高浜3、4号機 大津地裁が関電異議却下♪

高浜原発、大津地裁が関電異議却下 引き続き運転できない状態
福井新聞(2016年7月12日午後3時35分)

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関電の異議が却下されたことを受け、横断幕を掲げる滋賀県の住民ら=12日、大津地裁前


 大津地裁(山本善彦裁判長)は12日、関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の運転差し止め仮処分を取り消すよう関電が申し立てていた異議を却下した。仮処分の効力は続き、高浜2基は運転できない状態が続く。関電は大阪高裁に抗告する方針。

 同地裁は3月9日、住民が求めた仮処分の申し立てを認め、運転差し止めを命じる決定を出した。関電は「科学的、技術的検討を行っていない」として、決定の取り消しを求める異議と仮処分の執行停止を申し立てていた。執行停止の申し立ては6月17日、同地裁が却下している。

 関電は6月の却下決定後、2基に装荷された核燃料の取り出しを表明している。4号機は8月上旬、3号機は同月下旬に燃料の取り出し作業を開始する。



高浜原発3・4号機 再び運転認めず 大津地裁
NHK7月12日 15時39分

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福井県にある高浜原子力発電所の3号機と4号機について、大津地方裁判所は「関西電力の説明では、原発の新規制基準が致命的な事故を避けるための対策として十分とは言えず、新規制基準で許可を受けたこと自体で安全性が確保されたとみることはできない」として、ことし3月に運転停止を命じた仮処分の決定に続いて、再び運転を認めない判断をしました。これにより高浜原発3・4号機は再稼働できない状態が続くことになります。

福井県にある高浜原発3号機と4号機について、大津地方裁判所はことし3月、稼働中の原発では初めて運転の停止を命じる仮処分の決定を出しました。これに対し、関西電力は決定の取り消しを求めて異議を申し立て、大津地裁の同じ裁判長が改めて関西電力と運転停止を求めた住民の双方から意見を聞く手続きを行いました。

12日の決定で、山本善彦裁判長は「災害のたびに『想定を超える災害だった』と繰り返されてきた過ちに真摯(しんし)に向き合うならば、致命的な事故を避けるための対策を講じることが必要だが、関西電力が説明した程度では、原発の新規制基準がこのような対策として十分とは言えない」と指摘しました。そのうえで、「福島の原発事故の原因に関する説明も不足しており、新規制基準で許可を受けたこと自体で安全性が確保されたとみることはできない」として、関西電力の申し立てを退け、3月の決定に続いて再び運転を認めない判断をしました。

これで高浜原発3・4号機は再稼働できない状態が続くことになり、関西電力は今の状態が長期化する可能性があるとして、来月から核燃料を取り出す作業を行うことにしています。

関西電力は決定を不服として、大阪高等裁判所に抗告する方針です。

関西電力 承服できるものではない

異議の申し立てが退けられたことについて、関西電力は「当社の主張をご理解いただけず誠に遺憾であると考えており、到底、承服できるものではありません」というコメントを発表しました。そのうえで、関西電力は「速やかに不服申し立ての手続きを行い、早期に仮処分命令を取り消していただくよう、高浜原発3・4号機の安全性の主張・立証に全力を尽くします」としています。

今後の手続き
関西電力の異議申し立てが退けられたことで、高浜原発は再稼働できない状態が続きます。

仮処分の手続きは、正式な裁判をしていると時間がかかって間に合わない緊急の場合などに使われるもので、決定が出ると、ただちに効力が生じます。ことし3月の決定で高浜原発は運転を停止しなければならなくなり、今回、異議の申し立ても退けられたため、再稼働できない状態が続きます。

関西電力が抗告すると大阪高等裁判所で改めて審理されますが、判断が覆らないかぎり、運転停止の効力は続きます。今後、大阪高裁が出す決定に対して、どちらかに不服がある場合、最高裁判所に抗告することができます。

仮処分の決定は正式な裁判で結論が示されるまでの暫定的なものとされていて、今後の判断によっては、さらに裁判で争われる可能性もあります。



滋賀県の住民の皆様に感謝いたします。



参議院選挙の影に光〜鹿児島県知事・三反園氏当選「川内原発を停止して施設の点検と避難計画の見直しを行う」

7月10日の参議院選挙
自民党圧勝しかも憲法改憲賛成が3分の2を超えてしまった。
とてもとても大切な選挙だったけど、投票率は相変わらず低い。
なぜか、日本人のほとんどは色々な快楽に溺れて、野性的な危険を感じる感が鈍ってしまったようだ。
考えることをやめてしまったようにも見える。
普通に考えて、今の政治的流れは恐ろしく危険なのに、なぜ危機感を感じる人が少ないのか?
とても不思議に思う。
国民投票になれば、このままの状態でいけば改憲賛成が過半数を占めるだろうと私は危惧する。

だけど、そんな中「なお続く安倍一強」の横に一筋の光が見える記事があった。

「鹿児島知事に脱原発派」2016年7月11日 東京新聞
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「停止して施設の点検と避難計画の見直しを行う」

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鹿児島知事に脱原発派の三反園氏 現職の4選阻む
2016年7月11日 東京新聞朝刊

 任期満了に伴う鹿児島県知事選は十日投開票され、無所属で新人の元テレビ朝日コメンテーターの三反園訓(みたぞのさとし)氏(58)が、四選を目指した現職の無所属、伊藤祐一郎氏(68)を破り、初当選を果たした。投票率は56・77%で、二〇一二年の前回の43・85%を上回った。

 三反園氏は民進、社民両党のほか、伊藤氏に批判的な一部の保守層も加勢し、選挙戦を制した。全国で唯一再稼働している九州電力川内(せんだい)原発(同県薩摩川内市)に関しては、熊本地震を受けて一時停止して点検する必要があると主張。反原発団体も推していた。

 三反園氏は十日夜、鹿児島市の事務所で「原発のない社会をつくっていくのがトップの役割だ」と脱原発を訴えた。九電に川内原発の一時停止を申し入れるかについては「いろんな人と相談し、一番良い方法を検討したい」と語った。

 三反園氏は川内原発について「安全性が確保されていない原発を動かすわけにはいかない」と強調した。その上で「鹿児島を自然再生エネルギー県にしていくことで雇用を生み出したい」と抱負を述べた。

◆鹿児島知事選開票結果
当 425,893 三反園訓 無新
  341,695 伊藤祐一郎 無現
 開票99%
三反園訓(みたぞのさとし) 58 <1>
(元)テレビ朝日コメンテーター・政治部記者▽早大






青山繁晴さんと田中康夫さんには騙された

選挙速報を見ているんだけど、…

青山繁晴さん(このブログでもメタンハイドレートで度々文字起こししたけど)が自民党だとは知らなかった。
それから、田中康夫さんが維新の会から出馬するとは、まぁ、びっくりしたなぁ。
まさかね、って感じ。

なんか、結構私も騙されてた感が大いにあります。

東京都知事 報道されない石田純一さんの記者会見文字起こし2016年7月8日


都知事選に関して
テレビや新聞は連日小池百合子氏と自民党のことに関してばかり報道している。
テレビをつければ小池百合子が出てきて、記者会見も繰り返し繰り返し報じていて、
まるで新しい東京都知事になる人は自民党関係者しかいないかのようになっていた。

「メディアも野党もあまりにもだらしがない」と、やり場のない気持ちになっていたそんな時、
2016年7月7日、石田純一さんが「東京都知事選挙出馬か!?」という報道が流れた。
私はそれを知った瞬間、キラッと光る風を巻き起こしてくれたと思った。

そして、ほぼ同じくして宇都宮健児さんが立候補するという報道も出た。

わぉ!
石田純一さんと宇都宮健児さん、どっちに1票を入れたらいいのか悩んでしまう><;

民進党も共産党も全く情けない。
野党で一本化して、一人の候補をおしてほしい。
悩まずに投票できるように一人の候補に決めてほしい。
自民党が分裂しているからチャンスなんだけどなぁ〜。
野党4党でまとまってほしいな、と切実に思う。


そして翌日、午後2時半から石田純一さんの会見があるということだったが、私は仕事でリアルタイムで見ることができなかった。
ただ、(小池百合子氏の報道の仕方を考えれば)夜のニュースで詳しく報道してくれるものだと思っていた。
ところが、ほとんど会見の内容の報道がない。
石田純一さんの記者会見の扱いがひどすぎる、不公平だ!

なぜなんだ??
モヤモヤとした。

ということで…



小池百合子の記者会見と雲泥の差の扱い
報道されなかった石田純一さん記者会見文字起こし
2016年7月8日金曜日

市民団体:
今日は私たち市民団体の有志なんですけれども、
野党4党でぜひ統一候補を出して今度は勝ってください」ということをずっとお願いをしてきました。
しかしなかなか候補が決まらない中で、私たちの中でも「石田さん」という声がありまして、第三者の方を通じてコンタクトしたところやっと「出てもいいよ」ということを言っていただけまして、今日こういう場をセットすることになりました。
今日は出馬会見ということではなくて、「野党4党候補でどうでしょうか?」というふうにですね、野党の方にオファーをすると、ま、そういう形です。


石田純一
石田純一:
石田純一です。
たくさんの方にお集まりいただいて本当に恐縮しております。
今お話がありましたように、市民団体、市民連合の方からいろいろ要請がありまして、意見交換をさせていただきました。
そして、結論を申しますと、「野党統一候補であるならばぜひ出させていただきたい」と。
ただ、いろんなご意見があると思うんですけれども、
例えば市民の普通の生活と政治がちょっとかけ離れていたりとか、なかなか進まないことがすごくあると思うんですけれども。
実際の話、もちろん待機児童とか、あるいは、学べる自由安心して子供を産める、そういう空気。
そしてやっぱり、老後も不安なく過ごせる
そういう社会がもう少し具体的に実現していければいいなというふうに個人的には思っております。

もう一度言わせていただきますと、もちろん政治というのは例えば「安定が重要だ」というご意見もあると思います。
なので、もちろん与党が非常に力も強いですし、今の状況だと非常に参議院も勝利されるというのが皆様の、多分
お見通しの通りだと思うんですが、ま、その話はちょっと置いておきまして、

で言いますと、非常に僕らが思う、やっぱり「地域に愛、子供達に夢を」という、
この、今平和で安心できるそういう暮らしというものを、なんとか、もっともっと強力に実現して、災害にも強い、そして子育て支援を、やっぱり安心してできるという、そういうところを市民の皆さんと話し合ってまいりました。

とはいえ、野党が結集しないと、今の現状ではなかなか「思いを力に変換できていけない」というふうに思います。
そこで、「野党統一候補なら」ぜひ受けさせていただきたいと。

でも、野党統一候補が必要だと考えるんですけど、こらが他の方の決まったらもちろんそれでも喜んで応援させていただきたいというふうに思っております。

そして現状では、もし野党が統一候補を出さなくて、いろいろ分散して出るということであれば、
私が降りて、いわゆる市民の側と寄り添って、応援していきたいなというふうに感じております。


自分が、例えば「野党の統一候補じゃなきゃ嫌だ」っていうことよりも、
野党統一候補が必要なんじゃないか」と。
そういうふうに考えておりまして、もしそれの答えが出てくるのであれば、本当に、今一度言いますけど「応援させていただきたい」と。

そして割れちゃった場合は、「自分が降りて、少しでも力を結集した方がいいのかな」というふうに自分は考えておりますので、自分が出馬することはありません。
以上です。


質疑応答
石田純一1

ニコニコ動画 七尾:
「選挙の争点がずれている」という声が多いんですけれども、今回の選挙。
東京都知事選の選挙で争点はなんだとお考えですか?

石田純一:
争点は、やはり地方自治とはいえ、
中央の政府が、今回の参議院選挙を見てもわかるように、例えば「憲法改正」とか、そういう話というのが全く聞こえてきません。
でも、念書には皆さんご存知だと思いますけれども、「参議院選は憲法改正というものを争点にして戦う」と総裁(安倍晋三)はおっしゃっておりましたけれども

だからそういうことが、実際に、例えば票とか選挙のことを考えると、本当にこれからやるべきことというものを、やっぱり、あまり出さないで、簡単に言うと争点をずらしたり、争点を隠すことでその後に数さえ、多数決さえ取れればあとはババババってやっちゃおう!と。
そういうことをすごく感じたものですから。

いま僕らが市民目線で言えるのは、
「もうちょっと、そういう憲法改正とかそういうことを話し合ったほうがいいんじゃないの?」
もちろん「集団的自衛権」あるいは「中国からのいろんな海洋進出」とかいろんなことが考えられますけれども、そういうところを含めて「憲法のどういうところを変えていくのか?」
新しい日本にするのは結構だけど、「どういう日本に変えていくのか?」
文言とか、改正するべき点とか、そういうものが全く論議が行われていないということがありますので、
都知事選挙では今一度そういうことも含めて。

それから例えば、子育ての支援というのも、今回ほとんどおざなりにされていたと思うんですけれども、
一番近い都知事(舛添要一)では、やはり、ま、幾つか違う問題もあったと思うんですけれども、実際にすごくそこは公約でおっしゃっていたところなのに進んでいない状況

だから、日本の中でも東京というのは出生率が一番低くて、
そして実際に結婚して子供を産んだりするその歳が非常に高いんですよね。
ということは、結婚しにくい、子供も産みにくい、育てにくい、
これでは子供達が、希望を持てない。

あの、非常に、6人に一人が、もう痛ましいですよね。
貧困の中で暮らさなくちゃいけない。
これはもちろん東京に限ったことではないですけれども、
特に東京は大都会で、世界に誇れる都市なのに、そこの政治の充実というのがないので、そこはぜひ。
今回、もちろん当選しなくても、あるいは出馬しなくても、それは引き続きといいますか、子育て支援というものを一生懸命やっていきたいなと思っております。


毎日新聞:
野党各党に石田さんが統一候補で出られるということをどなたかに言ってらっしゃるんでしょうか?
これから言うのだったら、どのタイミングで言われるのか?

石田純一:
いまも政党からの働きかけは無いです。
それは本当に考えていただいて、選挙は勝つ負けるだけではないんですけれども、ここは潮目的に非常に重要かなと。
僕個人が考えていると、自分は東京生まれ東京育ち、すごく愛着もありますし、中学や高校も全部東京です。
大学もそうです。
その中では発言の自由とか、学ぶ自由とか、いろいろあったんですね。
もっと、政党もそうですが、多様性があった。
それがいまだいぶ、石原都政ぐらいから教育に対する締め付けが厳しくなった感じがしますね。
ちょっと言い方が乱暴かもわからないですけれども、「押しつけ」と言いますか、もう本当に「一色」という感じがすごく危惧しております。

政党の働きかけは、いままではまだありませんし、これを機会に、もう本当に日にちはないですけれども、万が一「野党統一候補」で決まるのであれば、そのほうがよろしいのではないかと。
これは勝つ負けるだけではない。
もう一回言いますけれども、論議をしたり、そういうことも非常に重要なのかなと。
そして政治離れというか、関心のない人たち。
選挙があってもとにかくビラも見ない。
みなさんお考えはいろいろあるんでしょうけれども、そういう情勢というか、状況というものを、なんとかもうちょっとみんなで考えていこうよ!というふうに思いました。



毎日新聞:ご自身から政党にコンタクトされるんでしょうか?

石田純一:
それはもちろんするつもりですけれども、いまの状況を見ていると、どうなんでしょうか?
…させていただきます、はい。



日刊スポーツ:政治とカネの問題、舛添知事のことがありました。それについてお考えを。

石田純一:
それは皆さんと同じ気持ちだと思います。
例えば政治家が、ちょっとそれは覚えがあるよという類のこともありますでしょうし、
実際にはリーダーとしての資質とか、態度とか、に問題があったのかなというふうには考えていますけれども。
でも税金を、なんていうんですか、いろいろちょっと皆様ご存知のように、いわゆるごまかすといいますか、そういった部分も見受けられているのではないかなと。
ちょっと、使途不明みたいなことも、それから何一つ最終的には、たぶん裏で取引があったのか知りませんけれども、何一つ釈明というか、みなさんが腑に落ちない状況で終わっていること。
でも、それで送り出したらそれでいいんじゃないかという日本の風潮もわかります。
これからも追求していかなければいけないというお考えもあるでしょうけれども、それよりもやっぱり前へ進むというか、次のことを考えていくことのほうが得策かな、というふうに、建設的に自分は考えていきたいなと思っています。


週刊女性:なぜ都知事選に?

石田純一:
これは本当に、市民連合の皆様の働きかけで、やっぱり
「野党統一候補を出したい」というところなので。
とにかく、この指とまれというところにもし今回できなかった時には、政権与党の力がより強くなって、
もちろん「戦争がどうのこうの」というつもりはありませんが、言論の自粛とか、
我々もメディアにいて感じることがすごく多いんですけれども。
実際にデモに行ったりすると、注意を受けたり、非常に話しにくい。
それから仕事も大分減ったりもしております。


いまここで、そういう、たとえば野党の共闘が終わってしまうと、本当に、政権がますます強大になっていく感じがするんですね。
それを安定ととるか?
でもみなさんも歴史をご覧になって、いろんなことがあったじゃないですか。
80年前、90年前に。
「ああいうふうにならなければいいな」というだけです。




フリー:
五輪関係とか原発ゼロを東京から進めるとか、オスプレイに反対するとか、具体的な国の重要政策でありましたらお願いします。

石田純一:
オリンピックに関しては皆様と同じように前向きに明るくとらえたいですけれども、あくまでも都民の生活を圧迫しない、その条件がありますよね。
ただただ膨れ上がっていくのを黙って見ているということにはならないと思います。

原発に関してはもちろん、東京電力という、大変大きな立派な企業でもあるんですけれども、
いままで安全神話ということを、やっぱり、それこそ自分たちが縛られて、「メルトダウン」さえも「炉心溶融」ということにしたことさえも、意識的に、ま、言わなかったわけですね。
そういった意味では非常に「社会的責任」ということに関してはちょっと欠如しているようには感じます。

そしていま、現時点でも、もちろんオリンピックを招致した時に(安倍晋三が)「コントロールされている」とおっしゃいましたけれども、あまり、放射性物質その他廃棄物がコントロールされているようには思えませんし、まだ福島の帰ってこれない方々のことを思うと、本当に心痛むので、
まして、これからも、今地震も起きている最中ですから、いろんなところで「本当に大丈夫なのかな?」と、もっとみんな話をしませんか。

ちゃんと話をして、そしてたとえば、なにかパーセンテージが出てですね、僕らが今まででいうことではなかったのかもしれませんけれども、「原発怖いな、不安だな、大丈夫なの?」って思う人ってすごく多いと思うんですよ。
だからそういう意見もやっぱり踏まえて、再稼動をボンボコなし崩し的にやっていくのは、ちょっと、これは非常に偏った政策じゃないか
と。
ま、一方ではもちろん「原発がないと経済が立ち行かない」というご意見もよくわかりますけど。
実際にはだけど、思い起こしてみると、原発が動かなかった時期でも、ちゃんと日本は経済を立ち直らせてきているので、再生可能エネルギー、いわゆる自然エネルギーをより協力して、世界の技術立国として、推進していくくらいの。
実際に、洋上発電とか、潮流発電、もちろん地熱発電、それからメタンハイドレートとか、いろんな、これからも自然エネルギーを生かして世界を引っ張っていくくらいの、そういうことがあったらいいなと。
それを東京から、自分たちは発信していきたいですね。


共同通信:野党4党の統一候補を石田さんの方で求めるという感じでいいですか?

石田純一:
いや、決めていただきたい。
その中に自分が選択肢で入るようであれば、ぜひ出ましょう、出たいということですね。

でも、一番重要なのは、勝ち負けよりも野党の共闘というのは必要なのではないかなと。
そうすると、議会と都知事とのねじれとか、中央と地方のねじれとか、いろんな問題もあるかもしれないですけど、
それを本当に国のことを考えて、そしていろんな国民、都民のことを考えた場合の政治力というか、そういうのは問われると思いますけれども。

実際にそちらの方が(ねじれ)健康的なのではないかなと、いうふうに考えます。


共同通信:政治経験がないことに関してどのように思われるか?

石田純一:
非常に批判的に思われるところだとは思います。
ま、でも橋下元大阪府知事とかも、最初に府知事になられた時にはいわゆる、政治経験がなかった、と言ってもいいんじゃないですかね。
でも立派にやられておりますし。
好き嫌いとか別にしてですけれども、非常に手腕とか政治的能力もすごく高い方だなと思っております。
だからいずれにせよ、政治のプロがやったから全てOK、というわけでもないですし、
今回も実務経験豊かな方がこれから擁立されようとしていますけれども、それは都民の方々が考えることで、選んでいただければというふうに思っております。
新しい風が、ちょっと古い言い方になりますけど、新しい風が吹いてもいいのではないかと、いうふうに考えます。



朝日新聞:18歳から投票権があるようになりました、若い有権者に何か呼びかけがあったら。

石田純一:
諸外国、特にアメリカや、昨今非常に、ま、注目されておりましたイギリスなどでも、政治の教育とかそういう討論。
それから、いろいろ考える。
実際、選挙権のない、例えば16歳ぐらいの方たちの政治の参加がすごく強いんです。
僕もアメリカでは全部で6年間生活させてもらっていますけれども、子供の時から親と話したり友達と話したり、学校で話したり、そして政治家も参加する。
それがこっちだと偏向になるからとか、そういうことではなく、やっぱり政治家がそういうことも含めて政治を考えていく。
メディアの皆さんも、視点の提供というのはメディアの重要な、僕は使命だと思っていますけれども、視点の提供。
それから、材料の提供をする。
そういうことで、現場でも。
特に学校や、デモも届出制だったりはしますけれども、どんどん政治に参加できるような雰囲気をこれから作っていきたいなというふうに思っております。


テレビ:
政治家になるのは以前から思ってらしたこと、なりたいという思いはあったんでしょうか?

石田純一:
政治家というのはご存知のように当選して初めて政治家となるものですから、まだなってもいないですし、立候補もしておりません。
いつか、というよりも、政治とか経済に非常に興味はあって、
「政治というのはとにかく文化を守るもの」という、中曽根康弘の大●のお言葉でもあるんですけれども、
僕らは今まで「文化」の方をずっとやってきたんですけれども、変な意味じゃないですけど。
その「文化、芸能」をやはり政治が守って行って。
そもそも「文化」というのは人々の暮らしもそうだし。
だから我々が思うのは、政治というものはやはりそういうものを守り育てていくという使命があると思うんですけれども、そういった意味では興味はありました。

テレビ:何かきっかけはあったんでしょうか?

石田純一:
大学生の時にそういうことは考えていましたけれども、いわゆる芸能やテレビ映画という、そちらの方に進んだものですから、一二度、キャスターといいますか、ニュースの番組をやらせていただきまして、非常に勉強にもなり、ええ、叩かれもしましたが。
でも、政治家と政治の道というのはまた別だと思うんですけど。
皆さん、政治記者だったりというのは政治の道だと思うんですけど。
政治家ということは意識したことはありません。

テレビ:今回初めて意識されたということですか?

石田純一:はい。

石田純一:
僕らも簡単に言うと、人生を楽しみ、人に愛され、というのは最高なんですが、
もう60も超え、やっぱり、それこそ恩返しじゃないですけど、自分たちができることを、
市民運動なんかをして、これからもやっぱり続けていきたいと思うんですが、
そこに政治家という、これはそういうおはなしを頂いた部分を話しました。
チャンスかもしれないし、もちろんこれでダメになっちゃうかもしれないですね。
「何をやってるんだあいつは、何を考えているんだ」そういうご批判も。
あるいは叩かれるということは、前も叩かれましたけども、非常に、覚悟はしております。


日本テレビ:子育て支援は具体的に何をしていきたいか?

石田
石田純一:
子育て支援の中で実際にしのごの言っている前に、どんどん、例えば待機児童もいるわけですから、
東京都は一番多いわけですよ。
だから少しでも遊休地があれば、そこに保育園なりを作っていく。
それからもちろん保育士なんかも、他産業に比べて(給料が)11万円ぐらい安くなっている。
それは何故なのか?働き甲斐だとかそういうことで皆さん、非常に抑えられているのかな、という。

それからもうひとつ保育士さんが、例えばあるひとつの保育園に勤めているとしますよね。
その同じ保育園に自分の子供を入れられないんですよ、法律で。
だから、実際に働きにくいというんですか、あるいは給料も含めてなりにくい、保育士が。
実際には資格を持っている方で余っている方が80万人近くいるわけですから、そういう方にどんどん、保育園とかに行って働きやすいようにしていただきたいなと。
だからそういうことを実際にやっていきたい。
それから、建設もどんどんどんどんやっていこうと。
反対もありますよね、今話題になっている。
そういうところでは、やはり出向いて行って、説得に回るのか、それとも他のところにするのか

でも、どんどんどんどんやっていかないと進まない
のは、これ、災害なんかでもそうなんですけれども、いつ、待ってくれないですから、いつ地震が起きて、東京でも津波が起きるのか、そういうことを考えると、やっぱりどんどんどんどん、やるべきことは超党派でやっていけたらいいなというふうに思っております



日本テレビ:都知事になると今の生活レベルよりも落ちるかもしれませんが。

石田純一:
もちろん、自分たちがやるべきことがあるということと、
ま、自分なりにですけど、非常に心配しているわけです。
平和で、前から言っているように安全な、この世界一平和で安全な国であり、
もちろん過去には自分たちから外に出て行って、戦争を仕掛けたことも、あったわけです。
だから、その同じ轍を踏まないように。
そして攻撃もいつ受けるかわからないし、テロの問題もありますけれども、やはりそういうことの危険性のない方向に。
これは我々が思うことなんですけど、
それとあと、言論の自由。
これが担保されるように。
もうひとつ言わせていただければそれを含めた憲法ですね。
憲法というのは国民を縛るものではなく権力者を縛る。
書いてある条文で今まででいいますと、天皇陛下からずーっと国会議員とか裁判官まで、国務大臣、そういうものを縛るのが憲法なんですけれども、それをやはりちょっと、国民を縛るように、ま、ちょっと、変えていっている。
今までと180度違う精神だな。と考えている

その3点で、自分たちが立ち上がった方がいいかなと。
大変お節介かもしれないし、力不足かもしれないんですけど。
笑われるかもしれないし、馬鹿にされたり非難されることも覚悟で、そして生活が、ま、落ちるという言い方はあれですけれども、非常に厳しくなるでしょうね。


日本テレビ:今の話は都政というよりは国政に近いと思うんですけど、それでも都知事選?

石田純一:
都から発信できることもあるし、地方自治から国を変えようということもずっと前から言われていますけれども、それは都政だから関係ないとか、もちろん原発も決定権は基本的には国にあるものですから。
けれども、じゃあ、何も言っちゃいけないんですか?と。
あるいは仲がいいから、あるいは同じ党の推薦だから何も言わないということじゃなく、
やはり「そういうことをみんなで考えていきましょう
それが今、この選挙でもそうですけど、考えないように何処かに置きやられている
それが非常に自分としては不安だし、ここで自分たちも一石を投じようと考えました。


報道ステーション:どういう理由で石田さんにお願いしますとなったのか?

石田純一:
どういう経緯なのかはわかりませんが、いつも意見交換させていただいていたり、それからもちろんSEALDs(シールズ)もそうですけれども、「政治的な意見を言うことはいいことだな」と考えているのは僕だけじゃないと思うんですね。
そういったところで名前が。
行動を共にしたり、いろんな意見を交換している時に、たぶん出てきたのかな、ということと、
今回で言えば非常に、ま、自民党から分裂選挙と言われながらも、非常に強い候補が出ているように思うので、なにか起死回生はないかなと、いうふうに思われたのかもしれません。


報道ステーション:野党がこれほど候補者を絞り込めていない状況についてどう思うか?

石田純一:
もうひとつ言わせていただくと、この状況でまだ統一候補ができていないというのは本当に政治の難しさだと思うし、例えば民進党にしても、非常に右から左までいろんな、うーん…、主張とか、出身が違うところがあるので、「難しいんだろうな」というふうには考えておりますけれども、参議院選挙では(野党共闘を)やってますよね。
これはほとんど、共産党の志位さんなんかの英断もあるでしょうし、岡田さんなんかの目論みとかもあると思うんですけれども、都知事選に関しては、やはり、ちょっと難しいところは否めないでしょうね。
今のところだと正直実現するのが10%ぐらいじゃないかというふうに考えています。
もう、出馬をある意味で表明された方もいらっしゃるので、
えーー、だからさっきも言っていますけれども、割れたら、うーーん、…、
割れてただ当選しないということだけじゃなくて、「野党の共闘」が、僕は今の日本で非常に、バランスを良くしてくれるんじゃないか。
二大政党という話もありましたけれども、ここのところの民進党では完全に1強、あとはプラスアルファみたいになってますから。
だから、野党が共闘することで、いろんな歯止めになったり、バランスが取れる
のかな、と。
それだけです。


報道ステーション:野党が共闘すれば与党に対して圧力を与えられるという考え方ですか?

石田純一;
そうですね、最初に申し上げたように、野党が統一候補を出せば、仮に、もちろん自分じゃなくても、応援したいきもっ地はあります。


報道ステーション:改めて、どういう経緯で石田さんに?

都知事選
石田純一:
経緯までは説明されていませんけれども、市民団体が幾つかありますよね。
市民連合という形で、これもひとつのうねりとなっているような気もするんですけれども、
うーーん…、僕だけじゃなく、候補が、なかなか「これ」っていう人が、いないんじゃないですかね。
あるいはいろいろ反対が出たり、調整が難しいんじゃないですかね。
政党っていうのはそういう難しさがあるのと、駆け引き、あるいは候補自体の思惑とか、ちょっとその、自分が出たいとかやりたいとかということも含めてですね。

現段階では宇都宮さんは、まぁ、あの、出ると思うんですけれども
まだちょっとわからない部分があるので。
でもずっとこの、市民団体でも、市民連合でも、一緒に働いてきた、一緒に頑張ってきた連中もいるので、最終的にはみんなで決めたらな、というふうには思っています。




ーーー



私が普段思っていることを全部言ってくれたような気がする。
石田純一さん、かっこいい〜
っていうか、そんな単純な表現じゃなく、こころから感謝。





で、テレビやメディアで報道されない理由がここにあった↓

『報ステ』も放映を1分に! 石田純一の都知事会見で官邸がテレビ局やコメンテーターに石田排除を働きかけ
リテラ  2016.07.09

 石田純一が都知事選への思いを語った昨日の会見。閉塞する参院選報道のなか、自らの都知事選出馬問題を使って、安倍政権による参院選の“改憲隠し”を批判し、野党の結集を呼びかけたその姿勢は、見事としか言いようのないものだった。
 ところが、テレビ、新聞、スポーツ紙などのマスコミはこの石田の姿勢にこぞって冷ややかな姿勢を見せている。
 会見の真意をまともに伝えず、トレンディ俳優時代のチャラいイメージをそのまま押し付けてからかったり、「都知事選を混乱させる行動」「都知事選と国政の問題を混同している」など、的外れな批判を展開する番組や新聞も少なくなかった。

 さらに不可解だったのは、昨夜の『報道ステーション』(テレビ朝日)だった。せめて『報ステ』くらいは石田の真意をちゃんと報じるのではないかと期待していたのだが、「石田純一が野党統一候補を条件に出馬表明」と簡単に紹介しただけで、肝心の会見内容をまったく報道しなかったのだ。


 その異常さは、石田純一の会見について割いた時間を見れば明らかだ。他の局は批判的ながらもこのニュースにかなりの時間を割いていたが、『報ステ』の放映時間はなんとわずか1分! 

 言っておくが、これは「正式な出馬会見ではないから」というような理由では説明できない。『報ステ』は自民党の候補者の動きをめぐっては、正式出馬表明前からかなり積極的に報道している。先月29日(水)に小池百合子が突然出馬する考えを示唆したときは6分放送し、1日(金)には自民党都連や増田寛也元岩手県知事の動きを5分。5日(火)には、小池の動きに対する小泉・細川元総理の反応などを4分。小池の正式会見があった6日(水)は6分と、自民党候補者の動きについては、20分以上を使って、延々と放送しているのだ。ところが、昨日の石田純一の扱いは、その20分の1にすぎなかったのだ。

 これについて、テレビ朝日の報道局関係者から、驚くべき内部情報が寄せられた。『報ステ』は当初、石田の会見を4分ほど放送する予定で、VTRを用意していたのだが、放送直前になって、突然、放送項目から落ちたのだと言う。
「理由はよくわかりませんが、上のほうから急にもっと短くしろというお達しがあったようです」


 しかも、『報道ステ』がやらなかったのは、石田だけではない。昨日は、各局とも夕方のニュースで、民進党東京都連が推す候補者として松沢成文前神奈川県知事や元経産官僚の古賀茂明氏を取り上げた。ところが、『報ステ』はそれについても一切触れなかったのだ。

「小池のときは垂れ流しだけでなくバランスを取るように報道幹部からのお達しが来ていたので、野党の動きをここまでやらないのには驚いた」(前出・テレビ朝日報道局関係者)
 安倍政権に“公平中立”という名の不当な圧力を加えられ、与野党同じ扱いでというばかげた自粛に陥ったと思っていたが、テレビの萎縮は、それよりさらに進み、野党については正式出馬前は報道しない、というところまで来ているということなのか。

 しかし、マスコミの石田の扱いの不可解さについては、もうひとつ原因がある。
 官邸が、各社の番記者や懇意にしている解説者やコメンテーターに、石田の会見を批判もしくは無視するよう、牽制していたというのだ。

「官邸はとにかく、石田の会見には相当ナーバスになっていた。石田が出たら自民党の候補が敗ける可能性があるのはもちろん、会見が大々的に取り上げられたらそれこそ参院選への影響が出かねない、と。それで、官邸と自民党の幹部が一斉に『ああいう人間が都知事選に出て混乱させていいのか』とか『石田のことなんて本気で報道したら、おたくの品位を疑われる』というようなことを言っていたようです。さらに、テレビの番記者には『会見をそのまま報じたら投票行動に影響が出る』と牽制したらしい。フジで田崎史郎氏や安藤優子氏が過剰な石田批判をしたのはおそらくそのせいでしょう。そして、この官邸の空気が各メディアに伝わって報道内容に反映されたんじゃないでしょうか」(全国紙政治部記者)

 さらに石田の所属事務所に対してもスポンサーを通じて圧力がかかっているといわれ、実際、あるテレビ局が石田出演のCMを流せないと言い出しすでに数千万円単位の違約金が請求されていることを石田自身が明かしている。
 本日、当サイトが報じた自民党の「子供たちを戦場に送るな」教師を取り締まる密告フォームについても、マスコミはほとんど取り上げなかった。参院選報道は、すべての自民党批判が封じられたまま終わったが、週明け以降、都知事選報道がどうなるのか。要注意である。
(田部祥太)



なるほど。そういうことだったのか…








石田純一「世界一平和で安全な国をなぜ変える必要があるのか」日比谷(文字起こし)





後半 放射能汚染土 日本全国で再利用! 大丈夫? そもそも総研(番組内容書き出し)

1


玉川:
津波なんかが来ればですね、そういうふうなもの(汚染度を再利用して作った防波堤など)は崩れる可能性がありますよね。

環境省 山田浩司参事官補佐:そうです。

玉川:
そうなった場合に放射性物質が含まれている土。
これが流出したりっていうことはあり得るんじゃないですかね?


山田浩司参事官補佐:
その点は一番、あの、重要な点だと思っていまして、
そういう災害が起きない場所になるべくつるというところを基本として考えております。
ただし防潮堤とか、万が一、そういう災害が起こるとも限りませんので、

2

そこは当然汚染度です。
ま、再生資材化しているとはいえ、ま、一定の放射能濃度はございますので、

3

それは回収をすると。

それは回収する


玉川:回収…
流れ出たとするとですね、その全てを回収するっていうのはなかなか難しいと思うんですね。
流れ出た後それが乾いて、例えば、舞い上がってということもある。
その場合に、内部被曝ということも考えられると思うんですけど…

5

山田浩司参事官補佐:
一番の大前提はやはりそういうようなことが起こらないようなところで利用するというところかと思っていますけれども、あの

6

今回のことであれば、そこを回収するというところの作業員の被曝も含めて評価をしております。

作業員の被曝も評価


玉川:
それは外部被曝がどれぐらいで、内部被曝がどれぐらいという見積もりですか?

山田浩司参事官補佐:
外部被曝も内部被曝も、その作業員1人にとって、ある特定の作業員を想定して、その際の評価をして、というふうになっていますので。
そこは少し専門家と議論して確認していただきながらとなっておりますので、そこは大丈夫だと思っております。


作業員の被曝線量

環境省によると、災害で破損などが生じた場合、復旧作業にあたる作業者の被曝の線量は、外部被曝や粉塵の吸入などの内部被曝を合わせても年間1mSv以下になるとしています。


ここで使います

玉川:
いわゆる汚染度をですね、公共工事で使うっていうときには、必ず地元には「ここで使います」ということは言うわけですか?

地元のご理解が
山田浩司参事官補佐:そうですね。
実際に使われるときにはですね、当然地元のご理解というのが一番重要だと考えておりますので、
実際どこで使われるのか、というのは、あーー、基準とはまた別にですね、あの
地元の方にどうやってご理解いただけるか、というところにかかってくるとおもいます。
どうやってご理解頂けるか

玉川:それは住民の許可も得るということですか?



当然地元のご理解
山田浩司参事官補佐:
許可、っていうのがですね、どのような形態なのかにもよるんですけれども、
当然地元の方にはご理解いただかないと。
ま、知らない間に使っていたということになりますと、こういう形態でございますので、
あの当然、あの(地元のご理解は)必要なことかなと思っております。

反対運動があっても
玉川:
反対運動があっても「いやいやそれは使いますよ」ということはあるんですか?

無理やり押し付けない
山田浩司参事官補佐:
こちらから無理やりですね、何か汚染度を押し付けるというようなことにはしないという方針で、今
ご理解いただけたところに使っていただくということを考えています。
ご理解をいただいたところに使う




玉川:まず、安全性の部分なんですけれども、いかがでした?

1
高木:
うちは2年前だったかな、軽線量ですけれども除染をしたんですね。
その時に「除染した土はどうするんですか?」って聞いたら、敷地内に穴を掘って埋めるんです
よ。
でも埋められない方っているんですね、敷地が狭いと。
そうすると、やっぱりこう包んで置いておくんです。
で、その後、じゃあ何年。
ま、年に一度とか半年に一度、「漏れていないか?安全か?ということを検査に来てくださるんですか?」と聞いたら
「それは手が回りません」ということなんですけど。
そこから考えるとね、例えば、災害で壊れそうなところに使えないということになれば公共事業ですから、
建物?なんかに使うとかドライとかに使ってくると思うんですけれど、そういうところにやっぱり子供達もいたりしますよね。

3

で、うちがなんで2年前に順番が回ってきたか?というと、
子供達とか公共の場所というのを優先的にまず除染されるから遅かったわけですよ。


除染の時にはそういうことを大事にしているのに、今度使う場合にそういった住民の方、子供たちの使う場所に、そういったもの(汚染土)が使われちゃう可能性というのが、ちょっと今みえてくるので、矛盾を感じているんですけど。



5
玉川:
今の所ですね、防潮堤とか道路の盛り土の下に使う、ということしか言っていないです。
だからそれ以外の使い道というのは今の所想定していないというのは環境省はいっているんですね。
で、ポイントとしては
「災害が起きない場所で使う」って言っているんですよ。

2

羽鳥:そこがどこなのか?

宇賀:そんな場所あるんですかね?

羽鳥:そうだよね、わからない。

玉川:こんな場所、わかります? こんな地震だ、水害だ、ってある国で。

羽鳥:はい。

玉川:
それから「流出した場合は回収する」って言っているんだけど、
「回収できるって言い切れるんですか?」って僕なんかは思ったんですけど。

高木:水に入っちゃったらどうするの?

羽鳥:ね、海とかね。

玉川:
海とかね、そういうところに流れちゃったら。
だから、ちょっとまだ僕も、入ってまず話を、これは一回戦ですから。
まだお話をお伺いする段階ですから、ちょっとなるほどとは、

高木:急にこの話が出てきたみたいな感じがするんですけど、

玉川:そうなんですよ。

羽鳥:急に。

玉川:
そう、まさにそれで、
なんで30年間置けるものをわざわざ全国に?
というふうなところなので、
そこもちょっとポイントになるのでVTR.


玉川:
今ある汚染度っていうのは中間貯蔵施設では置ききれないものなんですか?


山田浩司参事官補佐:
それは全て入るように設計をして準備を進めております。

玉川:そうなんですか?

山田浩司参事官補佐:はい。

玉川:
だとすると、中間貯蔵施設には30年間置けるわけですよね。
それなのに「全国で汚染度を公共事業で使おう」っていうのは何故なんですか?

10
山田浩司参事官補佐:
最終処分に向けまして、今現在除染で出てくる土壌というものが、最大で2200万㎥というふうに予測をしておるんですけれども、ま、量として非常に大きいものですので、その前に再生利用して減らすことができれば、より、最終処分の方も効率的にできるのかなと思っております。
5


候補地のめどが立たない最終処分場への量を減らすために公共事業で利用すると語る環境省。
理由はそれだけなのでしょうか?


玉川:
そもそもなんですけれども、「最終処分場を福島県以外に」って決めた理由っていうのはなんなんですか?

12
山田浩司参事官補佐:
そこは福島県の方に、過度な負担をおかけしていると。
まぁ、あのー、国会でご審議いただいて、そういう風にはなっておるんですけれども。

2011年11月8日
福島の負担
細野豪志 環境・原発事故担当大臣(当時)
福島だけにですね、負担を押し付けるという事は、わたくしはやるべきではないというふうに思います。


中間貯蔵施設に収まる土をあえて全国に分散させる理由
その意味はどこにあるのでしょうか?

玉川:
福島第一原発の事故によって、福島の人々を中心に非常に辛い思いをされているというふうな事はあるわけですけれども、でも、中間貯蔵施設は福島県の中に、今作ろうとしているわけですよね。
そういうものを、全くその、まったくというか、被曝がほとんどないような地域にあえて汚染されたものを持っていくというふうな事の倫理的な意味というのは考えましたか?
環境省は。
1

2

3


倫理を考えるのは難しい
山田浩司参事官補佐:
倫理的な意味、というのはなかなかご回答は難しいんですけれども、我々としては、ま、福島県に過度な負担をかけているということもありまして、
我々としては福島に過度な負担をかけている



環境省が語る「福島県民への過度の負担」。
それはかつて国会でのやり取りにも。


2011年11月8日
自民党 吉野正芳衆院議員:
「福島県内には最終処分場は作らない」という決定をしたわけなんです。
じゃあ、どこにつくるんですか?
当てはあるんですか?

細野福島だけに負担は
細野豪志:
30年後、以内にですね、30年以内にどこに持っていくのかという事については、まだ決まっているわけではありませんが、福島だけに負担を押し付けるという事はわたしはやるべきではないと思いますし、総理にもそういうご判断をいただきましたので、そういった方針でですね、臨んで参りたいと考えております。


福島に申し訳ないけど

もしかしたらこの事故は
玉川:
こういった言い方をすると非常に福島の方に対して申し訳ないのかもしれないけれども、
最終処分場を福島県以外にしたっていうのは、
もしかしたらこの事故は、福島県の人だけじゃなくて、日本全体で責任を取ってくれよという事ですか?


環境省でそのような意思を示していない

山田浩司参事官補佐:
いや環境省でそ、そういうふうなですね、何かあのー、意思をお示ししたという話はないと思うので、なかなか私の口からはお答えしづらいところがあるんですけれども、「県外最終処分」30年後最終処分という、そこの趣旨はですね、あの…過度に福島県の方にご負担をおかけしたということを、30年という年限を区切って、それを県外に持っていきます。
ま、そういう趣旨でございます。
過度に福島県の方に





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玉川:
これは取材感として言うんですけれども、「なんでわざわざ全国に」っていうことは、一つは、「最終処分場を決める」って言っているんですけれど、決まるめどすら立っていないわけですよね。
そうすると、たとえば「最終処分場は本当にできるんだろうか?」

というなかで、そのある種、ある種、もう一つの最終処分っていう形で、公共事業っていう形で、汚染の少ないもの、ぐらいは全国で処理をするってことなんじゃないかな、っていうのが一点と、

それからやっぱり、「なんでこんなに福島県民だけが辛い思いをしてるんだ、原発の事故に関して」「日本全体の責任じゃないか」といっても、
「いや、汚染されているのは福島県なんだから、福島県のなかで全部やればいいじゃないか」って、福島以外の人は思うわけですよね。

なんかね、そういうふうな部分を見てくると、なんかこれ、沖縄の問題と本当に一緒だなと、構図的に。


羽鳥:うーーーーん…・

玉川:
なんかもう、「沖縄以外にないんだから沖縄でやってよ」「福島以外にないんだから福島でやってよ」そういうフナ部分がなんか透けて見えてきて、どうですか?

羽鳥:うーん…••••うーーーーん………

高木:これすごく難しいと思うんですけど、

羽鳥:いやぁ…、…

高木:
たとえば、電力会社がね、有志で土地を提供して、「うちは原子力発電をやってますからここに埋めてもいいです」とかっていう有志の方は出ないですかね?

玉川:
ま、出て欲しいと思うんだけどな。
今日の結びです。

むすび

結局原発事故が起きるっていうのは、日本全国に突きつけられる問題だと。
「うちはもう、原発事故から遠いんで関係ありません」っていう話では済まない!と。
原発事故が起きるっていうのはそういうことなんだ!
というのを、私は今日感じた、んですが、いかがでしょうか。



動画→http://dai.ly/x4hz50m






<原発事故>汚染土濃度減衰に170年と試算
2016年06月27日月曜日 河北新報

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 東京電力福島第1原発事故に伴う除染廃棄物を巡り、放射性物質濃度が基準以下となった土などを全国の道路や防潮堤などの公共工事で再利用する環境省の方針について、同省の非公開会合「再利用後、放射性物質として扱う必要がなくなる濃度に減衰するまで170年かかる」との試算が議論されていたことが27日、関係者への取材で分かった。

 環境省の担当者は「工事完了後も管理し、年数で区切ることは考えていない。今後実証試験などを通じて適切な方法を確立する」としているが、補修の際の具体な対応策などは決まっていない。








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前半 放射能汚染土 日本全国で再利用! 大丈夫? そもそも総研(番組内容書き出し)


2016年6月23日木曜日放送 テレビ朝日 モーニングショー そもそも総研



今日のテーマはこちらです。
1

そもそも、原発事故の汚染度は全国に拡散させても問題ないんですか?
というふうなことなんですけど、

汚染度っていうのはですね、福島第一原発の事故に伴って除染作業というのが行われたんですね。
その除染作業の結果として出てきている土ということなんです、
だから、”放射能に汚染されている土”ということですね。


で、これをどうしましょうか?というふうな話の中で、
そもそもこの土はどうすることになってたか?というとですね、
福島県内に中間貯蔵施設というのを作ってですよ、そこに最大30年間保管します。
そのあと、どこか県外に、福島県外に最終処分場を作って、そっちへ移しましょう。と。

で、ここ(福島県の中間貯蔵施設)は目処が立っています、中間貯蔵施設。
だけど、最終処分場というのは目処すら立っていない。
というのが今の現状ですね。

2

で、実は、この「汚染度の一部を公共事業で使いたい」と言い出しているんですよ、環境省が。
どういうことなんだ?と。

3

8000ベクレル/kg以下は再利用可能でいいんじゃないんですか」というふうなことを言い出しているんですが、


ちょっとこちらを見てください。
ベクレルというのは放射能の基準の単位ですよね。
数字が大きいほど放射能の汚染が高いということです。

5

かつて、3.11以前はですね、こういう基準がありました。
安全に再利用できる基準。
当時は、原発事故というのは想定されていないので、例えば廃炉になったときに、いろいろ出ますよね、コンクリートとか。
そういうふうなものを再利用するとしたら、「100ベクレル/kg以下だったらいいですよ」と。

6

羽鳥:全然違いますね。

玉川:
こういう基準があった。
それが震災があって事故があった。
そしたら安全に処理するための基準ということで、「8000ベクレル/kg以下」80倍になっちゃったんですよ。

7

羽鳥:しかも、再利用じゃなくて処理なんですね。

玉川:
処理なんです。
処理です。
ま、「どこか土の中に埋めます」みたいなことなんですけど。
それが、今年の今月の7日(2016年6月7日)以降に
処理する基準だったんだけど、安全に処理できるんだったら「使ってもいいんんじゃないか」ということで、
全国で公共事業で使っていいんじゃないでしょうか、という話に今なってきているわけですよ。

8

だから、日本全国、全部ですよ

羽鳥:はい。

玉川:
テレビを見ているあなたの街にも来るかもしれない。
というふうな状況に今なっているんですけど、
「大丈夫なのか?」と、まずは。
疑問の一点はですね、「本当に大丈夫なのか?安全なのか?」
もう一点は、「なんでわざわざ全国に?」というところ、ここポイントですからね。
そこ含めて取材しています。
まず、本当に大丈夫なんだろうか?というところ。
VTR.


玉川:
福島の第一原発の事故に伴う「汚染された土」ですね。
これを「全国に公共事業で使いましょう」と。
これ、端的に言って大丈夫なんですか?

総合資源エネルギー調査会 原子力小委員会会員 原子力資料情報室室長 
伴英幸氏:
10
それは大丈夫とはとても言えないですよね。
やってはならないことだというふうに私は考えています。

玉川:
伴さんはどういうポイントでやってはいけないと思っているんでしょうか?

伴:
(環境省は)「それなりに放射線による被曝管理はする」と言っているんですが、
公共事業に伴ってどんどん拡散していくと、一つはトラブルがあったとき、
例えば水害が起きたりとか、大規模な地震や災害が起きたりしたとかいう時に、
それがまたむき出しになる可能性があるということですね。

玉川:
むき出しだけじゃなくて流れ出る可能性もありますよね、防潮堤だったら。

伴:はい、そうです。

汚染度が流出すれば、それを処理する作業員や周辺住民が
外部被曝
体外から被曝を受ける外部被曝だけではなく、
内部被曝
乾燥した粉塵を吸い込むなど、体内に入る放射線で被曝する内部被曝のリスクもゼロとは言えません。

なぜ、新たなリスクを全国に拡散させるような方針を決める必要があるのか?

私たちはまず、汚染度が保管されている現場を取材すべく福島県へと向かいました。

1

玉川:
福島県の楢葉町に来ているんですけれども、ご覧のように汚染度が一つ一つ袋に入って積み重ねられています。
その横に来ると、その上にシートが被せられていて煙突なんかも出ているんですけれども、

2
2

これは全体でどれくらいの土があるのか?

3

ここがその置き場なんですけれども、0.143マイクロシーベルト/hという放射線が今、ここのレベルだということなんですね。

4

こんにちは。
こちら、置いてあるのは土だけということですか?ここは。


5
環境省福島環境再生本部 小沢晴司副本部長:
ここは、除染で取りました土や草木などが保管されています。

玉川:ここは、いわゆる最終処分場ではないわけですよね。

環境省福島環境再生本部 小沢晴司副本部長:その通りです。

玉川:
最終処分場が決まらないという話はニュースなどでも聞くんですけど、
そうするとここは中間貯蔵施設ということになるわけですか?

環境省福島環境再生本部 小沢晴司副本部長:
その中間貯蔵施設に持って行く前に借り置き場というところで…

借置場
1

福島県何のあちこちに点在している借り置き場。

2

3

除染で出た線量の高い土などが汚染されていない土で覆われた状態で置かれています。
借り置き場に置かれた汚染度派、やがて福島県内に作られる中間貯蔵施設に移され、最長30年間保管されます。

4

5


そしてその後、県外に作られるという最終処分場へ移される計画ですが、設置の目処は立っていません。

玉川:ここの場所でどれぐらいあるんですか?

環境省福島環境再生本部 小沢晴司副本部長:3万㎥保管しております。

6

玉川:
3万立法メートル。
3万というのも相当膨大なんですけれども、いわゆる汚染度全体でですね、最終的にどれくらいの量が出ると見込まれているんですか?

7

環境省福島環境再生本部 小沢晴司副本部長:試算としては、1600万〜2200万㎥

玉川:じゃあ、ここの700倍ぐらいのものが、ま、これからも含めてで出てくると。

環境省福島環境再生本部 小沢晴司副本部長:
そうですね、もう保管されているもの、それから今後出てくるものも含めてそれぐらいの規模感ということになります。


8

環境省の想定では、除染で出る汚染度の総量は東京ドームのおよそ18杯分です。

玉川:全部中間貯蔵施設に行く見込みなんですか?

1
環境省福島環境再生本部 小沢晴司副本部長:
特に大熊町双葉町の両町とそれから議会には、大変なご決断をいただきまして、
その地域に中間貯蔵施設を作っていくことをご了解いただきました。
福島県もそれを後押ししてくださっておりますし。
そういう意味ではここで出てきています色々な借り置き場の袋ですけれども、これの行き先は(全量が)中間貯蔵施設ということで方向、方向は決まっております。


玉川:
つまりですね、これだけの大量の土なんですけど、中間貯蔵施設に行けるだけの量っていうことなんですね。
だから、中間貯蔵施設で30年間置いておこうと思ったら置いておけるんですよ。
ところが、それを「公共事業で全国で使う」っていう話なんですね。
なんでそういう話になるんだろう?よくわからないな。ということも含めて、
もちろん「安全なんですか?そういうものを公共事業で使って」ということも含めて、環境省に私、話を聞きに行ってきました。
VTR



玉川:公共事業に使うっていうことであれば、これは全国ということになるんですか?

全国の基準
環境省水・大気環境局 中間貯蔵施設担当参事官室 山田浩司参事官補佐:
我々が考えております基準といたしましては全国で使えるような基準と。

玉川:例えば、北は北海道から南は沖縄まであまねくというような対象地域となるわけですか?

山田浩司参事官補佐:
今現在の基準としては、そのような(全国で)使っても差し障りのない基準ということで考えてございますけれども。


汚染度が使われる公共事業の対象地日本全国です。
なぜなら、「十分な対策を施すので安全だから」と環境省は言います。

環境省イメージ

環境省は、汚染度を再利用する際は、汚染されていない土砂やアスファルトなどを50cm以上かぶせるため、年間被曝線量は0.01ミリシーベルト以下に抑えることができるとしていますが、
本当に危険性はないと言い切れるのでしょうか?

くずれるかのうせいがありますよね、そうです

玉川:
津波なんかが来ればですね、そういうふうなもの(汚染度を再利用して作った防波堤など)は崩れる可能性がありますよね。

山田浩司参事官補佐:そうです。

玉川:
それから道路でも、場合によっては土砂崩れとかそういうことがあり得るんじゃないかと思うんですが、
そうなった場合に放射性物質が含まれている土。
これが流出したりっていうことはあり得るんじゃないですかね?

災害が起きない場所

山田浩司参事官補佐:
その点は一番、あの、重要な点だと思っていまして、
そういう災害が起きない場所になるべくつるというところを基本として考えております。

玉川:ほぉー。

山田浩司参事官補佐:
ただし防潮堤とか、万が一、そういう災害が起こるとも限りませんので、それは回収をすると。

回収をする

玉川:回収…



本当に全て回収できるのでしょうか?
被曝の危険性は?

さらに追求します。



ーーーつづくーーー




続きを読む

5.環境省・除染汚染土再利用(文字起こし)

FoEJapan http://www.foejapan.org/

【緊急署名】全国に被ばくを強い、環境を汚染する「8000ベクレル/kg以下の汚染土を全国の公共事業で利用」方針に反対
資料と解説 https://foejapan.wordpress.com/2016/05/02/8000bq_problem-3/

2016年5月2日 資料 https://foejapan.files.wordpress.com/2016/05/8000e38399e382afe383ace383abefbc81efbc9f.pdf

中間貯蔵除去土壌等の減容・再生利用技術開発戦略検討会(第3回)
環境省資料→減容処理後の浄化物の安全な再生利用に係る基本的考え方骨子(案)
平成28年3月30日 環境省



50261

https://youtu.be/N7WAonTEFS0?t=45m51s



クリアランス制度

原子炉施設のクリアランスレベルについて短いまとめが書いてあります。
これは平成16年にエネルギー庁のエネルギー調査会原子力安全・保安部会廃棄物安全小委員会において報告書を取りまとめまして、平成17年、2005年に原子力等規制法に下部の規則として盛り込まれたものです。

クリアランス制度と言っているんですが、クリアランスっていうのは規制免除みたいな日本語を使いますが、「これ以下だったら放射性廃棄物じゃなくていいよ」というレベルで、当時も「あまい」という、大変な批判があったそうです。

このクリアランスレベルを算出するための線量の目安が10マイクロシーベルト/年だったんですね。
で、今の瀬川さんの話にあるように、多核種、33核種です。

e382afe383aae382a2e383a9e383b3e382b9.png

国の検認と言いますが、検査するのをに段階で行って、「大丈夫だよ」というような確認をするという制度でした。
で、あるんです。
今もあるんです。

クリアランス確認

ですからおかしなことなんですが、原子炉施設の敷地内では100ベクレル/kg以上というのは放射性廃棄物として厳重管理されているのに、なぜか原子炉施設の外に出ると、一般のゴミとして埋められ、さらには今後は「公共事業などに構造材として使っちゃえ」というダブルスタンダードが今生じています。

この時にクリアランスレベルが100ベクレル/kg(セシウム134と137で100ベクレル/kg)と決まって、その線量目安が10マイクロシーベルト/年だったのに、なぜか今回8000ベクレル/kgの評価では、環境省は10マイクロシーベルト/年が確保できる」というようなことを言っているから、ちょっと頭がごちゃごちゃになっちゃうかもしれないんですけど、非常に矛盾しているということですね。

きちんとした評価とか体験に基づいてやっていないんじゃないか、と、大いに疑われます。


ここに今回環境省に出した質問が書いてあります。

環境省への事前質問と交渉のポイント
2016 年 5 月 2 日 FoE Japan

<事前質問>
環境省「中間貯蔵除去土壌等の減容・再生利用技術開発戦略検討会」第3回会合において、8,000ベクレル/kg 以下の除染土を公共事業での再利用可能という方針が出された。道路・鉄道盛り土、防潮堤、水面埋め立てなどが想定されている。

1.原子炉等規制法第61条の2第4項に規定する規則では、再生利用の基準は放射性セシウムについて 100 ベクレル/kg 以下となっている。今回の環境省方針は、同法に矛盾するのではないか。

2.「8,000 ベクレル/kg 以下の除染土を公共事業での再利用可能」とする根拠は何か。

3.当該方針を実施するための法的手段はどのようなものか(改正する法律名・規則名など)

4.建設作業員、周辺住民の被ばく限度は、年間何マイクロシーベルトを想定しているか。

5.「1~4」の計算根拠を示されたい。ほこりの吸い込みによる内部被ばくを考慮するか。

6.大雨、地震や津波などにより崩壊・流出は考慮されているか。

7.検討会のもとにおかれた「放射線影響に関する安全性評価ワーキンググループ」のメンバー、議事録は非開示とされている。
環境省は、非開示の理由について、「ワーキンググループ関連資料は、ワーキンググループ委員による率直な意見交換を確保・促進するため、また、検討段階の未成熟な情報・内容を含んだ資料を公にすることにより、不当に国民の誤解や混乱を生む可能性があるため」としているが、非公開では、どのようなプロセスや根拠で本方針が導かれたのかガわからない。
匿名をいいことに、無責任な発言や決定が行われる可能性もある。
1)改めて、ワーキンググループのメンバー、資料、議事録の開示を求める。
2)ワーキングメンバーの選定はどのように行ったのか。
3)今後は、本件に関する国民の強い関心にかんがみて、当該ワーキンググループは、公開の場で開催すべきであると考えるがいかがか。

8.工程表に、「低濃度土壌の先行的活用」とあるが、具体的にはどのようなことか。

9.「中間貯蔵除去土壌等の減容・再生利用技術開発戦略」の 2016 年度予算額およびその内訳を示されたい。

10.本方針は、そもそも大量の除染土(最大約 2,200 万 m3)の存在が前提となっている。住民の意向に沿っていない無理な帰還政策や、それに伴う無理な除染のあり方そのものを見直すべきではないか。



概ね今の説明でカバーされているのではないかと思いますが、まず1番のポイントは原子力規制法の定める100ベクレル/kg、「再生利用の基準は放射性セシウムについて100ベクレル/kg以下」となっているんですが、今回の環境省の方針はこれに矛盾するんじゃないか?という点です。

2番はその根拠について行っています。

3番は、これは一体どうやって、どういう法律をいじってどういう規則を作るんだ?

4番が被曝限度です。環境省の想定についてもう一度聞きましょう。
10マイクロシーベルト/年とか、1ミリシーベルト/年とかというような数字が書いてありますが、もう一度どういう想定をするのか聞きましょう。

5番はその計算方法ですね。
また、内部被曝の考慮についても聞いています。

6番は、今回のように大災害、大地震、大雨、津波などの影響というのは考慮されているのかどうか?

7番、今マコさんが話した放射線に関する安全評価ワーキンググループの話ですね。
これを改めて公開を求めていきましょう。
何もなしに「安全だ」と言われても、それは本当に人を馬鹿にした話だと思うんですね。
一番これが重要なんじゃないかと思っています。

8番、9番は低濃度土壌の先行活用とか、今年度モデル事業として色々と進めようとしているんですが、その予算とか内容について聞いていきましょう。

10番、これが私はこの問題の肝なんじゃないかと思っているんですが、そもそも大量の除染土、 2,200 万 m3の存在を前提としているわけなんですが、今福島で進められている住民を無視した、あるいは被曝のリスクを無視した無理な帰還政策
で、住民の方を納得させるがために、アリバイ作り的に進めている無理な除染というものの、この根本を変えない限りこの話というのはなかなか解決が難しいのかなと思っています。
10番はこれだけ聞いただけでは解決が無理な内容なんですが、ただ、私たちの認識を整理するためにもこれを聞いて、環境省の話を正していきましょう。

というのが今回のポイントになるかと思います。





質問
https://youtu.be/N7WAonTEFS0?t=52m2s

質問:
私が思うにはゴミの山の一部分だけ取り出して測っても、ゴミの山がすべて8000ベクレル/kgになっているわけはないのであって、濃淡のブレが相当あるんじゃないかと。
だから、濃淡のブレをどうやって捕まえるのか?というところが一つポイントとしてあると思いますけど、ご意見なりご存知のことがあったら教えてください。

マコ:
再生利用する資材になった場合には、ある程度資材として均一にならして使っていくのではないか。
これはでも想像の範囲です。
で、今あるフレコンバックの汚染土壌についての測定なんですけど、それもおっしゃるとおり、私は一度調べたことがありまして、福島県飯舘村の2011年度のモデル事業の時はフレコンバックそれぞれの汚染土壌は一つずつベクレル/kgの値をちゃんと計測していたんですね。
でも現在の除染のやり方では、「それぞれのフレコンバックでベクレル/kg」ではなく、「表面線量をマイクロシーベルト/時」で管理して、それぞれのフレコンバックにタグを貼っていっています。

なので、現在大量にある様々なフレコンバックに入っているものというのは、それぞれの汚染度合いをベクレル/kgでは、少なくとも福島県飯舘村では量が多いので管理はしていないということでした。

で、今の状態と、資材で再生利用するとなった場合の測定の仕方というのは変わっていくのではないかと思うのですが、私が1回取材した範囲ではそういう感じになっています。


質問:
たとえばおしどりさんが8000ベクレル/kgだとすると、私はここにいますけれども、わたしは何シーベルトぐらい浴びてるんですか?

瀬川:どれくらいの期間?

質問:例えば1時間ぐらい

瀬川:
8000ベクレル/kgだとどの程度のものか?っていう話ですよね。
平米になおすと、だいたい農水省とかは65倍するんですよ。
そうするとだいたい52万ベクレル/平米とかになって、チェルノブイリで55万5000というのが強制避難とか避難の義務という区域だったので、8000ベクレル/kgというのは、8000ベクレル/kgがその辺にあると、そういう量ではあるんですが。

質問:
これから道路の下とか公園の下とかに撒いちゃうような形をとりたいわけでしょ?
そうすると、例えば子供がね、上で遊んだり

瀬川:
「土を念入りにかぶせるから1年間でも10マイクロシーベルトを超えませんよ」って、言い張る。
だから裸の状態だったらチェルノブイリの強制避難並みというのが。
多分検討会ではそれをどうやって確認するのかという話は、何かとしてはいるようですから、環境省に聞いてみるかという。

マコ:
いちおう8000ベクレル/kgを埋めたとして、そこの近所の家に住んでいるという図があるんですけど、具体的にどういう影響を受けるのか?というのは資料としては載っていないです。
無いです。

満田:
なんか、絵はいっぱいあるんですけど、私たちが求めているのは絵じゃなくてその計算の根拠なんですが、そういうものはなかったですね。

マコ:その隣に住んでいた場合という絵はあるんですけど、影響は具体的には書いて無いですね。

満田:
むき出しで地面にあった場合はチェルノブイリ法に基づく避難の義務ゾーンの、ちょっと下というか、ほぼ同等という、そういうことですね。
ただ環境省は、この資料では「供用時」という言い方をしていますが、工事が終わって実際の利用される時には10マイクロシーベルト/年をできるみたいなことを言っていますが、そこらへんがちょっと、よくわからないんですが…。


質問:
そもそもを知りたいんですけど、前から100ベクレル/kgだったものを8000ベクレル/kgまで上げるという、環境省。
今年の4月11日に国会で山本太郎さんが省令で変えてしまうということを取り上げて質問したんですね。
これをメディアが全然報じなくて、、1日遅れて14日に東京新聞がやっと報じたんですね。
8000ベクレル/kgとしか言っていないので、一般の人はたくさんあるからしょうがないなぐらいなことで、実際は100ベクレル/kg以上は管理しないといけないというポイントには触れていないんですね。
ですから山本さん以外はどういうスタンスなのかということに関して、そしてメディアも沈黙を守っている、この背景をちょっと知りたいんですけど。

マコ:
背景を私が今御説明できるほどの情報はないんですけれども、具体的に検討会に取材に来ている方が少ないということと、先日山本太郎議委員が質問されてというのは、ものすごくぶっちゃけますと、ここには国の方もおられるのかもしれませんが、私が彼に説明して質問していただいたという経緯もありまして、それで本当にこの再生利用の問題というのは私はすごく重要なこととだと思うのですが、おっしゃるようにすごく難しい問題でもあるので、きちんと経緯や何が問題でどこが重要なのかというのをわかっていただくというのがすごく難しいのではないかと思っています。
で、山本太郎議員はいつもアンテナを張ってらして、そのことについて質問してすごく聞きたいという形になりましたので、。

質問:
メディアはなんで黙っているんですか?それが不思議ですよね。8000ベクレル/kgと省令を変えちゃってね、国会で審議なしにできるんでしょ、これ。

マコ:そうです。
おっしゃる通りだと思います。
質問の時に彼と一緒に色々調べたんですけれども、事故前では100ベクレル/kg、原子炉等規制法のクリアランスレベル以上のものはどうしていたか?というのを調べたんですね。
で、低レベル放射性廃棄物というのは、事故前はきちんと決まった処分方法があり、今の問題は原子炉等規制法で指す低レベル放射性廃棄物をきちんと以前は処分方法が定めていたにもかかわらず、埋設処分なんですけどね。
きちんとコンクリート遮蔽なり、ドラム缶遮蔽なりをされて埋設処分が決まっていたところが、もう本当に土を土で埋めていくということになったというのはとても問題だと思います。


しかしこれを問題視するには以前からの経緯や、なぜICRPでこうなっていて、なぜそれじゃダメなのかということを指摘していく執拗があるので、少し面倒くさいのかな、と思うんですけれども。


満田:
ちょっと一点訂正なんですが、まだこれは省令として決まってはいません。
今お話があった省令として決まってしまったというのは、おそらく8000ベクレル/kg以下を指定解除して一般の廃棄物と同様に処分できるようにしたということだと思うんですが、
今日問題にするのは、さらに8000ベクレル/kg以下の除染土を再生利用することができるという方針にするということ
なので、
おそらく環境省はこれからこれを省令などに盛り込んで、これからパブリックコメントにかけようとすると思います。
ですからまだ撤回させるようなことも可能なんじゃないかと、頑張れば、と思っています。

https://youtu.be/N7WAonTEFS0?t=1h2m32s
フリーランス:
補足をさせていただければと思うんですが、
今満田さんが言ったように、8000ベクレル/kgというのは前は放射性汚染物だったんですけど、3・11後は環境省の方で「燃やしていい」ということで、今実は福島県内では何十という焼却炉をつくって、バンバン燃やしてしまっていて、今度はそれを解体するという、そういう段階にもうきていて、それをこれを機に話したいのと、
それからクリアランスレベルの話なんですけれども、原発の中で放射性を管理している、これはどういう管理をしているかというと、ベクレルという単位で管理をしているんですね。
で、今回8000ベクレル/kgに大幅にあげるということがあるんだけれども、国民に説明する時に10マイクロシーベルト/年だからいいんだという説明を持ってきているんですが、そもそも内部被曝が問題なので、距離で私は汚染しているということが問題なのではなくて、そこに高濃度のものがあるというのが問題で、原発の中の管理はベクレルで管理するというのはそれが舞い上がってきた時に吸っちゃう、そういうことが問題なので、距離で何シーベルトじゃなくて、そこに何があるかということが一つです。


質問:
土を盛った汚染度は雨とか集中豪雨で海へ流れてロシアあたりにいくということは環境省は想定しているんでしょうか?
韓国とか海を伝って汚染があり得るんじゃないか、中国とか、

満田:
海へ流れてしまうんじゃないか、ということですか?
それは大いに懸念されることだと思っています。
環境省はなんだか、「セシウムは土に吸着しやすいから大丈夫だ」的なことを検討会の中では説明していたんですが、おっしゃるとおり環境中に、水とか、あるいは土壌とかに飛散してしまうというのは当然考えるべきことだと思います。
https://youtu.be/N7WAonTEFS0?t=1h5m45s



(途中だけど、文字起こしここまで)

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「実験用の原子炉と、核セキュリティについて」自由なラジオ おしどりマコケン・小出裕章(文字起こし)

2016年6月11日
自由なラジオ #11「小出裕章ライトアップジャーナル」


京都大学実験所のウラン

マコ:
今日伺いたいことなんですけど、ワシントンで4月に開かれた核安全保障サミットで、安倍総理は京都大学原子炉実験所の学生訓練用の原子炉、京大臨界集合体実験装置で使用してきた高濃縮ウランを全量撤去する方針を明らかにしました。

小出:
はい。
私がいた京都大学原子炉実験所には、KURつまり京都大学原子炉という、いわゆる原子炉と、もう一つ臨界実験装置という本当におもちゃのような小型の原子炉があったのです。
で、KURという原子炉の方は1964年から動き始めましたし、臨界実験装置という本当に小さな原子炉の方は75年から動き始めてきたのです。
それぞれいわゆる研究用に、全国の大学の研究者が使う、あるいは学生の教育に使うということでやってきたのですが、その燃料というものが93%高濃縮ウランというものを使っていました。



マコ:ほぉー。

小出:
この番組をお聴きのリスナーの皆さんは多分ご存知だと思いますが、ウランというものには二種類あるのです。
核分裂を起こす能力を持っているウランと核分裂をする能力を持っていないウランというのが二つありまして、核分裂をする能力を持っているウランは質量数が235、能力を持っていないものは質量数238というウランなのですが。
天然のウランを掘ってくると、核分裂をする能力を持っているウランが0.7%しかないのです。
ですから全体のウランのうちのわずか140分の1、あるいは150分の1しか核分裂する能力がない。
つまり「燃えない」ということなのです。

で、もともとウランというのは「原爆をなんとか作れないか」ということで利用されたわけですけれども、全体の中で0.7%しか燃えないという、そんなウランだったら原爆はできなかったのです。


マコ:そうですよね。

小出:
火をつけるためには燃えるウランを集めてこなければいけないということで、その操作を「濃縮」と私たちは読んでいるのですが、その操作がものすごく大変だったのです。
でも米国は原爆を作りたいということで、必死の努力をした挙句に原爆を作り上げたわけですね。
要するに燃えるウランをとにかく集めるという作業をやって原爆を作りました。

通常私たちの常識でいうと、原爆を作るためには、燃えるウランの濃度が90%を超えていないといけないというのが私たちの常識なのです。

それでうちの原子炉、臨界装置というもので使っていたものが93%高濃縮ウランというもので、つまりもうすぐに原爆が作れちゃうという、そういう材料を使ってきたのです。


マコ:ほぉ〜〜〜、はい。


小出:
それで、米国という国も「そういうウランを他国に渡しておくというのはやはりまずい」ということにある時点で気がつきまして、
もともと米国がうちの原子炉も作って、燃料と一緒に提供してくれたわけですけれども、「やはり日本という国に高濃縮のウランを渡しておくことはもうやめよう」ということで、原子炉用の高濃縮ウランはとうの昔にもう日本に来れなくなったのです。
それでうちの原子炉実験所の原子炉は、確か2000年ごろだったと思いますが、要するに燃料がなくなってしまって止まってしまったんです、原子炉そのものが。


マコ:ヘェ〜、


小出:
それで原子炉の方は「燃料がなくて止まっているのでは困る」ということで、20%濃縮ウランでも動くように若干の改造をしまして、ようやくまた再稼動させたということだったのです。
そしたら福島の事故が起きまして、もう一度審査をやりかえない限りは動かしてはならないということでまた止まっていたわけですが、そちらの方は一応はクリアをしたと、いうことになったわけです。

ただ臨界実験装置の方は、ずーっとまだ93%高濃縮ウランというのを使い続けていたのです。
そちらの方はやはり米国が「この際だから返せ」ということで、多分今度の合意になったのだと思いますし、
京都大学としては93%でなくても、たとえば20%の濃縮ウランにして臨界実験装置も動かすという、そういう選択をしたのだと思います。


京都大学実験所のウランはテロに狙われる?

マコ:
なるほど。
なんかすごく、その実験装置の歴史がよくわかりました。
ありがとうございます。
あと、小出先生に伺いたいんですけど、京大の高濃縮ウラン93%でも20%でも。
そのウランはテロリストとかに狙われる危険というのはあるんでしょうか?


小出:
皆さんがテロリストという人をどういう風にイメージしているのか、私にはよくわかりません。
私自身は、テロリストと名付けられるような人たちが原爆を作ってそれを使用するという風には、私は思っていないのです。
ただし、米国であるとか、日本であるとか、いわゆる国家として原爆、米国などは実際に持っているわけですし、実際にも使ったわけですけれども、そういう国の方から見ると、テロリストというものが原爆を持ったら大変だということを恐れるということはもちろんあるわけで、テロリストに原爆材料を取られないように何としても管理をしなければいけないということでずーーっとやってきているわけです。

米国だったら原子力発電所は軍隊が守っているという、そういう状態になっているわけですが、日本の場合にはこれまでのところ原子力発電所が自衛隊が守るということはないわけですし、京都大学原子炉実験所の原子炉を自衛隊が守るということも、実際にはまだないのですね。
でも、米国の側からすれば、とにかく「もっと厳しく管理をしなければいけない」と、日本に言ってきたわけですし、日本も着々と、テロリストというものは危ないからというそういう理由で、原子力発電所であるとか京都大学原子炉実験所の警備というものをどんどんどんどん強化してきたのです。


マコ:ほーー。


小出:
京都大学といえば大学ですから、本当だったら一般市民だって自由に大学構内に入れる都いうのが本来のあり方だと私は思うのですけれども、京都大学実験所はもう、構内に普通の人が立ち入ることがものすごく難しい。
所員であっても、正門を入るときに身分証明書を見せない限りは構内に入れないという、それほど厳しい警備にどんどんなってきたのです。


マコ:なるほどね。


小出:
私としては大学という組織がそのようなことになるのは私は反対ですし、原爆材料がある、そしてそれをテロリストが狙っているという、その理由で大学の自由というものを拘束してくるということに反対ですので、もう、高濃縮ウランなんてむしろ持たない方がいいんではないかと、私自身は思ってきました。


マコ:
わぁ〜ほんとだ、おっしゃるとおりですね。
私も本当に大学は自由なところであってほしいし、あと、アメリカが原爆を落とすのはテロではないけど、なんか、「非政府組織であればテロです」っていうのは…、そういう考え方ですよね、本当に。


小出:はい、大変おかしなレッテルの貼り方だと私は思います。


伊勢志摩サミットで作業を中断した福一

マコ:
本当だ、おっしゃる通りだと思います。
でも、小出先生、この間伊勢志摩でサミットがあった時に、福島第一原発はその期間中作業を停止したんですね。
で、それについて色々と取材をして調べていたんですけど、
日本の核セキュリティというのは、もともととても甘いということを原発事故前から指摘されていたということを知りまして、それで今福島第一原発では毎日7000人程度作業員の方が作業されていますけれど、とても身分証明が甘いといいますか、という問題が今も続いていることを取材で知って驚いたんですね。

昨年原子力規制庁で核セキュリティに関する検討会があったんですけど、もうちょっと作業員の方が作業の際の身元調査をするべきだみたいな提言があったんですけど、まだ反映されていない時期にサミットがあったので、ま、ちょっと警戒したのかな?と思ったんですけど。

あのね、小出先生、私作業員の方に「どのような身元調査があったか」というのを調査して驚いたんですよ。
自己申告で「あなたは反社会的組織に属していますか?」はい・いいえ
「あなたはテロリスト、過激派に属していますか?」はい・いいえ
ですよ、これ。
「はい」に丸する人いないよね。
さすがにそれ私、なんか怖いな、と思って。
それは驚きました。


小出:
ただ、国家の方から見ると、原爆材料をテロリストに渡してはいけないと強く思っているわけだし、それを一方では口実にしながら人々の管理をしていく、管理の強化をしていくというふうに、もうずーーっとそうやってになってきているわけですから、ま、やるでしょうし、人々の方から見れば、なるべく国家の規制を逃れるような方法をやはり考えておかなければならないと、私は思います。


マコ:仰る通りですね。
その身元調査に最近付け加わっているのが、
「あなたは政治に関して批判的な信条を持っていますか?」はい・いいえ
付け加わったんですね。
だから、本当になんていうか、国策に反対すると、もうテロリスト扱いとほぼ同じなんだな、というふうに、その身元調査を見て思いました。

小出:そうですね、どんどんどんどん網が厳しくなっているとおもいます。

マコ:なるほど、ありがとうございました。

小出:こちらこそありがとうございました。