「訂正とお詫び」報道ステーション9/12(内容書き出し)&田中俊一委員長「答える必要ありますか?」9/10記者会見(文字起こし)

訂正とお詫び
2014年9月12日金曜日 報道ステーション



2014年9月10日
<2大報道番組検証>「九州電力川内原子力発電所の設置変更許可決定」
NHKニュースWach9と報道ステーション9/10それぞれの報道姿勢(番組内容書き出し)


この放送の翌日、9月11日木曜日
「朝日新聞・慰安婦問題。検証記事の波紋…吉田証言とは何だったのか」
を時間を割いて放送。

その翌日の9月12日金曜日
「川内原発避難計画了承 バス確保など課題も」のVTRが終わり、
古舘さんの辛口のコメントが聞く事が出来ると思っていたら・・・

ーーー

報道ステーション
2014年9月12日金曜日

川内原発避難計画了承 バス確保など課題も
新しい規制基準に合格した川内原発の避難計画について
ー略ー
ただ課題も多い。
地元のバス会社との調整は完了しておらず、協定締結はこれからだ。
また、10km〜30km圏にある老人ホームのお年寄りなど1万人については、
事故が起こった後に避難先を決めるとしている。

古舘:
はい、そして関連いたしまして、ここで訂正とお詫びがございます。
と言いますのはですね、おとといの水曜日の「鹿児島川内原発新規制基準適合」のニュースの中で、
我々は、二つの誤りというものがありました。

まず一つ目は、規制委員会田中委員長の記者会見の中での記者とのやり取りに関してなんですが、
火山の審査基準に関するものとしてお伝えした下りがありました。
まず、記者の質問
「ガイドを作る過程のチェック体制にいろいろ問題があったのではないですか?」
という質問に田中委員長がこう答えます。
「100%100点だと申し上げるつもりは無くて、それは速やかに直してきちんとバックフィット。
基準の更新が必要であればそういうふうにしていけばいい」
と答えたやり取りなんですが、
これは火山の審査基準に関するものではなく、
竜巻の審査基準に対するものでした。
これはもう、私ども一切の言い訳など出来ない誤りです、間違いです。

そして二つ目です。
二つ目は火山に対する質問が記者会見で相次いでいるという事を紹介したところで、
やはり誤解を招いてしまうところがありました。
こちらのちょっとフリップを見て頂きたいと思います。

FullSizeRender.jpg

我々の編集では、記者Aの質問があり、記者Bの人の質問があり、
そしてその後すぐに田中委員長の答えとしてそれらに関して、
「答える必要がありますか。なさそうだから、やめておきます。」という委員長の答え。
こういう形での編集でした。

これですと、いろいろな質問に対して、
いっさい委員長が答える気持ちが無いように取られてしまう印象だと思います。
ところが実際はと言いますと、ここに実は間がありまして、
委員長はいろいろと別の質問にも答えています。

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そして、同じような質問が重複したとのご判断の中で多分、
「いろいろ答えているので答える必要があるでしょうか?ここに関しては無さそうだからやめておきます」
と言ったんですが、これが、
結果ここを(白い部分)編集で抜いてしまっているというのが大きな間違いだということになります。
ここの部分をどういうふうにじゃあ、委員長がお答えになっているか?
そこをちょっとお聞きください。

記者:
今回川内原発の審査書に関しては大きく火山に対する予測であるとか影響に関して、非常に大きな批判がございましたけれども、
当初から予測されていたのもなのか、それとも全く想定外の批判であったのか?

田中俊一委員長;
火山についてはですね、あのーー、
今回の新しい規制の中で初めて、その火山の影響というのを取り入れた訳です。
で、それについてきちっと評価をしてって、私どもとしては川内ぃについては、
その火山の影響っていうものは運転期間中には及ばないだ、及ばないという判断をしつつ、
かつ、まぁ自然現象ですので、あのー、未確定っていうか、
あのー・・・・ぅ・・「絶対」という言い方は出来ません
ので、
で、あのぉモニタリングをしながら、あの〜その、対応についても必要なあの、
ま、安全確保の面で、きちっと、おー、心配の無いようにしようという事を、お、取り組む、事にしました。
でー、火山の事について、あのいろいろ言い出されたのは、
実は国会で私が質問を受けた後から
他のその、最初に質問された先生はもう納得して頂いたんですが、
その後からいろいろ意見が出てきたというのが正直な実感ですね。

古舘:
2件に関しまして大きな間違いを犯しました。
田中委員長をはじめまして関係者の方々、そして何よりもテレビをご覧の皆様方含めまして、
本当に心からお詫びを申し上げます。
申し訳ありませんでした。

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ーーー

この件に関して苦情があったのは、放送の当日ではなく、
その翌日朝日新聞慰安婦問題について突っ込んだ報道をしたその翌日になってから
このように番組内でかなりの時間を使って訂正とお詫びをしています。
番組に圧力がかかった事は明らかだと私は思っています。
このような事が一つ一つ続いていく事によって、
本当に書きたい事、言いたい事が発信できない世の中に確実になりつつある現実が見えてきます。
とても恐ろしい事だと思います。
小さな声でも一人一人があげて、応援していく事がとても大切だと感じています。


ーーー

では、実際の記者会見の様子はどうだったのか?
報道ステーションはそれほどひどい間違いをしているのか?
本質的には間違っていないのではないと思いますので、
会見の文字起こしをしました。

2014年9月10日 田中俊一原子力規制委員長記者会見


ロイター ハマダ:
火山についてお伺いします。
東大の藤井先生や中田先生の主張に基づけばですね、
「分からない事は分からない」というスタンスも取り得たんではないでしょうか?
あとは「判断を政治にゆだねる」とかそういう事も出来たように思えるんですけれども、
いかがでしょうか?

田中俊一委員長:
ま、そういうお考えの方いるでしょうけど、
私どもとしてはー、一応あん、判断は、一応、その、のの、いま持っている知見に基づいて行ったという事です。だから「わからない」って、藤井さんとか中田さんが言ってる「わからない」ってレベルは、
多分ハマダさんが理解している「わからない」ってこととか「予測できない」って事とは意味が違うんだと思います。

ハマダ:
いや、そんなことはないです。
中田先生に「川内原発の運用期間中にカルデラ噴火は起きるか?」と聞いたら
「無いと思う」とおっしゃっていました。
私もそう思っています、はっきり言って。
だけど、それはそれとしてですね、科学に基づいて審査書を出すのであれば、
やっぱりそこは「分からない」というふうに言って、
「そこの残余のリスクについては政治に任せる」と言う方が
かえって原子力規制に対する信頼が増すんじゃないでしょうか?
これは別に川内の例だけじゃなくて、今後の審査にも影響のしかねない話だと思うので
これだけ問題になっているという点もあるんだと思うんですけれども、
いかがでしょうか?


田中俊一委員長:
今おっしゃったようにぃ「姶良カルデラの噴火は無い」という事で私どもの判断したのは、
原子炉の運転期間中、
ま、今後約長くても「30年でしょう」ということをわたし申し上げてるんですけれども、
その間にはないてい、無いだろうという判断をしたという事なんです。
だから単に分からないってことをいっているんじゃないんです。

ハマダ:
だからその、私も別にあると思っていないので最後の質問にしますけど、
つまり、何でも原子力規制委員会に判断を丸投げされている現状があると思うんですね、政治から。
それで科学で、皆さんは科学によってたつと、言うだけおっしゃってますけど、
そうは言ったって科学で解明しきれないところの残余のリスクをどうするのか?というのは責任は政治にしかないと思うんですね。
で、そこのところが実際に科学の知見を集めて川内原発の火山の事を考えたら、
「やっぱりわからない」というところによりストレスを置かないといけないんじゃないでしょうか?
その上で、先程の中野先生のおことばは非常に個人的な意見だとは思うんですけれども、
実際に南九州に住んでいる方達は火山のリスクを感じているとは思わないんですね。
そこはある種の常識で考えた判断出会って、その通りに記載すれば委員じゃないですか?
べつに巨大噴火が事前に予測できるとかですね、
逆にむしろ現在の科学の知見をねじ曲げてこれで審査書を出すという事になると後々の審査にも響くんじゃないでしょうか?
それがいわゆる安全神話の復活になるという事はいえないんでしょうか?
以上です。


田中俊一:
答える必要がありますか?
なさそうだからやめときます。




田中委員長の記者会見の17日後
御嶽山噴火
2014年9月27日11時52分(日本時間)発生



ーーーー

報道の魂を売り渡してしまった「NHKニュースウオッチ9」に対し
出来る限りの真実を伝えようとしてくれている「報道ステーション」には
様々な圧力や生命の危険が迫っていることを最近感じる事がとても多いのです。



追記
「小さい問題とはいえない」BPO、テレ朝「報ステ」を審議入り 
川内原発の事実誤認報道で

産経新聞 10月10日(金)20時45分配信

放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会は10日、テレビ朝日系報道番組「報道ステーション」の九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県)をめぐる事実誤認報道について、審議対象にすることを決めた。川端和治委員長は「テレ朝の事後対応は迅速で的確だったが、国民の関心事について誤った報道をしたことは小さい問題とはいえない」としている。

問題となったのは9月10日の放送。原子力規制委員会の田中俊一委員長の記者会見を伝える際、発言の不適切な編集と事実誤認があった。規制委がテレ朝に訂正と謝罪を要求し、古舘伊知郎キャスターが12日の番組内で謝罪した。

川端委員長は「テレ朝は現場の分業態勢が複雑だったことを理由にしている。各局が共通して抱える問題として審議したい」と述べた。




こうして、各報道は自主規制するようになっていく・・・。


NHKニュースウオッチ9の場合
<脅し>大越「再生可能エネルギーの普及には私たち消費者も一定の覚悟が必要」
10/8NHKニュースウオッチ9(内容書き出し)



報道ステーションの場合
「報道ステーション」岩路ディレクターが突然死亡
〜甲状腺と被爆の関係や手抜き除染などの番組制作〜


<メッセージテロップ>
「原発事故関連のニュースをきょうも放送できませんでした 時間がなくなったからです。」
8/5報道ステーション


<庭に埋められた除染ゴミ>
「放射線量がどうのこうのとか、土壌汚染がどうのこうのとか考えていませんよ」
8/13報道ステーション(内容書き出し)岩路ディレクター出演番組



テーマ : 報道・マスコミ
ジャンル : 政治・経済

<脅し?>大越「再生可能エネルギーの普及には私たち消費者も一定の覚悟が必要」10/8NHKニュースウオッチ9(内容書き出し)

NHKニュースウオッチ9
2014年10月8日放送

再生可能エネルギーを使うには覚悟がいると脅すNHK 投稿者 suisinjya


再生可能エネルギー 急増で広がる混乱
30:26〜
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経済産業省 新エネルギー対策課
松山泰浩課長

我々が当初想定していた想像以上の動きになっているという事が一つ言えると思います。
送電網の整備、蓄電池の配備、技術開発、
ま、いろんな事のコスト削減もしていかなければなりません。
あらゆる政策を総動員して政府としては取り組みを加速していきたいと、そういう風に思っています。


澤畑剛:
原発事故の後国が力を入れてきた再生可能エネルギーの普及。
想定を超える事業者の参入で難しい局面に立たされています。

再生可能エネルギー 普及に私たちの負担も

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大越:
再生可能エネルギーを普及させるための今の仕組みというのは、
実は私たち自身の負担も関わっているんです。


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井上:
こちら、皆さんのご家庭の電気料金の領収書です。
注目して頂きたいのは、「再エネ賦課金等」と書かれた部分です。
毎月225円とあります。
電力会社が買い取った再生可能エネルギーの電力は、
このように電力料金に上乗せされる形で消費者が負担しているんです。



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普及が進めば進むほど私たちの負担も増えていきます!


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大越:はい!
この225円というのは今の平均的な数字なんですけれども、
このエネルギーシギン、資源をですね、にっぽんは多くを輸入に頼っています。
ですから、再生可能エネルギーの普及をぜひとも進めたいものなんですが、
私たち消費者の側にも一定の覚悟が必要な課題でもあります!



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ーーー

これを見たとき、私は背筋が寒くなりました。
電気料金に上乗せされているのは事実かもしれませんが、
そういうシステム自体がおかしいのではないか?という疑問を投げかける事も無く、
ただ、消費者である私たちが、再生可能エネルギーの電気が使いたいのならば、
「覚悟が必要だ」
「だから原発の再稼働は必要でしょ?」と、
大越健介さんと井上あさひさんに脅されているような感じがしてしまって、
テレビを消して布団をかぶって寝ました。



<再生可能エネルギー買い取り中断>
「火力を下げて、送電の容量を調整すればいいだけの話じゃないの?」
10/3大竹まことゴールデンラジオ(文字起こし)

「またかよ電力会社の脅し文句」


<再生可能エネルギー>九州電力「もう受け入れません」5/26大竹まことゴールデンラジオ

<九電・賠償・除染・他>
金子勝「だから世の中を妨害しているのは電力会社だよ、もうはっきりしてるよ」
9/26大竹まことのゴールデンラジオ(文字起こし)


<東北電力>海輪誠社長「東北電力も再生可能エネルギーの電力買い取り中断します!」




テーマ : 環境・資源・エネルギー
ジャンル : 政治・経済

<再生可能エネルギー買い取り中断>「火力を下げて、送電の容量を調整すればいいだけの話じゃないの?」10/3大竹まことゴールデンラジオ(文字起こし)


2014年10月3日金曜日

大竹まこと 室井佑月 太田英明アナウンサー

太田:
今日はスポニチの吉永みち子さんの
「言わぬ損より言った損」というコラムをご紹介したいと思うんですけれども、
九州電力が再生可能エネルギーの買い取りを中断した件を取り上げているんですけれども、
その理由が「太陽光発電が急激に増えたので、供給力が需要を大幅に上回りそうだ」からだと。
で、春、秋ではピーク時間帯の需要を上回ってしまって、
そうなると自動的に発電が止まっちゃって送電線の容量を超える恐れがあるから、
「安定供給できない」とこういう理由で止めて申請を拒否しているんですけれども、
吉永みち子さん曰く「また出たな」と。
「電力会社の国民を脅す常套句」と、
それから「安定供給できなくなるぞ」「電気料金を値上げするぞ」と、
「この二本柱がまた出た」
というふうにおっしゃっているんですね。

で、再生可能エネルギーに転換していくには様々な課題がある事は鼻から分かっていた筈なのに、
たとえばドイツなどの試行錯誤を教訓としながら乗り越えていく道を真剣に考えて取り組んでいく様子も全く見られない。
「送電網も蓄電池も費用がかかる」と電力会社は言っているけれども、
「原発再稼働にかけるお金をそっちに回せばいいじゃないか」と。
需要を上回るありがたい電力は蓄電と送電網の整備とセットでなければ無駄になっちゃう事位は、
「素人だってわかるでしょ」と。

再生エネルギーの可能性は、原発を推進している電力会社に、どうやら今も握られていると。
国の方も口では「再生可能エネルギーを促進する」と言っているけれども、
この程度の事を想定できずに問題が起きてから「検討しましょう」というのは、
ま、最初からやる気が無かったからという事の証明なんじゃないの?と言うふうにおっしゃっています。


室井:
やっぱし、なんか、エネルギーの転化をしたくないんだよ。
やりたくないんだよ。
再生可能エネルギーに、

大竹:
でも、こんなことをして、再生可能エネルギーの買い取りを今中断しようとしている訳だよね。
で、いま電気料金って前から比べて、

室井:高いよ。

大竹:2割位上がってるんだってね。

室井:ちょっとずつ上がってたの知ってる?

大竹:ああ。

室井:ずーっと。

大竹:
それで、前に比べて2割高くなっている訳だよ。
で、輸入の関係でガソリンも上がってるけれども、小麦も上がっているけど、
電気料金も2割も上がっている訳だよ。
で、この再生可能エネルギーの容量を、電力会社が、これ以上の容量ができないと。
「容量オーバーだから買い取りを制限する」って今言ってるんだよね?
だったら、今火力でやっている訳でしょ?
火力は結構輸入してやっている訳だよね。

火力を下げて、送電の容量を調整すればいいだけの話じゃないの?
違うの?

室井:
そう思う。
そう思うし、あと私はやっぱり、みんな忘れてないと思うけどさ、
震災後にだよ、「このままだと停電するかも」って、あんなに凄く不安感を煽った、
なんていうかな・・・PRをしていたじゃん。

大竹:節電をしましたね、みんなで。

室井:あれはどうだったわけ?

大竹:
「夏に電力が足りなくなる」とかね、いろんなことを言って、
何かこう、余っている。
しかももっとどんどん進めていけば、いま蓄電する。
「電気は蓄電できない」っていう事で問題が多かったんだけど、
蓄電する、要するにバッテリーだよね。
蓄電できる。
だから、蓄電というのは自動車で見てて分かるようにバッテリーがやるわけだよ。
バッテリーはここに電気を溜めているからスイッチを入れると電気がつく訳でしょ。
ね、しかも走っていると充電する訳だよ。
しかも、新しい電気自動車だとか、それから燃費が安くなる奴は上手く接続できるようになっている訳だよ。
で、携帯がどんどん小さくなってきたのも、
あれは蓄電の能力が、電池が小さくなったから、

室井:あ、そうなんだ。

大竹:
そうそうそう。
電池がでかい、だから電気を溜めておける容量が必要だったから重かったんで、
もうどんどん軽くなってきたのは、蓄電能力が高まっているという事なのよ、意味合い的には。

室井:
それをなんでだろうね、
徐々に原発のエネルギーを減らしていって、再生可能エネルギーを増やすっていうんだったら、
そっちの方に目標を置かないといつになったら、

大竹:
いやでも、今日の小渕さんも「そっちに目標を置いている」って言ってるんだよ。
置いてるって言ってるんだよ。

室井:
だってあれだよ。
政治家だって選挙の時はみんなそう言ってたじゃない、原発推進の人だって。

大竹:
そうそう、エネルギーを減らしてって言っているのに、
言ってるのにやってる事は違うんだよ。

室井:うーん、おかしい・・・。

大竹:
それで吉永さんが、「またかよ電力会社の脅し文句」っていう見出しがついているんだけど、

太田:
さっき室井さんがおっしゃっていたように
「原発を動かさないと電力が足りなくなって停電しちゃうよ」ってずーーっと言われ続けて、
結局この夏は原発が一基も稼働しなくても全く問題なく乗り切れた訳なので、
電力会社がこういう風に言っているからっていうのは鵜呑みに出来ないよというのは、
たぶん吉永さんのコラムの本質なんじゃないかなというふうに思うんですけどね、


室井:でもうちら位でも分かるんだからさぁ

大竹:
分かってるよな。
俺たち位の頭で分かるんだから、

室井:
だけど、なんでだよ、
電気が足りないとか言ったのだってさ、
ひょっとしたら専門家に聞けば分かったかもしれないのに、
なんでマスコミが一斉にさ、
一方的な見方の報道しかしないのか不思議だよね。

大竹:
そうだよね、そこも不思議だよね。
それともう一つ、この容量の問題だけど、
容量がどうなのかこうなのか、っていうのまで言ってくれないと、
ね、どれだけ容量オーバーしているのか?わかんないし、
ねぇ、「送電網延ばすのに金がかかる」とかいろんなことを言うんだろうけれども、
延ばせばいいじゃない、だってなぁ。

室井:
「お前ら理系じゃないからわかんないだろ」みたいな感じが嫌だよ、私は(笑)

大竹:
だってあれね、大本は
「民間でやって下さい」と、「電気買い取りますから」って言って、
民間は「あ、そうですか」と、それで始めた訳だよ。
みんな投資して、ね、太陽光発電だとかに投資して「買い取ってくれるんだ」と、
そしたら「ちょっと容量がオーバーするんで中断します」って
言われたら、
もう、民間でこれに、新しいベンチャーとか参加しようとして、

室井:そうよ、国のためになるだろうと思ってただろうしね。

大竹:資本を集めた人たちはどうすりゃいいんだよ、ね。

太田:一番大事な”3本目の矢”ですよね。

大竹:これが”3本目の矢”だろ?だって。






<再生可能エネルギー>九州電力「もう受け入れません」5/26大竹まことゴールデンラジオ

<九電・賠償・除染・他>
金子勝「だから世の中を妨害しているのは電力会社だよ、もうはっきりしてるよ」
9/26大竹まことのゴールデンラジオ(文字起こし)


<東北電力>海輪誠社長「東北電力も再生可能エネルギーの電力買い取り中断します!」


テーマ : 環境・資源・エネルギー
ジャンル : 政治・経済

第二部「祖父江さんの論理ばかり」環境省が書いた偏った論点整理9/23フクロウ・FoEチャンネル(文字起こし)「事務局としてのまとめがこうして出ているというのは問題です」

ここまでの流れはこちら↓
第一部「第11回東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う 住民の健康管理のあり方に関する専門家会議」
9/22フクロウ・FoEチャンネル満田さんの解説入り(文字起こし)


FFTV特集101 福島県外の健診めぐり迷走する環境省専門家会合
フクロウ・FoEチャンネル
ゲスト:瀬川嘉之さん(高木学校)


環境省
東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う住民の健康管理のあり方に関する専門家会議


fftv.png

文字起こし部分のYoutube フクロウ・FoEチャンネル→http://youtu.be/w9zmgFeOHWA?t=29m35s



満田:
そして今日はゲストに高木学校の瀬川嘉之さんに来て頂いています。
どうでしょうか?このやり取りを見てぜひコメントを。

瀬川:あんまりコメントするまでもなく、今のを見れば大体分かるという感じだとおもいましたけど。

満田:本間さんのあの話はどう思われましたか?

瀬川:
あの、わたしはちょっと本間さんって知っているんですよ。
だからちょっと、「こういう発言をしてくれるんじゃないかな」と期待していたところもあったので、
大体期待に近い発言をしてくれたなって、

満田:
前半の線量評価のときは、やけにね、あのこうなんて言うか頑固一徹と言いますか、
「県外は低いんだから」みたいな事をおっしゃっていた記憶があるんですけど。

瀬川:
そうなんです。
最初の2回目か3回目にそんなことを言って、
それでそれが事務局のとりまとめの中に入ってしまって、
「それは私の言っている事と違う」みたいにわざわざ訂正を求めて、訂正された。
彼はこのメンバー、委員のメンバーの中では、比較的線量評価の専門家に近いというか、
本当の線量評価の専門家って、全然いないんですよ、この中に。
だから、本間氏が一番近いんですよ。
そうすると、線量が判断基準にされると、「結果的には僕のせいにされる」って。
多分ね、そういう意識がね。
というか、実際にそうなる可能性がある訳ですよ。
なので、ちょっとそこの警戒がその頃からあったんですが、
この11回目にして、ちょっとね、踏み込んだ発言になったかなっていう印象ではある。

満田:後、最後の祖父江さんの発言はどう思われましたか?

瀬川:さっき満田さんは彼が言外に言っていないところを付け加えたんですね。

満田:失礼しました。

瀬川:
いや、失礼じゃないんですけれども、
でも、普通はそう取りますよね。
だから、県外ではあんまりやると、やらないほうがいいという、そうは言ってはいないんですよね。

満田:彼は何を言いたいんでしょうか?

瀬川:
だから、そう言いたいんでしょうね。
そう言いたいんだけど言わないと。
すべからくね、この委員会はそういう発言、ま、長瀧座長自身がそうですけど、
そういうのが多い事は多いです。

満田:日本人ですね、結論は言わず匂わせて終わろうみたいな。

瀬川:
祖父江氏の発言を逆に取ればですね、
100人以上出てるんですね、福島で。
しかも今転移していると。
子供は比較的転移しやすいというのはあるけれども、
それで「手術の必要があるんだという事でやってます」とハッキリ鈴木眞一さんが言っている。
そういう状況な訳ですよね。
逆に取れば、同じ事が県外でもあり得ている。
そしたら「県外では放っておいたら手遅れになるということはないんですか?」という、
むしろそっちの方が心配にならないんですか?
と委員に、
まさに専門家として、という疑問とかですね起きる訳です。

祖父江氏はそうは言ってないよね、
祖父江氏の言い方からすればそうじゃない事だけれども、
それはいわゆるスクリーニング効果みたいな話だって、
非常にあやふやな曖昧なはっきりとした根拠の無い話ですから、
むしろ現実に福島で起きている事をむしろ見る方がまず大事だと思う。


満田:
今回は清水委員が欠席だったんですね。清水一雄さん。
清水一雄さんは甲状腺評価部会、福島の甲状腺評価部会の副会長でしたっけ、

瀬川:
だから、まさにそこがね、議論の焦点になっている訳ですから、
清水氏がいたらどういう発言をしたかな?っていう、

満田:
そうですね、
前回は「いや、過剰診療っていう事は無い」って、言っていましたよね。
これは手術すべくしてどうしても必要な手術をしたって。

瀬川:隈病院の先生も、宮内さんですか。

<甲状腺がん>宮内昭隈病院長
「ただしですね、小児の観察データは全くありません。 われわれもそういう経験はありません」
8/6第9回 健康管理のあり方に関する専門家会議(文字起こし)



満田:
結局はそこにかえっていきますよね。
現在の福島県県民健康管理調査で見つかった100人以上の癌の子供達の
それを、どういうふうに見るか?っていうことに帰っていくのかもしれないなと思いました。

瀬川:
後もう一つは、
甲状腺っていうとヨウ素の被曝ね、ヨウ素の放射能の被曝による甲状腺検査って、ま、大きな問題と、
あと「検診」って、さっき満田さんがわざわざ言ってましたけど、
もう一つ、健康診断の略としての「健診」っていうのもあると思うんですよ。
わりと学校なんかで一般的に受けるかなぁっと。
今回前半で保険師の方が外部専門家としてヒアリングを受けていましたけれども、
そういう健康診断みたいなものをどう捉えるのか?という、
そういう、いわゆる特定の疾患を見つける「検診」と、
健康診断の略としての「健診」。
後者の方が結構大事じゃないかなと。
で、その両者の仕分けがあんまりされないまま今回の議論はされてきたところがあるので、
次回以降そこをしてくれるのかな?

それはですね、
放射線の身体影響っていうのは、このヨウ素甲状腺というのは比較的はっきりしていますけど、
それ以外の疾患というのは、よく、癌の次に固形癌だとか乳がんだとか言われるんですけれども、
それ以外に心配症状としてはいろいろなものがあり得る訳ですよ。
免疫機能の低下というのはいろいろな症状として現れる。
特に子供ですよね。
そうすると、場合によってどういう症状として現れるのか、あんまりはっきりしない。
それはチェルノブイリでもう子供達に見えていることでもあるんです。
そういうものをきちんと把握して対処していくといった事を考えた時に
「何が出てくるか分からないものを見る」という健診ですよね。
そういうものをしっかりやるような話に次回以降いってくれるかどうか?というところも、ま、あります。


満田:
そうですね。
そこが凄く重要で、実はこの会ではですね、ちょっとパワポにはできなかったんですが、
こういうですね、論点ペーパーみたいな、論点整理,

21
http://www.env.go.jp/chemi/rhm/conf/conf01-11/mat02.pdf

論点整理が好きなんですね。
論点整理のペーパーが出ています。
で、論点として、論点1はパワポに書いたんですが、

22

「事故による放射線の健康への影響が見込まれる疾患について」というタイトルで、
甲状腺がんについて、ま、その他の固形がんおよび白血病リスクについて、
その他の疾病のリスクについて、っていうような仕分け。
これはタイトルだけでみると、なんとなくまともそうなんですね。
ただ、これは非常に問題があるペーパーじゃないかと思っていまして、
そもそも出典がはっきりしていないんですが、
UNSCEARの2013年報告書の記載と、
WHOの2013年の評価報告書の記載と、
後は委員会で出た委員達の意見というのを箇条書きにしてますね。
でもそれが非常に恣意的で、つまみ食い的で、
都合のいいところしかつまみ食っていないみたいな、

たとえば、私が気がついたのは
WHOの健康リスク評価報告書って、ま、いろんな見方があるんですが、
この中で特に、新聞なんかで報じられていたのは、
「放射線量の高い地域の白血病とか乳がんとか甲状腺がんのリスクが何割高まる」的なね、
「生涯において何割高まる」というような評価がなされていたんですが、
そこについては、バッサリ無視!みたいな、
っていうか、環境省が、政府が出す文書というのは全てWHOの何かを引用しているんですが、
「そこは絶対引用しない」みたいな、
その他のところを引用するみたいな不思議な引用の仕方をしているんですね。
で、ちょっとわたしこれ全部見ていないんですが、瀬川さんこれご覧になりましたか?
今日の傍聴会で配られた資料で、
http://www.env.go.jp/chemi/rhm/conf/conf01-11/mat02.pdf
↑これちょっと何かお気づきの点、今現在で気づいた点を何か指摘して頂けますか?


瀬川:
全体的ですか?
そうですね、委員会、会議の中では
論点4が健康不安がある訳ですね。

【論点4】 健康不安について

1.健康不安への対応のあり方
○ 日常生活が壊れることも不安に繋がるので、不安は、広く大きい問題。
○ 例えば、回答しなかった方にランダムにインタビューする等の調査を行えば、こころの健
 康度・生活習慣に関する調査において、回答しない方の中に回答できないほど元気がな
 くなっている方がいないかどうか把握できるのではないか。
○ 被ばくによる健康不安を感じている住民への対応は、線量に応じて考える必要がある。
○ チェルノブイリでは健康診断を続けるだけでは健康不安はなくならなかった。
○ JCO事故後、住民にがん検診などの健康管理を行っているが、事故の影響でがんになる
 と信じている住民もいる。なぜその医療サービスがあるのか正しく伝える必要がある。
○ 検診をして安心したいという住民の希望には応えるべき。偽陽性が多くなってしまうのは、
 偽陰性を少なくするためにはやむを得ない部分があるが、住民の希望に応えて検診を行う
 ことで安心につながる。
○ 福島県内外を含め不安の払拭のために検診と補償を行うべき。
○ 甲状腺超音波検査は、約 50%の人に所見が出るため、その結果に不安を感じ、次の検査
 を求めることになる。検査のあり方について、サポート体制を含めた議論が必要。

2.リスクコミュニケーションの改善の方向性
○ リスクリテラシーをどう醸成していくのかということを総合的に考えていく必要性がある。
○ 住民の不安の要因のひとつは、どれくらい被ばくしているのか状況がわからないこと。ま
 ず個々の住民の方に放射線被ばくの状況を理解いただくため、個人線量計を使い、自分
 で測ってみることを提案している。現状を把握すれば、リスクについて自分の物差しを持っ
 て判断できるため、被ばく線量からリスクが想像できる。

3.その他
○ 避難による生活環境・社会環境の変化に伴う精神的問題も含めた対応の議論が必要。



で、この健康不安をどこに位置づけるのか?という話が会議では、ま、主にはなっていて、
だけどそれは「どこまで本質的かな?」っていうところがあるので、


満田:
そうですね、昨日開かれた会合の「議題1」というのが、
「健康不安対策」なんです。
そこに引きずられた感というのはあって、
多分どういう風な意図で、なんで健康対策について論じる前に健康不安対策について論じるんだろう?
という気はしたんです。
あと、多分、何と言うかわかりませんが、
「健康不安であっても、これは原発事故による健康影響の一つなんだ」というのが
石川委員とか春日委員の論調のように聞こえるんです。
そんな感じがしました。

瀬川:
そうですね。
「健康不安」と言ってしまうと、何による健康不安なのか?と。
逆に今言われるのは、避難によって家族がバラバラになることによる健康不安とかいうのまで、
ただ「健康不安」と言って話に含まれる。
そういう話が前半であったりする訳ですからね。
だけどそれに対して「放射線による健康影響に対する不安」なのかどっちなのか、というところで、
「放射線に対する」というところはハッキリ分けた方がいいんじゃないかという趣旨だとは思いますね、
その、石川さんや春日さんの。
そこもま、大事、大事は大事なんですけど、
このね、「心の健康」
県民調査でも1項目になっていますよね、
で、今回は川上という東大の、ま、そっちの心方の専門家と言われる人が、
アンケート調査をしたのとかをやっているんですけど、
なんかその人の話もですね、専門家らしい感じがしないという、
心とかストレスというのは、それくらい専門家の中でもハッキリしていない部分が大きいと。
特に今、川上氏というのは「放射線ストレス」という、
この事故に伴って作った、自分たちで新しい概念を作って、
それに基づくアンケート項目みたいなのを作ったりしているんですよ。
「放射線ストレス」って何?っていうところで、
私も最近ストレスについて勉強したんですけど、
ストレスって言った時に、
よく使いますよね、「ストレスがたまる」とか「ストレス発散」とか言うけど、
そのときのストレスっていうのは、まずね、ストレスを受けるってあるのね。
そのストレスの要因の方とそれに対するストレス反応というのがあるんですよ。
そこは分けた方がいいというのがまず。
そこがゴチャゴチャっていうのがチョットした専門的な目で見るとあるんですね。
で、既に専門家であるはずの川上氏の「放射線ストレス概念」なるものが、
放射線という原因の方と、反応の方と、ゴチャゴチャにしたような概念にしちゃっているというところで、
「あれ、この人大丈夫かな?」と思った位なところがあるのね。

※川上憲人 東京大学大学院医学系研究科・教授(健康不安に関する研究報告)
資料:福島県における放射線健康不安の実態把握と効果的な対策手法の開発に関する研究
研究成果の紹介



ーー:
彼らはなんかストレスを感じているけれどもそのストレスを取り除けば何でも無くなるかのようだけど、
そのストレスを感じるのは元々放射線という実害があるからストレスを感じる訳で、
何というか、それをごっちゃにしている・・

満田:
ストレスの話は止めましょうか。
ちょっと訳が分からないんです。
「過度の不安」だとかね、「過度じゃない不安は何だ」とかね、
なんか「不安を抱く方が悪い」みたいなね、

ーー:あ、そうそう

満田:
そういう感じがして私は、普通になんとなく疑問だったんですが、
ただ、それはちょっと止めましょう。
なんか、心学論争みたいになりがちなんで。

で、私が気になったのは、この論点1の
甲状腺がんについての論点整理もどうなんだろう?
UNSCEARから始まっているんですよね。
UNSCEARを前提として、要は
「チェルノブイリ原発事故後の住民の甲状腺被曝線量と比べて、福島県での被曝線量はかなり低く、チェルノブイリ原発事故後より甲状腺がんが大幅に増加するとは予想されない」
というところから始まっているんです。
「甲状腺がんの増加は、仮に過大に推計された線量であっても、全体では疫学的に識別できるか、ぎりぎりのところ」
こんな発言ありました?

瀬川:いや、ない。ここは読み上げるっていうか、環境省が。

満田:
というより、読んでいたから、委員から出た発言をピックアップしているんじゃないんですかね、
この○は。
だから、こんな事委員が発言したかな?と思って。

ーー:それはでも論点整理だから、それに基づいて今後の会議が進められるのに、
そんなにいきなり役人が書いたものを、

瀬川:
これはUNSCEARが「上限の被ばくを受けた人間が相当数いた」と言ったとすると、
「甲状腺がんが増加する可能性がある」って言ってますよね。



http://www.env.go.jp/chemi/rhm/conf/conf01-11/mat02.pdf

◎: UNSCEAR2013 報告書の記載内容
●: WHO 健康リスク評価報告書 2013 の記載内容

【論点1】 事故による放射線の健康への影響が見込まれる疾患について

1.甲状腺がんについて
(1)想定されるリスクの大きさ
◎ 甲状腺がんについて、ほとんどの線量推計値は、疫学的に被ばくによる甲状腺がんの発生率の上昇が認められる水準ではなかった。仮に推定値の上限の被ばくを受けた人間が相当数いたとすると、甲状腺がんの発生率が増加する可能性がある。しかしながら、チェルノブイリ事故後の住民の甲状腺被ばく線量と比べ、福島県での被ばく線量はかなり低く、チェルノブイリ事故後のように甲状腺がんが大幅に増加するとは予想されない。
○ UNSCEAR 報告書では、リスクの高まる疾患とそうでない疾患の区別ができている。
○ UNSCEAR 報告書での健康リスクの見解は、WHO 報告書の見解と大きくは変わらない。
○ UNSCEAR による健康リスクの評価には同意する。
甲状腺がんの増加は、仮に過大に推計された線量であっても、全体では疫学的に識別できるか、ぎりぎりのところ。
○ 甲状腺がんの増加は、自然発症のリスクと比べて追加被ばくによるリスクが小さければ検出できない。
○ 甲状腺がんが増加するか否かはこれから検証していくものではないか。
○ 線量推計に不確実性があるなら、健康影響が予想されないとは言えないのではないか。



満田:
ただね、この◎はUNSCEARなんです。
○は例が書いていないから、出典がよくわからないんですね。
それで、委員がこんな不用意なことを言うかな?という気がちょっとしたんですよね。
だから事務局が、だってこれUNSCEARの報告書じゃないふうに書いてありますよ。
その上の○、「UNSCEAR報告書では区別できている」とか書いてありますよ。
全体的に気がついたところを読み上げると、
なんか、今までの政府見解の繰り返しなんです。
たとえば、
「白血病、乳がん、固形癌については増加が観察されるとは予想されない」
「被曝線量が少なければ、癌の罹患リスクは証明できないほど小さくなる」
「そうなると現実的には他の様々な要因にばらつきがあるため、対象人数を増やしても統計的には検出できない」
「日本人の50%は生涯に一度は癌に罹患し、30%は癌で死亡する」
「個々の事例については放射線の影響で癌になったかどうかという議論は科学として決着がつかない」
とかなんとか。
非常にですね、これを事務局がまとめたとすれば大胆不敵だし、
委員が発言したというならばその委員の名前を記すべきだと思いました。

瀬川:で、同じような話を言い方を変えて繰り返しているだけ

満田:サブリミナル効果を狙っているんでしょうか?

ーー:こんなのに基づいて会議が進められたらとんでもない方に行ってしまいますよね。

満田:
そう。だから本当に委員名をね、
委員の発言をまとめたとすれば委員の名前を記すべきだし、
UNSCEARやWHOから引っ張ったにしろ、
どういう選定基準で引っ張ったのかを明らかにして欲しいですね。

瀬川:
ほとんどUNSCEARとWHOしかなくて、それに対する見解みたいな事で書いているんだけれども、
その見解が誰のどういう発言なのかが分からないと。

満田:
さっぱり分からないですね。
非常に怪しげな文章を出してきたなと。

瀬川:
その後の「福島県における対応」も似たような話で、
「むやみに健診項目を増やすべきではない」という事を繰り返してます。
その辺も委員の回答とは思えないです。


【論点2】 福島県における対応の方向性

1.県民健康調査「健康診査」(がん検診を含む)について

(1)検査内容
○ 一般的な健康診断は、高血圧や脂質異常等のリスク要因を見つけるのに活用する。がん検診は「病気を見つける」検査であり、特に利益・不利益バランスをよく考える必要がある。
○ 福島で始めた健康調査のうち、甲状腺検査、血液検査(血算)について、繰り返し検査することの不利益を良く考えて、個人の意思を尊重し、任意で行うことが望ましい。
○ 労働者健診や特定健診に、尿検査(尿蛋白・尿潜血)や血算も追加して充実すべき。
○ 健康診断は、必ずしも健診項目を多くすれば良いわけではない。健診項目を増やすことで不安を増長させるおそれもあり、むやみに項目を増やすべきではない。



満田:
あと、コントロールの取り方についても「えぇぇ?」みたいな感じがしたんですよね。
つまり、対照群の取り方は他県とかに対照群を取ると倫理的な問題が発生するので、
福島原発事故後に生まれた子供達を対照群にして、
「その子供達と比較するのがベストの対照群の取り方だ」っていう事が書いてあるんですよ。
それは、そうかもしれないんですが、
それはどこから出てきて、


【論点1】 事故による放射線の健康への影響が見込まれる疾患について
1.甲状腺がんについて
(2)地域での疾病頻度のモニタリング等


○ 福島県外での大規模な対照群の検査実施は、倫理的問題の慎重な議論が必要。
○ 対照群として福島県で事故後に生まれた子どもを調査するのが科学的に最も望ましい



瀬川:県の方の甲状腺評価部会ではそれに類似した話もありましたけれども、

満田:でね、例えば3ページ目なんですが、
論点2の「県民健康調査「甲状腺検査」について 」というところで、

論点2 県民健康調査「甲状腺検査」について

○30 万人受診して約 100 人がんが見つかっていることについて検討すべき。放置しても本人の害に至らない可能性があるものもある。個人のどれがそうかは特定できないが、不利益が多数あったことを認識した上で、それに見合った利益があったのか議論し、適切な判断をする必要がある。


これはだって、前回に、
これは祖父江さんの発言を清水一雄さんが非常にソフトに、
「いやそんな事はありません、全て非常に危険な転移とか、浸潤とか声が出なくなるとか、
そういう状況のもとに判断して手術したんです」という事は明確に言ったし、
それは鈴木眞一さんなんかも何回も発言している事なんです。

で、そういうのを書かずに、利益不利益バランスばっかりを出して、
「過剰診断説」、祖父江さんの論理ばっかり書いている。という気がしたんですね。
これがなんか、傍聴していた人誰もが気がつくアンバランスというか、
ちょっとひどいまとめだなっていう気がしました。

ーー:だって、普通にね、
病気にならないために、あるいは治すために診断して治療をするのに
その場合に「もしかして不利益があるかもしれないよ」って、
そんな小さかったり例外的な事を強調して検査しないとか治療しないとかって、
そんななんか、世間から見たらアンバランスな事をね。

満田:
そうなんです。
一般論として「過剰診断」とかというのはあるわけなんですが、
それを石川さんが言うように、事故後の今の状況に当てはめたり、
あるいは、現に当事者のね、県立医大の責任のある鈴木教授が自分を守る部分もあるかもしれないが、
「これは必要な手術だ」ということを、
もう何例中何例はこういうもので、何例はこういうもので、っていうことを言っているんですね。
公の場でも。


<過剰診断過剰治療>
「取らなくてもいいものを、子どもだから心配させて取っているという事ではございません」
6/10甲状腺評価部会(文字起こし)


<リンパ節転移>鈴木眞一
「 病理組織学的に取ったものからみると、少なくても50% 多い施設では70%以上見つかります」
6/10甲状腺評価部会(文字起こし)


<福島で手術した症例>
7割以上→1cm以上・リンパ節転移・遠隔転移 3割程度→反回神経に近い・気管に接している等
全て高リスクの癌8/6第9回 健康管理のあり方に関する専門家会議(文字起こし)


もちろんその症例に関してはきちんとしたデータを出して下さいと、
清水一雄分会会長はね、言っているんです。
それがまだ出されていないと思うので、第三者的に言える状況ではないものの、
鈴木教授は繰り返し言っているし、清水分会会長もそういうふうに反論しているのに、
なんで過剰診断説ばかりを書いているのかな?という、


ーー:前回の時点で「過剰診断説」はもう「当てはまりませんよ」って却下されたに等しい状態な訳なのに、

満田:
却下されたというのを祖父江さんが言い張っているので、
祖父江VS清水、
もうちょっといるかもしれませんが、そういう議論がある。
祖父江さんは、なんでそういう反論をふまえても、なぜ過剰診断を言い張るのか?っていう根拠を示してないんですよ。
ま、彼の「だって僕、何もデータ無いもん」って、
一時データが無いのは確かなのでそうかもしれませんが、
だから福島県立医大はきちんとね、もちろんプライバシーはあるんだけれども、
情報開示というのはやらなくちゃいけないかなとは思う。


瀬川:この人、一般論を言っているだけですよね。

満田:そうですよね。

瀬川:
一般論も、さっき言ったようにずれた一般論ですよ。
検診と健診をごっちゃにしたようなね。

ーー:結局そういう曖昧な形で嫌な方向へ結論を持っていかれるというのが凄く嫌ですよね。

瀬川:
だから確かにこの論点整理は、
この間の会議そのものの中では全く議論がない訳ですよ。
ただ「健康不安の扱いをどうするか?」というところだけがなっただけで、
むしろ県外の話が主体でしたから、
で、確かにこれだけの事務局としてのまとめがね、こうして出てきちゃっているというのは問題ですよね。
しかもあんまり大して議論もされていないのに。

満田:
で、さらに言えば、環境省・厚労省交渉を9月11日にやりまして、
その時にかなり気合いを入れてですね、
チェルノブイリ被害調査救援女性ネットワークの吉田由布子(よしだ ゆうこ)さんが、
瀬川さんが作った図なんかも引用しながら、
実はUNSCEAR報告書でも、
決して福島とチェルノブイリを比較した時に被曝量が福島の方が低いという訳ではないですよ。
と、プレゼンをしたんですね。
ですから「ここの部分については訂正して下さい」と、
その他訂正箇所をいっぱい、ダイレクトにこれを言ったんじゃないんですが、
環境省のとりまとめの資料をさして、
「これは違うでしょ」「これは違うでしょ」と。
さっき私が言ったWHOの報告書なんかもこう言っているのに何故引用しないんですか?っていう事を
かなり具体的に言ったんですが、そこら辺は全部スルー。
そんな感じなんですね。
で、この環境省・厚労省交渉についてはもう紹介しないつもりではあるんですが、
1点だけ、このときのポイントになったのは、
我々は「厚労省も責任を持つべきだ」と「なんで厚労省はやらないの?」っていうのが、
この時の一番のポイントでした。
また、そこら辺については次回やりましょう。
ざっとだけ言うと、環境省曰く
環境基本法上、要は公害。
汚染物質があって、それに対する人々の健康被害というか、
人々が被害を受けたのは環境省の諸省であると。
ただ、311前は「放射性物質を除く」というような一文があったそうなんですね。
それが311後、原子力規制委員会設置法によってそこが削除されたと。
つまり環境省は放射性物質が原因の健康被害についても責任を持つ事になった、
というのが環境相の説明で、
で、厚労省はそこについては何も言わなかったんですが、
ただわれわれが「こうこうこういうのがあるから厚労省もかむべきだ」と言ったら、
厚労省として検診、特に癌検診については、
がん検診によるメリットデメリットも、デメリットがメリットを上回るエビデンス、
及び、がん検診によって死亡率が減るという事が確認されない限り、
厚労省としては動き出せません。
で、厚労省としてはそこら辺について注意深く見守っていき、
厚労省がやるかどうかについても検討するまでいっていない。
「検討するかどうか注意深く見守っています」というような、そういうような答えだったんですね。
ま、これについてはさらにさら問いをして、省庁を横断的に取り組みをしていきたいと思っています。




続きを読む

第一部「第11回東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う 住民の健康管理のあり方に関する専門家会議」のポイント9/22フクロウ・FoEチャンネル満田さんの解説入り(文字起こし)

FFTV特集101 福島県外の健診めぐり迷走する環境省専門家会合

フクロウ・FoEチャンネル


第11回東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う
住民の健康管理のあり方に関する専門家会議

ourplanet-tv. 2014年9月22日はこちら→http://youtu.be/usa9G-XXPa4

<登場人物>
長瀧 重信 国立大学法人長崎大学 名誉教授
遠藤 啓吾 京都医療科学大学 学長
石川 広己 公益社団法人日本医師会 常任理事
祖父江友孝 国立大学法人大阪大学 大学院医学系研究科社会環境医学 教授
鈴木 元 国際医療福祉大学クリニック 院長
本間 俊充 独立行政法人日本原子力研究開発機構 安全研究センター長

文字起こし部分のYoutube フクロウ・FoEチャンネル→http://youtu.be/w9zmgFeOHWA?t=9m1s

満田:
だから前回は福島県内の(検診の)話で、
傍聴している人たちの中には、
関東でこの問題について取り組んできた関東ネットの皆さんなんかもいるんですが、
関東ネットの皆さんなんかはものすごく
「県外が切り捨てられる」という危機感を抱いたんですね。
その後私たちも政府交渉をやり、関東ネットの皆さんも政府交渉をやり、
強く「県外での検診のあり方について検討をするべきだ」と申し入れをしたんです。
で、その結果かどうかは分からないんですが、
今回はまさに県外の検診について議論の遡上に上り議論になりました。

ただ、変な議論になったというのが私の印象なんです。
ただ、擬議になったのは喜ばしい事なんですけど、
いろいろ不安に対応するという前提がつきながら、
多くの委員が「検診の希望者の検診をするべきだ」という発言をしたのが
昨日の会合の成果かなと思っています。
その切り出した部分をご覧下さい。



ourplanet-tvのYoutube部分1:52:07→http://youtu.be/usa9G-XXPa4?t=1h52m7s
長瀧:
今までは福島県内の話でして、今日初めて委員会で出てきますけれども、
福島の近隣県に於ける対応の方向性と言う事についてご議論いただきたいと思います。
これは近隣県で、最初にだいぶアドバイザーの方からそれぞれの件の発表をこの会でいただきまして、
まとめたところもございますけれども、
おーま、具体的に近隣県全体をどうするか?というのは今回初めて、
かなり時間も準備してございますので、
この論点3について、ぜひ忌憚のないご意見をいただきたいと思います。


石川:
この論点3を取り上げて頂いた事は本当に感謝申し上げます。
ありがとうございます。
私は千葉県の北の方で実際に治療をやっております、南の方でも治療をやっているんですけどね。
千葉県は、いくつかのホットスポットがあって、
その時に実際に浄水場に汚染があったという事でですね、
その時に自治体のいくつかはですね、蒸留水がミルクをつくるために配られているんですね。
実際そういうふうな現象があって、お母様方は大変心配しておられます。
実際には子供たちの体に何かあった訳ではないんですけれども、先程言いましたように
そこはかとない育児上の不安の中に、この不安が加わりましたのでね、
やはり、何回目かの会議で言いましたように、
9市の市長さんのところに、それぞれの市のお母さん方が陳情して「検査をして下さい」と、
「甲状腺の検査をして下さい」というふうな陳情が実際にあった事は事実です。
それは不安を裏返して考えて、私はいいんじゃないかと思うんですよね。
私の診療のところには実際に来ますし、
それを市長さんたちが「それは国で負担をしてもらいたい」というようなかたちで
9市長の要望として実際なっているんだと思うんですけれども、
それは、ま、実際には実現されておりませんけれども、
そういう現象があったという中でですね、
私はそういう不安を、ま、一つ検査をやれば全て解消する訳ではないというのは分かっておりますけれども、
やっぱり要望があればですね、その要望にいって応えるだけの門下は広げておく方がいいと思っておりまして、
出来れば、希望するお母さんたちには検査をするということ。
その検査もいきなり超音波をやらなくてもいいかもしれません。
先生のところへ行って、不安の話を述べて頂いて、
ま、今大丈夫なのかどうかという事も含めてですね、話を聞くとかですね、
そういう事をやって頂くような、そういう体制をつくる事も大事だというふうに思っております。

満田:日本医師会常任理事の石川さんは、関東の皆さんを心配して、検診は必要だと主張している方です



遠藤:
私は震災の当時群馬県に住んでおりました。
群馬県はもちろん放射線の影響と言いますか、放射線の検出はもちろんされたんですけれども、
ただ群馬県にしましても福島県よりは、遥かにやっぱり線量は少ないですね。
従って、放射線の影響を考える場合には、
ぼくはやっぱり近隣県は福島県より少ないと考えるべきだと思います。

で、甲状腺がんについては、僕はあの、
福島県で何らかの影響の傾向が出てからやったところで、
対策が遅れるという事は無いとおもいます。

と申しますのは、非常にスローグローイングなゆっくり成長する疾患でございまして、
だから「検診が遅れたからこの患者さんの予後が悪くなる」という事は僕は無いと思っております。

ourplanet-tvのYoutube部分→http://youtu.be/usa9G-XXPa4?t=1h56m1s

満田:次のシーンを見ていきましょう。



ourplanet-tvのYoutube部分2:04:30→http://youtu.be/usa9G-XXPa4?t=2h3m30s

長瀧:
心配だから検査をするというのは非常に簡単に、ま、かっこいい訳というか、説明はしやすいですけれども、
それが本当に、本当に住民のためになるか?というのは視点の

満田:長瀧座長は検査のデメリットを柔らかく主張していく感じですね



20140923
祖父江:
あのーあの、ま、がん検診一般で申し上げさせて頂きますと、
「不利益が利益を上回るために受けない方がいい」と判断されているがん検診がいくつかあります。
でーー、専門家の意見として、
「この検診は受けない方がいい」という事も判断としてありうるという事を多くの方に知ってもらいたいです。
で、もちろん希望者の方に受けて頂くというのが、一番ま、そのなんて言うんでしょうね、
「不安を解消する」という意味ではいいのかもしれませんけれども、
そのことでご本人が理解されない範囲での不利益というのが生じる可能性があると。
いうことは、専門家としてきちんと説明をしたいと。
ただ単に希望者の方に受けて頂くという事は、あまりあのぉ〜、その、何というか、
責任のある行為とはちょっと思えないような気がします。


石川:
もう何回もこの事についていっていますけれども、
要するに今特殊な状況の中に置かれて置かれている方な訳ですよ、私が言っているのはですね。
福島の県民の方だったり、それから近くの近隣の方だったり、
それから私が言いましたようにホットスポットの方だったり、
ま、そういう中でのでてきている不安を持っている方達に対してですね、
これが利益不利益というのがですね、
ひとつはこうしようと決めてみたらそういう事があるかもしれませんけれど、
そもそもその事を言い出すというのがですね、
私はだから、検診という事については私は前向きに考えるべきだと思っておりますので、
だから「その事はおかしいんではないか」と何回も言っている訳であります。
2:06:35

ーー

満田:
つまり祖父江さんはずっと「検診のメリットデメリット」のことをおっしゃっていて、
「デメリットの方が大きい」と。
つまり「やらないほうがいい」と。
で、希望者に対してもちょっと微妙な言い方をしていましたが、
希望者に対してやるというのも安易な選択であって、
つまり、その人が理解しない限り、その事を。
デメリットを選ばせて。
だからつまり「検診をやるべきじゃない」と、彼は。

それに対して石川さんは、
「今は特殊な状況に置かれているんだ」そういう話をしている。
確かに一般的には検診、何か病気を見つけるための検査を検診と言っているんですが、
検診のデメリットというのはあるんですが、
石川さんは今はそういう状況じゃないというのが石川さんの主張です。




ourplanet-tvのYoutube部分→http://youtu.be/usa9G-XXPa4?t=2h14m42s
2014092311
鈴木元:
この間甲状腺の検査を県外でやってきたというのはみんなあのー、
それぞれの自治体が自分の予算である、
あるいはNPOが援助を受けてやるっていう感じでやってきているんだと思います。
で、今日ここで、国、環境省としてそういう検診を補助するという事になると
これはかなり大きな違いがあると思うんで、
そこは十分あのー、理解した上で議論をする必要があるんじゃないかと私は思っています。
それぞれの自治体に関してはそれぞれの、
大概選挙が関係してたんですが、
あのー、住民の不安に答えるために政治家がこういう公約をして、
それを実行するという形でやられてきている場合が、
私が知る限りは大部分かと思っています。
で、それはそれとしていいんですが、
いま国としてそれを積極的に、国のお金でやるっていうと、
また、全く違う政治的な意味合いを持ってしまうんではないかと、思ってる
んですけど、



満田:つまりこの人は調べるのはいいけど国がやるのは



石川:
それは先生のお考えだと思うんですよね。
私たちはここで、「健康支援」という事について話をしてきて、
今日、県民外の健康支援というところまでつながってきたんですね。
そこで「こういうふうにするべきだ」
やはり前向きに、不安があるんだったらば前向きに向かい合うべきだという事を、
これをやはり我々の結論として出せるんであればですね、
それは国に要求しても僕はいいと思うんですよ。
なぜならばこういう、非常に3.11という大きな災害の後の
国策として進めてきた原子力発電所の事故であるからです。
ですから、これはですね、そういう不安があって対応するって言う事は、
この会議で「前向きにやりましょう」という事であればですね、
それは国に新たなこの時点でですね、要求しても僕は委員じゃないかと思うんですけどどうでしょう?


3
鈴木元:
先程からの議論で、結局あの、
検診っていうもののデメリットとメリットをどう考えるかという事で、
あのー、方針を出す訳です。
で、個々の人にとって、あのー、・・・ちょっと言い方が違うかな、
今この場で検診をやる事がメリットの方が高いというふうに判断できるんだったら
そういう・・・レコメンデーション(recommendation)になるんだと思うんですが、
今それに関しては、あのー、
今までの議論でですね、非常に頻度の低い甲状腺、小児甲状腺がんのクリーニングを、ま、積極的にやるという、
メリットよりはデメリットの方が多いというのがほとんどの先生の意見ではないかと思ってるんで、
ちょっとそれは、あとでまた確認して頂きたいと思います。
で、その上で不安のある方に関して、個人的に甲状腺検査を受けるというものに関しては、
ま、これは妨げるものではないんで、
その場合どういう説明とかサポートが可能なのか、というのは、
また別の話になるんだろうと思うんです。
で、ちょっとそこでそれを、どういうふなあの、仕組みで考えていくのか、というのはまた、
いろんな議論があろうかと思います。

私自身はそれを国としてやるのかという事に関しては、
個人としては反対の立場です。



4
長瀧:
まずその、この委員会のタスクですけれども、
結局「放射線による疾患」という事は、もう非常にはっきりと「放射線による」とかいてありますので、
まず最初は論点1で、放射線の影響がどこまであるか?という事は、これまで委員会ですと。
そして近県の人もやはり放射線の、どうぞ。

満田:
長滝さんは「放射線による疾患に限るべきだ」と言い出したんです、この時。
そのまえには「健康不安対策」だと長々と言っていたのに、
いきなりここで「放射線による疾患」に。
つまり石川さんとか春日さんの論理がとにかくそのまま感じているのは…



長瀧:
ちょっとそこまできたんで、ちょっと、
放射線の影響があるかないかというのはプライマリー(Primary)でデューティーとしてははっきり言わな蹴れば行けないと思います。
そして、その上でその精神的な影響をどうするか?と。
これはもう、この委員会を超えたようなところですけれども、
この委員会としてもそういう発言をするということに、なるん、ではないかと、
まぁまぁ最後にまとめの時に、
もう一度我々に与えられたのをタスクを相談しなきゃなんないと思いますけれども、
どうぞ、本間先生。


6
JAEA安全研究センター
本間:
健康管理の専門家ではないんですけれども、私は一個人として
あの、ま、一般の市民としての感覚からいうと、
今日、大久保さんがお話しされたように、やはりきめ細かい低ロードなアプローチっていうのが、
その、専門家として、
その…被害を受けられた方に一番いい対処の方法だっていうのをおっしゃられてた訳ですね。
ただまぁ、行政がやる事はそういう細かい、全てをフォローする事はなかなか難しいと思うんです。
ただ、僕は基本的に、「県と県外」という、こういう仕切りは、
最初の頃に言いましたけれども、
少なくても福島県は県民健康管理調査っていうことですね。
全県民を対象としたやり方をとったんですね。
それを国がお金をサポートしている訳ですね。
で、鈴木先生は「県外の国のサポートはあんまりよろしくない」というおっしゃり方をしましたけど、
今この場はやはり、国のサポートがどういうあり方でする事がいいのかという議論をしているので、
ま、僕は国のサポートの話をしていると、ま、前提としてですね、ま、そう思う訳です。
で、今日事務局が配って下さった参考資料に、被爆線量の、さっき先生が言いましたように、
科学的に線量ベースで何かものを言おうとした時にですね、
アンスケア(UNSCEAR)はあくまでも、ある地域の平均線量だけを言っている訳ですし、
で、「そうい中に幅がある」という事も言っている訳です。
で、福島県よりも、県内よりも高い地域だってある訳ですね、基本的に。

福島県も低いところも沢山ある訳ですね、西の方はかなり低い訳ですけど。
ですから、行政として最初のアプローチとして県と県以外と、
そういう仕切りをとって何かする事は、ま、致し方ない事だと思うんですけれども、
やはり県内をひとくくりにするんではなくて、
そういう中でホットスポットがあったり、そういうところで心配されている方。
そういう領域がある訳ですから、
それにどういうふうに、オーダーメイドというか、テールロードなやり方を考えていくのか、というのが
この場に求められている事じゃないかというふうに思います。

満田:非常にこれは重大な発言だったんです。
本間さんというのは長瀧座長の方針通りにしゃべるのかなと、今まではずっとそうだったんです。




長瀧:
委員会のタスクですけれども、
行政がどうするこうするというのは、我々専門家としてそんなに大きな議論ではない。
行政に対して専門家としてこう考えると言うのが我々の仕事で、
それは、行政はまた行政として考えてもらうと。
我々は専門家としての意見を出すということで、
(本間さんに向かって)ちょっとそこんところ、
ですからわたしとしては、たとえばホットスポットがあって、
「ホットスポットのこれ位のところは云々」というのがこの専門家会議のま、
話になるんではないかと思いますが。


満田:長瀧さんは専門家らしからぬことを誰かが言うと、「我々は専門家として」って。
これは言っている趣旨は行政がどうのという話ではなくて、我々はとにかく…



本間:
今先生がおっしゃったような、何か数値で、このレベルだったら何かをするとかしないとかというような、
そういう線量レベルをここではっきり評価、
いろんな評価が出てる中でですね、本当に言えるのかどうなのか?というのが僕はまず疑問に思います。
それから、さっき公衆衛生的なメリットデメリットの話がありましたけれども、
いろんなそういうホソメナフィットというか、リスクべナフィット的なアプローチの中には、
いろんな要因がある訳で、
個人個人によって、それを受ける事による不安の解消というのもある訳じゃないですか。
で、どれだけの要因を全て網羅して考えているかによって、
全く違ってくる側面というのがあると思うんですよね。
だから、何かこう、すごくスパッとしたクライテリアではとても、その、あの、切れない。
っていう印象もするんです。

長瀧:ま、どうぞあの、ご意見どうぞ

祖父江:
あの、ま、甲状腺の話ですけれども、
えっと、ま、あのー、甲状腺の検査をその30万人の方々に我々はやった訳ですから、
そのケース、結果をですね、ま、きちんと見る必要があって、
で、A2と判断された方が6割位でてくるという事と、
それから30万人の方に検診を行えば、えー、約100人の方々が甲状腺がんと診断されると、
こういう事が、ま、事実として確認されている訳ですから、
今後小児甲状腺検査をするさいにはですね、この、
この結果がおそらく再現される
という事をですね、きちんと認識した方がいいと思います。
で、もちろんその不都合が残っている事はですね、
放射線の影響という事が可能性としてはあるので、
そのままが起こるのかどうかという事はちょっと分からないところがありますけれども、
ただ、そういうデータを我々は持っている訳ですから、
おそらく同じ事象が起こってですね、
その事を本当に受け入れられるのかどうかという事を冷静に判断したほうがいいという事を強く思います。


満田:
いや、凄い事を言いましたね。
要は「県外で福島県民健康調査と同じ甲状腺がん検査をやったら同じ結果が再現されるだろう」と、
30万人やったら100人癌ないし癌の疑いが出てきてしまったという事が再現されるだろう。
だから「それを受け止められるのか?」
「受け止められないでしょ、だからやらない方がいい」っておっしゃっているんです。

ーー:すごいですね。

満田:そして今日はゲストに高木学校の瀬川嘉之さんに来て頂いています。





ーーつづく

第二部「祖父江さんの論理ばかり」環境省が書いた偏った論点整理
9/23フクロウ・FoEチャンネル(文字起こし)
「事務局としてのまとめがこうして出ているというのは問題です」




続きを読む

テーマ : 放射能汚染
ジャンル : 政治・経済

年収200万円以下が全体の4分の1もいる今の日本って・・・

「年収別でも、1000万円を超える人が前の年より14万人増えて186万人、全体の4%となった一方、200万円以下の人は・・・」
で、次はなんて言うのかと思って聞いていたら、
「30万人増えて1120万人に上り、全体の24.1%を占めていて格差が広がった形です」

年収200万円以下の人が全体の4分の1近くを占めているという今の日本の現状に、
私はこのニュースを聞いた時に愕然としました。

このような内容なのにタイトルは
「サラリーマンなど年収3年ぶり前年比増


サラリーマンなど年収3年ぶり前年比増
NHK 9月26日 17時17分

9月3日
5.png
安倍首相:
3本の矢を吹き込んできた結果、雇用の改善、賃金の上昇という形で
景気の好循環が、生まれ始めています。



サラリーマンなど民間企業で働く人の去年の平均年収は414万円で、3年ぶりに前の年を上回ったことが国税庁の調査で分かりました。
一方、非正規労働者に限ってみれば年収は下がっていて、正社員との格差が広がりました。

1

国税庁が去年1年間を通して民間企業で働いた会社員やパート従業員などの給料を調査したところ、平均年収は前の年より6万円多いおよそ414万円でした。
平均年収が前の年を上回るのは3年ぶりです。
このうち役員を除く正社員は男性が527万円、女性が356万円、全体では473万円で前の年より5万円増えました。

これに対して非正規雇用の労働者は男女とも年収が減りました。
男性が225万円、女性が143万円で、全体では前の年より2000円少なくなり168万円でした。
年収別でも、1000万円を超える人が前の年より14万人増えて186万人、全体の4%となった一方、200万円以下の人は30万人増えて1120万人に上り、全体の24.1%を占めていて格差が広がった形です。

2

業種別では、「電気、ガスなど」が前の年より22万円減ったものの696万円と最も高く、次いで「金融、保険」が617万円、「情報通信」が592万円となっています。
最も低かったのは「宿泊、飲食サービス」の233万円でした。




同じ内容でもタイトルの書き方によって受けるイメージが全く違います。


働く貧困層 1100万人超
年収200万円以下 安倍政権発足1年で30万人増

新聞赤旗 2014年9月30日

2014093001_03_1.jpg

2013年に民間企業で働いた労働者のうち年収200万円以下のワーキングプア(働く貧困層)が1100万人を超えたことが国税庁の民間給与実態統計調査(26日発表)でわかりました。1119万9000人でした。安倍晋三内閣発足1年で30万人増えました。

また、このうち年収100万円以下の労働者は421万5000人です。

年収200万円以下の層が1000万人を超えるのは8年連続。15年前の1998年と比べると1・4倍の増加です。全体に占める比率は24・1%。98年の17・5%から大幅に高まっています。

過去15年間で比較すると、給与階級の中位にある年収400万円超800万円以下の労働者は10%減。いわゆる「中間層」が減り、低賃金の層が増えました。

安倍政権は「働き方改革」と称して「限定正社員」など非正規雇用をさらに拡大する政策を打ち出しています。これを実行すればワーキングプアがいっそう増えるのは必至です。





1割に満たない高額所得者(たったの4%)と、全体の4分の1の貧困層。
どう考えても、間違っているとしか思えません。





<九電・賠償・除染・他>金子勝「だから世の中を妨害しているのは電力会社だよ、もうはっきりしてるよ」9/26大竹まことのゴールデンラジオ(文字起こし)


大竹まことのゴールデンラジオ

2014年9月26日

慶応義塾大学経済学部 金子勝教授
室井佑月
大竹まこと
http://youtu.be/bNfJtAebP94?t=1m13s

太田:
今日はオープニングで、九州電力が再生可能エネルギーの申請を閉め出すと、
受け付けないという話題を取り上げたんですけれども、

金子:
川内原発が動くという事とも、関連は否定しているんだけれども、
明らかだよね。

だって、川内原発、玄海も安全投資に何千億ってやってるでしょ。
そのお金を総配電網に投資してれば、再生可能エネルギーを受け入れられる訳だから。
もう露骨だと思う。
もっとすごいのは、最近東北電力も「九電がやるならオレもやる」っていう訳です。

大竹:横並びになるもんね。

金子:
横並び
ところが東北電力はもっと酷くて、
東通り原発ってあるじゃないですか。
あそこは10本のF1からF10という断層が通ってるんだけど、
これ活断層なんだよ!
で、原子力規制委員会は、まだ島崎さんがいる頃に「これは活断層」と認定して、
しかも建屋が200m位のところに建ってるんだよ。
そんなところに安全投資してるんだぜ。

女川原発も投資してるけど、
基準時振動を、もう超える被災を受けて、
あちこちいろいろ、ボイラーが壊れたとかいろいろしていて、
問題なのに免震棟をつくるとか、防潮堤をつくるとか、まだやってるわけ。


太田:さらに追加投資しようという、

金子:
3千数百億投資してるんだよ。
その金を、ちゃんと変電施設とかそういうのに投じれば、
あるいはちゃんと、再生エネルギーと接続できるような総配電網に投資してれば、
全然大丈夫じゃない。
九州電力なんて、1787万キロワットも新認可されちゃってるんだよ。
もう原発数基分だよ。


太田:再生可能エネルギーが認められちゃっているって、もう既にっていうことですよね。

大竹:いらないっていうこと?

金子:でも太陽光の場合には、太陽光だけだと不安定だから、

大竹:夜と昼で

金子:そそそ。蓄電しないとダメだけど。

大竹:でも蓄電だって、蓄電池だって、どんどんもっと凄くなってくるよね?

金子:当然。

大竹:車があんな蓄電

室井:だってガソリンスタンドがちょっと変えてきているのって、あれ多分蓄電池のためじゃないの?違うの?

金子:
それもあるけど、アメリカ軍が一番やっている最新のMITがやったやつは
マグネシウムとかの液体の蓄電池っていうのを開発していて、
そこに溜め込むっていうのを今やっていますね。

大竹:へぇ〜〜

金子:
だから次々と蓄電も、
ま、車なんかもリチウム電池の容量と重さで、
なかなか電気自動車が160km以上は無理だとか、いろいろ出てますよね。
多分それも克服されていくと思いますね。
だからそういうのを考えた時に、
だから世の中を妨害しているのは電力会社だよ、もう。
はっきりしてるよ。


室井:
一番私が九電でびっくりしたのって、結構前になるけど、
賛成派と反対派って両方呼んで話し合いの会にアンケート調査とか嘘ついてた。

金子:やらせでしょ

室井:
やらせ問題が発覚して、そういう事があったのに、
そろそろキチンとこの時期にやろうとか思わないんだね。

大竹:
話を蒸し返すようだけど、これは太陽光をみんなでやりましょうと、
そっちのエネルギーをね。
で、民間が自分たちでね、場所を押さえて日を計算して、採算が取れると。
それでこれで申請しますと、
ね、送電網を入れて下さいって言ったら、
ちょっと電気がターパイだから、入れるのをどうか、っていう話になっているんでしょ、これ。
そういう話でしょ、これは。

金子:
そうそう。
今の大竹さんの話でいえば、
投資しちゃっている人がいるんだよ、もう。
民間で土地を契約しちゃったり、
既に建設を始めちゃったりしている訳でしょ。

大竹:それなのに、

金子:損害賠償を起こせばいいと思うんだけどさ、

室井:
本当だよ。
だって、「結婚してくれ」って言ったのに、「やっぱり止めた」って急に言われるようなもんだよね。

金子:
だから、そういうやり方自身も凄く、
川内原発の動きと火山の問題は予知できないといわれるのを無視するわ、
避難計画は無視するわ、
を続けていくうちに、「なんかこのまま強引にやっちゃえば出来そうだな」っていった瞬間に、
もう「接続拒否」「受け入れ拒否」ってなっちゃったわけでしょ。
ちょっとやり方が汚さ過ぎるよ。

大竹:
というかさ、世界を見てて、昨日もNHKで、ニュースで、再放送だと思うけれども、
フランスかどこかの原発かアメリカの原発の廃炉の仕方、廃炉していく最終の方法がまだ分からずに、
それで今いろんなところにためて、それをどこに置くかもわからずに、
しかも今計算している費用の何十倍って、フランスなんかだったかな、
もう全部でこれから16兆位かからないと、それもどういう計算か分からないけど、
「全部出来ない」と。
それでも場所も決まってないと。


金子:
だって使用済み核燃料は10万年だよ。
10万年の経費なんて、計算できないよ、誰も。


大竹:
で、今地下を掘ったりいろんな事をしているんだけど、
その廃炉の全部の費用、フランスで50何基あるのかな、
各国でそれを考えてたら、これ、どう考えてもさ、

金子:あわないよね。

大竹:あの、利益にはあわないじゃん。

金子:
だから未来に、みんなツケをまわしているだけですよ。
「儲けて、自分が死んだ後は知らない」ですよ。

室井:「いま儲けたい」っていう考え方だよね。

金子:そう、バブルと同じ。
で、このまま行くと、例えば日本の原発だとBWRっていう沸騰式、福島原発と同じ形のやつは
東京電力が1基あたり600億しか積んでないです。
まだ積み立て不足の部分もあるし、
それからPWR型っていう加圧水型も300億から400億しか債券なんか積んでないですよね。
そんな金額で廃炉が出来るかどうかも分からないし、
使用済み核燃料が、これから動かしたら出てくる訳じゃないですか。
で、学術会議が「核のゴミは少なくとも30年はその場で保管してくれ」と言い出した訳ですよ。
30年はね、

太田:地上でね。

金子:
それはさ、地元が動かそうっていう時に、
「使用済み核燃料はよそに持っていく」っていう約束で動かしているのよ。
そんなの我がままだろうと、入れるところが無いんだから。
お前達動かしたいんなら自分で保管しな」って言い始めた訳。

それは、正論だと思う。
だからみんな、凄く長い期間かかる問題でも、30年っていう年限でさえ長いじゃないですか。
それはもう、10万年からいえばすごい何万分の1なんだけど、

大竹:
逆な言い方をすると、30年先の事なんか、何十万年でもそうだけど、
「誰も考えてない」っていう話になっちゃうじゃないですか。

金子:考えてない。

室井:30年っていうか、ひょっとしたら3年先の事ですら考えてないかもしれないよ。

大竹:
本当にだけど、政治家とか経営者は「俺の目の黒いうちは」って言ってるほど先見の明があって、
みんなこの国の将来の事を一生懸命考えてやってくれてんじゃないの?

金子:
だって4年後に選挙だもの。最低でも。
もう一方で起こっているのが、福島。
福島の原子力損害賠償紛争審議会の能美会長が腰を上げて、
双葉郡の4市町村を訪問したんですよ。
で、現地の原子力災害本部と担当者は、帰ったら「1年で賠償打ち切り」こればかり言ってたんだ。
だけど、原賠審は個別の地域の事情に応じて、で1年はメドに過ぎないって書いてあるんですよ。
だから、会長自身が行って、個別の事情を聞き始めた訳です。
ところが、昨年の12月末に一回開いたっきり、
この10月にならんとするここまで1回も開いてないし、
現地の聞き取りもやってない訳ですよ。
で、能美会長がいよいよ重い腰を上げたにもかかわらず、
文科省、下村文科相も、安倍首相が議長であるところの日本原子力災害対策本部も
全く開かせようとしてないんです。


3年半も放置していて、ネズミはいるは、町は再建しなければいけない。
商業施設も医療もみんなそろっていない状況でさ、一人でも帰れって。
もう焦っている訳、そこの人たちは。
今帰らないと、歳も取っているし、
「いま帰らないともう永久に帰れないんじゃないか」と。
その焦っている気持ちにつけ込む訳。
でも帰った途端に他の人も賠償打ち切りなんだよ。


室井:え・・・

大竹:帰れたんだから。

金子:
一部の人が帰っちゃえば、全部賠償打ち切りなんだ。
こんな無体な事をやってて

太田:
避難を解除した段階で、一人でも帰ってきたらもうその自治体に住む人の援助っていうのは、
もう1年間で打ち切られちゃう。



金子:そうそう。
田村市の都路地区というのと川内村もそうで、
これは人間のやる事じゃないと思いますよ。
東京電力の電力料金に乗っかるんだから、いずれ。
みんなもこれを認めろって言っている訳。
人権無視の事をやれと。
そんなもん、東電を生き残らせているからこういう事になるわけでしょ、とんでもないですよ。


大竹:
これを電気料金に全部上乗せすると、とんでも…廃炉費用もあって、
とんでもない金額が上乗せされる事になって、

金子:
全部古い会社をみんなぶっつぶして、資産を売ったり、
新しい会社にしてその株を売ったりしてさ、払えるだけ払ってからさ、
それからもう一回「じゃあ、どれだけのお金が出るか」っていうのを、
六ヶ所村の再処理施設もお金が貯まってるし、3.5兆もあるし、
そういうお金をもっと吹き出させなきゃダメ。

大竹:
あのところ今道路が通ったじゃん。
道路が通って、「歩行とバイクが禁止で車で通り抜けるのは大丈夫」みたいなことを言ってるじゃない。
あれ、本当に大丈夫なの?



金子:
いや、だからあれは除染して、ちゃんと車が入ったらそういう除染の装置をくっつければ、
とりあえず物流が無いと、あそこ、どうもなんないじゃない。
だから「とりあえず通す」っていうのは僕は

大竹:
オレが言ってるのは、
あそこでパンクしたりだとか、あそこで事故ったらとか、
それでバイクも人も通っちゃいけないんでしょ。


金子:そうそうそう。

大竹:
そう考えるとさ、パンクとか事故とか想定に入っているよね、当然。
それは大丈夫なの?

金子:
だからだから、
でも実際にあそこを通らないとあそこはもう、

室井:そこまでは考えられないんだと思うよ。

金子:
いや、だけど止めておいたらあそこはほとんどもう、陸の孤島になっちゃいますよ。
だからこれは一定の、もっとさらに除染していかなければいけないけど、

大竹:最低原発の何キロ地点を通るの?あれだって。

金子:
そうそうそう。
だけど、除染の問題で言えばね、
言ってるじゃない。
セシウム回収型焼却炉と森林のむじゅんろとか、
ああいうのをきちんと予算をつけてやっていけばできるんですよ。
結局フレコンバックに詰めていくから満杯になっちゃうんですよ。
本格的な環境技術、先端技術を使えば出来るのに、
これも東京電力救済のためにやっていないんですよ。





<再生可能エネルギー>九州電力「もう受け入れません」5/26大竹まことゴールデンラジオ




日本学術会議報告書、「核のゴミ」保管場所確保を再稼働の条件に
TBS 2014年9月29日
 
原発から出る高レベル放射性廃棄物、いわゆる「核のゴミ」について、日本学術会議は電力会社が保管場所を確保することを原発を再稼働する際の条件にすべきとする報告書をまとめました。

「核のゴミ」について国は地中深くに数万年以上埋めて、最終処分する計画ですが、処分場が決まらないことから、実現には至っていません。これについて、国内の科学者の代表らでつくる日本学術会議は「白紙に戻す覚悟で見直すべき」としていて、各電力会社がそれぞれの管内ごとに保管施設を設け、30年を期限に暫定的に保管すべきとする報告書をまとめました。

報告書では、原発を再稼働する際には、新たに発生する「核のゴミ」の暫定的な保管施設を電力会社の責任で確保することを条件にすべきであるとしています。(29日18:32)




九電の危い体質・転記ミス、嘘、隠ぺい、やらせ・・・
「ストレステスト用 原子炉3基分のデータ全て転記ミス」



テーマ : 原発再稼働
ジャンル : 政治・経済

東海再処理施設 廃止の方針

東海再処理施設 廃止の方針
NHK茨城 水戸放送局 2014年9月29日

原子力発電所で使われた使用済み燃料の再処理を行う茨城県の東海再処理施設について、日本原子力研究開発機構は、核燃料施設の新たな規制基準への対応に莫大な費用がかかることなどから、平成29年度以降に廃止する方針を明らかにしました。
これは29日開かれた日本原子力研究開発機構の組織改革を検証する委員会の中で、機構側が明らかにしたものです。

東海再処理施設は、原発の使用済み燃料からウランとプルトニウム、それに、高レベル放射性廃棄物を分離して回収する施設で、昭和52年の運転開始以来、およそ1140トンを処理しています。
しかし、東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け、去年12月に施行された新たな核燃料施設の規制基準を満たすには、1000億円以上の巨額な費用がかかることなどから、原子力機構は平成29年度以降に廃止する方針を決めました。

東海再処理施設は、商業用原発の使用済み燃料を再処理する国内初の施設として役割を果たしてきましたが、原子力機構は、「青森県の六ヶ所再処理工場への技術移転がほぼ完了した」としています。
一方で、施設は、高速増殖炉「もんじゅ」から出る使用済み燃料も取り扱う計画だったことから、廃止されれば、国が進める核燃料サイクル政策に影響を与える可能性も出てきます。

東海再処理施設の廃止の方針が出たことについて、茨城県の橋本知事は、「詳しい内容は聞いていないが、雇用や財政面で影響がないか詳細を確認したい。雇用面では、しばらくは影響はないものの、将来的には雇用の減少を招くと思われ、注視している」と話していました。

東海再処理施設の廃止の方針が出たことについて東海村の山田修村長は「今回の方針決定は、原子力機構全体の改革の一部として受け止めている。この決定で地元にどんな影響があるのか住民への説明の場が必要だと思う。今後、廃止措置へのスケジュールなどを具体的に説明してもらいたい」と話していました。
09月29日 19時00分






<東海再処理施設稼働>
国の規制基準に適合していないけど、急ぐので特別認める「プルトニウム溶液と高レベル廃棄物の固化」
4/21原子力規制委員会更田委員取材動画&文字起こし


東海村にあるプルトニウム溶液と高放射性廃液の「潜在的危険」は
水素爆発と10の何乗ギガベクレル単位になる放射性物質の飛散だ!!


1.東海村JAEA潜在的危険に関するヒアリング~規制庁からの説明~12/2(内容書き出し)

2.東海村JAEA潜在的危険に関するヒアリング~日本原子力研究開発機構からの説明~12/2
(内容書き出し)


<東海村再処理工場の危険>
「使用済み燃料を液体にしてしまった。液体が沸騰してしまうという事は簡単に起きてしまいます」
小出裕章氏(文字起こし)





嬉しい♪
✿記事の転記について✿
2023052642.jpg
コメントありがとう♪
コメントありがとうございます。    お返事はなかな書けませんが、    とても励まされて勇気を頂いています。 感謝でーす(๑♥‿♥๑)ノ いろいろとコメントをいただいていますが、 たとえば私のブログよりも長いコメントや、直接ブログの内容と関係が無いもの、 何回読んでも私が意味を理解できないものは 公表しない場合がありますのでご了承ください。 きーこは、あんまり頭がよくないので、 難しい事柄をたくさん並べられるとこんがらかって分からない時がたびたびあります。 意味が分からないまま公表していた時もありましたが、これからは承認しない時があっても許して下さい。d(◕‿-。) ネ❤ 私は読ませていただいていますので… 私にも理解できる様に書いていただけると嬉しいですw
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