文太「福島の原発の”低線量被曝”ということを知ってるかな? 原発がメルトダウンしてすぐ、子供達に低線量被曝が始まってる」新宿13/7/18(文字起こし)






テーマ : このままで、いいのか日本
ジャンル : 政治・経済

<佐賀玄海町>原発再稼動と選挙〜国の将来を、決定を左右する大きな論点〜12/9NEWS23(内容書き出し)

2014年12月9日 NEWS23 TBS を見ていて、アッ!と思いました。
慌てて途中から録画したので、途中からの内容の書き出しになります。

原発と共に生きてきた町「畑失えば生きる価値ない」

原発に対して賛成でも反対でもなかった青木さん。
しかし、福島の原発事故の被害を知り、原発の稼働に反対するようになった。

IMG_0004_2014121019580278a.jpg
青木さん:
農家が畑を失う”作り場”を失って避難生活になれば、
もう生きる気はなか。生きている価値はなかですね。


IMG_0005_20141210195804745.jpg
九州電力への再稼働中止要請 佐賀・玄海町2日
原発再稼働に不安を持つ住民の声を真摯に聞いてください。

総選挙公示日の2日。
原発に反対する団体は、九州電力に再稼働中止の要望書を提出した。
その中には青木さんの姿もあった。
ただ30人ほどが集まった中で玄海町の町民は青木さん一人。
発言には町民としての遠慮も垣間見えた。

青木さん:
危険な、この原子力発電の事を一から考え直していただけないかということが、
私のひとつの願いでございます。
ま、九電さんにこういうことを言うのは申し訳ございませんが、


IMG_0006_201412101958056f7.jpg
玄海町には原発の誘致で巨額の交付金がもたらされてきた。
豪華な町民会館やスポーツ施設、保育園や温泉施設など、
交付金によってもたらされた恩恵は小さくない。

IMG_0007_201412101958079be.jpg
ここにあるのが玄海町で建設が進められている、小中一貫の公立学校です。
総費用48億円のうちおよそ7割は原発関係の交付金で賄われています。


原発選挙区での戦い 第一声で候補者たちは…

IMG_0008_20141210195808718.jpg
原発で潤い、同時に不安を持つ玄海町。
この地区を含む佐賀2区には今回3人の候補者が立候補している。

IMG_0009_2014121020003179c.jpg
自民党から出馬したのは、佐賀県知事を辞職した古川康候補
県知事としてプルサーマル実施を受け入れ、国の原発政策に積極的に協力してきた。
出陣式には玄海町の町長も駆けつけていた。

IMG_0010_20141210200032c89.jpg
玄海町 岸本英雄町長:
激励をしたいなと思って、
玄海町こぞってみんなきています。

Q:再稼動については焦点の一つになっていますが、どのような主張を期待されますか?

玄海町 岸本英雄町長:
いや、それはもう一番古川候補がわかっていることですし、
これまでも一緒にやらせていただいたし、
(再稼動を)計画通りに進めていただきたいなと思っております。

しかし、出陣式の演説では、

IMG_0019_20141210200838da5.jpg
古川康候補 自民党:
他党のみなさんは、「アベノミクスの根本が間違っていた」という主張をなされておりますけれども、
私はそうは思いません。

出陣式での演説内容(2日)
アベノミクス・経済 3分半
農林水産業対策   2分
人口減少対策    2分半
高齢者福祉の充実  1分
御礼•その他     8分

演説の中心はアベノミクスの成果について、農振水産省の支援、人口減少対策などは訴えたが、
最後まで原発の言葉は出てこなかった。

一方民主党の前職大串候補も

IMG_0020_201412102008395f5.jpg
大串博志候補 民主党:
安倍政権がやってきたアベノミクス。
本当に私たちが住むこのカシマの地でウラシオの地で、シオザワの地で、タラの地で、
生活良くなりましたか?

出陣式での演説内容(2日)
選挙実施への批判  3分
アベノミクス批判  3分半
集団的自衛権問題  2分半
地元の声を聞くこと 2分
御礼・その他    2分


アベノミクスと集団的自衛権の問題を中心に安倍政権を強く批判したが、
原発再稼働問題に触れることはなかった。

Q:市民の方々は何に関心がありますか?

大串博志候補 民主党:
「アベノミクスで本当に生活が良くなっているのか?」ということに関しては
「いや違う」ということをみなさんおっしゃっているんで、
声が、これからもそういうことに関して大いに疑問を持っていらしゃると思います。


IMG_0021_20141210200840e9e.jpg
御厨さとみ候補 共産党:
私はここ佐賀県から原発ゼロの日本を目指します。

街頭での演説内容(2日)
アベノミクス批判  1分
非正規雇用問題   1分
高齢者の社会保障  30秒
消費税増税反対   30秒
原発ゼロ      30秒

取材班の前で唯一再稼動問題に触れたのは共産党の御厨候補。
しかしその順番は5番目で、時間はわずか30秒だった。

原発再稼働が注目される選挙区で、なぜ候補者たちはこの問題を大きくアピールしないのか?

IMG_0022.jpg

実は再稼動問題について自民民主はどちらも、いわば条件を満たせば道を開くという公約を掲げている。

IMG_0011_2014121020003435b.jpg
地元の世論調査でいずれも47%が再稼働に反対する中、
自民民主の両候補者にとっては、再稼動問題は触れにくい争点となっているのだ。

IMG_0012.jpg
自民党支持者
一市民として子供のことを考えると、その辺は(再稼動は)慎重にしていただきたいというふうに思います。

IMG_0013_20141210200037e98.jpg
民主党支持者
できれば再稼動は反対です。

また、世論調査からは別の一面も見えてくる。
IMG_0014_20141210200506fc7.jpg
再稼動に賛成という人が大幅に増えてきているのだ。


根強い再稼働反対の声
急増する賛成派 なぜ?


玄海原発から20km圏内に位置する唐津市の商店街でその理由の一端が見えた。

Q:一番大事な争点はなんですか?

生花店:えー?経済よね。

Q:どうですか?商売は。

IMG_0015_2014121020050762f.jpg
生花店:
商売も唐津はね不景気よ。全然。
都会は(景気が)上がった上がったと言いよるけどさ、

IMG_0016_20141210200509bd1.jpg
海産物店:
やっぱり唐津は大きな産業がないからね、
やっぱり原発が動かないといけないのかもしれませんね。

Q:そうですか?

海産物店:そういうのもちょっと感じる。お金が回らない。

Q:そうですか、

海産物店:はい。

唐津は原発関連の事業者や公務員などが多く、「全体に消費が落ちている」と地元の商工会幹部は話す。
創業130年のこの蒲鉾店では、さらに電気料金の値上がりと消費税増税で三重苦の状態だという。

IMG_0017.jpg
ふじ川蒲鉾 藤川節子さん:
(原発に)不安はありますけれども、こういう商売している人にとってはやっぱり…ですよね。フフッ。
原発が動くことによって潤うという方もいらっしゃるし、難しいです。

原発停止による地域経済の停滞が陰を落とす、佐賀に。
それでも玄海町の農家青木一さんは「再稼動問題は重要な争点だ」と話す。

青木さん:
原発のありがたさということを、こうなんか、
勘違いしたありがたさを(人々は)持ってあるとなかとじゃないですか。
とにかく(候補者たちには)声を上げてもらわんといかんですね。


福島の事故から3年9ヶ月。
有権者は原発問題をどう判断するのだろうか?


膳場貴子:
各党の原発に関する公約をこちらにまとめました。
IMG_0018_20141210200512399.jpg
まず自民党は
安全性の確保を大前提としたうえで、重要なベースロード電源と位置づけ、活用するとしています。

一方民主党は原発の再稼動について、
責任ある避難計画がなければ再稼動すべきでないとしています。

そして他の各党もこのように原発に関しては公約で触れていますが、
目の前の再稼動を認めない姿勢を明確にしているのは、
共産、生活、社民、改革の4党です。

岸井さん、VTRにあった玄海原発の地元ですけれども、
候補によっては原発、そして再稼働の姿勢を前面に出していない。
ちょっと意外に感じました。


岸井成格:
そうですね。
この原発問題というのは全国の原発がある自治体では、
なかなか再稼動を含めて大きな争点になっていないんですよね。
例えば先週安倍総理が新潟の柏崎市で演説したんですけれども、
その際も原発については全く触れてない
です。
で、民主党も、今お話があったように
自民党との違いがなかなか、詰めると分かり難いところがあるんですよね。


膳場貴子:
ただ玄海原発は九州では川内原発の次に再稼動に進むとみられている、
まさにその問題に直面しているわけですよね。

岸井成格:
と思います。
ですからね、地元経済が今ありましたように低迷が続いているので、
「再稼動で景気が良くなるんじゃないか」という期待もあるんでしょうね。
それから与野党の幹部から言いますと、
「原発っていうのは地元では全く票にならない」という声も聞くんですよ。
しかしこれは、国の将来を、決定を左右する大きな論点だということを、ぜひ忘れないで欲しいなと思います。





テーマ : 原発再稼働
ジャンル : 政治・経済

宝田明「間違った選択をしないよう、国民は選挙を通じて、戦争をしようとする人ではなく、そうでない方向の人を選ぶべき」&[わたしの戦争体験]俳優宝田明(文字起こし)

「間違った選択すれば戦争」…宝田明氏の発言にNHK大慌て
日刊ゲンダイ 2014年12月8日

134fdd3c704fb5ba039c7a7a88fd647820141208132049425_262_262.jpg
発言、ごもっとも(右はNHK山本アナ)/(C)日刊ゲンダイ

故・菅原文太氏に続き、芸能界の大物がまた「反安倍」の狼煙を上げた――と話題になっている。東宝を代表する二枚目スターとして活躍し、12年に文化庁芸術祭大衆芸能部門大賞を受賞した俳優の宝田明氏(80)だ。

宝田氏は3日夕方に放送されたNHKの「ゆうどき」に生出演。幼少時代に旧満州でソ連侵攻を体験し、命からがら引き揚げてきた悲惨な過去を振り返りつつ、「人間の起こす最も大きな罪は戦争」「戦争を起こしてはいけないというメッセージを発信し続けたい」と戦争反対を主張。その上で、噛み締めるように「無辜の民が無残に殺されることがあってはいけない。間違った選択をしないよう、国民は選挙を通じて、そうでない方向の人を選ぶ(べき)……」と訴えたのである。

宝田氏が集団的自衛権行使容認にヒタ走る安倍政権を念頭に発言したのは明らかで、NHK番組で「反安倍」を“公言”したのも同然。放送後、ネット上では「よくぞ言ってくれた」「男気を感じる」と拍手喝采だ。

逆に非難囂々なのは、NHKの山本哲也アナウンサー宝田発言を慌てた様子で「各自、それぞれが思うことがあるでしょう。いろいろな考え方もありますから……」などと遮ったからで、「戦争肯定派か」と物議を醸している。
山本アナは安倍首相の地元の山口県出身。「おらが町の首相」の心情をおもんぱかったかどうかは分からないが、戦争反対を訴え、そのために選挙で有権者は正しい選択をしよう――と「正論」を唱えることが、それほどいけないのか。元NHK政治部記者の川崎泰資氏もこう嘆く。

悲しいことだが、安倍政権のメディア介入の“効果”が表れているのでしょう。局内で政権批判自粛のムードが蔓延しているのだと思う。例えば、沖縄の仲井真知事が退任直前に(知事選で争点になった)辺野古の工法変更を承認したニュースの扱いを見てもそう思います。本来は民意を裏切る行為であり、トップニュースで扱うべきなのにNHKはマトモに取り上げていない。由々しき事態です

このまま自民大勝なら「皆様のNHK」が「安倍政権のNHK」になる。断固阻止しないとダメだ。



「ゆうどき」2014年12月3日(水)の放送
人生ドラマチック「俳優 宝田明さん80歳」

img_0_m.jpg
故・菅原文太さんに続き、声をあげる俳優・宝田明(80)さん、
タレント・大橋巨泉(80)さんの覚悟と決意

より、一部抜粋

途中から見たのだが、宝田さんは「私は80年の人生と、そこでの体験から、二度と戦争は起こしてはならないと考えています。」と仰っていた。

初代ゴジラの主演を務めた宝田さんは、ゴジラに関して、「戦争によって、核兵器によって無辜(むこ)の民の命が犠牲になった。人間が起こした核戦争、核開発によって世界が小さくなってしまった。その後、核開発に力を貸した原子力物理学者たちが、『もし核を使用すれば世界が滅亡する』と発表して、7人委員会がつくられた。
しかし3・11事故で、日本で再び核の放射能汚染がひろがる辞退となった。命の大切さ、命がおろそかにされてしまうような事態が、戦後70年もたっているのに、いまだに続いている。」と語った。
また「戦争のこと、日本で派生してきた時代、明治、大正、昭和の歴史を研究して、どうやって戦争に入ったのか、是々非々でもいいから、若い人にもっと知ってもらう必要がある。」とも述べる。

そして、「無辜の民が犠牲となる無残な戦争を、一握りの人間にもてあそばれてやることはあってはならない。間違った戦争を繰り返してはならないと思います。最近、ややもすると、キナ臭い動きが国内にも、周辺国にもあります。戦争を助長することも、加担するような動きもしてはいけないと思います。」として「日本が間違った道を選択しないように、選挙で、戦争をしようとする人ではなく、そうではない人を選ぶことが大事です」と選挙にも踏み込んだときだった。
すかさず、聞き手のNHKキャスターの山本哲也氏が、あわてたように「各自、それぞれが思うことがあるでしようし、いろいろな考え方もありますから……」と宝田さんの話しを否定するようにして割って入った。
しかし、宝田さんは、それでも再び、「声を大にして言いたい。戦争をおこしてはいけないというメッセージを発信し続けていきたい。」と力を込めて述べた。




メールで教えていただいた情報 Mさん

夕方帰宅して何気なくTVをつけたら、宝田明さんがGODZILLAの話をしていました。
「ゴジラはただの怪獣ではなくて、GOD、神からの警告なんです。核兵器への。アインシュタインや湯川秀樹が物理学者として委員会も作りましたよね。」
「長年、子どもたちと『葉っぱのフレディー 小さないのちの旅』というミュージカルを続けていますが、子どもたちにいのちを考えてほしいんです。」
「明治、大正、昭和と軍国主義への流れを、教科書でしっかり学ばなければなりません。」

「いま日本では震災、原発とか放射能で、子どもたちがですね、こういうことを選挙でしっかりかえていかないと・・」

突然アナウンサーが「まあいろいろ考えはありますから」とさえぎってしまいました。




2009年NHKで宝田明さんが戦争体験を語っている動画がありました。
その部分を文字起こししました。


[わたしの戦争体験]
俳優 宝田明・戦争体験

放送日 2009-03-29
map_ne-024.jpg

2009年に「わたしの戦争体験」と題して著名人の戦争体験を放送しました。その番組を公開いたします。
この回は、旧満州でソ連侵攻を体験し、苦労して日本に引き揚げてきた俳優の「宝田明」さんです。
東宝の看板映画俳優として、またテレビでも活躍してきた宝田明さんは、旧満州今の中国東北部での過酷な体験を潜り抜けて日本に引き揚げてきました。宝田さんは、父親が南満州鉄道で働いていたことで、2歳からハルビンに住み、そこで昭和20年8月の終戦を迎えましたが、満州に侵攻したソビエト軍は、8月20日ころハルビンを占領、宝田さんの家にもソビエト兵が押し入って略奪を受け、宝田さん自身、ソビエト兵の銃撃を受け大けがをしました。



ナレーション:
私たち日本人が体験した戦争。
今も忘れることができない記憶があります。

1_201412041827442d9.png

宝田明:
戦争の実体験、証言をしていらっしゃる方。
そしてこれは虚構の話じゃなくて、人間の長い歴史から見ればたかが半ページ先のことでもない。
同じページに書かれているぐらいのことなんです。
それを60何年前のことをいうと「なんだ、古いことを言って」と一笑に付されてしまうのが、
僕はとっても嫌です。

ナレーション:
俳優宝田明さん。
旧満州、現在の中国東北地方にいた宝田さんは終戦後数々の困難に遭遇し、やっとの帰国を果たしました。
宝田明さんは昭和9年、当時日本の植民地であった朝鮮半島に生まれました。
2_20141204182746384.png
2歳の時、南満州鉄道で働くようになった父と共にハルビンに移り、そこで育ちます。
終戦の6日前、昭和20年8月9日、ソ連軍は日ソ中立条約を一方的に破棄し、満州に侵攻します。
この時満州を守るべき関東軍の主力はすでに南方の戦場へと移動していました。
ソ連軍がハルビンを占拠したのは、8月20日前後と言われています。
ソ連軍による摂取や、一部の兵士による略奪や暴行が始まりました。


宝田:
ソ連軍がいつ入ってくるかわからないから、玄関に大きなこんな太い木で閂(かんぬき)を作ってですね、
それで2階3階には缶からを二つ三つ付けて、神社の鈴みたいに。
それがカランカランと鳴って、窓から顔を出して、
「あ、ここに住んでいる家族のものだ」と思うと、閂を開けてそれで入れるんですけど。

どうしてかね、夜つかつかっと私のところに、食事をしていましたら、
ソ連の兵隊が靴のままドッと入ってくるんです。
「あら?誰がどうして開けたんだろう?」と、いうことで、
しかし我々も微動だにせず、もう何されるかわかりませんから。
時計をだーって(腕にたくさん)しているのでね、
もう既に何処かの社宅に入ってぶんどってきたんですね。
だから袋に、こんな大きなのに電気コンロが入っていたりしているんですけど。
もちろん私のところもそういった、彼らが見たこともないだろう家庭用品や化粧品等等。
それでちょっと別室でしばらくいましたけれど、
まぁ、何をされたのかね。
母には、もう亡くなりましたけれど、死ぬまで「あの時どうされたの?」っていうことは、
残念ながらそれは聞くことができずじまいでした。


ナレーション:
宝田さんは兄弟とともにソ連軍に駆り出され、石炭を運搬する労働を命じられました。
ある日のこと、兄が働きに行ったまま戻ってきません。
軍人と間違われられ、シベリア行きの列車に乗せられたのではないか。
宝田さんは兄を探すため列車へと近づきます。

宝田:
見張りをしていたソ連の兵隊にダダダダーッと撃たれましてね、
うちへ帰ってきたら血だらけになっている。
痛いも痒いもないんですよ、ただ生温かくて、血で濡れているんですよ。
それでま、とにかくオキシフルをどんどんかけるしかない。
あるいは赤チンをつけるぐらいで。
ところがですね、翌日から、実は腐ってきましてね。

3_20141204182747f89.png

すごく化膿が激しいんです。
で、昔軍医さんだっていう方が、麻酔も何もせずに裁ちバサミで突き刺して、
ザクッザクッて肉を切ってですね、そしたら膿がバーーーッて出たんですよ。
出てですね、それで裁ちバサミでこうつまんだら、弾頭っていうか、弾が出てきたんですよ。
鉛の弾だったんです。
それは「人間に入ったらすぐに腐る」ということで禁止されていた弾なんですけれども、
ま、それだったんですね。
ですからすぐに腐ってきちゃったっていうことで、
結局縫うこともできず、ただそのままにしていたらずーっとこうなって(くっついて)きて、
ですから未だにちょっとペコペコしているんですが、
まともに入っていたらおそらく死んでいたかもしれません。


ナレーション:
ようやく日本へと引き揚げることができたのは終戦の翌年でした。
大陸生まれの宝田さんにとって、初めて踏む祖国の土でした。
大荷物を抱えて大阪までたどり着き、
親戚の家へと向かう電車に乗った宝田さん一家に、思わぬ罵声が浴びせられます。


宝田:
電車が混んでましてね、ダダダダーッと中に押し込まれて、
それで「こんなに混んでるのか」と、ガタガタ揺られたので、
「なんや」俺初めてあんな大阪弁聞いた、
「なんやな!荷物降ろさんかい!」
「あれ、俺どこの国に来ちゃったんだろう?」と、「今なんて言ったんだろう?」
「なんやお前、降ろさんか!」ってこう。
いまだにこの言葉は忘れられない。
ムカムカきてね、もう12歳、小学校6年っていったらね、
なに、このやろう俺はソ連の兵隊に玉食らっているんだぞ、
お前らみたいなもの何このクソッタレと思っちゃうわけです。
「引揚者で荷物がないと帰れませーん!」って怒鳴ったの、電車の中で。
そしたら、シーンとしたんですよ。
そして駅を降りて、電車はタカタカタカッと田んぼ道をずっと。
で行ったあと踏切を渡って目指す方向にいくんでしょうな、父の後を我々は付いているわけですから。
それでもう、むしゃくしゃむしゃくしゃしているところへ、
フッと見たら向こうに果物屋さんと野菜屋さんみたいなのがあったんですよ。
そしたらなんかこんなね、黄色く赤い果物があって
「あれは満州で見たことがないな、なんなんだろうな、なんなんだろうな、美味しそうだな、どんな味がするんだろうな」
と思いながらこうやってこう見て、フッとまた歩いて行ったら、後ろから、
「ちょっと、お待ちなさい」とか言われてね。
そしたら白い割烹着を着たおばさんがね、
そういえば果物屋の中にいた人だなって思ったら、
「どこから帰ってきはりました?」って言いながら僕の飯ごうの中に柿を4つポンと入れて、
大きい柿なんですよ。
4つポンと入れてくれてね。
もうそれで、それまでの満州終戦からの、引き揚げの時からの船でのこと、今電車の中で受けた嫌な言葉、
全部かき消してくれる、その「どこから帰ってきはりました」と、入れてくれたんですよ。
よほど俺が物欲しそうに見て行ったんでしょうかな。
もう私入れてもらった飯ごうを落っこどして、ワーワー、ワーワー泣きました。

ナレーション:
12歳までの多感な少年時代を過ごしたハルビン。
そこは終戦直後の辛い記憶が刻まれた故郷です。




【内容情報】(「BOOK」データベースより)
私たちは次の世代に、どんな明日を、どんな未来を手渡すのかー医師・俳優・作家として活躍する三人が憲法九条への思いを綴る。

【目次】(「BOOK」データベースより)
明日の世代のためにー今私が願っていること(澤地久枝)(一人の存在として声を上げる/密約/原発事故は人災 ほか)/憲法九条は世界の宝(宝田明)(「九条の会」とのご縁/ミュージカル『葉っぱのフレディーいのちの旅』/ハルビンの少年時代 ほか)/勇気をもって「ノー」と言おうー真の愛とゆるしのために(日野原重明)(戦争は人間を鬼に/尊敬する医師に学ぶ/「いのちの授業」 ほか)

【著者情報】(「BOOK」データベースより)
日野原重明(ヒノハラシゲアキ)
1911年生まれ。聖路加国際メディカルセンター理事長、聖路加国際大学名誉理事長

宝田明(タカラダアキラ)
1934年生まれ。俳優として舞台・映画・テレビで幅広く活動

澤地久枝(サワチヒサエ)
1930年生まれ。ノンフィクション作家。「九条の会」呼びかけ人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

テーマ : このままで、いいのか日本
ジャンル : 政治・経済

<鮫川村仮設焼却炉>鮫川村が私文書偽造&不動産侵奪罪を犯し8万ベクレル超の稲藁を燃やす12/2検察「不起訴」に再審請求申し立て会見(文字起こし)

鮫川村-焼却事業停止仮処分&私文書偽造
検察庁-郡山支部私文書偽造の告訴に「不起訴」の決定
原告は、検察審査会に再審請求を申し立て
 
2014年12月2日金曜日 郡山記者クラブ

UPLAN

鮫川・汚染問題を考える会
検察への意見書
告訴人Hさん
坂本博之弁護士
不起訴について
http://youtu.be/PiEt1Wh_nJo?t=1m9s


1_20141205064931f6f.png
Hさん
「不起訴」ということで、なんで不起訴なのかな?と、理解できないことがいっぱいで。
なんか、言っていることを素直に聞き取っていただけないみたいな、
こう、上に登るような、なんか、曇り空にいるような、今はそんなふうな気持ちでいます。

最初の取調べとか、何回かやっていると、だんだんに、聞かれることが、
1回目、2回目と項目が変わってくるんですよね。

最初に行った時には、「電話で了承した」とかなんとかって言っていたのが、
これは見せかけ論だという話になってきて、「それを立証しないとだめだ」と、そういうことを言っていて、

今度2回目には
「あなたはこの焼却炉問題に対して『反対』ということを誰かに伝えていましたか?」と、
そういうふうに問題提起が変わっていくわけですよ。

そういうところも「不思議だな」と思って、
問題をすり替えられていったような感じで、
2回目に行くと、
「最初の時は『あなたは証明しなさい』なんていうことを一切検察の方は言っていません」と、
そういうふうな形で言われて、問題を常に蹴られるような感じに、
私としては、いいように、言葉巧みに、うまく退けられたというような感じがしてなりません。
以上です。

司会:
今のお話を聞いて、
ちょっとびっくりするような状況にどんどんどんどん話が変わっていったということが、
皆さんも感じられたと思うんですけれども、
弁護人の坂本弁護士の方から、この一連の流れの状況のお話をいただきます。

2_20141205064933f0e.png
坂本弁護士:
まず、今回の告訴はどういう告訴だったのか?ということを申し上げますと、
平成24年5月、約2年半ぐらい前ですけれども、
皆さんご存知の通り、鮫川村に指定廃棄物を焼却するための仮設焼却炉を作るという計画が持ち上がりました。
これは環境省の事業であります。
その仮設焼却炉を作る予定の土地というのは、牧草地、つまり農地でありまして、
しかも、18名の共有名義になっている土地だということです。
で、告訴人のHさんはその18名の共有名義者の一人です。

基本的に「共有地である農地を農地でないものにして利用する」という場合には、
地権者全員の同意」というものが必要になります。


そこで、この計画を環境省とともに進めていた鮫川村としては、
「地権者全員の同意書」というのをまず取る必要がある。
18名の中には同意する可能性のない者もいるし、
前回の記者会見の時にも申しましたけれども、
地権者の中に、既に死亡している人も4人ほどおります。
それで、Hさんの件については、
Hさんに事前の連絡もなく、勝手にHという名前を使って、
全く本人の合意ではないハンコを使って同意書が偽造されてしまった。

それを今回は「有印私文書偽造行使」ということで刑事告訴をしたということであります。

それで、今回検察庁、検察庁は福島地検白河支部というところです。
白河支部というところは常勤の検事がいないんですね。
で、郡山支部の検事が白河支部の検事を兼ねるという形になっています。
だから実際に取り調べをやるのは郡山支部の検事なんですけれども、
文書の中では福島地検白河支部所属の検事という名目で取り調べをやっている。
で、今回の結論を出したということです。

今回の告訴に対して、「不起訴」という決定が11月4日付をもって私の事務所に送られてきました。
それからHさんご本人のところにも送られてきたようです。
この文書が送られて来る数日前に検察庁の担当の検事から私の事務所に電話がありまして、
「不起訴にすることに決めました」ということだったんですね。
私はそれで、「不起訴なんですか?起訴猶予なんですか?」と聞きました。

要するに、検察官が被疑者を裁判所に起訴しない場合というのは、
「不起訴」というのと「起訴猶予」というのの二種類あるんですよね。

「起訴猶予」というのは「犯罪が成立する可能性は高いけれど、今回だけは勘弁してやる」というので、
「不起訴」というのは、「明らかに犯罪にならない」とか、
「犯罪を立証するための、有罪を立証するための証拠がない」と
「証拠が不足している」という場合の判断になります。

で、今回の処分は「起訴猶予」ではなくて「不起訴」だというふうに言いました。
「なんで不起訴なのか?」ということを問いましたところ、
「偽造した人の有罪を証明する明確な証拠がないからだ」というふうに検察が言っていました。
「有罪を立証するための具体的な証拠がないというのは一体どういうことなのか?」
いま、Hさんご本人の話の中にもありましたけれども、
「偽造がされた平成24年5月頃にHさんが仮設焼却場の建設に反対していた、賛成していなかったことを裏付ける明確な証拠がない」というのが検察官の話だったんです。

私の見解ですけれども、検察官としては、
実際に偽造をしたのは、ある地権者の一人の奥さんが偽造したと。
その奥さん自体は「Hさんは同意しているから」と言われて、
偽造、偽造というか、「Hさんの名前で署名をした」と。
鮫川村内のある人物が、Hさんからの電話で同意をしたということを話で聞いたと、
それがHさんが同意をしたと決めたという根拠のようなんですけれども、
検察官としてはHさんが明確に反対をしていた、あるいは同意をしていなかったという、
それを明確に裏付ける証拠が欲しかった、ということなんですけれども、

逆に言えば、Hさんから「同意をした」ということを電話で聞いた。
その人物の供述が果たして信用性のあるものなのかどうか?
ということを、
いろんな角度から検討すれば、おそらく
「その供述がおかしい」ということは裏付けを取ることができたと私は思うんです。

それからHさん自身は、平成24年5月当時というのは、
反対しているというよりはむしろ、仮設焼却炉が作られるという話そのものも知らなかった。
そういう認識すらなかった
というのが真実のようであります。

そうであるとすると、その後のHさんの行動。
つまり、仮設焼却炉の工事が実際に始まって以降、村に対して情報公開請求を行ったり、
色々と反対をする行動を積極的に始めたんですね。
そういった事後の行動を見れば、
その当時、平成24年5月当時、文書の偽造がされた当時に賛成していたのか、同意していたのか、
あるいは否定していなかったのかどうか、
その辺のことっていうのは、その後のHさんの行動を見れば明らかに推定できるはずなんですね。

検察官としては、その辺の、実際に偽造したという人、
あるいはその周辺にいた人の捜査を行うにあたって、手を抜いたんではないか?
あるいは、手加減、さじ加減を緩めてやったんではないか、そういう疑いが濃厚です。


ある検察官が、
「検察庁というのは被害者とともに泣く検察庁を目指している」ということを言っていましたけれども、
今回のケースを見ると
検察庁というのは加害者とともに笑う検察庁である」と言っても過言ではないと思います。

今回の事件というのは、
環境省が進める指定廃棄物の処理に大きく関係する事件です。
指定廃棄物というのは、東京電力福島原発事故の後処理に関する問題です。


皆さんもご存知だと思いますけれども、原発というのは国策で進められている事業であります。
したがって、原発の後始末というのも国策で進めていかなければならないケースである。

こういったケースを前にして、検察官検察庁、
ま、裁判所も恐らくそうなる可能性が高いかなという気がしますけれども、
検察官や検察庁というのは非常に腰の引けた対応をしている。

こんなことでは法治国家としての日本を守ることはできないだろう。
なんのための検察庁なのか?
なんのための法務省なのか?
まさにこの事件というのは検察庁の存在意義が問われているという事件であります。
そして、検察庁、検察官は自ら
「検察庁の存在意義がない」
「日本の検察庁はだらしない」
「日本の検察庁はバカばかり」
ということを自ら身をもって証明したことになる、と言っても過言ではないと思っております。

それで、今回の不起訴決定に対しては、当然Hさんとしては納得できることではありませんので、
検察審査会に対して不服の申し立てというのをしております。

皆さんのお手元の記者会見資料の4ページ以降に、この審査申立書を載せてありますので、
ご覧になっていただければと思います。

検察審査会では、事実を精査して不起訴不相応という結論を是非出していただきたいと思っています。


15:57
3_20141205064934740.png
司会:
ありがとうございました。
何度もなんども伺っていかないと、
どういう状況に今鮫川の問題がなっているのか?というのを忘れてしまいそうな状況でありますけれども、
こうしてまた改めて伺うと、
「あ、そういうことだったんだ」というのが一つ一つまた頭の中で整理されてきていると思います。
今回のこの不起訴について、鮫川汚染問題を考える会の郡山市の蛇石郁子市議会議員から
不起訴についてのお話を伺いたいと思います。

16:35
2_201412050640327aa.png
蛇石郁子さん:
午前中は議会の方で鮫川村の方には行けなかったんですけれども、
ずっとこの問題に取り組まさせていただいております。
さきほどからHさんと坂本弁護士の方からご説明があったように、
本当にこの問題って、有り得ない事だと思うんですね。
郡山市でこういうことが起きたら、もっともっと大きな問題になるはずなんですけれども、
ちょっと郡山から離れているということもあって、
なかなか…、鮫川では問題になっても、郡山市とか福島県全体のなかでは、
その時だけ、記者会見をした時だけちょっと問題になるけれども、
本当に県民全体に行き渡っているかな?っていうのは、私は前々から心配しております。

坂本弁護士がおっしゃったように、
やはりこれは法治国家である日本で起きていることなのかどうか?って、
とても不信感が募ってきますよね。


「一人の人間の権利が侵されているっていうことはとても重大だ」と思うんです。
ご自分が全く意図していないにもかかわらず、勝手に自分の名前が使われて、
それが文書として有効なことになっていて、
なおかつ、それでもって国が進めている仮設焼却場の方が進んでいくという、その過程ですね。
その過程に入る前にきちんと対処されていない個人の人権が侵されているというのは
無視することができないというふうに私は思っております。
控訴をしていくというのは本当にその通りだと思っておりますので、
これからもHさんのことを、ずっと支援していきたいと思っております。
真実は一つしかないわけですから、やはりそこに光を当てて、
同じようなことが二度と起こらないようにしていくというのは、とても大事なことだなと思っております。


司会:本当に、「真実は一つ」という重い言葉が聞かれたと思います。



http://youtu.be/PiEt1Wh_nJo?t=19m40s
129
和田央子さん:
私は焼却炉から2kmぐらいのところに住んでおりまして、
Hさんと大体同じ距離におりますけれども、鮫川村民ではなく塙町の住民ということで、
一連の手続きから一切排除されています。
爆発事故があった時も一遍の通報もありませんでした。

今回の不起訴を受けて、本当に失望を禁じ得ないというか、
本当に司法が死んでいるなと思います。
もう誰の目から見ても、これは世論を見ても、インターネットを見ても、
誰の目から見ても明らかな犯罪である」ということで、
限りなく黒に近い状況であるにもかかわらず、平然と不起訴にされる
という現状に、深い失望を覚えています。

それから地権者に対する重大な、村、そして関係者らの背信行為があったことについて、
今日は役場前で抗議行動を行ってまいりました。
村長を始め地権者等のHさんに対する、私たちゴミ焼却炉に住民たちに対する重大な背信行為について、
厳しく責任を問うと、村長と関係者らは非を求めて謝罪をして欲しい。
そしてこの事業を直ちに停止して欲しい。ということを強く求めてまいりました。

それから私は毎日環境省のホームページにて、稼働状況のデータをチェックしておりますけれども
また新たに、その稼働においても重大なデータがわかりました。
当初、この「焼却対象の稲わらは4500ベクレルである」というふうに公表されていましたけれども、
本稼働直前に日立造成によって、再精査がなされまして、
その時に「3万4000ベクレルでした」という発表がなされました。

そして量も大幅に違って、もっとずっと多かったんです。

ところがこの10月半ばから突如5万ベクレルのものが燃やされ出して、
毎日毎日データが更新されると、6万ベクレル、7万ベクレル、どんどん濃度が高くなって、
しまいには8万1000ベクレルというものが燃やされたんです。

その後もずっと6万ベクレル程度で毎日推移しております。

こういったデータのデタラメ状態を見ると、
今、国、行政が発表している安心安全とされている測定値というものが、
「環境測定のみならず、食品においても本当に信用できるのか」というふうに強い疑問が湧いています。


そういったことも含めて、この問題を広く皆さんに知っていただいて、
問題を明らかにしていきたいというふうに思っております。


環境省 福島県鮫川村における実証事業
12月1日「仮設焼却炉の運転データ 平成26年11月」
8

81



http://youtu.be/PiEt1Wh_nJo?t=23m59s
青木:
今和田さんの方で話された、8万ベクレルっていうのは、
こういう数字は8000だとか、数字が飛び交っているので、
もう一回お話を整理しておくとですね、
現在でも「原子炉等規制法」で、クリアランスレベルは100(ベクレル/kg)なんです。
それで100以上の放射性物質は、原子炉だとか、医療施設、あるいは研究施設、
そういうところから排出される放射性物質は
100ベクレル以上はドラム缶に保管をして、数百年保管管理しなければならない
というものです。

これの800倍ですよ、8万ということは。
800倍の放射性物質を焼却するという。
これは世界で何処もやっていないことです。


現実的にこういうことをやっていった時に、本当に安全なのかどうか?ということは、
問われることになってきます。

そのために彼らが、環境省が、
指定廃棄物8000ベクレル以上は環境省が処理をするという、
指定廃棄物を焼却するの当たって、
「安全性を確認する」っていうのがこの鮫川の実証試験場の役割だったの。

ただ、ある程度物事をわかっている人は、どこでもこれは反対しますよね。
一方では何故、100ベクレルのものをドラム缶に入れて、何百年も保管するということをやっているのか?
なんで焼却した時に大気放出されないのか?
その安全性は確保しているのか?

そういう話になりますよね。

だからどこも反対していたわけです。
どこも反対していたところが、鮫川の村長さんたちが手を上げてですね、これに乗り込んでいる。
先ほど坂本さんのお話にもあったように、
これは隠されてずーっと進められています。

21

皆さんにお渡ししたのが、この同意書の原本のコピーです。

22
23

で、下の方にHさんの名前が書いてあります。
印鑑も押してあります。
このHさんの名前が書いてあるのが、今回の被疑者の配偶者が書いたものです。
Hさんの自体ではなく、なんとなく女性の字っぽいですよね。
これが今回問題になったやつなんです。

この同意書で、彼らの言い分は、
偽造の犯罪に対して逃れうる唯一の言い分なんです。
「Hさん本人から同意をとった」という。

それは先程言ったように、様々な状況から言って、
で、検察官がHさんに尋ねたのは、
「あの当時Hさんは、この焼却炉建設に反対していたのかどうか?」という
反対していたとしたら、あるいは反対を具体的に表明していたとしたら、
そういう人が同意するはずがないので、これはおかしくなるね、というストーリーだったんです。

だけど、先ほどお話を皆さんお聞きしたと思うんですけど、
この当時は、焼却炉を建設するっていうことすら明らかになっていなかったんです。
反対するにもしようがないわけです。

そういうおバカな話を検察官が聞いているわけです。
よっぽどどうかしていますよ。

私たちは、「どうせ警察とか検察だとかは行政よりだろう」とは思っておりますけれども、
やはり弁護士さんがお話になったようにですね、
社会の一定の秩序を保っていくために、
法律に基づいて犯罪行為があるかどうかをちゃんと摘発するっていうのが、検察の役割です。

その役割に期待して告訴を、今回Hさんもやられたし、我々もHさんを応援したわけです。

事情をお話ししますと、先ほど言ったように、
今は8万もの汚染物を焼却しているというとんでもない話に対して、Hさんは反対されていた。
だけどこれを反対していくために、どの手立てが一番有効かといったときに、
これだけ分かりやすい証拠が残っているわけです。

だから偽造問題から手をつけよう。
それで告訴したんです。
それがずっと、これを起訴するかしないかということで、延々先延ばしにされて、
今年の11月に「起訴しません」という。

みなさん、自分が一人の市民の立場に立って何かおかしなことがされるというと時に、
これをストップする手立てを考えて、裁判に訴えるという、
今実際に訴えていますけれども、
裁判に訴えるというのは時間もかかりますしお金もかかります。
それよりもこんな犯罪行為があるんだったら、この犯罪行為をきちっと摘発して、
マスメディアもちゃんと書いてくれればですね、
それでこういう世界で初めてというようなひどい汚染廃棄物の焼却というのは止められるんじゃないかとかんがるのは普通です。

これがどんなにひどいのかというのを考えましたけれども、
例えば今事務所に座っている彼女に僕が例えば「2万円を貸してください」
僕は返します。
ただ僕はお金を貸している人間がいるので、それはHさんっていうんです。
Hさんにこの証明書を渡せば、あなたはお金を貰えますから。
あなたからお金をもらう、また別の人間からもお金をもらう。
これは私文書偽造ですね。
「Hさんのところに行けばお金がもらえる」
そうしたら、こんどはあなたがHさんのところに行ったら「そんな覚えはない」と言われて、僕を訴える。
僕は訴えられたら、「いや、Hさんから了解を取っていました」と言う。

犯罪行為はいくらでも成立していきますよね。
犯罪行為を野放しにしてもいいというような不起訴じゃないかと思う。


驚くと同時に、「検察をなんとかしないと日本の国家自体が崩れていきますよ
と言いたいくらいのひどいことです。


http://youtu.be/PiEt1Wh_nJo?t=32m40s
坂本弁護士:
ちょっと追加で申し上げたいと思うんですけれども、
今の話は「有印私文書偽造行使」ということで告発したという話なんですけれども、
それとはまた別に、これはみなさんご存知かと思いますけれども、
郡山市で仮処分手続きということになっていまして、
その仮処分する手続きの中で、「どうもおかしい」と、
鮫川村がやっていることはおかしいぞ」ということがありまして、
その関係で鮫川村長の大樂勝弘さんを刑事告訴することにしました。

12

で、中身としては、「不動産侵奪罪(ふどうさんしんだつざい)」という犯罪です。
これは今回の記者会見資料の中には載っていませんけれども、
どういう意味で不動産侵奪罪というのに該当するのかというと、
やはり問題は鮫川村の仮設焼却炉の予定地なんですけれども、
仮設焼却炉予定地の土地というのは、
その仮設焼却炉が建っている部分の他に搬入などに使う道路の部分もあるんですね。
環境省とは賃貸契約が結ばれているかどうか、という点が問題になっているのは、
仮設焼却炉が建っている土地の部分だけなんですね。
道路部分は環境省が賃貸しているわけではありません。
で、この道路部分は、地権者と環境省の中で賃貸者契約が結ばれる。
この賃貸者契約というのは私たちの立場から言えば、これは無効だということになるんですけれども、
その賃貸者契約の締結がなされる以前に鮫川村によって道路の造成がされました。
鮫川村は道路として造成して、その道路を環境省なり日立造成に使わせているわけです。

環境省が現在地権者との間で土地の賃貸者契約を締結する前に
日立造成が土地の賃貸者契約をしているんですけれども、
日立造成が土地賃貸者契約を締結したのは平成25年3月なんですね。
賃貸者契約の日付は25年3月なんだけれども、
契約書によると、平成24年9月からその土地を日立造成が使う。
そういう内容になっているんです。


ところが鮫川村が道路を造成したのが、日立造成が使い始めるよりも前なんです。
しかも今回、仮処分手続きの中で「道路を造成したのは鮫川村だ」ということがはっきりわかったので、
鮫川村に対して道路の部分について地権者と賃貸者契約が結ばれているかどうかということで、
情報開示請求をしました。
そうしたところ、「鮫川村の役場にはそうした契約書はない」ということなんです。

つまり鮫川村は道路を造成するにあたって、
地権者との間で賃貸者契約だとかそういう契約を結ぶことをしていないと、
なんの契約もなくて勝手に道路を作っちゃったと。
しかも道路を作った後も使い続けていると。
これは地権者の同意も得ないで勝手にその道路を使っているに他ならない。

まさにこれは不動産ドロボウと同じことなので、
そこで不動産侵奪罪は成立する
だろうということで刑事告訴したことになります。

ちなみに私文書偽造の方は告発で、不動産侵奪罪の方は告訴になっているんですけれども、
告訴と告発の違いというのは、みなさんご存知でしょうか?

それで告訴状を今日午前中に棚倉警察署の方に提出しました。
現時点では棚倉警察署はこの告訴状をまだ受理はしていなくて、
「写しをお預かりします」
「この件を受理するかどうかというのは検討したい」というのが今日の棚倉警察署の回答でした。



記者からの質問
http://youtu.be/PiEt1Wh_nJo?t=38m28s

43:30
青木:
表向きの理由は、最初に「減量化施設」という言い方をしていたように、
放射性物質のカサ、あるいは重さを減らすというのが一応の目的です。
だけど実際に焼却によって減るのか?というと減っていません。
汚染度が高い時には、汚染されていないものを混ぜて焼却をしていますので、
放射能汚染物は逆に増えます。

ほとんどそこを、メディアの方々含めて、
そこはそのまま議論無しに話が広がっています。

だからいったい指定廃棄物の焼却というのはなんのためにやっているのか?
そうすると私たちは、廃棄物問題をずーっと20年来関わってきましたので、
多分、焼却施設を作りたいがためにやっているんだろうと。
なんでか?って言ったら、
瓦礫等の災害廃棄物の予算をたくさん取って、予算を使い切れないのが残っているので、
それを指定廃棄物の焼却施設に、焼却にまるで何か意味があるように思われているわけですけど、
全然意味は無い。
焼却によって増やしているんです。


検察への追加意見書 告訴人H

既に提出している文書に加え、重大事実が分かりましたのでお知らせいたします。
本件は、先の意見書に記載の通り18名の地権者全員の同意書が必要になったことが出発です。
ところが、一方で地権者18名のうち4名がお亡くなりになっていたことが、登記簿謄本からわかりました。
そのため、本件被告訴人らは、なくなっている地権者の持分については、
その所有権が未定になっているにもかかわらず、
自らが地権者であるかのように装い同意書に署名していました。

従って偽造は本件Hの分だけではなく、なくなっている4名についても行われていたと言ってよいでしょう。
このように、本件Hの署名はHから同意を得たという証言が全く信用に値しないことは、
地権者4名の件からも言うことができると思います。以上、ご報告いたします。

なお、亡くなられた地権者の名前は、
本多清さん、森田俊策さん、白石重男さん堀川義信さんの4名です。



ーーー


鮫川村焼却施設「私文書偽造」と爆発の”事象”10/20(文字起こし)
マコ:
さっきの南大隅町の話が今取材している鮫川村の話とすごい似ていて驚きました。
なんか鮫川村も、環境省で高濃度の汚染廃棄物の焼却施設の実験施設、
実験事業が行われているんですけれど、
もう、自治体の長の強引なやり方で進められているんだよね。

で、地権者が18人いるんですけれど、
はじめは反対をみなさん、半分ぐらいしておられたんですけれど、
だんだん時が経つにつれて、
「就職を斡旋してもらった」とかいろいろで、賛成に回っていくんですけど、
ひとりだけ、最後まで地権者の方が本当に反対しておられて
その方は同意書に同意も署名も書いていないんですけど、
でも全員の同意が取れたという事で、もう施設が強引につくられて、
で、もう稼働しているんですね。


その同意書を地権者の方は
「自分は絶対に書いていないので、開示してくれ」と村役場に言ったんですよ。

その同意書が開示された結果、
やっぱり自分は書いていないし、ハンコも押していない」ということで、
「全員の同意書が取れていない」という事で
「これは撤回してくれ」って環境省と村役場にも言っているんですけれど、
で、「私文書偽造」と「私文書偽造行使」ということで、
環境省と、村長と、そして当時の行政区長宛てを対象として、警察に今告訴状も提出されています。
それが受理されるかどうか?なんですけれども、
本当に鮫川の焼却施設の作り方がめちゃめちゃ強引だったんだよね。




福島県内の仮設焼却施設等進捗状況 平成26年11月25日現在
5
6
鮫川村 村内の農林業系廃棄物、除染廃棄物

川内村 村内の災害廃棄物、片付けごみ
<福島県川内村>
警戒区域の家屋解体や片付けゴミを焼却する施設完成と安倍総理が9月に視察した保育園
(9/17首相官邸動画文字起こし)

続きを読む

テーマ : 放射能汚染
ジャンル : 政治・経済

トモダチ作戦米兵2名が骨膜肉腫と白血病で死亡〜3月13日に三陸沖に到着〜OPTV(文字起こし)

トモダチ作戦2名が死亡~東電訴訟、本格弁論へ
ourplanet  2014年12月4日

東日本大震災で「トモダチ作戦」に従事したアメリカ海軍の兵士ら239人が、東京電力福島第一原子力発電所事故による被ばくが原因で、健康被害を受けているとして、東京電力を訴えている裁判で、カリフォルニア州サンディエゴの連邦地裁は10月28日、訴えを退けるよう求めた東電の主張を認めず、米国での訴訟を継続する判断を示した。10月に、同原告団の弁護士と面談をした、「原子力空母の横須賀母港問題を考える市民の会」の共同代表で、弁護士の呉東正彦さんに裁判の現状を聞いた。
 
東日本大震災当時、米国海軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」に乗船していた兵士は約5000人。韓国に向けて走行していたが、震災が起きたため、東北地方沿岸の海域で被災者の捜索や救援物資の輸送など、約80日間にわたる救援活動を行った。原告らは、「ロナルド・レーガン」が三陸沖に到着した3月12日。1号機の爆発による放出された放射能プルームの直下で、約5時間、甲板作業をしたほか、その後も除染などの作業で、大量の被ばくを受けたと主張している。




原告が訴えている健康症状(抜粋)
作成:11月3日 原子力空母の横須賀母港問題を考える市民の会
13


ーーー




呉東正彦弁護士 原子力空母の横須賀母港問題を考える市民の会の共­同代表

39.png

文字起こし部分のYoutube→http://youtu.be/0Ij_8yDUoiE?t=7m7s


白石:
実際に裁判の中で、どういう状況で被曝をしたいたのか?
あるいは実際に、みなさん原告の方は若いようなんですけれども、
どういった健康的な被害などがあるのかというのはきになるところなんですけれども、

呉東:
まず被曝の状況ですけれども、
3月11日に東日本大震災が起こりました。
そして3月12日に、まず福島第一原発の1号炉の爆発が起こったわけですね。
当時、原子力空母レーガンは、本来は韓国へ向かう途中だったんですが、
急遽「三陸沖に行って救援活動を行え」という指令を受けて、
13日の段階で、ちょうど三陸沖に到着しているわけです。


1

で、その時に、まさに福島原発から流れている放射能プルーム、
放射能の雲の真下に入ってしまった形になるんですね。
その当時の様子は本当に「空母の放射能の警報機も鳴った」と。
しかしそういう状態の中で、しかも空母の乗組員の人たちも吹雪の中で、
放射能で、ちょっとおかしいということを感じながら、
5時間雨風にさらされた状態で


白石:船外活動をされていたと。

呉東:
「甲板作業をさせられた」と言っています。
それだけではなくて、原子力空母というのは海の水を脱塩して飲料水などに使っているんですね。
これも3月15日にやっと脱塩水を飲むこと、取り入れをやめたと言っていますので、
それまでに飲んでしまって体内被曝をしている可能性もあると思います。


白石:
なんとなく私たちは、トモダチ作戦の兵士たちは早い時期に90km圏外に行ってしまって、
むしろ、「早く逃げたのではないか」というイメージもあったんですけれども、
実際には初期の高い線量を浴びて、
やはり、全部海の方に流れていましたので、それをまともに浴びている可能性があるということですね。

その時の例えば、防護の服装とか、ヨウ素剤を服用していたとか、
そういうところはどうだったんでしょうか?

2

呉東:
ここに写真があるんですが、これは3月の終わり頃にレーガンの甲板上で、
結局汚染された甲板を除染作業している様子なんですね。
よく見ていただくと、この乗組員の方たちが来ている服というのは、放射能の防護服ではないんです。
一般の軍服です。
そういう状態の中で除染作業をやっているわけですから、
まさに放射能を、低レベルではあるけれども浴び続けた状態で、
この危険な作業を行なわされたということになるんですね。

白石:これは、そのまま乗り続けていたということなんですか?

呉東:
そういうことです。
今回入手してきた陳述書の中には、
かなりホットスポットである、換気の出口のところにベットがあった水兵さんがいて、
結局そのホットスポットのところでずっと半年間生活を続けたので、
やはり「癌になってしまった」
と。
そういうような報告なんかもあるんです。
ですから、半年間ホットスポットに、
言ってみれば缶詰にされた状態で生活を続けたということになってますね。


白石:
今「癌」という言葉が出ましたけれども、
原告の方というのは20代の方が圧倒的に多いんですけれども、
実際にどういう状態があるのか?というのを、
ざっと主要なものを並べさせていただいたんですけれども、
すでに亡くなっている方がいらっしゃる。

3

呉東:
二人亡くなっている方が出ています。
一人の方は今年の4月に亡くなったんですが、骨膜肉腫という癌の一種で、

やはりこういうのが20代30代というのはあんまり考えられない


白石:その方はだいたいお幾つぐらいか分かりますか?

呉東:
この方は30代ですね。
それから二人目の方が9月に亡くなっています。
この方は20代で白血病で亡くなっているんです。

でも、その方以外にもたくさんの方が、
本当に20代30代では考えられないような病気になっているわけですね。
例えば、甲状腺癌乳がん精巣がん脳腫瘍、等々で、
そういう癌になっている方もたくさんいますし、
その他にも胃腸の不調だとか、全身が動かなくなったりだとか、
それからやはり生殖関係ですね。


白石:
まとめていただいた中にも、たとえば、
この期間中に妊娠された方のお子さんが、多発性遺伝子異変ということで、

呉東:
アメリカ海軍の中には、若い女性の水兵さんもたくさんいます。
その中で一人の方が被ばくをして、当時妊娠中で10月に出産をしているんですね。
その生まれたお子さんが遺伝性の病気を持って生まれたということで、
この裁判ではお母さんとお子さんが両方原告として訴えているっていうかたちです。

白石:
じゃあ、お子さんが原告になられているというケースがあるんですね。
なるほど。

見た感じお一人一つという病気の感じではなくて、複数持ってらっしゃる。
(上の画像の)**と書かせていただいたのは、一人の症状が並んでいるような状態なんですけれども、

呉東:
本当に一人の症状の中に、甲状腺の異常もあるし、胃腸の異常もあるし、筋肉系の異常もあるし、
それこそ熱が出てきたりとか、様々な異変が出ている。
これがやはり、放射能に被ばくした中での症状の特徴が出ているんじゃないかと思うんですね。


白石:
見た限りかなりいろんなものを重複して体に抱えている状態ですけど、
やはり皆さん、もう軍隊で働き続けられないんでしょうか、それとも今でも働いてらしゃるんですか?

呉東:
原告の方の中で3分の1の方はいまだに現役の方です。
しかしその後に体調を崩されて、そのために除隊をしている。
そういう方たちもたくさんいます。
特に20代で除隊をすると、全然その後の手当もつきませんので、
今、生活状況としても大変な状態になっている方たちが沢山いるわけですね。

白石:
もともとやはり、軍隊にいらっしゃる方々の中には、
たとえば学費を稼ぐとか、いろんな条件の中で軍隊を選んだ方もいらっしゃいますよね。

呉東:
そうですね。
それこそ軍隊である程度勤めた後に大学へ行こうと考えられていた方もいると思うんですが、
被害者の陳述書などを読むと、大学へ行こうと思ったけれど行けなくて、今は病気療養中であると。
しかも今後の補償も全然ない状態で将来的にも不安であると。
ということを訴えられている方も沢山いますね。

白石:
これだけ色々と大変な健康状態を抱えているということなんですけど、
今後裁判の見通しというか、どういう審議というか、
まさにアメリカの裁判が全然わからない私としては、
これからどういうプロセスを踏むのかな?と思うんですけど。

呉東:
これからはいよいよ中身の問題に入っていきます。
ひとつは福島第一原発事故との、それからトモダチ作戦と
これだけ大量に発生している兵士たちの病気との因果関係の立証ということになってくると思いますね。
だからその当時どのぐらいの放射能のレベルだったとか、
レーダーの位置がどうであったかとか、そういう問題です。
もう一つはやはり、法的な水平たちの今大変な病状の立証ということになってくると思うんですね。

今回私たちが言われたことは、
アメリカの裁判所でやることのメリットというのは、万申請だっていうんですよ。
つまり一般の市民の方たちがこの裁判の様子をつぶさについて、
そこで本当に同じ立場になって、被害者の方たちと同じ立場に立って、
「これはどうあるべきか」ということをきちんと考えていく。
そういうシステムですから、陪審制の審議に入ることによって、
きちんとこれが市民的な感覚で裁判されるということが期待できるんじゃないでしょうか。

白石:
なるほど。
今の段階ではお一人お一人の、いわゆる被曝線量の推計みたいなものは、まだされていないという状態ですか?

呉東:
そうですね。
今ちょうど弁護士さんたちは、それぞれ海軍の病院ですとか、
水兵さんたちがかかっている病院に、
それぞれの病状のカルテなどのデータを取り寄せていると言ってはいるんですが、
確かにそれは後の症状としてはあるんですけど、
当時一人一人が線量計をつけてたわけではないんですね。
もちろんレーガンの中には沢山線量計はあるんでしょうけど、
しかしそれが必ずしも全員に行き渡っていたわけではないんですよ。
本当に上の方の士官の方だけだったという話なんですね。

ヨウ素剤も当時ありましたが、
上の方の士官の方は飲んでいたけれど、末端の水兵の方たちには配られなかったと。


白石:
ひどい話ですね、
若い人の方が飲むべきなのに。

呉東:
そういうふうな実態もこの陳述書の中に書かれています。
そういうことの中で、なかなか立証ということは困難を極めると思いますが、
やはり、とにかくそういう事実を積み重ねていくことだと思うんですね。

白石:
実際にですね、今回、まさにロナルドレーガンという原子力空母を軸に
こういう形で日米の間で情報のやり取りができているわけですけれども、
日本全体に対しても非常にインパクトのある内容かなと思うんですけれども、
どういうところに着目されていらっしゃいますか?

呉東:
やはり二つあるんですけど、
一つは、私自身も正確なこの被害の実態を知らなかったわけだけれど、
やはりこのトモダチ作戦に参加した水兵たちの被曝の実態というのは、ある意味で言えば、
日本中のどこよりも深刻に福島原発の事故の被害を受けた人たちであるという可能性がある

ということですね。
つまり当時ほとんど風は西から東に、陸から海に吹いていましたから、
このレーガンの水兵たちが一番大量の放射能に被曝している可能性があるわけです。
私自身感じたこととして、彼らはやはり友達として、日本の被害を助けるために行動してくれたわけですよ。
その中で全く予期しない放射能を浴びることになってしまった。
そのことをやはり日本人としてきちんと受け止めなくていいのだろうか、と。

今彼らは、まさに、東京電力だけではなくて、
アメリカ海軍もどちらかといったら、
「これはトモダチ作戦で生じた被害じゃないんだ」と見せたがっている。
日本政府もアメリカ政府の言っていることを鵜呑みにして、
「関係ないんだ」と言っている。
そして東電も「これは関係ないんだ」という、そういうそぶりを見せている。
そうすると本当に見捨てられた状態になっている。

でも彼らは日本の地震の被害を助けようとしてこの作戦に参加した
それに対して私たちがやはり、私たち自身も潜在的な福島原発事故の被害者でもあるわけだけど、
彼らの被害を知ることによって「一緒に連帯していけないだろうか」ということを私は感じました。


白石:
実際には、日本でも色々な症状が出る。
あるいは、甲状腺癌などもお子さんたちに沢山見つかっているなかで、
ただし日本の場合はですね、なかなか声をあげにくいという環境があるものですから、
そういう意味では、この裁判というのは初めて被害そのものに対して訴えているという裁判で、
少しそれの前を行っているというかですね、
もしかすると、似たような症状で手に手をとりあえる関係の人々がたくさんいる可能性もあるということですね。

呉東:
実は今回聞いてきた話なんだけど、
まず、一人の女性の水兵さんから弁護士さんのところに依頼があったらしいんです。
だけれど、その弁護士さんは
「ひょっとしたらこれは沢山同じような被害者があるんじゃないか?」ということで、
基地に行って、そこで多くの水兵さんたちから聞き取りをやったらしいんですね。
そしたら「実は自分もそうなんだ」と。
今まで誰も言ってこなかったけれど、「自分もこんなにひどい被害なんだ」ということで、
続々と名乗りを上げてきたと。
で、しかも「裁判が起こった」という報道があったらまた、
「実は自分もだ」っていう声がどんどん起こってきたと。
だから人為的に組織したというよりは本当にこういう被害があったんだということが、
止むに止まれぬ形で、弁護士さんたちのところに寄せられてきたんですよね。
それだけ本当に深刻な被害の広がりというものもあるし、
まだまだ、この方達だけでない裾野の広がりっていうのがある可能性というのは強いと思います。

原告の訴えている症状(抜粋)
2名が死亡:骨肉腫で死亡(4月) 白血病で死亡(9月)
*←ひとりで抱えている症状

*運転中意識喪失、発熱、体重減で車椅子生活
*股関節異常、脊柱炎、記憶喪失、耳鳴り
*多発性遺伝子異変の子が生まれる
*頭痛、あごに腫瘤、全身麻痺、大腿部異常、みけん異常
*頭痛、疲労、肩甲骨肥大、足に腫瘤
*潰瘍、腹痛、吐き気、体重減少、偏頭痛、胆のう摘出
*偏頭痛、睡眠障害、疲労、記憶障害、耳鳴り、直腸出血
*腹痛、うつ不安、睡眠障害、白血病、甲状腺にのう胞
*脳腫瘍、耳鳴り、疲労、偏頭痛、目眩
*生理不順、子宮出血、偏頭痛
*甲状腺障害(バセドウ病)、作戦中は鼻血






2014年12月7日





テーマ : 放射能汚染
ジャンル : 政治・経済

嬉しい♪
✿記事の転記について✿
2023052642.jpg
コメントありがとう♪
コメントありがとうございます。    お返事はなかな書けませんが、    とても励まされて勇気を頂いています。 感謝でーす(๑♥‿♥๑)ノ いろいろとコメントをいただいていますが、 たとえば私のブログよりも長いコメントや、直接ブログの内容と関係が無いもの、 何回読んでも私が意味を理解できないものは 公表しない場合がありますのでご了承ください。 きーこは、あんまり頭がよくないので、 難しい事柄をたくさん並べられるとこんがらかって分からない時がたびたびあります。 意味が分からないまま公表していた時もありましたが、これからは承認しない時があっても許して下さい。d(◕‿-。) ネ❤ 私は読ませていただいていますので… 私にも理解できる様に書いていただけると嬉しいですw
最新記事
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

憲法の始まり
王様をしばる法
  憲法が変わっちゃったら  どうなるの?
自民党案シュミレーション
カレンダー
11 | 2014/12 | 01
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
バイバイ危険なげんぱーつ♪


 
肥田舜太郎
放射能なんかに負けない
小出裕章
歌いました♪
カテゴリ
月別アーカイブ
Twitter
最新コメント
リンク
検索フォーム
QRコード
QR
RSSリンクの表示
用意しておこう!
広瀬隆さんの勧めマスク
99%防御
ケンコーコム
大きくてキッチンで便利
ドリンク館
バッグに1本
飲んでます
いろいろ調べてこれを選びました
ベクレルフリー食品
なんと!小出先生が相談
img59700363.jpg 『あんしんな食で人々を幸せに』   ホワイトフード株式会社
私のガイガーカウンター
表示までに時間がかかる気がしますが、とても軽くて電池使用なので便利です。他と比べていません。ただわたしが使っているという事だけです(๑◠‿◠๑)ノ  ↓
現在悩み中
原発の電気買いたくない
楽天ショッピング
放射能測定済み食品専門店
測定下限値が低い
ベルラド放射能安全研究所チェコ支局
税込み3,150円以上配送料無料  代金引換 代引手数料は無料
除菌実感!
   自分でつくる銀イオン水      Ag+で 消臭 除菌 抗菌
免疫力を高める
沖縄いろいろ
岡山の食品