福井県・高浜3号機再稼働「プルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を使用するプルサーマル発電では初めて」


プルサーマルの「プル」はプルトニウムの「プル」
石油ストーブでガソリンを燃やすようなこと



高浜3号機がきょう再稼働 新基準適合で3基目
2016年1月29日 東京新聞朝刊

PK2016012902100048_size0.jpg
関西電力高浜原発3号機(奥)の再稼働を控え、入り口付近を警戒する警察官=28日午後、福井県高浜町で

 関西電力は29日夕、高浜原発3号機(福井県高浜町)の原子炉を起動し、再稼働させる。原子力規制委員会の新規制基準に適合した原発では九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)に次いで三基目。プルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を使用するプルサーマル発電では初めてとなる。
 
関電によると、原子炉に制御棒が規定時間内に挿入できることを確認する駆動試験を29日午前に実施。問題がなければ同日午後5時ごろに原子炉を起動させる。30日午前6時ごろに核分裂が安定的に持続する「臨界」に達し、2月1日に発電・送電を開始する。
 
高浜4号機は31日に核燃料を装填(そうてん)、2月下旬に再稼働する。政府は原発30キロ圏の自治体の広域避難計画を了承したものの、これに基づく訓練は実施されておらず、実効性への懸念は強い
 
 高浜3、4号機は昨年2月、規制委の審査に合格。12月に福井県知事と高浜町長が再稼働に同意した。二基の再稼働を禁じた仮処分決定を福井地裁が取り消し、法的にも動かせる状態になった。

 3号機は157体の燃料集合体のうち、24体がMOX燃料。4号機でもMOX燃料が使われる。



2015年12月
高浜原発3号機「燃料集合体下部ノズルと燃料移送コンテナの接触で警報」〜再稼働を認めた林潤裁判長
fe9efb95ca92ae0ebb9d44075707c520_20160129111604e8b.jpg
201512280943102b3s_20160129111608ad0.png

2015年4月
高浜原発 「再稼働認めない」仮処分決定




<高浜のプルサーマル・40年期間延長・高温ガス炉・福島第一原発>小出裕章氏12/31報道するラジオ年末特番(文字起こし)より一部抜粋

水野:
プルトニウムを一般の原子炉で燃やすということで、
何かリスク、危険性というのはないんですか?

小出:
皆さん石油ストーブをお使いですね。石油ストーブの燃料は「灯油」です。
「灯油」というのはいわゆる石油、原油というのを汲み上げるわけですけれども、
その原油を精製していきまして、ある成分は「灯油」にいく、ある成分は「重油」にいく、ある成分は「ガソリン」にいく
というふうに分けて出来たのが「灯油」なのですね。
その「灯油」を燃やそうとして石油ストーブというのは設計されているわけです。
でもその石油ストーブで、例えば「ガソリン」を燃やそうとすれば、


水野:えええぇー!!

小出:
火事になってしまうわけですね。
灯油に例えば、5%ぐらいガソリンか何かが混じってしまった、というのであれば、
爆発したり火事になったりしないかもしれないけれども、
ガソリンの量をどんどん増やしていけば、どこかの時点で火事になったりしてしまうわけです。


今日の原子力発電所というのは、「ウラン」という物資とを核分裂させてエネルギーを得ようと、
そのために設計された原子炉
です。

水野:「ウラン」を燃やすための設計なんですね。

小出:
そうです。
で、「プルトニウム」という物質も長崎の原爆になったように、ウランと同じように核分裂はするんですけれども、
核分裂の仕方がウランと少し異なるのです。
ですから、灯油とガソリンが同じ原油だったのに燃え方が異なるように、ウランとプルトニウムも燃え方が異なるのです。
で、ウランを燃やそうと設計した原子炉でプルトニウムを燃やしてしまおうというのが、プルサーマルというもので、本当はやってはいけない、のです。
石油ストーブでガソリンを燃やすようなことになってしまう訳です。

危険が必ず伴うということは、もちろん原子力を推進しているしている人たちも知っているわけで、
「プルサーマルといってもプルトニウムだけを燃やすんではないんだ」と、
「ウランの中にプルトニウムを少し混ぜるだけだからいいじゃないか」というのが彼らの言い分でして、
現在までのところ、「30%までは、まぁ入れてもいいだろう」というような話になっているわけです。

ただ、もともとやってはいけないことをやろうとするわけで、危険は必ず増えますし、
経済性も失われるということは、彼ら自身がもうはっきりと認めている
ことなのです。


水野:
じゃあ、一般の原発と違うプルサーマル発電のリスクっていうのはどういうものですか?
例えば、燃料棒がどの状態で溶けるか?とか、いろいろありますよね?

小出:
はい、
核分裂の連鎖反応をなんとかその制御棒で制御しているんですけれども、
「その制御がしにくくなる」ということもありますし、
燃料が溶けやすくなってしまう」ということもあります。
おまけにプルトニウムというのは、ウランに比べれば20万倍も放射線の毒性が強い物質ですので、
そういうものを取り扱うと、あるいは事故も起こりうるわけで、
そのようなことを考えれば大きく危険が増加してしまうということになります。

水野:プルトニウムはウランの20万倍の放射線の強さがあるんですか?

小出:
生物学的な毒性というんですか、
同じ1gずつのウランとプルトニウムを持って来れば、「20万倍危険だ」ということです。




<高浜原発>プルサーマル発電の死角1/29報道ステーション(文字起こし)

日本で最初の高速原子炉「常陽」茨城県大洗 再稼働申請!!!





<廃炉作業で出た配管や金属>東海村山田村長「しょうがないね」と東海原発敷地内に埋める計画容認


NHKニュース 2016年1月26日

1

昭和42年、日本で初めて商業用の原発として営業運転を始めた東海原発。
平成10年に営業運転を終え、その3年後、解体作業が始められました。
廃炉も商業用原発として国内初でした。
最大の課題は放射性廃棄物の処分です。

国は使用済み核燃料を再処理した際に出る放射性廃棄物、いわゆる核のゴミについては前面に立つとしています。
一方で施設を取り壊した際に出る低レベル放射性廃棄物は電力会社が責任を負うことになっています。

2

この低レベルの廃棄物。
原子炉の中の部品など、放射性物質の濃度がもっとも高いL1から
配管や金属などもっとも低いL3まで3つの区分があります。

3

このうちL3について東海原発の事業者日本原子力発電は、原発の敷地内に埋めて最終処分する計画を表明。
この計画を地元が容認するかどうかが焦点の一つになっています。

NHKの取材に応じた茨城県東海村の山田修村長は
4

「このまま、その処理処分地が決まらない状況が続いて、解体作業がストップしてしまうということも避けなければなりませんし、他に選択肢がない中では、L3であればやむなし、というところは、今感じているところであります」

廃炉に伴う放射性廃棄物の処分計画を村として容認する考えを、全国の自治体で初めて明らかにしました。

ただ、東海原発ではより濃度の高いL1やL2の処分場が、さらに他の原発ではL3の処分場のめどすら立っていません。

こうした状況について、放射性廃棄物に関する国審議会の委員を務める専門家は、
「処分場選定の議論は、企業と地域との話し合いにとどまる問題ではない」と指摘します。

東京電機大学寿楽浩太助教
5

原子力発電所の中で処分するのか、それ以外の場所にするのかと。
原子力施設を立地している自治体・都道府県の中で処理するのか、あるいはむしろそうではない地域が引き受けるべきなのか。
政府が主導して社会的な合意を作り上げていくことが求められるのではないかなと。






茨城・東海村 原発廃炉の放射性廃棄物 一部処分容認へ
2016年1月26日 18時06分 NHK

商業用の原子力発電所として国内で最初に廃炉になった、茨城県にある東海原発の、解体作業で出る低レベル放射性廃棄物の一部について、敷地内に埋め立て処分する計画を、地元の東海村が容認する方針であることが分かりました。廃炉で出る放射性廃棄物の最終処分場は国内になく、計画を容認すれば、全国で初めてになります。

東海原発は平成10年に営業運転を終え、平成13年から商業用原発として国内で最初に解体作業が始められました。
事業者の日本原子力発電は、解体で出る低レベル放射性廃棄物のうち、建物に使われているコンクリートや金属部品など、放射性物質の濃度が最も低い「L3」と呼ばれる区分の1万2000トン余りについて、原発の敷地内に埋めて最終処分する計画を、去年7月、明らかにしています。

これについて、東海村の山田修村長はNHKの取材に対し、「処分地が決まらない状況が続き、解体作業がストップすることは避けなければならず、ほかに選択肢がないなかでは『やむなし』と感じている」と述べて、「L3」の廃棄物の処分計画を村として容認する考えを、全国の自治体で初めて明らかにしました。

廃炉で出る低レベル放射性廃棄物の最終処分場は国内になく、計画を原子力規制委員会が審査で認め、茨城県と東海村が正式に了解したのちに、実際の処分が行われることになります。

「廃炉の時代」に廃棄物処分場がない
5年前の原発事故をきっかけに巨額の安全対策が求められているうえに、原発の運転期間を原則40年とする制度が導入されたことを受けて、去年、電力各社は4原発5基の廃炉を決定し、日本も「廃炉の時代」を迎えたと言われています。
課題となっているのが、施設の解体で出る低レベル放射性廃棄物の処分です。

原発では、使用済み核燃料を再処理した際に出る、高レベル放射性廃棄物、いわゆる「核のゴミ」だけでなく、廃炉作業でも金属やコンクリートといった低レベル放射性廃棄物が発生します。
放射性物質の濃度に応じて、最も高いL1から最も低いL3まで3つに区分されていますが、いずれも処分場がありません。

これらの廃棄物の量は、全国57基すべての分を足すと、およそ45万トンと見積もられ、処分場がない状況が続くと、いずれ解体作業が滞るのではないかと指摘されています。
放射性廃棄物の処分の責任は、「発生者責任の原則」の考え方から、電力会社が負うことになっています。

高レベル放射性廃棄物に関しては、処分地の選定が進まないことに国民の批判が高まり、おととし閣議決定されたエネルギー基本計画で「国が前面に立って問題の解決に取り組む」とされましたが、廃炉で出る低レベルの廃棄物の処分場は、あくまで電力会社が確保するべきだというのが国の立場です。

こうしたなかで、平成13年に国内で最初に廃炉が始まった東海原発では、日本原子力発電が敷地内の貯蔵施設に廃棄物を仮置きしながら作業を進め、去年、濃度が最も低いL3を敷地内に埋め立て処分する許可を国に申請しましたが、より濃度の高いL1やL2の処分場のめどは立っていません。

東海原発に次いで平成21年に廃炉に着手した、静岡県にある浜岡原発1号機と2号機では、中部電力が去年までとしていた計画どおりにL3の処分場を確保できず、建物内の空きスペースに仮置きしながら解体することを国に申請しています。
これ以外の原発では、処分場の選定に向けた具体的な動きは見られません。

原発がある自治体 国の主体的関与求める声多く
去年11月から先月にかけて、NHKは原発がある全国22市町村と47都道府県すべてに、廃炉で出る低レベル放射性廃棄物の処分場に関するアンケートを行いました。

この中で、原発が立地する市町村と道と県の合わせて35の自治体に「廃棄物を原発の敷地内に埋め立て処分したいという申し入れがあった場合、容認するか」を尋ねたところ、「容認する」や「条件付きで容認する」という回答はなく、「仮定の話なので答えられない」など態度を留保する回答が71%、「容認できない」が26%でした。

また、47都道府県に「処分場を地元につくりたいという申し入れがあった場合、容認するか」を尋ねたところ、「容認する」と「条件付きで容認する」という回答はなく、「仮定の話なので答えられない」など態度を留保する回答が55%、「容認できない」が26%でした。

さらに、電力会社が処分場を確保する現在の枠組みをどう考えるか、対象の69の自治体すべてに尋ねたところ、「国が処分場の確保にもっと積極的に関わるべきだ」という回答が39%と最も多くなりました。次いで多かった「その他」を選んだ自治体からも、「最終処分先については、国が前面に立って早期に確保できるよう取り組むべきだ」とか、「国の主体的な関わりが必要不可欠だと考える」といった意見が多く寄せられました。

こうした結果について、科学技術社会論が専門で、放射性廃棄物に関する国の審議会の委員を務める、東京電機大学の寿楽浩太助教は、「自治体からすると、今後廃炉がどう進められ、低レベル放射性廃棄物の処分場が何か所ぐらい、どのぐらいの広さが必要かなど、具体的な道筋や全体像が見えず、受け入れるかどうかを考える状況にはないというのが率直な受け止めだろう」と分析しています。

そのうえで、「原発の敷地内で処分するのか、それ以外で処分するのか、全国で何か所ぐらいの施設を作るべきか、集中させたほうがリスクやコストの面で有利なのか、あるいは分散して負担を引き受けるのかなどを、本来、政府が主導して、社会的な合意を作り上げていくことが求められるのではないか」と述べ、処分について電力会社が一定の責任を負う必要があるとしながらも、国が主導して処分場選定の進め方を議論し、国民に示すところから始めるべきだとしています。




廃炉で発生の低濃度廃棄物 東海原発に埋設容認
2016年1月27日 東京新聞朝刊

PK2016012702100043_size0.jpg

 茨城県東海村の山田修村長は二十六日、村内にある日本原子力発電東海原発の廃炉作業で発生した低レベル放射性廃棄物の一部について、原発敷地内での埋設処分を容認する考えを示した。立地自治体の首長の容認表明は初めて。最終的には原子力規制委員会の許可や村議会などの了承も必要になるが、首長の容認は一定の影響力を持つとみられる。実現すれば、国内の商業炉の中で、廃炉に伴う低レベル放射性廃棄物の処分場が初めて確保される。

 山田村長は取材に対し、容認の理由について「最も濃度が低い廃棄物は、条件が整えば受け入れはやむを得ない。廃炉が最も進んでいる東海村が決断しないと、他原発での廃炉に影響が出かねない」と述べた。山田村長は三月の村議会に放射性物質の濃度が最も低い「L3」と呼ばれる廃棄物の埋設について意見を求める考え。

 原電の事業計画によると敷地内に縦八十メートル、横百メートル、深さ四メートルの穴を掘ってL3約一万六千トンを「フレコンバッグ」と呼ばれる袋などに入れて埋設、放射性物質の強さが減衰する三十~五十年間管理する。日本原電によるとL3の濃度の上限値は物質によって異なるが、セシウム137の場合は一キログラム当たり一〇万ベクレル。

 <低レベル放射性廃棄物> 原発の廃炉などで出る放射性廃棄物。放射性物質の濃度に応じ「L1」から「L3」まで三つに区分されている。L1は制御棒など原子炉の中心に近く比較的濃度が高い設備。L2は原子炉圧力容器など、L1の周辺に位置する設備。L3はさらにその外側にある原子炉建屋のコンクリート廃棄物など。



IMG_1897_20160127090746416.jpg


もう原発を作ってしまったから放射性物質に汚染されたゴミが出てくることは避けられない。
だからと言って、あちこちに埋めてしまっていいのだろうか?
東京電力の福島第一原発事故によって関東以北の地域は汚染されてしまったけれど、
でも、土の中に埋めていいのだろうか?
茨城県は年中地震で揺れている。
地下水へ影響はないのだろうか?

また、同じ2016年1月26日に「海底へ高レベル廃棄物を埋めることを考えている」というニュースが同時に流れた。

<核のゴミ>高レベル放射性廃棄物を日本沿岸20キロ以内の海底の下に!?経産省

福島第一原発からは今現在も放射性物質でめっちゃ汚れた水が太平洋へ流れ続けているけれど、
日本の周りの海の底に「国が前面に立つ」と言っている高濃度の核のゴミを埋めるということを国は考え出した。
2

想像してみると末恐ろしくなる。
狭い日本列島を取り囲むように建っている原子力発電所。
東海村が「いい」と言ったように、すべての原発がその敷地内にレベルは低いとは言っても、普通に考えればとても汚染されたゴミをどんどん埋めていく。
そして、その周りを取り囲む海の下には使用済みの核燃料が埋められる。
そんなことを想像してみて、あー、……

「日本列島は他国に原発を売るためのモデルルーム。下手すると日本列島が最終処分場に使われる可能性がある」樋口健二×アーサービナード(文字起こし)

アーサーさんは「日本列島が最終処分場に使われる可能性がある」と話していた。
「僕はその最悪のシナリオは、日本でもう一つ原発事故をやって、そうすると関東東北の汚染。それから九州、中国地方、関西の汚染をやって、そうすると満遍なく」
日本列島が原発事故によってすべて満遍なく汚染されてしまって、世界中の核のゴミの最終処分場になってしまうのではないかという話だっだけど、もう一つの原発事故が起こらなくても、日本にある原発の廃炉作業で出てきたゴミだけで十分に大地も海も汚染されていく様子が簡単に想像できる。

いったい、どうすればいいのか?
日本列島を取り囲むように原子力発電所をバンバン造って、処理の仕方もわからないのに、どんどん造って。
どうにかしなければならないけれども、地中に埋めてしまっていいのだろうか?
海の底に埋めてしまっていいのだろうか?


そんなことを、今生きている人間が決めてしまって実行してしまっていいのだろうか?




小さな東海村という村長の一任でで土の中に埋めてしまってもいいのだろうか?




<核のゴミ>高レベル放射性廃棄物を日本沿岸20キロ以内の海底の下に!?経産省

「核のごみ」海底埋設を検討へ 陸地めど立たず
(2016/01/26 11:52)テレ朝News
1_20160126133808689.png

 「核のごみ」の処分場は海底も視野に入ってきました。

2_20160126133810338.png
原発から生じた核のごみは現在、1万7000トン以上あり、政府は候補地を検討しています。しかし、陸地では住民の反発が予測されるため、海底の地下も候補地にできるのか、経済産業省はその研究会の初会合を26日午前に開きました。

 (経済部・朝日健一記者報告)
3_201601261338110d3.png

 研究会ではまず、「なぜ沿岸海底を検討するのか」という基本的な説明から始まり、海底処分場を造るうえでの検討課題について議論されました。26日の研究会では、海底にすると陸上輸送の距離が短くなる点や土地利用の制約が少ない点などのメリットが挙げられ、実際、海外では海底で低・中レベルの放射性廃棄物処分場が操業していることなどが紹介されました。

4_201601261338133d5.png

ただ、課題は少なくありません。処分場の建設や処分場の操業の際に安全性が確保できるのか、さらに、津波災害や建設時の海の水圧に対応できるのか、また、漁業関係者から強い反発の恐れもあります。経産省は今年中に有望地の提示を目指していますが、海底に関するデータが少ないという声もあり、本当に海底処分ができるのか実現性を含めた検討になりそうです。
5_2016012613381476a.png




高レベル放射性廃棄物、海底下を処分場候補に検討
2016年1月26日(火) 12時37分 TBSニュース

原子力発電所から出る高レベル放射性廃棄物=いわゆる“核のごみ”の最終処分場について、経済産業省は日本沿岸の海底の下を候補地にできないか、検討を始めました。

11

26日に開かれた専門家の研究会では、日本沿岸の海底の下が高レベル放射性廃棄物の最終処分場として適性が高い「科学的有望地」にふさわしいのか検討を始めました。

12

経産省は去年、火山や活断層が近くにある地域を除く日本沿岸20キロ以内の海底の下などを処分場の有望地として「適性が高い地域」に分類。

13
海底の下などは地権者との交渉が不要な上、海上で廃棄物を輸送しやすい利点もある一方、海水による侵食や塩分の流入などの懸念もあり、技術的な精査が求められていました。

14
研究会は地質のデータなど元に技術的な精査をすすめ、政府は今年中にも日本全国を適性に応じて色分けした「有望地」の地図を公表したい考えです。(26日12:18)



経済産業省
「沿岸海底下等における地層処分の技術的課題に関する研究会」を設置します

本件の概要

経済産業省は、高レベル放射性廃棄物の最終処分に関し、沿岸部の海域における地層処分の技術的課題を検討する場として、「沿岸海底下等における地層処分の技術的課題に関する研究会」を設置することとしました。

1.背景及び目的

総合資源エネルギー調査会地層処分技術WG(以下、「技術WG」という)では、高レベル放射性廃棄物の地層処分に関し、「科学的により適性の高いと考えられる地域」を「科学的有望地」として国が提示するとの国の方針を受けて、この科学的有望地の要件・基準に関する検討を行い、昨年12月にこれまでの議論の成果を中間整理として公表しました。

中間整理では、廃棄物輸送時の安全性確保の観点から、海岸からの距離が短い島嶼部を含む沿岸部(地下施設が沿岸海底下に設置される場合を
含む)が「より適性の高い地域」として整理されるとともに、沿岸部に期待される一般的特性や事業を進める上で留意すべき事項もあわせて整理され、それらについては、専門家を交えた具体的な検討を進めて行くことが重要であると整理されています。

こうした整理を踏まえ、沿岸部の特に海域に着目し、関連する研究成果等を整理するとともに、技術的信頼性を更に向上させるために取り組むべき課題を抽出・整理し、それらを効率的かつ着実に実施していくための今後の指針を取りまとめるため、本研究会を設置することとしました。

本研究会は、別添に示す通り、専門的な知識を有する委員に加え、原子力発電環境整備機構(NUMO)及び基盤研究開発機関等のメンバーで構成されます。

2.第1回会合の開催予定

日時:平成28年1月26日(火)10:00~12:00
場所:経済産業省別館9階944共用会議室
議題:沿岸海底下等における地層処分の技術的課題について 等

公表日
平成28年1月20日(水)



委員名簿

(委員)※五十音順、敬称略
大江 俊昭 東海大学工学部原子力工学科 教授
大西 有三 関西大学環境都市工学部都市システム工学科 特任教授 【主査】
佐藤 治夫 岡山大学大学院自然科学研究科 准教授
竹内 真司 日本大学文理学部地球システム科学科 准教授
登坂 博行 東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻 教授
山崎 晴雄 首都大学東京大学院都市環境科学研究科 教授
吉田 英一 名古屋大学博物館 教授

(関連研究機関等)※五十音順
海洋研究開発機構
原子力環境整備促進・資金管理センター
原子力発電環境整備機構
産業技術総合研究所
電力中央研究所
日本原子力研究開発機構
放射線医学総合研究所

(オブザーバー)
文部科学省




2016年1月27日 東京新聞朝刊
IMG_1898.jpg





民主主義国家崩壊へカウントダウン 




↓クリックすると大きく見ることができます
IMG_1882.jpg

各番組



2016年1月20日夕刊 1面 中日新聞
報道の「顔」、降板次々 テレビ自制懸念


PK2016012002100113_size0.jpg
古舘伊知郎さん(中央)と岸井成格さん(右下)と国谷裕子さん(左下)のコラージュ

 テレビ報道の「顔」が大きく変わろうとしている。放送業界への政治的な“風当たり”が強まる中、歯に衣(きぬ)着せぬ看板キャスターらの相次ぐ降板。現場には政権の意向を忖度(そんたく)し報道内容を自制する雰囲気もあるといい、識者からテレビジャーナリズムのあり方を危ぶむ声が上がっている。

 三月末での降板を発表したのはテレビ朝日「報道ステーション」メーンキャスター古舘伊知郎さんとTBS「NEWS23」アンカー岸井成格(しげただ)さん。NHKも「クローズアップ現代」の国谷裕子キャスターの降板を検討している。

 番組での発言が政権側から何度も批判された古舘さん。降板の発表会見でも「キャスターは反権力の側面がある」と自説を曲げなかった。大物政治家にも鋭い質問を浴びせる国谷さんも「降板させられるのでは」との臆測が何度も流れていた。

 岸井さんは番組で、安全保障関連法案に対し「廃案に向けて声を上げ続けるべきだ」と発言。保守論客が名を連ねる団体から「政治的に公平であることを定めた放送法に違反する」と批判される中での降板発表だった。

 「各局それぞれ事情があるのだろうが、三人続くと、政権に批判的だったから降ろされたという印象を視聴者が持つだろう」と指摘するのは砂川浩慶・立教大准教授(メディア論)。「報道番組が長いものに巻かれて、当たり障りのない一面的な情報提供しかできなくなったら、視聴者にとっても、民主主義社会にとっても良くないことだ」

 政権与党がテレビ報道に「圧力」と取られかねない注文を強めたのは、一昨年末の衆院選のころからだ。在京各局に選挙報道で「公平中立、公正の確保」を求める文書を出し、自民党は昨年「報ステ」「クロ現」で局幹部を事情聴取した。

 そんな中、テレビの報道現場では政権に批判的な報道を控えようとする雰囲気も出ているという。民放の若手スタッフは「危ない橋は渡りたくない」。あるNHK関係者は「政権の意向を忖度する空気が局内に漂っている」とため息をつく。

 碓井広義・上智大教授(メディア論)は「メディアの中でテレビの影響力はまだまだ大きい。権力に対し、批判すべき点は批判するというジャーナリズムの役割をきちんと果たすべきだ」と注文する一方で、視聴者にもこう呼び掛ける。「報道番組が今後何を伝えるのか、そして何を伝えなくなったのか、しっかりとチェックしてほしい」









そして翌日、1月21日の産経新聞
東京新聞と中日新聞は同じ新聞社だが、産経新聞は全く別の新聞社。

なのに、まるでお友達の作文を見ながら書いたような内容になっている。
文中に出てくるインタビューした人もコメントも全く同じ。
産経新聞は記者の名前を書かないけど、だれがこんなパクリ記事を書いたんだろう??
一番最後の文章まで東京中日新聞と全く同じだ><;

テレビ報道の「顔」相次ぐ降板… 各局「公正」注文で及び腰?
2016.1.21 07:30 産経ニュース

exc1601210730001-n1.jpg
「報道ステーション」降板の記者会見を終えて引き揚げる古舘伊知郎さん=2015年12月24日、東京都港区六本木(斎藤浩一撮影)

exc1601210730001-s2.jpg   exc1601210730001-s3.jpg
TBS「NEWS23」アンカー、岸井成格(しげただ)さん(共同)NHK「クローズアップ現代」の国谷裕子(くにや・ひろこ)さん=2011年2月(共同)


 テレビ報道の「顔」が大きく変わろうとしている。放送業界への政治的な“風当たり”が強まる中、歯にきぬ着せぬ看板キャスターらの相次ぐ降板。現場には政権の意向を忖度(そんたく)し報道内容を自制する雰囲気もあるといい、識者からはテレビジャーナリズムのあり方を危ぶむ声が上がっている。

 「視聴者は降ろされた印象持つ」

 3月末での降板を発表したのはテレビ朝日「報道ステーション」メーンキャスター、古舘伊知郎さんとTBS「NEWS23」アンカー、岸井成格さん。NHKも「クローズアップ現代」の国谷裕子キャスターの降板を検討している。

 番組での発言が政権側から何度も批判された古舘さん。降板の発表会見でも「キャスターは反権力の側面がある」と自説を曲げなかった。

 大物政治家にも鋭い質問を浴びせる国谷さんも「降板させられるのでは」との臆測が何度も流れていた。

 岸井さんは番組で、安全保障関連法案に対して「廃案に向けて声を上げ続けるべきだ」と発言。保守論客が名を連ねる団体から「政治的に公平であることを定めた放送法に違反する」と批判される中での降板発表だった。

 「各局それぞれ事情があるのだろうが、3人続くと、政権に批判的だったから降ろされたという印象を視聴者が持つだろう」と指摘するのは砂川浩慶・立教大准教授(メディア論)。

 「報道番組が長いものに巻かれて、当たり障りのない一面的な情報提供しかできなくなったら、視聴者にとっても、民主主義社会にとっても良くないことだ」

 「局内に政権忖度する空気」

 政権与党がテレビ報道に「圧力」と取られかねない注文を強めたのは、一昨年末の衆院選のころからだ。在京各局に選挙報道で「公平中立、公正の確保」を求める文書を出し、自民党は昨年、「報ステ」「クロ現」で局幹部を事情聴取した。そんな中、テレビの報道現場では政権に批判的な報道を控えようとする雰囲気も出ているという。民放の若手スタッフは「危ない橋は渡りたくない」。あるNHK関係者は「政権の意向を忖度する空気が局内に漂っている」とため息をつく。

 碓井広義・上智大教授(メディア論)は「メディアの中でテレビの影響力はまだまだ大きい。権力に対し、批判すべき点は批判するというジャーナリズムの役割をきちんと果たすべきだ」と注文する。

 その一方で、碓井教授は視聴者にもこう呼び掛ける。

 「報道番組が今後何を伝えるのか、そして何を伝えなくなったのか、しっかりとチェックしてほしい」






「テレビから政権批判が消えれば日本はもう民主主義国家ではない」古舘さん降板他メディアの危機
2015年12月26日のこちら特報部↑



安倍答弁のカラクリ「堂々と10%の人たちのデータを言う」 1/22大竹まことのゴールデンラジオ(文字起こし)

2016年1月22日 大竹まことゴールデンラジオ



太田:
水曜日の東京新聞の記事をご紹介したいと思うんですけれども、
安倍さんは「景気が良くなった、景気が良くなった」と言って数字を持ち出しますが、ちょっと実感がなかなか得られていないというところもあるんですけど、
その、ある種カラクリみたいなものが水曜日の東京新聞に事細かに書いてあるんですけれども、
今回の国会で共産党の小池晃さんが「日本は貧困大国になってしまった」と安倍さんを追求したんですね。

その根拠となる数字が厚生労働省が発表している国民生活基礎調査
これで2012年の相対的貧困率は16.1%という数字を挙げて安倍さんを追求したんですが、
一方の安倍総理は総務省による2009年全国消費実態調査というデータを持ち出してきまして、これだと相対的貧困率が10.1%。

16.1と10.1だとずいぶん違いますよね。

で、安倍さんは「日本は世界の標準で見てかなり裕福な国」と返したんですけど、ちょっとデータの取り方、出処が違うので議論らしい議論になっていないと。

どうしてこんな数字になるのか?ということなんですけれども、
厚生労働省の調査は全国2000カ所の全世帯を対象に、「所得はいくらですか?」など聞き取り調査で調べる方法で16.1%。
総務省の調査は家計簿をつけてもらう方式なので、時間的余裕のない生活に困っている人はそもそも調査に応じない傾向があるとされていて10.1%。

この数字の違いがあると。

ただ、貧困率は上昇傾向を示していて、総理の示した数字は7年前のものなので、
「どっちがデータとして信用できるかな?」というところは個々の判断になると思うんですね。
例えば賃金が、安倍さんは「上がってますよ」と言っていますが、経団連の調べだと、
安倍政権が発足して間もない2013年は1.83%上がってます。
2014年、2.28%上がっています。
2015年、2.52%上がって、トントントンと上がっています。

でも、この調査の対象は原則東証1部上場の大企業。
従業員500人以上のおよそ250社が対象で、大半が正社員のデータ
なんですね。

じゃあ、中小企業も含めるとどうなるのか?
厚生労働省の毎月勤労統計調査では5人以上の事業者を対象に雇用形態に関係なく、正社員か非正社員かの関係なく賃金を調べているんですが、実質賃金は
2012年は総額ベースで前の年に比べて0.9%減っています。
2013年も0.9%減っています。
2014年は2.8%減っています。

大企業の正社員の給料を考えるとトントントンと増えていますが、
非正規も含めて、中小企業も含めると減って減って減ってと。
これ、どのデータを元にするかでずいぶん違ってくる。
そのほかにもいろんな対象で東京新聞が特集している記事なんですね。


室井:
ここを読んで私この記事、
あっ!「私が多分書いてもらいたかったのってこういうことだ」って思ったの。

太田:デスクメモっていうところですか?

室井:
私は、ほら、コメンテーターやってるけど、何かの専門家っていうわけじゃないから、専門家が出てきて数字を出されるとさ、

大竹:弱い

室井:
うん、そうなのよ。
あら?って思っちゃうのよ。

大竹:なんて書いてあるんですか?

室井:デスクメモがいいのよ。

太田:
「多くの人たちはアベノミクスの効果を実感できない」と。
「にもかかわらずそんな体感、実際に体で感じるよりも巨大な大本営発表に飲み込まれてしまう」と。
「これは感性を乗っ取られているのに等しい」
と書いてあるんですね。

大竹:デスクメモにね。

室井:
だから、自分のアベノミクスに関しても「あれ?」って。
「そんなに景気って良くなっているっけ?」と思うと、ここにも書いてあるけどさ。
「私がどうかしてるのかな」って思っちゃうわけ。
「私の周りだけそうなんじゃないか」って。
「別に景気が良くなってないんじゃないか」って思っちゃうけど違うんだね。

だから、さっき話した「現実」って、その人が見るものじゃない。
だとすると、違ったところを見ているから、
別に政府が嘘をついているわけじゃないけど、違った現実を捉えちゃってるからさ、

大竹:
なんか、でも、冷静に考えればさ、
日本っていう国は、90%以上が中小企業なわけでしょ?

太田:そうですね。

室井:そうだよ。

大竹:
ね。
残り12%、10%?の大企業を見たって、数値。
だから本当のことを言ったら、90%の人の感じていることと、10%の感じていることの違いじゃない?
だって、それは、ね。
だから、そういうふうに分析はしないのかね?

室井:
いやだから、それをしないからさ。
でも、堂々と10%の人たちのデータを言うわけじゃない。
それは嘘じゃないし、

大竹:ま、嘘じゃないよね。

室井:
数字で出されちゃうと、私なんか素人だから簡単にごまかされちゃうのよ。
だから本当にさ、SF映画じゃないけど、「違った現実があるんだ」って思っちゃってたわけよ。

太田:
例えば失業率でいうと、安倍政権になってからずいぶん失業率が減ってるんですね。
みんな仕事ができるようになってる。
この数字を突きつけられると「あ、やっぱり景気が良くなっているんだ」というふうに思いますけど、
同じように正社員の数が減って、非正規社員の数が増えているんです。
だから一人当たりの収入が実は減っているかもしれない。

室井:
「減っている」っていうか、調査、いろんな数字の抜き出しがあるんだけど、
私が一番重きを置いているのは、
「一番収入の層が多いところ」の、金額っていうのが、それが下がってきているから、それが本当じゃないの?


大竹:ん?意味わかんない。

室井:
一番人数が多いところ。
いまどこを低賃金とか、working poorってするか?っていうと、一番人数が多い(年収の)ところの半分以下っていう考え方が正しくて、そうじゃない?

大竹:
ま、そうだけど、日本を見ていると、俺の友達なんかもそうだけど、
65歳を超えているわけで、普段なら「これで細々やっていけばいいや」と思っている人たちが、
「ちょっと待てよ、不安だな」と。
「働いとこうか」と。
雇用される場所もそんなにないけれども、それでなんか、働き始めた感というのはちょっと感じているよね。
それは、俺の周りだけかな?と思ってたらそれは現実で、
この間バスで事故を起こして多くの方が命を亡くした、運転手さんやっぱり、65歳。
そのあとに起こったバスで、今度は周りの人がハンドル握ってどうのこうの、その運転手さんは70歳です。

室井:えっ、70歳だったの?

大竹:うん、だから、

室井:長距離運転キツイよね。

大竹:
でも最初の65歳の方は「バスの運転はちょと苦手だ」というようなことがあったわけだよね。
もちろんね、社会はちゃんとテストもしなくちゃいけないし、その人の技能がうまく合っているかどうかもしれべなくちゃいけないし、経験も大事だし、そういう人を雇わなくちゃいけない。
またちゃんと整備の整ったバスを用意しなくちゃいけない。
正規のルートのお金、例えば27万円かかるならそれを19万円で下請けに出しちゃいけないわけじゃない。
そういう社会。
あっちこっちに切羽詰まった事情があって、それで最後に65歳の方が事故を起こすわけじゃない。
だけど、その65歳の方だけの問題じゃないじゃない、それは。
70歳の人の問題だけじゃないじゃない。

室井:だけじゃない。

大竹:
だから、食品のことに関しても、ね。
ま、ふつーーに考えればだよ、産業廃棄物、産廃業者から物買うか?って、思うわけだよ。

室井:
そうだよ、でもその産廃業者だって怪しいかもしれないけど、安い値段で引き取ってくれるからそこにしたわけでしょ。

大竹:
しかもそこの業者が引き受けた時には、大手の業者はちゃんとダンボールを潰して、ビニール潰して、中身だけにして、しかもこれがどういうルートで廃棄物になったかっていう、ちゃんとルールがあるわけじゃない。
そのルールもあるんだけど、現実には起こっちゃって、しかもこれはちゃんと行政が監査しなくちゃいけなかった、どの場所でも。
その監査も社会で慣例化して「明日行きますからね、よろしくね」みたいなことで、監査がちゃんと行われていなかった。
人数も足らないし。
どういったこと全部が65歳の方一人にしわ寄せがきちゃっているみたいな気がしてしょうがないよね、俺は。

太田:それで、ツアーで亡くなっている方がほとんど大学生だったというので、本当に辛いですね。

大竹:よけいだよ、もう。ね。だからそういうシステム自体がこうなんていうの、

室井:おかしい。
だって、「人が足りない足りない」って言うけど、そこにお金が入っていかなきゃ給料が少ないからそんなことになっちゃうんだもん。


大竹:
規制緩和でね、多頭時代になったのはいいんだけど、でもそれはちゃんとルールがあってっていう。
これはどの社会でも、ルールがなんかこう、ちょっと横に退けられて、で、最後に事故みたいな。
最後のことに、なんか、食べ物が流通しちゃったりするようなことに繋がってくるよね。
これでまた、軽い食中毒ぐらいならいいけど、そうじゃない場合も当然想定されるわけで、
現実的には豊かな感じがしなくなってきてるね。

室井:みんなで疑り合わなければならない世の中って…

大竹:それが嫌だよな。

室井:どうなの?


ーーー

↓クリックすると大きく見ることができます
IMG_1883.jpg




自分と政治の距離「みなさんの代表は国会の中にいますか?」 山本太郎トークライブ 淡路島(文字起こし)

山本太郎トークライブ 淡路島
2016年1月16日

https://youtu.be/7HcBPRn7oXY?t=4m7s

政治と自分自身の距離。
「政治は俺の生活には関係ない」という人がいらっしゃったらこう言ってあげて欲しいんですよ。
例えば政治で消費税8%というのが決定されました。
8%の消費税というのが決定された段階で、全員が8%の消費税を何か買うたびに払わなきゃいけないんですよね。
「いや、俺は消費税に反対だから、消費税は1円も払いません」という判断はできないですよね。

政治が決定したことに従って生きなければならないということの一つの例だと思うんですけど。

そんなことで例えば税金一つとってもすべてに、全てのことにおいて政治がルールを決めていく。
その中で、ルール決定にみなさんが関われるようなプロセスになっているか?ということですね。


みなさんの代表は国会の中にいますか?
地元の議会にいますか?
ということになると、「選挙」というものに真剣にならなければいけないということだと思うんです。


1161

生意気言ってすみません、全然(政治に)興味持ってこなかったくせに。
原発事故があって、この状況が見えた時に、すごく自分の中で焦っちゃったんですよね。
2011年の3月大きな地震がありました、津波がありました。
その時テレビの映像でいろんなものが流れてきた時に、非常にショッキングでしたよね。
やばいな、どうなるんだろうこれ。
でも、結局みんなで力を合わせて復興していくしかないよな。

兵庫県も大きな震災があったし、
この国というのはそういう大きな自然災害というものを色々と経験してきているわけですよね。
その度に人々が協力してきて復興していくしかない。
しかも復興してきているという過去があるわけだから、2011年にその自然災害を見た時にも同じような思いだった。

だけど、その日の夕方ぐらいにテレビの速報ですよね、
ニュース速報が流れるじゃないですか。
あれを見た時にちょっと、血の気が引いたんです。
どうしてか?
「福島東電原発の電源が喪失した」と。
「冷やせなくなりました」ということなんですね。
冷やせなくなったらどうなるか?
原発は1秒間に70トンの水を取り込むことができなきゃ冷やせないんです。
逆に言うと、海岸線上に建っている理由は、それだけ大量の水を取り入れることができるのは川や湖じゃダメなんですよね。
だから海岸線上に建てたというようなことを、昔環境NGOのホームページで見たことがあったんです。

社会問題などに対して口は出してないけれども、
社会問題には少しは興味があった。
特に自然環境というところには少しだけ興味があった。
自分がサーフィンをやっていたからなんです。

海岸の砂浜がどんどん削られていく。
その理由はなんだ?と言ったら、実は人工物によって砂がどんどん減っていくということを、サーフィン始めて本当に何年間かで目の当たりにしているんです。
サーフィン始めた年とそこから5年ぐらいたった時とでは全然砂浜が無くなってしまっている。
そういうところから少し自然環境に興味を持ち始めて。
でも芸能人はそういった社会的な問題に口を出すと、徳がないんですよ。
どうしてかというと、社会問題に対して何か口を開いたとしたら、直接スポーンサーにつながることが多いんですよね。

原発問題だったら、電力会社、三菱、東芝、日立、お金を融資する三菱UFJ、みずほ銀行、それだけじゃなくて株主。
日本生命だったり、明治安田生命だったり、鉄鋼も関わるし、大手建設会社も関わるし、って考えた時に、
芸能界という世界は、例えばテレビだったらコマーシャル。
映画だったら政策委員会。
みんなスポーンサーがお金を出して回っている世界なんですよね。
東京電力1社で、1年間に260億円ぐらいの広告宣伝費をかけていた。
電力10社で800億円から900億円の宣伝広告費を1年間でばらまいていた。
全てみなさんの電気料金から。

っていう話になると、原発のことを言おうと思ったら、いろんな企業が関わってきたらこれもう言えないですよ。
口止料。
コントロールするための広告宣伝費を払っているというふうなことも言えるかもしれませんね。







「突き詰めていくと、中産階級って要するに貧乏人のことなんだよね」樋口健二×アーサービナード(文字起こし)



【樋口健二×アーサービナード】 コラボトーク講演会
2015年12月20日


https://youtu.be/YhZIRwFjtec?t=42m33s
アーサービナード:
(樋口さんは)自分の置かれている立場と被写体が一緒。
そうじゃない写真を撮る人、そうじゃない目線で世の中を見る人はいっぱいいるんですけど、
でも、突き詰めていくと、さっきの中産階級っておっしゃったんだけど、
中産階級って、要するに貧乏人のことなんだよね。

ただ、極端な貧乏じゃない。
貧乏人って、つまり、ビルゲイツとソフトバンクの孫さんとか、
今の世の中はそういうとてつもない富を得ている人たちが本当の金持ちで、
この間証券会社の人と会ったんだけど、ミリオネラーっていう言葉はもう誰も使わなくなったって。
どうしてか?っていうとうじゃうじゃいるから。

ミリオネラーっていうのは貧乏人のことなの。
ビリオネラーじゃないと金持ちじゃないんですよ。
ビリオンって、丸を三つ増やすことをビリオン。

こんな差があるんだよ

樋口健二:こんな差があるんだよ。

アーサービナード:
そう。
その人たちが、実は金持ちなんですよ。
だから、ファーストホールディングスのYさん、Yさんのぼっちゃま、Yさんのもう一人のぼっちゃま、
彼らの資産を合わせれば国家予算みたいなものですよ。
ね、でも僕らは彼らと比べたら、中流だろうと下流だろうと、本当に日雇いしかないっていう人、生活保護の人と、本当は仲間なんだよね。
仲間じゃないっていうのが実は錯覚で、いつでもそこに落ちていけるし、いつでも僕らも同じように扱われる。


福島ではそれが示されたんですよ。
福島の原発の風下にいた人たちは、中流も下流もみんなSPEEDIの情報を得られなかった。
みんな誰もまともな避難をさせてもらえなかった。

本当に選ばれし人は、もしかしたら米軍のヘリで運ばれたかもしれないけど、
僕らはその情報も得られないという。

それが、もう、はっきりしたんですよね。



樋口健二:
ちょうどいい、ちょっと一言言わせて。
みなさん電通っていうのを知ってるでしょ。
日本の最大規模の広告会社。
その電通があの事故でほとんど外国へ一度逃げたそうだね。
すごいですよ。
広告とつながっているからね、これは早いですよ。

●で安保闘争のアレを決めたのは電通だからね。
すごいじゃないですか、びっくり仰天したんだ。
金の力。







【樋口健二×アーサービナード】 コラボトーク講演会2015年12月20日 文字起こしブログ

<川内原発>九電の安心の理由はローマ字だらけの目くらまし「何か起きたら帰れないということは書いてない」 樋口健二×アーサービナード(文字起こし)

「避難訓練は故郷を捨てる練習なんです」樋口健二×アーサービナード(文字起こし)

「脱原発だけじゃダメだ。脱オタンコナスをやろう」 樋口健二×アーサービナード(文字起こし)

「突き詰めていくと、中産階級って要するに貧乏人のことなんだよね」樋口健二×アーサービナード(文字起こし)

<玉音放送を読み解く>天皇・永久戦犯の地位を守った「残虐なる爆弾」の利用 樋口健二×アーサービナード(文字起こし)

「ポツダム宣言について僕はこう考えています」って安倍さんが言ったら安倍政権は潰されるんです。樋口健二×アーサービナード(文字起こし)

「日本列島は他国に原発を売るためのモデルルーム。下手すると日本列島が最終処分場に使われる可能性がある」樋口健二×アーサービナード(文字起こし)

自分が政府と向き合っているというのを絶えず示す必要がある 「空気を読むな」樋口健二×アーサービナード(文字起こし)


ーーー

「隠された被爆労働」樋口健二氏1995年イギリス(内容書き出し)



東京 日の出町の放射能汚染と体調不良〜エコセメント工場〜



2016年1月13日
南相馬・避難20ミリシーベルト撤回訴訟第二回口頭弁論期日 報告集会
より



中間貯蔵施設とは?

彼らの言葉で言うと浄化物。
放射能ではなくて浄化物という形で再生してしまおうということを彼らは進めようとしているわけです。

中間貯蔵施設の配置図を見るとびっくりするんですけど、
実は除染ゴミを取っておくということではなくて、
実際には減容化施設ということで、焼却化してそれを資材化してしまう施設。
あるいは分別処理施設といって、分別処理を行うところがあります。
こういうところで異物を取り除いて、放射能が多少下がったら、もう一度資源として使ってしまうというような形で、
実際には貯蔵施設ではなくて「放射能を処理する」そういうプラントを彼らは頭の中で考え出しているということが現実としてあるということです。
今までの説明の中で出てきました、「熱処理」ということについて少し詳しくご説明しますと、
これが熱処理のモデルプランととして彼らが考えているものなんですけれども、
これが蕨平と南相馬と飯舘村の間に今実施しようということで作られようとしています。
ここで除染した非常に高い焼却灰等を1300度で加熱して、セシウムを気体にして飛ばして、それを回収すると言っているわけです。
要は、灰の中にセシウムがくっついている、あるいは高濃度の土壌。
粘土質のものにセシウムがくっついているんですが、
それにわざわざ1300度の熱をかけて、そして気体としてセシウムを飛ばす。

そしてそれを回収する。
「残ったものを再資源として使うんだ」と彼らは言うわけです。

みなさん、よく考えてください。
原発は放射能を閉じ込めて安全ですよと言ってきたわけです散々。それが閉じ込めに失敗した。
今何をやろうとしているか?と言ったら粘土やは灰にくっついているセシウムをわざわざ飛ばして、それを回収するという、真逆なことをやろうとしているわけですね。
これは、私たちは絶対に信用してはいけない。そういうふうに考えます。


https://youtu.be/Erjk3lh-h4s?t=1h6m57s

1131

そして、彼らが説明しているのは、実は実証炉という前にモデルプラントがあるということで、
それは何か?というと、実は東京の西の端、日の出町にありますエコセメント工場というところです。
ここは東京三多摩地区の焼却炉から、
東京都はやっぱり焼却灰にはセシウムが多量に含まれています。
それを、セメントの原料としてすでにずっと、加熱処理をしてエコセメントと称してそれを実際に商品化するようなことをやっているわけです。
これをモデルプラントとして、さらに実証炉という形で蕨平に持ってこようとしているということなわけです。

この東京日の出町のエコセメント工場がすでに様々な問題を引き起こしていまして、
ずっと長年地元で裁判等を含めてたたかってこられた多摩の会の中西さんからより詳しくご説明していただきたいと思います。


https://youtu.be/Erjk3lh-h4s?t=1h8m26s

実は今青木さんからお話ししていただいたように、
日の出町には今度の蕨平の資源化施設と同じようなものが、すでに8年前に出来ていまして、
大変な健康被害も含めて汚染の問題が起きています。

1132

非常に良く、メカニズムとか毒性とかいろんな意味でよく似ているので、ちょっと耳を傾けて頂きたいと思います。
まず、私たちのところでは焼却灰は、今まではダイオキシンだとか有害なものと言われたものだったんですけど、
残念ながら放射能の害というのはその数万倍ですね。

一般的には基準値というものを、今日も色々問題にされていますけれど、20mSvなんてとんでもないと。
1mSvでもあってはいけないんですよね、本来は。
というのが私たちの、実際にこの運動に関わって健康被害を受けてきた者たちからの提言といいますか、
そういう考え方を私たちは持つようになりました。

1133

これは南相馬の地形なんですけど、山があって、平地があって、こちら側に海がある。
そういう地形の中で、大気汚染が起こったときにどういうことが起こっているか?というのを、去年の8月からこちらにお邪魔して色々調べさせていただいています。

1134

海の水というのは非常に温度がゆっくり動きます。
昼間はどんなに太陽が照ってもそんなにあったかくならない。
ところが陸地の温度というのは太陽が出るとすぐに熱くなって、太陽が陰ると非常に冷たくなるということはみなさんわかると思います。
凪が朝夕2回あって、その凪を挟んで海から吹いてくる風と山の方から吹き降ろしてくる冷たい風。
こういうものが常に循環していたんですね。

そらまめくんという環境省が粉塵などを調べているところがありまして、Hさん宅に一つ測定器をおいて、合わせて気象測定器が3台で空気の流れ、汚染の流れを見ています。

蕨平というのは山のてっぺんにありますね。
こういうようなところで、もし粉塵が、国のいうように99.9%ではなくて、汚染が起きたときにどういうふうな汚染の循環濃縮が起こるか?ということを今調べています。

1135

これは風の流れを示しています。
赤と青があるんですけど、海からくる風は大体昼間赤いところ。
上と下が朝と夜の山から冷たい空気が降りてくる。
そういうものが行ったり来たり毎日しているということが気象測定器からわかってきました。
要するにここの地域の風の流れというのは、山から吹き降ろしてきて、海からまた吹き戻されてまた山の方に持って行かれて、冷たい空気で下の平地のみなさんがお住まいのところに降りてくるという。
日の出町でもこういうことが起こっていましたので、今こういう調査をやっています。

これは中学校か小学校か、陸風海風とかの話の記憶があるかもしれませんけれども、まさにそういう状態で、山谷風と書いてありますけれども、昼間は谷をのぼっていく風、夜や朝は山から降りてくる風という順番が起こっているんですね。

1136

汚染が一旦起こっているところで循環が起こると、上に赤い写真みたいなものがありますけど、あれは冷たくて思い風の流れの図を示していますけど、頭のてっぺんが渦みたいに回っているんですね。
要するに、汚染が閉じ込められながら、降りてくるんです。
汚染された空気が、冷たい空気が。

要するに、ただ風が吹いたり戻ったりということではなくて、動きながら常に常に濃縮が始まっているということがこれでわかると思います。
頭のところに渦があって、降りてくる風は常に渦に巻き込まれながら汚染物質を濃縮しているというのが、この冷たい空気の流れなんかも含めて一般的に言われている現象なんです。

そういう意味では汚染が起こっているということですね。

1137

さきほど、セシウムがあっためられて気体になっているという話ですけど、
99.9%本当に捕獲されたとしたらバグフィルターは本当に素晴らしいものだと思うんですけど、

1138

一番上の「払い落とし直前」というのが100%取れるんですね。
払い落とし直前というのは、粉塵が目いっぱいついてそれ以上バグフィルターに流し続けると爆発する、破裂する状態なんです。
これは経済産業省の、一般企業が公害を出さないためにダイオキシン対策のためのバグフィルターの昨日のマニュアルみたいなものです。
そこから借用していますけど。
それでその下に「5回払い落とし直後」というのがありますね。
そしてさらに一番下には新品のバグフィルターの状態「未使用」。

これらはほとんど、新しい状態のときは30%、20%ぐらいしか粉塵を取ってくれないんです。
後は全部筒抜けなんですよ。

5回払い落としをすると、60%から、粒子の大きさによって確率は変わりますけど、多少高くなってくる。
ところが粉塵は1ミクロンとか2ミクロンというレベルですから、
当然99%なんていうのは、僕から言わせると文科省は真っ赤な嘘をついているというのがこれでわかると思います。

1139

これは日の出町のエコセメント施設から出ている放射能の、
左側が空間線量率です。
空間線量率というのは全くいい加減なものなんですけれども、
真ん中に棒みたいなものが立っているのが、エコセメント工場の煙突です。
その周りには大きい丸があって、だんだん遠くに行くにしたがって小さくなっているのは、空間線量率が低くなっている。
空間線量率でもある程度大雑把な目安はつけられますけど、
やはりそのものを測らない限りは汚染の実態がわからないですね。

右側の青い丸は表面の土壌を全部ゲルマニウムで測った、かなり正確なゲルマニウム半導体での値ですね。
やはり遠くに行くに従って汚染は低くなります。


これは丸の大きさが汚染の濃度の大きさを示しています。
ですから一番上の七国峠がありますけど、同じ地域でもここではほとんど影響がないということがありますけど、
エコセメント施設は南北に多摩川と多摩川の支流の川の両方に挟まって出てますね。
そこにはやはり川の流れに沿って空気の流れも出てます。

皆様方の一部の方は新田川を水源とした浄水の水を飲まれているかと思いますけど、もしそういう施設が出来ましたら、
空気の流れというのは一番低いところへ流れやすい。
障害物のない川のようなところ、蕨平の新田川。蕨台の上にありますけど、私たちもその現場に行きましたけど、下側には新田川がくねくねと曲がっていますけど、そこを通り抜けて浄水所の方に汚染した空気が流れて行っていくと思うんですね。

その時に川の朝夕の冷えた時には川霧というのが出て、霧という、汚染粒子が霧の核として、日の出町でもそうでしたけど、包んで、どんどん新田川の汚染自体もそういう状態で非常に問題を起こすようなことになっていくと思います。

11311

これは具体的にリネンという麻ですね。
リネンという布で大気中に実際粉塵がどのくらいあるかという調査をしたところ、
やはりエコセメント施設のところには大気中にかなりの粉塵が浮遊しているのがわかりました。

11312

4〜5km離れたところに置いた布には全く付いていない。
そういうふうなことで大気中の粉塵、具体的にはみなさん呼吸をしていますから、口の中からあるいは鼻の中から体内に呼吸によって入ってくる。
そういう危険があるわけで、日の出町でもこういう実験をした結果、こういう状態が起こっています。

11313

しかし、これは福島県の郡山市、南相馬含めて、私たちも現場を案内していただいて、同じような感じで大気中に抛社脳がどのくらいあるか?セシウムがどのくらいあるか実験して測った結果です。
11321

11322

日の出町は一番下の方に2.93ベクレルという、1kgあたりですけど、そういう値で出ていますけど、
南相馬の方はもっともっととんでもない75ベクレルとか、75ベクレルとか、42ベクレルとか、

数十倍違う高い値を出しているんですね。

いま20mSvが云々という話なんですけど、
この結果、日の出町の、一番小さい2.93ベクレルの周辺で、どんな健康被害が起こったか?というのを。

11323

これが日の出町の過去10年間、実は日の出町というのはエコセメントか技術といって、
蕨平でいう資源材料かな、そういうものを作っているのがこの青い線で区切られていますけど、
そこまでは一般的な処分場で埋め立てられて粉塵が出ていたんですね。

11324

上は日の出町の子供たち、あるいは日の出町の隣の青梅市の子供達のアレルギーの罹患率です。
そういう施設が稼働するまでは、赤いのが東京都の子供たちの罹患率ですけど、
東京都も結構車が多くて全国的には高いはずなんですけど、青梅市はいつの間にか東京都レベルをパーンと跳ね上げて、
あらゆる種類のアレルギーの病気の子供達が。
これは学校保健健康かなんかの、学校の先生が記録してくれるデータですね。からわかりました。

11325
さらにはこれは、脳血管疾患、

11326
それから、心疾患による死亡率。
日の出町と全国の死亡率の比較なんです。


11327
肺炎気管支炎での死亡率です。

ある時期までは日の出町も非常に環境のいいところでしたので、全国より低い時もありましたけど、
残念ながらある時期を境に、はるかに全国の何倍という値で死亡率が上がってしまいました。

さきほどの2.93ベクレルという、リネンの布で調べたあのレベルの場所でさえ、そういう健康被害が起こっています。
従いまして、みなさんたちの75ベクレルが一番高いところですけど、
45ベクレルのようなところであれば、当然時間が経過することによってそういう。
いままで、甲状腺癌が主に問題になってきたと思いますけど、
心疾患だとか、いわゆる生活習慣病と言われるものは、実は放射能に非常に関係している。
あるいは放射能だけではなくて、化学物質の被害などにも関係しているということは医学的にわかっています。

さきほど弁護士さんの方からタバコが云々とありましたが、
実はタバコの化学物質の健康被害というのは数エレクトロンボルトから数10エレクトロンボルトなんです。
ところがセシウムは660キロエレクトロンボルトで、キロは1000倍ですから、660という数字を考えるとおそらく数万倍のエネルギー、力を持った放射性物質の粒子が体内に入ると、体の中で、
電磁放射能とよく言われるのは、中に入ったら臓器の中を、
活性酸素などフリーラジカルという非常に暴れん坊のものをいっぱい作ってしまう。
その量が放射能においては半端ではないというのがわかると思いますけど、

11329

ここに列挙されたあらゆる病気が、フリーラジカルとか活性酸素による原因だということが、最近の医学によっても発表されたり、はっきりし始めています。

そんなようなことと、いまの待機中にある汚染の濃縮とを考え合わせると、
20mSv以下での帰還なんていうのはとんでもないことだと思っていますので、
今後も私も研究したいと思いますけど。

11331

最後に落合栄一郎さんといって、日本には普段はいないんですけど、原発による影響で、

11332

福島医大の病院で罹患している白内障、脳出血、食道がん、胃がん、大腸ガンなど様々なガンですね、
いろいろありますけど、
一番左は2010年。
原発事故前の状態から、かなり罹患率が上がっているデータ。

11333

それから福島だけではなくて、福島近くの各県でも、一番左の青いのが原発事故が起こる前を100として、どんどん上がっているというのがもう疫学的に発表されています。

従いまして20mSvという裁判が行われていますけど、実際にこういう実態が出ているということで裁判にこういう資料を運用していただければと思います。



<悪魔の第二処分場>東京たまエコセメント製造施設周辺の放射能汚染問題2012年6月梶山正三弁護士講演(文字起こし)





続きを読む