<ドイツ・ベラルーシ報告>脱原発活動のリーダー達とホロコースト「細かいところが違っていても時々一緒に動くのは何の問題もない」3/22おしどりマコケン(内容書き出し)

「暴く!東電の実態 語る…福島の今」おしどりマコ&ケン
 2014年3月22日(土)茨城県土浦市の土浦市民会館

動画はこちら↓
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/130613

http://www.ustream.tv/recorded/45148648



脱原発活動のリーダー達

脱原発とかいろんな環境問題の団体の取材もさせてもらったんですけど、
ヨーロッパでものすごい大きい銀行の銀行員が、脱原発活動をしているの団体のリーダーだったり、
すごく、お金を稼いでいい仕事についている人たちが、リーダーになっていたりして面白かったですね。

ケン:会社にばれたら…みたいな、そういう事は関係ないみたいね。

マコケン2014032226

マコ:
またね、ビックリするくらいのイベントをコーディネートしていただいて、
これ面白いんですけど、脱原発の活動をしているリーダー達を20人ぐらい集めた、

ケン:もっといたよ

マコ:
30人ぐらいいてた?の、座談会の取材をしたんです。
私のためにみんなを集めて、ドイツの脱原発の活動、市民活動がどうなっているか現状を取材しよう、
という指示が出まして、
どうも日本の脱原発の団体は、こう…、分断があったり、だんだん弱くなっていったりしている様だから、
「それをどうやって乗り越えたか聞け」みたいなね、そういう指示だったんですよね。

みんな一言ずつ「自分はこういう団体でこういう事をしていてこうです」みたいなことを、
でも沢山人数がいるので時間切れになっちゃったんですけど、
すごく面白かったのがこの中に、緑の党ってあるじゃないですか、
緑の党の方がいらっしゃるんですよね、あと、緑の党の党員の方。
私はここですごく面白いなと思ったのが、この人が政党「左」の人がって、
政党「左」ってすごくストレートな名前だなって。
で、政党「左」の人と緑の党の人、みんないろいろ社会党系指示の人とかいろんな、いろんな政党の方がいて、
自己紹介をしながら、この人の自己紹介の時にさっきのジョンレノンみたいな人が、
「それは違う、お前違うぞ!」みたいなね、
この人、ジョンレノンみたいな人が突然キレたりして、

マコケン2014032227

いろんな団体があるけど、やっぱり意見の相違はあるんだなと思って、


ケン:相違があってもちゃんと言い合うんだよね。

マコ:
言い合う。
喧嘩になるような感じだったんだけど「お前それ間違っている」って。
でも、なんていうか、意見が違っていて当たり前で、
でも脱原発をいつにするか、どういう考え方でいくかについて、
多分ここにいるメンバーはみんなバラバラだと思う。
でも一緒に、「この日に脱原発のデモをしよう」
「じゃあ、参加しよう」ということに、それは参加しない理由にならないから。
同じ、全く意見が同じ人なんていないのが当たり前なんだから、
「でも原発は無くしたほうがいいよね」という事で、
それは共通の結果、共通の願い、最終的に同じだったら、
「細かいところが違っていても時々一緒に動くというのは何の問題もないよ」とおっしゃる方が多かったんですよ。
うん、面白かった。
何かみんな「お前も頑張れ」みたいな感じで、
「原発反対」ってドイツ語で書いてあるんだろうなと思う様なジャンバーをくださるんですけれど、ありがたくて。
この人はグリンピースの人ですね、
何か本当にいろんな方がいらして、おもしろかった。

で、何人かの方がおっしゃってたんですけど、
「ドイツも昔からこうだった訳じゃない」と。
昔は我々も引っ張り合ったり割れていったり、すごく喧嘩をしたり弱体化していったこともある。
「だから日本も、もうちょい経ったら成熟するんじゃないか」とおっしゃる方もいました。
30年我々は、そういうふうな細かいところが違っていてもいいじゃないかみたいになるまでにかかったから、
日本も30年後にはなんかちょっと頑張ったらなるんじゃない?今は無理じゃない
みたいなことも言われましたけれど、

「30年は長いなぁ」と思ったんですけど。


ホロコースト(大量虐殺)

で、ドイツの方々のすごく面白いなと思ったことの一つに、
これはベルリンのホロコーストの森なんですね。

マコケン2014032228

ナチスの大虐殺を反省するためのモニュメントが沢山あって、私はその事にもすごく驚きました。
で、昔に作られた訳じゃなくて、これは2005年に作られたんですって。

マコケン2014032229

これはすごく大きい石なんですけれど、全てサイズが違っていて、
ベルリンのすごく環境のいいところに作られていて、少しずつ傾いて、微妙に傾いているんですよ。

マコケン2014032230

これは、大虐殺の時に亡くなった方々はただの数字じゃなくて、
一人一人全く違う人で、別々の人生があったけれど、
それをもう本当に、急に悲惨に奪ってしまったという事を表すモニュメントで、
案内して下さった方に、ドイツに住んでいるジャーナリストの方なんですけど、
面白いなと思ったのは、
ドイツがもう一度、第二次世界大戦のあともう一度力を持ってもいい、
という事を周りの国々に分かってもらうために、ナチスのホロコーストをものすごく反省している。
今も思っているという事をアピールし続けるという政策をとっているんですって。
だから政策でモニュメントをたくさん作っているというのが、
「あ、そういう事だったんですね」って聞いてきました。

で、先程の方々を大虐殺したモニュメントで、
これは同性愛者の方々、

マコケン2014032231

ケン:ちょっと離れた所にね。

マコ:
そう。
ゲイの方々、レズビアンの方々も虐殺したので、
その方々に対するモニュメントなんですね。
一番最初にゲイの人達が入って、芸だけじゃないレズビアンの人達も殺されたじゃないかという事で入って、


ケン:これ、のぞき窓があって、その中を覗くと映像が流れているんですよね。

マコ:
男性同士、女性同士がすごく仲好くキスしているのを白い目で見られているというのが延々続いている。
で、そこのちょっと歩いたところに、ジプシーとかロマの方々もすごく大虐殺されたので、
その方々に対するモニュメントですね。

マコケン2014032232

ケン:これは国会議事堂の裏。

マコ:
国会議事堂の裏という、こんなにいい場所でね。
ここの石畳に時々こうやって名前が書いてあるんですけど、
これが収容所の名前だそうです。

ケン:すごい数があったよね。

マコケン2014032233

マコ:
それでこれが国会議事堂のすぐ前にあるモニュメントなんですけど、
国会議事堂のわざとまん前に作ったそうなんですけどね。

マコケン2014032234

これはここの上に名前が書いてあるんですよ。
名前と生まれた年と亡くなった年
これがなにかというと、当時のナチスの政権に反対して殺害された政治家の方々のモニュメントだそうです。
「その政治はいかん」と言って粛清された方のモニュメントだということで、
本当にここが国会議事堂で、ここにあるんですけど、

マコケン2014032235

わざと議事堂の近くに作っているという事を聞きました。

なので、今も進行中のプロジェクト。
今やっておられるのは「つまずきの石」というので、
ある日突然ユダヤの人達が連れ出されて、着の身着のまま連れて行かれて、それで殺されてしまうという事だったので、
どこに住んでいらっしゃったのか?というのを調べて、
そのお家の近くの縁石とかに、石にそのお名前と生まれた年と亡くなった年を刻んでいるんですね。
で、もう、町のあちこちにそれがあると。
通りすがりの時に、あ、ここにもあった。
ここにもナチスに殺されたユダヤの方が住んでいたんだなという事が、普通に街中で分かるように、
そういうふうなものを増やしていっているというのも聞きました。
それを「つまずきの石」っていうふうに呼んでいるんですって。
だから、現在進行形で、こういうモニュメントをたくさん作り続けているという事に驚きましたね。

だからもうね、ナチスとかヒットラーとかって、ものすごくタブーで、
批判する意味でもテレビで言ったり、舞台で言ったりすると、
すごい罰金とか罰則がすごいんですって。

だからね、講演の時に学生からも質問があったんですけど、ぶら下がりの時にね。
罰則があるから手を上げて質問しなかったんだろうなと思うんだけど、
「日本の副総理が『ナチスのように憲法を変える』とか言ってますよね」とか聞かれて、
麻生さんの件ね。
それは本当に彼等にとって、ものすごい衝撃で、
「そしてその人が今も政治家を辞めていないというのは、もうあり得ない」というふうに言われました。


だから、なんで日本の人達は怒っていないんですか?という疑問を沢山持っている人がいて、
それで驚いた。
ねぇ、なんか、あの…すごい思いましたね。
ここまで来るのに30年かかったという事をよく言われるんですけどね。


ドイツの話もすごい駆け足でしましたけれど、
だからもう本当に私たちは、「知識と怒りがまだまだ足りんな」ということがわかった、
ドイツとベラルーシでしたね。

ケン:そうですね。












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テーマ : 「原発」は本当に必要なのか
ジャンル : 政治・経済

<福島第一原発>海へ流す井戸からトリチウムが基準超”1600ベクレル”検出4/17(東電地下水バイパスの説明動画文字起こし)ー<いろいろ追記>誤魔化しているから騙されないでねー

トリチウム
放出基準が1,500ベクレル/リットル
4月15日採取した井戸水から1,600ベクレル/リットルのトリチウム

高めに設定していた放出基準を簡単に超えてしまいました!



2014年4月17日
福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果

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井戸の位置など詳しくはこちらのブログに書いてあります↓
<福島第一原発>海へ流す井戸からトリチウムが基準ギリギリ1300ベクレル検出4/10
~東京電力記者会見4/9文字起こし他資料


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2014041019.jpg

過去3月25日以前3週間の井戸水が1200ベクレル/リットル
前回は4月8日採取分の井戸水1300ベクレル/リットル
1週間後の15日採取分が1600ベクレル/リットル
確実にトリチウムの濃度が高くなってきています。



汲みだした井戸水をこのままタンクにためておくこともできないからと、薄めて海へ出すのでしょうか?
漁連はそれでもいいのでしょうか?





東京電力の動画
汚染水への取り組み~地下水バイパス~



福島第一原子力発電所に於いて、東京電力と協力企業で実施している汚染水へのいくつかの取り組みのうち、
地下水バイパスについて紹介します。
放射性物質を含んだ汚染水をめぐる問題には3つの側面があります。

一つ目、地下水との闘いです。
これは自然との闘いの側面が大きいといえます。

二つ目、汚染水が発電所港湾内へ流出している事です。
影響は港湾内にとどまっており、港湾外での濃度は影響のないレベルで安定を保っています。

三つ目、タンクに溜めている水が漏えいした事です。
これらは当社の体制や個々の手法に問題点があったことから、解決に向け改善策を実施中です。

この写真からもわかるように、福島第一原子力発電所は海に近い丘のふもとに位置しています。
降った雨は地中に浸透して地下水となります。
「発電所の建屋の地下を流れる地下水も元々は雨である」という見解が、
国が設置した専門家委員会からも出されています。
通常の発電所であれば、地下水自体が問題になる事はありませんが、
福島第一原子力発電所では平成23年3月11日の事故により、建屋が損傷し、
内部の核燃料と接触したり発電所内の他の汚染源と接触したりすることで、
地下水が汚染されている可能性があります。

現在のところ、毎日400トンほどの地下水などが発電所建屋内に流れ込み汚染されています。
汚染水は発電所内に溜めなければならないことから
汚染水の浄化と管理の対策はますます重要になっています。
ですのですくなくてもそうした水の一部が建屋に流れ込む事を防げれば、
現場の負担も減り大きな助けになります。

国との検討により、汚染水への対応として汚染源を取り除く、汚染源に近づけない、汚染水を漏らさない。
という、三つの大きな方針に基づくいくつかの対策を実施中、または、準備中です。

具体的には、汚染水を閉じ込め海へ漏らさない対策である海側遮水壁の設置。
また、汚染源に近づけず汚染水を閉じ込め漏らさない対策である、凍土方式による陸側遮水壁の設置などがあります。

今回紹介する地下水バイパスとは、地下水が発電所内で汚染源に触れる前にくみ上げる仕組みの事で、
汚染源に近づけない対策となります。

このアニメーションのように、発電所建屋の山側から流れてくる地下水を、建屋に入る手前でくみ上げて、
汚染されていない状態のまま海へ流します。

この地下水バイパスの稼働により、効果として、
建屋に流れ込む地下水の量が減少することを期待しています。

くみ上げた地下水は排水する前に汚染されていないかを確認します。
この時の基準値は法令上の濃度限度やWHO世界保健機関の飲料水の水質基準よりも低い値です。
放射性物質の濃度が運用目標未満であることを確認できた場合は、
海へ排出する運用となっています。







地下水バイパスから放射性物質検出
NHK 4月17日 19時38分

東京電力福島第一原子力発電所で、地下水を山側でくみ上げて海に放出する「地下水バイパス」の井戸の1つから、放出する際の目標の値を超える放射性物質が検出され、東京電力はこの井戸の水を18日、再び分析することにしています。

福島第一原発では、山側から建屋に流れ込む地下水の影響で、汚染水が1日400トンのペースで増えていて、国や東京電力は汚染水の増加を抑える対策として建屋に流れ込む前の地下水をくみ上げて海に放出する「地下水バイパス」を実施することにしています。
今月9日からは建屋の山側にある12の井戸で水のくみ上げが始まりました。
東京電力によりますと、このうち最も南側にある井戸で15日に採取した水から1リットル当たり1600ベクレルと、これまでで最も高い濃度のトリチウムが検出されました。
地下水バイパスでは放出用の水は複数の井戸でくみ上げた水を専用のタンクに集めた段階で、放射性物質の濃度を測定し、海に放出するかどうか判断することにしています。
その際、東京電力は国の海への放出基準より低く定めた目標の値を下回っていた場合に海に放出することにしていて、トリチウムの目標の値は国の基準の40分の1に当たる1リットル当たり1500ベクレルとされています。
東京電力は、今回、最大値が検出された井戸の水を18日に再び分析し、ほかの11の井戸の水と共にタンクに集めた場合、目標の値を上回るかどうか調べることにしています




12の井戸全部混ぜて分析し直します!

福島第1原発 県、個別の井戸運用の明確な基準示すよう要請

(14/04/18)FNNLocal

福島第1原発の地下水バイパス計画について、
福島県は個別の井戸の運用についても、明­確な基準を示すよう、あらためて求めた。
福島第1原発で始まった地下水バイパス計画で、
1つの井戸の水から海への放水基準を超­える、1リットルあたり、1,600ベクレル(Bq)のトリチウムが検出された。
東京電力は、全ての井戸の水を混ぜてから分析を行い、基準を上回らなければ放水すると­していて、
個別の井戸の水が基準を超えても、問題はない
としている。
しかし、基準を超えた井戸については、18日からのくみ上げを休止していて、
福島県は­、個別の井戸の水が基準を超えた場合の対応について、明確な基準を示すよう、
17日、­東京電力にあらためて求めた。




★誤魔化しているから騙されないで!
全部混ぜたら基準以下になりました!
混ぜちゃえば1600ベクレル/Lも250ベクレル/Lでーす!!

2014年4月18日
福島第一原子力発電所 地下水バイパスの現状について


2014041811.jpg

Gr1-1タンクへの貯留

4月9~14日にかけて、くみ上げ貯留した水(Gr1-1)について、
現在、当社および第三者機関による詳細分析を実施中。

また、一時貯留タンクGr1-1内の水について、
「運用目標を満たしているか」の分析(運用目標分析)を行った結果、本日(4月18日)、
当社および第三者機関の分析ともに運用目標未満であることを確認。

2014041812.jpg

週1回の定例モニタリング(4月15日採取)において、
地下水バイパス揚水井No.12のトリチウム値が「1,600 Bq/L」検出。


本日(4月18日)再度、揚水井No.12の地下水を採取。
一時貯留タンクの水質にどの程度影響を与えるかを評価し、
「運用目標値を超えるような影響がない」との評価が得られれば、当該揚水井からのくみ上げを再開する予定。


揚水井No.1~11について、本日(4月18日)11時59分~12時23分にかけて順次くみ上げを再開し、
一時貯留タンク(Gr2-1~2)に貯留中。

2014年4月18日
福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク分析結果


2014041813.jpg

*第三者機関:日本分析センター
*NDは検出限界値未満を表し、( )内に検出限界値を示す。
※1 東京電力株式会社福島第一原子力発電所原子炉施設の保安及び特定核燃料物質の防護に関する規則に定める告示濃度限度
 (別表第2第六欄:周辺監視区域外の水中の濃度限度[本表では、Bq/cm3の表記をBq/Lに換算した値を記載])
※2 セシウム134,セシウム
137の検出限界値「1Bq/L未満」を確認する測定にて検出されないこと(天然核種を除く)。


ーーー


一応No12の井戸から1600ベクレル出た時事は書き込みながら、
No1~No11の井戸の水と一緒にG1というタンクに入れかき混ぜ、
日本分析センターという第三者機関にも分析してもらった結果、
東電は250ベクレルだったが、第三者機関は240ベクレル。
排出基準の1500ベクレルよりも下回ったから海へ流します。
No12の井戸からの汲み上げは今日は行わなかったけれど、
今後もNo1~11までの水と混ぜて1500ベクレルを超えなければ、また汲み上げを開始して海へ出します。

という事を東京電力は堂々と言っているんだと、私は思います。



<福一地下水バイパス>
揚水井No12のトリチウム放出限度超の汚染1600ベクレル/Lが他の地下水とごちゃまぜに!
これ、インチキだから。(4/18東京電力記者会見文字こし)




テーマ : 放射能汚染
ジャンル : 政治・経済

<ドイツ・ベラルーシ報告>ドイツと日本の市民の違い「知りたがりの怒りんぼうにならなくちゃ」3/22おしどりマコケン(内容書き出し)

「暴く!東電の実態 語る…福島の今」おしどりマコ&ケン
 2014年3月22日(土)茨城県土浦市の土浦市民会館

動画はこちら↓
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/130613

http://www.ustream.tv/recorded/45148648



マコケン2014032215

あとドイツに行っておもしろかったのは、
プロテスタント教会の方に呼んでいただいて、
ものすごいいろんな講演会をセットしていただいていたんですね。
それで、学校であったりとか、いろんな教会であったりとか、教会に限らずいろんな地域に呼んでいただいて、
今の福島の日本の現状を話して原発事故の現状の話をして、という事を言われて、
で、最後に質疑応答の時間がとってあったんですけど、
もう、質問が終わらないんですよね。

ケン:終わらない

マコ:
学生もドイツの人達も、日本人村とか日本人会とかそういうところじゃなくて、
学校5つぐらい回ったんですけど、普通のドイツの地域の人達が通う職業訓練校だったり、進学校だったり、
いろんなところに行ったんですけど、なので別に脱原発の人たちばかりじゃないし、
活動家の人達じゃないしというところでいろいろ話をさせてもらったのが面白かったです。
で、めちゃめちゃ原発事故に関して興味を持っている人が多くて、ドイツの人は。

どこの学校、どこの地域に行っても質問されたのは、
日本の原発事故を受けてドイツでは脱原発、原発を手放す政策に舵を切ったけれども、
なんで日本はまだ原子力を使って、しかも海外に売ろうとしているんですか?
って質問されるんですよね。

どこかの高校の学生に質問されたんですけど、
もう冷静にね、
「日本は広島と長崎にもう原爆が落ちて、そして福島でレベル7の事故が3つあって、でも原子力を使うんですか?」
って聞かれて、
「僕にはなんか分裂症みたいに、なんでそんなふうになるのか理解できないんです」と聞かれて、
すごく素朴な疑問として思っている人が多かったんです。
本当に、それはそうですね。

マコケン2014032216

で、私の声がかれているのも、ドイツで1日に1時間半の講演を3回とかやったんで、
「どれだけしゃべり続けたんだ」みたいなね。
終わってからも彼等はすごく質問が多くて、ずーっと囲んで聞かれるんですよ。
すごい、なんでしょう、不思議でしたね。
原発事故の事に限らず特定秘密保護法とか、

ケン:NHKのこともね、

マコ:
「NHKの会長は大丈夫ですか?」って聞かれて(笑)
なんで知ってんの?みたいな。
ドイツは公共放送が沢山あって、地域ごとに公共放送があるんですって。
ドイツは電力会社もいっぱい選べるんですね。
なのでなぜ日本の電力会社、電力会社の団体電事連がそんなに社会や経済界に影響を持っているとか、
メディアに影響力を持っているとか、それがまず理解できないと。
そして公共放送であるNHKが暴走するのも理解できないみたいな感じなんですね。

普通にこうやって囲まれてしゃべっていた時に
「ドイツは電力会社もいっぱいあるし公共放送もいっぱいあるからいいよね」みたいなことを言うと、
ドイツの10代の若者に「まあね、沢山ある方がフェアですよね」みたいな事を言われて、
「一つだけだと偏るじゃないですか。沢山ないと選べないじゃないですか」みたいな事をいわれたので、
なんか、すごく、がっくりきましたね。
なんか、近代化の違いみたいで。

もうね、遠くの国の事にここまで疑問と興味があるのかというか、
「もうみんな日本が好きなだけかしら」って最初は思う位。

ベルリンで講演をさせていただいた時に、ドイツの年配の男性から、
もちろんドイツ語での質問ですよ。
「非常用電源装置は津波で流れたと思いですか?」と聞かれて、
「日本でもそんな質問来ませんよ」みたいなね。

「何で日本は原発を止めないんだ」という質問をもうあっちこっちでされた時に答えていたのが、
もちろん日本の国民すべてが原発を支持している訳じゃないし、反対している人たちも多いと。
「どちらかといえば、おそらく反対している人たちの方が多い」という話をしてたんですね。

それで私がその時によく引き合いとして出したのが、
事故があった平成23年の9月に原子力委員会が原子力政策に対する国民の皆さんからの意見募集結果について
パブリックコメントですね、
その話をよく出していました。

マコケン2014032223

原子力政策のあり方に関する検討でパブリックコメントを募集したんですよね。
でも、

マコケン2014032224

直ちに廃止し、再生可能エネルギーなどに転換すべきが67%
段階的に廃止し、再生可能エネルギー等に転換すべきが31%

つまり足すと「98%が原子力を廃止し、再生エネルギー等に転換すべき」という調査の結果になったんですよね。
で、原子力政策をどうするのか?というパブリックコメントがこういう形で
98%が「即時に、もしくは段階的に原子力を止めて再生可能エネルギーにしましょう」という意見だったけれども、
これを踏まえたうえで今の政府は原子力を使っていくと、原発を再稼働する事に決めたんですと。

で、こういう国民の意見は、エネルギー政策に関しては本当に反映されていないという様な実感を持っています、
という話をしたんですよね。

で、そうすると、職業訓練校だったよね。
すごい穏やかで、ちょっと驚く、この説明を受けて意見が出てきて、
「日本人は何で暴力に訴えないんですか?」と言われたんですよ。
「あれ」と思って、すごく穏やかに質問がきたんですけど、
「ポスターで社会は変わると思うんですか?」と言われて、
すごいなんか、「わー痛いところ突かれたな」と思って、
それでも暴力で変わるとも思いませんけれど、暴力で変えるのが正しいとは思わないんですけど、
私が今回ドイツへいろいろ取材や司会をしたり、発表をしたり、いろいろベラルーシで取材をしたり、
その時によく日本の方々が、
「日本の現状をドイツで話して外圧をかけるように訴えて下さい」みたいな事をよく言われたりとかしたんですけど。
なんか、その気持ちもすごく分かるし、
もう、福島の友人からはいろんなところに直訴したりとか、すごくそれも分かるんですけど、
でも彼に「ポスターで社会が変わると思っているんですか?」と言われた時に
「そりゃそうだ」と思って、
「外圧で訴える」という前に、私たち自身がね、死に物狂いになったかな?というのがすごく思ったんですね。
それは暴力に訴えるという事じゃなくて、なんかその、
そんなに死に物狂いにならないうちに海外の外圧でよろしくみたいなのは、
それは私はなんか、うん、なんか違和感があるんですよね、なんかそう思いました。
だから私もうちょっと頑張ろうと思ったんですけど、

ケン:
やっぱり中で、自分たちが必死になっていたら周りから見ていてもね、
言わなくても外圧がかかってくるかもしれないからね。

マコ:
プロテスタント教会のちょっとハードスケジュールのコーディネートで、
いろいろ取材をさせていただいたんですけど、
3月11日近辺をまたいでいたので、いろんな脱原発のデモも取材に行ったんですよね。
で、すごーいのどかなデモもあり、大規模なものもあり、面白かったんですけど、
本当にいろんなタイプのデモがあって、世界女性デモとかそういうのもいっぱいありました。

ケン:そうですね、あと「犬も殺さないで」っていうね

マコケン2014032225

マコ:
それでこのシュツットガルトのデモに行った時に、通訳をして下さったアライトミコさんという方が、
シュツットガルトのデモに取材に行ったので、
「ドイツってデモが多くて、そして楽しい感じでいいですね、ハイキングみたい、遠足みたい」って言ったんです。
「でもそれはね、力のないデモなんですよ」というお話をされて、
力のないデモは笑ってみていると。

ケン:誰が笑って見ているの?

マコ:
警察だったり。
でも本当に社会を動かすような大きい力を持ったデモは、
武装警察が周りにいて、放水車をかけて、催涙弾を投げて、弾圧はするし、
そしてひどい状態になってもそれはあんまり報道は取り上げないし、
「そんなに日本と変わりませんよ」って言われたんですね。

2010年にシュツットガルトのデモで、大きいデモがあって、
その時に学生の団体に向けて放水車が放水しようとしてたんですけど、
それを年配の男性が間に入って「やめろ」って止めて。
そうすると放水車はそのお爺さんの顔をめがけて放水して、
そうするとその勢いで目が飛び出て失明された方がいる
んですよ。
私はこの取材の日にその話を聞いて、
もう、自分が取材をしたりいろいろしなければいけなかったんですけれど、
もうすごいなんかビックリして悔しくて、
何か途中で泣いちゃって、すごい衝撃だったんです。

それで、ドイツもやっぱり、
日本人は「ドイツすごい」とか「ドイツ素敵」とか憧れている人が多いけど、
でもやっぱりひどい政治家も多いし、
政府もひどいし、企業もひどいし、報道もひどいし、警察もひどいと、
よその国の事は声高に報じるけれど、自分の国の事はヒドイ事はそんなに出さないよ、みたいな話を聞いて、
でも、日本とドイツが多分一番違う点は、市民の心だって言われたんですよね。
市民が抗議したり監視したり怒ったりするのは、日本とドイツを比べて
やっぱりドイツの人達の方が良く怒るし良く調べるし、っていうふうな事を聞きましたね。

ケン:はい。

マコ:
だから今回いろいろ取材をしていて、
「知りたがりの怒りんぼうにならなくちゃ」って思ったんですけど、
やっぱり足りないのは、私は「怒りだな」と思いましたね。



ふぇみん新聞2014年4月15日号
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今月3月4日、ドイツで「原発事故がもたらす自然界と人体への影響について」の国際会議が開催された。
主催は核戦争防止国際医師会議(IPPNW)・ドイツ支部など。
世界各国の医師や科学者たちが集い、放射能汚染の健康被害について議論する中、
東電記者会見の取材を続けるお笑い芸人、おしどりマコさんも招待を受け参加した。
この会議や現地の様子についておしどりマコさんの寄稿。

今月2月24日から3月15日まで、ドイツとベラルーシに行ってきました。
核戦争防止国際医師会議(IPPNW)に出席・発表するためと、ドイツとベラルーシの取材をするため。
そして牧師の御好意でいろいろな脱原発のデモ・集会の取材と、各地の教会や学校で講演をしてきました。

活動家だと思われる
IPPNWで一番印象に残ったこと。
何人もの科学者が同じような事を発言していました。

「自分は一科学者、一研究者だが、原子力に都合の悪い事実を出すと活動家のように思われてしまう」

これは私も本当に同感!
私はげhh発事故の取材を続けているだけですが、いつの間にか「脱原発芸人」のように思われてしまっています。
この事がなぜ問題か。
原子力に都合の悪い事実を出す人間を「活動家」として捉えてしまっては、公平な議論が出来ないからです。
日本で取材していたとき逆の現象も感じました。
原子力推進側にも、福島第一原発事故の対応はマズイ、という意見はあるんですね。
しかし、原子力に都合の悪い事実を出す人間を「活動家」ととらえる風潮で、そういう意見が出にくくなる。
これは良くない現象です。
原子力は単なるエネルギーの選択肢の一つ。
イエスかノーかではなく、もっと議論がなされるべきだと思います。

政府の「安全」は無意味
IPPNWでは、様々な研究者の発表がありました。
原子力発電所の周囲5kmに小児白血病のリスクが増えたという研究で知られる
(Kikk Study)のアルフレード・ケルブライン、
放射線生物学者のキース・ペーパーストックは世界保健機関(WHO)で働いていましたが、
突然何の理由もなく2001年にWHOの被ばく影響部門を閉鎖されたと言います。
生物生態学者のティモシー・ムソーはツバメで被ばくの影響を調べています。
ツバメは飲酒も喫煙もせずストレスもないので、
被ばくによる健康影響が出てもその他の要因にされないからいいのだそう!

IPPNWは原発事故だけでなく、劣化ウラン弾や原子力発電所や核実験など、
様々な核の影響に関して調査し、警告を出す医師たちの組織です。
「原子力・核の歴史は、権力、企業、国家にとって都合のいい事実を出し続けており、
その下で住民が虐げられてきている。
国連科学委員会(UNSCEAR)やWHOも、原子力ロビーに屈している事は我々にとって周知である。
日本で原発事故があったが、政府が発表する『安全』など何の意味もないことは、
チェルノブイリ事故を経験した我々ヨーロッパの研究者にとっては当たり前である」
10日間、生活を共にした研究者の方々からたびたびこういう事を言われました。

政治に敏感な若者
そして、衝撃だったのが、学校や教会で講演をしてまわったときの事。
最後の質疑応答コーナーですさまじい量の質問がどこでもきて!
帰る支度をしていても囲まれて、
「公共放送のNHKの会長についてどう思う?」まで聞かれるとは!
「すごいね、ひょっとしてみんなもう支持している政党とかあるの?」と聞いてみると
「僕は社民党に考えが近い」
「緑の党がいい」
「政党『左』を今のところ支持している」などすぐに返ってきて。
「わ、日本では学生の時にどの政党がいいか考えている人はほとんどいないよ」と私が言うと、子どもたちは
「え?じゃ日本は選挙権を持つ年齢になってから、支持政党を考えだすの?それじゃ遅くない?」
…おっしゃる通りでございます…。

どこの学校でも質問されたのが、
「ドイツは日本の原発事故を受けて原発を手放すことに決めたけれど、
なぜ日本は再稼働させて海外に原発を売っているの?」

職業訓練校は学生の年齢層が高いので、ハッキリとこう言う学生もいました。
「日本は長崎と広島に原爆が落ちて、福島でレベル7の原発事故が3件あって、
それでもまだ原子力を使い続けようとするのはなぜ?僕は理解できない」

この質問には毎回こう答えていました。
「日本の国民すべてが原発再稼働に賛成のわけではない。
例えば原子力委員会が2011年に行った原子力政策について民意を調べるパブリックコメントでは、
即時に脱原発、段階的に脱原発の意見は合わせて98%だった」

するとあるギムナジウム(中等教育機関)でこう返されました。
「なぜ暴力に訴えないの?ポスターで原発がなくなったり、世の中が変わると思っているの?」
これには私は唸りました。
暴力に訴える、というのは良いことではないけれど、思うところがあったのです。
ドイツに行っている間、日本の方々から
「日本の惨状をドイツで訴えてきて!外圧で日本を動かして!」という声を沢山いただいて。
気持ちはわかるんだけど、ちょっと納得がいっていなくて。
外圧に訴える、という前に、私たちは、全力で、死にもの狂いで、何かした?
自分たちが全力を尽くす前に、外圧に訴えて、というのは、少し安直でズルい気がしていたのです。
「ポスターで世の中は変わると思っているの?」という学生の質問はそこを突かれた気がしたのです。

知識と怒りを
ドイツで、さまざまなデモの取材もしました。
遠足みたいな気軽で楽しいデモがたくさんあって。
でも「遠足みたいなデモは、何も社会を変えないデモだから」と言われてしまいました。
「本当に社会を変えるような大きい力のあるデモは武装警察が制圧に来るよ。
ケガをする人が沢山出るよ。でもメディアはほとんど報じない」

そして衝撃の話を伺ったのです。
「2010年のシュツットガルトでの大きいデモで、学生たちに放水車が向かっていたので、
老人が間に入ったら、放水車はその老人の顔をめがけて放水をして。
両目が飛びだして流れてしまい、彼は失明してしまった。
その写真が1枚だけ新聞に載って、その後、老人のところに沢山のメディアが取材に来たけれど、
ほとんど掲載される事はなかったんだって。
ドイツも日本と同じ、政治家も企業も警察も報道もひどいことが多いよ。
でもドイツと日本の違うところは市民かな。
ひどい事に対して、講義したり、監視したりする市民は、日本よりは確実に多いと思う」

私たちに足りないのは知識と怒り、という事を改めて感じました。
私は「遠くの誰かが虐げられている事に対して、自分が怒りを持って動く事ができるか」
というのはキーワードだと思います。
この怒りは重要。
知りたがりの怒りんぼうにならなくてはね!




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テーマ : 原発再稼働
ジャンル : 政治・経済

<ドイツ・ベラルーシ報告>核戦争防止国際医師会議「新生児の死亡率について誰か論文を書いたか?なぜ日本人は調査しない?」3/22おしどりマコケン(内容書き出し)

「暴く!東電の実態 語る…福島の今」おしどりマコ&ケン
 2014年3月22日(土)茨城県土浦市の土浦市民会館

動画はこちら↓
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/130613

http://www.ustream.tv/recorded/45148648

56:39~
マコケン2014032211

実は私たち3月15日までドイツとベラルーシに行って来たんですよね。
2月24日から。
IPPNWという核戦争防止国際医師会議というところから、
その国際医師会議に出席するためにドイツとベラルーシへ行って来たんですよ。
で、ヘッセン州のプロテスタント教会というところが私たちを呼んで下さって

ケン:マニアックですよね、本当に。

マコ:
ありがたかったです。これはミンスクですね。
ベラルーシには日本から直行便がなかったので、いったんドイツへ行って、
そこからベラルーシへ行くという行き方をしたんですね。
またね、ベラルーシのビザを取るのが大変でしたよね。
それは置いておいて、これはミンスクでの会議です。
で、ミンスクとゴメリに行って来たんですけど、

私何がビックリしたか?って、ゴメリってものすごく線量が低いんですよ。
ベラルーシ、ミンスクも低かったんですけど、
ハッキリ言ってね、線量計とかかがいがカウンターとかいろいろ持って行ったんで測っていたんですけど、
外のエリアはたいがい0.01マイクロシーベルト/hから0.04マイクロシーベルト/hとかなんですよ。
高くても0.04マイクロシーベルト/hでしたよね。

それがゴメリもなんですね。
ものすごく広いところなので、すごくもう拡散されちゃったのかなとも思ったんですけど、
ものすごい意地になって、ゴメリの苔とかね、溝とかを「これは高い」と思って測ってみるんですけど、
大体低かったですね。普通のところは。
でも不思議だなと思ったのは、ホテルの中とか、こういう屋内の方が線量が高くて、
大体0.09から0.1マイクロシーベルト/hですね。

ベラルーシであちこち測って、一番線量が高かったのは、
ゴメリで止まった時のホテルのベッドの上という、ちょっと憂鬱な…ここが一番高いじゃないみたいな。
それがなんかね。

ケン:不思議でしたね、人がやっぱりネンネするからかな

マコ:で、ミンスクで国際会議があって、それでフランクフルトで国際会議があって、
何かいろいろと、面白い科学者の方に話を聞いたんですけど、
印象的だったのは、いろんな科学者の方やお医者さんがいらっしゃるんですけど、
何人もの方が同じようにおっしゃっていたのは、

自分は一科学者だと、一研究者だと。
でも、原子力に都合の悪い事実を出すと、いつの間にか活動家のように思われてしまう。
でもただ研究しているだけの科学者なんです。

ということをおっしゃっていて、私はそれがすごく印象的でした。

私もね、原発事故とかアスベストとか水俣の取材をしているんですけど、
原発事故の取材をしているだけで、「脱原発芸人」みたいに言われる時もあるので、
脱原発の活動家と思われる時もあるので、
何か「取材しているだけなのにな」って思っちゃうんですね。

例えば戦場カメラマンは別に反戦活動か、平和の活動家ではありませんし、
環境ジャーナリストも環境問題の活動家ではないと思うんですよ。
でも何で原発事故の取材をしているとそういうふうに思われるんだろうと思っていて、
そこはすごいゆがみがあると思うんですよね。

何でか?っていうと、いろんな圧力とかそういうのもあるんでしょうけど、
原子力について都合の悪い事実を出す科学者や研究者の方を、反原発や脱原発の活動家みたいに見てしまう。
それをね、私たちもそういうふうな感覚に陥りがちだと思うんですけど、
そうしてしまう事でフラットな公平な科学的な議論が出来ないと思うんですね。

私は福島第一原発事故の取材も重ねていて、
原発の推進の研究者の方や、原発で働く作業員の方、
今後の原子力を日本で使って欲しいと思っている方々の中にも、
「今回の原発事故の対応はひどい」
「全然科学的じゃない」と思っている方は結構いらっしゃるんですよ。

というのは、現場の作業員の方はもちろん原発がなくなったら困るんですけど、
でも原発事故の対応がひどいという事は、最前線の自分たちが被害者になるので
原子力はずーっと欲しいんだけど原発事故の対応はものすごいひどいお粗末なことになっている、ということは
知ってほしいし、訴えたいですね。

で、原子力の推進派の研究者の方も、
原子力はきちんと使えば今後も使っていいエネルギーだと思っているけど、
「でも科学的な事をここまでゆがめるならば日本は原子力を手放した方がいい」とおっしゃる方もいるし、

つまり何が言いたいかというと、
原子力に都合の悪い事実を出す研究者、そういう人達をイコール脱原発というふうにみるというのは、
ちょっとそれは、私たちはなんか、まずいんじゃないかと思う
んですね。
それは原子力ロビーもそうレッテルを貼りたがるし、
そのレッテルに私たちがのってしまう事で、すごくフェアーな議論が出来なくなるとおもうんですよね。

それをIPPNWの会議でいろんな国の科学者の方達と話していて感じました。

ケン:いろんな国の方が言ってはったね。

マコ:
そう。
もとWHOで放射線生物学者をされていた研究者の方とか、

マコケン2014032212

キースペーパーストックです、とってもいい方でした。
イギリスの方で今フィンランドにいらっしゃるんですけど、
WHOの研究所にいたんですけど、「何の理由も説明もなく突然その研究所が閉鎖されて」っていう方なんですね。
本当にIPPNWに出席されている科学者の方は、
如何に原子力ロビーが研究に関していろんな圧力を使ってくるのかというのを鼻から分かっていた事で、
だから日本で原発事故があって、それで政府や国やIAEAやWHOがフェアーな調査やフェアーな情報を出してこないという事は自分たちは遥かに経験済みですみたいな人たちだったんですよ。

「福島の原発事故による日本国民への 直接的な健康リスクあるいは健康被害は無いとみております」UNSCEARレポート10/1ドイツ放送(日本語字幕)

しかし、以前はWHOにも研究部門が設けられていたという。
イギリス人放射線生物学者キースペーパーストック氏は、
以前WHOで放射線リスクについての研究を行っていたが、
部門は理由を告げられることなく2001年に閉鎖されたのである。

ドイツ16

ペーパーストック氏はフィンランドへの転勤となり、
現在はそこで研究を続けているという。
彼に話を聞いた。

ドイツ17
キースペーパーストック氏:
国際原子力機関IAEAは私の研究結果を喜んではいませんでした。
ただし、ジュネーブ本部のWHOにコントロールはされていませんでした。
私たちの部門は独立していたのです。
WHOは基本的に公表されるものに関して、あまり口出しすることはありませんでした。
しかしそれを快くは思っていなかったと思います。





マコケン2014032213

これはアルフレード・ケルブラインという人ですね。
この方はベラルーシに発つ時の空港で初めてお会いして、
すごいなんかね、初めてドイツ人の人達とパーッって会った時に
「ここは安全のように見えるけれども、ドイツもベラルーシもスリが多いから気を付けて」と言われた直後に
すごく鼻が赤くて陽気な人が「ハロ~♥」みたいに近づいてきていきなりハグされたので、
「ヤバい、これがスリだな」と思ったのが彼だったんですけど、
それでベラルーシに行っている間にすごく仲好くなって、
それでなんか「研究者がものすごく態度悪いんだぞ」みたいな話を延々ね、聞いていて面白かった。

で、彼の研究がおかしいから教えてくれって言ったら、
「お前に教える●はない」とかなんかすごい面白い人だったんですよ。
よくよく聞いてみるとキックスタディという大きい研究調査がありまして、
原子力発電所の周りの子どもたちの白血病のリスクがあがる、
白血病の発症のリスクがあがるという大掛かりな調査で、
そのキックスタディの調査をされたのがこのアルフレード・ケルブラインという方なんですね。

マコケン2014032214

彼は、白血病の専門というより、新生児の死亡率が御専門なんですって。
それで日本で原発事故があって、
そしてその事に関して「新生児の死亡率について誰か論文を書いたか?」と。
「誰か調査をしている人間はいるか?」というのが彼と最初に話した事だったんですけど、
「私が知る限りは、いないと思う」と答えて、
私もかなり論文とか好きで読むんですけど、無いと思いますという話をして、
「やっぱりそうか」と。
彼もすごく探しているんですけど、日本人で書いたのは見た事がないと。
「なぜ日本の研究者は書かないんだ?」と逆に聞かれてしまって、
で、同じ質問を日本から一緒に行っていたお医者さん達にも、
「新生児の死亡率の論文を誰か日本人は書いてないか?」という事をずーっと聞かれていたんですけど、
みんな「多分ないと思う」と。
「確かに研究がしにくいという事実はあるけれども、なぜ日本人は調査しないんだ?」
ということをしきりに言われました。

ケン:「あの人がちょっと取り組んだけど進んでいない」とかね、そういう回答があると思われたんやろね。

マコ:
「どこそこがやろうとしてたけど、無いです」みたいなね。
外には出ていないけどどうなの?みたいなのを聞きたいというようなね。
だから、チェルノブイリがもう核に関する事をいろいろやっているんですね。
劣化ウラン弾とか、核実験とか、そういう事にもいろんな調査をしたり声明を出したりしているんですけど、
とにかく「原子力に都合の悪い事実にはいかに圧力がかかるか」っていうことを、
長年身をもって分かっている人達で。
だから日本で原発事故があって、まぁ、
「ものすごく覚悟を決めておかないと大変だよ」みたいな事をおっしゃる方が多かったですね。

でも、でもね、逆に言えばもともとそういうふうに圧力がかかるという事がはなから分かっているから、
あとはもう守ればいいだけだという様な感じですね。



ーーつづく


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テーマ : 放射能汚染
ジャンル : 政治・経済

<原発の自然破壊>原発が止まり、そして海が蘇る4/12報道特集「原発の長期間停止 海の生態系に劇的変化」文字起こし

丁寧に取材されていて、原発稼働による自然破壊の過程がよく理解できる
とてもいい番組だと思いました。


報道特集

2014年4月12日放送

原発の長期間停止
海の生態系に劇的変化




金平:
政府が昨日閣議決定したエネルギー基本計画では原発の再稼働の方針が明記されています。
その中でも「最も早く再稼働されるのではないか」と言われているのが鹿児島県の川内原発です。
こうした中で私たちは、各地の原発周辺の海に潜ってみました。


再稼働で注目 川内原発の海は

川内原発
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原発の再稼働をめぐって注目が集まる鹿児島県薩摩川内市。
市街地から外れた海岸に川内原子力発電所が建っている。

原子力規制委員会が安全審査を優先的に進めることを決め、再稼働第1号となる可能性が高いとみられている。
その川内原発の南8kmに位置する羽島地区。
数日ぶりに海が穏やかになったこの日も、多くの船が漁に出ず港に泊まったままだった。

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羽島の漁師1:ほとんど漁はない。魚が釣れない。
今林記者:釣れない
羽島の漁師:ええ。ほとんどだから出ないですよね、船は。

羽島の漁師2:年々少なくなっていきますよ。まぁ、海藻がないからね、一つは。海藻に左右されるから。


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羽島漁協では、沖に設置した定置網の水揚げが20年で数分の1にまで落ち込み、
漁が成り立たず、網が撤去された。
川内原発の稼働後水揚げが激減した」と漁師が訴えている。


羽島漁協の平石組合長は水揚げが減ったのは「原発から出されるあるもの」が原因ではないかと考えている。


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羽島漁協 平石良博組合長:
一番の問題は温排水です。
死んだお湯が出てくるんだから。
生きている水が死んだお湯になって出てくるのと一緒ですからね。


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川内原発では、タービンを回して発電する際に使った蒸気を海から引き込んだ海水で冷やしている。
この暖められた海水は温排水として再び海に戻される。
最大で周囲の水温より7℃高い温排水を海に流すことが認められている。

水揚げの減少に悩む羽島漁協などでは独自に水中の調査を行った。
すると、川内原発の南側では北側に比べてより多くの海藻が消えていたことが分かった。

川内原発の放水口は南に向いていて潮の流れからも温排水がより南側に広がっていたためだと考えられている。

原発の南側にある羽島地区では、かつてはひじきなどが海岸を覆い尽くす程生えていた。
しかし「数年前に全滅してしまった」という。

羽島漁協 平石良博組合長:
今ごろだったらですね、藻がふさふさに、もうその辺には浮いてくるぐらい
こんな、これぐらい引き潮のときにはそれぐらい藻が沢山ありよったんですよ。
それがもう全然…

福島第一原発の事故後、川内原発は二基とも停止した。
それから2年半、温排水の大量放出は止まっている。
羽島地区の海の岩場では、今年ある変化が起きていた。


羽島の住民:去年はね、全然見なかったです。今初めて見ましたね。今年初めて来たんですけど、海に。

岩場に生えていた海藻はヒジキ。

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まだ小さな固体だが、一度は羽島の海岸から姿を消していたヒジキが新たに根付き始めている。


羽島漁協 平石良博組合長:
ヒジキが生えている事は驚きです。
私だけじゃなくて、見た感じでも地域の人達が海岸に降りて行ったら何度も「滑る」と。
「滑る」という事は、海苔が付いているから滑るとか、転ぶとか、
今まで聞いた事がない言葉ですよね。
「昔に帰っていくのかなぁ」という気がしないでもないですよね。


原発長期停止で海の中は…
玄海原発
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原発から温排水が出ている時に海の中はどうなっていたのか?
九州にはもうひとつの原発がある。
佐賀県の玄海原発だ。

近くでダイビングショップを経営する浪口志郎さんは、玄界灘の海に潜り続けて30年になる。
玄海原発前の海に向かった。

唐津マリンスポーツクラブ 浪口志郎さん:5~6年ぶりぐらいになるかなぁ。

今林記者:以前は、こちらはどういう状況だったんですか?冬場。

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浪口志郎さん:冬場はね、ここはね、あったかくてね、玄界灘の通常の海よりか2℃~3℃温かかったんですよ。


東日本大震災後に順次停止した玄海原発。
現在2年以上にわたって停止して、温排水の放出が止まるという、全例のない状況となっている。

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今林隆史記者:
玄海原発横の海がどうなっているのか?
これから潜って確かめてきます。

佐賀玄海町 2014年2月26日

原発が停止して温排水が止まった今、海はどうなっているのか?
2月末の海に潜ってみた。

今林隆史記者:
現在水深は5m、海水の温度は13℃でしびれるような冷たさを感じます。
あたりを見渡すと、活発に泳ぎまわっている魚はほとんど見られません。
原発が稼働している時は正方形のコンクリートのブロックには全く海藻は生えていませんでしたが、
今はびっしり海藻で覆われています。

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現在はいたるところにアラメやクロメなどの昆布の仲間の海藻が生えている。
ところが、原発が動いていた2006年の2月末に浪口さんが撮影した映像には、
海藻はほとんど映っていない。

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岩がむき出しの状態で海藻は生えていなかった。
同じ場所で比べてみると違いは明らかだ。

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海藻は水温が高くなりすぎると生えなくなる。
その上海藻を食い荒らす南国の大型の魚も越冬で来ていたため、
原発稼働中は海藻が生えていなかったと考えられる。



今林記者:海藻は以前はどうだったんですか?

浪口志郎さん:
以前はね、この地域にはやっぱり、あんまり生えていませんでしたもんね。
予想以上でした。
他の玄界灘の地域のよりもここの方が海藻が綺麗なんですよね。
ですから新しい藻が着床して芽生えたというか、そういう印象を受けましたね。


海の変化は泳ぎ回る魚の種類にも表れていた。
今年2月末にいたのはカワハギなど、玄界灘でよく見られる魚だった。

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今林隆史記者:
12年前の2月にこの限界の海に潜った事があります。
その時は、今年に比べて海水温が高く、色鮮やかな魚が多く見られました。
その時に比べて現在は海水も冷たく魚の姿も減っています。
全く違った印象を受けます。


この映像は原発が動いていた8年前(2006年)の2月末に撮影されたものだ。
海を覆い尽くすほど群れをなして泳いでいるのはキビナゴ。

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熱帯や亜熱帯の温かい海に生息する魚だ。
色鮮やかなこの魚も暖かい海を好むソラスズメダイ。
当時玄海原発前の海には冬の玄界灘ではあり得ない南国の生態系が出現していた。
夏場に暖流に乗って北上している南の魚は、冬になると寒さに耐えられず姿を消すのが普通だ。

この自然のサイクルが原発によって変わった。

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玄海原発から流れ出る温排水は、4基合わせて毎秒238トン。
これが周辺を局所的に温暖化させていた。

その結果玄海原発前の海は冬でも南の魚が生き残り、釣り人やダイバーが集まる人気スポットとなっていたのだ。

浪口志郎さん:
いやもう、全然様変わりしていましたね。
魚はね、やっぱり昔稼働していた時、温排水が出ていた時よりも全然数は少ないし、
普通の玄界灘の魚がほとんどでしたね。


原発“温排水”の影響は

原発が漁業に与える影響について40年間研究している東京海洋大学の水口憲哉名誉教授。
原発が海の生き物に大きな影響を与えると話す。

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東京海洋大学 水口憲哉名誉教授:
海藻っていうのはですね、そこに常に定着して、一生を繰り返している訳ですから、
そこに常に変な水が洗っているところな訳で、
常にそこでいろんな影響を受けている訳で、
どうしても海藻の方が魚よりは影響がハッキリ見えやすいですね。

水口名誉教授は温排水について、
海を温める事よりも「大量の水を取り込んで排出する事」の方がより問題だと考えている。
海に豊かさをもたらす小さな生き物たちが吸い込まれ失われてしまうというのだ。


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水口憲哉名誉教授:
連行」と言って、
冷却水として取り込まれる海水の中にいろんな小さな浮遊生活を送る幼生。
貝や海藻を含まれて、それから魚の稚魚も含めて、
小さな子どもが一緒に吸い込まれる影響というのが一番大きいですね。

“温排水”は複合的な汚染物質を含む廃水とも呼ぶべきものだと指摘する。→“温廃水”

水口憲哉名誉教授:
冷却系のパイプにいろんな海の生物のフジツボとかカキが付かないようにする塩素系の薬物を入れたり、
それから冷却系のパイプの金属が溶けた金属イオンとか、金気が、そういうものも入っている。

漁師の人達は「なんか変な悪い水が出てくる」というけれども、
悪水」といういい方をしますね。


“千年先まで見通して…”
若狭湾
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福井県若狭湾。
合わせて14基もの原発が集中する。
原発停止前後に起きた「海の劇的な変化」を目撃した研究者がいる。
京都大学の益田玲爾准教授は高浜原発からおよそ2km離れた海で10年間調査を続けてきた。



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京都大学舞鶴水産実験所 益田玲爾准教授:
原発が完全に止まって二日後に私は潜ったんですけど、
なんと、寒くて死んで海底に落ちている魚なんて言うのもいくつか見かけました。

若狭湾では、原発が止まって海がどう変わったのか?
先月益田準教授に海の中を案内してもらった。

2014年3月12日
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益田準教授:
ここで10年以上継続して潜水していますが、
このあたりにホンダワラ類の海藻が茂るようになったのは、原発の温排水が止まってからのことです。

原発停止後に南方系の生き物が消えて現在は海藻の一種ホンダワラが生い茂っていた。

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今目立つのはサザエやムラサキウニなど冬の日本海では良く見られる生き物たちだ。

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益田準教授:
このあたり、原発の稼働中はガンガゼ(ウニの一種)が沢山いたところです。
しかし今は、ガンガゼは死に絶えてムラサキウニ、
若狭湾に本来いる種類のムラサキウニが多くなっている。



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原発稼働中には南方系のウニの仲間ガンガゼがよくみられた。(2008年1月)

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しかし、原発が全て停止した2週間後(2012年3月)には死んでいた。1カ月後

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1カ月後には長いトゲしか残っていなかった


益田準教授:
ムラサキウニ、サザエ、いずれも原発の稼働中はほとんど見なかったんですね。
これが、最近増えてきています。
「温廃水が出ていない状態の方が、食べておいしい様な海の生き物っていうのは多くなる」
というふうに考えられます。


原発稼働中、この地点は温廃水によって、周辺の海と比べて水温がおよそ2℃高くなっていた。
この2℃が冬場生き物の生死を分けていたのだ。


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益田準教授:
水の中では陸上よりも遥かに熱が伝わりやすいという事なんですね。
ですから、水中が2℃違うという事は魚にとって非常に大きな違いになります。
人間が陸上での2℃というのはどうにでも調節できますが、
魚にとっての2℃というのは調節が聞かないエリアになってしまいがちなんですね。

益田準教授は火力発電所周辺の海でも調査している。
火力発電所からも温排水が出ているが、量が原発より少ないため海に変化は起きていなかった。

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益田準教授:
特に他の場所と種類が違うという事もないんですよ。
それで、このあたりの冬の海らしい状況です。
火力の方が効率よく熱エネルギーを使って電気を取り出しているっていうふうに言われていますし、
それから、新しいタイプですから効率がいいんでしょうね。

原子力発電所で生み出される熱エネルギーのうち発電に使われるのはおよそ3割。
それに対し火力発電所では高性能のもので熱効率は6割近くに達する。
つまり、同じ量の電気を生み出すのに原発の方が火力よりも多くの熱を温廃水として海に流しているのだ。


益田準教授:
若狭湾は美味しいものがたくさん取れるところとしても有名な場所だった。
そういうふうに少なくても1000年以上築かれてきた文化がある場所で、
今、稼働したほうがいいのかどうか?という事は、
この1年どうしたらいいか、この2年どうしたらいいか?という事で、
つい決めてしまいがちだと思うんですけれども、
ここで、1000年築かれてきた歴史を考えると、
その先1000年を見通して判断をした方がいいんじゃないかというふうに私は思います。


スタジオ
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岡村仁美:
福岡のRKB毎日放送のスタジオには取材にあたった今林記者に着てもらっています。
今林さん、原発が止まる事で海の中の生態系というのはここまで大きく変わるんですね

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今林隆史:
調査に当たった研究者が驚くほど、原発停止後の海は劇的に変化していました。
停止後わずか数日で、南国系の魚が死んでいたそうです。
この、原発前の南国系の魚は私も目撃した事があります。
今からおよそ10年ほど前の2月に玄海原発の前の海に潜りました。
その時、南国系の大きな魚が泳ぎ回っているという、今考えると異様な光景が広がっていました。
今回あの海がどうなっているのか?と思い海に潜って取材しました。

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日下部正樹:
今回はあえて放射能ではなくて別の角度から、
原発と環境問題を取材しようと思った理由というのは何ですか?

今林:
はい。
福島第一原発の事故後、放射能の問題は広く認識されていると思います。
一方、事故を起こしていない、通常運転中の原発が、周囲の環境にどのような影響を与えているのか?
原発が長期間停止している今だからこそ見えてくるものがあるのではないかと思い、
今回海に潜りました。
現在原発の再稼働をめぐって議論が進んでいますが、再稼働に賛成反対という前に、
「原発が周囲の環境にどのような影響を与えるのか」もっと詳しく知る必要があると思います。

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金平茂紀:
今林さん、「原発の再稼働賛成反対を言う前に、原発がどういうものかというのをもっと知った方がいい」
というのはその通りだと思うんですけれども、
それにしても昨日、政府が閣議決定したエネルギー基本計画なんかを読みますとね、
「政府の側がそもそも、耳を傾けない姿勢なんじゃないか」という様な思いがするんですけれども、
そうすると、福島第一原発の悲劇というのは一体何だったのか?という事を考えると、
とても憤りを感じざるを得ないんですけれども、
今林さん、今後も取材を続けて下さい、どうも。



ーーー

<安全審査優先>
川内原発だけが厳しく想定“620ガル”まで引き上げ(←東日本大震災は2933ガルだけど)
&30圏内避難問題3/13ニュース7(内容書き出し)



<本当に動かす?>そもそも原発再稼働といっても事故が起きたら即避難できるのだろうか
3/13そもそも総研(内容書き出し)



<川内原発>
なぜ事故時の住民避難にSPEEDIを活用しないのか?~黒木政府参考人と「SPEEDI」の関係~参議院山本太郎議員質疑4/3(文字起こし)




原発推進 エネ計画閣議決定 原子力ムラ復権
東京新聞 2014年4月12日 朝刊

2014041247.jpg

政府は11日、国のエネルギー政策の指針となる新たな「エネルギー基本計画」を閣議決定した。
原発を「重要なベースロード電源」と位置付け、原子力規制委員会の基準に適合した原発を再稼働させ、
民主党政権が打ち出した2030年代の「原発稼働ゼロ」方針を撤回することを正式に決めた。

計画では、原発新増設も必要な原発の数などを「見極める」と含みを残した。
原発輸出は、東京電力福島第一原発事故の教訓を国際社会と共有し、
原子力の安全性向上に貢献するとして積極的に進める考えを示した。
将来の原発や再生可能エネルギーの電源比率をどうするかの具体的な数値目標は盛り込まなかった。

原発事故後、初の計画。
政府は一月の決定を目指したが、与党から原案は原発推進の色が濃すぎるとの異論が出て決定が遅れた。
◆エネ計画ポイント
▼原発は重要なベースロード電源
▼規制基準に適合した原発は再稼働を進める
▼原発依存度は可能な限り低減。安定供給などの観点から確保していく規模を見極める
▼再生可能エネルギーは二〇一三年から三年程度、導入を最大限加速し、その後も積極的に推進する
▼もんじゅは高レベル放射性廃棄物の減容化の国際研究拠点にする

◆経産省主導の舞台裏

安倍政権は「エネルギー基本計画」で原発推進路線を鮮明にした。
東日本大震災から三年で、東京電力福島第一原発事故を忘れたかのような姿勢。
電力会社や経済産業省という「原子力ムラ」が復活した。 (吉田通夫、城島建治)

計画案の了承に向けた与党協議が大詰めを迎えた三月下旬。
経産省資源エネルギー庁の担当課長は、再生可能エネルギー導入の数値目標の明記を求められ
「できません」と拒否した。


「その態度はなんだ」。
要求した自民党の長谷川岳(がく)参院議員によると、
課長は椅子に反り返り、足を組んだまま受け答えしたという。
長谷川氏の激怒で協議は中断した。

与党は原発を「重要」と位置づける部分は容認し、
推進の立場は政府と同じだが、脱原発を求める世論を気にして一部議員は再生エネの数値化にこだわった。

だが、原発依存度の低下につながるのを懸念した経産省は本文に書き込むのを拒否
目標を拘束力の弱い脚注に入れ、本文にそれを
「上回る水準の導入を目指す」との対案を与党に提示し
「大幅に上回る」との表現で合意した与党の指示をも拒み
「さらに上回る」との再提案で押し切った。

電力各社も介入した。

電力各社でつくる電気事業連合会は、自民党が所属議員に計画案への考えを聞いたアンケートに便乗。
若手らに原発の維持・拡大につながる核燃料サイクル事業を「着実に推進する」と書くよう説いた。

原子力ムラの動きの背後には、経産省が影響力を強める首相官邸がある。

安倍晋三首相の黒子役を務める首席秘書官は、経産省出身でエネルギー庁次長も務めた今井尚哉(たかや)
首相の経済政策の実権は、今井氏と経産省が握っている。

昨年7月。今年4月から消費税率を8%に引き上げるか迷っていた首相は、
税率を変えた場合に経済が受ける影響を試算することを決めた。
指示した先は財務省でなく経産省だ。

歴代政権の大半は「省の中の省」と呼ばれる財務省を頼ったが、安倍政権は経産省に傾斜。
その姿勢が原子力ムラを勢いづかせた。












テーマ : 原発再稼働
ジャンル : 政治・経済

<福島第一原発>東京電力が「未処理の超高濃度汚染水が誤送された」と真夜中に報告

東電が雨水だと言って流している汚染水や
タンクから漏れているセシウムを除去した後のストロンチウムやトリチウムが沢山入っている汚染水でもなく、
今回誤送されたのはセシウムを処理をする前の汚染水。
なのでセシウムだけじゃなくもちろんその他核種全て丸ごと入っている水です。
夜中にメールとツイッターで東京電力が報告していました。
4月13日午後5時22分にはポンプ4台が動いていた事が原因だと判明した上でポンプを停止しているのに、
第一報が日付が変わった真夜中の1時37分という時間誤差。
ポンプの誤作動を知って停止してから8時間後でした。



高濃度汚染水240トン 移送先でない建物に誤送
NHK 4月14日 5時16分
2014041411.jpg

東京電力福島第一原子力発電所で、
使う予定がないはずのポンプ4台が動いて高濃度の汚染水およそ240トンが
本来の移送先ではない建物に流れ込んでいたことが分かり、
東京電力は建物の外への漏えいがないか監視するとともに、ポンプが動いた原因を調べています。

2014041412.jpg

福島第一原発では、1号機から3号機の溶け落ちた核燃料を冷やした水が高濃度の汚染水となって
原子炉建屋の地下に流出し続けているため、
ポンプでくみ上げ、近くの複数の建物にためたうえで処理設備に送っています。

2014041413.jpg

汚染水をためる建物では水位を監視していますが、東京電力によりますと、
今月10日から13日にかけて、水位が上がるはずの建物で反対に下がるなどの異常が見つかり、
調べたところ、使う予定がないはずの4台のポンプが動いていて、汚染水が逆の方向に送られたり、
本来の移送先ではない「焼却工作建屋」と呼ばれる建物の地下に送られたりしていた
ことが分かりました。

このうち焼却工作建屋に誤って送られたまっていた汚染水の量はおよそ240トンで、
今月8日の分析結果から
1リットル当たり数百万ベクレルの高濃度の放射性セシウムが含まれる
とみられます。
東京電力はこの建物の地下に外部とつながる貫通部がないため汚染水の漏えいはないとしていますが、
水位の変動や周辺の井戸の水質を監視しています。
東京電力は、法律に基づいて原子力規制委員会に報告するとともに、
使う予定がないはずのポンプがなぜ4台も動いていたのか原因を調べています。



ーーま夜中に公表ーー2014年4月14日 1時37分





福島第一原子力発電所 集中廃棄物処理施設焼却工作建屋への意図しない滞留水の移送について
平成26年4月14日 東京電力株式会社

各建屋の滞留水については、水位管理をしながら移送を実施しており、
サイトバンカ建屋の滞留水は適宜、プロセス主建屋へ移送しております。

4月10日頃から適宜、サイトバンカ建屋からプロセス主建屋への移送を行う中、
サイトバンカ建屋内の水位上昇およびプロセス主建屋の水位低下が確認されました。

本来とは逆の水位変動が確認されたことを受け、4月12日より現場調査を行っていたところ、
集中廃棄物処理施設4カ所(プロセス主建屋、高温焼却炉建屋、サイトバンカ建屋、焼却工作建屋)のうち、
3カ所間において、通常使用していない以下の滞留水移送ラインに設置してある仮設ポンプ(4台)が
運転中であることがわかりました。
  ・プロセス主建屋(1台)からサイトバンカ建屋
  ・プロセス主建屋(1台)から焼却工作建屋
  ・焼却工作建屋(2台)からプロセス主建屋
   ※通常は、プロセス主建屋、高温焼却炉建屋に移送を行い、
    原子炉注水のための水処理設備による処理を行っております。

このため、
4月13日午後5時2分から午後5時22分にかけて、仮設ポンプ4台を停止し、滞留水の移送を停止しました。
また、仮設ポンプ停止前後に各移送ラインを確認し、漏えい等の異常がないことを確認しております。

現場状況を確認したところ、焼却工作建屋地下1階の全域
(焼却建屋:約23m×約40m×深さ約20cm、工作建屋:約19m×約57m×深さ約5cm)に
滞留水が広がっていることを確認しました。

焼却工作建屋については、通常時において滞留水を貯留していないことから、
プロセス主建屋内の滞留水が焼却工作建屋内(管理区域内)に流入したことにより、
建屋床面に汚染した水が広がったものと判断しました。

プロセス主建屋内の滞留水については、4月8日の分析結果から以下の通りです。
 ・セシウム134:1.0×10^7 Bq/L  
 ・セシウム137:2.7×10^7 Bq/L  

本件については、汚染水の分析結果と広がり範囲から、
4月13日午後10時15分に核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律第62条の3に基づき制定された、
東京電力株式会社福島第一原子力発電所原子炉施設の保安及び特定核燃料物質の防護に関する規則第18条第12号
「発電用原子炉施設の故障その他の不測の事態が生じたことにより、核燃料物質等(気体状のものを除く)が
管理区域内で漏えいしたとき。」に該当すると判断いたしました。

焼却工作建屋地下1階については、
建屋図面を確認したところ建屋外へ貫通している箇所はないこと、
及び焼却工作建屋周辺にあるサブドレン水の分析結果に有意な変化は見られていないことから、
現時点で焼却工作建屋から外への漏えいはないものと判断しております。

なお、焼却工作建屋地下1階に溜まった滞留水については、広がり範囲(深さ)に変化がないことを継続監視し、
建屋外への漏えいがないことを確認してまいります。
以 上



2014年4月14日 3時49分



福島第一原子力発電所 集中廃棄物処理施設焼却工作建屋への意図しない滞留水の移送について(続報)
平成26年4月14日 東京電力株式会社

焼却工作建屋への意図しない滞留水の移送についての続報です。
焼却工作建屋地下1階の漏えい範囲(深さ)が、以下のとおり前回確認時より変化がないことを確認しました。

・焼却建屋:深さ約20cm(変化なし)
 確認時間4月14日 午前2時35分(前回確認時間4月13日 午後8時30分)
・工作建屋:深さ約 5cm(変化なし)
 確認時間4月14日 午前2時50分(前回確認時間4月13日 午後9時20分)

焼却工作建屋地下1階に流入した滞留水については、
準備が整い次第、プロセス主建屋へ移送する予定でおりますが、
移送前の準備として、4月14日午前3時、移送ラインに漏えい等の異常がないことを再度確認しました。

なお、焼却工作建屋からプロセス主建屋への移送については、移送を開始した段階でお知らせ致します。
以 上


ーーーー


セシウム濃度は
 ・セシウム134:1.0×10^7 Bq/L  =10、000、000(1000万ベクレル/リットル)
 ・セシウム137:2.7×10^7 Bq/L  =27,000、000(2700万ベクレル/リットル)

※(。◔‸◔。)??計算合っていますか?10の7乗
NHKでは「1リットル当たり数百万ベクレルの高濃度の放射性セシウム」と言っていますが、
10の7乗で、1にゼロを7個つけると、1000万になって、桁が一つ違ってしまうので…悩みました。
で、検索してみたら10,000,000で合っているようで・・
2014041416.jpg
だから「1リットル当たり数千万ベクレルの高濃度の放射性セシウム」の方が正しいかも?




誤送された汚染水の量はどれだけ?(焼却工作建屋の場合)
焼却建屋:約23m×約40m×深さ約20cm=184㎥
工作建屋:約19m×約57m×深さ約5cm=54.15㎥
合計=238.15㎥=238.15トン(NHKが言っている240トンは正しい)

水の場合
1立方センチメートルが1g
10立方メートル(=10000000立方センチメートル)=10000000g
10立方メートル=10トン



セシウム合計3700万ベクレル/リットルが240トンという事は、全部でどれだけだろう?
動かないポンプが動いていた事によって、しなくても良かったはずの被ばく作業が増えてしまった。
大丈夫なんだろうか??



ー焼却工作建屋ってどこにあるの?ー
焼却工作建屋は2月にケーブルを切断した事故現場のすぐ近くだった!

<福島第一原発4号機>4号機の使用済み燃料プールの電源盤­で警報!燃料取り出し作業一時中断



建屋止水対策工事中の電源ケーブル切断について
平成26年2月25日(火)
1~4号機高温焼却炉建屋他止水対策工事において、
地盤改良に伴うボーリング掘削中に、現地盤から約-1m地点のエフレックス管内のケーブルを切断させ、
4号機使用済燃料プールの二次系冷却が停止した。
(ケーブル切断の事故現場の図面↓)
2014041414.jpg

(上記の図面から、建屋の名前の文字が見えにくかったので汚染水が誤送された建屋を赤四角で囲んでみました)
2014041415.jpg


今日の東京電力記者会見で詳しい説明がある事と思います。



2014年4月13日はこの他にもいろいろありました。

<福島第1原発>最大1トン汚染水漏れ 小型のプラスチック製タンク4/13

<福島第一原発>震度4





ーー追記ーー
2014年4月14日 東京電力記者会見資料
福島第一原子力発電所集中廃棄物処理施設 焼却工作建屋への滞留水の誤った移送について

2014041517.jpg
2014041518.jpg
2014041519.jpg



続きを読む

テーマ : 福島第一原発
ジャンル : 政治・経済

<福島第一原発>震度4



2014041245.jpg

平成26年4月13日地震情報(福島第一・福島第二原子力発電所関連)
平成26年4月13日 東京電力株式会社

 本日(4月13日)午後6時16分頃、福島県沖を震源とする地震(M4.9)が発生しました。
 (楢葉町:震度4、富岡町:震度3、大熊町:震度2)

 福島第一原子力発電所については、現在のところ、以下の設備については異常はありません。
 ・1~6号機主要パラメータ:異常なし
 ・原子炉注水設備(1~3号機):異常なし
 ・原子炉停止時冷却系設備(5,6号機):異常なし
 ・使用済燃料プール冷却設備(1~6号機):異常なし
 ・共用プール冷却浄化系:異常なし
 ・窒素ガス封入設備(1~3号機):異常なし
 ・格納容器ガス管理システム(1~3号機):異常なし
 ・水処理設備(多核種除去設備含む):異常なし
 ・滞留水移送設備:異常なし
 ・電源設備:異常なし
 ・モニタリングポスト:異常なし

 福島第二原子力発電所については、現在のところ、異常はありません。
 現在、パトロールを実施中です。
 両発電所ともに、けが人の発生は確認されていません。
 なお、福島第一原子力発電所および福島第二原子力発電所において観測された地震計の最大数値は以下のとおりです。
 ・福島第一原子力発電所 水平:4.1ガル(6号機)
             垂直:4.4ガル(6号機)
 ・福島第二原子力発電所 水平:30ガル(1号機)
             垂直:25ガル(1号機)
以 上




18時16分に福島が揺れて、その4時間後22時15分ソロモン諸島が揺れた。


南太平洋でM7を超える地震 ソロモン諸島付近
NHK 4月13日 22時15分
2014041246.jpg

ハワイにある太平洋津波警報センターから気象庁に入った連絡によりますと、
日本時間の13日午後9時36分ごろ、
南太平洋のソロモン諸島付近を震源とするマグニチュード7.7の大きな地震がありました。
この地震で気象庁は日本への津波の影響があるかどうか調べています。
また、気象庁は震源の近くでは津波が発生しているおそれがあるとして、
沿岸の各国に「北西太平洋津波情報」を発表しました。

「大変、大きな揺れだった」

ソロモン諸島の首都、ホニアラにある日本大使館の尾台智博1等書記官は
「大変、大きな揺れだった。在留邦人の無事を確認するため緊急連絡を始める」と話していました。




チリの大地震と日本の原子力発電所
日本時間2014年4月2日午前8時46分チリ沖でM8.2
2014040211.jpg
震源地の位置





テーマ : 福島第一原発
ジャンル : 政治・経済

<福島第1原発>最大1トン汚染水漏れ 小型のプラスチック製タンク4/13

第1原発、最大1トン汚染水漏れ 小型のタンク
47News 2014年4月13日

東京電力は13日、福島第1原発のタンク群の脇に設置された小型のプラスチック製タンクで、
側面の穴から水が漏れているのを見回り中の協力企業作業員が見つけたと発表した。

タンクに残った水を東電が分析したところ、
ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり1400ベクレル検出されたが、
高濃度汚染水ではなかったという。
タンクの容量は約1立方メートルのため、東電は漏えい量を最大1トンと見込んでいる。

漏れた水は周辺の土に染みこんだとみられ、近くに排水溝がないことから東電は「海への流出はない」としている。
2014/04/13 20:44 【共同通信】






福島第一原子力発電所H5タンクエリア脇に設置したプラスチックタンクからの水漏れについて(続報)

平成26年4月13日
東京電力株式会社

H5タンクエリア脇に設置したプラスチックタンクからの水漏れについての続報です。

 プラスチックタンク内の水の分析結果(4月13日採取)は以下のとおりです。
  ・セシウム134   : 440 Bq/L
  ・セシウム137   :1200 Bq/L
  ・全ベータ    :1400 Bq/L
  ・ストロンチウム90: 11 Bq/L *簡易測定結果

プラスチックタンク容量は約1m3であることから、最大の漏えい量は1m3と推定しています。

漏えい水は、当該タンク周囲(約15m×約3mにおける1/4程度の範囲)に留まっており、
周囲に側溝が無いことから海への流出は無いものと考えております。

また、発見時刻は午前8時40分頃でした。

引き続き、漏えい状況および原因等を調査しております。

※福島第一原子力発電所構内タンクエリア図につきましては、平成26年4月4日に公表した資料をご確認ください。
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/handouts/2014/images/handouts_140404_05-j.pdf
2014041244.jpg



2014年4月14日 東京電力
福島第一原子力発電所 H5タンクエリア脇プラスチックタンクからの水漏れについて

2014041512.jpg
2014041513.jpg
2014041514.jpg
2014041515.jpg
↑ホースの上に乗っかってる?

2014041516.jpg




プラスチック製タンクに穴が開いた原因
2014年4月16日
福島第一原子力発電所H5タンクエリア脇に設置したプラスチックタンクからの水漏れについて

プラスチックタンクからの漏えいの再現テストについて
プラスチックタンクの損傷を再現できないかを確認するため,建設重機(バックホー)による再現テストを実施した。
その結果,キャタピラ部をプラスチックタンクの側面に接触させると,
漏えいが確認されたときと同様な穴が開くことが確認された。

2014041712.jpg



今後の対応について

タンクエリアにある漏えいしたタンクの類似タンク53基(当該タンク除く)について、使用しないものは速やかに撤去し、今後も設置続けるものに対しては、内容水、管理者を明確にし、現場に仮置き表示を取り付けることとする。
また、通路脇のプラスチックタンクについては、A型バリケード、カラーコーンなどで注意喚起を行うこととする。
(4月末目途)

また発電所屋外全域について、雨水を含む汚染水、発電機・燃料缶・エンジン付き投光器など危険物を内包する容器について、屋外の現場に仮置きする場合は、仮置き表示を取り付け、通路脇ではA型バリケード、カラーコーンをつけるなど注意喚起を行うようにする。(5月末目途)



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嬉しい♪
✿記事の転記について✿
2023052642.jpg
コメントありがとう♪
コメントありがとうございます。    お返事はなかな書けませんが、    とても励まされて勇気を頂いています。 感謝でーす(๑♥‿♥๑)ノ いろいろとコメントをいただいていますが、 たとえば私のブログよりも長いコメントや、直接ブログの内容と関係が無いもの、 何回読んでも私が意味を理解できないものは 公表しない場合がありますのでご了承ください。 きーこは、あんまり頭がよくないので、 難しい事柄をたくさん並べられるとこんがらかって分からない時がたびたびあります。 意味が分からないまま公表していた時もありましたが、これからは承認しない時があっても許して下さい。d(◕‿-。) ネ❤ 私は読ませていただいていますので… 私にも理解できる様に書いていただけると嬉しいですw
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