<川内原発再稼働>「もう完全にスケジュールは組まれているわけです」10/24政府交渉

2014年10月24日

【反原発・かごしまネット/避難計画を考える緊急署名の会(いちき串木野市) /玄海原発プルサーマルと全基を止める裁判の会/美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪­の会/グリーン・アクション/グリーンピース・ジャパン/福島老朽原発を考える会/F­oE Japan/原子力規制を監視する市民の会他】

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反原発・かごしまネット 杉原さん

2:20〜
今日の鹿児島南の新聞の1面トップ
見出し「川内原発再稼動鹿児島県議会来月初め判断」
かいつまんで言いますと、我々が予測していた12月定例県議会でやるだろうと
11月27日招集ですけれども、
そういうスケジュールでは全くなくて、11月初めに県議会はOKを出すと。
そういう感じになってきています。

それとの関係で、経済産業大臣がその議会が始まる前に、もう一回現地入りをして、
もう一回というのは小渕優子大臣が書簡を出しているんですけど、
そうじゃなくて今度は宮沢さんが直接来るだろうと。
「大丈夫ですよ」と「国が責任を持つからやりなさい」そういう情勢になっているわけです。

なので鹿児島はいきなり正念場が来たと、そういう感じで非常に緊迫した状況に入っています。

それでかいつまんでご報告申しますと、
9月10日に審査書が出来て、
それ以降国が前面に立つという姿勢が極めて鮮明になってきているということだと思います。

12日に原子力防災会議が開かれまして、
安倍首相が避難計画について「合理的であるから了承する」という発言をしました。
同じ日に9月12日に小渕優子大臣の書簡が伊藤知事に寄せられまして、
それに何が書いてあるか?というと、
一つ目は「川内原発は安全である」「安全性を確認した」
二つ目は「再稼動は政府が責任を持ってやる」
三つ目は「万一の事故の時にも政府が責任を持って対処する」

要するに、知事側としては自治体に押し付けられても困るから国側もちゃんとなんか言ってくれということで、
「そういうものを表明してくれ」と言ったのでその書簡が出てきたのですけれども、
それにしても「国が全部やります」と言ったわけです。
大見得を切ったわけです。

で、伊藤知事はものすごく大喜びで、
これはこうやって国が責任を持ってくれるって言ったじゃないですか、っていう感じですけれどもね。

同じ時期に内閣府から5人の職員、国の役人が鹿児島市と薩摩川内市に派遣されてきています。
内閣府といっていますけれども、元々は経済産業省の原発推進役人が内閣の辞令をもらって入ってきている。
推進側が避難計画をチェックする側に入ってきている。
そういう体制も組まれています。

それで再稼動に向けては「住民説明会を5カ所で開く」と伊藤知事は言っていますので、
この5箇所は10月9日から20日までにすべて終わりました。
ただし、規制庁側が1時間喋って、住民側が30分質問で打ち切り。
しかも「規制庁が審議した中身についてのみの質問に限ります」といったわけですけれども、
そこで手を上げて質問したのは、ほとんどが慎重派、反対派、懸念派の人であり、
審査で検討した中身についての質問だけではなく、
「なぜ今再稼動が必要なのか?その理由を答えてくれ」とか
「原発の使用済み核燃料はどうするんだ?」とか、
根本的な質問をしたわけですけれども、
これらはすべて「ずれていますからやめてください」
「その質問はちょっとやめてください」
というふうに司会が、ものすごく強引な司会をやって、封殺をして、
最後には30分の質問が少しずつ延びましたけれども、
結局は「もう時間がありません」で打ち切り。
終わりとなるわけです。
それで、5会場すべてで怒涛と野次の中で終わったんです。
それが事実です。

ですけれども伊藤知事は「住民の理解は進んだ」というふうに総括をしています。

この住民説明会の最後が20日ですけれども、
それが終わらない時に、10月20日の同じ日の午前中に
薩摩川内市議会の原発特別委員会が開かれました。
審査した中身はなにか?というと、薩摩川内市に出されている陳情書の採択ですね。
再稼動に同意賛成陳情は1件
再稼動反対陳情は10件ですけれども、
結局は再稼動反対陳情は賛成少数で否決。
再稼動賛成陳情は賛成多数で採決ということをやったんですね。

さっき言った通りこの日は最後の住民説明会は終わっていないんです。
住民説明会が終わって採決するんならまだいいんですけど、
そんなこと関係なしにね、国がOKと言ったら、よし、手続きを早く進めてしまえ。
という感じで進んでいます。

で、特別委員会で採決されましたので、
今度は議会の本会議で採決しなければなりませんので、
その臨時本会議は10月28日というのが決まりました。

なのでおそらくその日のうちに、議会構成からいうと必ず採決されます。
議会がOKといえば、岩切秀雄市長は
「住民代表の議会もウンと言っているんだから私も同意します」と言うんです。
そうすると立地自治体の議会と首長が「うん」と言ってしまったら、
今度は県議会が自分たちで「条件が整う」ということになります。
県議会の特別委員会は10月27、28に開かれます。
ただしこの日は「採決する」とは言っていません。
27日には資源エネルギー庁の役人と規制庁の役人が説明に行きます。
28日は陳情書についての審査をすることになっています。
で、28日中には川内のことは採決しないと言われているので、
もう一回県議会特別委員会の臨時委員会を開くはずです。

そういうのが終わったらば、11月の初めに本会議を招集するという段取りになっているんです。
もう完全にスケジュールは組まれているわけです。
こういう状況で非常に緊迫しているということで、
私の報告に変えたいと思います。


薩摩川内市:「再稼働」陳情採択 周辺自治体に不満の声も
毎日新聞 2014年10月20日 22時20分

九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働を求める陳情が20日、薩摩川内市議会特別委員会で採択された。本会議で採択後、岩切秀雄市長も再稼働に同意する見通しだ。伊藤祐一郎知事は再稼働に必要な地元同意の範囲を県と同市に限定しているが、事故が起きれば被害が広範囲に及ぶのは必至。「地元」が限定されたまま再稼働の手続きが進んでいることに、周辺自治体からは不満の声が上がった。

薩摩川内市に隣接するいちき串木野市議会は先月末、地元同意の範囲に同市を加えるように求める意見書を可決し、県に送付している。しかし、約2週間経過した現在も伊藤知事からなんら反応がない。下迫田良信議長は「薩摩川内市議会の判断に対して言うことはない」としつつ、「約5キロ先に川内原発があるのに意見を聞かないのは問題だ。知事には大きな不満がある」と憤る。

原発の再稼働に関して、政府は同意が必要な地元の範囲を明確にしていない。しかし、福島第1原発事故を受け、政府は防災重点区域を原発30キロ圏に拡大した。再稼働にあたっては経済的な原発依存の大きい立地自治体だけでなく、周辺自治体の意向も無視できない状況となっている。

同じく薩摩川内市に隣接する姶良市議会は今年7月、再稼働反対と廃炉を求める意見書を全会一致で可決している。湯之原一郎議長はこの日の薩摩川内市議会の動きを受け、「私たちの意見を聞く場面があってもいいと思う」と県への不満を口にした。

一方、薩摩川内市議会特別委の陳情採決では、再稼働に反対する市民らと市職員がもみ合いになるなど混乱もあった。

議会事務局は傍聴人を30人に限定し、委員会室に入れなかった反対派約20人が「全員入れないのはおかしい」と怒り、委員会室前の通路をふさぐ市職員ともみ合いになった。反対派が鍵のかかった特別委室の扉をたたき、「再稼働反対」と叫ぶ中、委員会室では陳情が粛々と採択された。

採決後、橋口博文・特別委員長は報道陣に「長い時間をかけて議論は尽くしたと思う」と述べた。だが、傍聴していた同市城上町の森永明子さん(43)は「採決は拙速。もっと住民の声を聞いてほしい」と嘆いた。【杣谷健太、土田暁彦、津島史人】



<川内原発再稼働>住民の意見を聞かない地元説明会10/18報道特集(内容書き出し)


やることが早すぎて
普通に自分の仕事をして毎日の生活をこなしているとついていけない。
小さい子供がいて夫婦で働いていたら、なおさらついていけない。
考える余裕も与えない作戦なんだろうけど、
きたない


原発が爆発しても立地自治体にはちゃんと補償が入る。
家に帰れなくたって、国がそれだけの補償をしてくれる。
でも立地自治体の隣の自治体は?そこに住む人は?
原発のお金ももらえないし、事故ったら自主避難と言われる。
補償はできるだけ削られる。下手すれば何ももらえない。
生きている間はもう帰れない汚染なのに、見えないことをいいことに
汚れていたって、「帰れるよ」「帰ったほうがいいよ」と言われる。
日本全国いろんな意味で被害だけを受けるけれど、最悪なのは、お隣自治体の人たちだ。

つくって儲かる、事故って儲かる原子力企業やゼネコンと
建てさせて潤う、動かして潤う、爆発しても補償金が入る立地自治体はどこか似ている気がする。


川内原発再稼働26年10月住民説明会資料より
〜規制庁の誰かが作った「質問と回答」〜



テーマ : 原発再稼働
ジャンル : 政治・経済

<福島第一原発視察最新状況>4号機使用済み核燃料・汚染水対策・凍土壁・今後について/服部良一×増山麗奈(文字起こし)

10/10(金) ①増山麗奈の地球は1つ! 第3回 福島原発 (ゲスト 服部良一  志葉玲)


Broadcast live streaming video on Ustream
服部良一
志葉玲
増山麗奈


06:02〜
4

増山:
先日服部さんが原発ゼロの会のみなさんと一緒に福島第一原発の視察をされたということで、
いま報道も減っている中実際に現場がどういう様子だったのか?ということを細かくお聞きしたいと思います。
今日はよろしくお願いいたします。
服部さんが視察に行かれたのはいつだったんですか?

服部:
9月22日です。
去年も同じ時期に初めて福島の原発の中に入らせてもらったんですけれども。

増山:何人ぐらいのメンバーで行かれたんですか?

服部:
国会議員の現職が7名。
それから前議員3名、合計10名と、
あとは秘書とか撮影班とかそういうスタッフを入れて総勢20名ぐらいだったと思います。
検査したりして、結局入るのにね、ものすごく時間がかかりますから、
実際の中を周ったのは、せいぜい2時間程度だったんじゃないかと思います。
それでも結局1日仕事ですよね。


増山:福島第一原発の中はどういうルートで周って、どの辺を視察されたんでしょうか?

服部:
今回の一番の目玉といいますか、僕にとっての初めての体験というのは
やっぱり原子炉建屋の中に初めて入ったということです。
4号炉なんですけれども、
ご存知のように使用済み核燃料のプールに使用済み燃料がいっぱい入っていたわけですけど、
それの取り出し作業を今ずっと続けているわけですよね。
ですから建屋の中の使用済み燃料プールのももうすぐそばまで行ってですね、
そこを上から覗いて、その関連機器、
それを取り上げるためのクレーンだとか、
そういう現場の状況を見てきました。

最新F1状況
4号機の使用済み核燃料はどうなっているの?


1

服部:これは4号建屋の中でね。

増山:すごいところまで入られたんですね。

服部:
これが使用済み核燃料のプール。
我々がここ(手前)に立っているんだけどね、
二手に分かれたので、手前と奥の人がいるところでみてて。

増山:
プールってこんなに小さいものなんですか。
25mプールよりも小さいですよね。
人の大きさからみて。

服部:
プール自身は昔のままだけどね、
この上にクレーンを作ったりレールを敷いたり、
こっち側に4号建屋と縁を切った形でね、大きな鉄骨を組んでいるわけよ。
「東京タワーと同じ鉄骨の量や」って言って、なんか、えらい自慢してたけどさ。

増山:4号機の中っていうのは実際人が入れる程度の線量なんですか?

服部:
僕らが見たプールの真横の上で、その時の線量が大体80マイクロシーベルトぐらいだったかな。
60〜80
大体ね、100マイクロシーベルト内で収まるらしい。
一番高いところで今回100マイクロシーベルトまでだったかな。
間、でも年間線量にしたら高いよね。
(毎時80マイクロシーベルトのところに1年間いたら700ミリシーベルト/年の被曝)


増山:ずっと居たら大変なことになりますね。

志葉:4号機の使用済み燃料を移し替えているのは、進捗状況はどうなんですか?

服部:あのね、今8割終わっているって。

志葉:そんなに。

増山:そんなに終わっているんだ。

服部:
うん。
だから目標としては「年内には取り出しを終わりたい」ということなんだけど、
曲がったやつとかね、取りにくいやつがあるので、
ちょっとそこはどうかな?という感じはあるんだけど、
形状がしっかりしたやつについては、まあ、今の所は順調に取り出しが終わっているみたいね。

志葉:かなり難しいというふうに言われていたんですけど、

服部:
8割と聞いて僕もそれはね、ちょっとびっくりしたんだけど、
一番懸念されていた、震度6強とか7ぐらいの余震なり地震がきたら崩壊するんじゃないか、
という話がちょっとあって、
そこが国際的な懸念だったんだけど、まぁ、もう一息っていう感じではあるよね。

ただ、1、2、3号炉にも同じように溜まっているわけだから、
「この4号炉が終わったらそっちの方の取り出しをしたい」みたいなことを言ってたけどね。

ただまあ、状況が違うから、線量とかね。


志葉:
そうですね。
4号機は結局線量は対してはそうでもないんですけれども、
1、2、3が大問題ですよね。

服部:
そうそう。大問題だしね。
だからデブリの溶けた形状とか存在がどこにあるか?というのが今まで全然わからない。
だから今冷却水をどんどんかけてね、汚染水を無限大に増やしているわけだけど、
昨日東大教授から、名誉教授かな、からは
「もうぼちぼち乾式冷却に切り替えることができるんじゃないか」と
いうような提案が東電側にされたんだけど、
「それは東電としても一応検討はしている」と。
しかし、デブリがどこにあってどういう形状をしているか?というのが把握できないと、
よかれと思ってたら全然違うところでね、発熱して、また放射能を大量に撒き散らすことも考えられるから、
ちょっとそこは、なかなか今すぐ乾式ということにはならないんだと。


増山:乾式冷却というのはどういうシステムのことなんですか?

服部:
ようするに簡単に言えば空気で冷やすということ。
空気を循環させてね。
今は水でやっているわけだけど、

志葉:
だいぶ前にBS11で小出さんにコメントしてもらったけど、
「金属を流し込んで」というのとはまた別なんですか?乾式は。

「…正気の沙汰とは思えない」小出裕章氏
2013年9月22日 BS11 ウイークリーニュースONZE
コントロールできる? 原発汚染水の現実(内容書き出し)



服部:
ああ、それはなんかあるんじゃないかな?
「冷却剤が水だけじゃないよ」ということですけどね、
何か別の固形の金属の冷却剤を流し込んで、
そこで冷却を保持できる、その熱をどうやって拡散していくのか、
そこが僕はよくわからないんだけどさ、
そういう提案も当然専門家からあって、取るべきだと思うけど、
ただそれも確かに言われてみたら、どこにデブリがあるかということがある程度わからないと、
なかなか難しいかなと思うんだけど、
じゃあ、そのデブリがいつになったらわかるんだ?と、形状が。
そこが?なんだよね。


2

服部:これが4号路の横に作っているものすごく大きな鉄骨。

増山:金属構造物というか、隣に作っている意味はなんなんですか?

服部:
だから、4号路を抱きかかえるような形で鉄骨を組んで、
それでそこにいろいろ取り上げ用のクレーンだとか、そういったものを設置しているわけ。

志葉:そのまま乗っけちゃうと潰れるから

服部:
そう、潰れるから。
だから鉄骨がいるわけよ。
方持ちっていうか、ぐっと出すでしょ、鉄骨を。
で、こっちで力を持たすためにものすごく大きな部材になってしまうのね。

志葉:そういった重機なんかを乗せる足場みたいなものですかね。

服部:まぁ、そうそう。端的に言えばね。


15:30〜
汚染水対策は?

服部:
安倍さんが「完全にコントロールしてます」みたいな大嘘をついて建木だったんですけど、
あれから1年経って、汚染水問題がどうなっているだろう?というのが一つの大きな関心事でした。
で、その関連の、汚染水が原子炉建屋に流れ込む前に井戸で組み上げるバイパス設備といいますか、
その現場であるとか、
それから本当にどれだけの効力を発揮するかわからないんだけれども、
凍土壁を作っている現場であるとか、
そういう汚染水対策の現状というところを見てきたんですね。

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服部:これは凍土壁を作っている現場やね。こんな感じなんです。

増山:えっ、凍土壁って「地下掘って」と思ってたんですけど。

服部:地下にずーっと送っているわけよ、凍らすためのをね。

増山:え・・どこが地下掘っているところなんですか?

服部:だからここに管があって、ここからずっと送っているみたいよ。

11

増山:
へぇ〜〜〜、・・・しょぼいですね。
私はもっと世界最先端のすごい技術かと思ったら、

服部:うん、

志葉:凍土壁のこの夏「凍らなかった」っていうことに関しては何か説明はありました?

服部:
東電の説明としては、いわゆる水の圧力を受けるようなところ。
要するに「流量がある程度あるっていうところは非常に難しい」と。
ところがあんまりそういうところがないところについてはね、
効力を発揮するんじゃないかという見方をしていてね、
だからちょっとやってみないとわからない感じだよね。
ある程度流れがあるようなところっていうのは、
やっぱりどうしても全部を塞ぐっていうわけにはいかなくて、

一部漏れていたらそこからどんどん、固まりきらないところから崩れるとか、
いろんな現象が多分あるんだと思うけど。

それからもう一つね、僕もちょっと「それはどうなのかな?」と思ったんだけど、
毎日400トンの地下水が原子炉建屋に流れ込んで増え続けているっていうのは、
これはまぁ共通認識なのよね。
で、その前に井戸から地下水をくみ上げて直接バイパスして海へ流すということだとか色々やっているんだけど、
「実際その効果はどうなんですか?」ということを質問したのね。
「どれくらい効果が上がっているんですか?」
それが不明なのよ、不明。

一時的に400トンのやつが120トンぐらいに減った現象は出たらしい。
でもそれが恒常的に続くのか、
あるいはそれがバイパス井戸だけで出たんじゃないというのは東電もわかっていてね、
だからそれがいろんな要素が絡み合ってて、一時的に120トンに減ったということなんだけど、
そこが非常に先が見えない現状ですよね。

で、凍土壁が効果を上げるのにはまだまだ半年先とかということらしいので、
もう少し先に経たないとわからない。
原子炉建屋の水、400トンを、どの程度流入を減らせるのか?
だから非常にまだ見えないという状況ですよね、今現在は。

19:44
今後の課題

5

服部:
それからちょうど行った日の当日の東京新聞が「工事重複ひしめく敷地」ということでね、
福島第一の現状をちょうど報道していたんですね。
それで、これには1日6000名というふうに書いていますけれども、
去年行った時には3000名ぐらいだったんですね。
それが今は6000名。
それから入構するときに放射能を感知するものをそれぞれ個人個人持つわけですけれども、
私が行った時はなんか8000ぐらい出ているって言ってましたから、
実際には6000名じゃなくて7000名を超える労働者が中へ入っている現状だっていうことがよくわかりました。
で、そういう中で本当に素人のといいますか、経験の少ない労働者もいっぱい入っているわけで、
本当に放射線防護対策安全対策が十分に行われているのか?

それから今年の春に死亡労災事故が起きているわけですね、福島の構内で。
ですからやっぱりそういった労働者の安全の問題、労働環境が一体どうなっているのか?
そういうところも大きな関心事として行ったんですね。
そういうところです。
ーがすごく多いんです。

増山:徹夜?

服部:
そう徹夜。
というのは、昼間は暑くてね、防護服なんかを着るものだから作業にならないらしいんですよね。
それで、夜多くの労働者が仕事をしているということで、実際に昼のーーー

ま、努力しているのはわかるけれど、必ずしも先が見えたとはわからないというのが率直なところで、
僕は本当に、若干飛躍かもしれないけど「そんな状態で本当にオリンピックをやれるのかな?」と。
で、オリンピックの方にいろんな建設工事の人がどんどん取られていく、
資材も人もね、取られていくわけで、
逆に福島の復興をまた、なおざりにされるんじゃないかという声も上がっているんだけど、
福島の原発の工事だって一緒だと思うんですよね。

それで各地で再稼働がどんどん進められていくということになると、
それぞれの全国の原子力発電所にまた原発の技術屋さんが職員というか作業員含めて引っ張っていかれるわけだから、
僕はまず、福島をもっと徹底的に検証し、廃炉への道筋、それから汚染水対策がね、
もっと目に見える形で明らかになるまでね、
そんな、再稼動をやろうとかオリンピックをやりましょうとか、
そういう浮ついた話はやめるべきだと僕は思っているわけよ。

それで、東電から新しい話としてちらっと聞いたのは、
「自分たちはあくまで発電会社と思ってた」と。
「しかし、福島第一原発を考えた時にはもう我々は廃炉業者だ」と。
「廃炉事業をやるんだというふうに頭の切り替えをしていかなければならない」というふうにそのチームの責任者から説明があったんです。
それは僕はね、納得というか、そうだと。
いつまでも昔みたいな「東電でござえ」みたいなねそういうような発電会社という発想じゃなくて、
やっぱり廃炉を東電として全力でやるんだという感覚でね、
やっぱり社員の意識も切り替えて、
体制も切り替えてね、やる必要があるし、
そういう状況にようやく現場の方は進みつつあるのかな、という、
それは一つの、去年と違う一つの印象だったかなとは思いましたけどね。


増山:
全国の老朽化した原発の廃炉をどうするか?ということがもう現実問題として目の前に迫っていると思うんですが、東電としてはそういう全国の原発廃炉をするという意識もあるんですか?

服部:
いや、東電としてはそれはないよ。
「ないよ」というか、あくまで柏崎は再稼働だし、
福島の第二だって再稼働したいわけだからね。
ただやっぱり福島第一については、1から4はもちろんの事、
5、6も含めて廃炉ということが一応決まったわけだから、
やっぱりそこに携わる職員たちはそういう思いでやっているというだけであって、
東電全体がどうするかということについてはね、
それはやっぱり他の電力会社とか、あるいは国の政策に従って再稼働ということは変わらないでしょう。






テーマ : 福島第一原発
ジャンル : 政治・経済

<超自分勝手>恣意的な川内原発住民説明会〜アンケートの罠〜

鹿児島県 川内原発住民説明会アンケート
印無ければ「理解」扱い

しんぶん赤旗 2014年10月24日(金)

「県民だましは 認められない」 まつざき県議

鹿児島県は22日、九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働にむけた新規制基準適合性審査結果についての住民説明会で参加者に実施したアンケートの結果を発表しました。このなかで、「理解できなかった項目」に印をつけなければ「その項目について『理解できた』」と読み替え、「住民説明会参加者は、国の説明をおおむね理解した」とする、極めて恣意(しい)的な解釈をしていることが明らかになりました。

このアンケートは、9日から20日にかけて川内原発から30キロ圏内の4市1町で開かれた住民説明会の会場で回収されたもの。2538人の参加者のうち1937人から回答が寄せられたといいます。

「Q(質問)3」で、「説明のうち、理解できなかった項目はどれですか」(複数選択可)とたずね、1、地震対策、2、津波対策、3、火山対策など12項目があがっています。

県は、項目ごとに総回答者(1937人)のうち何%が印をつけたかを「選択率」として計算。最高37%から最低23%、平均29%として、「3割の方が理解できなかった、しかし、残りの7割の方が理解できた」「説明は、おおむね理解していただいたものと考えている」と説明しました。

日本共産党の、まつざき真琴県議は、「このアンケートのやり方、解釈は、県民をだます、ひきょうとしかいいようのないものです。絶対に認められない」と話しています。



「Q(質問)3」では12項目全部に印をつけないといけなかったのですね。
日本人で全てにチェックする人ってどのくらいいるでしょうか?




テーマ : 原発再稼働
ジャンル : 政治・経済

「凍土壁はできないと思います」10/12小出裕章さん講演×映画「ママの約束」(文字起こし)



「1兆1000億ベクレルのセシウムというものは、 一般の皆さんが1年間にこれ以上取り込んではいけないという量に比べるなら、 多分1000万人分位の量になる」10/12小出裕章さん講演×映画「ママの約束」(文字起こし)の続き


志葉:
そうなってくると、いかに汚染水を海へ流出させないかということがかなり重要になってくると思うんですが、
そこのところ、先日増山監督が
服部洋一前衆議院議員や他のメンバーが福一の現場に行きまして視察をやったんですね。
凍土壁のことも視察に行ったんですけれども、
そこのところの説明を


遮水壁・凍土壁

3

増山:
今日お越しいただいている服部良一先生に見せていただいたんですけれども、
凍土壁を今東電はつくっていて、
地下30mまでパイプを落としてパイプに冷却剤を入れて地下を凍らせて、
阿武隈山脈から毎日流れてくる地下水をストップさせるという計画なんだそうですが、
それを実際に見てみたら、
このくらいのパイプなんですよ、このくらいの(直径20cmぐらい?)パイプがあるんです。
私は凍土壁ってもっと大きな、少なくても感じからいって2mぐらいの直径のものが広がっていて、
世界最先端のようなものを考えていたんですけれども、
服部さんに見せていただいた映像だと、本当に近所の公園にあるみたいな、
すごくパイプも小さくて、「本当にこれで汚染水がブロックできるのかな?」
ということをすごく疑問に思ったんですけれども、
小出さんは東電が計画している遮水壁、凍土壁の計画というのは成功すると思いますか?

小出:
思いません。
放射能汚染水の話でも聞いていただきましたけれども、
溶けてしまった原子炉がどこにあるかわからないのです、今。
だからひたすら水をかけていくわけですけれども、
さっき聞いていただいたようにそれが汚染水になって溢れてくるという、仕方のないことなんですね。
そのほか地下水が流れ込んできていますので、
それがまた汚染水になってしまっているという、
もうどうにもならない事態なのです。
わたしは、2011年の3月に事故が起きたわけですけれども、5月の段階で
「地下に遮水壁を巡らさなければいけない」と発言しました。
溶けた炉心と地下水が接触するようなことになれば、
もう汚染の拡散を止めることができなくなるので、
それが接触しないように、原子炉建屋周辺に深い遮水壁を張り巡らせる必要があると5月に発言したのです。
政治家の人にも何人にも伝えました。
そして「やる」と言ってくれたんですけれども、
6月に東京電力の株主総会が予定されていて、
遮水壁をつくろうとすると1000億円のお金がかかってしまう。
そんなことを言ったら株主総会が乗り越えられない。と言って、
東京電力はその案を取らなかったのです。
結局遮水壁はできないまま、ズルズルズルズルと日が延びてきて、
ようやく1年ぐらい前になって、「やっぱり作らなければダメだ」と言って、
国と東京電力が「やる」と言った訳ですけれども、そのつくると言った遮水壁がいま麗奈さんが言った
凍土壁といっているやつで、
パイプを打ち込んでそのパイプの周りの土を凍らせて、
凍らせた壁で地下水を遮断するという案を出しているのです。
しかし、凍土壁というのは
例えばトンネルなんかを掘ろうとしてそこが地下水が噴き出してくるようだと工事ができないので、
「その場所だけ凍らせる」というためにこれまでやってきた技術なんです。
確かにその実績はあるんですけれども、
今福島第一原子力発電所で作ろうとしている凍土壁は、
いま麗奈さんが言ったように深さ30mまで、そして長さは1.4kmというところの壁をつくろうという。
・・・出来ないと思います、私は。
どこか一箇所が破れればそこから水が入ってきてしまうわけですから、
何の意味もないということになってしまいますので、
凍土壁はできないと思います。
ただし、ゼネコンは喜ぶわけです。
とにかくやってみればお金が入ってくる。
やってみて失敗すればまた次のでお金が儲かる。
ですから今は凍土壁というのをやろうとしている。
たぶんそれが出来ないで、きちんとした遮水壁をつくらざるを得なくなってしまうと
私は思いますけれども、
もう、あまりにも遅すぎた。
3年半の間にどんどん放射能の汚染水が海へ流れていっているわけですし、
これからも本当の遮水壁ができるまでは何年もの歳月がかかってしまいますので、
また汚染水が流れていってしまうと思います。
でもやらなければいけません。
やるためにも労働者が被曝を繰り返しながらやるという、そういう作業になってしまいます。


志葉:
本当に、小出さんが最初に言ってた頃につくっていれば
だいぶ汚染を減らせたんじゃないかと思うんですけれども
服部前衆議院議員に聞いた話なんですが、
凍土壁も凍るところと凍らないところがあって、
凍るところは水圧があんまり強くない。
で、凍らないところは水圧が強いところだ。
つまり、水圧が強いということはそこからジャージャー流れているわけですから、
そこが凍らなかったら何の意味もないのに、というようなことをね、
麗奈さんはこの前インタビューしてるんですけど、見れるんですよね、その動画。


増山:
はい。日本海賊TVというんですけど、ustreamのチャンネルがあるんですけど、
そこで毎週金曜日に私はレギュラー番組をもたせていただきまして、
いまアーカイブが最新の映像で出ています。
ぜひお家に帰ってから、もしくはスマホでチェックしていただいて、
「増山麗奈の地球は一つ」という番組の第3回目に映像がありますので、ぜひみなさんご覧ください。
びっくりすると思います。

志葉:
駆け足で申し訳ないんですけれども、
やはり小出先生がおっしゃっているように、もう自民党政権は本当にひどいですね。
なんか、まるで福島第一原発の事故がなかったかのようなんですけど、
小出先生から見られて、日本の原発は問題だらけですけれども、
特に今このことを、例えば私はメディア関係者ですけれども、記事に書いてもらいたいとか、
こういうことはとにかく一般の人々に伝えたいとか、
いろいろあるんでしょうけれども、あえて言うとすれば何かありますか?

小出:
今日私は原子力発電なんて決してやってはならないということを話しをさせていただいたわけで、
心底そう思います。
「原子力発電なんて決してやってはならない」と思うし、
今、ありがたいことにはこの電気は完全にNuclear Freeですね。
原子力発電は一基も動いていない。
それでも電気の供給に何の支障もないという、そういう状態が今あるわけですから、
それを私は続けたいと思っているのです。
残念ながら、今志葉さんも言ってくださったけれど、
自民党政権というのは福島の事故をなかったことにしてしまおうとしている訳で、
今止まっている原子力発電所もともかく動かそうとしているわけですね。
その一番乗りが九州電力の川内原子力発電所に、今なろうとしているわけですが、
わたしは1基でも動かし始めてしまうなら次々とまたやられてしまうという危惧をしていますので、
とにかく今戦うべきは「川内原子力発電所を決して動かさせない」ということだと思います。
そのためにジャーナリストの方も力を貸していただければありがたいですし、
自民党という、このどうにもならない悪党の集団をですね、
できれば刑務所に、安倍さんを筆頭にして刑務所に入れたいと思っていますし、
彼らの思うようにはさせないということを皆さんにも力を貸して欲しいと思っています。

志葉:
安倍首相は「絶対安全が確保されない限り原発は動かさない」というようなことを言っているわけなんですけど、
その一方で、今年の7月に九州に行った時には地元の経済界の人間に
「川内はなんとかするから」というようなことを言っててちぐはぐなんですが、
増山監督は今日小出さんにあって、映画を作って、この間取材なんかもあって、
改めて、小出先生がおっしゃったように原発なんて、そんなものはっていう感じだろうけど、
とりあえずあなたの言葉で言ってください。


増山:
小出先生がおっしゃるように、仙台原発の再稼動に私も絶対に反対なんですけれども、
一つ懸念しているのが、そういうことを訴える、報道しているジャーナリストたちへの圧力が強まっていることなんですね。
今、報道ステーションで川内原発についての原子力委員会の記者会見の編集の方法がちょっと恣意的だったということで、古舘さんが謝り、その後テレ朝の社長さんが謝り、
それでも「放送倫理に問う」みたいな形でまだ問題視されているんですよ。
で、報道ステーションは先日志葉さんの友人でもあった岩路ディレクターが亡くなったということがありまして、
あれも背景はわかりませんけれども、除染の問題を、福島の問題をずっと追求しているジャーナリストが亡くなったということがありまして、「なんだか真実を発表しにくい世の中になっているな」という危機感をとても感じています。
私自身もこの映画をこんな形にまとめるにあたって、雑誌や新聞の中ではカットされてしまう部分があって、
でもそういうところが一番大事じゃないかなと思って、
訴えるところがもしメディアでなかったら、自分でindependentで作ろうという思いで、映画という形にしたんですけれども、まだまだ発信力不足でありますので、みなさんのお力を借りながら、こういうことをどんどん発信し続けたいと思っています。
誰かが、メディアが報道してくれると思ったら、もう間に合わないと思います。
市民の人たちもどこに真実があるのかということを小出先生のレクチャーを聞きながら、
専門家の方のご意見も聞きながら、絶対追求してやるっていうか、
今原発を止め続けている、原発ゼロをキープさせ続けている力は、
なんだかんだ言っても市民の力だと私は思っています。
3年経って忘れてしまいそうになることもあるかもしれませんが、
今こそ踏ん張りどきかなという気がしていまして、
秘密保護法も通させない。
みなさん力を合わせて活動していけたらいいなと思います。


志葉:
秘密保護法だけじゃないんですね。
先ほど話した報道ステーションに対する圧力。
で、また、朝日新聞に対する圧力。
露骨に政権を批判するようなメディアに対して徹底的に攻撃をするのが安倍政権のやり口なんですよね。
で、秘密保護法が施行されたら、それを悪用するのは火を見るよりも明らかなので、
お互いにみんなで守ろうとか、市民側の方もこれから結束していく必要が、以前にも増して出てきているんじゃないかなと思うわけです。

あと、小出先生、映画をご覧になられてどうでしたか?
子供達は割ともうわかっているという感じがしましたよね、原発に関して。


小出:
みんなわかっているでしょ、原子力発電所が安全だなんて思っている大人はまず、私はいないと思います。
子供ももちろんそうだろうと思います。
ただ大人の方は要するに「経済が大切だ」と刷り込まれて、
「金だ金だ」になってしまっているのだと思いますが、
つい先日5月21日に福井地方裁判所で、大飯原子力発電所の差し止め裁判の判決が出ました。
私は日本の裁判には絶望していて、
原子力に関する限り裁判所がちゃんと国と戦うなんていうことはあり得ないと思っていたのですが、
大飯原子力発電所の差し止め裁判の判決は誠に素晴らしいものでした。
「一番大切なのは金じゃない」と、「命なんだ」と。
「国民が豊かに自分の生活を送れるようにすることこそが大切なのである」ということを明言してくれましたし、
子供は生まれた時からそう感じてくれているんだと思いますが、
年をとってだんだん社会に入っていくと、
いつの間にか「金の方が大切だ」と思ってしまう大人が増えてくるということだろうと思いますが、
大人にも目を覚まして欲しいと。
ここまで来てなぜ目が覚めないのか、と私は思います。


志葉:
本当に、大人こそ目を覚まさないといけないということでしたね、増山監督。

増山:
今日は小出先生、志葉さんに来ていただいて、お話を聞かせていたいて本当にありがとうございました。


ーおわりー



<福島第一原発視察最新状況>
4号機使用済み核燃料・汚染水対策・凍土壁・今後について/服部良一×増山麗奈(文字起こし)





テーマ : 福島第一原発
ジャンル : 政治・経済

「1兆1000億ベクレルのセシウムというものは、 一般の皆さんが1年間にこれ以上取り込んではいけないという量に比べるなら、 多分1000万人分位の量になる」10/12小出裕章さん講演×映画「ママの約束」(文字起こし)

2014年10月12日小出裕章さん講演×映画「ママの約束」


Broadcast live streaming video on Ustream
小出裕章
志葉玲
増山麗奈

1

45分ごろから文字起こし

志葉:
皆さんご存知の通り、安倍政権が昨年の9月にオリンピックに絡めて「アンダーコントロール」という、
つまり「福島の事故現場は収束作業がうまくいっている」と、
「放射線は外へ出ていない」というような事を言っているわけなんですけれども、
それから1年余り立って、今度は新たに大臣になった小渕さんが
「おおむねコントロールされている」というような形で踏襲しているんですが、
ただ今年の話で、「3号機の瓦礫撤去で1兆1000ベクレルぐらい放出した」と。
ちょっと、兆ベクレル。
さっきの500万ベクレルでも十分、めちゃくちゃすごいんですが、
1兆1000ベクレルぐらいっていうと、ちょっと想像がつかないんですけど。
これはどういうことなんでしょうか?

小出:
皆さん全然想像がつかないと思いますけれども、
事故の直後に放出されたセシウムは
先程、広島原爆の168発分だと日本政府が言っているのを聞いていただきました。
その量に比べると1兆1000ベクレルというのは1万分の1にも満たない。
ですから、事故全体から言えば少ないのですけれども、
でもその1兆1000億ベクレルのセシウムというものは、
一般の皆さんが1年間にこれ以上取り込んではいけないという量に比べるなら、
多分1000万人分
位の量になる。

志葉:1000万人ですか。

小出:
そうです。
それを今単に3号機の使用済み燃料プールの瓦礫をとにかくどけるためという作業のために、
1000万人のを出しちゃったと。
とにかくもう本当に収拾のつかないほどの事故、汚染が生じてしまったし、
「いまでもある」というそういう状態になっています。

志葉:3号機の瓦礫をどけるだけですよね。

小出:そうです。

志葉:それで出ちゃったと、

小出:そうです。

志葉:
で、先程申し上げたように、2号機と1号機がまだ残っているわけですよね。
あちらも似たようなことをしなければならない?

小出:
やらなければいけないのです。
特に2号機は先程聞いていただいたように内部では最大の破壊を受けていますので、
まだ、全く手付かずで、近寄ることもできないという状態になっているわけで、
これから2号機の撤去作業もやらなければなりませんが、
どれだけの放射性物質が噴き出してくるか、
今の段階では予想もできません。

志葉:
かなりゾッとしますね。
あの、兆ベクレルの単位で言いますと、
今年5月までの10ヶ月間で2兆ベクレルぐらい海に
セシウムやストロンチウムやらが流出した
という話もしていますが、
これも、そんなに出ちゃっていいものなんですか?

小出:
もちろんいけないのですね。
それも兆ベクレルもが出たと言っているわけで、
それの主成分は、実はセシウムではないのです。
ストロンチウム90という名前の放射性物質
がむしろセシウムよりも多かった
と言われています。
そしてストロンチウム90というのはセシウムに比べても毒性の高い放射性物質で、
それが1兆4600億ベクレルなんかが出た、と言っているわけで、
やはりそれも普通の皆さんが1年間にこれ以上とってはならないという放射能の量に換算すれば、
何千万人分にもなるというものがどうにもならないで海へ流れていっているというものなのです。


志葉:
いまセシウムの検査は色々やっていますけれども、
ストロンチウムの検査っていうのは基本的にあんまりその、少なくても
一般の自治体などで検査していませんよね。


小出:ええ、出来ないのです。

志葉:できない。

小出:
放射能ですから、放射線を出すのですけれども、
セシウムという放射性物質はベータ線とガンマ線を出すという、そういう放射性物質です。
で、ガンマ線を測定するというのはかなり容易にできるので、
もちろん私もできるし、色々な自治体もやっているし、
市民グループもやっているのですが、
ストロンチウム90という放射性物質はガンマ線は一切出さないのです。
ベータ線しか出しません。
その測定をしようとすると大変手間がかかるということで、実際はあまりやっていないし、
もちろん市民グループでもほとんどできないという状態のまま、ほとんどデータが出てきていないのです。
ただし、これまでの状態で言えば、まだそれでもよかったと私は思っていて、
なぜかというと、大気中に吹き出してきた放射性物質の量。
それを比較していくと、
大気中に出てきたストロンチウム90はセシウム137の1000分の1位しかないのです。
ですから、総量が圧倒的に少ないので、
大気中に出てきて大地を汚した放射能を問題にする限りは、
セシウムをとにかく注意すればいいと私は思ってきました。

しかし、ストロンチウムという放射性物質は水に溶けやすいのです。
セシウムも水に溶けやすい。
つまり、放射能汚染水の中ではセシウムもあればストロンチウムもあるのです。
セシウムに関しては、汚染水をなんとか浄化しようとして今一部を捕まえているのですけれども、
ストロンチウム90はほとんど捕まえることができないで汚染水の中に残っているのです。

ですから今、海へ向かって流れ込んでいるという汚染水は、
むしろセシウムではなくてストロンチウム90の方が多いし、
これから海の、海産物の汚染が次々と広がっていくわけですけれども、
そういうものの汚染を考えるときには、セシウムだけを考えていてはダメで、
ストロンチウム90もきちっと考えて測定しなければいけないと私は思います。
今聞いていただいたように大変手間がかかるので、
なかなかデータはこれからも出てこないだろうと思います。


ーーつづく↓
「凍土壁はできないと思います」10/12小出裕章さん講演×映画「ママの約束」(文字起こし)



<海へ出てます!毎日80億ベクレル>
「ストロンチウム90が50億ベクレル、セシウム137が20億ベクレル、トリチウムが10億ベクレル。
はい、あのぉ~、一日当たりになります」8/25東京電力記者会見文字起こし





テーマ : 福島第一原発
ジャンル : 政治・経済

福井県と高浜町やる気満々「原発5キロ圏にヨウ素剤配布」



まず高浜31日から ヨウ素剤配布 
原発5キロ圏の7953人に

中日新聞 福井発2014年10月22日

県は二十一日、関西電力高浜原発(高浜町)から放射性物質が飛散する事故の発生に備え、甲状腺被ばくを防ぐ「安定ヨウ素剤」の住民配布を三十一日から、同町で始めると発表した。同原発から、おおむね五キロ圏の三歳以上の町民七千九百五十三人(三千百十六世帯)が対象。十二月十七日まで計十三回、配布の機会を設ける。安定ヨウ素剤の事前配布は県内で初めて。 (西尾述志)

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東京電力福島第一原発事故で、備蓄したヨウ素剤を活用できなかった教訓から、原発から五キロ圏の住民に事前配布することになった。高浜3、4号機は、再稼働に向けた新規制基準の適合審査で九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県)に次ぐ二番手に位置し、最終局面を迎えつつある。

配布は高浜町と共同で行う。旧音海(おとみ)小中学校体育館を皮切りに、旧日引小、青郷小、高浜小の各体育館、内浦公民館、中央体育館の六カ所で、計十三回にわたり配る。時間はいずれも午後七~八時半。対象者はどの会場に出向いてもよく、家族の代理出席もできる。

甲状腺被ばくを防ぐ「安定ヨウ素剤」。県と高浜町は容器に入れて配る予定=県庁で

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会場では、まず医師が安定ヨウ素剤の効能や服用方法を説明。問診票を基に保健師、薬剤師、医師の問診を受けた対象者の三~十二歳に一丸、十三歳以上は二丸を渡す。アレルギー症状が出るなど「不適」と判断した人には配らない。

三歳未満は、一丸でも適量を超えるため配布の対象外。事故時は優先的に避難させ、避難所などで薬剤師が調製した液状のヨウ素剤を服用してもらう方針。

関電の大飯、美浜両原発と日本原子力発電敦賀原発の五キロ圏となるおおい町、小浜市、美浜町、敦賀市の住民計約二千二百人への配布日程も現在、調整を進めている。

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安定ヨウ素剤 
医師の処方箋が必要な医薬品の丸剤。原発事故時に放出される「放射性ヨウ素」による内部被ばくを防ぐ。事前に飲む必要があり、効果は24時間。嘔吐(おうと)や下痢、頭痛などの副作用がでることもある。有効期限は製造後3年。これまでに九州電力川内原発、四国電力伊方原発(愛媛県)、九電玄海原発(佐賀県)の5キロ圏の住民に事前配布が行われている。




配布はたったの5km圏内
これについても異議ありだけど、そもそも
こんなものを持たされて原発動かすってなんか変じゃね(;^_^?



テーマ : 原発再稼働
ジャンル : 政治・経済

<岩手県一関市>放射能に汚染された牧草→ペレット加工→焼却

放射能汚染牧草ペレット、安全に焼却できるか一関市で調査

(岩手14/10/17)

FNNLocal 2014/10/17

放射能に汚染された牧草を加工し、小さく固めたペレットを、安全に焼却できるかの調査­が、
岩手・一関市で行われた。

1.png

放射能に汚染された牧草は、焼却処理をしているが、牧草の保管が長期化し、腐敗や型崩­れが進んでいる。
このため、一関市では、県の補助を受けて、牧草をペレット加工し、保管している。

2.png

3.png

17日は、およそ400kgのペレットを、4時間かけて1分間に1.7kgずつ焼却し­た。
職員は、異常や燃え残りがないかを、確認していた。

4.png

一関市では、放射能で汚染された牧草およそ4,900トンのうち、1,900トンをペ­レット加工し、
4年から5年かけて焼却する計画。

5_20141022075743737.png

一関市農林部の熊谷嘉啓政策推進監は
「ペレットの焼却について、えー、安全に焼却するということを­、今回の実証焼却で確認するということになります」と話した。
9月末で、およそ950トンがペレット加工されていて、
安全性が確認されれば、201­5年12月から本格的な焼却を始めたい考えです。

8

なぜ燃やすのか?しかも岩手で。
燃やして空中にばら撒かれると、またフワフワ漂っちゃう気がするんだけど。
いつまでたっても埃が舞い上がるように放射性物質がそこにある。
少量混ぜればいいというものじゃないよね。
毎日少しずつ燃やして出しても放射性物質はもう何十年も何百年も無くならない。
ちょっと想像してみれば誰だってわかることの筈なのに・・・。


プラントで汚染牧草ペレット化 一関市が9月設置
2013.08.09 Friday
一関市は8日夜、同市厳美町の自然休養村管理センターで、放射性物質に汚染された利用自粛牧草のペレット化計画に関する住民説明会を開き、同市厳美町の市営牧野内に9月から牧草をペレットに加工するプラントを設置する方針を示した。
ペレット化は来年3月の完了を目指す。  
同地区住民ら約20人が参加,レイバン ホールディング。焼却を目指す牧草約4900トンのうち、放射性セシウム濃度が干し草で1キロ当たり7千ベクレル以下、サイレージで同4千ベクレル以下の計2400トンについて、市がペレットに加工する計画を説明した。  
牧草の全量焼却には約5年を要するため、市は、ペレット化で体積を減らし腐敗を抑え、安定的に保管する必要があると説明した,シャネル サングラス。
完成したペレットは密封し、農家が個別または数戸のグループごとに計109棟設置する一時保管施設に移動する。



「原発事故で汚染された稲わらや牧草、 除染作業で出る木の枝や落ち葉など」
鮫川村仮設の焼却施設本格稼働



「東北の野菜や牛肉、健康壊す」教授発言に一関市長抗議←勝部市長にこっちが抗議します!
2011年9月7日

消えちゃったので見付けてきました!9/6武田先生がアツイ!!
「たかじんのそこまで言って委員会 9月4日 教育SP」(内容書き出し)

2011年9月4日




テーマ : 放射能汚染
ジャンル : 政治・経済

<福島第一>地下水バイパス揚水井 No.11に藻のような生物が大量発生!汲み上げ停止中

福島第一原子力発電所の状況

平成 26 年 10 月 21 日 東京電力株式会社

【地下水バイパス揚水井の状況】
・地下水バイパス揚水井 No.1~12 のサンプリングを継続実施中。
・地下水バイパス揚水井 No.11 について、藻のような生物が大量に汲み上げられたことから、
原因調査のため 10/15 よりポンプの汲み上げを停止している。
現在も調査を継続しているが、今後、当該揚水ポンプについては分解清掃を行う予定。
なお、作業期間は2週間程度を予定している。



地下水バイパス揚水井 No.11 はここです ↓ 右から二番目
6

福島第一地下水バイパス分析結果によると、
10月16日採取分でNo11は710Bq/L、
常に最高値を叩き出しているNo12の 920Bq/Lに次いで高いトリチウムの値を出しています。

これまでの最高値
7


炉内の微生物退治に一年 スリーマイルの“想定外”の敵
中日新聞 2011年11月6日

原子炉圧力容器の内部をのぞくテレビカメラが、モヤモヤと漂う緑色の物体を映し出している。
「あれは藻じゃないか。なんでこんなところに入り込んでいるんだ」
 
1986年の初め、米ペンシルベニア州を横断するサスケハナ川の中州になるスリーマイル島(TMI)原発で、
モニターを見つめる作業員から驚きと戸惑いの声が上がる。
メルトダウン(炉心溶融)に至る重大事故を起こしてから7年近く。
胃カメラのような具合に、配管からカメラを入れて、炉内の様子を克明に調べる。その上で、熔けた燃料を
ドリルで削る除去作業を本格させる手はずだっただけに、落胆は大きかった。
 
日本側調査研究団の一員として派遣され、処理作業に加わった元東京電力の佐々木貞明(67)が振り返る。
「削った燃料の粒による濁りはある程度見込んでいたが、藻が原子炉の中に入り込むなんて、まったく予想して
いませんでした
」。
 
日を追う事に緑色は濃さを増す。やがて視界は、ほぼゼロとなった。
これでは炉内の様子がつかめず、掘削ドリルも回せない。思いもよらぬ敵との長い闘いが始まった。
 
作業チームがまず手を付けたのは、相手を知ることだった。
炉内は極めて高い放射線に覆われている。そんな過酷な環境で増殖するからには、特殊な生き物かもしれない。
とりあえず、採取して調べてみる。
正体は、何の変哲もない微生物の「ミドリムシ」だった。

殺菌効果がある塩素や硝酸などの強い酸を投入したらどうか。
温度を上げたり、高圧にしたりすれば死滅するのではないか。

微生物の専門家に相談し、様々な対策案を考える。
どれもミドリムシを退治できるのはいいが、原子炉や核燃料に悪影響を及ぼす心配があった。
 
実験を繰り返して、ようやく消毒液に使う過酸化水素水(オキシドール)たどり着いた。
炉内に入れると、徐々に濁りが薄まってゆく。作業チームのメンバーはほっとした表情が広がった。
 
ミドリムシは、なぜ増殖できたのか。
ドリルやカメラなどの機器に付着していた可能性も指摘されるが、理由は今も定かでない。
 
はっきりしているのは、ミドリムシとの闘いに勝利するまでに一年を要したことだ。
当初2年で終える計画だった燃料取り出しは4年ほどかかり、すべての処理作業が終わったのは、事故から11年たった90年だった。
「TMIの経験は福島第一原発の派色作業に役立つはずだが、きっと思っても見なかった問題が出てくる」。
 
いずれは取り組まなければならない第一原発の廃炉作業。そう簡単にはいかないとみている。



スリーマイルはミドリムシだったようだ。
9
ミドリムシって、私飲んでます><;


とにかく、地下水バイパス揚水井なので、定期的に海へジャージャーと流している水です。

福島第一原発の「藻のような生物」ってどんな生き物かしら?
きっと放射性物質が大好きな生き物なんでしょうね。
東電から画像が出てきたら追記します。

テーマ : 福島第一原発
ジャンル : 政治・経済

嬉しい♪
✿記事の転記について✿
2023052642.jpg
コメントありがとう♪
コメントありがとうございます。    お返事はなかな書けませんが、    とても励まされて勇気を頂いています。 感謝でーす(๑♥‿♥๑)ノ いろいろとコメントをいただいていますが、 たとえば私のブログよりも長いコメントや、直接ブログの内容と関係が無いもの、 何回読んでも私が意味を理解できないものは 公表しない場合がありますのでご了承ください。 きーこは、あんまり頭がよくないので、 難しい事柄をたくさん並べられるとこんがらかって分からない時がたびたびあります。 意味が分からないまま公表していた時もありましたが、これからは承認しない時があっても許して下さい。d(◕‿-。) ネ❤ 私は読ませていただいていますので… 私にも理解できる様に書いていただけると嬉しいですw
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